JP5354208B2 - デフォルト値設定システム及びデフォルト値設定方法 - Google Patents
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Description
このような構成によるデフォルト値設定システムは次のように動作する。
設定履歴保持部1000は、ある利用者が今まで入力した値、入力順などを入力欄ごとに記憶する。デフォルト値決定部1001は、設定履歴保持部1000に記憶された履歴に基づき、ある入力欄に対するデフォルト値として、前回に入力された値(前回入力値)、最も多く入力された値(最頻入力値)、システムであらかじめ設定された値など妥当なものを決定する。表示入力部1002は、決定されたデフォルト値を表示し、設定履歴登録部1003は、実際に利用者が入力した値を設定履歴保持部1000へ登録する。
このように、特許文献1に記載されたデフォルト値設定システムでは、利用者ごとの入力履歴に基づいて、デフォルト値を設定するようにしている。
第1の問題点は、利用者が初めて利用するアプリケーションやサービスの入力欄に値を入力しようとする際、前回入力値や最頻入力値をデフォルト値として提供できないということである。
その理由は、前回入力値や最頻入力値をデフォルト値として利用するには、利用者がそのアプリケーションやサービスを2回目以降に利用する時にしか適用できないためである。
第2の問題点は、利用者があるアプリケーションやサービスの入力欄に値を入力することが、高々1回しかない場合、その履歴を活用することができない点である。
その理由は、入力履歴が入力欄ごとに集められ、ある入力欄に関するデフォルト値は、その入力欄の入力履歴に基づいて行われるためである。また、利用者ごとの使用履歴に基づいて、デフォルト値が決定されているためである。
第3の問題点は、同じ値を入力するにもかかわらず、異なるアプリケーションやサービスの間で共有することが困難もしくは限られていることである。
その理由は、多くのデフォルト値の管理が、アプリケーションやサービスごとに閉じているためである。また、すべてのアプリケーションやサービスにわたって入力される値の種類を一意に特定する語彙や手段、方法がない、もしくは、普及が限られているからである。
本発明の目的は、上述した第1の問題点を解決することにあり、利用者が初回に利用する際でも、妥当なデフォルト値を設定できるデフォルト値設定システム、デフォルト値設定方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、上述した第2の問題点を解決することにあり、使用履歴が高々1回しかない場合でも、その経験を利用者および複数の利用者の間で活用できるデフォルト値設定システム、デフォルト値設定方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上述した第3の問題点を解決することにあり、複数の利用者が利用していく過程で、妥当と思われるデフォルト値を導出できるデフォルト値設定システム、デフォルト値設定方法を提供することにある。
本発明のより他の目的は、複数の利用者が利用していく過程で、各アプリケーションやサービスの入力欄がどのような関係性があるかを整備することができるデフォルト値設定システム、デフォルト値設定方法を提供することにある。
本発明はまた、上記目的に適合したクライアント端末、サーバを提供しようとするものである。
本発明の第1の態様によればデフォルト値設定システムが提供される。デフォルト値設定システムは、利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析部と、特定された入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けて記憶する分類記憶部と、前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶部より検索する分類検索部と、入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けて記憶する入力値記憶部と、前記入力項目解析部で特定された入力項目識別子に基づいて、前記分類検索部を用いて入力項目分類を取得し、前記入力値記憶部から前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定部とを含む。
なお、前記入力項目解析部と、前記入力値記憶部と、前記デフォルト値設定部はクライアント端末を構成し、前記分類記憶部と、前記分類検索部は、複数の前記クライアント端末とネットワークを介して接続可能なサーバを構成することが望ましい。この場合、前記分類記憶部は前記複数のクライアント端末で共用される。
このような構成を採用し、複数のクライアント端末、すなわち利用者から入力項目の関係性を収集することでそこから入力項目の分類を整備し、各利用者において、入力項目の分類から入力値を索引し、その入力項目のデフォルト値として設定することができる。
本発明の第2の態様によれば、デフォルト値設定方法が提供される。デフォルト値設定方法は、利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析処理と、特定された入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けてテーブルとして記憶する分類記憶処理と、前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶処理で記憶されたテーブルに対して検索する検索処理と、入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けてテーブルとして記憶する入力値記憶処理と、前記入力項目解析処理で特定された入力項目識別子に基づいて、前記検索処理により入力項目分類を取得し、前記入力値記憶処理で記憶されたテーブルから前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定処理とを含む。
本発明の第3の態様によれば、クライアント端末が提供される。クライアント端末は、入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けて記憶する分類記憶部を備えたサーバとネットワークを介して接続可能であり、利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析部と、入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けて記憶する入力値記憶部と、前記入力項目解析部で特定された入力項目識別子に基づいて、前記サーバの分類記憶部から入力項目分類を取得し、前記入力値記憶部から前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定部とを含む。
本発明の第4の態様によれば、サーバが提供される。サーバは、入力項目識別子と入力項目分類を関連付けて記憶する分類記憶部と、前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶部より検索する分類検索部と、前記分類記憶部に記憶された入力項目識別子と入力項目分類を分析し、複数の入力項目分類をひとつの入力項目分類に集約したり、逆に、ひとつの入力項目分類を複数の入力項目分類に分割したりすることで、定期的又はあらかじめ決められたタイミングにて、入力項目識別子と入力項目分類の関連付けの整備をする分類整備部とを備えることを特徴とする。本サーバは特に、上記のクライアント端末とネットワークを介して接続可能にして適用されるのに適している。
本発明の第5の態様によれば、入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けて記憶する分類記憶部を備えたサーバとネットワークを介して接続可能なクライアント端末に備えられたコンピュータに、利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析処理と、入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けてテーブルとして記憶する入力値記憶処理と、前記特定された入力項目識別子に基づいて、前記サーバの分類記憶部から入力項目分類を取得し、前記入力値記憶処理で記憶されたテーブルから前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定処理とを実行させるためのプログラムが提供される。
本発明の第6の態様によれば、上記のクライアント端末とネットワークを介して接続可能なサーバに備えられたコンピュータに、入力項目識別子と入力項目分類を関連付けてテーブルとして記憶する分類記憶処理と、前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶処理で記憶されたテーブルに対して検索する検索処理と、前記分類記憶処理で記憶された入力項目識別子と入力項目分類を分析し、複数の入力項目分類をひとつの入力項目分類に集約したり、逆に、ひとつの入力項目分類を複数の入力項目分類に分割したりすることで、定期的又はあらかじめ決められたタイミングにて、入力項目識別子と入力項目分類の関連付けの整備をする分類整備処理とを実行させるためのプログラムが提供される。
上記各態様によれば、利用者が初回に利用する際でも、妥当なデフォルト値を設定することができる。
図2は、本発明の実施形態の動作を説明するためのフローチャート図である。
図3は、本発明の実施例の動作の具体例を説明するための図である。
図4は、図1に示された分類記憶部に格納されるテーブルの具体例を説明するための図である。
図5は、図1に示された入力値記憶部に格納されるテーブルの具体例を説明するための図である。
図6は、図5の例とは別の例として、ユーザIDを別テーブルに一箇所で保持する例を示した図である。
図7は、本発明によるデフォルト値設定システムのより具体的な構成例を示すブロック図である。
図8は、図1に示された分類記憶部に格納されるテーブルの別の例を説明するための図である。
図9は、図1に示された入力値記憶部に格納されるテーブルの別の例を説明するための図である。
図10は、図1に示された分類整備部で実現される入力項目分類の集約動作を説明するための図である。
図11は、図1に示された分類記憶部に用意される逆引きリストの例を示した図である。
図12は、入力項目識別子をMD5で符号化した例を示した図である。
図13は、符号化された入力項目識別子を格納した分類記憶部の一例を示した図である。
図14は、本発明の関連技術について説明するためブロック図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態にかかるデフォルト値設定システムは、プログラム制御により動作するコンピュータ(中央処理装置、プロセッサ、あるいはデータ処理装置)100を備える。コンピュータ100は、プログラムを格納するための内部あるいは外部記憶装置(図示せず)のほか、入力項目解析部101と、入力値記憶部102と、デフォルト値設定部103と、分類記憶部104と、分類検索部105と、入力項目関係性登録部106と、分類整備部107と、分類登録部108を含む。利用対象となるアプリケーション/サービス110は、テキストボックスなどの入力欄を持ったアプリケーションやサービスであり、例えばWindows(登録商標)のExcel(登録商標)やブラウザに表示される、入力欄のあるページなどがある。
上記の各部はそれぞれ概略、次のように動作する。
入力項目解析部101は、利用対象となるアプリケーション/サービス110から入力項目を抽出し、それぞれの入力項目に対して一意に識別することができる入力項目識別子を特定する。この特定はあらかじめ決められたルールに従って行なわれる。
入力値記憶部102は、入力項目の分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値の履歴を保持する。
デフォルト値設定部103は、利用対象となるアプリケーション/サービス110の入力項目にデフォルト値を設定する。
分類記憶部104は、入力項目識別子を入力項目分類に関連付けて保持する。これは、複数の利用者の間で共有される。
分類検索部105は、入力項目識別子から、それに関連付けられた入力項目分類を、分類記憶部104より検索する。
入力項目関係性登録部106は、アプリケーション/サービス110においてある入力項目における入力が確定されると、入力項目解析部101において特定された、その入力項目の入力項目識別子を入力項目分類と関連付けて、分類登録部108に登録要求を出す。
分類整備部107は、分類記憶部104の内容を解析し、入力項目分類を集約したり、分割したりする。
分類登録部108は、分類記憶部104に入力項目識別子と入力項目分類を関連付けて登録する。
なお、図1は上記各構成要素が一体のデフォルト値設定システムとして見た場合の全体構成を示すが、分類記憶部104を複数の利用者で共有するための構成例として図7に示すような例がある。つまり、デフォルト値設定システムは、利用者ごとに備えられるクライアント端末(1台のみ図示)200と、ネットワーク等を介して複数のクライアント端末に接続可能なサーバ250とに分けられる。この場合、クライアント端末200は、図1で説明した入力項目解析部101、入力値記憶部102、デフォルト値設定部103、入力項目関係性登録部106から成り、サーバ250は、図1で説明した分類記憶部104、分類検索部105、分類整備部107、分類登録部108から成る。クライアント端末200、サーバ250のいずれもコンピュータで実現することができる。
次に、図7及び図2のフローチャートを参照して、プログラム制御による本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。勿論、以下の動作は図1の構成の場合にも適用され得る。
クライアント端末200は、動作の実行に際し、内部あるいは外部記憶装置に格納されている制御用のプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基づいて以下の動作を実行する。
まず、入力項目解析部101は、利用対象のアプリケーション/サービス110における入力項目を抽出し、それぞれの入力項目に対して一意に識別可能な入力項目識別子を特定し、デフォルト値設定部103に送る(ステップA1)。
デフォルト値設定部103は、特定された入力項目識別子を受けると、ネットワーク等の通信路経由で分類検索部105を通して分類記憶部104から、各入力項目識別子に関連付けられている入力項目分類を取得する(ステップA2)。デフォルト値設定部103は、次に、入力値記憶部102より、取得した前記入力項目分類に関連付けられている入力値を取得する(ステップA3)。次に、デフォルト値設定部103は、取得した前記入力値をデフォルト値としてアプリケーション/サービス110の入力項目に設定する(ステップA4)。
次に、入力項目関係性登録部106は、利用者が利用対象のアプリケーション/サービス110において最終的に入力項目の入力値とした値を受け、この値と同じ値を入力したことのある入力項目分類が、入力値記憶部102に存在するか検索する(ステップA5)。入力項目への入力値が最終的な値であるかどうかは、アプリケーション/サービス110への決定ボタン(キーボードのエンターキー等)の押下で判定される。
入力項目関係性登録部106は、ステップA5において、もし、前記入力項目分類が入力値記憶部102に存在するなら、その入力項目が当該入力項目分類と関連性があるとみなし、入力項目解析部101で前記入力項目に対して特定された入力項目識別子を当該入力項目分類に関連付けたうえで、ネットワーク等の通信路経由で分類登録部108を通して分類記憶部104に登録する(ステップA6−1)。
ステップA5において、もし、今までに入力されたことがない値、つまり入力値と同じ値に関連付けられた入力項目分類が入力値記憶部102に存在しない場合、入力項目関係性登録部106は、新たな入力項目分類を生成し、入力値記憶部102には、前記新しい入力項目分類とその入力値を関連付けて保持する一方、分類登録部108を通じて、分類記憶部104には前記入力項目に対して特定された入力項目識別子と前記新しい入力項目分類とを関連付けて登録する(ステップA6−2)。分類記憶部104は複数のクライアント端末で共用されるので、ステップA6−1、A6−2による分類記憶部104への登録は、複数のクライアント端末から行なわれる。
分類整備部107は、例えば定期的に動作し、分類記憶部104に保持された内容を解析する。このとき、いくつかの入力項目分類が所定の件数・割合以上同一の入力項目識別子と関連付けられていた場合、これらの入力項目分類は同一の入力項目分類としてみなして集約する。逆に、いくつかの入力項目識別子が同一の入力項目分類として集約されていたが、分類整備部107にデータが蓄積されるにつれ、予定の件数・割合以上で別の入力項目分類として入力項目識別子が関連付けられるようになった場合、これらの入力項目識別子は別の入力項目分類として分割する。
なお、分類整備部107による解析は不定期でもよく、この場合、解析のタイミングはサーバの管理者が指定したり、分類整備部107に所定の件数のデータが蓄積されるごとに実行されたりしてよい。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によるデフォルト値設定システムは、入力値記憶部102に各利用者(クライアント)に特化された入力項目分類と入力値とを関連付けたものの履歴が保持される一方、分類記憶部104は複数の利用者から集めた入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けたものを保持して共有できるように構成されている。これにより、ある利用者があるアプリケーション/サービスを初めて利用する際でも、他の利用者たちの入力結果により導出された入力項目間の関連性と、その利用者が他のアプリケーション/サービスを利用することで得られた入力項目分類に対する入力値の履歴を組み合わせることで、妥当なデフォルト値を設定することができる。
また、本実施形態によるデフォルト値設定システムにおいては、入力値記憶部102と入力項目関係性登録部106により、ある利用者がどの入力項目とどの入力項目に同じ値を入力したかが抽出され、かつ、分類記憶部104と分類整備部107により複数の利用者から集められた入力項目の同値性が集約され、共有されるように構成されている。これにより、ある利用者がある入力項目に高々1回しか値を入力する必要がなかった場合、従来技術では、その経験が利用されなかった。これに対し、本実施形態では、その入力項目がどんな入力項目分類となるかを導出する際に利用されるため、他の利用者がその入力項目を入力する際、妥当なデフォルト値を設定することに寄与することができる。
また、入力値記憶部102は利用者ごとの管理に用いられ、分類記憶部104は複数の利用者間で共有できるように構成されているので、利用者のプライバシ情報を含んでいるかもしれない入力値は共有されず、アプリケーション/サービス110の入力項目の関連性の構造だけが複数の利用者間で共有される。この結果、利用者が入力値を共有しなくても、本デフォルト値設定システムが妥当なデフォルト値を設定することができる。
また、分類整備部107により、入力項目識別子を基に、入力項目分類を集約する構成となっているため、ある入力項目同士で直接的に関連性がなかったとしても、間接的に関連性がある場合、ひとつの入力項目分類へ集約することができる。
また、分類整備部107により、入力項目分類を基に、どの入力項目識別子同士が同じ分類に属するかを所定の数や割合以上あるかどうかを基に判別するように構成されている。このため、ある入力項目分類において、ある入力項目識別子同士で直接的に関連性があったとしても、これらの入力項目識別子が別々の入力項目分類に属しているデータが十分な数があるならば、これらの入力項目識別子は、別の入力項目分類に属しているとみなすことで、例外的な入力項目関係性をはじくように分割することができる。
図3に示すように、ある利用者が複数のアプリケーションやサービスを利用しており、それらのアプリケーションやサービスが受け取るパラメータのいくつかは同じ値を入力しているものとする。
入力項目解析部101は、利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目からそれらの入力項目識別子を一意に特定する。
例えば、GUI(Graphical User Interface)によるアプリケーションの場合であれば、ウィンドウのID(Identification Data)および入力フィールドのIDにより入力項目を一意に特定できる。
コマンドラインのアプリケーションの場合であれば、コマンド名と引数名もしくは引数位置(何番目か)により入力項目を一意に特定できる。
サービスの場合であれば、サービスが提供されているURL(Uniform Resource Locator)およびそのパラメータ名により入力項目を一意に特定できる。
一方、パラメータとして、XML(Extensible Markup Language)のような構造化されたデータ形式が用いられる場合は、X pathのような構造上のある箇所を指定するパス言語により、一意に特定できる。
また、HTML(Hyper Text Markup Language)のフォームの場合も、そのHTMLのURLとフォームのパラメータ名により入力項目を一意に特定できる。
以上のように、入力項目識別子は、アプリケーションやサービスを特定するIDもしくは所在を表すIDとそのパラメータの名前や場所を一意に特定するものの組み合わせによって構成する。
以上の例のほかに、利用者ごとに依存せず、一意に入力項目を指定できる方法であれば、どんな方法であってもよい。
[入力項目分類の採番方法](入力項目関係性登録部106)
入力項目の分類を示すIDを、ユーザIDとローカル分類IDの組として実現する。
ユーザIDは、UUID(Universal Unique ID)または十分大きな乱数で番号を振る。利用者ごとにグローバルにユニーク、もしくは、確率的に十分グローバルにユニークであることが言える採番方法であれば、他の方法でもよい。グローバルにユニークであれば、利用者ごとに特化したデフォルト値を提供することができるからである。
ローカル分類IDは、利用者ごとに一つの値についてユニークに採番すればよい。
例えば、入力値記憶部102に未知の入力値が登録されるときに、入力項目関係性登録部106は既存の分類と衝突しない分類を採番する。
[分類検索部105の実現方法]
分類登録部108は、図4に示すように、ユーザIDとローカル分類IDと入力項目識別子の3つ組を関連付けて分類記憶部104に記憶する。
デフォルト値設定部103は、分類検索部105に問い合わせる際、ユーザIDと入力項目識別子の組を引数として検索する。
分類検索部105は、分類記憶部104から、このユーザIDと入力項目識別子の組にマッチする3つ組を見つけ出し、見つけ出した3つ組の中のローカル分類IDをデフォルト値設定部103へ返す。
[デフォルト値設定部103の実現方法]
入力値記憶部102は、ローカル分類IDとデフォルト値(入力値)の組合せをテーブルとして記憶する。
図5に入力値記憶部102に記憶される情報の一例を示す。図5では、すべての行において同じ値のユーザIDが入るため、ユーザIDの列を図6のように別テーブルに一箇所で保持するようにしてもよい。
デフォルト値設定部103は、入力項目解析部101から入力項目識別子を取得し、ユーザIDと組にして、分類検索部105に問い合わせをし、分類記憶部104からローカル分類IDを取得する。
デフォルト値設定部103は、取得したローカル分類IDを引数として、入力値記憶部102に問い合わせ、このローカル分類IDとマッチするローカル分類IDと入力値の組合せを得て、その入力値をデフォルト値として入力項目識別子が表す、アプリケーション/サービス110における入力項目に設定する。
[分類記憶部104]
本実施例における分類記憶部104の実施例としては、入力項目分類と入力項目識別子の組に加えて、それらを登録した利用者の属するコミュニティやグループのIDがあってもよい。このような要素を加えることで、分類整備部107により入力項目分類の集約や分割をする際、コミュニティやグループのID毎に入力項目分類と入力項目識別子の組のデータセットに分けて集約、分割処理をすることで、特定のコミュニティやグループに特化した入力項目分類と入力項目識別子の組を導出することができる。
ここでは入力項目解析部101により特定された入力項目識別子として、「サービス1/name」が指定されたものとする。
第2の実施例における分類記憶部104の実施例としては、図8に示すように、入力項目の分類を示すIDと入力項目識別子の組合せを示すテーブルとして表現される。
第2の実施例における分類記憶部104の他の実施例としては、入力項目分類と入力項目識別子の組に加えて、その組が登録された件数や、その組が成立しなかった件数があってよい。このような要素を加えることで、分類整備部107により入力項目分類の集約や分割をする際、ある入力項目分類と入力項目識別子の組がある一定の登録件数を越えているなら、それらの組は有効、または、ある入力項目分類と入力項目識別子の組がある一定以上の不成立件数あればそれらの組は無効、あるいは、ある入力項目分類と入力項目識別子の組における登録件数に対して不成立件数の比率がある一定の閾値以下であればそれらの組は有効といった判定に使うことができる。
また、第1の実施例で説明したように、分類記憶部104の他の実施例としては、入力項目分類と入力項目識別子の組に加えて、それらを登録した利用者の属するコミュニティやグループのIDがあってもよい。このような要素を加えることで、分類整備部107により入力項目分類の集約や分割をする際、コミュニティやグループのID毎に入力項目分類と入力項目識別子の組のデータセットに分けて集約、分割処理をすることで、特定のコミュニティやグループに特化した入力項目分類と入力項目識別子の組を導出することができる。
分類検索部105は、上記入力項目識別子と組を作っている入力項目分類を分類記憶部104より見つけ出す。この際、複数の分類が見つかった場合、それらすべてをデフォルト値設定部103へ返してもよいし、分類記憶部104に付加された前記その他のデータに基づいて、絞り込んでもよい。第2の実施例では、図8における入力項目識別子「サービス1/name」に対して、入力項目分類として、「c0」がデフォルト値設定部103へ返されたとする。
入力値記憶部102の実施例としては、図9に示すように、入力項目分類を示すIDと入力値の組合せを示すテーブルとして表現される。入力値記憶部102の他の実施例としては、入力項目分類を示すIDと入力値の組に加えて、入力実績回数や最終入力時刻があってもよい。
例えば、入力項目分類を示すIDと入力値の組に入力実績回数を加えた場合、ある入力項目分類が選択されるごとに入力値記憶部102における対応箇所の入力実績回数を1つ増加させる。そして、分類検索部105により、複数の入力項目分類が返された場合、入力値記憶部102を参照したデフォルト値設定部103は、入力実績回数が最も多いものをデフォルト値にする、または、多い順にデフォルト値の候補を並べる、あるいは、ある一定回数以上のものだけをデフォルト値の候補として提示することが可能となる。
一方、入力項目分類を示すIDと入力値の組に最終入力時刻を加えた場合、ある入力項目分類が選択されたときに、その入力項目分類の最終入力時刻をその時刻のものに更新する。そして、分類検索部105により、複数の入力項目分類が返された場合、入力値記憶部102を参照したデフォルト値設定部103は、最も新しい最終入力時刻を持つものをデフォルト値にする、または、新しい順にデフォルト値の候補を並べる、あるいは、例えば過去10日以内などある一定の期間内にある最終入力時刻をもつ入力項目分類をデフォルト値の候補として提示することが可能となる。
勿論、入力実績回数、最終入力時刻等は、同時に加えられてもよく、この場合、例えば、最近で、かつ、最も多く選択された入力項目分類をデフォルト値の候補として提示することが可能となる。
第2の実施例では、分類検索部105での検索の結果、入力項目分類「c0」が返ってきたため、デフォルト値設定部103は入力値記憶部102から入力項目分類「c0」に関連付けられた入力値「xxx」(図9参照)を取り出す。このようにして、デフォルト値設定部103は、取り出した入力値「xxx」を入力項目「サービス1/name」のデフォルト値として決定し、アプリケーション/サービス110へ与える。
入力項目関係性登録部106は、入力項目「サービス1/name」に対して、利用者により実際には、入力値「yyy」と別の入力項目分類「c2」と同じ入力値が入力されると、その入力項目分類「c2」と入力項目「サービス1/name」は関連性があるものとして、入力項目分類「c2」と入力項目「サービス1/name」とを関連付けて分類記憶部104に登録する。
また、分類記憶部104に登録されていない入力項目分類や、入力値記憶部102に登録されていない入力値があれば、入力項目関係性登録部106は、新しい入力項目分類「cX」を生成し、新たな入力項目分類「cX」と「サービス1/name」とを関連付けて分類登録部108を通して分類記憶部104に登録するとともに、入力値記憶部102に入力項目分類「cX」と実際に入力された値とを関連付けて登録する。
この際、入力項目分類を示すIDは、入力項目関係性登録部106で一意に生成してもよいし、利用者ごとに衝突が起きないくらい十分大きな空間からの乱数によって生成してもよい。例えば、図8に示すように分類記憶部104に入力項目分類と入力項目識別子の組が登録されていたとする。このとき、入力項目分類「c3」と「c4」は、入力項目「サービス3/param1」や「サービス4/param2」それぞれと関連付けられていることから、分類整備部107は、入力項目分類「c3」と「c4」とは同じ入力項目分類であるとみなし、入力項目分類「c5」として集約する(図10参照)。つまり、ある入力項目識別子に関連付けられている入力項目分類の集合が、他の入力項目識別子に関連付けられている入力項目分類の集合と重なるものが一定以上ある場合は、その積集合に属する入力項目分類は同一のものとみなす。集約の方法は、この方法に限らず、何らかの妥当性を持って、同一の入力項目分類とみなすことができる方法であれば何でもよい。
このように入力項目分類を集約した後は、各利用者の入力値記憶部102に、入力項目分類IDの変更を通知したり、もしくは、別名リストを管理することで、入力項目分類検索時に、別名の入力項目分類IDも合わせて配ったりすることで、集約されたことが反映できるようにする。
また、分類記憶部104は、複数の利用者の間で共有される必要がある。共有方法としては、図7で説明したように、クライアントサーバ型の構成にし、少なくとも分類記憶部104と分類検索部105と分類整備部107とを備えたものをサーバ250とし、利用者(クライアント端末200)からアクセスできるようにする方法がある。また、P2P(Peer to Peer)システムのように分類記憶部104を利用者間で配布することで共有させてもよい。また、NFS(Network File System)などの共有ディスクを用いて共有してもよい。
ところで、図8から図10のように、分類整備部107により、入力項目分類「c3」と「c4」が入力項目分類c5として集約されたとき、各利用者に通知する必要がある。例えば、ある利用者が入力項目分類「c3」を持っており、分類検索部105が入力項目分類「c5」を返したとき、それが、入力項目分類「c3」に紐付けられた値であってもよいことを知らせておくことが必要である。
第2の実施例では、利用者毎に構造化せずに入力項目分類IDを採番したため、入力項目分類「c3」、「c4」を入力項目分類「c5」へリネームするように通知したり、分類検索部105が入力項目分類「c5」の代わりに入力項目分類「c3」、「c4」のリストを通知したりする必要がある。このため、大量の通信が発生する可能性がある。
これに対し、第1の実施例では、図4で説明したように、入力項目分類をユーザIDとローカル分類IDの組合せで表現している。この結果、あるユーザIDを利用者から分類検索部105へ、入力項目識別子に関連付けられた入力項目分類を返す際、そのユーザIDをもつ入力項目分類だけを利用者に返すようにする。このようにすれば、すべての入力項目分類を返さなくて済むため通信量を抑えることができる。
分類整備部107により入力項目分類IDを集約する際、図11に示すように、入力項目識別子をキーとし、その入力項目識別子に関連付けられた入力項目分類IDのリストを持つ逆引きリストをあわせて生成しておく。
このような逆引きリストを生成し分類記憶部104に格納しておくことで、分類検索部105で検索する際、入力項目分類IDをデフォルト値設定部103へ返却する処理を高速化することが可能である。
入力項目識別子として、入力項目を一意に特定できるように組み合わせたものを、さらにMD5(Message Digest 5)やSHA1(Secure Hash Algorithm 1)などにより符号化したものも追加する。
MD5やSHA1で入力項目識別子を符号化すると、符号化された入力項目識別子は元の入力項目識別子から計算して求めることができるが、符号化された入力項目識別子から元の入力項目識別子に復号することはできない。つまり、入力項目識別子の一意性を保ったまま、入力項目識別子がどんなアプリケーションやサービスの入力項目から作られたかを秘匿することが可能となる。この結果、利用者がどんなアプリケーションやサービスを利用したかを知らせることなく、分類記憶部104に蓄積し、分類整備部107により集約し、分類検索部105で検索することが可能である。
図12が、各入力項目識別子をMD5で符号化した例である。
図13は、符号化された入力項目識別子を格納した分類記憶部104の一例を示す。
(初期データセットの確保)
本発明によるデフォルト値設定システムは、利用者側で、ある程度、入力値記憶部102に入力履歴が蓄積されていることが好ましい。そこで、以下のような手段を備えることが好ましい。
1.本デフォルト値設定システムを利用するにあたり、よく入力されがちな値(名前、アドレスなど)をあらかじめユーザに入力させる初期データセット入力手段。
本デフォルト値設定システムが提供する入力欄の入力項目識別子を特定し、入力値記憶部102に入力値とその入力項目分類を登録し、分類記憶部104にその入力項目分類と入力項目識別子を登録する。
2.ブラウザのクッキーなど、既に利用実績があるサービスやアプリケーションに蓄積されている値を抽出し、読み込む手段。
すなわち、ブラウザのクッキー、アプリケーションのコンフィグレーションファイルなど、既に利用実績があるサービスやアプリケーションに蓄積されている値とその場所と入力項目識別子を特定し、入力値記憶部102に蓄積された値とその入力項目分類、分類記憶部104にその入力項目分類と入力項目識別子を登録する。
上記の各実施例によれば、以下の効果が得られる。
第1の効果は、初回利用時であっても、妥当性の高いデフォルト値を設定できることにある。
その理由は、複数の利用者の間で、どの入力項目に同じ値を入れたかの情報を共有することで、入力項目を分類できること、そして、各分類において各利用者がどんな値を入力したかの履歴を保持しているためである。
第2の効果は、高々1回の入力しかしないような場合であっても、その経験がその利用者や他の利用者たちに活用できることにある。
その理由は、入力項目の同値性を基に、入力項目間の関係性を登録するようになっているため、そのような入力項目に入力したことで、新たな入力項目の関係性が導出される可能性があり、その結果、その利用者およびその他の利用者たちが、別の入力項目に入力する際のデフォルト値設定に寄与するためである。
第3の効果は、アプリケーションやサービスの開発者が、妥当なデフォルト値の設定をする作業から解放されることである。
その理由は、当該開発者が、デフォルト値の選定や設定をそのアプリケーションやサービスに作りこまなくても、利用者のこれまでの入力履歴、および、複数の利用者の入力履歴から導出された入力項目間の関係性から、仮想的にアプリケーションやサービス間でデフォルト値を共有することができるためである。
第4の効果は、利用者がプライバシ情報など他の人に開示したくない情報を開示することなく、デフォルト値が設定できることにある。
その理由は、入力項目分類とその入力値は利用者内に閉じて管理し、入力項目間の関連性だけを複数の利用者の間で共有するためである。
本発明は、アプリケーションやサービスの利用者にとって妥当なデフォルト値を設定する用途に適用できる。本発明はまた、アプリケーションやサービスの入力項目の関連性に関するメタデータの自動付与といった用途にも適用できる。
以上、本発明を、複数の実施例を参照して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、請求項に記載された本発明の精神や範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2008年2月20日に出願された日本出願特願2008−039199を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
Claims (24)
- 利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析手段と、
特定された入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けて記憶する分類記憶手段と、
前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶手段より検索する分類検索手段と、
入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けて記憶する入力値記憶手段と、
前記入力項目解析手段で特定された入力項目識別子に基づいて、前記分類検索手段を用いて入力項目分類を取得し、前記入力値記憶手段から前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定手段と、
アプリケーションやサービスの入力項目で入力された入力値を受け、前記入力値記憶手段に対して検索を行って前記入力値と同じ値を入力された入力項目分類があれば関連性があるとみなし、前記特定された入力項目識別子を前記入力項目分類に関連付けて前記分類記憶手段に登録する入力項目関係性登録手段と、
を含むことを特徴とするデフォルト値設定システム。 - 更に、前記分類記憶手段に記憶された入力項目識別子と入力項目分類を分析し、複数の入力項目分類をひとつの入力項目分類に集約したり、逆に、ひとつの入力項目分類を複数の入力項目分類に分割したりすることで、定期的又はあらかじめ決められたタイミングにて、入力項目識別子と入力項目分類の関連付けの整備をする分類整備手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデフォルト値設定システム。
- 前記入力項目関係性登録手段は、前記入力値記憶手段に対して検索を行った結果前記入力値と同じ値を入力された入力項目分類が存在しない場合には、新たな入力項目分類を生成して前記入力値記憶手段には該新たな入力項目分類と前記入力値とを関連付けて登録し、前記分類記憶手段には前記入力値の入力項目に対して特定された入力項目識別子と前記新たな入力項目分類とを関連付けて登録することを特徴とする請求項1に記載のデフォルト値設定システム。
- 前記入力項目関係性登録手段は、前記入力項目分類を示すIDをユーザIDとローカル分類IDの組として設定すると共に該ユーザIDとローカル分類IDと前記入力項目識別子の3つを関連付けて前記分類記憶手段に登録し、
前記デフォルト値設定手段は、前記ユーザIDと前記入力項目識別子の組を引数として前記分類検索手段による検索を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデフォルト値設定システム。 - 前記入力値記憶手段は、前記ローカル分類IDと入力値の組合せを記憶し、
前記デフォルト値設定手段は、前記入力項目解析手段から特定された前記入力項目識別子を取得して前記分類検索手段による検索を行って前記分類記憶手段から前記ローカル分類IDを取得し、該取得したローカル分類IDを引数として前記入力値記憶手段から入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定することを特徴とする請求項4に記載のデフォルト値設定システム。 - 前記入力項目解析手段と、前記入力値記憶手段と、前記デフォルト値設定手段と、前記入力項目関係性登録手段はクライアント端末を構成し、
前記分類記憶手段と、前記分類検索手段と、前記分類整備手段は、複数の前記クライアント端末とネットワークを介して接続可能なサーバを構成し、
前記分類記憶手段は前記複数のクライアント端末で共用されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のデフォルト値設定システム。 - 利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析処理と、
特定された入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けてテーブルとして記憶する分類記憶処理と、
前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶処理で記憶されたテーブルに対して検索する検索処理と、
入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けてテーブルとして記憶する入力値記憶処理と、
前記入力項目解析処理で特定された入力項目識別子に基づいて、前記検索処理により入力項目分類を取得し、前記入力値記憶処理で記憶されたテーブルから前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定処理と、
アプリケーションやサービスの入力項目で入力された入力値を受け、前記入力値記憶処理で記憶されたテーブルに対して検索を行って前記入力値と同じ値を入力された入力項目分類があれば関連性があるとみなし、前記特定された入力項目識別子を前記入力項目分類に関連付けてテーブルとして登録する入力項目関係性登録処理と、
を含むことを特徴とするデフォルト値設定方法。 - 更に、前記分類記憶処理にて記憶された入力項目識別子と入力項目分類を分析し、複数の入力項目分類をひとつの入力項目分類に集約したり、逆に、ひとつの入力項目分類を複数の入力項目分類に分割したりすることで、定期的又はあらかじめ決められたタイミングにて、入力項目識別子と入力項目分類の関連付けの整備をする分類整備処理を含むことを特徴とする請求項7に記載のデフォルト値設定方法。
- 前記入力項目関係性登録処理においては、前記入力値記憶処理において記憶されたテーブルに対して検索を行った結果前記入力値と同じ値を入力された入力項目分類が存在しない場合には、新たな入力項目分類を生成して該新たな入力項目分類と前記入力値とを関連付けて前記入力値記憶処理によるテーブルに登録し、前記分類記憶処理において記憶されたテーブルには前記入力値の入力項目に対して特定された入力項目識別子と前記新たな入力項目分類とを関連付けて登録することを特徴とする請求項7に記載のデフォルト値設定方法。
- 前記入力項目関係性登録処理においては、前記入力項目分類を示すIDをユーザIDとローカル分類IDの組として設定すると共に該ユーザIDとローカル分類IDと前記入力項目識別子の3つを関連付けて前記分類記憶処理におけるテーブルに登録し、
前記デフォルト値設定処理においては、前記ユーザIDと前記入力項目識別子の組を引数として前記検索処理による検索を行うことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のデフォルト値設定方法。 - 前記入力値記憶処理においては、前記ローカル分類IDと入力値の組合せを記憶し、
前記デフォルト値設定処理においては、前記入力項目解析処理で特定された前記入力項目識別子を取得して前記分類検索処理による検索を行って前記分類記憶処理において記憶されたテーブルから前記ローカル分類IDを取得し、該取得したローカル分類IDを引数として前記入力値記憶処理で記憶されたテーブルから入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定することを特徴とする請求項10に記載のデフォルト値設定方法。 - 前記入力項目解析処理と、前記入力値記憶処理と、前記デフォルト値設定処理と、前記入力項目関係性登録処理をクライアント端末にて実行し、
前記分類記憶処理と、前記検索処理と、前記分類整備処理は、複数の前記クライアント端末とネットワークを介して接続可能なサーバにて実行し、
前記分類記憶処理にて記憶したテーブルを前記複数のクライアント端末で共用することを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載のデフォルト値設定方法。 - 入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けて記憶する分類記憶手段を備えたサーバとネットワークを介して接続可能なクライアント端末であって、
利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析手段と、
入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けて記憶する入力値記憶手段と、
前記入力項目解析手段で特定された入力項目識別子に基づいて、前記サーバの分類記憶手段から入力項目分類を取得し、前記入力値記憶手段から前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定手段と、
アプリケーションやサービスの入力項目で入力された入力値を受け、前記入力値記憶手段に対して検索を行って該入力値と同じ値を入力された入力項目分類があれば関連性があるとみなし、前記特定された入力項目識別子を前記入力項目分類に関連付けて前記サーバの前記分類記憶手段に登録する入力項目関係性登録手段と、
を含むことを特徴とするクライアント端末。 - 前記入力項目関係性登録手段は、前記入力値記憶手段に対して検索を行った結果前記入力値と同じ値を入力された入力項目分類が存在しない場合には、新たな入力項目分類を生成して前記入力値記憶手段には該新たな入力項目分類と前記入力値とを関連付けて登録し、前記サーバの前記分類記憶手段には前記入力値の入力項目に対して特定された入力項目識別子と前記新たな入力項目分類とを関連付けて登録することを特徴とする請求項13に記載のクライアント端末。
- 前記入力項目関係性登録手段は、前記入力項目分類を示すIDをユーザIDとローカル分類IDの組として設定すると共に該ユーザIDとローカル分類IDと前記入力項目識別子の3つを関連付けて前記サーバの前記分類記憶手段に登録し、
前記デフォルト値設定手段は、前記ユーザIDと前記入力項目識別子の組を引数として前記サーバの前記分類記憶手段に対する検索を行うことを特徴とする請求項13又は14に記載のクライアント端末。 - 前記入力値記憶手段は、前記ローカル分類IDと入力値の組合せを記憶し、
前記デフォルト値設定手段は、前記入力項目解析手段から特定された前記入力項目識別子を取得して前記サーバの前記分類記憶手段に検索を行って前記ローカル分類IDを取得し、該取得したローカル分類IDを引数として前記入力値記憶手段から入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定することを特徴とする請求項15に記載のクライアント端末。 - 前記入力値記憶手段に、入力されがちな入力値とその入力項目分類とをあらかじめ登録すると共に、前記分類記憶手段には、その入力項目分類と入力項目識別子とをあらかじめ登録する初期データセット入力手段を更に含むことを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載のクライアント端末。
- 前記入力値記憶手段は、前記入力項目分類と該入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値との組合せに加えて、入力実績回数、最終入力時刻の少なくとも一方を記憶し、
前記デフォルト値設定手段は、前記サーバの前記分類記憶手段から複数の入力項目分類が得られた場合、前記入力値記憶手段から前記入力実績回数、最終入力時刻の少なくとも一方に基づいて前記入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定することを特徴とする請求項13に記載のクライアント端末。 - 請求項13〜18のいずれか1項に記載のクライアント端末とネットワークを介して接続可能なサーバであって、
入力項目識別子と入力項目分類を関連付けて記憶する分類記憶手段と、
前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶手段より検索する分類検索手段と、
前記分類記憶手段に記憶された入力項目識別子と入力項目分類を分析し、複数の入力項目分類をひとつの入力項目分類に集約したり、逆に、ひとつの入力項目分類を複数の入力項目分類に分割したりすることで、定期的又はあらかじめ決められたタイミングにて、入力項目識別子と入力項目分類の関連付けの整備をする分類整備手段と、
を含むことを特徴とするサーバ。 - 前記分類記憶手段は、前記入力項目分類と前記入力項目識別子の組に加えて、その組が登録された件数、その組が成立しなかった件数の少なくとも一方を記憶し、前記分類整備手段により前記入力項目分類の集約や分割をする際、ある入力項目分類と入力項目識別子の組がある一定の登録件数を越えているなら、それらの組は有効、または、ある入力項目分類と入力項目識別子の組がある一定以上の不成立件数あればそれらの組は無効、あるいは、ある入力項目分類と入力項目識別子の組における登録件数に対して不成立件数の比率がある一定の閾値以下であればそれらの組は有効という判定を行うことを特徴とする請求項19に記載のサーバ。
- 前記分類記憶手段は、前記入力項目分類と前記入力項目識別子の組に加えて、それらを登録したユーザの属するコミュニティやグループのIDを記憶し、前記分類整備手段により前記入力項目分類の集約や分割をする際、前記コミュニティやグループのID毎に入力項目分類と入力項目識別子の組のデータセットに分けて集約、分割処理を行ない、特定のコミュニティやグループに特化した入力項目分類と入力項目識別子の組を導出することを特徴とする請求項19に記載のサーバ。
- 入力項目識別子と入力項目分類とを関連付けて記憶する分類記憶手段を備えたサーバとネットワークを介して接続可能なクライアント端末に備えられたコンピュータに、
利用対象のアプリケーションやサービスの入力項目から入力項目識別子を特定する入力項目解析処理と、
入力項目分類とその入力項目分類に属する入力項目に対して入力された入力値とを関連付けてテーブルとして記憶する入力値記憶処理と、
前記特定された入力項目識別子に基づいて、前記サーバの分類記憶手段から入力項目分類を取得し、前記入力値記憶処理で記憶されたテーブルから前記取得した入力項目分類に関連付けられた入力値を取り出し、アプリケーションやサービスの入力項目のデフォルト値として設定するデフォルト値設定処理と、
アプリケーションやサービスの入力項目で入力された入力値を受け、前記入力値記憶処理で記憶されたテーブルに対して検索を行って前記入力値と同じ値を入力された入力項目分類があれば関連性があるとみなし、前記特定された入力項目識別子を前記入力項目分類に関連付けてテーブルとして登録する入力項目関係性登録処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記入力項目関係性登録処理においては、前記入力値記憶処理において記憶されたテーブルに対して検索を行った結果前記入力値と同じ値を入力された入力項目分類が存在しない場合には、新たな入力項目分類を生成して該新たな入力項目分類と前記入力値とを関連付けて前記入力値記憶処理によるテーブルに登録させ、前記サーバの前記分類記憶手段には前記入力値の入力項目に対して特定された入力項目識別子と前記新たな入力項目分類とを関連付けて登録させることを特徴とする請求項22に記載のプログラム。
- 請求項13〜18のいずれか1項に記載のクライアント端末とネットワークを介して接続可能なサーバに備えられたコンピュータに、
入力項目識別子と入力項目分類を関連付けてテーブルとして記憶する分類記憶処理と、
前記入力項目識別子がどの入力項目分類に属するかを前記分類記憶処理で記憶されたテーブルに対して検索する検索処理と、
前記分類記憶処理で記憶された入力項目識別子と入力項目分類を分析し、複数の入力項目分類をひとつの入力項目分類に集約したり、逆に、ひとつの入力項目分類を複数の入力項目分類に分割したりすることで、定期的又はあらかじめ決められたタイミングにて、入力項目識別子と入力項目分類の関連付けの整備をする分類整備処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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