JP2003150969A - 対話式画像編集システム、対話式画像編集装置および対話式画像編集プログラム - Google Patents

対話式画像編集システム、対話式画像編集装置および対話式画像編集プログラム

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JP2003150969A
JP2003150969A JP2001350069A JP2001350069A JP2003150969A JP 2003150969 A JP2003150969 A JP 2003150969A JP 2001350069 A JP2001350069 A JP 2001350069A JP 2001350069 A JP2001350069 A JP 2001350069A JP 2003150969 A JP2003150969 A JP 2003150969A
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Katsuhiro Okubo
勝広 大久保
Nobuhiko Kitazumi
信彦 北隅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に、デザイン初心者が良好なデザインのペ
ージ画像を簡単に作成・編集できるようにすること。 【解決手段】 対話式画像編集装置1は、起動直後に所
定の操作があった場合のみレイアウトを作成または編集
する編集モードが選択されたと判断し、所定の操作がな
い場合にはレイアウトに基づいて対話的にページ画像を
作成する対話モードが選択されたと判断する。そして、
編集モードの場合、ユーザによる操作に応じてページ画
像内における文章枠や画像枠の配置位置、並びに各文章
枠や画像枠に対する拘束条件が決定され、そのレイアウ
トを表すレイアウトデータが生成される。一方、対話モ
ードの場合、レイアウトデータに基づいて、ユーザによ
る操作に応じてレイアウトにおける各文章枠や各画像枠
に入れる内容が確定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レイアウトに基づ
いてページ画像を作成するための対話式画像編集システ
ム、対話式画像編集装置および対話式画像編集プログラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】レイアウトに基づいてページ画像を作成
するための従来の対話式画像編集プログラムとしては、
例えば年賀状の作成を支援するプログラムなどがある。
なお、ページ画像とは、後で紙などの媒体に印刷される
1枚の画像や、表示画面上で表示される1枚の画像のこ
とをいい、ページ画像は、例えばJPEG(Joint
Photograghic Experts Grou
p)形式の1枚の画像データや、例えば画像データ、文
字データ、それらの配置などを記述したHTML(Hy
perText Markup Language)形
式のレイアウトデータなどといった画像表現データによ
り表現される。
【0003】年賀状の作成を支援するプログラムでは、
レイアウトがない状態から、ユーザの操作に応じて文章
や画像を入力・選択していくとともに、ユーザの操作に
応じてユーザ所望の位置へ配置していき、年賀状のペー
ジ画像を作成していく上級者向けの機能や、ユーザの操
作に応じて複数の定型レイアウトからいずれかのレイア
ウトを選択し、デフォルトの文章や画像が予め挿入され
た状態の文章枠や画像枠を表示させ、ユーザの操作に応
じて文章枠や画像枠の中の文章や画像を変更していくウ
ィザード機能がある。
【0004】ウィザード機能で年賀状を作成したいユー
ザは、プログラムを起動した後、さらに、機能を選択す
るメニューを表示させる操作や、メニュー項目からウィ
ザード機能を選択する操作を行う。
【0005】このような操作を経て、ウィザード機能が
実行されると、上述のようにして、ページ画像が比較的
簡便に作成される。
【0006】このようなプログラムでは、ウィザード機
能により作成されたページ画像のレイアウトを変更可能
である。すなわち、どのユーザもページ画像内の文章枠
や画像枠を自由に変更することができる。
【0007】このようなプログラムとしては、「筆ま
め」(株式会社クレオ)などが市販されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レイア
ウトデザインの技術は人によって異なるため、上記従来
の対話式画像編集プログラムを使用した場合、デザイン
技術に優れた専任の担当者がデザインしたレイアウトを
使用してページ画像を作成する際に、デザイン技術に劣
る他のユーザがそのレイアウトを調整して全体的なレイ
アウトデザインが崩れ、ページ画像のデザインが好まし
くないものになってしまう可能性がある。
【0009】また、このようなプログラムを使用して優
れたデザインを創作できる上級者は、本来的にコンピュ
ータの操作などにも長けているが、そうでなくデザイン
などに携わったことがほとんどない者にとっては、プロ
グラム起動後に上記のようなウィザード機能にたどり着
くための操作も苦労を伴うものとなる。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、デザイン熟練者がレイアウト作成を行うこと
ができるとともに、そのレイアウトを使用して、常に、
デザイン初心者やデザイン初級者が良好なデザインのペ
ージ画像を簡単に作成・編集できる対話式画像編集シス
テム、対話式画像編集装置および対話式画像編集プログ
ラムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の対話式画像編集システムは、レイアウト
またはページ画像を表示する表示手段と、ユーザにより
操作される操作部と、素材となる画像データを格納する
データ格納手段と、起動直後に所定の操作があった場合
のみレイアウトを作成または編集する編集モードが選択
されたと判断し、所定の操作がない場合にはレイアウト
に基づいて対話的にページ画像を作成する対話モードが
選択されたと判断するモード判別手段と、編集モードが
選択された場合のみ動作し、ユーザによる操作部に対す
る操作に応じて、ページ画像内における1または複数の
文章枠および/または画像枠の配置位置、並びに各文章
枠または画像枠に対する拘束条件を決定してレイアウト
を決定し、決定したレイアウトを表すレイアウトデータ
を生成するレイアウト編集手段と、対話モードが選択さ
れた場合のみ動作し、レイアウト編集手段により生成さ
れたレイアウトデータに基づいて、拘束条件を満足する
範囲内で、ユーザによる操作部に対する操作に応じてレ
イアウトにおける各文章枠に入れる文章を確定するとと
もに、ユーザによる操作部に対する操作に応じてデータ
格納手段から画像データを読み出して各画像枠に入れる
画像を確定し、そのレイアウトデータ並びに確定後の文
章および画像に基づいてページ画像を表す画像表現デー
タを生成する対話式確定手段とを備える。
【0012】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン熟練者がレイアウト作成を行うことができ
るとともに、そのレイアウトを使用して、常に、デザイ
ン初心者やデザイン初級者が操作を迷うことなく良好な
デザインのページ画像を簡単に作成・編集できる。
【0013】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記発明の対話式画像編集システムに加え、対話モ
ードが選択されている場合には、レイアウト編集手段が
動作しないようにしたものである。
【0014】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン初心者やデザイン初級者が対話モードにて
操作を誤って編集モードに入り、ページ画像の作成が中
断してしまうことを回避することができる。
【0015】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、対話
モードでは、ページ画像のレイアウトを編集する機能を
有さないようにしたものである。
【0016】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン初心者やデザイン初級者が対話モードにて
操作を誤ってレイアウトを変更してしまい、ページ画像
のデザインを劣化させることがないようにすることがで
きる。
【0017】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、対話
式確定手段が、起動直後に所定の操作がなく対話モード
となると、直ちに、レイアウトデータによるレイアウ
ト、またはレイアウトデータのリストを表示手段に表示
させるようにしたものである。
【0018】この対話式画像編集システムを利用する
と、使用するレイアウトが最初に決定され、デザイン初
心者やデザイン初級者が、対話式画像編集の際の工程の
順序を特に意識する必要がなくなる。
【0019】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、デー
タ格納手段が、1または複数の画像データに対して付加
される所定のグループの属性データを格納し、レイアウ
ト編集手段が、画像枠の拘束条件としてグループを指定
し、対話式確定手段が、グループを指定された画像枠に
入れる画像の選択肢として、そのグループの属性を有す
る1または複数の画像データのリストを表示手段に表示
させるようにしたものである。
【0020】この対話式画像編集システムを利用する
と、各画像枠の内容となる画像の選択肢がすべての画像
データの一部となり、デザイン初心者やデザイン初級者
が各画像枠の内容となる画像の選択を行いやすくするこ
とができる。
【0021】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、レイ
アウト編集手段が、各文章枠または画像枠に対する拘束
条件として、文章枠または画像枠へ文章または画像を入
れる順番のデータをレイアウトデータに含め、対話式確
定手段が、レイアウトデータにおける順番のデータに従
って、各文章枠または画像枠に入れる文章または画像を
対話的に選択し確定していくようにしたものである。
【0022】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン初心者やデザイン初級者が、対話式画像編
集の際の工程の順序を特に意識する必要がなくなる。
【0023】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、表示
手段の表示面に配置された透明なタッチパネルを備え、
表示手段がそのタッチパネルが配置された表示面に1ま
たは複数のキーを表示することで、タッチパネルおよび
表示手段が操作部の一部または全部を構成するものであ
る。
【0024】この対話式画像編集システムを利用する
と、タッチパネルに対して、文章の入力操作やリスト項
目の選択操作を行うことができ、デザイン初心者やデザ
イン初級者が操作に慣れの必要なキーボードやマウスを
使用する必要がなくなり、操作を行いやすくすることが
できる。
【0025】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記発明の対話式画像編集システムに加え、表示手
段が、対話モードにおいて、文章枠に入力される文字種
類に応じて、タッチパネルが配置された表示面に表示す
る1または複数のキーを変更するようにしたものであ
る。
【0026】この対話式画像編集システムを利用する
と、入力に不要なキーが表示されず、特に初心者が、文
章枠への入力操作を簡単に行うことができる。
【0027】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、対話
式確定手段が、対話モードにおいて、操作部のうちタッ
チパネルのみに対するユーザの操作に応じて動作するよ
うにしたものである。
【0028】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン初心者やデザイン初級者が、誤ってキーボ
ードなどの他の操作部へ操作してしまってもその操作が
無効となるため、結果的に、デザイン初心者やデザイン
初級者による操作を行いやすくすることができる。
【0029】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、デジ
タルカメラを備え、対話式確定手段が、デジタルカメラ
内部に記憶された画像データを画像枠へ入れるようにし
たものである。
【0030】この対話式画像編集システムを利用する
と、デジタルカメラで撮像された画像の画像データを他
のデータ格納手段に移すことなく使用することができ
る。
【0031】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、店舗
内のPOP広告用のレイアウトについて、データ格納手
段が、店舗で販売される商品の画像データを格納し、対
話式確定手段が、店舗で販売される商品の画像データを
画像枠へ入れるようにしたものである。
【0032】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン熟練者が店舗内のPOP広告用のレイアウ
ト作成を行うことができるとともに、そのレイアウトを
使用して、常に、デザイン初心者やデザイン初級者であ
る店舗従業員が操作を迷うことなくPOP広告のページ
画像を良好なデザインで簡単に作成・編集できる。
【0033】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、工事
現場記録用のレイアウトに対して、対話式確定手段が、
工事現場の作業員の操作に基づいてデジタルカメラによ
り撮像された画像の画像データを画像枠へ入れるように
したものである。
【0034】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン熟練者が工事現場記録用のレイアウト作成
を行うことができるとともに、そのレイアウトを使用し
て、常に、デザイン初心者やデザイン初級者である作業
員が操作を迷うことなく工事現場記録を良好なデザイン
で簡単に作成・編集できる。
【0035】さらに、本発明の対話式画像編集システム
は、上記各発明の対話式画像編集システムに加え、結婚
式場用または披露宴会場用のレイアウトに対して、対話
式確定手段が、結婚式または披露宴の参加者の操作に基
づいてデジタルカメラにより撮像された画像の画像デー
タを画像枠へ入れるようにしたものである。
【0036】この対話式画像編集システムを利用する
と、デザイン熟練者が結婚式場用や披露宴会場用のレイ
アウト作成を行うことができるとともに、そのレイアウ
トを使用して、常に、デザイン初心者やデザイン初級者
である結婚式や披露宴の参加者が操作を迷うことなく記
念写真などのページ画像を良好なデザインで簡単に作成
・編集できる。
【0037】本発明の対話式画像編集装置は、起動直後
に所定の操作があった場合のみ、レイアウトを作成また
は編集する編集モードが選択されたと判断し、所定の操
作がない場合には、レイアウトに基づいて対話的にペー
ジ画像を作成する対話モードが選択されたと判断するモ
ード判別手段と、編集モードが選択された場合のみ動作
し、ユーザによる所定の操作部に対する操作に応じて、
ページ画像内における1または複数の文章枠および/ま
たは画像枠の配置位置、並びに各文章枠または画像枠に
対する拘束条件を決定してレイアウトを決定し、決定し
たレイアウトを表すレイアウトデータを生成するレイア
ウト編集手段と、対話モードが選択された場合のみ動作
し、レイアウト編集手段により生成されたレイアウトデ
ータに基づいて、拘束条件を満足する範囲内で、ユーザ
による所定の操作部に対する操作に応じてレイアウトに
おける各文章枠に入れる文章を確定するとともに、ユー
ザによる所定の操作部に対する操作に応じて所定のデー
タ格納手段から画像データを読み出して各画像枠に入れ
る画像を確定し、そのレイアウトデータ並びに確定後の
文章および画像に基づいてページ画像を表す画像表現デ
ータを生成する対話式確定手段とを備える。
【0038】この対話式画像編集装置を利用すると、デ
ザイン熟練者がレイアウト作成を行うことができるとと
もに、そのレイアウトを使用して、常に、デザイン初心
者やデザイン初級者が操作を迷うことなく良好なデザイ
ンのページ画像を簡単に作成・編集できる。
【0039】本発明の対話式画像編集プログラムは、コ
ンピュータを、起動直後に所定の操作があった場合の
み、レイアウトを作成または編集する編集モードが選択
されたと判断し、所定の操作がない場合には、レイアウ
トに基づいて対話的にページ画像を作成する対話モード
が選択されたと判断するモード判別手段、編集モードが
選択された場合のみ動作し、ユーザによる所定の操作部
に対する操作に応じて、ページ画像内における1または
複数の文章枠および/または画像枠の配置位置、並びに
各文章枠または画像枠に対する拘束条件を決定してレイ
アウトを決定し、決定したレイアウトを表すレイアウト
データを生成するレイアウト編集手段、並びに、対話モ
ードが選択された場合のみ動作し、レイアウト編集手段
により生成されたレイアウトデータに基づいて、拘束条
件を満足する範囲内で、ユーザによる所定の操作部に対
する操作に応じてレイアウトにおける各文章枠に入れる
文章を確定するとともに、ユーザによる所定の操作部に
対する操作に応じて所定のデータ格納手段から画像デー
タを読み出して各画像枠に入れる画像を確定し、そのレ
イアウトデータ並びに確定後の文章および画像に基づい
てページ画像を表す画像表現データを生成する対話式確
定手段として機能させる。
【0040】この対話式画像編集プログラムを利用する
と、デザイン熟練者がレイアウト作成を行うことができ
るとともに、そのレイアウトを使用して、常に、デザイ
ン初心者やデザイン初級者が操作を迷うことなく良好な
デザインのページ画像を簡単に作成・編集できる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。
【0042】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1に係る対話式画像編集システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1において、対話式画像編集装置1は、
コンピュータ、およびそのコンピュータで実行される対
話式画像編集プログラムで構成される装置である。
【0043】図2は、図1における対話式画像編集装置
1の構成例を示すブロック図である。図2において、C
PU(Central Processing Uni
t)21は、ROM22やハードディスク装置24に記
憶されたプログラムに従って、本装置1の内部回路を制
御したり、各種演算を行ったりする回路である。ROM
(Read Only Memory)22は、起動時
に必要なデータやプログラムを予め記憶したメモリであ
る。RAM(Random Access Memor
y)23は、データやプログラムを一時的に記憶するメ
モリである。ハードディスク装置(以下、HDDとい
う)24は、対話式画像編集プログラム31やその他の
プログラム、並びに、1または複数のレイアウトデータ
32および1または複数の画像データ33を格納するデ
ータ格納手段である。
【0044】すなわち、実施の形態1における対話式画
像編集装置1は、対話式画像編集プログラム31やその
他のプログラム、並びに、1または複数のレイアウトデ
ータ32および1または複数の画像データ33を格納し
たコンピュータとして実現される。
【0045】HDD24に格納されている対話式画像編
集プログラム31は、次に3つの手段としてコンピュー
タを機能させるためのプログラムである。
【0046】その1つとして、対話式画像編集プログラ
ム31は、起動直後に所定の操作があった場合のみ、レ
イアウトを作成または編集する編集モードが選択された
と判断し、所定の操作がない場合には、レイアウトに基
づいて対話的にページ画像を作成する対話モードが選択
されたと判断するモード判別手段としてコンピュータを
機能させる。
【0047】なお、編集モードとは、ページ画像のレイ
アウトを作成または編集するモードであり、対話モード
とは、レイアウトに基づいて、変動フィールドである文
章枠や画像枠の内容を確定していきページ画像を作成す
るモードである。
【0048】他の1つとして、対話式画像編集プログラ
ム31は、編集モードが選択された場合のみ動作し、ユ
ーザによる所定の操作部に対する操作に応じてページ画
像内における1または複数の文章枠および画像枠の配置
位置、および各文章枠または画像枠に対する拘束条件を
決定してレイアウトを決定し、決定したレイアウトを表
すレイアウトデータを生成するレイアウト編集手段とし
てコンピュータを機能させる。
【0049】さらに他の1つとして、対話式画像編集プ
ログラム31は、対話モードが選択された場合のみ動作
し、レイアウト編集手段により生成されたレイアウトデ
ータに基づいて、拘束条件を満足する範囲内で、ユーザ
による所定の操作部に対する操作に応じてレイアウトに
おける各文章枠に入れる文章を確定するとともに、ユー
ザによる所定の操作部に対する操作に応じて所定のデー
タ格納手段から画像データを読み出して各画像枠に入れ
る画像を確定し、そのレイアウトデータ並びに確定後の
文章および画像に基づいてページ画像を表す画像表現デ
ータを生成する対話式確定手段としてコンピュータを機
能させる。
【0050】HDD24に格納されている各レイアウト
データ32は、レイアウト内の文章枠および/または画
像枠の配置位置、サイズおよびデフォルトの文章または
画像データのファイル名、並びに、各文章枠または画像
枠に対する拘束条件などで構成されるデータである。
【0051】各文章枠または画像枠に対する拘束条件と
しては、文章枠または画像枠の内容である文章または画
像が対話モードにおいて変更可能であるか否か、対話モ
ードにおいて変更可能である場合における、文章枠の内
容である文章の文字数、色、フォントの種類やサイズお
よびグループ属性、並びに、画像枠の内容である画像の
サイズ、色およびグループ属性などが設定される。な
お、グループ属性とは、その文章枠または画像枠の内容
を選択する際に、そのグループ属性の示すグループに属
する定型文章や画像データを選択肢としてリストとする
ために使用される属性である。
【0052】HDD24に格納されている画像データ3
3は、編集モードにおいて、画像枠のデフォルト内容と
して使用されたり、対話モードにおいて、画像枠の内容
として選択され使用されたりする画像のデータである。
【0053】また、画像処理回路25は、画像データを
受け取り、その画像データに対応する画像信号をディス
プレイ2に供給する回路である。インタフェース回路2
6は、プリンタ3に接続されるインタフェース回路であ
る。インタフェース回路27は、タッチパネル4に接続
されるインタフェース回路である。インタフェース回路
28は、キーボード5に接続されるインタフェース回路
である。インタフェース回路29は、デジタルカメラ6
に接続されるインタフェース回路である。
【0054】図1に戻り、ディスプレイ2は、CRT
(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプ
レイなどといった表示手段である。プリンタ3は、カラ
ーまたはモノクロで紙などに画像を印刷する印刷装置で
ある。
【0055】タッチパネル4は、主に初心者のユーザに
より操作される操作部であって、ディスプレイ2の表示
面に配置された透明なタッチパネルである。なお、ディ
スプレイ2がそのタッチパネル4が配置された表示面に
1または複数のキーを表示することで1つの操作部が実
現される。
【0056】キーボード5は、熟練者のユーザにより操
作される操作部である。操作部としては、マウス、音声
入力用機器としてのマイクロフォン、リモートコントロ
ーラなどといった他の入力手段を使用するようにしても
よい。
【0057】デジタルカメラ6は、各種画像を撮像し、
内蔵のメモリ11にその画像データを記憶する撮像装置
である。すなわち、この内蔵のメモリ11も画像データ
を格納するデータ格納手段として機能する。
【0058】次に、上記システムの動作について説明す
る。図3は、本実施の形態1に係る対話式画像編集シス
テムの動作を説明するフローチャートである。
【0059】システム起動時に、対話式画像編集装置1
のCPU21は、図示せぬオペレーティングシステムを
起動した後、対話式画像編集プログラム31を実行す
る。
【0060】まず、対話式画像編集装置1のCPU21
は、対話式画像編集プログラム31を起動し(ステップ
S1)、その後にその対話式画像編集プログラム31に
従って、編集モードへ入る操作があったか否かを判断す
る(ステップS2)。
【0061】編集モードへ入る操作としては、メニュー
項目として明示的に対話モードと編集モードの存在を呈
示した後における編集モードを選択する操作や、明示的
ではなく隠しコマンドのように起動時に所定のキーを押
すといった操作などが考えられる。
【0062】そして、対話式画像編集装置1のCPU2
1は、編集モードへ入る操作があったと判断した場合、
編集モードへ移行し、ユーザによる操作に応じてレイア
ウトの編集処理を行う(ステップS3)。なお、編集モ
ードでは、対話式画像編集装置1は、キーボード5およ
びタッチパネル2に対するユーザの操作を受け付ける。
【0063】図4は、図3における編集モード(ステッ
プS3)での処理を説明するフローチャートである。
【0064】編集モードでは、新規レイアウトあるいは
既存レイアウトが選択された後に、ユーザによる操作に
応じて、新規文字枠の作成、新規画像枠の作成、既存文
字枠の編集、既存画像枠の編集などの処理が選択される
(ステップS11,ステップS14,ステップS17,
ステップS19)。
【0065】新規文字枠の作成が選択されると、対話式
画像編集装置1は、文字枠をディスプレイ2に表示させ
つつ、ユーザによる入力操作に応じた位置に、文字枠
を、デフォルトの内容となる文章とともに配置する(ス
テップS12)。この際、対話式画像編集装置1のCP
U21が、対話式画像編集プログラム31に従って画像
処理回路25を制御して、文字枠などをディスプレイ2
に表示させる。
【0066】そして、対話式画像編集装置1は、ユーザ
の入力操作に応じて、その文字枠に対する拘束条件を設
定する(ステップS13)。この際、対話式画像編集装
置1のCPU21が、対話式画像編集プログラム31に
従って、その拘束条件のデータをRAM23またはHD
D24に保持する。
【0067】文章枠に対する拘束条件の設定において
は、対話式画像編集装置1は、ユーザの選択操作に応じ
て、この文字枠が固定フィールド、変動フィールドおよ
び差込フィールドのいずれであるかを設定する。
【0068】なお、固定フィールドとは、対話モードで
その内容を変更できないフィールドのことであり、変動
フィールドとは、対話モードでその内容を変更できるフ
ィールドのことであり、差込フィールドとは、対話モー
ドでその内容としてテーブルなどの外部データを挿入可
能なフィールドのことである。
【0069】次に、対話式画像編集装置1は、ユーザの
選択操作に応じて、文章枠の内容である文章の文字数、
色、フォントの種類やサイズおよびグループ属性などの
値または範囲を設定する。
【0070】あるいは、新規画像枠の作成が選択される
と、対話式画像編集装置1は、対話式画像編集プログラ
ム31に従って画像枠をディスプレイ2に表示させつ
つ、ユーザによる入力操作に応じた位置に、画像枠を、
デフォルトの内容となる画像とともに配置する(ステッ
プS15)。
【0071】そして、対話式画像編集装置1は、ユーザ
の入力操作に応じて、その画像枠に対する拘束条件を設
定する(ステップS16)。この際、対話式画像編集装
置1のCPU21が、対話式画像編集プログラム31に
従って、その拘束条件のデータをRAM23またはHD
D24に保持する。
【0072】画像枠に対する拘束条件の設定において
は、対話式画像編集装置1は、ユーザの選択操作に応じ
て、この画像枠が固定フィールド、変動フィールドおよ
び差込フィールドのいずれであるかを設定する。次に、
対話式画像編集装置1は、ユーザの選択操作に応じて、
画像枠の内容である画像のサイズ、色およびグループ属
性などの値または範囲を設定する。
【0073】また、既存文章枠の編集が選択されると、
対話式画像編集装置1は、対話式画像編集プログラム3
1に従って文字枠をディスプレイ2に表示させつつ、ユ
ーザによる入力操作に応じた位置に、文字枠を、デフォ
ルトの内容となる文章とともに再配置したり、その文字
枠に対する拘束条件を変更したりする(ステップS1
8)。
【0074】また、既存画像枠の編集が選択されると、
対話式画像編集装置1は、対話式画像編集プログラム3
1に従って画像枠をディスプレイ2に表示させつつ、ユ
ーザによる入力操作に応じた位置に、画像枠を、デフォ
ルトの内容となる画像とともに再配置したり、その画像
枠に対する拘束条件を変更したりする(ステップS2
0)。
【0075】このように、ユーザによる操作に応じて、
新規文字枠の作成、新規画像枠の作成、既存文字枠の編
集、既存画像枠の編集などの処理が適宜行われる。その
間、対話式画像編集装置1は、ユーザによりレイアウト
の作成または編集を終わらせるための操作があったか否
かを監視し(ステップS21)、そのような操作があっ
た場合には、その時点までに作成または編集されたレイ
アウトを表すレイアウトデータを生成し、HDD24に
書き込む(ステップS22)。
【0076】このようにして、編集モードでの処理が行
われる。
【0077】図3に戻り、ステップS2において、編集
モードへ入る操作がなかったと判断した場合、対話式画
像編集装置1は、起動後、直ちに対話モードへ移行し、
ディスプレイ2による表示およびタッチパネル4に対す
る操作に基づいて対話的に、レイアウト内の変動フィー
ルドの値(すなわち、文章や画像)を確定していく(ス
テップS4)。
【0078】なお、本実施の形態1の場合、対話モード
では、操作に慣れが必要なキーボード5やマウス(図示
せず)は使用されず、常に、タッチパネル4が操作部と
して使用される。すなわち、本実施の形態1の場合、対
話モードでは、対話式画像編集装置1は、タッチパネル
2に対するユーザの操作のみを受け付けこととなり、キ
ーボード5やマウス(図示せず)などがなくても操作が
可能である。
【0079】図5は、図3における対話モード(ステッ
プS4)での処理を説明するフローチャートである。
【0080】対話モードに入ると、対話式画像編集装置
1のCPU21は、対話式画像編集プログラム31に従
って、直ちに、HDD24に格納されている1または複
数のレイアウトデータ32のリストをディスプレイ2に
表示させ(ステップS41)、タッチパネル4に対する
ユーザの操作により選択されたレイアウトデータ32を
HDD24から読み出し(ステップS42)、そのレイ
アウトデータ32によるレイアウト並びにデフォルトの
文章および画像をディスプレイ2に表示させる(ステッ
プS43)。
【0081】そして、対話式画像編集装置1のCPU2
1は、対話式画像編集プログラム31に従って、レイア
ウトデータ32に記録されている変動フィールドである
文字枠または画像枠の確定順番の情報を読み出し、最初
の順番である文字枠または画像枠を選択する(ステップ
S44)。
【0082】次に、対話式画像編集装置1のCPU21
は、対話式画像編集プログラム31に従って、その変動
フィールドの内容を変更するための操作または次の変動
フィールドに進むための操作があるまで待機する(ステ
ップS45,ステップS46)。
【0083】この際、その変動フィールドに入れる文章
を入力するために、対話式画像編集装置1のCPU21
は、対話式画像編集プログラム31に従って、キーボー
ド画像をディスプレイ2に表示させ、タッチパネル4に
対する押圧のあった箇所に対応するキーの入力を受け付
けるようにする。
【0084】また、この際、その変動フィールドに入れ
る画像を選択するために、対話式画像編集装置1のCP
U21は、対話式画像編集プログラム31に従って、デ
ジタルカメラ6のメモリ11に記憶されている画像デー
タやHDD24に格納されている画像データ33の名前
やサムネイル画像のリストをディスプレイ2に表示さ
せ、タッチパネル4に対する押圧のあった箇所に対応す
る画像データを選択するようにする。
【0085】また、その変動フィールドに対してグルー
プ属性が付されている場合には、対話式画像編集装置1
のCPU21は、対話式画像編集プログラム31に従っ
て、HDD24に格納されている画像データのうちのグ
ループに属する画像データの名前やサムネイル画像のみ
のリストを表示させる。図6は、グループ化された画像
データの一例を示す図である。図6では、画像データ3
3のうちの画像データ33Aが属する食料品画像グルー
プ41Aと、画像データ33Bが属する背景画像グルー
プ41Bが例示されている。
【0086】そして、その変動フィールドの内容を変更
するための操作があると、対話式画像編集装置1のCP
U21は、対話式画像編集プログラム31に従って、変
更後の文章や画像が、その変動フィールドである文章枠
や画像枠に付されている拘束条件を満足するか否かを判
断する(ステップS47)。
【0087】変更後の文章や画像がその拘束条件を満足
する場合には、対話式画像編集装置1のCPU21は、
対話式画像編集プログラム31に従って、その文章や画
像の変更を有効とし、入力内容を反映する(ステップS
48)。
【0088】一方、変更後の文章や画像がその拘束条件
を満足しない場合には、対話式画像編集装置1のCPU
21は、対話式画像編集プログラム31に従って、その
変動フィールドの拘束条件を満足するようにその変更後
の文章や画像を自動修正するか否かを判断し(ステップ
S49)、自動修正が可能である場合には自動修正し
(ステップS50)、自動修正後の変更内容を有効とす
る(ステップS48)。
【0089】この際、変更後の文章や画像を自動修正し
ないと判断した場合には、対話式画像編集装置1のCP
U21は、対話式画像編集プログラム31に従って、そ
の文章や画像の変更を認めない旨をディスプレイ2に表
示させ、変更内容の再入力を促し、ステップS45に戻
る。
【0090】例えば、文章枠に対する拘束条件として、
フォントのサイズと文字数が決まっており、入力された
文章が文章枠に入らない場合には、自動修正せずに、変
更内容の再入力が促される。一方、画像枠に対する拘束
条件として、画像がモノクロと決まっており、選択され
た画像がカラーである場合には、自動修正として、選択
された画像のグレースケールに変更されたりする。
【0091】また、特に、選択されている変動フィール
ドの内容を変更するための操作がなく、次の変動フィー
ルドへ進むための操作があると、ステップS47〜ステ
ップS50の処理がスキップされる。その場合、その変
動フィールドの内容として、デフォルトの文章または画
像がそのまま使用される。
【0092】そして、このようにして最初の変動フィー
ルドの内容の確定が終わると、次に、対話式画像編集装
置1のCPU21は、対話式画像編集プログラム31に
従って、レイアウトデータ32を参照して、次の変動フ
ィールドがあるか否かを判断し(ステップS51)、次
の変動フィールドがある場合には、次の変動フィールド
に対してステップS45〜ステップS50の処理を行
い、最後の変動フィールドまでの各変動フィールドの内
容を同様に確定していく。
【0093】そして、ステップS51において、次の変
動フィールドがない場合には、すべての変動フィールド
の内容が確定されたことになる。
【0094】次に、対話式画像編集装置1のCPU21
は、対話式画像編集プログラム31に従って、ページ画
像を印刷するか、保存するかの選択を促すための表示を
行わせ、ユーザにより印刷または保存が選択されるまで
待機し、その選択操作を受け付ける(ステップS5
3)。
【0095】そして、ユーザによりページ画像の印刷が
選択された場合には、対話式画像編集装置1のCPU2
1は、対話式画像編集プログラム31に従って、印刷用
の画像表現データを作成し、プリンタ3を制御して、そ
のページ画像を印刷させる(ステップS54,S5
5)。なお、この場合の印刷用の画像表現データとは、
プリンタ3の機種などに依存したプリンタ用のデータで
あり、プリンタドライバなどを利用して生成される。
【0096】一方、ユーザによりページ画像の保存が選
択された場合には、対話式画像編集装置1のCPU21
は、対話式画像編集プログラム31に従って、保存用の
画像表現データを作成し、そのページ画像の画像表現デ
ータをHDD24などの記録媒体に格納する(ステップ
S56,S57)。なお、この場合の保存用の画像表現
データとは、JPEG形式といった所定の形式の画像デ
ータであったり、画像データなどを関連付けられたHT
ML文書などである。
【0097】その後、対話式画像編集装置1のCPU2
1は、対話モードの処理を終了する。
【0098】なお、HDD24などの記録媒体に格納さ
れた画像表現データを後で読み出し、画像表現データに
基づいてページ画像を印刷することも勿論可能である。
その際、格納されている画像表現データの一覧を表示
し、ユーザがタッチパネル4を操作して選択された画像
表現データによるページ画像を印刷するようにしてもよ
い。
【0099】また、生成されたHTML文書などの画像
表現データを電子メールに添付して送信するようにして
もよい。
【0100】このようにして、対話モードでは、固定フ
ィールドをスキップし変動フィールドである文章枠また
は画像枠の内容を確定する処理が行われる。
【0101】なお、対話モードにおいて、差込フィール
ドに対して、ユーザにより指定されたデータベースのデ
ータなどを、自動的に差し込む処理を行うようにしても
よい。また、同様に、ユーザにより指定されたデータ
を、変動フィールドの内容とするようにしてもよい。こ
れらの場合、指定された1つのデータを1つのフィール
ドに入れる他、指定された複数のデータを一連のフィー
ルドに連続的に順次入れるようにしてもよい。また、こ
のようなデータベースとしては、複数の商品の名称など
を含む商品リストや、複数の人の住所などを含む住所録
などがある。商品リストは、例えばPOP用のページ画
像を作成する際に使用される。また、住所録は、例えば
はがき・封筒や名刺のページ画像を作成する際に使用さ
れる。
【0102】また、対話モードにおいて、一度確定した
変動フィールドの内容を、再度編集可能なようにしても
勿論よい。さらに、対話モードにおいて、画面上に表示
されているレイアウトの一部にユーザが触れた場合に、
その位置をタッチパネル4により検知し、その位置に対
応する変動フィールドの内容を選択的に編集可能にする
ようにしてもよい。
【0103】さらに、対話モードにおいて、文章枠の変
動フィールドに入力される文字の種類(文字、数字、記
号、それらの混合など)に応じてキーのパレットを変更
してディスプレイ2に表示させるようにしてもよい。例
えば、文章枠の変動フィールドに数字のみが入力される
場合には、数字パレットが表示される。
【0104】上記のように、対話式画像編集装置1のC
PU21は、対話式画像編集プログラム31に従って、
対話モードおよび編集モードのいずれか一方で動作し、
対話モードでは、レイアウトの編集を行えない。
【0105】以上のように、上記実施の形態1によれ
ば、レイアウトおよび/またはページ画像を表示するデ
ィスプレイ2と、ユーザにより操作されるタッチパネル
4およびキーボード5と、画像データを格納するHDD
24やデジタルカメラ6を備え、CPU21が対話式画
像編集プログラム31を実行することで、次のような3
つの機能が実現される。
【0106】第1は、起動直後に所定の操作があった場
合のみレイアウトを作成または編集する編集モードが選
択されたと判断し、所定の操作がない場合にはレイアウ
トに基づいて対話的にページ画像を作成する対話モード
が選択されたと判断するモード判別手段としての機能で
ある。
【0107】第2は、編集モードが選択された場合のみ
動作し、ユーザによるタッチパネル4またはキーボード
5に対する操作に応じてページ画像内における1または
複数の文章枠および画像枠の配置位置、および各文章枠
または画像枠に対する拘束条件を決定してレイアウトを
決定し、決定したレイアウトを表すレイアウトデータを
生成するレイアウト編集手段としての機能である。
【0108】第3に、対話モードが選択された場合のみ
動作し、レイアウト編集手段により生成されたレイアウ
トデータに基づいて、拘束条件を満足する範囲内で、ユ
ーザによるタッチパネル4またはキーボード5に対する
操作に応じてレイアウトにおける各文章枠に入れる文章
を確定するとともに、ユーザによるタッチパネル4また
はキーボード5に対する操作に応じてHDD24または
デジタルカメラ6から画像データを読み出して各画像枠
に入れる画像を確定し、そのレイアウトデータ並びに確
定後の文章および画像に基づいてページ画像を表す画像
表現データを生成する対話式確定手段としての機能であ
る。
【0109】これにより、デザイン熟練者がレイアウト
作成を行うことができるとともに、そのレイアウトを使
用して、常に、デザイン初心者やデザイン初級者が操作
を迷うことなく良好なデザインのページ画像を簡単に作
成・編集できる。
【0110】また、上記実施の形態1によれば、対話モ
ードが選択されている場合には、上記レイアウト編集手
段が動作しないようにしたので、デザイン初心者やデザ
イン初級者が対話モードにて操作を誤って編集モードに
入り、ページ画像の作成が中断してしまうことを回避す
ることができる。
【0111】さらに、上記実施の形態1によれば、対話
モードでは、ページ画像のレイアウトを編集する機能を
有さないので、デザイン初心者やデザイン初級者が対話
モードにて操作を誤ってレイアウトを変更してしまい、
ページ画像のデザインを劣化させることがないようにす
ることができる。
【0112】さらに、上記実施の形態1によれば、起動
直後に所定の操作がなく対話モードとなると、直ちに、
レイアウトデータによるレイアウト、またはレイアウト
データのリストをディスプレイ2に表示させるようにし
たので、使用するレイアウトが最初に決定され、デザイ
ン初心者やデザイン初級者が、対話式画像編集の際の工
程の順序を特に意識する必要がなくなる。
【0113】さらに、上記実施の形態1によれば、HD
D24が、1または複数の画像データに対して付加され
る所定のグループの属性データを格納し、CPU21
が、対話式画像編集プログラム31に従って、画像枠の
拘束条件としてグループを指定し、グループを指定され
た画像枠に入れる画像の選択肢として、そのグループの
属性を有する1または複数の画像データのリストをディ
スプレイ2に表示させるようにしたので、各画像枠の内
容となる画像の選択肢がすべての画像データの一部とな
り、デザイン初心者やデザイン初級者が各画像枠の内容
となる画像の選択を行いやすくすることができる。
【0114】さらに、上記実施の形態1によれば、CP
U21が、対話式画像編集プログラム31に従って、編
集モードにおいて、各文章枠または画像枠に対する拘束
条件として、文章枠または画像枠へ文章または画像を入
れる順番のデータをレイアウトデータに含め、対話モー
ドにおいて、レイアウトデータにおける順番のデータに
従って、各文章枠または画像枠に入れる文章または画像
を対話的に選択し確定していくようにしたので、デザイ
ン初心者やデザイン初級者が、対話式画像編集の際の工
程の順序を特に意識する必要がなくなる。
【0115】さらに、上記実施の形態1によれば、ディ
スプレイ2がそのタッチパネル4が配置された表示面に
1または複数のキーを表示することで1つの操作部が実
現される。これにより、タッチパネル4に対して、文章
の入力操作やリスト項目の選択操作を行うことができ、
デザイン初心者やデザイン初級者が操作に慣れの必要な
キーボードやマウスを使用する必要がなくなり、操作を
行いやすくすることができる。
【0116】さらに、上記実施の形態1によれば、ディ
スプレイ2が、対話モードにおいて、文章枠に入力され
る文字種類に応じて、タッチパネル4が配置された表示
面に表示する1または複数のキーを変更するので、入力
に不要なキーが表示されず、特に初心者が、文章枠への
入力操作を簡単に行うことができる。
【0117】さらに、上記実施の形態1によれば、対話
モードにおいて、操作部のうちタッチパネル4のみに対
するユーザの操作に応じて動作するようにしたので、デ
ザイン初心者やデザイン初級者が、誤ってキーボードな
どの他の操作部を操作してしまってもその操作が無効と
なるため、結果的に、デザイン初心者やデザイン初級者
による操作を行いやすくすることができる。
【0118】さらに、上記実施の形態1によれば、デジ
タルカメラ6を備え、対話式画像編集装置1が、デジタ
ルカメラ6内部に記憶された画像データを画像枠へ入れ
るようにしたので、デジタルカメラ6で撮像された画像
の画像データを他のデータ格納手段に移すことなく使用
することができる。
【0119】実施の形態2.本発明の実施の形態2に係
る対話式画像編集システムは、実施の形態1のシステム
を、スーパーやショッピングセンタなどで使用されるP
OP(PointOf Purchase)広告の作成
に適用したものである。
【0120】この場合、レイアウトデータ32として
は、例えばA4サイズ程度の店内チラシのためのレイア
ウトデータ、値札ラベル用のレイアウトデータなど、用
途別のレイアウトデータが用意されたり、食品、雑貨な
どの商品カテゴリ別のレイアウトデータが用意される。
【0121】図7は、実施の形態2の対話式画像編集シ
ステムにおいて使用されるレイアウトの一例を示す図で
ある。図7に示すレイアウト101では、変動フィール
ドとして、ある商品のために文章枠111−1、画像枠
111−2および文章枠111−3が設けられ、他の商
品のために文章枠112−1、画像枠112−2および
文章枠112−3が設けられている。また、この図7に
示すレイアウト101についてのレイアウトデータ32
には、文章枠111−1や画像枠111−2などの配置
関係を示すデータなどが含まれる。また、この図7に示
すレイアウト101について、変動フィールドの内容の
確定順番として、文章枠111−1、画像枠111−
2、文章枠111−3、文章枠112−1、画像枠11
2−2、文章枠112−3という順番が設定されると、
その順番のデータもレイアウトデータ32に含まれるこ
ととなる。
【0122】また、レイアウトデータ32では、変動フ
ィールドの確定順番として、ある商品についての画像枠
の次に、その商品についての価格や説明を記述するため
の文章枠の順番が設定されるようにしてもよい。
【0123】そして、画像データ33としては、POP
チラシやPOPラベルに使用される背景などの画像デー
タ、商品の画像データが用意される。この実施の形態2
では、例えば、図7の画像枠111−2,112−2に
対しては、その内容の候補となる画像データ群が対応付
けられる。
【0124】これらのレイアウトデータ32や画像デー
タ33は、デザイン熟練者である特定の従業員や外部業
者により用意されたり、編集モードにより作成・編集さ
れる。
【0125】そして、このようにして用意されたレイア
ウトデータ32や画像データ33に基づいて、デザイン
初心者であるパートタイマーなどの操作により対話モー
ドでPOP広告のページ画像が作成され、POP広告が
印刷される。
【0126】その際、デザイン初心者であるパートタイ
マーなどにより編集可能な変動フィールドが、レイアウ
トデータ32に基づいて自動的に順番に選択されてい
く。また、レイアウトデータ32に基づいて、1つの商
品についての画像枠および文章枠の内容が確定された後
に、次の商品についての画像枠および文章枠の内容が確
定される。この際、画像データ33として、そのデザイ
ン初心者がデジタルカメラ6などで撮影した得られたも
のを使用しても勿論よい。
【0127】図8は、図7に示すレイアウト101にお
ける変動フィールドの確定順番の一例を示す図である。
図8では、点線で囲まれた部分が、内容を確定するため
に選択されていることを示している。図7に示すレイア
ウト101では、まず、図8(A)に示すように、文章
枠111−1の内容(商品の名称など)が確定され、次
に、図8(B)に示すように、画像枠111−2の内容
(商品などの画像)が確定され、さらに、図8(C)に
示すように、文章枠111−3の内容(商品の価格な
ど)が確定される。これにより、まず、1つめの商品に
ついての変動フィールドの内容が確定される。
【0128】そして、次に、図8(D)に示すように、
文章枠112−1の内容(商品の名称など)が確定さ
れ、図8(E)に示すように、画像枠112−2の内容
(商品などの画像)が確定され、図8(F)に示すよう
に、文章枠112−3の内容(商品の価格など)が確定
される。これにより、2つめの商品についての変動フィ
ールドの内容が確定される。
【0129】以上のように、上記実施の形態2によれ
ば、店舗内のPOP広告用のレイアウトについて、HD
D24が、店舗で販売される商品の画像データ33を格
納し、CPU21が対話式画像編集プログラム31に従
って、店舗で販売される商品の画像データを画像枠へ入
れるようにしたので、デザイン熟練者が店舗内のPOP
広告用のレイアウト作成を行うことができるとともに、
そのレイアウトを使用して、常に、デザイン初心者やデ
ザイン初級者である店舗従業員が操作を迷うことなくP
OP広告のページ画像を良好なデザインで簡単に作成・
編集できる。
【0130】実施の形態3.本発明の実施の形態3に係
る対話式画像編集システムは、実施の形態1に係る対話
式画像編集システムを、土木・建築業者による各工事現
場についての記録の作成に適用したものである。
【0131】この場合、各工事現場についての記録のレ
イアウトが土木・建築業者における特定の従業員により
編集モードで作成される。この際、そのレイアウトに
は、変動フィールドとして、現場名称を表示するための
文章枠、現場住所を表示するための文章枠、現場の画像
を表示するための画像枠などが設けられる。
【0132】そして、作業員が撮影したデジタルカメラ
6のメモリ11に記憶されている画像データが主に使用
され、作業員が、対話モードで、レイアウト中の文章枠
に現場名称、現場住所などの文章を入力してその文章枠
の内容を確定させるとともに、レイアウト中の画像枠に
その現場の画像データを選択してその画像枠の内容を確
定させる。
【0133】以上のように、上記実施の形態3によれ
ば、工事現場記録用のレイアウトに対して、CPU21
が、対話式画像編集プログラム31に従って、工事現場
の作業員の操作に基づいてデジタルカメラ6により撮像
された画像の画像データを画像枠へ入れるようにしたの
で、デザイン熟練者が工事現場記録用のレイアウト作成
を行うことができるとともに、そのレイアウトを使用し
て、常に、デザイン初心者やデザイン初級者である作業
員が操作を迷うことなく工事現場記録を良好なデザイン
で簡単に作成・編集できる。
【0134】実施の形態4.本発明の実施の形態4に係
る対話式画像編集システムは、実施の形態1に係る対話
式画像編集システムを、結婚式場や披露宴会場において
手軽な記念写真入りアルバムの作成に適用したものであ
る。
【0135】この場合、結婚式や披露宴などといった華
やかなイメージのレイアウトが結婚式場や披露宴会場に
おける特定の従業員により編集モードで作成される。こ
の際、そのレイアウトには、変動フィールドとして、新
郎新婦の名前を表示するための文章枠、日付を表示する
ための文章枠、お祝いの言葉などの言葉を表示するため
の文章枠、新郎新婦、親族、参列者などといった人の画
像を表示するための画像枠などが設けられる。
【0136】そして、システムに固定または付属された
されたデジタルカメラ6により、参加者を撮影すると、
その画像データがデジタルカメラ6のメモリ11に記憶
される。
【0137】次に、参加者が、対話モードで、レイアウ
ト中の文章枠に、新郎新婦の名前、日付、お祝いの言葉
などを入力して、その文章枠の内容を確定させるととも
に、レイアウト中の画像枠に、その場で撮影したデジタ
ルカメラ6内の画像データを選択してその画像枠の内容
を確定させる。
【0138】以上のように、上記実施の形態4によれ
ば、結婚式場用や披露宴会場用のレイアウトに対して、
CPU21が、対話式画像編集プログラム31に従っ
て、結婚式または披露宴の参加者の操作に基づいてデジ
タルカメラ6により撮像された画像の画像データを画像
枠へ入れるようにしたので、デザイン熟練者が結婚式場
用や披露宴会場用のレイアウト作成を行うことができる
とともに、そのレイアウトを使用して、常に、デザイン
初心者やデザイン初級者である結婚式や披露宴の参加者
が操作を迷うことなく記念写真を良好なデザインで簡単
に作成・編集できる。
【0139】なお、披露宴会場で配布する式次第、披露
宴会場での座席表などの配布物や披露宴会場の各テーブ
ルに配置されるネームプレートを作成する場合にも、本
発明を適用することができる。この場合、披露宴会場の
特定従業員などがそれらのレイアウトを用意しておき、
披露宴の事前に、結婚する当人やその担当となる披露宴
会場の一般従業員が、先に示した手順で、それらの配布
物やネームプレートを作成することができる。
【0140】なお、上述の各実施の形態は、本発明の好
適な実施例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変更実施可能である。例えば、年賀状、POP広
告、工事現場記録、結婚式・披露宴の記念入りの印刷
物、披露宴での配布物の他に、観光地での記念写真入り
はがきなどの各種画像入り発信文書、会社案内などの各
種パンフレット、修学旅行や同窓会後に配布する写真入
りの記念アルバムや記念印刷物などの各種のページ画像
の作成に本発明を適用することができる。
【0141】また、対話式画像編集装置1と、ディスプ
レイ2と、プリンタ3とを一体化したり、さらにはキー
ボード5をも一体化させたりしてもよい。また、他の業
務に使用するパーソナルコンピュータに、対話式画像編
集プログラムをインストールして、そのパーソナルコン
ピュータを対話式画像編集装置1としてもよい。
【0142】さらに、対話モードにおいて、常にディス
プレイ2にキーを表示させて、タッチパネル4による操
作部を実現させるようにしてもよいし、文章枠の内容を
入力する場合にのみディスプレイ2にキーを表示させ
て、タッチパネル4による操作部を実現させるようにし
てもよい。
【0143】さらに、上記実施の形態1〜4において
は、レイアウトデータをHDD24に保存するようにし
ているが、レイアウトデータを保存する記録媒体は、H
DD24のようなハードディスク装置に限定されず、フ
レキシブルディスク、MO(Magneto Opti
c)ディスク、コンピュータネットワーク上のストレー
ジサービスにより提供される記憶領域などでもよい。ま
た、CD−ROMなどの書き換えできない記録媒体にレ
イアウトデータを記録して、そのCD−ROMなどの記
録媒体を配布するようにしてもよい。
【0144】さらに、上記実施の形態1〜4において
は、画像表現データをHDD24に保存するようにして
いるが、画像表現データを保存する記録媒体は、HDD
24のようなハードディスク装置に限定されず、フレキ
シブルディスク、MO(Magneto Optic)
ディスク、コンピュータネットワーク上のストレージサ
ービスにより提供される記憶領域などでもよい。
【0145】
【発明の効果】本発明によれば、デザイン熟練者がレイ
アウト作成を行うことができるとともに、そのレイアウ
トを使用して、常に、デザイン初心者やデザイン初級者
が良好なデザインのページ画像を簡単に作成・編集でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る対話式画像編集
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における対話式画像編集装置の構成例を
示すブロック図である。
【図3】 本実施の形態1に係る対話式画像編集システ
ムの動作を説明するフローチャートである。
【図4】 図3における編集モードでの処理を説明する
フローチャートである。
【図5】 図3における対話モードでの処理を説明する
フローチャートである。
【図6】 グループ化された画像データの一例を示す図
である。
【図7】 実施の形態2の対話式画像編集システムにお
いて使用されるレイアウトの一例を示す図である。
【図8】 図7に示すレイアウトにおける変動フィール
ドの確定順番の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 対話式画像編集装置 2 ディスプレイ(表示手段) 4 タッチパネル(操作部) 5 キーボード(操作部) 6 デジタルカメラ 11 メモリ(データ格納手段) 21 CPU(モード判別手段、レイアウト編集手段、
対話式確定手段) 24 ハードディスク装置(データ格納手段) 31 対話式画像編集プログラム 32 レイアウトデータ 33 画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 BA06 BA10 BA15 BA16 BA18 BA20 CA07 EA13 EA19 FA02 FA08 5C076 AA14 AA17 AA21 AA22 AA26 AA27 BA04 BB45 CA02 CB02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイアウトに基づいてページ画像を作成
    し、そのページ画像を表す画像表現データを生成する対
    話式画像編集システムにおいて、 上記レイアウトおよび/または上記ページ画像を表示す
    る表示手段と、 ユーザにより操作される操作部と、 素材となる画像データを格納するデータ格納手段と、 起動直後に所定の操作があった場合のみ上記レイアウト
    を作成または編集する編集モードが選択されたと判断
    し、上記所定の操作がない場合には上記レイアウトに基
    づいて対話的に上記ページ画像を作成する対話モードが
    選択されたと判断するモード判別手段と、 上記編集モードが選択された場合のみ動作し、ユーザに
    よる上記操作部に対する操作に応じて、上記ページ画像
    内における1または複数の文章枠および/または画像枠
    の配置位置、並びに各文章枠または画像枠に対する拘束
    条件を決定して上記レイアウトを決定し、決定したレイ
    アウトを表すレイアウトデータを生成するレイアウト編
    集手段と、 上記対話モードが選択された場合のみ動作し、上記レイ
    アウト編集手段により生成されたレイアウトデータに基
    づいて、上記拘束条件を満足する範囲内で、ユーザによ
    る上記操作部に対する操作に応じてレイアウトにおける
    各文章枠に入れる文章を確定するとともに、ユーザによ
    る上記操作部に対する操作に応じて上記データ格納手段
    から画像データを読み出して各画像枠に入れる画像を確
    定し、そのレイアウトデータ並びに確定後の文章および
    画像に基づいて上記ページ画像を表す画像表現データを
    生成する対話式確定手段と、 を備えることを特徴とする対話式画像編集システム。
  2. 【請求項2】 前記レイアウト編集手段は、前記対話モ
    ードが選択されている場合には動作しないことを特徴と
    する請求項1記載の対話式画像編集システム。
  3. 【請求項3】 前記対話モードでは、前記ページ画像の
    レイアウトを編集する機能を有さないことを特徴とする
    請求項1記載の対話式画像編集システム。
  4. 【請求項4】 前記対話式確定手段は、起動直後に所定
    の操作がなく前記対話モードとなると、直ちに、前記レ
    イアウトデータによるレイアウト、または前記レイアウ
    トデータのリストを前記表示手段に表示させることを特
    徴とする請求項1記載の対話式画像編集システム。
  5. 【請求項5】 前記データ格納手段は、1または複数の
    画像データに対して付加される所定のグループの属性デ
    ータを格納し、 前記レイアウト編集手段は、画像枠の拘束条件として上
    記グループを指定し、 前記対話式確定手段は、上記グループを指定された画像
    枠に入れる画像の選択肢として、そのグループの属性を
    有する1または複数の上記画像データのリストを前記表
    示手段に表示させること、 を特徴とする請求項1記載の対話式画像編集システム。
  6. 【請求項6】 前記レイアウト編集手段は、前記各文章
    枠または画像枠に対する拘束条件として、前記文章枠ま
    たは画像枠へ文章または画像を入れる順番のデータを、
    前記レイアウトデータに含め、 前記対話式確定手段は、前記レイアウトデータにおける
    上記順番のデータに従って、各文章枠または画像枠に入
    れる文章または画像を対話的に選択し確定していくこ
    と、 を特徴とする請求項1記載の対話式画像編集システム。
  7. 【請求項7】 前記表示手段の表示面に配置された透明
    なタッチパネルを備え、前記表示手段がそのタッチパネ
    ルが配置された上記表示面に1または複数のキーを表示
    することで、上記タッチパネルおよび上記前記表示手段
    が前記操作部の一部または全部を構成すること、 を特徴とする請求項1記載の対話式画像編集システム。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記対話モードにおい
    て、前記文章枠に入力される文字種類に応じて、前記タ
    ッチパネルが配置された前記表示面に表示する1または
    複数のキーを変更することを特徴とする請求項7記載の
    対話式画像編集システム。
  9. 【請求項9】 前記対話式確定手段は、前記対話モード
    において、前記操作部のうちの前記タッチパネルのみに
    対するユーザの操作に応じて動作することを特徴とする
    請求項7または請求項8記載の対話式画像編集システ
    ム。
  10. 【請求項10】 デジタルカメラを備え、 前記対話式確定手段は、上記デジタルカメラ内部に記憶
    された画像データを画像枠へ入れること、 を特徴とする請求項1記載の対話式画像編集システム。
  11. 【請求項11】 前記レイアウトは、店舗内のPOP広
    告用のレイアウトであり、 前記データ格納手段は、店舗で販売される商品の画像デ
    ータを格納し、 前記対話式確定手段は、上記店舗で販売される商品の画
    像データを画像枠へ入れること、 を特徴とする請求項1記載の対話式画像編集システム。
  12. 【請求項12】 前記レイアウトは、工事現場記録用の
    レイアウトであり、 前記対話式確定手段は、工事現場の作業員の操作に基づ
    いて前記デジタルカメラにより撮像された画像の画像デ
    ータを画像枠へ入れること、 を特徴とする請求項10記載の対話式画像編集システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記レイアウトは、結婚式場用または
    披露宴会場用のレイアウトであり、 前記対話式確定手段は、結婚式または披露宴の参加者の
    操作に基づいて前記デジタルカメラにより撮像された画
    像の画像データを画像枠へ入れること、 を特徴とする請求項10記載の対話式画像編集システ
    ム。
  14. 【請求項14】 レイアウトに基づいてページ画像を作
    成し、そのページ画像を表す画像表現データを生成する
    対話式画像編集装置において、 起動直後に所定の操作があった場合のみ、上記レイアウ
    トを作成または編集する編集モードが選択されたと判断
    し、上記所定の操作がない場合には、上記レイアウトに
    基づいて対話的にページ画像を作成する対話モードが選
    択されたと判断するモード判別手段と、 上記編集モードが選択された場合のみ動作し、ユーザに
    よる所定の操作部に対する操作に応じて、ページ画像内
    における1または複数の文章枠および/または画像枠の
    配置位置、並びに各文章枠または画像枠に対する拘束条
    件を決定して上記レイアウトを決定し、決定したレイア
    ウトを表すレイアウトデータを生成するレイアウト編集
    手段と、 上記対話モードが選択された場合のみ動作し、上記レイ
    アウト編集手段により生成されたレイアウトデータに基
    づいて、上記拘束条件を満足する範囲内で、ユーザによ
    る所定の操作部に対する操作に応じてレイアウトにおけ
    る各文章枠に入れる文章を確定するとともに、ユーザに
    よる所定の操作部に対する操作に応じて所定のデータ格
    納手段から画像データを読み出して各画像枠に入れる画
    像を確定し、そのレイアウトデータ並びに確定後の文章
    および画像に基づいて上記ページ画像を表す画像表現デ
    ータを生成する対話式確定手段と、 を備えることを特徴とする対話式画像編集装置。
  15. 【請求項15】 レイアウトに基づいてページ画像を作
    成し、そのページ画像を表す画像表現データを生成する
    対話式画像編集装置としてコンピュータを機能させるた
    めの対話式画像編集プログラムにおいて、 上記コンピュータを、 起動直後に所定の操作があった場合のみ、上記レイアウ
    トを作成または編集する編集モードが選択されたと判断
    し、上記所定の操作がない場合には、上記レイアウトに
    基づいて対話的にページ画像を作成する対話モードが選
    択されたと判断するモード判別手段、 上記編集モードが選択された場合のみ動作し、ユーザに
    よる所定の操作部に対する操作に応じて、ページ画像内
    における1または複数の文章枠および/または画像枠の
    配置位置、並びに各文章枠または画像枠に対する拘束条
    件を決定して上記レイアウトを決定し、決定したレイア
    ウトを表すレイアウトデータを生成するレイアウト編集
    手段、並びに、 上記対話モードが選択された場合のみ動作し、上記レイ
    アウト編集手段により生成されたレイアウトデータに基
    づいて、上記拘束条件を満足する範囲内で、ユーザによ
    る所定の操作部に対する操作に応じてレイアウトにおけ
    る各文章枠に入れる文章を確定するとともに、ユーザに
    よる所定の操作部に対する操作に応じて所定のデータ格
    納手段から画像データを読み出して各画像枠に入れる画
    像を確定し、そのレイアウトデータ並びに確定後の文章
    および画像に基づいて上記ページ画像を表す画像表現デ
    ータを生成する対話式確定手段、 として機能させるための対話式画像編集プログラム。
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