JP6638053B1 - ドキュメント作成支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 必要なパーツを効率的に探し出すことができるドキュメント作成支援システムを提供する。【解決手段】 マニュアル作成支援サーバは、作成中のマニュアルに対応するパーツ属性を検索キーとして取得し、取得した検索キーに対応するマニュアル管理テーブル420のパーツ属性を介して、そのパーツ属性に対応するマニュアルで利用されるパーツをパーツ管理テーブル440から検索し、作成中のマニュアルで利用されるパーツ及び索出したパーツを1つのパーツとして集約する。パーツ集約では、集約対象パーツA、Bのそれぞれについて他方との差分部分を判定し、集約対象パーツA、Bの差分部分に含まれるテキストを変数名に置き換えた1つのパーツとして集約対象パーツA、Bを集約する。【選択図】 図12

Description

本発明は、ドキュメントの作成を支援するシステムに係り、特に、必要なパーツを効率的に探し出すことができるドキュメント作成支援システムに関する。
従来、文書を作成する技術としては、例えば、特許文献1記載の技術が知られている。
特許文献1記載の技術は、文書の構造を文書全体の骨組み構造体と、その骨組み構造体に埋め込むための文章要素片から構成し、文書作成にあたっては、要求仕様に従ってあらかじめ用意された多種多数の文章要素片から選択して、骨組み構造体に埋め込んで行くことを繰り返すことにより文書が作成する文書作成装置である(同文献〔0013〕〜〔0031〕及び図1〜21)。
特開2001−331481号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、文章要素片の数が多くなると、利用したい文章要素片(パーツ)を探し出すのが難しいという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、必要なパーツを効率的に探し出すことができるドキュメント作成支援システムを提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のドキュメント作成支援システムは、1又は複数の要素からなるパーツを記憶するパーツ記憶手段と、ドキュメントごとに、前記パーツの配列順序又は階層関係を規定したノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、前記パーツ記憶手段のパーツ及び前記ノード情報記憶手段のノード情報に基づいて、前記パーツを構造化した構造化データを生成する構造化データ生成手段と、前記パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、前記構造化データ生成手段で生成した構造化データ及び前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいて前記ドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、前記パーツの属性に関するパーツ属性情報を前記ドキュメントと対応づけて記憶するパーツ属性情報記憶手段と、検索キーに対応する前記パーツ属性情報記憶手段のパーツ属性情報を介して、当該パーツ属性情報に対応する前記ドキュメントで利用される前記パーツを前記パーツ記憶手段から検索するパーツ検索手段とを備える。
このような構成であれば、構造化データ生成手段により、パーツ記憶手段のパーツ及びノード情報記憶手段のノード情報に基づいて構造化データが生成され、ドキュメント生成手段により、生成された構造化データ及びテンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいてドキュメントが生成される。また、パーツ検索手段により、検索キーに対応するパーツ属性情報記憶手段のパーツ属性情報を介して、そのパーツ属性情報に対応するドキュメントで利用されるパーツがパーツ記憶手段から検索される。
ここで、要素としては、例えば、文字、数字、符合、記号、用語その他のテキスト、画像(静止画像及び動画像を含む。)、数式、表、図形、グラフ、脚注、柱、ノンブル、タイトル、本文又は音声が含まれる。以下、発明8のドキュメント作成支援システムにおいて同じである。
また、パーツ記憶手段は、パーツをあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、パーツを予め記憶してあるものであってもよいし、パーツを予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってパーツを記憶するようになっていてもよい。以下、記憶手段に情報を記憶することについては同様である。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明8のドキュメント作成支援システムにおいて同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2のドキュメント作成支援システムは、発明1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記パーツ記憶手段の第1パーツ及び第2パーツのそれぞれについて他方との差分部分を判定し、前記第1パーツ及び前記第2パーツの差分部分を参照情報に置き換えた1つの前記パーツとして前記第1パーツ及び前記第2パーツを集約するパーツ集約手段を備える。
このような構成であれば、パーツ集約手段により、パーツ記憶手段の第1パーツ及び第2パーツのそれぞれについて他方との差分部分が判定され、第1パーツ及び第2パーツの差分部分が参照情報に置き換えられた1つのパーツとして第1パーツ及び第2パーツが集約される。
〔発明3〕 さらに、発明3のドキュメント作成支援システムは、発明2のドキュメント作成支援システムにおいて、変数識別情報及び変数内容情報を規定した変数情報を前記ドキュメントと対応づけて記憶する変数情報記憶手段を備え、前記パーツ集約手段は、前記第1パーツを集約したパーツが利用される前記ドキュメントと対応づけて、前記参照情報としての前記変数識別情報及び前記第1パーツの差分部分に関する前記変数内容情報を前記変数情報記憶手段に登録するとともに、前記第2パーツを集約したパーツが利用される前記ドキュメントと対応づけて、前記参照情報としての前記変数識別情報及び前記第2パーツの差分部分に関する前記変数内容情報を前記変数情報記憶手段に登録し、前記ドキュメント生成手段は、前記変数情報記憶手段の変数情報のうち生成対象となる前記ドキュメントの変数情報に基づいて、前記パーツに含まれる前記変数識別情報を、当該変数識別情報に対応する変数内容情報に変換する。
このような構成であれば、パーツ集約手段により、第1パーツを集約したパーツが利用されるドキュメントと対応づけられて、変数識別情報及び第1パーツの差分部分に関する変数内容情報が変数情報記憶手段に登録される。また、パーツ集約手段により、第2パーツを集約したパーツが利用されるドキュメントと対応づけられて、変数識別情報及び第2パーツの差分部分に関する変数内容情報が変数情報記憶手段に登録される。そして、ドキュメント生成手段により、変数情報記憶手段の変数情報のうち生成対象となるドキュメントの変数情報に基づいて、要素に含まれる変数識別情報が、その変数識別情報に対応する変数内容情報に変換される。
ここで、変数識別情報は、識別するための情報であって、例えば、名称、番号、ID、コード、URL等のリンク情報として構成することができる。また、変数識別情報は、例えば、文字、数字、図形、符合、記号、画像その他の情報として構成することができる。
また、変数内容情報は、変数識別情報を置き換える情報であって、任意の情報を採用することができ、例えば、名称、番号、ID、コード、URL等のリンク情報として構成することができる。
〔発明4〕 さらに、発明4のドキュメント作成支援システムは、発明2及び3のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記要素を記憶する要素記憶手段を備え、前記パーツ集約手段は、前記第1パーツ及び前記第2パーツの差分部分に含まれる共通の前記要素を、これを識別するための前記参照情報に置き換え、前記ドキュメント生成手段は、前記パーツに含まれる前記参照情報に基づいて前記要素記憶手段から前記要素を取得し、取得した要素に基づいて前記ドキュメントを生成する。
このような構成であれば、パーツ集約手段により、第1パーツ及び第2パーツの差分部分に含まれる共通の要素が参照情報に置き換えられる。そして、ドキュメント生成手段により、パーツに含まれる参照情報に基づいて要素記憶手段から要素が取得され、取得された要素に基づいてドキュメントが生成される。
ここで、参照情報は、要素を識別するための情報であって、例えば、名称、番号、ID、コード、URL等のリンク情報として構成することができる。また、参照情報は、例えば、文字、数字、図形、符合、記号、画像その他の情報として構成することができる。
〔発明5〕 さらに、発明5のドキュメント作成支援システムは、発明2乃至4のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、作成中の前記ドキュメントに対応する前記パーツ属性情報記憶手段のパーツ属性情報を前記検索キーとして取得する検索キー取得手段を備え、前記パーツ集約手段は、前記作成中のドキュメントで利用される前記パーツ及び前記パーツ検索手段で索出したパーツを前記1つのパーツとして集約する。
このような構成であれば、検索キー取得手段により、作成中のドキュメントに対応するパーツ属性情報記憶手段のパーツ属性情報が検索キーとして取得され、パーツ検索手段により、取得された検索キーに対応するパーツ属性情報記憶手段のパーツ属性情報を介して、そのパーツ属性情報に対応するドキュメントで利用されるパーツがパーツ記憶手段から検索される。そして、パーツ集約手段により、作成中のドキュメントで利用されるパーツ及び索出されたパーツが1つのパーツとして集約される。
ここで、検索キー取得手段は、例えば、入力装置等から検索キーを入力してもよいし、外部の端末等から検索キーを獲得又は受信してもよいし、記憶装置や記憶媒体等から検索キーを読み出してもよいし、情報処理等により検索キーを生成し又は算出してもよい。したがって、取得には、少なくとも入力、獲得、受信、読出(検索を含む。)、生成及び算出が含まれる。以下、取得の概念については同じである。
〔発明6〕 さらに、発明6のドキュメント作成支援システムは、発明5のドキュメント作成支援システムにおいて、変換の対象となる変換対象用語及び変換を行って統一すべき統一用語を含む用語変換情報を記憶する用語変換情報記憶手段と、前記用語変換情報記憶手段の用語変換情報に基づいて、前記作成中のドキュメントで利用される前記パーツに含まれる前記変換対象用語を前記統一用語に変換する用語変換手段とを備え、前記パーツ集約手段は、前記用語変換手段で用語が変換された前記パーツ及び前記パーツ検索手段で索出したパーツを前記1つのパーツとして集約する。
このような構成であれば、用語変換手段により、用語変換情報記憶手段の用語変換情報に基づいて、作成中のドキュメントで利用されるパーツに含まれる変換対象用語が統一用語に変換される。そして、パーツ集約手段により、用語が変換されたパーツ及び索出されたパーツが1つのパーツとして集約される。
〔発明7〕 さらに、発明7のドキュメント作成支援システムは、発明1乃至6のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記ドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、前記ドキュメント記憶手段のドキュメントから、作成のベースとする前記ドキュメントを選択するドキュメント選択手段と、前記パーツ属性情報を取得するパーツ属性情報取得手段と、前記ドキュメント記憶手段のドキュメントのうち、前記パーツ属性情報取得手段で取得したパーツ属性情報に対応する複数の前記ドキュメントについて前記パーツ単位で共通な差分部分を判定する差分部分判定手段と、前記ドキュメント選択手段で選択したドキュメントに、前記差分部分判定手段で判定した共通な差分部分を追加することにより作成対象の前記ドキュメントを構成するドキュメント構成手段とを備える。
このような構成であれば、ドキュメント選択手段により作成のベースとするドキュメントが選択され、パーツ属性情報取得手段によりパーツ属性情報が取得されると、差分部分判定手段により、取得されたパーツ属性情報に対応する複数のドキュメントについて共通な差分部分が判定される。そして、ドキュメント構成手段により、選択されたドキュメントに、判定された共通な差分部分が追加されることにより作成対象のドキュメントが構成される。
〔発明8〕 さらに、発明8のドキュメント作成支援システムは、1又は複数の要素からなるパーツを利用するドキュメント及び前記パーツの属性に関するパーツ属性情報を対応づけて記憶するドキュメント記憶手段と、前記ドキュメント記憶手段のドキュメントから、作成のベースとする前記ドキュメントを選択するドキュメント選択手段と、前記パーツ属性情報を取得するパーツ属性情報取得手段と、前記ドキュメント記憶手段のドキュメントのうち、前記パーツ属性情報取得手段で取得したパーツ属性情報に対応する複数の前記ドキュメントについて前記パーツ単位で共通な差分部分を判定する差分部分判定手段と、前記ドキュメント選択手段で選択したドキュメントに、前記差分部分判定手段で判定した共通な差分部分を追加することにより作成対象の前記ドキュメントを構成するドキュメント構成手段とを備える。
このような構成であれば、ドキュメント選択手段により作成のベースとするドキュメントが選択され、パーツ属性情報取得手段によりパーツ属性情報が取得されると、差分部分判定手段により、取得されたパーツ属性情報に対応する複数のドキュメントについて共通な差分部分が判定される。そして、ドキュメント構成手段により、選択されたドキュメントに共通な差分部分が追加されることにより作成対象のドキュメントが構成される。
以上説明したように、発明1のドキュメント作成支援システムによれば、検索キーに対応するパーツ属性情報を介して、そのパーツ属性情報に対応するドキュメントで利用されるパーツが検索されるので、従来に比して、必要なパーツを効率的に探し出すことができる。
さらに、発明2のドキュメント作成支援システムによれば、パーツを集約することができるので、内容が類似するパーツが増加することを抑制することができる。
さらに、発明3のドキュメント作成支援システムによれば、複数のドキュメントに共通するコンテクストについて、ドキュメントに対応する変数内容情報を適用することができる。
さらに、発明4のドキュメント作成支援システムによれば、1つの要素を複数の箇所で流用することができるとともに要素の変更も容易となる。
さらに、発明5のドキュメント作成支援システムによれば、作成中のドキュメントに関連のあるパーツが検索により得られ、作成中のドキュメントで利用されるパーツがこれと集約されるので、効果的にパーツを集約することができる。
さらに、発明6のドキュメント作成支援システムによれば、用語を統一した上でパーツを集約することができる。
さらに、発明7又は8のドキュメント作成支援システムによれば、差分部分を更新するだけでドキュメントを作成することができる。
本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 マニュアル作成支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。 マニュアル、ノード情報及びパーツの関係を示す図である。 企業情報管理テーブル400及びカテゴリ情報管理テーブル410のデータ構造を示す図である。 マニュアル管理テーブル420及びパーツ管理テーブル430、440のデータ構造を示す図である。 画像管理テーブル450、数式管理テーブル460及びバージョン管理テーブル470のデータ構造を示す図である。 マニュアルの作成要領を説明するための図である。 マニュアル作成処理を示すフローチャートである。 パーツを追加する操作を示す画面である。 パーツの内容を変更する操作を示す画面である。 パーツを削除する操作を示す画面である。 テキストの集約を行う場合の手順を示す図である。 画像等の集約を行う場合の手順を示す図である。 入力補助(集約検索)を行う場合の手順を示す図である。 入力補助(用語統一)を行う場合の手順を示す図である。 マニュアル生成処理を示すフローチャートである。 レイアウトテンプレートにより様々なレイアウトを実現することを説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図17は、本実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、マニュアルの作成を支援するマニュアル作成支援サーバ100と、企業ごとに設置されたユーザ端末200とが接続されている。
次に、マニュアル作成支援サーバ100の構成を説明する。
図2は、マニュアル作成支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。
マニュアル作成支援サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図3は、マニュアル、ノード情報及びパーツの関係を示す図である。
マニュアル作成支援サーバ100において、マニュアルは、用語、文章、画像、数式その他の要素をパーツ単位で作成することができる。このため、マニュアルは、図3に示すように、1又は複数のパーツと、パーツの配列順序又は階層関係を規定したノード情報とを有して構成されている。図3の例では、「製品A」のマニュアルは、パーツ1、2、4、5からなり、これらパーツの配列順序又は階層関係がノード情報で規定されている。また、「製品B」のマニュアルは、パーツ5、6、8、9からなり、これらパーツの配列順序又は階層関係がノード情報で規定されている。ここで、パーツ5は、「製品A」のマニュアル及び「製品B」のマニュアルで共用されている。
マニュアルは、企業ごと及びカテゴリごとに管理される。画像ライブラリには、複数の画像が登録されている。数式ライブラリには、複数の数式が登録されている。パーツライブラリには、1又は複数の要素(用語、文章、画像、数式その他の要素)からなるパーツが複数登録されている。パーツには属性を設定することができ、属性ライブラリには、複数の属性が登録されている。
図4は、企業情報管理テーブル400及びカテゴリ情報管理テーブル410のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図4に示すように、企業情報を管理する企業情報管理テーブル400と、カテゴリ情報を管理するカテゴリ情報管理テーブル410とを記憶している。
企業情報管理テーブル400には、図4(a)に示すように、企業ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、企業IDその他の情報からなる主要情報と、変数名及び変数値を対応づけて登録したリストその他の情報からなる変数情報とが登録されている。なお、Noとは、システム実装のための内部番号である。一方、IDは外部仕様としてデータに含まれる。Noは常に数値であるが、IDは数字以外の文字を含まれる。また、Noはシステム内で常にユニークであるが、異なる言語Noで同じIDはある。
カテゴリ情報管理テーブル410には、図4(b)に示すように、企業ごと及びカテゴリごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、カテゴリIDその他の情報からなる主要情報と、変数名及び変数値を対応づけて登録したリストその他の情報からなる変数情報とが登録されている。
図5は、マニュアル管理テーブル420及びパーツ管理テーブル430、440のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、さらに、図5に示すように、マニュアルを管理するマニュアル管理テーブル420と、パーツライブラリのパーツを管理するパーツ管理テーブル430、440とを記憶している。
マニュアル管理テーブル420には、図5(a)に示すように、マニュアルごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、言語No、マニュアルID、更新ID、ノード情報(ノードID)、パーツID、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、バージョン、言語区分、ブックコード、属性、タイトル、サブタイトル、バージョン、ナンバー及び備考からなるメタ情報と、パーツ属性名及びパーツ属性値を対応づけて登録したパーツ属性リスト、変換の対象となる変換対象用語及び変換を行って統一すべき統一用語を対応づけて登録した用語変換リストその他の情報からなる属性情報と、変数名及び変数値を対応づけて登録したリストその他の情報からなる変数情報と、パーツIDとノードIDのリストその他の情報からなる参照情報と、原本マニュアル(カテゴリNo、マニュアルID)及び原本との関係性からなる派生情報とが登録されている。
ノード情報について説明する。マニュアルを構成する要素をノードと呼び、マニュアル内で一意に識別されるIDを持つ。ノードのデータ(例えば、テキスト)が格納されている部分がパーツで、企業内で一意に識別されるIDを持つ。複数のマニュアルで用いられるパーツを同一(同じパーツID)にすることを集約と呼び、集約されたパーツは複数のノードから参照される。これに対し、一のマニュアルで用いられるパーツを固有(別のパーツID)にすることを分離と呼び、分離されたパーツは一のノードから参照される。
マニュアルのコピー(複製)について説明する。マニュアルのコピーには、分離コピー、集約コピー及び展開コピーの3種類ある。分離コピーは、コピー元のマニュアルとは別の固有のパーツを利用するようにコピーすることである。集約コピー(「参照コピー」ともいう。)は、コピー元のマニュアルと同一のパーツを利用するようにコピーすることである。展開コピーは、言語区分の変更や更新ID(バージョン)の付与を伴って集約コピーすることである。
変数機能について説明する。マニュアルはコンテクストを持つため、単純なテキストではパーツの再利用が制限される。コンテクスト依存部分を変数名で記述し、マニュアル出力時に変数名を変数値に変換することで、コンテクストへの依存を低減する。変数名に対する変数値はコンテクストごとに設定する。複数のマニュアルで用いられるパーツでは、変数名に対する各マニュアルごとに設定されている変数値を選択候補として一覧する。変数名に対応する変数値は、後述の状況の組み合わせや項目の内容で変換する。
状況(コンテクスト)について説明する。パーツの再利用のために、次の状況に紐づけて出力するデータを設定する。パーツ固有、ノード固有、マニュアル固有、カテゴリ固有、企業固有、メディア固有、言語固有、更新(バージョン)固有である。
項目(参照及び条件)について説明する。パーツが使われている状況により、パーツ情報、マニュアルのメタ情報、カテゴリ情報及び企業情報を参照することができる。参照する情報を組み合わせて条件を設定することができる。パーツ情報としては、セクションの番号、セクションのタイトル、図番号、図題、表番号、表題、番号、タイトル番号、タイトル内容、項目番号、項目名その他の情報がある。マニュアルのメタ情報としては、バージョン、言語区分、ブックコード、属性、タイトル、サブタイトル、バージョン、ナンバー、備考及びパーツ属性がある。
パーツ管理テーブル430には、図5(b)に示すように、パーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、パーツID、パーツの種別、初期パーツ属性、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、変数名リストその他の情報からなる変数情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報とが登録されている。
パーツ管理テーブル440には、図5(c)に示すように、更新されたパーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、パーツID、言語No、更新No、XMLデータ、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、更新No、XMLデータ、更新者ID、更新日時、その他の情報(更新時の更新前情報)からなる更新情報とが登録されている。異なる言語で記述されるマニュアルについては、第1言語のマニュアルで用いられるパーツに対し、第2言語のマニュアルで用いられるパーツを対応づけて管理する。同一ノードのパーツに対しては同一のパーツIDを設定し、言語Noによって区別する。図3の例では、例えば、製品Aのマニュアルについて日本語のマニュアルMjpと英語のマニュアルMenが存在する場合、マニュアルMjpは、パーツID「1」「2」「4」「5」のパーツが用いられ、マニュアルMenは、マニュアルMjpと同じ構造のノード情報を有し、マニュアルMjpの各パーツに対応するパーツが用いられる。マニュアルMjpの各パーツとマニュアルMenの各パーツは、同一ノードのパーツに対し同一のパーツIDが設定されて対応づけられる。したがって、マニュアルMenは、パーツID「1」「2」「4」「5」のパーツが用いられる。ただし、マニュアルMjpで用いられるパーツには日本語に対応する言語Noが設定され、マニュアルMenで用いられるパーツには英語に対応する言語Noが設定されることにより区別される。
図6は、画像管理テーブル450、数式管理テーブル460及びバージョン管理テーブル470のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、さらに、図6に示すように、画像ライブラリの画像を管理する画像管理テーブル450と、数式ライブラリの数式を管理する数式管理テーブル460と、マニュアルのバージョンを管理するバージョン管理テーブル470とを記憶している。
画像管理テーブル450には、図6(a)に示すように、画像ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、画像No、企業No、言語No、更新No、置換文字、分類区分その他の情報からなる主要情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報と、編集画面用データ及びPDF用データからなる参照情報と、参照されている更新Noのリストからなる派生情報とが登録されている。
置換機能について説明する。図や数式のような画像データは差替えが必要であり、また、同じ画像データを複数の箇所で利用する。画像データ部分を置換文字で記述し、マニュアル出力時に置換文字を画像データに変換することで画像データの一括差替えが可能になり、パーツの画像データへの依存を低減する。変数とは異なり、置換文字と画像データは企業単位でライブラリとして管理する。同じ置換文字列で言語区分ごとの画像データを登録することができ、後述の状況の組み合わせや項目を条件に変換する。
数式管理テーブル460には、図6(b)に示すように、数式ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、数式No、企業No、言語No、更新No、置換文字、分類区分その他の情報からなる主要情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報と、編集画面用データ及びPDF用データからなる参照情報と、参照されている更新Noのリストからなる派生情報とが登録されている。
バージョン管理テーブル470には、図6(c)に示すように、バージョンごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、更新ID、更新No、バージョン、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報が登録されている。
記憶装置42は、さらに、パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶している。マニュアルの作成では、レイアウトを適用するレイアウトテンプレートを指定する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
初めに、マニュアルを作成する場合の動作を説明する。
図7は、マニュアルの作成要領を説明するための図である。
マニュアルは、図7に示すように、レイアウト領域にパーツを配置して作成する。パーツは、レイアウト領域の上下方向又は左右方向に配置する。最初に、レイアウト領域に1つのパーツを追加する。次のパーツは、既存のパーツの直前又は直後に追加することができる。以降のパーツも同様であり、既存のパーツに対し任意の位置に追加することができる。パーツには、用語、文章、画像、数式その他の要素を記述することができ、他のパーツに対し階層関係を設定することもできる。また、2分割のパーツがあり、これは、左側と右側に領域を2つ分割し、それぞれにテキスト、画像、表、項目等を配置するパーツである。また、2段組のパーツがあり、これは、左側と右側に領域を2つ分割し、左側から右側にテキストを続けて配置するパーツである。パーツは、内容を変更することができ、削除することもできる。
図8は、マニュアル作成処理を示すフローチャートである。
CPU30は、MPU(Micro-Processing Unit)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図8のフローチャートに示すマニュアル作成処理を実行する。
マニュアル作成処理は、CPU30において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS90に移行する。
ステップS90は、ユーザが作成しようとするマニュアル(以下「作成対象マニュアル」という。)を最初に作成する場合にのみ実行される処理であって、作成対象マニュアルの初期内容を構成する初期構成処理を実行する。初期構成処理では、まず、マニュアル管理テーブル420のマニュアルから、作成のベースとするマニュアルをユーザ端末200に選択させ、作成対象マニュアルに設定されるパーツ属性を選択する。次いで、マニュアル管理テーブル420のマニュアルのうち、選択されたパーツ属性に対応する複数のマニュアルについてパーツ単位で共通な差分部分を判定する。そして、選択されたベースとするマニュアルに、判定した共通な差分部分を追加することにより作成対象マニュアルを構成する。
次いで、ステップS100に移行して、新たなパーツを追加するパーツ追加要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ追加要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS102に移行する。
図9は、パーツを追加する操作を示す画面である。
ユーザ端末200では、図9に示す画面において、レイアウト領域の右半分がパーツを配置する領域に、左半分がメニュー等を配置する領域にそれぞれ割り当てられており、新しいパーツを挿入したい箇所にある「パーツ挿入」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ追加要求が送信される。
ステップS102では、レイアウト領域に新たなパーツを追加し、現在作成中のマニュアルに係るノード情報に新たなパーツに関する記述を組み込み、ステップS104に移行して、追加したパーツに新たな要素が記述されると、追加したパーツをパーツ管理テーブル440に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS100で、パーツ追加要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS106に移行する。
ステップS106では、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツのなかから新たなパーツを追加する登録パーツ追加要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、登録パーツ追加要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS108に移行する。
ステップS108では、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツの一覧をユーザ端末200に提示し、パーツの一覧のなかからパーツが選択されると、ステップS110に移行して、選択されたパーツをレイアウト領域に追加し、現在作成中のマニュアルに係るノード情報に新たなパーツに関する記述を組み込み、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS106で、登録パーツ追加要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS112に移行する。
ステップS112では、レイアウト領域に配置されているパーツの内容を変更するパーツ変更要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ変更要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS114に移行する。
図10は、パーツの内容を変更する操作を示す画面である。
ユーザ端末200では、図10に示すように、内容を変更したいパーツの右側にある「編集」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ変更要求が送信される。
ステップS114では、変更前のパーツの内容を示す履歴情報を作成し、作成した履歴情報を記憶装置42に格納する。これにより、パーツは、内容を変更した後であっても履歴情報をもとに復元することができる。そして、ステップS116に移行して、更新対象となるパーツに係るノード情報をマニュアル管理テーブル420から検索し、索出したノード情報に基づいて、更新対象となるパーツが利用されている対象マニュアルの一覧をユーザ端末200に提示し、ユーザに更新の可否について確認を促す。この結果、更新の確認が得られると、ステップS118に移行して、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツのうち更新対象となるパーツを更新し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。パーツが更新されると、更新対象となるパーツを利用している複数のマニュアルにおいて、更新対象となるパーツに対し更新内容が共通に反映される。
一方、ステップS112で、パーツ変更要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS120に移行する。
ステップS120では、レイアウト領域に配置されているパーツを削除するパーツ削除要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ削除要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS122に移行する。
図11は、パーツを削除する操作を示す画面である。
ユーザ端末200では、図11に示すように、削除したいパーツの右側にある「削除」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ削除要求が送信される。
ステップS122では、削除対象となるパーツを削除せず、現在作成中のマニュアルに係るノード情報において削除対象となるパーツに関する記述を削除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS120で、パーツ削除要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS124に移行する。
ステップS124では、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツを削除する登録パーツ削除要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、登録パーツ削除要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS126に移行する。
ステップS126では、削除前のパーツの内容を示す履歴情報を作成し、作成した履歴情報を記憶装置42に格納する。これにより、パーツは、削除した後であっても履歴情報をもとに復元することができる。そして、ステップS128に移行して、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツのうち削除対象となるパーツを削除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS124で、登録パーツ削除要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS130に移行する。
ステップS130では、パーツを集約するパーツ集約要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ集約要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS132に移行する。
ステップS132では、作成中のマニュアルにおいて集約対象として選択されたパーツ(以下「集約対象パーツA」という。)と関連のあるパーツをパーツ管理テーブル440から検索し、索出したパーツの一覧を表示し、一覧のなかからいずれかをユーザ端末200に選択させる。具体的には、作成中のマニュアルに対応するパーツ属性をマニュアル管理テーブル420から取得し、取得したパーツ属性と一致するマニュアル管理テーブル420のパーツ属性を介して、そのパーツ属性に対応するマニュアルで利用されるパーツをパーツ管理テーブル440から検索する。
次いで、ステップS134に移行して、集約対象パーツA並びにステップS132で索出及び選択されたパーツ(以下「集約対象パーツB」という。)のそれぞれについて他方との差分部分を判定する。
次いで、ステップS136に移行して、ステップS134で判定した集約対象パーツA、Bの差分部分のテキストについては、集約対象パーツA、Bの差分部分に含まれるテキストを変数名に置き換えた1つのパーツとして集約対象パーツA、Bを集約する。そして、集約対象パーツAを集約したパーツが利用されるマニュアルと対応づけて、変数名及び集約対象パーツAの差分部分を示す変数値をマニュアル管理テーブル420に登録するとともに、集約対象パーツBを集約したパーツが利用されるマニュアルと対応づけて、変数名及び集約対象パーツBの差分部分を示す変数値をマニュアル管理テーブル420に登録する。
図12は、テキストの集約を行う場合の手順を示す図である。
テキストの集約を行う場合は、例えば図12に示すように、まず、マニュアルAから分離コピーによりマニュアルBを作成する。次に、マニュアルBに固有な箇所を更新する。次に、パーツ集約により、マニュアルAとマニュアルBを比較し次の処理を行う。データ部分が同じノードは、同じパーツを利用する。データ部分に差分があるノードは、差分部分を変数化(図12の例での変数名は「変数1」)した上で同じパーツを利用する。集約化後は、マニュアルAとマニュアルBに共通した変更が1回の更新ですむ。
また、ステップS134では、ステップS134で判定した集約対象パーツA、Bの差分部分の画像等については、集約対象パーツA、Bの差分部分に含まれる共通の画像等を置換文字に置き換えた1つのパーツとして集約対象パーツA、Bを集約する。
図13は、画像等の集約を行う場合の手順を示す図である。
画像等の集約を行う場合は、例えば図13に示すように、まず、マニュアルAから分離コピーによりマニュアルBを作成し、画像を更新する。次に、マニュアルBに固有と思い込んでいた画像で更新する。次に、パーツ集約により、マニュアルAとマニュアルBを比較し次の処理を行う。データ部分が同じノードは、同じパーツを利用する。画像データが同じなら、同じ置換文字(図13の例では「SAME_image」)に変更した上で同じパーツを利用する。集約化後は、マニュアルAとマニュアルBに共通した変更が1回の更新ですむ。
ステップS136の処理が終了すると、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、入力補助(集約検索)を行う場合の動作を説明する。
図14は、入力補助(集約検索)を行う場合の手順を示す図である。
パーツを記述する場合に入力補助(集約検索)を行うことができる。入力補助(集約検索)を行う場合は、例えば図14に示すように、まず、マニュアルCを新規に作成する。次に、ブロックを新規追加しテキストを入力する。次に、集約の操作により、マニュアルCが持つパーツ属性を検索キーとしてパーツが検索され、入力されたテキストに対して変数機能や置換機能により利用できるパーツ候補が一覧される。この検索処理は、ステップS132の処理と同様である。そして、選択されたパーツを利用できるように変数機能や置換機能により処理が行われる。
なお、図14の例は、変数機能のみを示したものである。
次に、入力補助(用語統一)を行う場合の動作を説明する。
図15は、入力補助(用語統一)を行う場合の手順を示す図である。
パーツを記述する場合に入力補助(用語統一)を行うことができる。入力補助(用語統一)を行う場合は、例えば図15に示すように、まず、マニュアルDを新規に作成する。次に、ブロックを新規追加しテキストを入力する。次に、集約の操作により、マニュアルDが持つパーツ属性を検索キーとしてパーツが検索され、入力されたテキストに対して用語変換リストに基づく用語統一を適用し、変数機能や置換機能により利用できるパーツ候補が一覧される。この検索処理は、ステップS132の処理と同様である。図15の例では、「説明」が「解説」に統一するルールとなっているケースである。そして、選択されたパーツを利用できるように変数機能や置換機能により処理が行われる。
なお、図15の例は、変数機能のみを示したものである。
次に、マニュアルを生成する場合の動作を説明する。
図16は、マニュアル生成処理を示すフローチャートである。
ユーザ端末200では、マニュアルの作成が完了した場合、マニュアル作成支援サーバ100に対しマニュアル生成要求を行う。
CPU30は、マニュアル生成要求が行われると、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図16のフローチャートに示すマニュアル生成処理を実行する。
マニュアル生成処理は、CPU30において実行されると、図16に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、生成対象となるマニュアルに係るノード情報をマニュアル管理テーブル420から検索し、ステップS202に移行して、索出したノード情報に基づいて、当該ノード情報に記述されているパーツをパーツ管理テーブル440から検索し、ステップS204に移行する。
ステップS204では、索出したノード情報及びパーツに基づいて、パーツを構造化したXML(eXtensible Markup Language)データを生成し、ステップS206に移行して、生成対象となるマニュアルについて指定されたレイアウトテンプレートを記憶装置42から読み出し、ステップS208に移行して、生成したXMLデータ及び読み出したレイアウトテンプレートに基づいて、例えばPDFファイルとしてマニュアルを生成し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
図17は、レイアウトテンプレートにより様々なレイアウトを実現することを説明するための図である。
図17に示すように、レイアウトテンプレートを指定するだけで様々なレイアウトでマニュアルを生成することができる。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、検索キーに対応するマニュアル管理テーブル420のパーツ属性を介して、そのパーツ属性に対応するマニュアルで利用されるパーツをパーツ管理テーブル440から検索する。
これにより、従来に比して、必要なパーツを効率的に探し出すことができる。
さらに、本実施の形態では、集約対象パーツA、Bのそれぞれについて他方との差分部分を判定し、集約対象パーツA、Bの差分部分に含まれるテキストを変数名に置き換えた1つのパーツとして集約対象パーツA、Bを集約し、集約対象パーツAを集約したパーツが利用されるマニュアルと対応づけて、変数名及び集約対象パーツAの差分部分を示す変数値をマニュアル管理テーブル420に登録するとともに、集約対象パーツBを集約したパーツが利用されるマニュアルと対応づけて、変数名及び集約対象パーツBの差分部分を示す変数値をマニュアル管理テーブル420に登録する。
これにより、内容が類似するパーツが増加することを抑制することができる。また、複数のマニュアルに共通するコンテクストについて、マニュアルに対応する変数値を適用することができる。
さらに、本実施の形態では、集約対象パーツA、Bのそれぞれについて他方との差分部分を判定し、集約対象パーツA、Bの差分部分の画像等については、集約対象パーツA、Bの差分部分に含まれる共通の画像等を置換文字に置き換えた1つのパーツとして集約対象パーツA、Bを集約する。
これにより、内容が類似するパーツが増加することを抑制することができる。また、1つの要素を複数の箇所で流用することができるとともに要素の変更も容易となる。
さらに、本実施の形態では、作成中のマニュアルに対応するパーツ属性を検索キーとして取得し、取得した検索キーに対応するマニュアル管理テーブル420のパーツ属性を介して、そのパーツ属性に対応するマニュアルで利用されるパーツをパーツ管理テーブル440から検索し、作成中のマニュアルで利用されるパーツ及び索出したパーツを1つのパーツとして集約する。
これにより、効果的にパーツを集約することができる。
さらに、本実施の形態では、作成中のマニュアルに対応するパーツ属性を検索キーとして取得し、取得した検索キーに対応するマニュアル管理テーブル420のパーツ属性を介して、そのパーツ属性に対応するマニュアルで利用されるパーツをパーツ管理テーブル440から検索し、用語変換リストに基づいて、作成中のマニュアルで利用されるパーツに含まれる変換対象用語を統一用語に変換し、用語が変換されたパーツ及び索出したパーツを1つのパーツとして集約する。
これにより、用語を統一した上でパーツを集約することができる。
さらに、本実施の形態では、作成のベースとするマニュアルを選択させ、作成対象マニュアルに設定されるパーツ属性を選択し、選択されたパーツ属性に対応する複数のマニュアルについてパーツ単位で共通な差分部分を判定し、選択されたベースとするマニュアルに、判定した共通な差分部分を追加することにより作成対象マニュアルを構成する。
これにより、差分部分を更新するだけでマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、生成対象となるマニュアルの変数情報に基づいて、要素に含まれる変数名を、その変数名に対応する変数値に変換する。
これにより、複数のマニュアルに共通するコンテクストについて、マニュアルに対応する変数値を適用することができる。
さらに、本実施の形態では、パーツに含まれる置換文字に基づいてライブラリから画像又は数式を取得し、取得した画像又は数式に基づいてマニュアルを生成する。
これにより、1つの要素を複数の箇所で流用することができるとともに要素の変更も容易となる。
さらに、本実施の形態では、パーツ及びその配置順序又は階層関係を編集し、編集されたパーツを構造化したXMLデータを生成し、生成したXMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルを生成する。
これにより、パーツ及びその配置順序又は階層関係を編集することができるので、マニュアルの作成が容易である。また、XMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルが生成されるので、レイアウトを考えずに編集することができ、作成者の力量によらず、統一的な品質のマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、パーツ管理テーブル440からパーツを選択し、選択したパーツの配列順序又は階層関係をマニュアル管理テーブル420のノード情報に組み込み、パーツ管理テーブル440のパーツを更新し、パーツ管理テーブル440のパーツ及びマニュアル管理テーブル420のノード情報に基づいて、パーツを構造化したXMLデータを生成し、生成したXMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルを生成する。
これにより、パーツを選択すると、パーツの配列順序又は階層関係がノード情報に組み込まれるので、複数のマニュアルでパーツを流用することができ、マニュアルの作成が容易である。また、パーツ管理テーブル440のパーツが更新されると、更新対象となるパーツを利用している複数のマニュアルにおいて、更新対象となるパーツに対し更新内容が共通に反映されるので、複数のマニュアルについて整合性のある編集を行うことができる。さらに、XMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルが生成されるので、レイアウトを考えずに編集することができ、作成者の力量によらず、統一的な品質のマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、パーツ管理テーブル440のパーツを削除する機能と、パーツ管理テーブル440のパーツを削除せず、マニュアル管理テーブル420のノード情報におけるパーツに関する記述を削除する機能を有する。
これにより、パーツ管理テーブル440のパーツを削除すれば、共通のパーツを利用している複数のマニュアルにおいてそのパーツを一括で削除することができる。また、ノード情報におけるパーツに関する記述を削除すれば、共通のパーツを利用している複数のマニュアルのうち特定のマニュアルにおいてそのパーツを個別に削除することができる。
さらに、本実施の形態では、更新対象となるパーツに係るノード情報をマニュアル管理テーブル420から検索し、索出したノード情報に基づいて、更新対象となるパーツが利用されている対象マニュアルの一覧を提示する。
これにより、パーツの内容を変更するにあたって、対象マニュアルの一覧が表示されるので、パーツの更新がどのマニュアルに影響を与えるのかを把握することができる。
本実施の形態において、記憶装置42は、発明1若しくは2のパーツ記憶手段、発明1のノード情報記憶手段、発明1のテンプレート記憶手段、発明1若しくは5のパーツ属性情報記憶手段、発明3の変数情報記憶手段、発明4の要素記憶手段、発明6の用語変換情報記憶手段、又は発明7若しくは8のドキュメント記憶手段に対応している。また、ステップS90は、発明7若しくは8のドキュメント選択手段、発明7若しくは8のパーツ属性情報取得手段、発明7若しくは8の差分部分判定手段、又は発明7若しくは8のドキュメント構成手段に対応し、ステップS132は、発明1、5又は6のパーツ検索手段に対応している。
また、本実施の形態において、ステップS204は、発明1の構造化データ生成手段に対応し、ステップS208は、発明1、3又は4のドキュメント生成手段に対応し、マニュアルは、発明1、3乃至8のドキュメントに対応し、XMLデータは、発明1の構造化データに対応している。また、変数名又は置換文字は、発明2乃至4の参照情報に対応し、変数名は、発明3の変数識別情報に対応し、変数値は、発明3の変数内容情報に対応している。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態においては、ネットワークシステムとして実現したが、これに限らず、単一の装置又はアプリケーションとして実現することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、図8及び図16のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、企業ごとにマニュアルを作成する場合について本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、マニュアル以外のドキュメントを作成する場合について本発明を適用することができる。
100…マニュアル作成支援サーバ、 200…ユーザ端末、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 39…バス、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 199…インターネット、 400…企業情報管理テーブル、 410…カテゴリ情報管理テーブル、 420…マニュアル管理テーブル、 430、440…パーツ管理テーブル、 450…画像管理テーブル、 460…数式管理テーブル、 470…バージョン管理テーブル

Claims (5)

  1. 1又は複数の要素からなるパーツであって当該パーツの属性が設定されたパーツを記憶するパーツ記憶手段と、
    ドキュメントごとに、前記パーツの配列順序又は階層関係を規定したノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、
    前記パーツ記憶手段のパーツ及び前記ノード情報記憶手段のノード情報に基づいて、前記パーツを構造化した構造化データを生成する構造化データ生成手段と、
    前記パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記構造化データ生成手段で生成した構造化データ及び前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいて前記ドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、
    前記ドキュメントで利用される前記パーツの属性に関するパーツ属性情報を当該ドキュメントと対応づけて記憶するパーツ属性情報記憶手段と、
    作成中の前記ドキュメントに対応する前記パーツ属性情報を前記パーツ属性情報記憶手段から取得するパーツ属性情報取得手段と、
    前記パーツ属性情報取得手段で取得したパーツ属性情報に対応する他の前記ドキュメントで利用され当該パーツ属性情報に係る属性の前記パーツを前記パーツ記憶手段から検索するパーツ検索手段と、
    前記パーツ検索手段で索出したパーツを出力するパーツ出力手段とを備えることを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  2. 1又は複数の要素からなるパーツであって当該パーツの属性が設定されたパーツを記憶するパーツ記憶手段と、
    ドキュメントごとに、前記パーツの配列順序又は階層関係を規定したノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、
    前記パーツ記憶手段のパーツ及び前記ノード情報記憶手段のノード情報に基づいて、前記パーツを構造化した構造化データを生成する構造化データ生成手段と、
    前記パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記構造化データ生成手段で生成した構造化データ及び前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいて前記ドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、
    前記ドキュメントで利用される前記パーツの属性に関するパーツ属性情報を当該ドキュメントと対応づけて記憶するパーツ属性情報記憶手段と、
    作成中の前記ドキュメントに対応する前記パーツ属性情報を前記パーツ属性情報記憶手段から取得するパーツ属性情報取得手段と、
    前記パーツ属性情報取得手段で取得したパーツ属性情報に対応する他の前記ドキュメントで利用され当該パーツ属性情報に係る属性の前記パーツを前記パーツ記憶手段から検索するパーツ検索手段と、
    前記作成中のドキュメントにおいてユーザにより選択された前記パーツである第1パーツ及び前記パーツ検索手段で索出したパーツである第2パーツのそれぞれについて他方との差分部分を判定し、前記第1パーツ及び前記第2パーツの差分部分を参照情報に置き換えた1つの前記パーツとして前記第1パーツ及び前記第2パーツを集約するパーツ集約手段と、
    変数識別情報及び変数内容情報を規定した変数情報を前記ドキュメントと対応づけて記憶する変数情報記憶手段とを備え、
    前記パーツ集約手段は、前記第1パーツを集約したパーツが利用される前記ドキュメントと対応づけて、前記変数識別情報として前記参照情報を、前記変数内容情報として前記第1パーツの差分部分を前記変数情報記憶手段に登録するとともに、前記第2パーツを集約したパーツが利用される前記ドキュメントと対応づけて、前記変数識別情報として前記参照情報を、前記変数内容情報として前記第2パーツの差分部分を前記変数情報記憶手段に登録し、
    前記ドキュメント生成手段は、前記変数情報記憶手段の変数情報のうち生成対象となる前記ドキュメントの変数情報に基づいて、前記パーツに含まれる前記変数識別情報を、当該変数識別情報に対応する変数内容情報に変換することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  3. 1又は複数の要素からなるパーツであって当該パーツの属性が設定されたパーツを記憶するパーツ記憶手段と、
    ドキュメントごとに、前記パーツの配列順序又は階層関係を規定したノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、
    前記パーツ記憶手段のパーツ及び前記ノード情報記憶手段のノード情報に基づいて、前記パーツを構造化した構造化データを生成する構造化データ生成手段と、
    前記パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記構造化データ生成手段で生成した構造化データ及び前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいて前記ドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、
    前記ドキュメントで利用される前記パーツの属性に関するパーツ属性情報を当該ドキュメントと対応づけて記憶するパーツ属性情報記憶手段と、
    作成中の前記ドキュメントに対応する前記パーツ属性情報を前記パーツ属性情報記憶手段から取得するパーツ属性情報取得手段と、
    前記パーツ属性情報取得手段で取得したパーツ属性情報に対応する他の前記ドキュメントで利用され当該パーツ属性情報に係る属性の前記パーツを前記パーツ記憶手段から検索するパーツ検索手段と、
    前記要素を識別するための要素識別情報と対応づけて当該要素を記憶する要素記憶手段と、
    前記作成中のドキュメントにおいてユーザにより選択された前記パーツである第1パーツ及び前記パーツ検索手段で索出したパーツである第2パーツのそれぞれについて、前記要素識別情報を含む他方との差分部分を判定し、前記第1パーツ及び前記第2パーツの差分部分に含まれる、データ内容が同一の前記要素を識別するための異なる前記要素識別情報を、共通の前記要素識別情報を含む参照情報に置き換えた1つの前記パーツとして前記第1パーツ及び前記第2パーツを集約するパーツ集約手段とを備え、
    前記ドキュメント生成手段は、前記パーツに含まれる前記参照情報に基づいて前記要素記憶手段から前記要素を取得し、取得した要素に基づいて前記ドキュメントを生成することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  4. 請求項3において、
    変数識別情報及び変数内容情報を規定した変数情報を前記ドキュメントと対応づけて記憶する変数情報記憶手段とを備え、
    前記パーツ集約手段は、前記第1パーツを集約したパーツが利用される前記ドキュメントと対応づけて、前記変数識別情報として前記参照情報を、前記変数内容情報として前記第1パーツの差分部分を前記変数情報記憶手段に登録するとともに、前記第2パーツを集約したパーツが利用される前記ドキュメントと対応づけて、前記変数識別情報として前記参照情報を、前記変数内容情報として前記第2パーツの差分部分を前記変数情報記憶手段に登録し、
    前記ドキュメント生成手段は、前記変数情報記憶手段の変数情報のうち生成対象となる前記ドキュメントの変数情報に基づいて、前記パーツに含まれる前記変数識別情報を、当該変数識別情報に対応する変数内容情報に変換することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項において、
    変換の対象となる変換対象用語及び変換を行って統一すべき統一用語を含む用語変換情報を記憶する用語変換情報記憶手段と、
    前記用語変換情報記憶手段の用語変換情報に基づいて、前記作成中のドキュメントにおいてユーザにより選択された前記パーツに含まれる前記変換対象用語を前記統一用語に変換する用語変換手段とを備え、
    前記パーツ集約手段は、前記用語変換手段で用語が変換された前記パーツ及び前記パーツ検索手段で索出したパーツを前記1つのパーツとして集約することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
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