JP2006252237A - 技術情報管理システム及びプログラム - Google Patents

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Yasuhiro Yoshimoto
泰洋 吉本
Fumiyuki Isozaki
文之 磯崎
Kiyo Onishi
紀代 大西
Naoko Doi
直子 土肥
Kenji Kamigaki
謙二 上垣
Yoshiaki Iimura
佳明 飯村
Katsuyuki Takagi
勝之 高城
Hiromi Kaneko
博美 金子
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Abstract

【課題】 技術者が必要な技術情報を効率良く取得することができる技術情報管理システム等を提供する。
【解決手段】 データベース群1には、設計に関する各技術情報が格納されている。技術情報管理サーバ2の記憶部には、設計部門を選択させるための設計部門選択画面のデータと、設計部門毎に構成され、各技術情報を選択させるための情報提供用画面のデータと、各技術情報の格納先のデータベースを示す管理情報と、が記憶される。技術情報管理サーバ2は、ユーザ端末5からの要求に応答して、設計部門選択画面のデータを送信し、技術者の設計部門の選択入力を受け付ける。そして、選択された設計部門に対応する情報提供用画面のデータをユーザ端末5に送信し、技術者が所望する技術情報の選択入力を受け付ける。そして、管理情報を参照して、選択された技術情報の格納先のデータベースから技術情報を読み出し、ユーザ端末5に送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、技術情報(技術ナレッジ)を管理するための技術情報管理システム等に関する。
従来、設計に関する技術情報は、紙で保管されているか、または、電子化されたデータが個人のPCや複数のDBに分散して管理されていた。
例えば、設計支援のための各アプリケーションの動作を統括的に記録するシステムもある(特許文献1)。
特開平9−171523号公報(第3頁、第2図)
上記のようなシステムでは、技術者(設計者)が自己の設計業務に必要な技術情報を取得するためには、膨大な数のDB等にアクセスして、必要な技術情報が格納されているかを判断しなければならず、検索作業に長時間を要してした。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、技術者が必要な技術情報を効率良く取得することができる技術情報管理システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る技術情報管理システムは、
設計に関する各技術情報が格納されているデータベース群と、
設計部門を選択させるための設計部門選択画面のデータと、設計部門毎に構成され、各前記技術情報を選択させるための情報提供用画面のデータと、を記憶する画面データ記憶手段と、
各前記技術情報について格納先のデータベースを示す管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
端末からの要求に応答して、前記設計部門選択画面のデータを前記端末に送信し、技術者の設計部門の選択入力を受け付ける手段と、
前記設計部門選択画面において選択された設計部門に対応する前記情報提供用画面のデータを前記端末に送信し、技術者が所望する技術情報の選択入力を受け付ける手段と、
前記管理情報を参照して、前記選択された技術情報の格納先のデータベースから当該技術情報を読み出し、前記端末に送信する手段と、
を備えることを特徴とする。
前記技術情報は、業務フローと、設計手順と、要求品質と、評価方法と、ノウハウと、基礎知識と、標準書と、のうちの少なくとも1つに関する情報を含んでもよい。
前記データベース群は、開発ステージ毎に作成された文書データが記憶されている文書データベースを含んでもよく、
端末からの要求に応答して、前記文書情報の一覧を開発ステージ毎に階層的に表示する文書一覧画面のデータを前記端末に送信し、技術者が所望する文書の選択入力を受け付ける手段と、
前記選択された文書の文書データを前記文書データベースから読み出し、前記端末に送信する手段と、
を備えてもよい。
前記文書データベースに記憶されている文書データは、議事録と、計画書と、仕様書と、会議資料と、提案書と、のうちの少なくとも1つの文書のデータを含んでもよい。
前記データベース群は、開発における不具合事例の情報が格納された不具合事例データベースを含んでもよく、
端末からの要求に応答して、前記不具合事例データベースを含むデータベースから検索対象とするデータベースの指定と、検索条件の入力と、を受け付ける検索画面を前記端末に送信し、検索対象とするデータベースの指定と、検索条件と、の入力を受け付ける手段と、
前記検索画面において指定されたデータベースについて、入力された検索条件に基づく文書検索を行う手段と、
前記文書検索処理の結果に基づいて、検索された各文書について、検索条件との類似度の順位と、文書の見出し、格納先のデータベース名と、更新日と、作成者と、類似度の相対スコアと、のうちの少なくとも1つの情報を表示する検索結果画面を前記端末に送信する手段と、
を備えてもよい。
また、この発明の第2の観点に係るプログラムは、
設計に関する各技術情報が格納されているデータベース群に接続されるコンピュータを、
設計部門を選択させるための設計部門選択画面のデータと、設計部門毎に構成され、各前記技術情報を選択させるための情報提供用画面のデータと、を記憶する画面データ記憶手段、
各前記技術情報について格納先のデータベースを示す管理情報を記憶する管理情報記憶手段、
端末からの要求に応答して、前記設計部門選択画面のデータを前記端末に送信し、技術者の設計部門の選択入力を受け付ける手段、
前記設計部門選択画面において選択された設計部門に対応する前記情報提供用画面のデータを前記端末に送信し、技術者が所望する技術情報の選択入力を受け付ける手段、
前記管理情報を参照して、前記選択された技術情報の格納先のデータベースから当該技術情報を読み出し、前記端末に送信する手段、
として機能させる。
本発明によれば、技術者が必要な技術情報を即座に容易に取得することができる。
以下、本発明の実施形態に係る技術情報(技術ナレッジ)管理システムを図面を参照して説明する。
技術情報管理システムの構成例を図1に示す。この技術情報管理システムは、複数のデータベース(DB)からなるデータベース群1と、技術情報管理サーバ2と、を備え、これらはLAN等のネットワークにより接続されている。また、技術情報管理サーバ2は、ネットワーク10を介してユーザ端末5と接続されている。
データベース群1を構成する各DBには各種技術情報が格納されている。これら各DBに格納されている技術情報は、例えば、機械設計、電気設計、ソフトウェア設計、ユニット設計等の各種設計部門における、業務フロー、設計手順、要求品質、評価方法、エキスパートの経験やノウハウ、基礎知識、標準書等についての技術情報と、議事録、計画書、仕様書、会議資料、提案書等のような各開発工程において作成される各種文書情報と、技術報告書、事故再発防止に関する文書等の技術情報と、を含む。
技術情報管理サーバ2は、例えば図2に示すように、制御部31と、記憶部32と、通信制御部33と、を備えるコンピュータから構成される。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等より構成され、記憶部32に記憶されるプログラム等を読み込んで実行することにより、設計情報提供部21、ドキュメント管理部22、技術情報検索部23、を論理的に実現する。
設計情報提供部21は、技術者が所望する設計に関する各種技術情報をネットワーク10を介してユーザ端末5に提供する設計情報提供処理を行う。
この設計情報提供処理では、設計情報提供部21は、ユーザ端末5からの設計情報提供要求に応答して、技術者が所望の技術情報に容易にたどり着けるように設計された画面(設計情報提供画面)のデータを記憶部32から読み出してユーザ端末5に順次供給し、最終的に技術者により所望の技術情報が指定されると、指定された技術情報が格納されているDBを、記憶部32に記憶されているDB管理情報を参照して特定し、特定したDBから指定された技術情報を読み出してユーザ端末5に送信する。ここで、DB管理情報とは、各技術情報の格納先を示すものであり、例えば、各技術情報について、技術情報名(例えば、技術情報のファイル名等)と、その技術情報のファイルが格納されたDBのDB名と、を関連付けたものである。
設計情報提供画面の一例を図3、4に示す。図3は初めに供給されるメイン画面の一例である。図示されるように、このメイン画面は、「機械設計」、「電気設計」、「ユニット設計」、「ソフトウェア設計」、・・・等のように、各設計部門等に対応するボタンを含み、技術者の設計部門の選択入力を受け付けるものである。いずれかの設計部門等のボタンの押下に応答して、設計情報提供部21は、ボタン押下により指定された設計部門に対応する、メイン画面の下位層のサブ画面をユーザ端末5に供給する。図4はサブ画面の一例であり、このサブ画面は、メイン画面において「ユニット設計」のボタンが押下された場合に表示されるものである。図4のサブ画面は、各ユニットに対応するボタンを含む。ユニットに対応するボタンの押下に応答して、設計情報提供部21は、例えば、そのユニットの設計に関する各技術情報(例えば、業務フロー、設計手順、要求品質、評価方法、エキスパートの経験やノウハウ、基礎知識、標準書等)に対応するボタンを含み、ボタン押下により指定された技術情報の格納先へリンクする最終画面(図示せず)をユーザ端末5に供給する。そして、最終画面において、いずれかの技術情報のボタンの押下に応答して、DB管理情報を参照し、データベース群1のうち、ボタン押下により指定された技術情報が格納されているDBから技術情報を読み出してユーザ端末5に送信する。なお、他の設計部門(「機械設計」、「電気設計」、「ソフトウェア設計」・・・)についても同様に、ユーザが所望する技術情報に容易に辿り着けるように技術情報の内容等に基づいて予め構成された設計情報提供画面がユーザ端末5に供給される。
ドキュメント管理部22は、技術者が所望する開発に関する各種文書のデータをネットワーク10を介してユーザ端末5に提供する文書提供処理を行う。ここで開発に関する文書とは、議事録、計画書、仕様書、会議資料、提案書等のような、各開発工程において作成される各種文書を含む。本実施形態では、これらの文書のデータが、あるDB1(以下、文書DB)において、開発ステージ毎に階層的に管理(格納)されている。
文書提供処理では、ドキュメント管理部22は、ユーザ端末5からの文書提供要求に応答して、文書の目録を開発ステージ別に階層的(ツリー構造)に表示する画面(ドキュメントツリー画面)のデータをユーザ端末5に送信する。ドキュメントツリー画面には、例えば図5に示すように、文書DBにおいて管理されている文書を開発ステージ別に階層的に表した目録(ドキュメントツリー)が表示される。
このドキュメントツリーは、各文書が選択可能に構成されており、ドキュメント管理部22は、このドキュメントツリー画面上でいずれかの文書を選択する入力に応答し、選択された文書のデータの格納先を記憶部32におけるドキュメントツリー情報を参照して特定し、文書DBから読み出してユーザ端末5に送信する。ここでドキュメントツリー情報は、文書DBにおける各文書データの格納場所を示す情報である。
なお、文書DBに格納されている文書データには、例えば、進行状況、作成者、カテゴリ、ユニット、作成区、内容、作成日等の属性情報が付与されてもよい。そして、ドキュメントツリー画面では、ユーザによる入力操作に応じて、これらの属性情報に基づいて、進行状況別、作成者別、カテゴリ別、ユニット別、作成区別、内容別、作成日別に、文書DBで管理されている文書の目録(ドキュメントツリー)を表示するようにしてもよい。例えば、「カテゴリ別」が指定された場合、ドキュメント管理部22は、文書DBに格納されている文書データの属性情報のうち「カテゴリ」を参照してカテゴリ毎に文書名を抽出し、画面表示してもよい。
技術情報検索部23は、データベース群1において予め設定されている検索対象DBについてユーザが所望する技術情報を検索し、検索結果をネットワーク10を介してユーザ端末5に提供する技術情報検索処理を行う。
技術情報検索処理では、技術情報検索部23は、ユーザ端末5からの技術文書検索要求に応答して、技術文書を検索するための検索画面のデータをユーザ端末5に送信する。検索画面は、例えば図6に示すように、DB選択エリアE1と、検索条件入力エリアE2と、オプション設定エリアE3と、を備える。
DB選択エリアE1では、一つ又は複数の検索対象DBを選択可能に表示し、それらの検索対象DBの中から今回の検索処理における検索対象のDBを選択する入力を受け付ける。本実施形態では、データベース群1から予め設定された検索対象DBについて、その内容に基づいて分類し、各検索対象DBを階層構造により記載した一覧ファイル(例えば、XMLファイル等)が記憶部32に記憶されている。DB選択エリアE1では、この一覧ファイルに基づいて、各検索対象DBが階層構造で表示される。検索条件入力エリアE2では検索条件の入力を受け付ける。また、オプション設定エリアE3では、検索の絞り込み条件等の設定に関する入力を受け付ける。
技術情報検索部23は、検索画面における検索実行ボタンの押下等に応答して、事前設定された検索対象DB(例えば、不具合事例やその再発防止に関するDB、設計報告書に関するDB、設計ツールに関するDB、技術ガイド・基準等に関するDB、標準に関するDB等)から今回の検索対象として選択されたDBについて、入力された検索条件等に基づく文書の検索を行う。そして、検索結果を示す検索結果画面のデータをユーザ端末5に供給する。検索結果画面は、例えば図7に示すように、検索された文書について、順位、見出し、DB名、更新日、作成者、相対スコア等の項目の情報を表示する。ここで、「順位」には、検索条件に類似している順位が表示される。「見出し」には、検索された文書データの見出し、ファイル名等が表示される。「DB名」には、検索された文書が格納されているDBの名前が表示される。「更新日」には、文書が作成・更新された最終年月日が表示される。「作成者」には、文書データの付属情報に含まれている作成者の情報が表示される。「相対スコア」には、例えば検索条件についての類似度の相対スコアが表示される。「見出し」は、文書へリンクするように表示されていてもよく、この場合、いずれかの「見出し」を指定する入力がなされると、指定された文書のファイルがその格納先DBから読み出されてユーザ端末5に表示される。
記憶部32は、ハードディスク装置等からなり、制御部31により実行されるプログラム及び各種データ、各種画面のデータ、DB管理情報、ドキュメントツリー情報、一覧ファイル等を記憶する。
通信制御部33は、データベース群1における各DB、ユーザ端末5等とのネットワーク10を介した通信を制御する。
ユーザ端末5は、制御部、表示部、入力部、記憶部、通信部等を備え、制御部が記憶部に記憶されている動作プログラムを実行することにより、ユーザ(技術者)の入力操作に応答して、技術情報管理サーバ2に対して、設計情報提供要求、文書情報提供要求、技術文書検索要求等の各種要求を送信し、各システムから受信したデータを表示部に表示等する。
次に、技術情報管理サーバ2の処理動作について説明する。
まず、設計情報提供処理について具体例を用いて図8を参照して説明する。
例えば、技術者がユニットAの設計に関する技術情報を取得するため、ユーザ端末5において初期メニューから「設計者支援」を選択する。これに応じて、ユーザ端末5は設計情報提供要求を技術情報管理サーバ2に対して送信する(L1)。
技術情報管理サーバ2の設計情報提供部21は、ユーザ端末5からの設計情報提供要求に応答して、設計情報提供画面のメイン画面(図3参照)のデータをユーザ端末5に送信して表示させる(L2)。ここで、ユーザ端末5に表示されるメイン画面は、例えば、各設計部門に対応するボタンを含む。
ユーザはメイン画面上の「ユニット設計」のボタンを押下し、ユーザ端末5はこのボタン押下を技術情報管理サーバ2に通知する(L3)。
この「ユニット設計」のボタンの押下に応答して、設計情報提供部21は、「ユニット設計」に対応する下位画面(図4参照)のデータをユーザ端末5に送信して表示させる(L4)。ここでユーザ端末5に表示される下位画面は、例えば、各ユニットに対応するボタンを含む。
ユーザは、ユーザ端末5に表示された下位画面において、「ユニットA」のボタンを押下し、ユーザ端末5はこのボタン押下を技術情報管理サーバ2に通知する(L5)。
この「ユニットA」のボタンの押下に応答して、設計情報提供部21は、「ユニットA」に対応する下位画面のデータをユーザ端末5に送信して表示させる(L6)。ここでユーザ端末5に表示される下位画面は、そのユニットの設計に関する各技術情報(例えば、業務フロー、設計手順、要求品質、評価方法、エキスパートの経験やノウハウ、基礎知識、標準書等)に対応するボタンを含み、ボタン押下により指定された技術情報の格納先へリンクする最終画面である。
ユーザはユーザ端末5に表示された最終画面において、「業務フロー」のボタンを押下し、ユーザ端末5はこのボタン押下を技術情報管理サーバ2に通知する(L7)。
この「業務フロー」のボタンの押下に応答して、設計情報提供部21は、ユニットAの業務フローに関する技術情報が格納されているDBを、DB管理情報を参照して特定し、特定したDBから技術情報(ユニットAの業務フロー)を読み出してユーザ端末5に送信する(L8)。
これにより、ユニットAの業務フローに関する技術情報がユーザ端末5に表示される。
次に、文書提供処理について具体例を用いて図9を参照して説明する。
例えば、ユーザはあるステージにおける議事録を参照するため、ユーザ端末5において初期メニューから「ドキュメント管理」を選択する。これに応じて、ユーザ端末5は文書提供要求を技術情報管理サーバ2に対して送信する(L11)。
技術情報管理サーバ2のドキュメント管理部22は、ユーザ端末5からの文書提供要求に応答して、ドキュメントツリー画面(図5参照)のデータをユーザ端末5に送信して表示させる(L12)。ドキュメントツリー画面では、所定の文書DBに格納された文書の目録が開発ステージ毎に階層的に表示される。
ユーザはドキュメントツリー画面上で「ステージB」の「定例会議議事録」を選択する入力を行い、ユーザ端末5はこの選択入力を技術管理サーバ2に通知する(L13)。
この「ステージB」の「議事録」の選択入力に応答して、ドキュメント管理部22は、ドキュメントツリー情報を参照し、指定された「ステージB」の「定例会議議事録」の文書データを文書DBから読み出してユーザ端末5に供給する(L14)。
これにより、ステージBの定例会議の議事録の文書データがユーザ端末5に表示される。
次に、技術情報検索処理について具体例を用いて図10を参照して説明する。
例えば、技術者が「コイル破断」の不具合事例に関する技術情報を検索するため、ユーザ端末5において初期メニューから「技術情報検索」を選択する。これに応じて、ユーザ端末5は技術条件検索要求を技術情報管理サーバ2に対して送信する(L21)。
技術情報管理サーバ2の技術情報検索部23は、ユーザ端末5からの技術情報検索要求に応答して、検索画面(図6参照)のデータをユーザ端末5に送信して表示させる(L22)。
ユーザは検索画面上で、今回の検索対象のDBいくつか選択し(例えば、再発防止事例DB、技術報告書DB等)、検索キーワード「コイル破断」を検索条件として入力し、検索実行ボタンを押下する。ユーザ端末5は、検索画面における入力データを技術管理サーバ2に送信する(L23)。
検索画面における入力データの受信に応答して、技術情報検索部23は、選択されたDBについて、入力された検索キーワードに基づく文書検索を行う。そして、該当する文書(例えば、検索条件との類似度が所定値以上の文書)について、順位、見出し、DB名、更新日、作成者、相対スコア等の情報を取得し、これらを表示する検索結果画面(図7参照)をユーザ端末5に送信する(L24)。
これにより、「コイル破断」に関し、検索された文書の一覧がユーザ端末5に表示される。例えば、いずれかの文書を指定する入力がなされると、指定された文書のファイルがその格納先DBから読み出されてユーザ端末5に表示される。
以上説明したように、本発明によれば、データベース群1に格納されている設計に関する各種技術情報を整理し、各種技術情報を技術情報管理サーバ2が提供する部門毎設計情報提供画面にリンク付けすることにより、技術者が設計に必要な技術情報をすぐに見つけ出すことができる仕組みを実現する。特に設計情報提供機能では、社内のエキスパートの経験やノウハウ等の情報もデータベース群1に格納され、設計情報提供画面から容易に取り出すことができるため、ノウハウ等の技術ナレッジの技術者間の伝承を容易に可能とすることができる。また、ドキュメント管理機能では、開発ステップにおいて作成された議事録等の文書を体系的に残すことにより、分析を促進することができる。また、技術情報検索機能では、過去の失敗事例から対象事例を素早く検索すること等ができるため、設計問題の解決促進・再発防止を図ることが可能となる。
なお、データベース群1に格納され、設計情報提供画面から提供される技術情報は上記説明に限定されず任意であり、例えば、経験の少ない設計者のための基礎知識、チェックリスト、ソフトウェア設計に関するメトリクス情報、そのほか設計情報として必要な紙関連情報、計測器情報、設計計算式情報、製品品質情報等を含む。
なお、本発明は種々の変形及び応用が可能である。
例えば、ドキュメント管理部22によりユーザ端末5に供給されるドキュメントツリー画面において、所定の入力操作に応答して、開発ステージ毎に必要とされるドキュメントを階層状に作成し、ドキュメントについて内容がユーザにより埋められたら、ドキュメント管理部22がそのドキュメントについてマークを付けることで、ドキュメントの進捗管理ができるようにしてもよい。この場合、各ドキュメントについて、ドキュメントが作成中であるか、完了したかを、表示するようにしてもよい。
また、技術情報検索部23によりユーザ端末5に供給される検索画面において、所定の入力操作に応じて、又は、自動的に、検索対象DBに格納されている文書のうち、旧文書、廃止文書、失効文書については、文書の状態(例えば、旧文書であるか、廃止文書であるか、失効文書であるか)を示す付属情報を参照して、検索対象外とするようにしてもよい。
なお、この発明のシステムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する技術情報管理システム等を構成してもよい。また、インターネット等のネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えばコンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションの共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
本発明の実施形態に係る技術情報管理システムの構成を例示する図である。 技術情報管理サーバの物理的構成を例示する図である。 設計情報提供画面(メイン画面)の一例を示す図である。 設計情報提供画面(サブ画面)の一例を示す図である。 ドキュメントツリー画面の一例を示す図である。 検索画面の一例を示す図である。 検索結果画面の一例を示す図である。 設計情報提供処理を説明するための図である。 文書提供処理を説明するための図である。 技術情報検索処理を説明するための図である。
符号の説明
1 データベース群
2 技術情報管理サーバ
21 設計情報提供部
22 ドキュメント管理部
23 技術情報検索部
31 制御部
32 記憶部
33 通信制御部
5 ユーザ端末
10 ネットワーク

Claims (6)

  1. 設計に関する各技術情報が記憶されているデータベース群と、
    設計部門を選択させるための設計部門選択画面のデータと、設計部門毎に構成され、各前記技術情報を選択させるための情報提供用画面のデータと、を記憶する画面データ記憶手段と、
    各前記技術情報について格納先のデータベースを示す管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
    端末からの要求に応答して、前記設計部門選択画面のデータを前記端末に送信し、技術者の設計部門の選択入力を受け付ける手段と、
    前記設計部門選択画面において選択された設計部門に対応する前記情報提供用画面のデータを前記端末に送信し、技術者が所望する技術情報の選択入力を受け付ける手段と、
    前記管理情報を参照して、前記選択された技術情報の格納先のデータベースから当該技術情報を読み出し、前記端末に送信する手段と、
    を備えることを特徴とする技術情報管理システム。
  2. 前記技術情報は、業務フローと、設計手順と、要求品質と、評価方法と、ノウハウと、基礎知識と、標準書と、のうちの少なくとも1つに関する情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の技術情報管理システム。
  3. 前記データベース群は、開発ステージ毎に作成された文書データが記憶されている文書データベースを含み、
    端末からの要求に応答して、前記文書情報の一覧を開発ステージ毎に階層的に表示する文書一覧画面のデータを前記端末に送信し、技術者が所望する文書の選択入力を受け付ける手段と、
    前記選択された文書の文書データを前記文書データベースから読み出し、前記端末に送信する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の技術情報管理システム。
  4. 前記文書データベースに記憶されている文書データは、議事録と、計画書と、仕様書と、会議資料と、提案書と、のうちの少なくとも1つの文書のデータを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の技術情報管理システム。
  5. 前記データベース群は、開発における不具合事例の情報が格納された不具合事例データベースを含み、
    端末からの要求に応答して、前記不具合事例データベースを含むデータベースから検索対象とするデータベースの指定と、検索条件の入力と、を受け付ける検索画面を前記端末に送信し、検索対象とするデータベースの指定と、検索条件と、の入力を受け付ける手段と、
    前記検索画面において指定されたデータベースについて、入力された検索条件に基づく文書検索を行う手段と、
    前記文書検索処理の結果に基づいて、検索された各文書について、検索条件との類似度の順位と、文書の見出し、格納先のデータベース名と、更新日と、作成者と、類似度の相対スコアと、のうちの少なくとも1つの情報を表示する検索結果画面を前記端末に送信する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の技術情報管理システム。
  6. 設計に関する各技術情報が格納されているデータベース群に接続されるコンピュータを、
    設計部門を選択させるための設計部門選択画面のデータと、設計部門毎に構成され、各前記技術情報を選択させるための情報提供用画面のデータと、を記憶する画面データ記憶手段、
    各前記技術情報について格納先のデータベースを示す管理情報を記憶する管理情報記憶手段、
    端末からの要求に応答して、前記設計部門選択画面のデータを前記端末に送信し、技術者の設計部門の選択入力を受け付ける手段、
    前記設計部門選択画面において選択された設計部門に対応する前記情報提供用画面のデータを前記端末に送信し、技術者が所望する技術情報の選択入力を受け付ける手段、
    前記管理情報を参照して、前記選択された技術情報の格納先のデータベースから当該技術情報を読み出し、前記端末に送信する手段、
    として機能させるためのプログラム。
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