JP4769005B2 - 情報処理支援システム及び情報処理支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報の処理を支援するシステム及びプログラムの技術に関する。
情報分類の分野において、オントロジー(Ontology)とは、語が他の語とどのような関係にあるかという知識を記述した概念体系であり、互いに関連をもった項目の集合で定義される情報を含む複数の関連項目をあらわすものである。この関連項目の構成要素であるオントロジーの構成を編集する情報分類のための、支援を行うシステムとしては、以下のような技術がある。
特許文献1には、「ユーザは検索結果を見ながら、評価情報入力部によって評価情報を入力する。この評価情報に基づいて、検索要求修正部は検索要求を修正する。また、オントロジー修正部は、ユーザの評価情報に基づく検索要求修正前後の検索要求を用いて、オントロジーの関連度を修正する。これにより、ユーザの評価情報が次回以降の検索に有効に反映される。」と記載されている。
特開2003−108597号公報(要約)
しかし、現状の関連項目などの関連をあらわす情報の分類を支援するシステムは、利用者は逐次変化する情報分類の構成を見ながら関係概念を一々指定して編集を行うことが必要となる。また、構成要素同士の関係が視覚的に表現されていなかったり、利用者が画面上で直接構成要素を移動するなどして編集を行うことができなかったりと、利用者に対して、情報分類の支援として不充分な部分があった。
課題の一例を記載したが、情報処理、例えば情報の分類に関する処理においては、作業性をさらに向上することが必要であり、例えば処理に関する情報をより視覚的に表示することで、作業性が向上できる。
本発明の目的は、より作業性の向上する処理技術を提供することである。
前記課題を解決するため、本発明は、オントロジーの構成要素である特徴語、分類項目および文書を利用者または管理者が画面上から選択、移動することでオントロジーの再構成を実現できる構成とした。再構成のための元情報の変更は、情報源の変更情報から検知し、オントロジーに反映する。また、構成要素の親子関係を、類似度というアナログ量で計算することによって、関連線の表示属性で表現し、構成要素同士の類似度を、配置する距離間隔で視覚的に表現する。これにより、利用者が関係を厳密に定義できなくても、あいまいな関係を表現でき、利用者が編集することも可能となる。
本発明によれば、情報処理、例えば情報の分類に関する処理が、利用者にとってたいへん行いやすくなることで、本発明により支援される処理の作業性が向上する。
本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、ここでオントロジーとは分類項目、文書および特徴語を含んだ情報分類の構成要素の関連をあらわす概念を意味する。
<<第1の実施形態>>
第1の実施形態を説明する。図1に情報処理支援システムの一実施形態である情報処理支援システム(以下「本システム」と省略する)の全体構成図を示す。
オントロジー構成の元となる情報源112は、少なくとも1個以上存在する。ここでの情報源112は、例えば文書、HTML(HyperText Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)、図面、RSS(Rich Site Summary)、メール、Webページ情報などを扱うが、本発明での文書とはそれらを含んだ概念とする。情報源112には、文書に加えて、文書における分類情報も併せて保存されており、この分類情報には、文書が分類される項目、文書と分類項目との関連性の情報などが記載されている。分類情報の詳細については、図3で詳しく説明する。なお、情報源112の各々は管理者111が管理している。
本システムは、情報収集モジュール101、情報分類モジュール102、オントロジーデータベース103、および、情報表示及び編集モジュール104を含んで構成される。
情報収集モジュール101(以下、適宜「本モジュール101」と省略する)は、情報源112から各文書と分類情報を収集し、ハードディスクに構築されたオントロジーデータベース103に格納する。本モジュール101は、情報源112から収集した様々な形式の文書を処理でき、それらの収集した情報は、例えばXML形式などでオントロジーデータベース103に格納される。
情報分類モジュール102は、図示しないネットワークインタフェースカードなどを介して、情報表示及び編集モジュール104に対してオントロジーデータベース103に格納する情報の入出力を行う。また、オントロジーデータベース103に格納されている情報を自動的に分類し、オントロジーの再構成を行う。さらに、情報表示及び編集モジュール104で変更された情報に対しても自動的に分類し、オントロジーの再構成を行う。ここで再構成されたオントロジーの情報は、オントロジーデータベース103に反映される。
オントロジーデータベース103は、情報収集モジュール101が収集した情報源112からの各文書および分類情報と、情報分類モジュール102が情報表示及び編集モジュール104から入力された各文書および分類情報を格納する。格納される情報の構成例については、図4で詳しく説明する。
情報表示及び編集モジュール104(以下、適宜「本モジュール104」と省略する)は、利用者113に対してオントロジーの構成情報を表示し、利用者113によるオントロジー編集の支援を行う。つまり、本モジュール104は、必要な情報を表示できる機能と、操作者である利用者113が情報の分類などの編集を行う際の編集処理を支援するためのインタフェースとしての機能を持つ。この第1の実施形態では、本モジュール104は、表示機能と支援のためのインタフェースとしての機能を持つので、情報表示及び編集モジュール104と記載する。本モジュール104は、以下で説明するように、表示形式を、例えば分類順、時間順、表形式などの形に選択時に変更できる機能を有している。
図1に基づいて、本システムにおける構成と、情報の流れを説明する。
管理者111によって入力され、管理されている情報源112に保存されている情報は、情報収集モジュール101によって収集される。ここで収集される情報とは、前記したとおり文書と分類情報である。収集された情報は、オントロジーデータベース103へ格納される。
情報分類モジュール102は、情報表示及び編集モジュール104の要求によりオントロジーデータベース103に格納されている情報を、情報表示及び編集モジュール104へ送信する。情報表示及び編集モジュール104は送信された情報を表示し、利用者113は表示された情報に基づいてオントロジーの構成について編集を行う。
編集を行った結果、変更などが発生した場合には情報表示及び編集モジュール104を介して情報分類モジュール102が、変更が生じた情報を自動的に分類してオントロジーの再構成を行い、オントロジーデータベース103に格納する。
図2に、オントロジーデータベース103が格納する情報の一例として、文書をオントロジーデータベース103に格納する場合の文書情報を示す。図1を参照しながら、図2に示す文書情報を説明する。
図1において、情報収集モジュール101が情報源112から1個の文書を取得し、取得した文書を文書情報としてXML形式でオントロジーデータベース103に格納する。ここで格納される文書情報のデータ項目は以下のとおりである。
本文テキスト(body)201、表題(title)202、作成者(author)203、作成日(date)204、最終更新日(lmdate)205、および本文テキスト(body)201から算出した特徴語(word)206とで構成される。また、各々のデータは開始タグの<・・・>と終了タグの</・・・>とで囲まれた部分に格納される。例えば図2において、本文テキスト201のデータは<body>と</body>とで囲まれた部分に記述される。すなわち各データ項目は、あらかじめ定めた範囲を定める情報で区切られている。
本文テキスト201は、文書の本文をあらわす。表題202は、文書の表題をあらわす。作成者203は、文書の作成者をあらわす。作成日204は、文書を作成した日付をあらわす。最終更新日205は、文書を最後に更新した日付をあらわす。特徴語206は、本文テキスト201の内容をあらわす単語であり、文書における特徴語の類似度をあらわす。類似度はスコア(score)の値であらわされ、特徴語206のwordタグ内のscore属性に格納される。特徴語の抽出は、例えば図2では、本文テキスト201において多く出現し、文書群全体では少なく出現するほどスコア(score)を高く算出した単語を抽出している。図2で特徴語が“ユビキタス”の場合のスコアは0.8、特徴語が“ICタグ”の場合のスコアは0.75、特徴語が“非接触”の場合のスコアは0.321である。
この特徴語の抽出においては、既存の検索システムにおける類似情報検索技術を用いることができる。類似情報検索技術、および類似度のスコアの計算方法は、例えば、特開2002−215676号公報(以下、「公報1」と省略する)、特開2003−345829号公報(以下、「公報2」と省略する)、または特開2004−192355号公報(以下、「公報3」と省略する)に開示されている技術を利用できる。以下、それぞれの技術について説明する。
公報1では、図1に類似情報を検索する装置が開示されており、さらに図1の類似度計算手段104により、図3の処理手順で類似度が求められる。また、図7で検索処理が開示されている。
公報2では、図2に類似情報検索システムが説明されており、類似度の計算処理は図2の類似度計算手段204により行うことができる。また、図8で検索処理が開示されている。
公報1,公報2では、類似度を計算する際は、文書の内容は複数の単語(特に重要な単語)で代表され、同様の単語の組を持つ文書は同様の内容をあらわす性質を利用する。この性質を利用すると、類似度は、それぞれの文書内の単語の重要度をベクトルの要素としたときのベクトルの内積や、係り受けなどの単語の相互の関係で表される。ここで、単語の重要度は、単語が出現する文書数で全文書数を割った値の関数、例えばlog(全文書数/注目語の出現文書数)の関数の値と、単語がその文書内に出現する回数の積などで表される値である。
公報3では、図1に情報検索システムが記載されており、図2の手順に基づき検索処理が行われる。また図6のステップS603やステップS605、S606にて類似度を求めている。
前記のとおり、公報1、公報2、または公報3に開示されている検索技術および類似度処理技術を、本発明の実施形態の類似情報検索および類似度スコアの計算の処理に利用することができる。
また、前記技術を利用することで、分類された情報の検索処理においても、インタフェースの視覚化により、操作性が大幅に向上する。さらに、処理の作業性向上だけでなく、精度も向上する。
図3は、オントロジーデータベース103が格納する分類情報の一例として、分類情報を、オントロジーデータベース103に格納する場合を示す。図1を参照しながら、図3について説明する。
図1において、情報収集モジュール101が情報源112から分類情報を取得し、その分類情報をオントロジーデータベース103にXML形式で格納する。ここで格納される分類情報のデータ項目は、分類項目(node)301、文書項目(document)302とで構成され、図2と同様に、それぞれのデータは開始タグの<・・・>と終了タグの</・・・>で囲まれた部分に格納される。
分類項目301は、情報源112におけるフォルダ階層の各フォルダ名や、各文書に付けられた分類名、また文書を分類するためにデータベースに格納されている分類名をあらわす。分類項目301のnodeタグの第1属性であるnode idは、当該分類項目を一意に識別するために、情報分類モジュール102によって分類項目301内でユニークな番号が設定される。第2属性のparent_idは、当該分類項目が属する上階層の分類項目のnode id、つまり当該分類項目が属する子属性に対する親の属性をあらわす。scoreは、当該分類項目と、parent_idである親の属性との類似度であり、数値の高い方がより類似していることを表す。score値の初期状態は1であり、利用者113によるオントロジー編集結果によって1以外の数値に変更される。このスコアの計算方法は、図2で説明したとおり、既存の技術を利用できる。
文書項目302は、各文書がどの親となる分類項目あるいは文書を持つかを示す情報である。第2属性には、各文書が属する、親となるnode_idまたはdocument_idをあらわす。例えば、図3における文書項目302でdocument id=1の項目「セキュリティ技術動向」は第2属性のnode_id=2なので分類項目301のnode id=2の項目「セキュリティ」が親になっていることが分かる。また、document id=0の項目「ユビキタス社会シンポジウム参加報告書」は第2属性のdocument_id=3なので、文書項目302のdocument id=3の項目「通信技術動向」という文書が親になっている。
なお、図3のnode id とnode_id、document idとdocument_idはそれぞれ同じ内容であるが、XMLの構文規則によりその記述が変化している。
文書項目302のその他の属性については、前記分類項目301と同じのため、説明を省略する。
また、親と子の属性の関係は、必ずしも1対1とは限らず、1対多または多対1という場合も発生する。
図4に、オントロジーデータベース103に格納される情報の構成例を示す。
本システムでは情報源毎の分類情報401を格納し、さらに文書毎の文書情報403を格納する。また、情報表示及び編集モジュール104で編集された、利用者によるオントロジー編集結果を、利用者毎の分類情報402として格納する。
図5は第1の実施形態において、情報源112が本システムに含まれた形の例として、パーソナルコンピュータ500のファイルシステム501が情報源に相当する場合の全体構成図である。パーソナルコンピュータ500には、ファイルシステム501の他に、情報収集モジュール101、情報分類モジュール102、オントロジーデータベース103、情報表示及び編集モジュール104に関するデータベースおよび処理機能を有している。パーソナルコンピュータ500はあらかじめ処理プログラムを保持し、これを実行することでこれらの機能は有する状態となり、必要な情報源であるデータは例えば通信回線を介して入手されることも可能である。
情報の流れとしては、利用者502によって入力、管理されている情報源であるパーソナルコンピュータ500内のファイルシステム501の情報は、情報収集モジュール101によって収集され、オントロジーデータベース103へ格納される。また、情報表示及び編集モジュール104の要求によりオントロジーデータベース103内の情報を、情報分類モジュール102で分類し、情報表示及び編集モジュール104で表示させて利用者502へ提供する。この場合、利用者502は管理者の役割を果たすことも可能である。
(分類順表示)
図6は、図5において情報源がパーソナルコンピュータ500のファイルシステム501である場合の、情報表示及び編集モジュール104の表示の例であり、パーソナルコンピュータ500に格納されている第1の実施形態に係る情報処理支援プログラムを実行すると、図6の画面が表示される。
図6では第1の表示エリア0610に階層を表示し、この階層の選択により第2の表示エリア620に選択された項目の下位の項目が表示される。しかも互いの類似度に基づき表示されるので、利用者502が分類を行うにあたり、構成を視覚的に判断できる。
第1の表示エリア0610は、分類情報の階層を表示する。図6では、リスト形式の一例として、ツリー形式で表示した例を記載している。第2の表示エリア0620は、第1の表示エリア0610における分類情報の中で利用者502が選択した分類項目より下位の、分類項目、文書、特徴語などの構成要素であるオブジェクトを表示する。なお、第2の表示エリア0620はタブ0681において「分類順」を選択した場合の例であり、構成要素の関連はマップとして表示されている。他のタブの機能については図7,図8で説明する。
図6では、第1の表示エリア0610で「技術動向」を選択しており、第2の表示エリア0620には、分類項目として「通信技術」「セキュリティ」など、文書として「通信技術動向」「セキュリティ技術動向」など、特徴語として「無線通信」「電波法」「モバイル」「携帯電話」などが表示されている。
図6の第2の表示エリア0620では、互いの構成要素同士のスコアの値が高いものほど近傍の位置に表示する。また、階層において上位に位置するものほど左に表示する。スコアによる親子関係のある分類項目同士、文書同士、または分類項目と文書同士には、関連線を表示し、親子を識別するために、前記関連線の表示形式を変更することも可能である。例えば、図6では親に相当する要素に近い関連線は太く、子に相当する要素に近くなるに従って細くなるように表示している。なお、スコアとは構成要素同士の類似度を数値であらわしたものであり、その数値が高いほど互いが類似していることを表す。スコアの算出方法は図2,図3で説明したとおりであり、算出方法のアルゴリズムなどは既存の技術を用いてもよい。特徴語は関連線で連結されるか、または近傍に配置される。図6では近傍に配置されている例である。
画面に表示されている分類項目、文書、特徴語などのオントロジーの構成要素(オブジェクト)は、利用者502の操作により移動させることができる。これにより、移動前に比べて距離が近くなった要素同士はスコアの値が高くなる。本システムはこの移動を検知し、移動状態に基づきスコアの値を自動的に定める。その際、必要に応じスコアの値を表示し、利用者502がその値を確認したり、再設定したりできるようにしてもよい。
また、利用者502が作成および入手したファイルのアイコン0691を第2の表示エリア0620に移動することにより、「ICタグの物流への適用」0692のように、当該ファイルをオントロジーデータベース103に追加することも可能である。
例えば、図6における第2の表示エリア0620に表示されているオントロジーマップ上の分類項目、文書、関連線などの表示を利用者502が削除して、再度分類項目、文書、関連線などを再配置する場合も、本システムはこの配置を検知し、位置や関連線の接続などの状態に基づいて各構成要素のスコアの値を自動的に定めることができる。また、利用者502が新たにオントロジーマップを作成する際に分類項目、文書、関連線などを配置する場合についても、本システムはこの配置を検知し、位置や関連線の接続などの状態に基づいてスコアの値を自動的に計算して設定し、オントロジーデータベース103に反映することができる。
また、例えば第2表示エリア0620で文書「ユビキタス社会シンポ・・・」0601を選択すると、第3の表示エリア0621に、当該ファイルの概要が表示される。前記概要は、あらかじめ格納されている図2で示した文書情報の形式に基づく当該文書の文書情報により表示される。
本システムでは、特徴語として表示されている語を、新たに分類項目として追加することができる。利用者502が第2の表示エリア0620で表示されている特徴語をマウスの右ボタンで選択するなど、通常の選択とは異なる方法で選択することにより、情報表示及び編集モジュール104は当該特徴語に対する操作項目を表示する。図6では、例えば、特徴語である「無線通信」0630をマウスで右クリックして表示された操作一覧から「フォルダに変換」0695を選択すると、当該例の「無線通信」が属する親に相当する分類項目が検出されるまで分類情報から親を探索する。具体的には、特徴語「無線通信」0630の親に相当する文書「無線通信技術調査」を検出し、その親に相当する文書「通信技術動向」を検出し、さらにその親に相当する分類項目「通信技術」を検出する。ここで、分類項目「通信技術」の下に、当該特徴語「無線通信」を名前とする分類項目を新たに追加する(図示せず)。新しく分類項目が追加されると、元の当該特徴語について高いスコアを持っている文書は、情報分類モジュール102によって新しく追加された分類項目の下に属するようにスコアが再計算され、オントロジーデータベース103におけるスコアに反映する。これにより、当該例での分類項目「通信技術」の中で分類されていなかった文書群に新たな分類項目「無線通信」が加わったことで再分類することができ、従来では利用者は各文書を見て分類項目を考える必要があったが、当該機能では自動的に抽出された特徴語を用いて分類することができる。
図6で、情報編集及び表示モジュール104によって表示されている画面上に備わっている拡大・縮小ボタン0682は、利用者502が各ボタンを押すことにより、第2の表示エリア0620の表示領域を拡大または縮小することができる。拡大することにより、拡大以前では表示されていなかった分類項目、文書、特徴語などを表示することができ、縮小することにより、分類項目、文書、特徴語などの階層の全体構造を見ることができる。
タイトルバー0683には、第1の表示エリア0610で現在選択されているフォルダの名称が表示されている。
(時間順表示)
図7はタブ0681において「時間順」を選択した場合の表示例である。第2の表示エリア0620に時間軸0710を表示し、各文書の文書情報の最終更新日によって当該時間軸の対応位置に文書を表示する。図7の第2の表示エリア0620においては、作成または編集された時期(年月日時間)の現在に近いものが左側の位置に表示されている。そのため、図6とは異なり、親に相当する分類項目あるいは文書などの要素が、子に相当する要素の右側に配置されることもあるが、親に近い関連線が子に近い関連線よりも太くなっていることで、親子関係をあらわすことができる。つまり、関連線の表示形式によって、配置位置に関係なく、要素の親子関係を把握することができる。その他の処理および操作については前記したとおりである。
時間軸710を選択すると、図示していないが、画面上にプルダウンなどの形式で時間軸の種類が現れ、月単位の他、年単位、さらに5年単位などを利用者502が選択できる。
時間軸で表示できることで、分類項目、文書、特徴語などのオブジェクトを時間のファクターで並べることが可能となり、新たな構成要素同士の関係を利用者502が把握できる。また時間順表示と分類順表示を選択することで、これらを対比して視覚的に表示でき、作業性が飛躍的に改善できる。さらにはこれらを対比して視覚的に表示することで、新たな分析の観点を利用者502が把握することも可能である。
(表形式表示)
図8は、タブ0681において「表形式」を選択した場合の表示例である。第2の表示エリア0620には、文書の表題、特徴語、スコアなどの各文書に属する項目が並べて表示され、各項目に対する情報が列方向に表示される。その他の処理および操作については前記したとおりである。これにより、各文書の表題や特徴語、さらには類似度を示すスコア値を確認することが可能となり、またこの表を基に、この値が適正であるかどうかを利用者502が把握して必要に応じ編集を行うことができ、作業性が向上する。
図6〜図8に共通して、第1の表示エリア0610では情報源112の分類項目をリスト形式の一例であるツリー構造で示し、第1の表示エリア0610で選択された分類項目(ここでは「技術動向」)に関するオントロジー情報を第2の表示エリア0620に表示することができる。
(情報収集モジュール処理フロー)
図9は本システムの情報収集モジュールにおける情報源から情報を収集する処理のフローの一例である。図5を参照しながら、図9に沿って説明する。ここで図3の分類情報におけるnodeタグ,documentタグ,wordタグなどの情報をノードと記載する。
まず、パーソナルコンピュータ500の第1の実施形態に係る情報処理支援プログラムの実行により、情報収集モジュール101が起動し(S901)、本モジュール101は情報源501にオントロジーデータベース103に取得していないノード情報を持つ分類情報が存在するか否かを判定する(S902)。未取得の分類情報が存在した場合(S902→Y)、本モジュール101は情報源501から当該分類情報を取得する。ここで取得した分類情報のうちオントロジーデータベース103に取得していないノード情報を(ノード1)とする(S903)。
続いて、本モジュール101はノード1の親に値する情報が、オントロジーデータベース103に存在するか否かを判定し(S904)、存在した場合(S904→Y)、本モジュール101はオントロジーデータベース103からノード1の親に当たるノード情報(ノード2)を取得し、ノード1のノード2に対するscore値(スコア1)を算出する(S905)。ここでのscore値算出方法は、前記のとおりである。算出したら、本モジュール101はスコア1をノード1のscore属性へ格納し(S906)、ステップS904の処理へ戻り、ノード1のすべての親についてのscore値が格納されるまで処理を行う。
一方、親のノード情報が存在しない場合、またはノード1のすべての親についてscore値が格納された場合(S904→N)は、ステップS902の処理へ戻る。
一方、情報源501に未取得の分類情報が存在しなかった場合(S902→N)、本モジュール101は情報源501においてオントロジーデータベース103に取得していない文書が存在するか否かを判定する(S907)。未取得の文書が存在した場合(S907→Y)、本モジュール101は情報源501から当該文書を取得する。ここで、取得した当該文書の文書情報を文書1とする(S908)。文書1から、本モジュール101は本文テキストと特徴語を抽出し、特徴語のスコアを算出して文書1の文書情報の各wordタグへscore値として格納する(S909)。
続いて、本モジュール101は文書1の親に値するノード情報が、オントロジーデータベース103に存在するか否かを判定し(S910)、存在した場合(S910→Y)、本モジュール101はオントロジーデータベース103から文書1の親に当たるノード情報(ノード3)を取得し、文書1のノード3に対するscore値(スコア2)を算出する(S911)。ここでの算出方法も、前記のとおりである。算出したら、本モジュール101は、スコア2を、文書1の分類情報のscore属性へ格納し(S912)、ステップS910の処理へ戻り、文書1の持つすべての親についてのscore値が格納されるまで処理を行う。
一方、親のノード情報が存在しない場合、またはすべての親についてscore値が格納された場合(S910→N)は、本モジュール101はステップS907の処理へ戻る。
一方、情報源501に未取得の文書が存在しない場合(S907→N)、本モジュール101はオントロジーデータベース103に格納していないノード情報あるいは文書情報があるかを判定し(S913)、存在した場合(S913→Y)、本モジュール101は、ノード情報あるいは文書情報をオントロジーデータベース103に格納し(S914)、ステップS913の処理へ戻る。
一方、未格納のノード情報や文書が存在しない場合、または、未格納のノード情報あるいは文書がなくなった場合(S913→N)、本モジュール101は情報収集モジュール101を終了する(S915)。
(情報表示及び編集モジュール処理フロー)
図10は本システムの情報表示及び編集モジュールにおける、情報を表示及び編集する処理フローの一例である。パーソナルコンピュータ500の第1の実施形態に係る情報処理支援プログラムの実行に基づき、オントロジーデータベース103の情報の表示、および利用者502による編集に伴う情報の分類処理が実行される。図5を参照しながら、図10に沿って説明する。ここで、分類項目、文書および特徴語を含んだ概念として、オブジェクトと記載し、図3の分類情報におけるnodeタグ,documentタグなどの個々の情報をノードと記載する。
まず情報表示及び編集モジュール104が起動し(S1001)、本モジュール104はオントロジーデータベース103から本モジュール104に取得していないノード情報が存在するか否かを判定する(S1002)。存在した場合(S1002→Y)、本モジュール104はオントロジーデータベース103から情報分類モジュール102を介して当該ノード情報を取得し、画面に表示する(S1003)。ここで取得したノード情報をノード4とする。
続いて、第2の表示エリア0620に表示されているオブジェクトについて、本モジュール104はノード4でスコア情報を取得していないオブジェクトかどうかを判定する(S1004)。未取得のオブジェクトだった場合(S1004→Y)、本モジュール104は当該オブジェクトのノード情報を取得し(ノード5)、ノード4のノード5に対するscore値を、情報分類モジュール102を介してオントロジーデータベース103から取得する(S1005)。ここで、取得したscore値をスコア3とする。本モジュール104は、スコア3において、その値が高いほど、ノード4のオブジェクトをノード5のオブジェクトに向かって移動する(S1006)。なお、ここでノード4とノード5の間にスコアが設定されていない場合(親子関係にない場合)、スコアは0とし、ノード3のオブジェクトは移動しない。続いてステップS1004の処理へ戻り、本モジュール104は画面表示されているオブジェクトについてS1004〜S1006の処理を繰り返す。
画面表示されているオブジェクトでスコア情報未取得のものが存在しない場合(S1004→N)は、本モジュール104はステップS1002の処理へ戻る。
一方、オントロジーデータベース103に未取得のノード情報が存在しなかった場合(S1002→N)は、本モジュール104は続いて利用者502が本モジュール104の終了操作を行ったか否かを判定する(S1007)。行っていない場合(S1007→N)、本モジュール104は利用者502がマウスなどで移動したオブジェクトが存在するか否かを判定する(S1008)。存在した場合(S1008→Y)、本モジュール104は当該オブジェクトのノード情報を取得(ノード6)する(S1009)。続いて、画面に表示されているオブジェクトについて、本モジュール104はノード6でスコア情報を取得していないオブジェクトかどうかを判定し(S1010)、未取得のオブジェクトだった場合(S1010→Y)、本モジュール104は当該オブジェクトのノード情報を取得し(ノード7)、ノード6のオブジェクトとノード7のオブジェクトの画面に配置されている距離に応じて、ノード6のノード7に対するscore値を変更する。その際、距離が近いほどscore値を高くし、距離が遠いほどscore値を低くする(S1011)。続いてステップS1010の処理に戻り、本モジュール104は画面表示されているオブジェクトについてS1010〜S1011の処理を繰り返す。
画面表示されているオブジェクトでスコア情報未取得のものが存在しない場合(S1010→N)は、本モジュール104はS1007の処理に戻る。
一方、ステップS1008で利用者502がマウスなどで移動したオブジェクトが存在しなかった場合(S1008→N)も、本モジュール104はS1007の処理に戻る。
一方、ステップS1007で利用者502が本モジュール104の終了操作を行った場合(S1007→Y)、画面表示されているオブジェクトにおいて、本モジュール104はオントロジーデータベース103上に未格納のものが存在するか否かを判定する(S1012)。存在した場合(S1012→Y)、本モジュール104は当該オブジェクトのノード情報およびそのscore値を取得(スコア4)する(S1013)。続いて、本モジュール104は取得したスコア4を、情報分類モジュール102を介してオントロジーデータベース103に保存し(S1014)、ステップS1012の処理へ戻る。本モジュール104はS1012〜S1014の処理を未格納のオブジェクトが存在しなくなるまで繰り返す。
未格納のノード情報を持つオブジェクトが画面上に存在しない場合(S1012→N)、本モジュール104は本モジュール104の処理を終了する(S1015)。
本システムでは、情報源112(501)、情報表示及び編集モジュール104、オントロジーデータベース103、情報収集モジュール101および情報分類モジュール102は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスクドライブ、キーボードやマウスなどの入出力装置などを含んで構成されるコンピュータによって具現される。それらは実施形態の例で示したように、例えば1つの装置として構築されていたり、それらの機能のすべてまたは一部を1つの装置が有していたりするなど、その趣旨を逸脱しない範囲で広く変更実施することができる。
本システムを用いることで、以下の効果が得られる。
利用者または管理者が、図6〜図7に示すオントロジーの構成マップを見て視覚的にオントロジーの構成を判断でき、そのままオントロジーの構成マップを編集することができる。オントロジーの構成結果は、利用者毎にオントロジーデータベースに保存することができ、これにより、利用者毎に最適な分類で文書の情報を整理して参照することができる。
また、利用者毎のオントロジーの構成結果の一部または全てをサイト毎のオントロジーに反映させることで、ある利用者が行ったオントロジーの構成をそれ以外の利用者が再利用することができる。これにより、各利用者がそれぞれオントロジーの構成の編集を必要とせずに利用者の属するグループや組織での情報共有に伴う効率性の向上を可能とする。
さらに、オントロジーの構成要素同士の親子関係と類似度を、表示された構成要素同士の配置位置、および関連線の表示属性で表現するため、オントロジーマップ上で配置位置と表示属性を変更することで、親子関係と類似度を加味したオントロジーの再構成を実施することができる。さらに、オントロジー構成の情報源の変更を検知し自動的にオントロジーに反映することで、オントロジーの構成について管理や編集を支援することができる。
<<第2の実施形態>>
第2の実施形態を説明する。図11は第2の実施形態において、情報源がグループウェアである場合の一構成例である。図5と比較して、情報源がグループウェア1102となっており、管理者1101が管理している。情報収集モジュール101、情報分類モジュール102およびオントロジーデータベース103はオントロジー構築サーバ1100の機能およびデータベースとして備えられている。情報表示及び編集モジュール104はオントロジー構築管理クライアント1104の機能として備えられており、利用者1103が前記クライアントを扱う。
管理者1101によって1個以上のグループウェア1102に格納された分類情報と文書情報を、オントロジー構築サーバ1100内の情報収集モジュール101が収集し、オントロジーデータベース103に格納する。そして、オントロジー構築クライアント1104内に備わる情報表示及び編集モジュール104が、情報分類モジュール102に要求を行うことで、利用者1103にオントロジー構成を表示提供することができる。その他の構成及び処理については前記したとおりである。
図12は図11において情報源がグループウェア1102である場合の、情報表示及び編集モジュール104によって表示されるオントロジー構築クライアント1104の表示例である。第1の表示エリア1001では、「○○グループ」が選択されており第2の表示エリア1002には「○○グループ」より下位の構成要素のオントロジーマップが表示されている。図12ではタブ0681で「分類順」が選択された状態を示しており、図6で説明したように、直接当該画面上でオントロジー構成を利用者1103が編集することができる。また、図6では関連線の太さで構成要素同士の親子の関係をあらわしたのに対し、図12では親に相当する要素に近い関連線は色を濃く、子に相当する要素に近くなるに従って薄くなるように表示している。また、タブ0681で「時間順」や「表形式」を選択した場合は図7,図8で説明したとおりである。
図12の場合では、選択した文書の作成者を特徴語の中で表示することも可能であり「○田○子」1201がその例である。これにより、どの部署の誰がどのような業務に従事しているかを効率よく知ることができる。
その他の処理および操作については前記したとおりであり、本実施形態は、ここに説明した効果に加え、図6〜図8で説明した効果がある。
<<第3の実施形態>>
第3の実施形態を説明する。図13は第3の実施形態において、情報源がWebサイトである場合の一構成例である。図11と比較して、情報源がグループウェアからWebサイト1302となっている。管理者1101によってイントラネットやインターネットなどのネットワークに存在する1個以上のWebサイト1302について、各Webサイトに格納された分類情報と文書情報をオントロジー構築サーバ1100内の情報収集モジュール101が収集し、オントロジーデータベース103に格納する。ここで、情報収集モジュール101、情報分類モジュール102およびオントロジーデータベース103は、オントロジー構築サーバ1100の機能およびデータベースとして備えられており、オントロジー構築クライアント1104内に備わる情報表示及び編集モジュール104が、情報分類モジュール102に要求を行うことで、利用者1103にオントロジー構成を表示提供することができる。その他の構成および処理については前記したとおりである。
図14は図13において情報源がWebサイト1302である場合の、情報表示及び編集モジュール104によって表示されるオントロジー構築クライアント1104の表示例である。ここで文書はWebサイトの各ページに相当する。各ページが画像を持つ場合、第2の表示エリア1002において、文書のアイコンに代えて画像を縮小表示する(図示せず)ことにより、利用者1103が文書を開かなくてもWebページ内容の把握がより容易になる。この機能については、図15,図16で詳しく説明する。
第1の表示エリア1001では、情報源1302の情報ツリーから「ネットワークソリューション」が選択されており、第2の表示エリア1002には「ネットワークソリューション」より下位のオントロジーマップが表示されている。図14はタブ0681で「分類順」を選択した状態を示しており、図6で説明したように、直接当該画面上でオントロジー構成を利用者1103が編集することができる。タブ0681で「時間順」や「表形式」を選択した場合は図7、図8で説明したとおりである。
図14での関連線は、図6および図12で説明した両方の例を実施した場合であり、親に相当する要素に近い関連線は色濃く太い線であらわし、子に相当する要素に近くなるに従って色は薄く線も細くなるように表示している。
タイトルバー1410には第1の表示エリア1002で選択されている分類項目と、Webサイトの名称が表示されている。
その他の処理および操作については前記したとおりであり、本実施形態では、ここに説明した効果に加え、図6〜図8で説明した効果がある。
図15は、図13において情報源がニュース情報のWebサイト1302である場合の、情報表示及び編集モジュール104によって表示されるオントロジー構築クライアント1104の表示例である。図14と同様に、ここで文書はWebサイトの各ページに相当し、各ページの画像はアイコンに代えて画像を縮小表示できる。例えば、第2の表示エリア1002で表示した、「○○地域」1501、「避難者は○○人」1502に対するリンクを持つWebサイトで、「迅速な避難が必要…」1503が末端のWeb文書、「避難体制の確立を訴え…」1504が末端のWeb画像である。なお、ここでは関連線を直線で図示しているが、図14で説明したとおり関連線の表示形式を変更することも可能である。
第3の表示エリア1505には、現在選択されている文書の概要が表示される。図15では、第2の表示エリア1002で「避難体制の確立を訴え…」1504を選択しており、第3の表示エリア1505には概要情報と併せて、例えば縮小画像を表示することも可能である。
タイトルバー1510には1つの情報源の名前(○○新聞ニュース)が表示されている。その他の処理および操作については前記したとおりであり、本実施形態では、ここに説明した効果に加え、図6〜図8,図14で説明した効果がある。
図16は、図13において情報源のWebサイトが複数ある場合に、当該複数サイトの情報を一括して表示した場合の情報表示及び編集モジュール104によって表示されるオントロジー構築クライアント1104の表示例である。当該例では、○○新聞、××新聞および△△新聞の各サイトの情報を一括して表示している。
例えば図16の第2の表示エリア1002で表示した「津波」1601、「警戒システム」1602に対するリンクを持つWebサイトで、「津波センサーによる…」1603が末端のWeb文書、「津波警戒システムの設置…」1604が末端のWeb画像である。当該例では、利用者1103は津波に関する情報を、別々の各サイトを見ることなく一括して取得することができる。これにより、複数の情報源から取得した分類項目、文書および特徴語をオントロジーマップ上に配置することにより、利用者にとって必要な情報を一括して参照することができ、情報収集のコストを削減することができる。
タイトルバー1610は、図15では1つの情報源の名前しか表示されていなかったのに対し、図16では複数の情報源の名前(○○新聞、××新聞、△△新聞)が表示されている。これにより、現在表示されている情報がどのような情報源から取得されたものかが分かる。
図16では、関連線を直線で図示しているが、図15と同様に関連線の表示形式を変更することも可能である。
その他の処理および操作については前記したとおりであり、本実施形態では、ここに説明した効果に加え、図6〜図8,図14および図15で説明した効果がある。
本発明における第1の実施形態のシステムの構成例を示す図である。 本発明における第1の実施形態のデータベースへ格納する文書情報例を示す図である。 本発明における第1の実施形態のデータベースへ格納する分類情報例を示す図である。 本発明における第1の実施形態のデータベースへの格納情報の構成を示す図である。 本発明における第1の実施形態の情報源がファイルシステムである場合の構成例を示す図である。 本発明における第1の実施形態の操作画面例(分類順表示)を示す図である。 本発明における第1の実施形態の操作画面例(時間順表示)を示す図である。 本発明における第1の実施形態の操作画面例(表形式表示)を示す図である。 本発明における第1の実施形態の情報収集モジュールの処理を示すフローである。 本発明における第1の実施形態の情報分類モジュールの処理を示すフローである。 本発明における第2の実施形態のシステムの構成例を示す図である。 本発明における第2の実施形態の操作画面例を示す図である。 本発明における第3の実施形態の構成を示す図である。 本発明における第3の実施形態の操作画面例(企業Webサイト)を示す図である。 本発明における第3の実施形態の操作画面例(ニュースWebサイト)を示す図である。 本発明における第3の実施形態の操作画面例(複数Webサイト)を示す図である。
符号の説明
101 情報収集モジュール
102 情報分類モジュール
103 オントロジーデータベース
104 情報表示及び編集モジュール
111 管理者
112 情報源
113 利用者
0610 第1の表示エリア
0620 第2の表示エリア
0681 タブ
0682 拡大・縮小ボタン
0710 時間軸

Claims (4)

  1. 互いに関連をもった項目の集合で定義される情報を含む複数の関連項目の管理および編集を行うコンピュータを用いて情報の分類を行う情報処理支援システムであって、
    前記情報処理支援システムは、利用者又は管理者によって提供される情報源から情報を収集する手段と、
    前記情報源から得た情報で作成した、分類項目、文書及び特徴語を構成要素とする、前記関連項目を記憶する関連項目のデータベースと、
    前記関連項目のデータベースに記憶された前記関連項目の構成要素を更新する手段と、
    前記情報源から得た情報を表示部に表示する手段と、
    前記関連項目の構成要素である分類項目、文書および特徴語が表示画面上で移動された場合に、関連項目同士の類似度を更新する手段と、
    当該情報分類支援システムから取得可能な文書が前記表示部の画面上へ移動されたことにより、前記関連項目のデータベースへ文書を追加する手段と
    前記情報源から得た情報を前記コンピュータの前記表示部の第1の表示エリアにリスト形式で表示し、第2の表示エリアには前記情報源に基づく構成をあらわすマップを作成し表示する手段と、を備え、
    前記コンピュータに表示される構成要素は、
    前記情報源から得た情報で作成した分類項目、文書および特徴語と、
    前記分類項目および前記文書と前記特徴語とを結ぶ関連線と、
    前記分類項目および前記文書同士を結ぶ関連線と、
    前記特徴語同士を結ぶ関連線と、を含んで構成され、
    前記情報処理支援システムは、
    前記分類項目および前記文書間、前記特徴語間、前記分類項目および前記文書と前記特徴語との親子関係によって、前記関連線の表示形式を変更する手段
    を備えることを特徴とする情報処理支援システム。
  2. 前記情報源は、複数のWebサイトであり、
    前記情報処理支援システムは、
    前記複数のWebサイトの名前を前記表示部に表示する手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理支援システム。
  3. 互いに関連をもった項目の集合で定義される情報を含む複数の関連項目の管理および編集を行うコンピュータを用いて情報の分類を行う情報処理支援プログラムであって、前記情報処理支援プログラムは前記コンピュータを、
    利用者又は管理者によって提供される情報源から情報を収集する機能、
    前記情報源から得た情報で作成した、分類項目、文書及び特徴語を構成要素とする前記関連項目を記憶する、関連項目のデータベースを記憶する機能、
    前記関連項目のデータベースに記憶された前記関連項目の構成要素を更新する機能、
    前記情報源から得た情報を表示部に表示する機能、
    前記関連項目の構成要素である分類項目、文書および特徴語が表示画面上で移動された場合に、関連項目同士の類似度を更新する機能、
    当該情報分類支援システムから取得可能な文書が前記表示部の画面上へ移動されたことにより、前記関連項目のデータベースへ文書を追加する機能
    前記情報源から得た情報を前記コンピュータの前記表示部の第1の表示エリアにリスト形式で表示し、第2の表示エリアには前記情報源に基づく構成をあらわすマップを作成し表示する機能、として動作させ、
    前記コンピュータに表示される構成要素は、
    前記情報源から得た情報で作成した分類項目、文書および特徴語と、
    前記分類項目および前記文書と前記特徴語とを結ぶ関連線と、
    前記分類項目および前記文書同士を結ぶ関連線と、
    前記特徴語同士を結ぶ関連線と、を含んで構成され、
    前記情報処理支援プログラムは前記コンピュータを、
    前記分類項目および前記文書間、前記特徴語間、前記分類項目および前記文書と前記特徴語との親子関係によって、前記関連線の表示形式を変更する機能
    として動作させることを特徴とする情報処理支援プログラム。
  4. 前記情報源は、複数のWebサイトであり、前記情報処理支援プログラムは前記コンピュータを、
    前記複数のWebサイトの名前を前記表示部に表示する機能
    として動作させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理支援プログラム。
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