JPH0619774B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH0619774B2
JPH0619774B2 JP60194486A JP19448685A JPH0619774B2 JP H0619774 B2 JPH0619774 B2 JP H0619774B2 JP 60194486 A JP60194486 A JP 60194486A JP 19448685 A JP19448685 A JP 19448685A JP H0619774 B2 JPH0619774 B2 JP H0619774B2
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登 高井
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表示画面を介して文書データの文書書式が設
定可能な文書処理装置に関する。
〔従来の技術〕
日本語ワードプロセッサ(以下日本語ワープロと呼ぶ)
は,たとえばかなで入力したデータを漢字に変換して日
本語の文章を作成していく装置である。日本語ワープロ
は一般的にかなやかな漢字変換指定等を入力するキーボ
ードと,入力したデータを漢字に変換したり,そのまま
かなとして記憶する等の制御を行う制御手段と,記憶し
た文章(漢字をも含む)を表示する表示手段とよりな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した日本語ワープロでは文章すなわち文章の書式は
余白,文字ピッチなどの書式パラメータの数値によって
設定されていた。たとえば左余白さらには右余白を設定
し,さらにその間すなわち1行の文字数を入力してい
た。このような入力方法であると,数値だけを対象とし
て書式を設定するために,設定時点では印字の書式イメ
ージがわかりにくく,作成した文書を一度印字した後で
再度書式設定を行い,希望の書式に近づけるようにして
いた。このため,書式設定時に印字するための時間を必
要とし,さらに目的としない書式を印字するという問題
を有していた。
本発明の課題は、オペレータが文書書式を設定する際
に、その文書書式の設定内容はもちろんのこと、その設
定内容により決まる1ページイメージがどのようなもの
であるのかを直ちに把握できるようにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の手段は次の通りである。
文字数あるいは行数の文書書式の書式項目情報を文書書
式記憶手段に任意に設定する文書書式設定手段と、文書
データの作成前にあって文書書式の設定を行なう際に、
1ページ上に文書を出力した際の仮想文書イメージを示
す文書占有レイアウトイメージ(実施例においては設定
文字数及び設定行数いっぱいに文字を配列した場合のイ
メージを、1文字の占有領域を示す文字ボックスにより
表わしている)を、上記文書書式記憶手段に記憶された
書式項目情報に基づいて生成する生成手段と、上記文書
書式設定手段による書式設定時に、この文書書式記憶手
段に記憶された書式項目情報を表示すると共に、上記生
成手段により生成された文書占有レイアウトイメージを
1ページ用紙枠イメージ上に配置した1ページレイアウ
トイメージを表示する表示手段、である。
〔作用〕
本発明の手段の作用は次の通りである。
文書データの作成前にあって文書書式の設定を行なう際
に、生成手段は、1ページ上に文書を出力した際の仮想
文書イメージを示す文書占有レイアウトイメージを、文
書書式記憶手段に記憶された書式項目情報に基づいて生
成する。そして表示手段は、書式設定時に、この文書書
式記憶手段に記憶された書式項目情報を表示すると共
に、上記生成の文書占有レイアウトイメージを1ページ
用紙枠イメージ上に配置した1ページレイアウトイメー
ジを表示する。
従って、オペレータが文書書式を設定する際に、文書デ
ータの作成前であっても、その文書書式の記憶内容はも
ちろんのこと、その文書書式の設定により決まる文書占
有レイアウトイメージが1ページ用紙枠イメージに対し
てどのような関係にあるのか、を直ちに把握することが
できる。
〔実 施 例〕
以下,図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例の回路構成図である。キーボー
ド(KEY)1よりキーの押下によって入力した書式設
定/変更データは書式設定/変更装置2に加わる。書式
設定/変更データは書式パラメータテーブル3に書き込
まれるとともに表示用RAM4の書式パラメータ表示領
域に格納される。表示用RAMはビデオメモリであり、
図示しない装置によって順次読み出されてCRTに表示
すべきビデオ信号に変換され,CRTで表示される。
前述した書式パラメータデータはCRTにおける下部の
領域に対応するアドレス位置に格納される。第2図は第
1図に示した本発明の実施例における表示図である。C
RTの表示画面は点線Cによって2分割されており,画
面の下部Aがキーボード1を操作する,たとえばオペレ
ータに対してパラメータの選択の表示ならびに変更や選
択した結果における設定表示部である。
一方,書式パラメータテーブル3にはハートディスク装
置(HDD)6やフロッピィディスク装置5が接続され
ており,これらのディスク装置5,6には格納された書
式パラメータに対応した書式レイアウト表示における各
種のデータが格納されている。そしてそのデータはキー
ボード1より書式レイアウト表示指示がされたときある
いは変更されたときに読み出され,書式パラメータテー
ブル3に格納されるとともに書式レイアウトイメージ作
成装置1に出力される。なお、ハードディスク装置6,
フロッピィディスク装置5は図示しないがワードプロセ
ッサとして動作するワードプロセッサ制御部の文書ファ
イルの文書記憶装置としても動作する。書式レイアウト
イメージ作成装置7は書式パラメータテーブル3に格納
された書式パラメータデータならびにハードディスク装
置6やフロッピィディスク装置5に格納された各種デー
タ(紙のシンボル,文字マークさらには余白部のイメー
ジデータ等やあらかじめ設定された書式パラメータ)よ
り指定された書式のレイアウトを出力する。第2図にお
ける表示部×の点線で分割された上部は書式パラメータ
データによって表示された書式レイアウトである。
本発明の実施例においては1文字を1個の“□”で表示
している。第2図においては1枚の用紙の書式レイアウ
トを表示したものであり,その文字数は1行に横5文字
の7行であることを表している。この書式が前述した書
式パラメータによって変る。たとえばたて1行の字の
数,行数,左右の余白数さらには文字の大きさ等が変
る。
第3図は本発明の実施例の動作フローチャートである。
キーボード1より書式レイアウト表示コマンドが入力す
ると、第3図に示す動作をスタート(START)す
る。まず,フロッピィディスク装置5やハードディスク
装置6にあらかじめ作成されている文書ファイルの書式
パラメータを読み出し,書式パラメータテーブル3にセ
ットS1する。なお,また書式がセットされていないと
きには後述するパラメータ選択処理S5以後において書
式パラメータ設定データが加わるまで,書式パラメータ
テーブル3にはイニシャルの書式パラメータデータが格
納される。次に書式パラメータテーブル3より書式レイ
アウトイメージ作成装置7は書式パラメータデータを読
み出すとともに,そのデータに対応した書式レイアウト
イメージ作成処理S2を行い,さらにそのデータすなわ
ちレイアウトを表示S3する。レイアウト表示はイニシ
ャルレイアウト表示や,オペレータによってあらかじめ
以前に設定されたレイアウト表示であるので,これを変
更する必要が多々ある。レイアウト表示S3の後に第2
図に示した表示画面下部にパラメータ選択画面,設定表
示S4を行う。なお,この表示S4は書式設定/変更装
置2によってなされる。この処理によって書式のレイア
ウトとそのレイアウトに対応したすなわち設定されたパ
ラメータが表示されるので,次には目的とするレイアウ
トすべきパラメータの選択処理S5がなされる。この処
理S5はキーボード1を操作するオペレータによって押
下されたキーを検出する処理である。次にこのパラメー
タ選択処理S5によって入力したデータが終了であるか
を判別S6する。Yのときには,イニシャル時の書式パ
ラメータデータあるいはあらかじめ設定した書式パラメ
ータデータさらには後述する変更,設定によって目的の
書式レイアウトとなったことによってオペレータが指示
した場合であり,このときには,フロッピィディスク装
置5やハードディスク装置6の文書ファイルにパラメー
タテーブル3の書式パラメータを格納S7して,終了
(END)する。Nのときには,また目的の書式レイア
ウトとなっていない場合であり,前述した処理S5のパ
ラメータ選択によって指定されたパラメータの変更画面
表示S8を行う。これは書式設定/変更装置2によって
なされるものである。前述したパラメータ選択処理S5
はたとえば1行中の文字数,1ページ内の行数,左右の
余白文字指定,用紙の大きさなどの設定や変更を行う項
目の指定処理であり,この指定処理されたものに対応し
た変更の入力である。たとえばパラメータ選択処理S5
で1行中の文字数の指定が変更を指示した場合には,指
定パラメータ変更画面表示S8では,1行中の文字数の
指定を要求する表示がなされる。この表示処理S8の後
にパラメータ変更処理S9がなされる。パラメータ変更
処理S9はオペレータによって入力したデータを検出す
る処理であり,たとえば1行中の文字数のデータがこの
処理S9によって入力される。次に入力したデータがエ
ラーであるか否かの判別S10を行う。たとえば,1行中
の文字数を入力した場合でもオペレータが誤って1行中
に印字できる数以上の文字数を指定した場合等を判別す
るものであり,エラーを発生した場合Yには再度S9の
パラメータ変更処理を行う。エラーが発生していない場
合にはパラメータテーブルメンテナンス処理S11を行
う。この処理によって書式パラメータテーブルの変更箇
所が目的のパラメータデータとして変更される。この処
理によって書式パラメータテーブルが新しいデータとな
ったので、前述した書式レイアウトイメージ作成処理S
2を実行し、以後順次目的のパラメータとなるまで繰り
返される。
以上の動作により,書式パラメータが選択され最終的に
は文書ファイルに書式パラメータが格納される。文書フ
ァイルにはあらかじめ図示しないワードプロセッサ制御
部によって作成され,記憶された文書が格納されている
ので,前述した第3図の動作フローによって印字すべき
書式が指定されるので印字するときには,第1図には図
示されていないが印字制御部でこの書式パラメータが読
み出される。そしてパラメータに対応してたとえばプリ
ンタ等で文字ファイルの文書が印字される。前述した動
作フローにおいて,書式レイアウトイメージ作成処理S
2とレイアウト表示は書式レイアウトイメージ作成装置
7よってなされ,パラメータテーブルに文書ファイル中
の書式パラメータを格納する処理S1とその逆に文書フ
ァイルにパラメータテーブルの書式パラメータを格納す
る処理S7は書式パラメータテーブル3によってなさ
れ,その他は書式設定/変更装置によってなされる。な
お,パラメータ選択ならびにパラメータ変更は当然では
あるがオペレータのキーボードの操作を含んでいる。
以上述べたように、動作フローからも明らかに書式レイ
アウト表示が設定や変更にともなって変り,常に最終的
に指定した書式パラメータの書式レイアウトが表示され
る。よって,オペレータは常に表示部×の書式レイアウ
トを見ながら書式パラメータを設定でき、印字等を設定
において必要とせず,簡単に目的の書式レイアウトを指
示することができる。
以上の説明において,図示しないがCRTを表示装置と
しているが,これに限らずたとえばLCD(液晶表示装
置)等でも同様に行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、オペレータが文書書式を設定する際
に、文書データの作成前であっても、その文書書式の記
憶内容はもちろんのこと、その文書書式により決まる文
書占有レイアウトイメージが1ページ用紙枠イメージに
対してどのような関係にあるのか、を直ちに把握するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路構成図, 第2図は本発明の実施例における表示図, 第3図は本発明の実施例の動作フローチャートである。 1……キーボード, 2……書式設定/変更装置, 3……書式パラメータテーブル, 4……表示用RAM, 7……書式レイアウトイメージ作成装置.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字数あるいは行数等の文書書式の書式項
    目情報を文書書式記憶手段に任意に設定する文書書式設
    定手段と、 文書データの作成前にあって文書書式の設定を行なう際
    に、1ページ上に文書を出力した際の仮想文書イメージ
    を示す文書占有レイアウトイメージを、上記文書書式記
    憶手段に記憶された書式項目情報に基づいて生成する生
    成手段と、 上記文書書式設定手段による書式設定時に、上記文書書
    式記憶手段に記憶された書式項目情報を表示すると共
    に、上記生成手段により生成された文書占有レイアウト
    イメージを1ページ用紙枠イメージ上に配置した1ペー
    ジレイアウトイメージを表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とする文書処理装置。
JP60194486A 1985-09-03 1985-09-03 文書処理装置 Expired - Lifetime JPH0619774B2 (ja)

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