JP2004050744A - 印字処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像情報をホストコンピュータを介さずに直接入力し、印字データに変換して印字する印字処理装置に関し、デジタルカメラ等で連写撮影した場合、この写真を取り込み連写配置規則に従って印刷用紙に配置して印字する印字処理装置を提供すること。
【解決手段】複数の画像と連写撮影した画像情報を記憶した画像記憶手段を入力媒体とし、画像の一覧表示時に、連写撮影してあれば、それが明示できる表示形態で表示し、連写撮影が明示された画像を選択時は、連写配置フォーマットを基に配置していき、その結果の外接矩形領域を求め、求めた外接矩形領域を元に用紙上へ配置する制御を行ない、配置位置が不適切であれば、配置位置を適切な位置へ変更し、もって配置位置で表示または印字するように構成したもの。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の画像と連写撮影した画像情報を記憶した画像記憶手段を入力媒体とし、画像の一覧表示時に、連写撮影してあれば、それが明示できる表示形態で表示し、連写撮影が明示された画像を選択時は、連写配置フォーマットを基に配置していき、その結果の外接矩形領域を求め、求めた外接矩形領域を元に用紙上へ配置する制御を行ない、配置位置が不適切であれば、配置位置を適切な位置へ変更し、もって配置位置で表示または印字するように構成したもの。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報をホストコンピュータを介さずに直接入力し、印字データに変換して印字するための印字処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の印字処理装置においては、デジタルカメラ等で撮影時に、連写撮影した場合、この写真を取り込み印刷用紙に配置するときに、写真を一度編集画面に表示し、編集画面上で操作者が連写した写真を選択し、レイアウト操作を行なった後に、編集した結果を印刷するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記従来の印字処理装置においては、連写した写真を見つけ出し、さらにそれら写真を配置編集操作を行なうため、レイアウト作業に時間が掛かるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、複数のデジタル写真データおよび対応した連写データを記憶する写真記憶手段と、前記写実記憶手段で記憶されたデジタル写真データに対応した連写データの有無を判別するための連写データ有無判別手段と、前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよび連写データを読込む読込み手段と、指令等を入力するための指令入力手段と、前記読込み手段で読込んだ連写データを記憶する連写データ記憶手段と、印刷用紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式記憶手段と、背景絵を記憶する背景絵記憶手段と、前記レイアウト様式記憶手段で記憶されたレイアウト様式に基づいて、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データおよび前記背景絵記憶手段で記憶された背景絵を合成する合成手段と、前記合成手段で合成された内容を表示するための表示手段と、前記合成手段で合成された内容を印字するための印字手段とを有し、前記連写データは前記写真記憶手段内で連写したデジタル写真データの位置を記憶し、前記レイアウト様式記憶手段は連写した写真の用紙内での配置規則を記憶し、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表示手段に一覧表示し、合わせて前記連写データ有無判別手段で対応する連写データが有りと判別した場合には対応するデジタル写真データに連写データ有りが識別可能な表示形態で表示し、前記指令入力手段により一覧表示されたデジタル写真データを選択し、選択されたデジタル写真データに対して前記連写データ有無判別手段により連写データが有りと判別された場合には前記連写データ内の連写したデジタル写真データ位置を求め、求めた連写したデジタル写真データを前記連写した写真の用紙内での配置規則から順番に配置し、すべて配置した時の外接矩形領域を決定し、前記背景絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から用紙の背景に挿入される背景絵を決定し、前記決定した外接矩形領域を前記レイアウト様式記憶手段から求まる用紙上の配置位置に配置し、その配置した前記外接矩形領域が用紙上の設定位置では不適切な場所であれば、用紙上の設定位置を次の設定位置にずらして配置し、適切であればその位置に配置し、前記合成手段により前記背景絵と前記外接矩形領域を前記配置位置で合成し、合成した内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字手段に印字することを特徴とする印字処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0006】
図1は、本発明の印字処理装置の一実施例のブロック図である。
【0007】
1は印刷指示情報および写真選択指示情報等を入力するための、ボタン等からなる指令入力装置、2はTVやLCD等からなる表示装置、3は用紙等に印字するための印字装置、4は後述する処理手順のプログラムやフォント等を記憶する内部読出し専用メモリ、外部に増設された読出し専用メモリ等のROM、5は抜き差し可能なメモリカード、ハードディスクカード等からなる外部記憶装置、なお外部記憶装置5は後述する処理手順のプログラムを記憶しておいてもよい。6は読書き自在なメモリであるRAM、7は中央演算処理装置であるCPUである。本実施例に使用されるプログラムはROM4、外部記憶装置5あるいはRAM6に格納され、CPU7が逐次プログラムをROM4、外部記憶装置5あるいはRAM6から読み出して所定の処理を行う。また本実施例で使用されるメモリカードは、デジタルカメラ等で撮影された写真データ等を記憶するための記憶媒体であり、印刷/表示用の高解像度写真データと一覧表示用の低解像度写真データおよびユーザが録音した場合に限り音声データが対で記憶される構成である。さらに本実施例で使用されるROM4は、後述する用紙上に配置される背景絵(図10のD3)と音声データを文字情報に変換した文字列が合成された吹出絵(図14のD23)のデータと書式情報を複数記憶している。
【0008】
図2から図9は、本発明を印字処理装置に適用した場合のフローチャートを示している。
【0009】
かかるフローチャートを使用して、本装置の動作を以下順をおって説明する。まず図2を用いて本印字処理装置の全体の説明を行う。
【0010】
本印字処理装置は電源がONされるとステップS1の初期化処理を行う。この初期化処理においては、本印字処理装置で用いる各種設定情報領域を予めRAM6に確保し、その内容に初期情報を設定しておく。
【0011】
次にステップS2では表示装置2に本印刷処理装置の機能メニューを表示するメニュー表示を行う。なお以下で説明する処理で回復不能のエラーが発生した場合には、それ旨のメッセージ表示を行い確認後、本メニュー表示に戻る様に構成されているので特に必要としない限りは説明を省略する。
【0012】
次にステップS3では指令入力装置1の指令を待つ状態になる。ここで、指令入力装置1のボタンを押下することにより、CPU7へ押下したボタンの情報が入力され、CPU7はこの入力情報を処理するためROM4に記憶された所定のプログラムに入力情報を伝達する。
【0013】
今ステップS3において指令入力装置1のアルバム手帳印刷ボタンが押下された場合には、ステップS4に進み後述するアルバム手帳印刷処理を行い、処理終了後再びステップS2のメニュー画面に戻る。
【0014】
またステップS3において指令入力装置1のその他のボタンが押下された場合には、ステップS5に進みその他の指示処理(例えば、単独プリント処理、インデックスプリント処理)を行い、処理終了後再びステップS2のメニュー画面に戻る。
【0015】
ここでステップS4のアルバム手帳印刷処理を図3および図10から図11を用いて説明する。
【0016】
まずステップSllで後述するアルバム手帳画面表示処理を行う。すなわち、表示装置2にアルバム手帳印刷処理で用いる画面の初期表示(図10)を行う。図10で、C1はカーソル、D1はデジタル写真、D2はデジタル写真を一覧表示する写真画面、D3は用紙に印刷される背景絵、D4は印刷状態を表示した用紙画面、D5は音声データ有りを示す音声マーク、D6は傾き撮影写真を示す傾きマーク、D7は連写した写真群を示す連写マーク、D8はパノラマ撮影した写真群を示すパノラママークである。この表示の際に外部記憶装置5からデジタル写真を読み込むが、この際にエラーになった場合には、操作者が取消の指示を行う場合がある。この場合にはアルバム手帳印刷処理を終了し、ステップS2のメニュー画面に戻る。
【0017】
次にステップS12でアルバム手帳画面で機能する指示を指令入力装置1より待つ。操作者により入力が行われると、ステップS13に進む。
【0018】
この後の処理(ステップS18、ステップS20、ステップS22)で、たとえば外部記憶装置5からデジタル写真を読込む場合や印字装置での印字中等の場合にエラーになった場合には、それ旨のメッセージ表示を行い操作者に対して続行か取消かの指示を行なう。
【0019】
続行を指示された場合には、再度エラー要因を調べ、再度エラーであればもう一度エラー表示を行ない、エラーが回復されれば、処理を続行する。また、取消が指示された場合には、それぞれの処理を終了し、ステップS12の指示入力待ちに進み、操作者からの指令を待つ状態になる様に構成されているので特に必要としない限りは説明を省略する。
【0020】
ステップS13では、入力された指示が方向指示の場合には、ステップS14のカーソルを指示された方向に移動するカーソル移動処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。カーソル移動処理は、例えば、図10の状態で下方向指示が行われた場合には、図11で示すように、カーソルは、C1の位置からC2の位置に移動する。
【0021】
ステップS13で方向指示でない場合には、ステップS15に進む。
【0022】
ステップS15では、入力された指示が画面切替指示の場合には、ステップS16の写真画面D2を指定方向に切替える画面切替処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。
【0023】
ステップS15で画面切替指示でない場合には、ステップS17に進む。
【0024】
ステップS17では、入力された指示が選択指示の場合には、ステップS18の選択したデジタル写真を用紙画面D4に配置設定する用紙画面移動処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。ここで用紙画面移動処理は後述する。
【0025】
ステップS17で選択指示でない場合には、ステップS19に進む。
【0026】
ステップS19では、入力された指示が印刷指示の場合には、ステップS20の用紙画面D4の内容を印刷装置3に出力する印刷処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。
【0027】
ステップS19で印刷指示でない場合には、ステップS21に進む。
【0028】
ステップS21では、入力された指示が終了指示の場合には、アルバム手帳印刷処理を終了しステップS2のメニュー画面に戻る。
【0029】
ステップS21で終了指示でない場合は、ステップS22のその他の処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。ここでステップS22のその他の処理は、例えば、背景絵や吹出絵の種類選択、連写の配置形式の選択を行い、その結果でレイアウト様式テーブルを更新する。背景絵の場合は、種類として背景絵なしも選択できる。
【0030】
ここでステップS11のアルバム手帳画面表示処理を図4、図10、図22から図26を用いて説明する。
【0031】
まずステップS31で外部記憶装置5からデジタル写真を読込むためにメモリカードが正常に使用可能かを確認する外部カード確認処理を行う。すなわち、本印刷処理装置で使用可能なメモリカードが装填されていて、かつその中に少なくとも1枚以上のデジタル写真データが記憶されているかを判別する。もし使用不可のメモリカードが装填されていた場合や、メモリカードが装填されていない場合や、デジタル写真が1枚も記憶されていない場合には、使用不可を返却し、正常に使用可能であれば使用可を返却する。
【0032】
次にステップS31で使用不可が返却された場合は、ステップS32に進みエラーメッセージを表示する。
【0033】
次にステップS33に進みエラーを操作者に回復させるため指示入力待ちになる。
【0034】
次にステップS33で操作者がエラー状態を回復し確認指示を入力するとステップS31に戻り再び外部メモリ確認処理を行う。
【0035】
一方ステップS33で操作者が取消を指示した場合にはアルバム手帳画面表示処理を終了し取消終了を上位に返却する。
【0036】
なおステップS31で使用可が返却された場合は、ステップS34に進み領域初期化処理を行なう。すなわち、外部記憶装置5に装着されているメモリカードの内容を一時的に読込むバッファであるワーク領域をRAM6に確保し、さらに本印字処理装置で印字するために必要な各種設定情報の記憶領域である一覧テーブルの領域(図25)、レイアウト様式テーブル(図26)をRAM6に確保し、それぞれの内容を例えば、用紙情報にはデフォルトの用紙および写真の配置形式、背景絵にはデフォルトの背景絵をROM4から設定、吹出絵にはデフォルトの吹出絵をROM4から設定、連写情報にはデフォルトの配置形式情報、設定ポイントには用紙情報に設定した配置位置の先頭位置、デジタル写真1からデジタル写真nまではゼロに初期化する。
【0037】
次にステップS35に進み写真画面表示を行なう。すなわち、写真画面D2を表示装置2に表示し、外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりすべてのデジタル写真を読込み一覧表示する。この場合の一覧表示はメモリカード内の管理順番(例えば撮影順)に表示する。なお、読込むデジタル写真はRAM6にサムネール写真データ情報領域を確保し、このアドレスを対応するサムネール写真アドレスに設定し、確保したサムネール写真データ情報領域に低解像度写真データを読込み、合わせてメモリカード上の高解像度写真データの位置情報と写真サイズ情報も記憶する。次に低解像度写真データを元に表示装置2に表示する。この場合、連写データとパノラマデータが付加されていれば、サムネール写真データ情報領域に記憶するデジタル写真は、それぞれ撮影した先頭のデジタル写真を記憶する。
【0038】
さらに読込んだデジタル写真に音声データが付加されていれば音声マークD5をデジタル写真の近傍に表示し、音声情報領域をRAM6に確保し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスを音声情報アドレスに記憶する。なお、音声データが存在しなければ、この音声情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。
【0039】
さらに読込んだデジタル写真に傾きデータが付加されていれば傾きマークD6をデジタル写真の近傍に表示し、傾き情報領域をRAM6に確保し、確保した傾き情報領域に傾き角度を記憶し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスを傾き情報アドレスに記憶する。なお、傾きデータが存在しなければ、この傾き情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。ここで、傾き角度とは、図24で示すデジタル写真の上辺と水平線との撮影時の傾斜角度を表わす。
【0040】
さらに読込んだデジタル写真に連写データが付加されていれば連写マークD7をデジタル写真の近傍に表示し、連写情報領域をRAM6に確保し、連写データの内容から確保した連写情報領域に連写したデジタル写真の2番目以降の高解像度写真の位置情報を記憶し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスを連写情報アドレスに記憶する。
【0041】
なお、連写データが存在しなければ、この連写情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。
【0042】
さらに読込んだデジタル写真にパノラマデータが付加されていればパノラママークD8をデジタル写真の近傍に表示し、パノラマ情報領域をRAM6に確保し、確保したパノラマ情報領域にパノラマ撮影したデジタル写真の2番目以降の高解像度写真の位置情報とパノラマ撮影時の撮影方向(左周りで撮影、右回りで撮影、上周りで撮影、下周りで撮影)を記憶し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスをパノラマ情報アドレスに記憶する。なお、パノラマデータが存在しなければ、このパノラマ情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。なお、音声マーク、傾きマーク、連写マーク、パノラママークがそれぞれ組み合わされた場合の表示状況を図22および図23に示す。
【0043】
なお、これ以降の処理で写真画面D2を更新する場合には、図25の一覧テーブル内の配置位置の内容がゼロでなければ、対応するデジタル写真は既に用紙画面D4に配置されたことを表わしているので、写真画面の更新時は、対応するデジタル写真は表示しないように制御する。
【0044】
次にステップS36に進み写真画面D2の先頭の写真にカーソル(図10でのCl)を表示させる。
【0045】
次にステップS37に進み用紙画面D4を表示する。すなわち、用紙画面D4を表示装置2に表示し、次に図26に示すレイアウト様式テーブルの背景絵情報で示す背景絵を用紙画面D4に表示(背景絵なしの場合は、表示は行わない)する。また、用紙画面D4に配置するデジタル写真の最初の位置(図12のP1)を一覧テーブル(図25)の設定ポイントに設定しておく。用紙画面D4の表示処理が終了するとアルバム手帳画面表示処理を終了し上位に正常終了を返却する。
【0046】
ここでステップS18の用紙画面移動処理を図5、図11、および図12を用いて説明する。
【0047】
まずステップS41で選択されたデジタル写真を処理中である事を表わすための処理中表示を行なう。すなわち、図11でカーソルがC2のデジタル写真に位置する時に指令入力装置1から選択指示があると図12に示すように、カーソルのC2で示すデジタル写真に対して処理中を表わすアイコンD20を合成して表示装置2に表示させる。
【0048】
次にステップS42に進み選択したデジタル写真の用紙上での領域を決定するための領域決定処理を行なう。この領域決定処理については後述する。
【0049】
次にステップS43に進み用紙上での選択したデジタル写真の配置位置を決定する用紙配置位置算出処理を行なう。この用紙位置算出処理については後述する。
【0050】
次にステップS44に進み写真画面D2の選択したデジタル写真を用紙画面D4の配置決定した位置へ移動表示する移動表示処理を行なう。この移動表示処理については後述する。移動表示処理が終了すると用紙画面移動処理を終了しアルバム手帳印刷処理のステップS12に戻り、再びユーザからの指示入力待ちになる。
【0051】
ここでステップS42の領域決定処理を図6、図11、図16、図17、図19、図20、図25および図26を用いて説明する。
【0052】
まずステップS51に進み選択したデジタル写真の用紙上での矩形領域を求める写真サイズ算出を行なう。すなわち、例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内のデジタル写真iが対象とすると、そのサムネール写真データ情報i内の高解像度写真での写真サイズ情報と図26で示すレイアウト様式テーブルの用紙情報内の書式情報とから用紙上の矩形サイズを求め、求めた矩形サイズをRAM6に確保した配置領域サイズに格納する。
【0053】
次にステップS52に進み選択したデジタル写真に傾きデータが存在するか、存在しないかを判定する。すなわち、例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、傾きデータが存在しないので(対応する図25の一覧データの傾き情報アドレスがゼロである)ステップS54に進む。また例えば図16のカーソルC4で示すデジタル写真を選択した場合は、傾きデータが存在するので(対応する図25の一覧データの傾き情報アドレスがゼロ以外である)ステップS53に進む。
【0054】
ステップS53では傾きデータによる写真サイズ矩形領域を修正する傾き領域変更を行なう。すなわち、ステップS51で求めた配置領域サイズを傾きデータで示す角度に回転した場合の外接矩形サイズを求め、求めた外接矩形サイズを配置領域サイズに格納する。
【0055】
次にステップS54に進みデジタル写真の一度に配置する写真枚数を算出する写真枚数算出を行なう。すなわち、選択したデジタル写真に対応した図25の一覧テーブル内の連写情報アドレスの内容をまず判別し、その内容がゼロでなければ対応した連写情報内の写真枚数プラス1とし、連写情報アドレスがゼロであれば、次にパノラマ情報アドレスの内容を判別し、その内容がゼロでなければ対応したパノラマ情報内の写真枚数プラス1とし、パノラマ情報アドレスもゼロであれば単独の写真の場合のため写真枚数を1とする。例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、連写マークやパノラママークがない(対応した図25の一覧データ内の連写情報アドレスとパノラマ情報アドレスが共にゼロである)ので写真枚数は1とする。また例えば図17カーソルC5で示すデジタル写真を選択した場合は、連写マークがある(対応した図25の一覧データ内の連写情報アドレスがゼロでなく、パノラマ情報アドレスがゼロである)ので写真枚数は対応する連写情報内の写真枚数プラス1とする。この場合の例では、図19で示す様に4枚配置されているため、連写情報内には3枚の高解像度写真の位置情報が記憶されていることになる。また例えば図19カーソルC6で示すデジタル写真を選択した場合は、パノラママークがある(対応した図25の一覧データ内のパノラマ情報アドレスがゼロでなく、連写情報アドレスがゼロである)ので写真枚数は対応するパノラマ情報内の写真枚数プラス1とする。この場合の例では、図20で示す様に3枚配置されているため、パノラマ情報内には2枚の高解像度写真の位置情報が記憶されていることになる。
【0056】
次にステップS55に進み配置される写真の枚数に応じた外接矩形サイズを求める写真領域算出を行なう。すなわち、写真枚数が1枚であれば、配置領域サイズを変更せずステップS56に進む。写真枚数が1枚以上である場合、連写情報が存在すれば図26で示すレイアウト様式テーブルの連写情報での配置情報と1枚のサイズである配置領域サイズと写真枚数とから配置した時の外接矩形サイズを求め、配置領域サイズに格納する。一方、パノラマ情報が存在すれば、図25で示すパノラマ情報内のパノラマ撮影方向から配置方向を算出(撮影方向が右周りで撮影なら配置方向は下から上に配置、撮影方向が左周りで撮影なら配置方向は上から下に配置、撮影方向が上周りで撮影なら配置方向は下から上に配置、撮影方向が下周りで撮影なら配置方向は上から下に配置)し、更に隣接する写真の高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を傾きデータが存在すれば隣接する写真の傾き角度差分を考慮し、かつ配置方向に対して公知の方法で隣接する写真の接続位置を算出し、写真の枚数分この接続位置算出を繰り返して全体の外接矩形サイズを求め、配置領域サイズに格納する。なお、接続位置情報は選択したデジタル写真に対応した図25で示すパノラマ情報内の接続位置情報に記憶しておく。
【0057】
次にステップS56に進み選択したデジタル写真に音声データが存在するか、存在しないかを判定する。すなわち、例えば図10のカーソルC1で示すデジタル写真を選択した場合は、音声データが存在しないので(対応する図25の一覧データの音声情報アドレスがゼロである)領域決定処理を終了し用紙画面移動処理のステップS43に進む。また例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、音声データが存在するので(対応する図25の一覧データの音声情報アドレスがゼロ以外である)ステップS57に進む。
【0058】
ステップS57では選択したデジタル写真の音声データを文字情報に変換して、文字情報の領域を写真領域に合成するための文字情報領域合成処理を行なう。この文字情報領域合成処理については後述する。文字情報領域合成処理が終了すると領域決定処理を終了し用紙画面移動処理のステップS43に進む。
【0059】
ここでステップS57の文字情報領域合成処理を図7、図14、図25および図26を用いて説明する。
【0060】
まずステップS61に進み文字変換を行なう。すなわち、選択したデジタル写真の音声データを外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ音声データを公知の方法で文字情報に変換して図25で示す選択したデジタル写真に対応した音声情報の文字情報領域に格納する。
【0061】
次にステップS62に進み変換した文字情報の文字数の算出を行なう。すなわち、ステップS61で文字情報領域に格納した文字情報の文字数を算出し、算出した文字数を選択したデジタル写真に対応した音声情報の文字数領域に格納する。
【0062】
次にステップS63に進み用紙画面D4に表示する吹出絵D23に表示させる文字情報の行数桁数算出を行なう。すなわち、変換した文字情報の文字数と、図26に示すレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から行数および桁数を算出し、選択したデジタル写真に対応した音声情報の行数桁数領域に格納する。
【0063】
次にステップS64に進み吹出絵領域サイズ算出を行なう。すなわち、求めた行数桁数とレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から吹出絵の外接矩形の大きさを算出し、選択したデジタル写真に対応した音声情報の吹出絵サイズ領域に格納する。
【0064】
次にステップS65に進み吹出絵領域と写真領域を合成する写真領域合成処理を行なう。
【0065】
すなわち、配置領域サイズの内容で示すデジタル写真が配置される矩形領域と、図26のレイアウト様式テーブルの吹出絵情報の書式情報内のデジタル写真の左右どちら側に吹出絵を配置するかの方向情報と、選択したデジタル写真に対応した音声情報内の吹出絵サイズ領域とから、吹出絵領域がデジタル写真の矩形領域に重ならないようにデジタル写真の矩形領域と吹出絵領域を合成した外接矩形を求め、配置領域サイズに格納する。写真領域合成処理が終了すると文字情報領域合成処理を終了し用紙画面移動処理のステップS63に進む。
【0066】
ここでステップS43の用紙配置位置算出処理を図8、図14、図15、図16、図25および図26を用いて説明する。
【0067】
まずステップS71に進み選択したデジタル写真の領域が用紙上に配置可能かを判別する領域判別を行なう。すなわち、用紙上に配置される矩形サイズである配置領域サイズが、図26のレイアウト様式テーブル内の用紙情報および背景絵の書式情報をもとに、用紙からはみ出すか否か、および背景絵と重ならないか否かを判別し、更に配置領域サイズが図25の一覧テーブル内の既に配置したデジタル写真1からデジタル写真i−1までの配置情報および配置位置から他のデジタル写真の領域と重なるか否かを判別する。用紙からはみ出すか、背景絵と重なるか、あるいは他の領域と重なる場合には、配置不可としてステップS72に進む。一方用紙からはみ出さないし、背景絵と重ならないし、他の領域とも重ならない場合は、求めた配置領域サイズを配置情報iに設定し、配置可としてステップS73に進む。
【0068】
ステップS72では用紙上の配置位置である設定ポイントを次の設定ポイントへ移す設定ポイント更新を行なう。すなわち、図14のカーソルC3のデジタル写真が選択された時、設定ポイントが図15で示すP2であった場合には、選択されたデジタル写真が既に配置してある領域と重なるため、図25で示す一覧テーブル内の既に配置したデジタル写真の配置情報と図26で示すレイアウト様式テーブルの用紙情報内の配置情報とから次の配置位置(P3)を求め、この位置を図25の設定ポイントに設定する。
【0069】
次にステップS73に進み選択されたデジタル画像の用紙上に配置する位置を設定するため、図25の設定ポイントの値を選択したデジタル画像の配置位置に設定する。すなわち、図14のカーソルC3のデジタル写真が選択された場合は、設定ポイントがステップS71でP2は配置不可となり、ステップS72で設定ポイントがP3の位置に変更され、再びステップS71でP3の位置を判別し、配置可となり、ステップS73で図25の設定ポイント(P3)の値を配置位置iに設定する。
【0070】
次にステップS74に進み用紙上の配置位置である設定ポイントを次の設定ポイントへ移す設定ポイント更新を行なう。すなわち、図14のカーソルC3のデジタル写真が選択された時、ステップS72で設定ポイントがP3の位置に設定され、ステップS73で選択されたデジタル写真がP3の位置に配置されたため、図26で示すレイアウト様式テーブルの用紙情報内の配置情報から次の配置位置(図16のP4)を求め、この位置を図25の設定ポイントに設定する。設定ポイント更新が終了すると用紙配置位置算出処理を終了し用紙画面移動処理のステップS44に進む。
【0071】
ここでステップS44の移動表示処理を図9、図11から図14、図16、図17、図19から図23、図25および図26を用いて説明する。
【0072】
まずステップS81に進みステップS43で決定した用紙上の配置位置が用紙画面D5に表示されるように用紙画面書換えを行なう。
【0073】
次にステップS82に進みステップS41で表示した処理中表示D20を取消す処理中表示取消を行なう。
【0074】
次にステップS83に進み選択したデジタル写真をスムーズに用紙画面の配置位置に移動表示するスムーズ移動表示を行なう。すなわち、図12での処理中表示D20を取消し、カーソルC2で示すデジタル写真と音声マークD5をクリアし、デジタル写真の大きさの移動中マーク(図13のD21)を表示し、このマークを用紙上の配置位置であるPlにスムーズに移動するように表示する。
【0075】
次にステップS84に進みデジタル写真と吹出絵を用紙画面上へ合成表示を行なう。すなわち、図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真と、吹出絵を合成表示する。吹出絵の表示に際しては、用紙上の吹出絵のサイズである音声情報内の吹出絵サイズ領域と吹出絵の基本サイズをレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から求め、その変倍率により、吹出絵の用紙画面上でのサイズに合わせて吹出絵を変倍して表示し、合わせて文字情報を合成表示(図14)する。図16のカーソルC4で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は傾きマーク付きのため、傾き角度により回転して合成表示(図17)する。図17のカーソルC5で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は連写マーク付きのため2番目以降の写真情報は連写情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示(図19)して行く。図19のカーソルC6で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合はパノラママーク付きのため2番目以降の写真情報はパノラマ情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示(図20)して行く。図21のカーソルC8で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は傾きマーク付きのため、傾き角度により回転し合成し、かつ連写マークが存在するので2番目以降の写真情報は連写情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を傾き角度により回転して合成表示して行く。
【0076】
さらに音声マークが存在するので吹出絵を合成表示する。吹出絵の表示に際しては、用紙上の吹出絵のサイズである音声情報内の吹出絵サイズ領域と吹出絵の基本サイズをレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から求め、その変倍率により、吹出絵の用紙画面上でのサイズに合わせて吹出絵を変倍して表示し、合わせて文字情報を合成表示(図22)する。図22のカーソルC9で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は傾きマーク付きのため、傾き角度により回転し合成し、かつパノラママークが存在するので2番目以降の写真情報はパノラマ情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を傾き角度により回転して合成表示して行く。さらに音声マークが存在するので吹出絵を合成表示する。吹出絵の表示に際しては、用紙上の吹出絵のサイズである音声情報内の吹出絵サイズ領域と吹出絵の基本サイズをレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から求め、その変倍率により、吹出絵の用紙画面上でのサイズに合わせて吹出絵を変倍して表示し、合わせて文字情報を合成表示(図23)する。合成表示が終了すると移動表示処理を終了し用紙画面移動処理に復帰し、さらに用紙画面移動処理を終了しアルバム手帳印刷処理のステップS12に戻り、再びユーザからの指示入力待ちになる。
【0077】
(その他の実施例)
なお本実施例では写真記憶手段のメモリカードを直接読み書きする方式について説明したが、例えばシリアル双方向通信等によりデジタルスチルカメラ等と通信してデジタルスチルカメラ内のメモリカードの内容を読み書きする方式にも適用できることは云うまでもない。
【0078】
また写真記憶手段の記憶形態はメモリカードに限らず、取外し可能なFD,MO,PD,HDDカードおよびDVD−RAM等の読み書き可能な媒体であれば色々変形して使用可能な事は言うまでもない。
【0079】
また写真記憶手段の内容はデジタルカメラで撮影した時に書込まれる形態として説明したが、既に撮影したデータまたは編集作成したデータをメモリカード等に書込む形態で提供される写真記憶手段を用いてもよい。
【0080】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明に係る印字処理装置によれば、複数のデジタル写真データおよび対応した連写データを記憶する写真記憶手段と、前記写真記憶手段で記憶されたデジタル写真データに対応した連写データの有無を判別するための連写データ有無判別手段と、前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよび連写データを読込む読込み手段と、指令等を入力するための指令入力手段と、前記読込み手段で読込んだ連写データを記憶する連写データ記憶手段と、印刷用紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式記憶手段と、背景絵を記憶する背景絵記憶手段と、前記レイアウト様式記憶手段で記憶されたレイアウト様式に基づいて、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データおよび前記背景絵記憶手段で記憶された背景絵を合成する合成手段と、前記合成手段で合成された内容を表示するための表示手段と、前記合成手段で合成された内容を印字するための印字手段とを有し、前記連写データは前記写真記憶手段内で連写したデジタル写真データの位置を記憶し、前記レイアウト様式記憶手段は連写した写真の用紙内での配置規則を記憶し、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表示手段に一覧表示し、合わせて前記連写データ有無判別手段で対応する連写データが有りと判別した場合には対応するデジタル写真データに連写データ有りが識別可能な表示形態で表示し、前記指令入力手段により一覧表示されたデジタル写真データを選択し、選択されたデジタル写真データに対して前記連写データ有無判別手段により連写データが有りと判別された場合には前記連写データ内の連写したデジタル写真データ位置を求め、求めた連写したデジタル写真データを前記連写した写真の用紙内での配置規則から順番に配置し、すべて配置した時の外接矩形領域を決定し、前記背景絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から用紙の背景に挿入される背景絵を決定し、前記決定した外接矩形領域を前記レイアウト様式記憶手段から求まる用紙上の配置位置に配置し、その配置した前記外接矩形領域が用紙上の設定位置では不適切な場所であれば、用紙上の設定位置を次の設定位置にずらして配置し、適切であればその位置に配置し、前記合成手段により前記背景絵と前記外接矩形領域を前記配置位置で合成し、合成した内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字手段に印字することを特徴とする印字処理装置を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字処理装置に適用される一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の処理の全体の流れの一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明のアルバム手帳印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明のアルバム手帳画面表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の用紙画面移動処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の領域決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の文字情報領域合成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の用紙配置位置算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の移動表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図11】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図12】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図13】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図14】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図15】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図16】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図17】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図18】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図19】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図20】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図21】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図22】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図23】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図24】本発明の処理上の制御方法を説明するための図である。
【図25】一覧テーブルの一例を示す図である。
【図26】レイアウト様式テーブルの一例を示す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報をホストコンピュータを介さずに直接入力し、印字データに変換して印字するための印字処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の印字処理装置においては、デジタルカメラ等で撮影時に、連写撮影した場合、この写真を取り込み印刷用紙に配置するときに、写真を一度編集画面に表示し、編集画面上で操作者が連写した写真を選択し、レイアウト操作を行なった後に、編集した結果を印刷するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記従来の印字処理装置においては、連写した写真を見つけ出し、さらにそれら写真を配置編集操作を行なうため、レイアウト作業に時間が掛かるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、複数のデジタル写真データおよび対応した連写データを記憶する写真記憶手段と、前記写実記憶手段で記憶されたデジタル写真データに対応した連写データの有無を判別するための連写データ有無判別手段と、前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよび連写データを読込む読込み手段と、指令等を入力するための指令入力手段と、前記読込み手段で読込んだ連写データを記憶する連写データ記憶手段と、印刷用紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式記憶手段と、背景絵を記憶する背景絵記憶手段と、前記レイアウト様式記憶手段で記憶されたレイアウト様式に基づいて、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データおよび前記背景絵記憶手段で記憶された背景絵を合成する合成手段と、前記合成手段で合成された内容を表示するための表示手段と、前記合成手段で合成された内容を印字するための印字手段とを有し、前記連写データは前記写真記憶手段内で連写したデジタル写真データの位置を記憶し、前記レイアウト様式記憶手段は連写した写真の用紙内での配置規則を記憶し、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表示手段に一覧表示し、合わせて前記連写データ有無判別手段で対応する連写データが有りと判別した場合には対応するデジタル写真データに連写データ有りが識別可能な表示形態で表示し、前記指令入力手段により一覧表示されたデジタル写真データを選択し、選択されたデジタル写真データに対して前記連写データ有無判別手段により連写データが有りと判別された場合には前記連写データ内の連写したデジタル写真データ位置を求め、求めた連写したデジタル写真データを前記連写した写真の用紙内での配置規則から順番に配置し、すべて配置した時の外接矩形領域を決定し、前記背景絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から用紙の背景に挿入される背景絵を決定し、前記決定した外接矩形領域を前記レイアウト様式記憶手段から求まる用紙上の配置位置に配置し、その配置した前記外接矩形領域が用紙上の設定位置では不適切な場所であれば、用紙上の設定位置を次の設定位置にずらして配置し、適切であればその位置に配置し、前記合成手段により前記背景絵と前記外接矩形領域を前記配置位置で合成し、合成した内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字手段に印字することを特徴とする印字処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0006】
図1は、本発明の印字処理装置の一実施例のブロック図である。
【0007】
1は印刷指示情報および写真選択指示情報等を入力するための、ボタン等からなる指令入力装置、2はTVやLCD等からなる表示装置、3は用紙等に印字するための印字装置、4は後述する処理手順のプログラムやフォント等を記憶する内部読出し専用メモリ、外部に増設された読出し専用メモリ等のROM、5は抜き差し可能なメモリカード、ハードディスクカード等からなる外部記憶装置、なお外部記憶装置5は後述する処理手順のプログラムを記憶しておいてもよい。6は読書き自在なメモリであるRAM、7は中央演算処理装置であるCPUである。本実施例に使用されるプログラムはROM4、外部記憶装置5あるいはRAM6に格納され、CPU7が逐次プログラムをROM4、外部記憶装置5あるいはRAM6から読み出して所定の処理を行う。また本実施例で使用されるメモリカードは、デジタルカメラ等で撮影された写真データ等を記憶するための記憶媒体であり、印刷/表示用の高解像度写真データと一覧表示用の低解像度写真データおよびユーザが録音した場合に限り音声データが対で記憶される構成である。さらに本実施例で使用されるROM4は、後述する用紙上に配置される背景絵(図10のD3)と音声データを文字情報に変換した文字列が合成された吹出絵(図14のD23)のデータと書式情報を複数記憶している。
【0008】
図2から図9は、本発明を印字処理装置に適用した場合のフローチャートを示している。
【0009】
かかるフローチャートを使用して、本装置の動作を以下順をおって説明する。まず図2を用いて本印字処理装置の全体の説明を行う。
【0010】
本印字処理装置は電源がONされるとステップS1の初期化処理を行う。この初期化処理においては、本印字処理装置で用いる各種設定情報領域を予めRAM6に確保し、その内容に初期情報を設定しておく。
【0011】
次にステップS2では表示装置2に本印刷処理装置の機能メニューを表示するメニュー表示を行う。なお以下で説明する処理で回復不能のエラーが発生した場合には、それ旨のメッセージ表示を行い確認後、本メニュー表示に戻る様に構成されているので特に必要としない限りは説明を省略する。
【0012】
次にステップS3では指令入力装置1の指令を待つ状態になる。ここで、指令入力装置1のボタンを押下することにより、CPU7へ押下したボタンの情報が入力され、CPU7はこの入力情報を処理するためROM4に記憶された所定のプログラムに入力情報を伝達する。
【0013】
今ステップS3において指令入力装置1のアルバム手帳印刷ボタンが押下された場合には、ステップS4に進み後述するアルバム手帳印刷処理を行い、処理終了後再びステップS2のメニュー画面に戻る。
【0014】
またステップS3において指令入力装置1のその他のボタンが押下された場合には、ステップS5に進みその他の指示処理(例えば、単独プリント処理、インデックスプリント処理)を行い、処理終了後再びステップS2のメニュー画面に戻る。
【0015】
ここでステップS4のアルバム手帳印刷処理を図3および図10から図11を用いて説明する。
【0016】
まずステップSllで後述するアルバム手帳画面表示処理を行う。すなわち、表示装置2にアルバム手帳印刷処理で用いる画面の初期表示(図10)を行う。図10で、C1はカーソル、D1はデジタル写真、D2はデジタル写真を一覧表示する写真画面、D3は用紙に印刷される背景絵、D4は印刷状態を表示した用紙画面、D5は音声データ有りを示す音声マーク、D6は傾き撮影写真を示す傾きマーク、D7は連写した写真群を示す連写マーク、D8はパノラマ撮影した写真群を示すパノラママークである。この表示の際に外部記憶装置5からデジタル写真を読み込むが、この際にエラーになった場合には、操作者が取消の指示を行う場合がある。この場合にはアルバム手帳印刷処理を終了し、ステップS2のメニュー画面に戻る。
【0017】
次にステップS12でアルバム手帳画面で機能する指示を指令入力装置1より待つ。操作者により入力が行われると、ステップS13に進む。
【0018】
この後の処理(ステップS18、ステップS20、ステップS22)で、たとえば外部記憶装置5からデジタル写真を読込む場合や印字装置での印字中等の場合にエラーになった場合には、それ旨のメッセージ表示を行い操作者に対して続行か取消かの指示を行なう。
【0019】
続行を指示された場合には、再度エラー要因を調べ、再度エラーであればもう一度エラー表示を行ない、エラーが回復されれば、処理を続行する。また、取消が指示された場合には、それぞれの処理を終了し、ステップS12の指示入力待ちに進み、操作者からの指令を待つ状態になる様に構成されているので特に必要としない限りは説明を省略する。
【0020】
ステップS13では、入力された指示が方向指示の場合には、ステップS14のカーソルを指示された方向に移動するカーソル移動処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。カーソル移動処理は、例えば、図10の状態で下方向指示が行われた場合には、図11で示すように、カーソルは、C1の位置からC2の位置に移動する。
【0021】
ステップS13で方向指示でない場合には、ステップS15に進む。
【0022】
ステップS15では、入力された指示が画面切替指示の場合には、ステップS16の写真画面D2を指定方向に切替える画面切替処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。
【0023】
ステップS15で画面切替指示でない場合には、ステップS17に進む。
【0024】
ステップS17では、入力された指示が選択指示の場合には、ステップS18の選択したデジタル写真を用紙画面D4に配置設定する用紙画面移動処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。ここで用紙画面移動処理は後述する。
【0025】
ステップS17で選択指示でない場合には、ステップS19に進む。
【0026】
ステップS19では、入力された指示が印刷指示の場合には、ステップS20の用紙画面D4の内容を印刷装置3に出力する印刷処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。
【0027】
ステップS19で印刷指示でない場合には、ステップS21に進む。
【0028】
ステップS21では、入力された指示が終了指示の場合には、アルバム手帳印刷処理を終了しステップS2のメニュー画面に戻る。
【0029】
ステップS21で終了指示でない場合は、ステップS22のその他の処理を行い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令入力待ちになる。ここでステップS22のその他の処理は、例えば、背景絵や吹出絵の種類選択、連写の配置形式の選択を行い、その結果でレイアウト様式テーブルを更新する。背景絵の場合は、種類として背景絵なしも選択できる。
【0030】
ここでステップS11のアルバム手帳画面表示処理を図4、図10、図22から図26を用いて説明する。
【0031】
まずステップS31で外部記憶装置5からデジタル写真を読込むためにメモリカードが正常に使用可能かを確認する外部カード確認処理を行う。すなわち、本印刷処理装置で使用可能なメモリカードが装填されていて、かつその中に少なくとも1枚以上のデジタル写真データが記憶されているかを判別する。もし使用不可のメモリカードが装填されていた場合や、メモリカードが装填されていない場合や、デジタル写真が1枚も記憶されていない場合には、使用不可を返却し、正常に使用可能であれば使用可を返却する。
【0032】
次にステップS31で使用不可が返却された場合は、ステップS32に進みエラーメッセージを表示する。
【0033】
次にステップS33に進みエラーを操作者に回復させるため指示入力待ちになる。
【0034】
次にステップS33で操作者がエラー状態を回復し確認指示を入力するとステップS31に戻り再び外部メモリ確認処理を行う。
【0035】
一方ステップS33で操作者が取消を指示した場合にはアルバム手帳画面表示処理を終了し取消終了を上位に返却する。
【0036】
なおステップS31で使用可が返却された場合は、ステップS34に進み領域初期化処理を行なう。すなわち、外部記憶装置5に装着されているメモリカードの内容を一時的に読込むバッファであるワーク領域をRAM6に確保し、さらに本印字処理装置で印字するために必要な各種設定情報の記憶領域である一覧テーブルの領域(図25)、レイアウト様式テーブル(図26)をRAM6に確保し、それぞれの内容を例えば、用紙情報にはデフォルトの用紙および写真の配置形式、背景絵にはデフォルトの背景絵をROM4から設定、吹出絵にはデフォルトの吹出絵をROM4から設定、連写情報にはデフォルトの配置形式情報、設定ポイントには用紙情報に設定した配置位置の先頭位置、デジタル写真1からデジタル写真nまではゼロに初期化する。
【0037】
次にステップS35に進み写真画面表示を行なう。すなわち、写真画面D2を表示装置2に表示し、外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりすべてのデジタル写真を読込み一覧表示する。この場合の一覧表示はメモリカード内の管理順番(例えば撮影順)に表示する。なお、読込むデジタル写真はRAM6にサムネール写真データ情報領域を確保し、このアドレスを対応するサムネール写真アドレスに設定し、確保したサムネール写真データ情報領域に低解像度写真データを読込み、合わせてメモリカード上の高解像度写真データの位置情報と写真サイズ情報も記憶する。次に低解像度写真データを元に表示装置2に表示する。この場合、連写データとパノラマデータが付加されていれば、サムネール写真データ情報領域に記憶するデジタル写真は、それぞれ撮影した先頭のデジタル写真を記憶する。
【0038】
さらに読込んだデジタル写真に音声データが付加されていれば音声マークD5をデジタル写真の近傍に表示し、音声情報領域をRAM6に確保し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスを音声情報アドレスに記憶する。なお、音声データが存在しなければ、この音声情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。
【0039】
さらに読込んだデジタル写真に傾きデータが付加されていれば傾きマークD6をデジタル写真の近傍に表示し、傾き情報領域をRAM6に確保し、確保した傾き情報領域に傾き角度を記憶し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスを傾き情報アドレスに記憶する。なお、傾きデータが存在しなければ、この傾き情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。ここで、傾き角度とは、図24で示すデジタル写真の上辺と水平線との撮影時の傾斜角度を表わす。
【0040】
さらに読込んだデジタル写真に連写データが付加されていれば連写マークD7をデジタル写真の近傍に表示し、連写情報領域をRAM6に確保し、連写データの内容から確保した連写情報領域に連写したデジタル写真の2番目以降の高解像度写真の位置情報を記憶し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスを連写情報アドレスに記憶する。
【0041】
なお、連写データが存在しなければ、この連写情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。
【0042】
さらに読込んだデジタル写真にパノラマデータが付加されていればパノラママークD8をデジタル写真の近傍に表示し、パノラマ情報領域をRAM6に確保し、確保したパノラマ情報領域にパノラマ撮影したデジタル写真の2番目以降の高解像度写真の位置情報とパノラマ撮影時の撮影方向(左周りで撮影、右回りで撮影、上周りで撮影、下周りで撮影)を記憶し、対応するサムネール写真と関係付けるためそのアドレスをパノラマ情報アドレスに記憶する。なお、パノラマデータが存在しなければ、このパノラマ情報アドレスの内容はゼロにクリアしておく。なお、音声マーク、傾きマーク、連写マーク、パノラママークがそれぞれ組み合わされた場合の表示状況を図22および図23に示す。
【0043】
なお、これ以降の処理で写真画面D2を更新する場合には、図25の一覧テーブル内の配置位置の内容がゼロでなければ、対応するデジタル写真は既に用紙画面D4に配置されたことを表わしているので、写真画面の更新時は、対応するデジタル写真は表示しないように制御する。
【0044】
次にステップS36に進み写真画面D2の先頭の写真にカーソル(図10でのCl)を表示させる。
【0045】
次にステップS37に進み用紙画面D4を表示する。すなわち、用紙画面D4を表示装置2に表示し、次に図26に示すレイアウト様式テーブルの背景絵情報で示す背景絵を用紙画面D4に表示(背景絵なしの場合は、表示は行わない)する。また、用紙画面D4に配置するデジタル写真の最初の位置(図12のP1)を一覧テーブル(図25)の設定ポイントに設定しておく。用紙画面D4の表示処理が終了するとアルバム手帳画面表示処理を終了し上位に正常終了を返却する。
【0046】
ここでステップS18の用紙画面移動処理を図5、図11、および図12を用いて説明する。
【0047】
まずステップS41で選択されたデジタル写真を処理中である事を表わすための処理中表示を行なう。すなわち、図11でカーソルがC2のデジタル写真に位置する時に指令入力装置1から選択指示があると図12に示すように、カーソルのC2で示すデジタル写真に対して処理中を表わすアイコンD20を合成して表示装置2に表示させる。
【0048】
次にステップS42に進み選択したデジタル写真の用紙上での領域を決定するための領域決定処理を行なう。この領域決定処理については後述する。
【0049】
次にステップS43に進み用紙上での選択したデジタル写真の配置位置を決定する用紙配置位置算出処理を行なう。この用紙位置算出処理については後述する。
【0050】
次にステップS44に進み写真画面D2の選択したデジタル写真を用紙画面D4の配置決定した位置へ移動表示する移動表示処理を行なう。この移動表示処理については後述する。移動表示処理が終了すると用紙画面移動処理を終了しアルバム手帳印刷処理のステップS12に戻り、再びユーザからの指示入力待ちになる。
【0051】
ここでステップS42の領域決定処理を図6、図11、図16、図17、図19、図20、図25および図26を用いて説明する。
【0052】
まずステップS51に進み選択したデジタル写真の用紙上での矩形領域を求める写真サイズ算出を行なう。すなわち、例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内のデジタル写真iが対象とすると、そのサムネール写真データ情報i内の高解像度写真での写真サイズ情報と図26で示すレイアウト様式テーブルの用紙情報内の書式情報とから用紙上の矩形サイズを求め、求めた矩形サイズをRAM6に確保した配置領域サイズに格納する。
【0053】
次にステップS52に進み選択したデジタル写真に傾きデータが存在するか、存在しないかを判定する。すなわち、例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、傾きデータが存在しないので(対応する図25の一覧データの傾き情報アドレスがゼロである)ステップS54に進む。また例えば図16のカーソルC4で示すデジタル写真を選択した場合は、傾きデータが存在するので(対応する図25の一覧データの傾き情報アドレスがゼロ以外である)ステップS53に進む。
【0054】
ステップS53では傾きデータによる写真サイズ矩形領域を修正する傾き領域変更を行なう。すなわち、ステップS51で求めた配置領域サイズを傾きデータで示す角度に回転した場合の外接矩形サイズを求め、求めた外接矩形サイズを配置領域サイズに格納する。
【0055】
次にステップS54に進みデジタル写真の一度に配置する写真枚数を算出する写真枚数算出を行なう。すなわち、選択したデジタル写真に対応した図25の一覧テーブル内の連写情報アドレスの内容をまず判別し、その内容がゼロでなければ対応した連写情報内の写真枚数プラス1とし、連写情報アドレスがゼロであれば、次にパノラマ情報アドレスの内容を判別し、その内容がゼロでなければ対応したパノラマ情報内の写真枚数プラス1とし、パノラマ情報アドレスもゼロであれば単独の写真の場合のため写真枚数を1とする。例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、連写マークやパノラママークがない(対応した図25の一覧データ内の連写情報アドレスとパノラマ情報アドレスが共にゼロである)ので写真枚数は1とする。また例えば図17カーソルC5で示すデジタル写真を選択した場合は、連写マークがある(対応した図25の一覧データ内の連写情報アドレスがゼロでなく、パノラマ情報アドレスがゼロである)ので写真枚数は対応する連写情報内の写真枚数プラス1とする。この場合の例では、図19で示す様に4枚配置されているため、連写情報内には3枚の高解像度写真の位置情報が記憶されていることになる。また例えば図19カーソルC6で示すデジタル写真を選択した場合は、パノラママークがある(対応した図25の一覧データ内のパノラマ情報アドレスがゼロでなく、連写情報アドレスがゼロである)ので写真枚数は対応するパノラマ情報内の写真枚数プラス1とする。この場合の例では、図20で示す様に3枚配置されているため、パノラマ情報内には2枚の高解像度写真の位置情報が記憶されていることになる。
【0056】
次にステップS55に進み配置される写真の枚数に応じた外接矩形サイズを求める写真領域算出を行なう。すなわち、写真枚数が1枚であれば、配置領域サイズを変更せずステップS56に進む。写真枚数が1枚以上である場合、連写情報が存在すれば図26で示すレイアウト様式テーブルの連写情報での配置情報と1枚のサイズである配置領域サイズと写真枚数とから配置した時の外接矩形サイズを求め、配置領域サイズに格納する。一方、パノラマ情報が存在すれば、図25で示すパノラマ情報内のパノラマ撮影方向から配置方向を算出(撮影方向が右周りで撮影なら配置方向は下から上に配置、撮影方向が左周りで撮影なら配置方向は上から下に配置、撮影方向が上周りで撮影なら配置方向は下から上に配置、撮影方向が下周りで撮影なら配置方向は上から下に配置)し、更に隣接する写真の高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を傾きデータが存在すれば隣接する写真の傾き角度差分を考慮し、かつ配置方向に対して公知の方法で隣接する写真の接続位置を算出し、写真の枚数分この接続位置算出を繰り返して全体の外接矩形サイズを求め、配置領域サイズに格納する。なお、接続位置情報は選択したデジタル写真に対応した図25で示すパノラマ情報内の接続位置情報に記憶しておく。
【0057】
次にステップS56に進み選択したデジタル写真に音声データが存在するか、存在しないかを判定する。すなわち、例えば図10のカーソルC1で示すデジタル写真を選択した場合は、音声データが存在しないので(対応する図25の一覧データの音声情報アドレスがゼロである)領域決定処理を終了し用紙画面移動処理のステップS43に進む。また例えば図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、音声データが存在するので(対応する図25の一覧データの音声情報アドレスがゼロ以外である)ステップS57に進む。
【0058】
ステップS57では選択したデジタル写真の音声データを文字情報に変換して、文字情報の領域を写真領域に合成するための文字情報領域合成処理を行なう。この文字情報領域合成処理については後述する。文字情報領域合成処理が終了すると領域決定処理を終了し用紙画面移動処理のステップS43に進む。
【0059】
ここでステップS57の文字情報領域合成処理を図7、図14、図25および図26を用いて説明する。
【0060】
まずステップS61に進み文字変換を行なう。すなわち、選択したデジタル写真の音声データを外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ音声データを公知の方法で文字情報に変換して図25で示す選択したデジタル写真に対応した音声情報の文字情報領域に格納する。
【0061】
次にステップS62に進み変換した文字情報の文字数の算出を行なう。すなわち、ステップS61で文字情報領域に格納した文字情報の文字数を算出し、算出した文字数を選択したデジタル写真に対応した音声情報の文字数領域に格納する。
【0062】
次にステップS63に進み用紙画面D4に表示する吹出絵D23に表示させる文字情報の行数桁数算出を行なう。すなわち、変換した文字情報の文字数と、図26に示すレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から行数および桁数を算出し、選択したデジタル写真に対応した音声情報の行数桁数領域に格納する。
【0063】
次にステップS64に進み吹出絵領域サイズ算出を行なう。すなわち、求めた行数桁数とレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から吹出絵の外接矩形の大きさを算出し、選択したデジタル写真に対応した音声情報の吹出絵サイズ領域に格納する。
【0064】
次にステップS65に進み吹出絵領域と写真領域を合成する写真領域合成処理を行なう。
【0065】
すなわち、配置領域サイズの内容で示すデジタル写真が配置される矩形領域と、図26のレイアウト様式テーブルの吹出絵情報の書式情報内のデジタル写真の左右どちら側に吹出絵を配置するかの方向情報と、選択したデジタル写真に対応した音声情報内の吹出絵サイズ領域とから、吹出絵領域がデジタル写真の矩形領域に重ならないようにデジタル写真の矩形領域と吹出絵領域を合成した外接矩形を求め、配置領域サイズに格納する。写真領域合成処理が終了すると文字情報領域合成処理を終了し用紙画面移動処理のステップS63に進む。
【0066】
ここでステップS43の用紙配置位置算出処理を図8、図14、図15、図16、図25および図26を用いて説明する。
【0067】
まずステップS71に進み選択したデジタル写真の領域が用紙上に配置可能かを判別する領域判別を行なう。すなわち、用紙上に配置される矩形サイズである配置領域サイズが、図26のレイアウト様式テーブル内の用紙情報および背景絵の書式情報をもとに、用紙からはみ出すか否か、および背景絵と重ならないか否かを判別し、更に配置領域サイズが図25の一覧テーブル内の既に配置したデジタル写真1からデジタル写真i−1までの配置情報および配置位置から他のデジタル写真の領域と重なるか否かを判別する。用紙からはみ出すか、背景絵と重なるか、あるいは他の領域と重なる場合には、配置不可としてステップS72に進む。一方用紙からはみ出さないし、背景絵と重ならないし、他の領域とも重ならない場合は、求めた配置領域サイズを配置情報iに設定し、配置可としてステップS73に進む。
【0068】
ステップS72では用紙上の配置位置である設定ポイントを次の設定ポイントへ移す設定ポイント更新を行なう。すなわち、図14のカーソルC3のデジタル写真が選択された時、設定ポイントが図15で示すP2であった場合には、選択されたデジタル写真が既に配置してある領域と重なるため、図25で示す一覧テーブル内の既に配置したデジタル写真の配置情報と図26で示すレイアウト様式テーブルの用紙情報内の配置情報とから次の配置位置(P3)を求め、この位置を図25の設定ポイントに設定する。
【0069】
次にステップS73に進み選択されたデジタル画像の用紙上に配置する位置を設定するため、図25の設定ポイントの値を選択したデジタル画像の配置位置に設定する。すなわち、図14のカーソルC3のデジタル写真が選択された場合は、設定ポイントがステップS71でP2は配置不可となり、ステップS72で設定ポイントがP3の位置に変更され、再びステップS71でP3の位置を判別し、配置可となり、ステップS73で図25の設定ポイント(P3)の値を配置位置iに設定する。
【0070】
次にステップS74に進み用紙上の配置位置である設定ポイントを次の設定ポイントへ移す設定ポイント更新を行なう。すなわち、図14のカーソルC3のデジタル写真が選択された時、ステップS72で設定ポイントがP3の位置に設定され、ステップS73で選択されたデジタル写真がP3の位置に配置されたため、図26で示すレイアウト様式テーブルの用紙情報内の配置情報から次の配置位置(図16のP4)を求め、この位置を図25の設定ポイントに設定する。設定ポイント更新が終了すると用紙配置位置算出処理を終了し用紙画面移動処理のステップS44に進む。
【0071】
ここでステップS44の移動表示処理を図9、図11から図14、図16、図17、図19から図23、図25および図26を用いて説明する。
【0072】
まずステップS81に進みステップS43で決定した用紙上の配置位置が用紙画面D5に表示されるように用紙画面書換えを行なう。
【0073】
次にステップS82に進みステップS41で表示した処理中表示D20を取消す処理中表示取消を行なう。
【0074】
次にステップS83に進み選択したデジタル写真をスムーズに用紙画面の配置位置に移動表示するスムーズ移動表示を行なう。すなわち、図12での処理中表示D20を取消し、カーソルC2で示すデジタル写真と音声マークD5をクリアし、デジタル写真の大きさの移動中マーク(図13のD21)を表示し、このマークを用紙上の配置位置であるPlにスムーズに移動するように表示する。
【0075】
次にステップS84に進みデジタル写真と吹出絵を用紙画面上へ合成表示を行なう。すなわち、図11のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真と、吹出絵を合成表示する。吹出絵の表示に際しては、用紙上の吹出絵のサイズである音声情報内の吹出絵サイズ領域と吹出絵の基本サイズをレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から求め、その変倍率により、吹出絵の用紙画面上でのサイズに合わせて吹出絵を変倍して表示し、合わせて文字情報を合成表示(図14)する。図16のカーソルC4で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は傾きマーク付きのため、傾き角度により回転して合成表示(図17)する。図17のカーソルC5で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は連写マーク付きのため2番目以降の写真情報は連写情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示(図19)して行く。図19のカーソルC6で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合はパノラママーク付きのため2番目以降の写真情報はパノラマ情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示(図20)して行く。図21のカーソルC8で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は傾きマーク付きのため、傾き角度により回転し合成し、かつ連写マークが存在するので2番目以降の写真情報は連写情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を傾き角度により回転して合成表示して行く。
【0076】
さらに音声マークが存在するので吹出絵を合成表示する。吹出絵の表示に際しては、用紙上の吹出絵のサイズである音声情報内の吹出絵サイズ領域と吹出絵の基本サイズをレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から求め、その変倍率により、吹出絵の用紙画面上でのサイズに合わせて吹出絵を変倍して表示し、合わせて文字情報を合成表示(図22)する。図22のカーソルC9で示すデジタル写真を選択した場合は、図25で示す一覧テーブル内の対応したデジタル写真iから用紙画面D4へ、対応する高解像度写真を外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を合成表示する。この場合は傾きマーク付きのため、傾き角度により回転し合成し、かつパノラママークが存在するので2番目以降の写真情報はパノラマ情報内より求め、対応する高解像度写真を順次外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ高解像度写真を傾き角度により回転して合成表示して行く。さらに音声マークが存在するので吹出絵を合成表示する。吹出絵の表示に際しては、用紙上の吹出絵のサイズである音声情報内の吹出絵サイズ領域と吹出絵の基本サイズをレイアウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から求め、その変倍率により、吹出絵の用紙画面上でのサイズに合わせて吹出絵を変倍して表示し、合わせて文字情報を合成表示(図23)する。合成表示が終了すると移動表示処理を終了し用紙画面移動処理に復帰し、さらに用紙画面移動処理を終了しアルバム手帳印刷処理のステップS12に戻り、再びユーザからの指示入力待ちになる。
【0077】
(その他の実施例)
なお本実施例では写真記憶手段のメモリカードを直接読み書きする方式について説明したが、例えばシリアル双方向通信等によりデジタルスチルカメラ等と通信してデジタルスチルカメラ内のメモリカードの内容を読み書きする方式にも適用できることは云うまでもない。
【0078】
また写真記憶手段の記憶形態はメモリカードに限らず、取外し可能なFD,MO,PD,HDDカードおよびDVD−RAM等の読み書き可能な媒体であれば色々変形して使用可能な事は言うまでもない。
【0079】
また写真記憶手段の内容はデジタルカメラで撮影した時に書込まれる形態として説明したが、既に撮影したデータまたは編集作成したデータをメモリカード等に書込む形態で提供される写真記憶手段を用いてもよい。
【0080】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明に係る印字処理装置によれば、複数のデジタル写真データおよび対応した連写データを記憶する写真記憶手段と、前記写真記憶手段で記憶されたデジタル写真データに対応した連写データの有無を判別するための連写データ有無判別手段と、前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよび連写データを読込む読込み手段と、指令等を入力するための指令入力手段と、前記読込み手段で読込んだ連写データを記憶する連写データ記憶手段と、印刷用紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式記憶手段と、背景絵を記憶する背景絵記憶手段と、前記レイアウト様式記憶手段で記憶されたレイアウト様式に基づいて、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データおよび前記背景絵記憶手段で記憶された背景絵を合成する合成手段と、前記合成手段で合成された内容を表示するための表示手段と、前記合成手段で合成された内容を印字するための印字手段とを有し、前記連写データは前記写真記憶手段内で連写したデジタル写真データの位置を記憶し、前記レイアウト様式記憶手段は連写した写真の用紙内での配置規則を記憶し、前記読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表示手段に一覧表示し、合わせて前記連写データ有無判別手段で対応する連写データが有りと判別した場合には対応するデジタル写真データに連写データ有りが識別可能な表示形態で表示し、前記指令入力手段により一覧表示されたデジタル写真データを選択し、選択されたデジタル写真データに対して前記連写データ有無判別手段により連写データが有りと判別された場合には前記連写データ内の連写したデジタル写真データ位置を求め、求めた連写したデジタル写真データを前記連写した写真の用紙内での配置規則から順番に配置し、すべて配置した時の外接矩形領域を決定し、前記背景絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から用紙の背景に挿入される背景絵を決定し、前記決定した外接矩形領域を前記レイアウト様式記憶手段から求まる用紙上の配置位置に配置し、その配置した前記外接矩形領域が用紙上の設定位置では不適切な場所であれば、用紙上の設定位置を次の設定位置にずらして配置し、適切であればその位置に配置し、前記合成手段により前記背景絵と前記外接矩形領域を前記配置位置で合成し、合成した内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字手段に印字することを特徴とする印字処理装置を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字処理装置に適用される一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の処理の全体の流れの一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明のアルバム手帳印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明のアルバム手帳画面表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の用紙画面移動処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の領域決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の文字情報領域合成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の用紙配置位置算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の移動表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図11】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図12】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図13】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図14】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図15】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図16】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図17】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図18】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図19】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図20】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図21】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図22】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図23】本発明の画面上の操作手順を説明するための図である。
【図24】本発明の処理上の制御方法を説明するための図である。
【図25】一覧テーブルの一例を示す図である。
【図26】レイアウト様式テーブルの一例を示す図である。
Claims (1)
- 複数のデジタル写真データおよび対応した連写データを記憶する写真記憶手段と、前記写真記憶手段で記憶されたデジタル写真データに対応した連写データの有無を判別するための連写データ有無判別手段と、
前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよび連写データを読込む読込み手段と、指令等を入力するための指令入力手段と、
前記読込み手段で読込んだ連写データを記憶する連写データ記憶手段と、
印刷用紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式記憶手段と、
背景絵を記憶する背景絵記憶手段と、
前記レイアウト様式記憶手段で記憶されたレイアウト様式に基づいて、
前記読込み手段で読込んだデジタル写真データおよび前記背景絵記憶手段で記憶された背景絵を合成する合成手段と、
前記合成手段で合成された内容を表示するための表示手段と、
前記合成手段で合成された内容を印字するための印字手段とを有し、
前記連写データは前記写真記憶手段内で連写したデジタル写真データの位置を記憶し、
前記レイアウト様式記憶手段は連写した写真の用紙内での配置規則を記憶し、
前記読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表示手段に一覧表示し、
合わせて前記連写データ有無判別手段で対応する連写データが有りと判別した場合には対応するデジタル写真データに連写データ有りが識別可能な表示形態で表示し、
前記指令入力手段により一覧表示されたデジタル写真データを選択し、
選択されたデジタル写真データに対して前記連写データ有無判別手段により連写データが有りと判別された場合には前記連写データ内の連写したデジタル写真データ位置を求め、
求めた連写したデジタル写真データを前記連写した写真の用紙内での配置規則から順番に配置し、すべて配置した時の外接矩形領域を決定し、
前記背景絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から用紙の背景に挿入される背景絵を決定し、
前記決定した外接矩形領域を前記レイアウト様式記憶手段から求まる用紙上の配置位置に配置し、
その配置した前記外接矩形領域が用紙上の設定位置では不適切な場所であれば、用紙上の設定位置を次の設定位置にずらして配置し、適切であればその位置に配置し、
前記合成手段により前記背景絵と前記外接矩形領域を前記配置位置で合成し、合成した内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字手段に印字することを特徴とする、印字処理装置。
Priority Applications (1)
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2002
- 2002-07-23 JP JP2002214035A patent/JP2004050744A/ja not_active Withdrawn
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