JP2023018734A - 表示方法、及び、表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示画面のサイズが十分でない場合であっても、文書のページとサムネイル画像とを見やすく表示する。
【解決手段】ディスプレイ141に、文書を構成するページの画像であるページ画像PGと、ページのサムネイル画像PSとを表示させる表示ステップと、ページ画像PGの拡大を指示する第1操作を受け付ける第1受付ステップと、第1操作を受け付けた場合に、プレビュー画面200に表示されているページ画像PGを拡大して表示させ、サムネイル画像PSの表示位置を表示領域において第1方向に移動させる拡大ステップと、を含み、拡大ステップにおいて、サムネイル画像PSを拡大ステップの実行前よりも拡大させ、サムネイル画像PSの一部が隠れた状態にして、プレビュー画面200の表示を更新させる、表示方法。
【選択図】図3
【解決手段】ディスプレイ141に、文書を構成するページの画像であるページ画像PGと、ページのサムネイル画像PSとを表示させる表示ステップと、ページ画像PGの拡大を指示する第1操作を受け付ける第1受付ステップと、第1操作を受け付けた場合に、プレビュー画面200に表示されているページ画像PGを拡大して表示させ、サムネイル画像PSの表示位置を表示領域において第1方向に移動させる拡大ステップと、を含み、拡大ステップにおいて、サムネイル画像PSを拡大ステップの実行前よりも拡大させ、サムネイル画像PSの一部が隠れた状態にして、プレビュー画面200の表示を更新させる、表示方法。
【選択図】図3
Description
本発明は、表示方法、及び、表示装置に関する。
従来、スマートフォン等の表示装置に、文書のページを表示する技術が知られている。特許文献1記載の表示装置は、電子書籍や電子写真のページの画像をメイン画像として表示し、各ページの画像を検索する検索画面としてサムネイル画像を表示する。特許文献1の構成では、表示装置の表示部に、第1表示画面と第2表示画面とが境界を設けて配置され、第1表示画面にサムネイル画像が表示され、第2表示画面にメイン画像が表示される。
表示部が小さい場合、第1表示画面と第2表示画面がいずれも小さいため、メイン画像とサムネイル画像がともに見難くなってしまう。
上記課題を解決する一態様は、表示画面を有する表示装置によって文書を表示させる表示方法であって、前記表示画面に配置される表示領域に、前記文書を構成するページの画像であるページ画像と、前記ページのサムネイル画像とを表示させる表示ステップと、前記ページ画像の拡大を指示する第1操作を受け付ける第1受付ステップと、前記第1操作を受け付けた場合に、前記表示領域に表示されている前記ページ画像を拡大して表示させ、前記サムネイル画像の表示位置を前記表示領域において第1方向に移動させる拡大ステップと、を含み、前記拡大ステップにおいて、前記サムネイル画像を前記拡大ステップの実行前よりも拡大させ、前記サムネイル画像の一部が隠れた状態にして、前記表示領域の表示を更新させる、表示方法である。
上記課題を解決する別の態様は、表示画面を有する表示部と、前記表示画面に配置される表示領域に、文書を構成するページの画像であるページ画像と、前記ページのサムネイル画像とを表示させる表示制御部と、操作を受け付ける受付部と、を備え、前記表示制御部は、前記受付部によって、前記ページ画像の拡大を指示する第1操作を受け付けた場合に、前記表示領域に表示されている前記ページ画像を拡大して表示させる表示更新処理を行い、前記表示更新処理において、前記サムネイル画像の表示位置を前記表示領域において第1方向に移動させ、前記サムネイル画像を前記表示更新処理の実行前よりも拡大し、前記サムネイル画像の一部が隠れた状態にする、表示装置である。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
本実施形態に係る印刷システム100について説明する。
図1は、印刷システム100及びスマートフォン1の構成の一例を示す図である。
図1は、印刷システム100及びスマートフォン1の構成の一例を示す図である。
印刷システム100は、スマートフォン1と、プリンター2と、を備える。
スマートフォン1とプリンター2とは、例えば、Bluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信によって通信可能に接続される。また、スマートフォン1とプリンター2は、例えば、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信によって通信可能に接続される。Wi-Fiを用いた無線通信は、NFC等の近距離無線通信に比べ、高速通信が可能である。
スマートフォン1とプリンター2とは、例えば、Bluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信によって通信可能に接続される。また、スマートフォン1とプリンター2は、例えば、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信によって通信可能に接続される。Wi-Fiを用いた無線通信は、NFC等の近距離無線通信に比べ、高速通信が可能である。
スマートフォン1は、ユーザーからの操作に基づいて、印刷対象を選択し、選択された印刷対象の印刷を指示する印刷指示情報CMを送信する。スマートフォン1は、印刷指示情報CMをプリンター2に直接に送信してもよいし、サーバー装置等を経由してプリンター2に送信してもよい。
プリンター2は、スマートフォン1からの印刷指示情報CMに基づいて、印刷対象を印刷用紙等の印刷媒体に印刷する。
プリンター2は、スマートフォン1からの印刷指示情報CMに基づいて、印刷対象を印刷用紙等の印刷媒体に印刷する。
スマートフォン1は、図略のパーソナルコンピューター又はサーバー装置と、Wi-Fi等の無線通信によって通信可能に接続される。スマートフォン1は、パーソナルコンピューター又はサーバー装置から文書情報DCを取得する。
スマートフォン1は、制御部11、タッチパネル14、及び通信インターフェース15を備える。
制御部11は、スマートフォン1の各部を制御する。
タッチパネル14は、ユーザーからの操作を受け付け、種々の画像を表示する。タッチパネルは、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ141と、タッチセンサー142とを備える。
制御部11は、スマートフォン1の各部を制御する。
タッチパネル14は、ユーザーからの操作を受け付け、種々の画像を表示する。タッチパネルは、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ141と、タッチセンサー142とを備える。
ディスプレイ141は、制御部11からの指示に従って、種々の画像を表示する。
タッチセンサー142は、ディスプレイ141の表示面と一体に形成され、ユーザーからのタッチ操作を受け付ける。タッチセンサー142は、例えば、静電容量方式のセンサーや感圧式のセンサーで構成される。タッチ操作は、ユーザーの手指やタッチ入力用のペン等の指示体をディスプレイ141の表面に接触させる操作である。タッチセンサー142は、タッチ操作が行われた場合に、接触位置を含む操作信号を生成する。タッチセンサー142は、操作信号を制御部11に出力する。タッチセンサー142は、タッチセンサー142の複数の位置を同時にタッチする、マルチタッチ操作を検出可能な構成であってもよい。ディスプレイ141は、「表示画面」の一例に対応する。タッチセンサー142は、「入力部」と呼ぶことができる。タッチパネル14は「表示部」の一例に対応する。
タッチセンサー142は、ディスプレイ141の表示面と一体に形成され、ユーザーからのタッチ操作を受け付ける。タッチセンサー142は、例えば、静電容量方式のセンサーや感圧式のセンサーで構成される。タッチ操作は、ユーザーの手指やタッチ入力用のペン等の指示体をディスプレイ141の表面に接触させる操作である。タッチセンサー142は、タッチ操作が行われた場合に、接触位置を含む操作信号を生成する。タッチセンサー142は、操作信号を制御部11に出力する。タッチセンサー142は、タッチセンサー142の複数の位置を同時にタッチする、マルチタッチ操作を検出可能な構成であってもよい。ディスプレイ141は、「表示画面」の一例に対応する。タッチセンサー142は、「入力部」と呼ぶことができる。タッチパネル14は「表示部」の一例に対応する。
タッチセンサー142に対するユーザーの操作の態様は、ディスプレイ141の表面に指示体を接触させるタッチ操作のほか、例えば、ロングタッチ操作、スワイプ操作、ピンチ操作が挙げられる。ロングタッチ操作は、ディスプレイ141に接触させた指示体を、所定時間以上、タッチセンサー142から離さずに接触させた状態を維持する操作である。スワイプ操作はフリック操作とも呼ばれる。スワイプ操作は、ディスプレイ141に指示体を接触させ、接触を維持したまま移動させる操作である。ピンチ操作は、複数の指示体をタッチセンサー142に接触させ、指示体をタッチセンサー142に接触させたまま指示体間の距離を変化させる操作である。ディスプレイ141の一カ所に対し、接触時間が所定時間以下となるタッチ操作は、タップ操作とも呼ばれる。タッチセンサー142は、これらの操作の態様を判別し、操作の態様を示す操作信号を制御部11に出力する構成であってもよい。或いは、タッチセンサー142は、予め設定されたサンプリング周期で接触位置を示す操作信号を生成する構成であってもよい。この場合、制御部11は、タッチセンサー142から入力される操作信号に基づいて、ユーザーが行う操作の態様を判定する構成であってもよい。
通信インターフェース15は、アンテナ、RF(Radio Frequency)回路、エンコーダー、及びデコーダー等を含む無線通信インターフェース回路を備える。
通信インターフェース15は、制御部11の指示に従って、BluetoothやNFCによって近距離無線通信で、プリンター2と通信する。通信インターフェース15は、Wi-Fi等の無線通信で、図略のサーバー装置や、プリンター2と通信する。スマートフォン1は、「表示装置」の一例に対応する。
通信インターフェース15は、制御部11の指示に従って、BluetoothやNFCによって近距離無線通信で、プリンター2と通信する。通信インターフェース15は、Wi-Fi等の無線通信で、図略のサーバー装置や、プリンター2と通信する。スマートフォン1は、「表示装置」の一例に対応する。
本実施形態では、通信インターフェース15は、Bluetooth、もしくはNFC等の近距離無線通信によって、プリンター2と通信するが、これに限定されない。通信インターフェース15は、Wi-Fi等の他の無線通信を行い、プリンター2と通信してもよい。通信インターフェース15は、Ethernet(登録商標)規格等に則って、プリンター2と有線通信してもよい。
制御部11は、プロセッサー12、及びメモリー13を備えるコントローラーである。
メモリー13は、プロセッサー12が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー13は、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気的記憶装置、SSD(Solid State Drive)等の半導体記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置によって構成される。メモリー13は、プロセッサー12のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。メモリー13は、制御部11により処理されるデータや、プロセッサー12が実行するプログラムを記憶する。
メモリー13は、プロセッサー12が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー13は、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気的記憶装置、SSD(Solid State Drive)等の半導体記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置によって構成される。メモリー13は、プロセッサー12のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。メモリー13は、制御部11により処理されるデータや、プロセッサー12が実行するプログラムを記憶する。
メモリー13は、プロセッサー12によって実行するプログラムとして、OS(オペレーティングシステム)131、及び、APP(アプリケーションプログラム)132を記憶する。OS131は、スマートフォン1の基本的な機能を実現する制御プログラムであり、APP132にプラットフォームを提供する。OS131は、例えば、Android(登録商標)OS、Windows(登録商標)OS、iOS(登録商標)であるが、他のOSであってもよい。
APP132は、スマートフォン1の特定の機能を実現するプログラムである。本実施形態のAPP132は、文書データに基づいて画像を表示する機能を有する。スマートフォン1は、電源が投入されるとOS131をロードして実行し、APP132を実行可能な状態に移行する。スマートフォン1は、ユーザーの操作等に従って、APP132を起動する。ここで、スマートフォン1は、APP132に限らず、複数のアプリケーションプログラムを実行可能な構成であってもよい。すなわち、メモリー13は、複数のアプリケーションプログラムを記憶する構成であってもよいが、これらの構成について説明を省略する。
メモリー13は、設定値135を記憶する。設定値135は、プロセッサー12が実行する処理において参照される基準値や設定値を含む。
プロセッサー12は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーがプロセッサー12として機能する構成であってもよい。プロセッサー12は、メモリー13が記憶するプログラムを実行してスマートフォン1の各部を制御する。
本実施形態では、プロセッサー12は、OS131やAPP132を実行することによってスマートフォン1の各部を制御するが、制御部11がASIC(Application Specific Integrated Circuit)でもよい。ASICは、実装された機能によって処理を実行してもよい。制御部11は、信号処理回路でもよい。信号処理回路は、信号処理を行って処理を実行してもよい。
制御部11は、機能ブロックとして、表示制御部121、及び、受付部122を備える。
プロセッサー12がAPP132を実行することによって、プロセッサー12は、表示制御部121、及び、受付部122として機能する。プロセッサー12がAPP132を実行することによって、プロセッサー12は、メモリー13を、文書情報記憶部133、及び画像情報記憶部134として機能させる。
文書情報記憶部133は、文書情報DCを記憶する。文書情報DCは、PDF(Portable Document Format)型式、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等の文書形式を有するデータである。文書情報記憶部133は、1つの文書について少なくとも1の文書情報DCを記憶する。文書情報DCは、1つの文書について、文書を構成するページのページ番号、並び順、サイズ、ページの形状等に関する各種の情報を含む。文書情報記憶部133は、複数の文書情報DCを記憶可能であってもよい。スマートフォン1は、例えば、文書情報DCを、通信インターフェース15によってパーソナルコンピューター又はサーバー装置から取得し、文書情報記憶部133に記憶する。
画像情報記憶部134は、ディスプレイ141に表示する種々の画像及び画面を記憶する。画像情報記憶部134は、印刷画像PP、サムネイル画像PS、及びボタン画像BTを記憶する。印刷画像PPは、ディスプレイ141に表示されるページ画像PGを構成する。すなわち、スマートフォン1は、印刷画像PPに基づきページ画像PGを表示する。また、サムネイル画像PS及びボタン画像BTは、プレビュー画面200を構成する。ボタン画像BTは、ユーザーがタッチ操作を行うことによって、後述する表示モードの切り替えを行うための操作用の画像である。ページ画像PG、サムネイル画像PS、及びボタン画像BTについては、図2を参照して更に説明する。
表示制御部121は、ディスプレイ141を制御して、スマートフォン1の動作状態やAPP132の実行に関する情報を含む画面をディスプレイ141に表示させる。例えば、表示制御部121は、プレビュー画面200を表示するための表示データを生成する。表示制御部121は、表示データをディスプレイ141に出力することによって、ディスプレイ141にプレビュー画面200を表示させる。
プレビュー画面200は、スマートフォン1がプリンター2に印刷させる印刷物の状態を、印刷前にユーザーが目視で確認するための画面である。プレビュー画面200は、ユーザーの操作によってAPP132が起動することによって、表示される。このため、ユーザーは、プリンター2に印刷を実行させない場合も、文書を閲覧する目的でプレビュー画面200を表示させることができる。このため、プレビュー画面200は、文書を閲覧することを目的とする閲覧用画面と呼ぶことができる。
表示制御部121は、印刷画像PPから、後述するページ画像PGを生成する。表示制御部121は、ページ画像PGと、メモリー13が記憶するボタン画像BT及びサムネイル画像PSと、をもとにして、プレビュー画面200の表示データを生成する。
表示制御部121は、受付部122がユーザーの操作を受け付けた場合に、操作に対応してプレビュー画面200の表示状態を切り替える。プレビュー画面200の表示状態については図2、図3、及び図4を参照して説明する。
受付部122は、ユーザーにより実行されるスマートフォン1に対する操作を受け付ける。受付部122は、タッチセンサー142から入力される操作信号に基づいて、ユーザーによって実行される操作を受け付ける。受付部122は、少なくともタッチ操作を受け付ける機能を有する。受付部122は、例えば、上述したロングタッチ操作、スワイプ操作、ピンチ操作を識別する機能を有していてもよい。受付部122は、ディスプレイ141における操作位置に基づいて、ユーザーが行った操作の内容を特定する。例えば、受付部122は、ボタン画像BTに対する操作、サムネイル画像PSに対する操作等を特定する。
図2は、ディスプレイ141に表示されるプレビュー画面200の一例を示し、通常表示モードにおけるプレビュー画面200を示す画面図である。
図2には、スマートフォン1の本体10を示す。スマートフォン1は、本体10の前面にディスプレイ141が配置される。ディスプレイ141において本体10の前面に露出する部分のうち、ほぼ全体が、ディスプレイ141の表示領域である。
図2には、スマートフォン1の本体10を示す。スマートフォン1は、本体10の前面にディスプレイ141が配置される。ディスプレイ141において本体10の前面に露出する部分のうち、ほぼ全体が、ディスプレイ141の表示領域である。
プレビュー画面200は、文書表示領域201、及び、サムネイル表示領域202を含む。図2、及び後述する図3、図4ではディスプレイ141の表示領域の全体にプレビュー画面200が表示された例を示すが、プレビュー画面200は、ディスプレイ141の表示領域の一部のみに表示されてもよい。また、ディスプレイ141の表示領域とプレビュー画面200とが完全に一致してもよい。
図2に示す表示状態を、通常表示モードと呼ぶ。通常表示モードでは、文書表示領域201とサムネイル表示領域202とが互いに重ならないよう、ディスプレイ141の表示領域に配置される。図2では、文書表示領域201がプレビュー画面200の上部に配置され、サムネイル表示領域202がプレビュー画面200の下部に配置されるが、文書表示領域201とサムネイル表示領域202の位置関係は逆であってもよい。
図2では文書表示領域201とサムネイル表示領域202の間に隙間が生じているが、これは図を理解しやすくするための変形である。プレビュー画面200において文書表示領域201とサムネイル表示領域202を隙間無く配置してもよい。
図2、及び後述する図3、図4には、プレビュー画面200における方向の基準として、X軸およびY軸を図示する。X軸はプレビュー画面200の水平方向に平行な軸である。Y軸はX軸と直交し、プレビュー画面200の垂直方向に平行な軸である。X軸は第1軸の一例に対応し、Y軸は第2軸の一例に対応する。
また、図中、X軸方向に沿う方向R、L、及び、Y軸に沿う方向UP、及び方向DWを示す。方向Rは、プレビュー画面200における右方向に相当する。方向Lは、プレビュー画面200における左方向に相当する。方向UPは、プレビュー画面200における上方向に相当する。方向DWは、プレビュー画面200における下方向に相当する。これら各方向を、以下の説明では右方向R、左方向L、上方向UP、及び下方向DWと表記し、これらを基準として右、左、上、下を定める。
文書表示領域201にはページ画像PGが配置される。ページ画像PGは、文書を構成するページの画像であり、上述したように印刷画像PPから生成される画像である。図2には、文書表示領域201に2つのページ画像PG1、PG2が表示された例を示す。ページ画像PG1とページ画像PG2とは、互いに異なるページの画像である。これらページ画像PG1、PG2を区別しない場合にページ画像PGと記載する。
サムネイル表示領域202には、表示対象の文書に含まれる各ページのサムネイル画像PSを含むサムネイル画像群SGが表示される。サムネイル画像群SGは、表示対象の文書に含まれるページの少なくとも一部に対応するサムネイル画像PSを含み、全てのページのサムネイル画像PSを含んでもよい。サムネイル表示領域202において、サムネイル画像PSは斜めに傾いた状態で文書のページの内容を示している。サムネイル表示領域202のX軸に沿う方向における中央では、サムネイル画像PSが、その内容を識別可能な程度に拡大して表示され、両端部では多数のサムネイル画像PSが重なった状態で表示される。
サムネイル表示領域202に複数のサムネイル画像PSが表示される場合、サムネイル表示領域202の各サムネイル画像PSは、その上端が同じ高さ位置となるよう表示される。図2の例では、各々のサムネイル画像PSの上端が、上端位置TLに合わせて揃えられている。この表示態様により、サムネイル表示領域202に表示されるサムネイル画像PSの中に、サイズや形状が異なるサムネイル画像PSが混在する場合であっても、サムネイル画像PSの視認性を確保できる。
表示制御部121は、サムネイル表示領域202におけるサムネイル画像PSを、ユーザーの操作に応じて移動させる。例えば、受付部122が、サムネイル画像PSを左方向Lまたは右方向Rに移動させるようにスワイプ操作を受け付けた場合、表示制御部121は、スワイプ操作の方向に従ってサムネイル画像PSを移動させる。これにより、ユーザーは、所望のページのサムネイル画像PSをサムネイル表示領域202の中央に移動させることができる。
また、詳細は後述するが、受付部122が、サムネイル表示領域202において、いずれか1のサムネイル画像PSを選択する操作を受け付けた場合、表示制御部121は、タッチ操作されたサムネイル画像PSに対応するページを特定する。表示制御部121は、特定したページのページ画像PGを、文書表示領域201に表示する。この操作は、例えば、1のサムネイル画像PSに対するタッチ操作である。つまり、プレビュー画面200が表示された状態で、ユーザーは、サムネイル表示領域202のサムネイル画像PSを見ながら文書のページを選択することができ、選択されたページのページ画像PGが文書表示領域201に拡大して表示される。
通常表示モードでは、文書表示領域201とサムネイル表示領域202とが重複しない。このため、ページ画像PGとサムネイル画像PSは、互いに重複しないよう表示される。また、ページ画像PG及びサムネイル画像PSは、いずれも、ページの全体が視認できるように表示される。
図2の表示例では、文書表示領域201に2ページ分のページ画像PGが表示されている。この表示状態を、2ページ表示モードと呼ぶ。通常表示モードは、2ページ表示モードのほか、1ページ表示モードを含んでもよい。1ページ表示モードとは、スマートフォン1が文書表示領域201に1つのページ画像PGのみを表示する表示状態である。
例えば、1ページ表示モードでは、1つのページ画像PGが文書表示領域201の中央に配置される。
通常表示モードにおいて、表示制御部121は、ページ画像PGの表示サイズを、文書表示領域201のサイズに合わせて調整する。典型的な例では、左右方向および上下方向の両方において、ページ画像PGのサイズが、左右方向における文書表示領域201のサイズ以下となり、かつ、ページ画像PGのサイズが最大となるようにページ画像PGが表示される。ここで、表示制御部121は、ページ画像PGを拡大または縮小する場合に、ページ画像PGのアスペクト比を維持する。
ここで、ページ画像PGのサイズとは、文書表示領域201に表示されるページ画像PGの全体のサイズを指す。図2の例では、ページ画像PG1とページ画像PG2を合わせた全体のサイズが、ページ画像PGのサイズに該当する。
ここで、ページ画像PGのサイズとは、文書表示領域201に表示されるページ画像PGの全体のサイズを指す。図2の例では、ページ画像PG1とページ画像PG2を合わせた全体のサイズが、ページ画像PGのサイズに該当する。
従って、ページ画像PGが上下方向に長い画像、すなわち縦長の画像である場合は、図2に示すように、上下方向においてページ画像PGのサイズが文書表示領域201のサイズに一致する。ページ画像PGの右方向R側および左方向L側には、文書表示領域201の余白が生じる。また、例えば、ページ画像PGが左右方向に長い画像、すなわち横長の画像である場合は、左右方向におけるページ画像PGのサイズが文書表示領域201のサイズに一致する。
プレビュー画面200には、ボタン画像BTが表示される。本実施形態では、ボタン画像BTは、第1ボタン画像BT1、及び、第2ボタン画像BT2を含む。
ボタン画像BTは、いわゆるフローティングボタンであり、プレビュー画面200の内部において制限なく配置される。例えば、表示制御部121は、ボタン画像BTを、ページ画像PGに重なる位置、サムネイル画像PSに重なる位置、及び、これらに重ならない位置のいずれにも配置できる。また、表示制御部121は、ユーザーのフリック操作に従ってボタン画像BTの表示位置を移動してもよい。
第1ボタン画像BT1、及び、第2ボタン画像BT2は、プレビュー画面200の表示態様の切り替えを指示するボタンである。第1ボタン画像BT1は、図2に示す通常表示モードと、図3に示すメイン拡大モードとの切り替えを指示するボタンである。第2ボタン画像BT2は、図4に示すサムネイル中央モードへの移行、及び、サムネイル中央モードから元の表示状態への復帰を指示するボタンである。
図2の通常表示モードにおいて第1ボタン画像BT1がタッチ操作されると、表示制御部121は、プレビュー画面200の表示状態を、図3のメイン拡大モードに切り替える。また、図2の通常表示モードにおいて第2ボタン画像BT2がタッチ操作されると、表示制御部121は、プレビュー画面200の表示状態を、図4のサムネイル中央モードに切り替える。第1ボタン画像BT1は「ボタン」の一例に対応する。通常表示モードにおける第1ボタン画像BT1の操作は、「第1操作」の一例に対応する。
図3は、メイン拡大モードにおけるプレビュー画面200の一例を示す画面図である。
メイン拡大モードは、文書表示領域201を、通常表示モードよりも大きく表示する表示状態である。図3に示す例では、文書表示領域201が、プレビュー画面200と一致するサイズに拡大されている。メイン拡大モードでは、文書表示領域201のサイズに合わせて、ページ画像PGが通常表示モードよりも大きく表示される。
メイン拡大モードは、文書表示領域201を、通常表示モードよりも大きく表示する表示状態である。図3に示す例では、文書表示領域201が、プレビュー画面200と一致するサイズに拡大されている。メイン拡大モードでは、文書表示領域201のサイズに合わせて、ページ画像PGが通常表示モードよりも大きく表示される。
図3には、文書表示領域201に2つのページ画像PG1、PG2が表示される例を示すが、これは一例である。表示制御部121は、通常表示モードで1ページに相当する1つのページ画像PGが表示する状態から、表示状態をメイン拡大モードに切り替える場合、メイン拡大モードで1つのページ画像PGを表示する。
図3のメイン拡大モードにおけるサムネイル表示領域202の位置は、図2に示した例と同様に、プレビュー画面200の下端部である。
メイン拡大モードでは、サムネイル表示領域202が文書表示領域201に重なるように配置される。このため、サムネイル画像PSがページ画像PGに重なって表示される。ユーザーがサムネイル画像PSを視認できるように、サムネイル画像PSはページ画像PGの上に表示される。この状態で、ページ画像PGの視認性を確保するため、メイン拡大モードにおけるサムネイル表示領域202の上下方向のサイズは、サムネイル画像PS全体の上下方向のサイズよりも小さい。このため、サムネイル画像PSは一部分のみがサムネイル表示領域202に表示される。
文書のページの上部には、見出し、ページ番号等が配置されることがある。例えば、図3に破線で示すページ上部画像PTは、サムネイル画像PSにおける見出しの文字や図形を含むことが多い。このため、サムネイル画像PSの上部のみがサムネイル表示領域202に表示される場合、ユーザーが、サムネイル画像PSの上部に配置された見出し等を視認することができる。これに対し、サムネイル画像PSの下部のみがサムネイル表示領域202に表示された状態では、ユーザーがサムネイル画像PSから得られる情報が少ない。このため、メイン拡大モードでは、サムネイル表示領域202に、サムネイル画像PSの上部を表示する。これにより、サムネイル画像PSの下部は、ディスプレイ141の表示領域の外に出ているかのように、非表示となる。
図3に例示するメイン拡大モードでは、文書表示領域201とサムネイル表示領域202とが上下方向に重なる。すなわち、文書表示領域201の下部にサムネイル表示領域202が配置される。この表示状態では、サムネイル表示領域202の上下方向におけるサイズを小さくすることによって、サムネイル画像PSがページ画像PGの視認を妨げない表示を実現できる。サムネイル表示領域202は、上下方向におけるサイズが通常表示モードよりも小さい。このため、通常表示モードに比べて、サムネイル表示領域202が下方向DWに移動したことになる。ここで、下方向DWは「第1方向」の一例に対応する。
一般的な文書において、ページの下端には余白が存在することが多い。図3には、ページ画像PG1、PG2に含まれる文字や画像の下端を、下端位置MCとして破線で示す。下端位置MCより下方はページ画像PG1、PG2の余白である。サムネイル画像PSの上端位置TLを、下端位置MCと同じ位置または下端位置MCより下方にすることによって、ページ画像PGの本文の視認を妨げないように、サムネイル画像PSを表示できる。
さらに、メイン拡大モードでは、サムネイル画像PSが、通常表示モードよりも大きいサイズで表示される。サムネイル画像PSは、例えば、通常表示モードよりも左右方向に大きく表示される。サムネイル画像PSは、上下方向において通常表示モードよりも大きく表示されてもよい。この結果、サムネイル表示領域202に表示されるサムネイル画像PSの数が、通常表示モードよりも少なくなることがある。
サムネイル画像PSが拡大されることによって、サムネイル画像PSの視認性が、通常表示モードよりも高まる。このため、メイン拡大モードでサムネイル画像PSの一部しか表示しないことによる視認性の低下を補うことができ、ユーザーがサムネイル画像PSからページの内容を知ることができる。
サムネイル画像PSが拡大されることによって、サムネイル画像PSの視認性が、通常表示モードよりも高まる。このため、メイン拡大モードでサムネイル画像PSの一部しか表示しないことによる視認性の低下を補うことができ、ユーザーがサムネイル画像PSからページの内容を知ることができる。
通常表示モードからメイン拡大モードに移行するときに、サムネイル画像PSを拡大する拡大率は、文書のページの形状、すなわち、サムネイル画像PSの形状に基づき決定されることが望ましい。ページの形状とは、具体的には、ページのアスペクト比であり、ページの左右方向における長さと、上下方向におけるページの長さとの比である。ページの形状とは、ページが縦長か横長かであってもよい。表示制御部121は、ページの定型サイズと方向を特定してもよい。例えば、表示制御部121は、ページがA6版の定型サイズの縦型であることを特定する。
また、表示制御部121が、表示対象の文書に異なる形状のページが混在して含まれる場合に対応する方法は、2通り挙げられる。
第1の方法として、表示制御部121は、文書の先頭に位置するページの形状を特定し、特定したページの形状を、表示対象の文書のページの形状とする。表示対象の文書は、複数のページが順序付けて配列された構成を有する。第1の方法によれば、表示制御部121は、最初のページの形状を特定することにより、2ページ目以後のページの形状を判定することなく、表示対象の文書のページの形状を特定できる。
第1の方法として、表示制御部121は、文書の先頭に位置するページの形状を特定し、特定したページの形状を、表示対象の文書のページの形状とする。表示対象の文書は、複数のページが順序付けて配列された構成を有する。第1の方法によれば、表示制御部121は、最初のページの形状を特定することにより、2ページ目以後のページの形状を判定することなく、表示対象の文書のページの形状を特定できる。
第2の方法として、表示制御部121は、表示対象の文書の全てのページの形状を特定し、最も多くのページに該当する形状を、表示対象の文書のページの形状としてもよい。第2の方法によれば、表示対象の文書に含まれるページのうち、多数のページの形状に合わせて処理を行う。換言すれば、表示対象の文書において多くの割合を占める形状に合わせて処理を行う。
本実施形態では、サムネイル表示領域202において左右方向にサムネイル画像PSが並ぶよう表示する。このため、第1の方法、第2の方法、或いはその他の方法によって、ページの形状が縦長であると特定した場合、表示制御部121は、サムネイル画像PSの拡大率を、第1の拡大率に設定する。これに対し、ページの形状が横長であると特定した場合、表示制御部121は、サムネイル画像PSの拡大率を、第1の拡大率より小さい第2の拡大率に設定する。ページの形状が縦長である場合とは、ページの左右方向におけるサイズが上下方向におけるサイズより小さいことをいう。ページの形状が横長である場合とは、ページの左右方向におけるサイズが上下方向におけるサイズより大きいことをいう。図2~図4に例示するように、サムネイル画像PSが斜めに傾くように立体的な表示をする場合、ページの形状が横長であるときには、いわゆるZファイティングが発生し、隣接するサムネイル画像PSの重なりの表示に不適切な潜り込みが見られることがある。第2の拡大率を第1の拡大率より小さくすることによって、Zファイティングの発生を抑制できる。
プレビュー画面200の表示状態が通常表示モードからメイン拡大モードに切り替わるときには、ページ画像PGとサムネイル画像PSとの表示サイズ及び表示位置が変化する。このため、表示制御部121は、表示状態が通常表示モードからメイン拡大モードに切り替わる過程で、ページ画像PG及びサムネイル画像PSの表示サイズ及び表示位置を段階的に切り替えてもよい。また、表示制御部121は、表示状態が通常表示モードからメイン拡大モードに切り替わる過程で、通常表示モードとメイン拡大モードとの中間状態がなめらかに変化するアニメーション表示をしてもよい。
メイン拡大モードにおいてもプレビュー画面200にはボタン画像BTが配置される。第1ボタン画像BT1、及び、第2ボタン画像BT2の機能は上述した通りである。メイン拡大モードにおいて第1ボタン画像BT1がタッチ操作されると、プレビュー画面200の表示状態は通常表示モードに切り替えられる。また、メイン拡大モードにおいて第2ボタン画像BT2がタッチ操作されると、プレビュー画面200の表示状態が図4に示すサムネイル中央モードに切り替えられる。
また、メイン拡大モードにおいて、図3に符号OP1で示すように、サムネイル画像PSに重なる位置から上方向UPに移動するスワイプ操作あるいはフリック操作が行われると、表示状態がサムネイル中央モードに切り替えられる。操作OP1、すなわち、上記のスワイプ操作あるいはフリック操作は、「第2操作」の一例に対応する。
表示状態がメイン拡大モードから通常表示モードに切り替えられる場合、サムネイル表示領域202は上方向UPに移動し、サムネイル画像PSは縮小される。
表示状態がメイン拡大モードからサムネイル中央モードに切り替えられる場合、後述するように、サムネイル表示領域202は上方向UPに移動し、サムネイル画像PSは拡大される。
表示状態がメイン拡大モードからサムネイル中央モードに切り替えられる場合、後述するように、サムネイル表示領域202は上方向UPに移動し、サムネイル画像PSは拡大される。
図4は、サムネイル中央モードにおけるプレビュー画面200の一例を示す画面図である。
サムネイル中央モードは、サムネイル画像PSをプレビュー画面200の中央またはその近傍に表示する表示状態である。サムネイル中央モードでは、メイン拡大モードと同様に、プレビュー画面200のほぼ全体に文書表示領域201が配置され、文書表示領域201に重ねてサムネイル表示領域202が配置される。サムネイル中央モードは、メイン拡大モードから、サムネイル表示領域202を上方向UPに移動させた表示状態に相当する。ここで、上方向UPは「第2方向」の一例に対応する。
サムネイル中央モードは、サムネイル画像PSをプレビュー画面200の中央またはその近傍に表示する表示状態である。サムネイル中央モードでは、メイン拡大モードと同様に、プレビュー画面200のほぼ全体に文書表示領域201が配置され、文書表示領域201に重ねてサムネイル表示領域202が配置される。サムネイル中央モードは、メイン拡大モードから、サムネイル表示領域202を上方向UPに移動させた表示状態に相当する。ここで、上方向UPは「第2方向」の一例に対応する。
サムネイル中央モードでは、サムネイル表示領域202が、通常表示モード及びメイン拡大モードよりも大きい。これに対応して、サムネイル画像PSの表示サイズが通常表示モード及びメイン拡大モードよりも大きく、サムネイル表示領域202には、各々のサムネイル画像PSの全体が表示される。サムネイル中央モードでは、サムネイル画像PSを拡大してプレビュー画面200の中央に表示することによって、ユーザーがサムネイル画像PSの内容の詳細を視認できる。
上述のように、メイン拡大モードにおいてサムネイル表示領域202に表示されるサムネイル画像PSの数は、通常表示モードより少なくてもよい。また、サムネイル中央モードでサムネイル表示領域202に表示されるサムネイル画像PSの数は、通常表示モード及びメイン拡大モードよりも少なくてもよい。
サムネイル中央モードにおいて、図4に符号OP2で示すように、サムネイル画像PSに重なる位置からプレビュー画面200の下方向DWに移動するスワイプ操作あるいはフリック操作が行われると、表示状態がメイン拡大モードに切り替えられる。
操作OP2、すなわち、上記のスワイプ操作あるいはフリック操作は、「第3操作」の一例に対応する。下方向DWは「第1方向」の一例に対応する。
操作OP2、すなわち、上記のスワイプ操作あるいはフリック操作は、「第3操作」の一例に対応する。下方向DWは「第1方向」の一例に対応する。
サムネイル中央モードにおいてもプレビュー画面200にはボタン画像BTが配置される。第1ボタン画像BT1、及び、第2ボタン画像BT2の機能は上述した通りである。サムネイル中央モードにおいて第1ボタン画像BT1がタッチ操作されると、プレビュー画面200の表示状態は通常表示モードに切り替えられる。また、サムネイル中央モードにおいて第2ボタン画像BT2がタッチ操作されると、プレビュー画面200の表示状態は、メイン拡大モードに切り替えられる。
表示状態がサムネイル中央モードからメイン拡大モードに切り替えられる場合、サムネイル表示領域202は下方向DWに移動し、サムネイル画像PSは縮小される。
表示状態がサムネイル中央モードから通常表示モードに切り替えられる場合、サムネイル表示領域202は下方向DWに移動し、サムネイル画像PSは縮小される。
表示状態がサムネイル中央モードから通常表示モードに切り替えられる場合、サムネイル表示領域202は下方向DWに移動し、サムネイル画像PSは縮小される。
図5、図6及び図7は、スマートフォン1の制御部11の処理を示すフローチャートである。
これらの図には、制御部11がユーザーの操作に従ってAPP132をロードし、APP132を起動させることによって、開始される。図には示していないが、APP132の実行が終了される場合、及び、スマートフォン1の電源がオフに切り替えられる場合に、図5-図7の動作は終了する。
これらの図には、制御部11がユーザーの操作に従ってAPP132をロードし、APP132を起動させることによって、開始される。図には示していないが、APP132の実行が終了される場合、及び、スマートフォン1の電源がオフに切り替えられる場合に、図5-図7の動作は終了する。
ステップS1において、制御部11は、通常表示モードでプレビュー画面200を表示する。ステップS1の表示開始時において文書表示領域201に表示されるページは、表示対象である文書の先頭のページ、或いは、直前にAPP132を実行したときに表示されていたページである。
ステップS2において、制御部11は、サムネイル表示領域202に表示されたサムネイル画像PSのいずれかを選択する操作を、受付部122によって受け付けたか否かを判定する。サムネイル画像PSを選択する操作は、例えば、サムネイル画像PSの表示位置に重なる位置におけるタッチ操作あるいはタップ操作である。
サムネイル画像PSを選択する操作を受け付けた場合(ステップS2;YES)、制御部11はステップS3に移行する。ステップS3において、制御部11は、ユーザーの操作により選択されたサムネイル画像PSに対応するページ画像PGを特定する。ステップS4において、制御部11は、ステップS3で特定されたページ画像PGを、表示制御部121によって、プレビュー画面200に表示する。その後、制御部11はステップS2に戻る。
サムネイル画像PSを選択する操作を受け付けていない場合(ステップS2;NO)、制御部11は、ステップS5に移行する。ステップS5において、制御部11は、第1ボタン画像BT1に対する操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
第1ボタン画像BT1に対する操作を受け付けた場合(ステップS5;YES)、制御部11は、ステップS6に移行する。ステップS6において、制御部11は、表示対象の文書に含まれるページの形状を特定する。ステップS7において、制御部11は、ステップS6で特定したページの形状に対応する拡大率を決定する。例えば、制御部11は、上述した第1の拡大率または第2の拡大率を決定する。ステップS8において、制御部11は、ステップS7で決定された拡大率に従って、プレビュー画面200の表示状態をメイン拡大モードに切り替える。その後、制御部11は、後述するステップS21(図6)に移行する。
第1ボタン画像BT1に対する操作を受け付けていない場合(ステップS5;NO)、制御部11は、ステップS9に移行する。ステップS9において、制御部11は、第2ボタン画像BT2に対する操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けた場合(ステップS9;YES)、制御部11は、後述するステップS11に移行する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けていない場合(ステップS9;NO)、制御部11は、ステップS10に移行する。ステップS10で、制御部11は、上方向UPへのフリック操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。上方向UPへのフリック操作は、例えば、操作OP1である。上方向UPへのフリック操作を受け付けていない場合(ステップS10;NO)、制御部11は、ステップS2に戻る。上方向UPへのフリック操作を受け付けた場合(ステップS10;YES)、制御部11は、ステップS11に移行する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けていない場合(ステップS9;NO)、制御部11は、ステップS10に移行する。ステップS10で、制御部11は、上方向UPへのフリック操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。上方向UPへのフリック操作は、例えば、操作OP1である。上方向UPへのフリック操作を受け付けていない場合(ステップS10;NO)、制御部11は、ステップS2に戻る。上方向UPへのフリック操作を受け付けた場合(ステップS10;YES)、制御部11は、ステップS11に移行する。
ステップS11において、制御部11は、表示制御部121によって、プレビュー画面200の表示状態を、サムネイル中央モードに切り替える。その後、制御部11は、ステップS31(図7)に移行する。
ステップS21において、制御部11は、サムネイル表示領域202に表示されたサムネイル画像PSのいずれかを選択する操作を、受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
サムネイル画像PSを選択する操作を受け付けた場合(ステップS21;YES)、制御部11はステップS22に移行する。ステップS22において、制御部11は、ユーザーの操作により選択されたサムネイル画像PSに対応するページ画像PGを特定する。ステップS23において、制御部11は、ステップS22で特定されたページ画像PGを、通常表示モードでプレビュー画面200に表示する。ここで、プレビュー画面200の表示状態は、通常表示モードに切り替えられる。その後、制御部11はステップS2に戻る。
サムネイル画像PSを選択する操作を受け付けていない場合(ステップS21;NO)、制御部11は、ステップS24に移行する。ステップS24において、制御部11は、第1ボタン画像BT1に対する操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
第1ボタン画像BT1に対する操作を受け付けた場合(ステップS24;YES)、制御部11は、ステップS25に移行する。ステップS25において、制御部11は、プレビュー画面200の表示状態を通常表示モードに切り替える。その後、制御部11は、ステップS2に戻る。
第1ボタン画像BT1に対する操作を受け付けていない場合(ステップS24;NO)、制御部11は、ステップS26に移行する。ステップS26において、制御部11は、第2ボタン画像BT2に対する操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けた場合(ステップS26;YES)、制御部11は、後述するステップS28に移行する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けていない場合(ステップS26;NO)、制御部11は、ステップS27に移行する。ステップS27で、制御部11は、上方向UPへのフリック操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。上方向UPへのフリック操作を受け付けていない場合(ステップS27;NO)、制御部11は、ステップS21に戻る。上方向UPへのフリック操作を受け付けた場合(ステップS27;YES)、制御部11は、ステップS28に移行する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けていない場合(ステップS26;NO)、制御部11は、ステップS27に移行する。ステップS27で、制御部11は、上方向UPへのフリック操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。上方向UPへのフリック操作を受け付けていない場合(ステップS27;NO)、制御部11は、ステップS21に戻る。上方向UPへのフリック操作を受け付けた場合(ステップS27;YES)、制御部11は、ステップS28に移行する。
ステップS28において、制御部11は、表示制御部121によって、プレビュー画面200の表示状態を、サムネイル中央モードに切り替える。その後、制御部11は、ステップS31(図7)に移行する。
ステップS31において、制御部11は、サムネイル表示領域202に表示されたサムネイル画像PSのいずれかを選択する操作を、受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
サムネイル画像PSを選択する操作を受け付けた場合(ステップS31;YES)、制御部11はステップS32に移行する。ステップS32において、制御部11は、ユーザーの操作により選択されたサムネイル画像PSに対応するページ画像PGを特定する。ステップS33において、制御部11は、ステップS32で特定されたページ画像PGを、通常表示モードでプレビュー画面200に表示する。ここで、プレビュー画面200の表示状態は、通常表示モードに切り替えられる。その後、制御部11はステップS2に戻る。
サムネイル画像PSを選択する操作を受け付けた場合(ステップS31;YES)、制御部11はステップS32に移行する。ステップS32において、制御部11は、ユーザーの操作により選択されたサムネイル画像PSに対応するページ画像PGを特定する。ステップS33において、制御部11は、ステップS32で特定されたページ画像PGを、通常表示モードでプレビュー画面200に表示する。ここで、プレビュー画面200の表示状態は、通常表示モードに切り替えられる。その後、制御部11はステップS2に戻る。
サムネイル画像PSを選択する操作を受け付けていない場合(ステップS31;NO)、制御部11は、ステップS34に移行する。ステップS34において、制御部11は、第1ボタン画像BT1に対する操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
第1ボタン画像BT1に対する操作を受け付けた場合(ステップS34;YES)、制御部11は、ステップS35に移行する。ステップS35において、制御部11は、プレビュー画面200の表示状態を通常表示モードに切り替える。その後、制御部11は、ステップS2に戻る。
第1ボタン画像BT1に対する操作を受け付けていない場合(ステップS34;NO)、制御部11は、ステップS36に移行する。ステップS36において、制御部11は、第2ボタン画像BT2に対する操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けた場合(ステップS36;YES)、制御部11は、後述するステップS38に移行する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けていない場合(ステップS36;NO)、制御部11は、ステップS37に移行する。ステップS37で、制御部11は、下方向DWへのフリック操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。下方向DWへのフリック操作は、図4に示した操作OP2である。下方向DWへのフリック操作を受け付けていない場合(ステップS37;NO)、制御部11は、ステップS31に戻る。上方向UPへのフリック操作を受け付けた場合(ステップS37;YES)、制御部11は、ステップS38に移行する。
第2ボタン画像BT2に対する操作を受け付けていない場合(ステップS36;NO)、制御部11は、ステップS37に移行する。ステップS37で、制御部11は、下方向DWへのフリック操作を受付部122によって受け付けたか否かを判定する。下方向DWへのフリック操作は、図4に示した操作OP2である。下方向DWへのフリック操作を受け付けていない場合(ステップS37;NO)、制御部11は、ステップS31に戻る。上方向UPへのフリック操作を受け付けた場合(ステップS37;YES)、制御部11は、ステップS38に移行する。
ステップS38において、制御部11は、表示制御部121によって、プレビュー画面200の表示状態を、サムネイル中央モードに移行する前の表示状態に切り替える。ここで、表示状態を通常表示モードに切り替えた場合、制御部11は、ステップS2に移行する。また、ステップS38で、表示状態をメイン拡大モードに切り替えた場合、制御部11は、ステップS21に移行する。
本実施形態の動作において、ステップS1は「表示ステップ」の一例に対応する。ステップS5は「第1受付ステップ」の一例に対応する。ステップS8は「拡大ステップ」の一例に対応する。ステップS9、S10、S26、S27は「第2受付ステップ」の一例に対応する。ステップS11、S28は「移動ステップ」の一例に対応する。ステップS36、S37は「第3受付ステップ」の一例に対応する。ステップS38は「再移動ステップ」の一例に対応する。
本実施形態において、通常表示モードのサムネイル表示領域202は、プレビュー画面200の上部に配置されてもよい。
この場合、メイン拡大モードにおいて、サムネイル表示領域202は、文書表示領域201の上部に重ねて配置されてもよい。例えば、サムネイル表示領域202がプレビュー画面200の上端部に配置されてもよい。この場合も、サムネイル表示領域202に、サムネイル画像PSの上部が表示され、サムネイル画像PSの下部が非表示となる表示状態とすることが好ましい。
この場合、「第2操作」として、サムネイル画像PSに重なる位置から下方向DWに向かうフリック操作またはスワイプ操作が行われることにより、表示制御部121は、表示状態をサムネイル中央モードに切り替えてもよい。つまり、上記実施形態とは逆に、上方向UPが「第1方向」の一例に対応し、下方向DWが「第2方向」の一例に対応する。
この場合、メイン拡大モードにおいて、サムネイル表示領域202は、文書表示領域201の上部に重ねて配置されてもよい。例えば、サムネイル表示領域202がプレビュー画面200の上端部に配置されてもよい。この場合も、サムネイル表示領域202に、サムネイル画像PSの上部が表示され、サムネイル画像PSの下部が非表示となる表示状態とすることが好ましい。
この場合、「第2操作」として、サムネイル画像PSに重なる位置から下方向DWに向かうフリック操作またはスワイプ操作が行われることにより、表示制御部121は、表示状態をサムネイル中央モードに切り替えてもよい。つまり、上記実施形態とは逆に、上方向UPが「第1方向」の一例に対応し、下方向DWが「第2方向」の一例に対応する。
以上説明したように、実施形態に係る表示方法は、ディスプレイ141を有するスマートフォン1によって文書を表示させる表示方法である。この表示方法は、ディスプレイ141に配置されるプレビュー画面200に、文書を構成するページの画像であるページ画像PGと、ページのサムネイル画像PSとを表示させる表示ステップを含む。この表示方法は、ページ画像PGの拡大を指示する第1操作を受け付ける第1受付ステップを含む。また、第1操作を受け付けた場合に、プレビュー画面200に表示されているページ画像PGを拡大して表示させ、サムネイル画像PSの表示位置をプレビュー画面200において第1方向に移動させる拡大ステップを含む。この表示方法は、拡大ステップにおいて、サムネイル画像PSを拡大ステップの実行前よりも拡大させ、サムネイル画像PSの一部が隠れた状態にして、プレビュー画面200の表示を更新させる。
上記表示方法を実行するスマートフォン1は、ディスプレイ141を有するタッチパネル14を備える。スマートフォン1は、ディスプレイ141に配置されるプレビュー画面200に、文書を構成するページの画像であるページ画像PGと、ページのサムネイル画像PSとを表示させる表示制御部121と、操作を受け付ける受付部122と、を備える。表示制御部121は、受付部122によって、ページ画像PGの拡大を指示する第1操作を受け付けた場合に、プレビュー画面200に表示されているページ画像PGを拡大して表示させる表示更新処理を行う。表示制御部121は、表示更新処理において、サムネイル画像PSの表示位置をプレビュー画面200において第1方向に移動させる。表示制御部121は、サムネイル画像PSを表示更新処理の実行前よりも拡大し、サムネイル画像PSの一部が隠れた状態にする。
上記表示方法、及び、上記表示方法を実行するスマートフォン1によれば、プレビュー画面200を表示する場合に、操作に従ってページ画像PGを拡大して表示する。ここで、サムネイル画像PSを拡大して、サムネイル画像PSの一部が隠れた状態にする。これにより、ディスプレイ141が、ページ画像PGとサムネイル画像PSの表示に十分なサイズでない場合であっても、ページ画像PGと、サムネイル画像PSの少なくとも一部とを、見やすく表示できる。
上記表示方法は、表示ステップにおいて、複数のページのサムネイル画像PSを含むサムネイル画像群SGをプレビュー画面200に表示させる。上記表示方法は、拡大ステップにおいて、サムネイル画像群SGの表示位置をプレビュー画面200において第1方向に移動させる。また、サムネイル画像群SGを拡大ステップの実行前よりも拡大させ、サムネイル画像群SGに含まれる少なくとも一部のサムネイル画像PSを、その一部が隠れた状態にさせる。これにより、ページ画像PGを拡大する場合に、サムネイル画像群SGを移動させるとともにサムネイル画像群SGの一部が隠れた状態にするので、サムネイル画像PSがページ画像PGに重なった表示としても、ページ画像PGの視認性を確保できる。つまり、サムネイル画像PSがページ画像PGに重なる表示態様とすることが可能となる。これにより、ディスプレイ141のサイズが小さい場合であっても、ページ画像PGを見やすく表示できる。また、サムネイル画像PSの少なくとも一部を、見やすく表示できる。
上記表示方法は、拡大ステップにおいて、サムネイル画像群SGを拡大ステップの実行前よりも拡大させる拡大率を、文書に含まれるページの形状により決定させる。これにより、サムネイル画像PSを拡大する場合の拡大率を、ページの形状に合わせて決めることができる。例えば、複数のサムネイル画像PSを並べて表示する場合であって、サムネイル画像PSを、斜めに傾いた形状で、立体感のある表示態様とする場合に、Zファイティングを抑制できる。これにより、サムネイル画像PSを、限られたサイズのディスプレイ141に、より見やすく表示できる。
上記表示方法は、文書を構成するページのうち先頭に位置するページの形状が縦長であるか横長であるかに基づいて、文書に含まれるページの形状を判定する。これにより、文書に含まれるページの形状を容易に特定できる。
上記表示方法は、文書を構成するページのうち縦長のページが占める割合が判定基準以上であるか、判定基準より少ないかに基づいて、文書に含まれるページの形状を判定する。これにより、文書に含まれるページの形状を、より正確に特定できる。
上記表示方法において、サムネイル画像群SGは、ページと同じ形状の複数のサムネイル画像PSを含む。サムネイル画像PSは、ディスプレイ141の高さ方向において複数のサムネイル画像PSの上端の高さ位置が揃うように、表示される。これにより、サムネイル画像群SGを上方向UPや下方向DWに移動させる場合に、サムネイル画像PSの表示状態を揃えることができる。また、各々のサムネイル画像PSの上端が揃っているため、サムネイル画像PSの上部が隠れないように表示することで、複数のサムネイル画像PSの上部が見やすい状態を実現できる。
上記表示方法は、表示ステップにおいて、プレビュー画面200に操作用のボタンを表示させ、第1受付ステップにおいて、第1ボタン画像BT1が操作された場合に、第1操作を受け付ける。これにより、ユーザーが簡単な操作を行うことによって、表示状態を切り替えさせることができる。
上記表示方法は、拡大ステップにおいて、プレビュー画面200に表示されているページ画像PGの表示サイズを段階的に拡大する処理を実行させる。これにより、ページ画像PGの表示サイズの変化をユーザーにわかりやすく示すことができる。
上記表示方法は、拡大ステップにおいて第1方向に移動されたサムネイル画像PSに対し、第1方向とは逆向きの第2方向への移動を指示する第2操作を受け付ける第2受付ステップを含む。また、第2操作を受け付けた場合に、サムネイル画像PSを、ページ画像PGに重なる位置に移動させる移動ステップを含む。これにより、ユーザーの操作に応じてサムネイル画像PSの表示位置を移動させることによって、サムネイル画像PSの視認性が高い表示状態に切り替えることができる。
上記表示方法は、移動ステップにおいて、サムネイル画像PSを、移動ステップの実行前よりも拡大させる。これにより、サムネイル画像PSの視認性を、より一層、高めることができる。
上記表示方法は、移動ステップにおいて第2方向に移動されたサムネイル画像PSに対し、第1方向への移動を指示する第3操作を受け付ける第3受付ステップを含む。また、第3操作を受け付けた場合に、サムネイル画像PSを、移動ステップの実行前の表示位置に移動させる再移動ステップを含む。これにより、サムネイル画像PSが移動された表示状態から、元の表示状態に容易に復帰できる。
本実施形態は、一態様を示すものであり趣旨に逸脱しない範囲内で任意に変形および応用が可能である。
本実施形態では、「表示装置」がスマートフォン1である場合について説明するが、これに限定されない。「表示装置」が、プロセッサー12とメモリー13とタッチパネル14とを備えればよい。「表示装置」が、タブレット端末で構成されてもよい。
本実施形態では、プレビュー画面200の通常表示モードの一例として、2つのページ画像PGを含む2ページ表示モードを示したが、通常表示モードにおいて3以上のページ画像PGを並べて配置してもよい。例えば、3つのページ画像PGを左右方向に並べて配置してもよい。
本実施形態で示したボタン画像BTの形状や、文書表示領域201、サムネイル表示領域202の形状は適宜に変更可能である。例えば、ボタン画像BTは矩形や楕円形であってもよい。文書表示領域201及びサムネイル表示領域202は、上下方向に長い、縦長の形状であってもよい。
本実施形態では、プレビュー画面200がディスプレイ141の全体に表示される例を示したが、これに限定されない。ディスプレイ141に、プレビュー画面200と、他のアプリケーションプログラムにより表示される画面とが並べて配置された構成であってもよい。また、OS131が表示するホーム画面の一部に、プレビュー画面200が配置される構成であってもよい。
本実施形態は、スマートフォン1が備えるプロセッサー12が、メモリー13が記憶するOS131及びAPP132を実行することによって実現される表示方法について説明するが、これは一例である。この表示方法を実現するためにプロセッサー12が実行するプログラムを、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。ここで、記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。記録媒体には、フレキシブルディスク、HDD、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu-ray(登録商標)Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型の、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。上記記録媒体は、スマートフォン1と通信可能に構成されたサーバー装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置でもよい。この場合には、スマートフォン1は、サーバー装置からプログラムをダウンロードする。
制御部11の機能は、1又は複数のプロセッサー、又は、半導体チップにより実現してもよい。制御部11が、SoC(System―on―a―Chip)やMCU(Micro Control Unit)、FPGA(Field―Programmable Gate Array)等の副処理装置(co―processor)を更に備える構成であってもよい。制御部11は、CPU及び副処理装置の双方を協働させるか、あるいは双方のうちの一方を選択的に用いて各種の制御を行ってもよい。
図5、図6及び図7に示したフローチャートの処理単位は、制御部11の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、限定されることはない。フローチャートの処理単位は、処理内容に応じて、更に多くの処理単位に分割してもよい。1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割してもよい。処理の順番は、趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
図1に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に限定されない。必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも可能である。上述した実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部は、ハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアでもよい。その他、スマートフォン1の他の各部の具体的な細部構成も、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
1…スマートフォン(表示装置)、2…プリンター、10…本体、11…制御部、12…プロセッサー、13…メモリー、14…タッチパネル(表示部)、15…通信インターフェース、100…印刷システム、121…表示制御部、122…受付部、131…オペレーティングシステム、132…アプリケーションプログラム、133…文書情報記憶部、134…画像情報記憶部、135…設定値、141…ディスプレイ(表示画面)、142…タッチセンサー、200…プレビュー画面、201…文書表示領域、202…サムネイル表示領域、BT…ボタン画像、BT1…第1ボタン画像(ボタン)、BT2…第2ボタン画像、DW…下方向、MC…下端位置、OP1…操作(第2操作)、OP2…操作(第3操作)、PG、PG1、PG2…ページ画像、PP…印刷画像、PS…サムネイル画像、PT…ページ上部画像、SG…サムネイル画像群、TL…上端位置、UP…上方向。
Claims (12)
- 表示画面を有する表示装置によって文書を表示させる表示方法であって、
前記表示画面に配置される表示領域に、前記文書を構成するページの画像であるページ画像と、前記ページのサムネイル画像とを表示させる表示ステップと、
前記ページ画像の拡大を指示する第1操作を受け付ける第1受付ステップと、
前記第1操作を受け付けた場合に、前記表示領域に表示されている前記ページ画像を拡大して表示させ、前記サムネイル画像の表示位置を前記表示領域において第1方向に移動させる拡大ステップと、を含み、
前記拡大ステップにおいて、前記サムネイル画像を前記拡大ステップの実行前よりも拡大させ、前記サムネイル画像の一部が隠れた状態にして、前記表示領域の表示を更新させる、表示方法。 - 前記表示ステップにおいて、複数の前記ページの前記サムネイル画像を含むサムネイル画像群を前記表示領域に表示させ、
前記拡大ステップにおいて、前記サムネイル画像群の表示位置を前記表示領域において第1方向に移動させ、前記サムネイル画像群を前記拡大ステップの実行前よりも拡大させ、前記サムネイル画像群に含まれる少なくとも一部の前記サムネイル画像について、前記サムネイル画像の一部が隠れた状態にさせる、請求項1に記載の表示方法。 - 前記拡大ステップにおいて、前記サムネイル画像群を前記拡大ステップの実行前よりも拡大させる拡大率を、前記文書に含まれる前記ページの形状により決定させる、請求項2に記載の表示方法。
- 前記文書を構成する前記ページのうち先頭に位置する前記ページの形状が縦長であるか横長であるかに基づいて、前記文書に含まれる前記ページの形状を判定する、請求項3に記載の表示方法。
- 前記文書を構成する前記ページのうち縦長のページが占める割合が判定基準以上であるか、判定基準より少ないかに基づいて、前記文書に含まれる前記ページの形状を判定する、請求項3に記載の表示方法。
- 前記サムネイル画像群は、前記ページと同じ形状の複数の前記サムネイル画像を含み、前記表示画面の高さ方向において複数の前記サムネイル画像の上端の高さ位置が揃うように、表示される、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の表示方法。
- 前記表示ステップにおいて、前記表示領域に操作用のボタンを表示させ、
前記第1受付ステップにおいて、前記ボタンが操作された場合に、前記第1操作を受け付ける、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の表示方法。 - 前記拡大ステップにおいて、前記表示領域に表示されている前記ページ画像の表示サイズを段階的に拡大する処理を実行させる、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の表示方法。
- 前記拡大ステップにおいて前記第1方向に移動された前記サムネイル画像に対し、前記第1方向とは逆向きの第2方向への移動を指示する第2操作を受け付ける第2受付ステップと、
前記第2操作を受け付けた場合に、前記サムネイル画像を、前記ページ画像に重なる位置に移動させる移動ステップと、を含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の表示方法。 - 前記移動ステップにおいて、前記サムネイル画像を、前記移動ステップの実行前よりも拡大させる、請求項9に記載の表示方法。
- 前記移動ステップにおいて前記第2方向に移動された前記サムネイル画像に対し、前記第1方向への移動を指示する第3操作を受け付ける第3受付ステップと、
前記第3操作を受け付けた場合に、前記サムネイル画像を、前記移動ステップの実行前の表示位置に移動させる再移動ステップと、を含む、請求項9または請求項10に記載の表示方法。 - 表示画面を有する表示部と、
前記表示画面に配置される表示領域に、文書を構成するページの画像であるページ画像と、前記ページのサムネイル画像とを表示させる表示制御部と、
操作を受け付ける受付部と、を備え、
前記表示制御部は、
前記受付部によって、前記ページ画像の拡大を指示する第1操作を受け付けた場合に、前記表示領域に表示されている前記ページ画像を拡大して表示させる表示更新処理を行い、
前記表示更新処理において、前記サムネイル画像の表示位置を前記表示領域において第1方向に移動させ、前記サムネイル画像を前記表示更新処理の実行前よりも拡大し、前記サムネイル画像の一部が隠れた状態にする、表示装置。
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