JPH09114844A - 電子ファイル装置および方法 - Google Patents

電子ファイル装置および方法

Info

Publication number
JPH09114844A
JPH09114844A JP7266894A JP26689495A JPH09114844A JP H09114844 A JPH09114844 A JP H09114844A JP 7266894 A JP7266894 A JP 7266894A JP 26689495 A JP26689495 A JP 26689495A JP H09114844 A JPH09114844 A JP H09114844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
displayed
original
folder
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7266894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Yasui
洋介 安井
Masayuki Takezawa
正行 竹澤
Kenichi Nakanishi
健一 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7266894A priority Critical patent/JPH09114844A/ja
Publication of JPH09114844A publication Critical patent/JPH09114844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の分類を表示するとき、その内容の把握
を容易にする。 【解決手段】 原稿を読み取るスキャナ、読み取った原
稿を表示する液晶ディスプレイ(LCD)、および読み
取った原稿を記録するMD(ミニディスク)Dataド
ライブを1つの筐体内に備え、可動部が内蔵するスキャ
ナは、原稿を読み取り、読み取られた原稿は、その縮小
画像とともに、MD Dataドライブにより、MD D
ataに記録される。そして、原稿の分類(フォルダ)
の一覧を表示する場合、分類を代表する縮小画像と、そ
の分類の名称122によるアイコンを作成し、その分類
に対応するインデックスとしてLCDに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ファイル装置
および方法に関し、特に、読み取った原稿を分類して記
録するとともに、原稿を縮小した縮小画像を記録し、原
稿の分類の一覧を表示するとき、分類を代表する原稿の
縮小画像を表示する電子ファイル装置および方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子ファイル装置は、記録装置、読取装
置、および表示装置などで構成される。図16は、従来
の電子ファイル装置の一例を示している。この電子ファ
イル装置は、読取装置としてスキャナ161を備える。
スキャナ161は原稿を読み取り、その原稿の画像デー
タを、制御装置162に出力するようにされている。制
御装置162は、この画像データを、ディスプレイ16
4に出力したり、記録装置163に記録したりするよう
になされている。
【0003】制御装置162は、記録装置163に画像
データを記録する場合、画像データをフォルダという単
位ごとに分類して記録するようになされている。
【0004】このような電子ファイル装置において、記
録装置163に記録されているフォルダの一覧などを表
示する場合、制御装置162は、記録装置163からフ
ォルダの名称を読み出し、その名称を表示したアイコン
をインデックスとして、ディスプレイ164に表示させ
る。例えば、図17においては、新聞、雑誌、テレビ、
ビデオという名称のフォルダのインデックス181乃至
184が表示されている。ユーザは、表示されたインデ
ックス181乃至184のうちの所定のものを選択し、
そのフォルダが有する原稿(画像データ)を見ることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフォルダは、その名称を付して表示されるに過ぎな
いため、その名称の付け方が適切でない場合、その表示
だけではフォルダの内容を直感的に把握することが困難
であるという問題がある。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、読み取られた画像とともに、その縮小画像も
記録しておき、フォルダの一覧などを表示するとき、こ
の縮小画像を利用して、インデックスを作成し、名称の
他に画像も表示することで、フォルダの内容を直感的に
把握しやすくするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子フ
ァイル装置は、読み取った原稿の画像データを記録する
記録手段と、画像データを記録手段から再生し、表示部
に表示させる表示制御手段とを備え、記録手段は、読み
取った原稿を分類して記録するとともに、原稿を縮小し
た縮小画像を記録し、表示制御手段は、原稿の分類の一
覧を表示部に表示させるとき、分類を代表する原稿の縮
小画像を表示させることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の電子ファイル方法は、読
み取った原稿を分類して記録するとともに、原稿を縮小
した縮小画像を記録し、原稿の分類の一覧を表示すると
き、分類を代表する原稿の縮小画像を表示することを特
徴とする。
【0009】請求項1に記載の電子ファイル装置におい
ては、記録手段は、読み取った原稿を分類して記録する
とともに、原稿を縮小した縮小画像を記録し、表示制御
手段は、原稿の分類の一覧を表示部に表示させるとき、
分類を代表する原稿の縮小画像を表示させる。
【0010】請求項2に記載の電子ファイル方法におい
ては、読み取った原稿を分類して記録するとともに、原
稿を縮小した縮小画像を記録し、原稿の分類の一覧を表
示するとき、分類を代表する原稿の縮小画像を表示す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の可搬型の電子フ
ァイル装置の一実施例の外観を示している。この実施例
においては、スキャナ1(図5)、表示部としての液晶
ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)2、
および記録手段としてのMD(Mini Disk)Data
(商標)ドライブ3が1つの筐体内に備えられている。
【0012】この筐体は、本体部11および可動部12
で構成され、本体部11内には、LCD2とMD Da
taドライブ3が備えられ、本体部11の下側先端は、
支持脚22となっており、ついたて21(図2)ととも
に装置を支えるときに利用される。LCD2には、原稿
を読み取るときに、原稿の挿入位置を指示する原稿ガイ
ド86,87や、スキャナ1で読み取った原稿などが表
示される。
【0013】可動部12内には、スキャナ1が備えられ
ている。また、可動部12内には、A4の原稿の読み取
りを行うときに、原稿の左右端の位置を規制し、その移
送をガイドするためのパスガイド45が設けられてい
る。
【0014】本実施例において原稿の読み取りを行う場
合、図2に示すように、本体部11の背部に回動自在に
取り付けられているついたて21を開き、このついたて
21と支持脚22により装置を斜めに正立させる。さら
に、本体部11に対して回動自在に結合されている可動
部12を前上方に回動させ、本体部11と可動部12の
間にすきまを作り、そのすきまから原稿31をスキャナ
1に挿入する。このように支持脚22を付加すること
で、本体部11に対して回動自在な可動部12で装置を
支えなくても済み、装置を安定して立たせることができ
る。
【0015】図3(a)は、可動部12に備えられてい
る移送機構64とスキャナ1の構造を示している。移送
機構64は、駆動ローラ41とローラ42で構成され、
スキャナ1は、ランプ43とセンサ44で構成される。
本体部11と可動部12の間から挿入された原稿31
は、駆動ローラ41とローラ42で圧接され、駆動ロー
ラ41によって、所定の速度で移送される。そして、ラ
ンプ43は、原稿31に上方から一定光量の光を照射
し、原稿31からの反射光をセンサ44が受光し、原稿
の読み取りが行われる。原稿がA4サイズである場合、
原稿は、可動部12の内部に固定されたパスガイド45
に沿って、可動部12から排出される。
【0016】このように、可動部12に移送機構64お
よびスキャナ1を備えたので、原稿の読み取りを行わな
いときは、可動部12を図3において反時計方向に回動
させ、図3(b)に示すように、可動部12を本体部1
1に収納することで、原稿読取時以外は装置を小さくす
ることができ、また、ほこりなどの異物が装置内に入り
にくくすることができる。
【0017】本実施例は、A4の大きさの原稿まで読み
取ることができる。通常、A4の大きさの紙は、比較的
やわらかいので、A4の原稿を読み取る場合、原稿は、
図3(a)に示すようにその左右端部がパスガイド45
に沿ってガイドされ、前面に曲げられながら排出され
る。図4に模式的に示すように、パスガイド45は、A
4の原稿51の幅を規制する位置に固定されている。例
えば、本実施例において、A4より幅の小さいはがき5
2や名刺53を原稿として読み込む場合、装置の中央を
移送させるため、パスガイド45は使用されない。この
ようにすることで、比較的かたい原稿であるはがき52
や名刺53を読み取る場合、パスガイド45を通すこと
で、それらの原稿を曲げてしまうことを防止することが
できる。
【0018】図5は、上記実施例の電気的構成例を示し
ている。この実施例は、CPU61および入力装置66
を備えている。表示制御手段としてのCPU61は、R
OM62に記憶されているプログラムに従って、各種処
理を行うようになされている。RAM63は、CPU6
1が各種処理を行うとき、プログラムやデータを一時的
に記憶するようになされている。
【0019】CPU61は、原稿を読み取るモードのと
き、図6に示すような原稿の種類のメニューを、LCD
制御回路67に指示し、LCD2に表示させる。原稿の
種類のメニューには、A4普通紙、はがき、名刺および
原稿ホルダーの4種類の原稿の大きさのメニューボタン
81−1乃至81−4が表示される。このメニューにお
いて、はがき、名刺、またはA4普通紙が選択された場
合、CPU61は、対応する原稿ガイド86、原稿ガイ
ド87または原稿ガイド88を、LCD制御回路67に
指示し、LCD2に表示させる。図6に示すように、は
がきと名刺の原稿ガイド86,87は、LCD2の下方
中央部に表示される。これに対して、A4普通紙の原稿
ガイド88は、LCD2の左右端部に表示される。
【0020】また、CPU61は、スキャナ1が原稿を
読み取った後、その画像データを、LCD制御回路67
に指示し、LCD2に表示させ、また、LCD2におい
て表示されている原稿を外部プリンタで印刷するとき、
プリンタインタフェース69を介して、その画像データ
を外部プリンタに出力するようになされている。
【0021】なお、原稿をLCD2に表示させるとき、
CPU1は、デフォルトとしては(特に、入力装置66
を操作して、表示を逆さにする入力を行わない限り)、
スキャナ1が時間的に後に読み取った画像データをLC
D2の画面上方に表示させ、先に読み取った画像データ
を画面下方に表示するようになされている。
【0022】このようにすることで、スキャナ1に原稿
(縦原稿)を挿入するとき、図2に示すように、原稿を
正立した状態で(逆さまにしないで)、原稿面をユーザ
側に向けて挿入して、原稿の読み取りを行うことができ
る。
【0023】移送機構64(駆動ローラ41およびロー
ラ42)は、LCD2に表示された原稿ガイドに合わせ
て挿入された原稿を所定の速度で移送(紙送り)するよ
うになされており、スキャナ1は、その原稿を読み取
り、その画像データをバッファメモリ65に書き込む。
そして、画像データの書き込みが終わった後、CPU6
1が、この画像データを、LCD制御回路67に供給
し、原稿の画像がLCD2に表示される。
【0024】入力装置66は、キー66−1およびタッ
チパネル66−2を備え、図6に示すような原稿の種類
のメニューにおいて、原稿の種類を選択するときに操作
される。タッチパネル66−2は、透明であり、LCD
2の表示面上に備えられ、ユーザが指やペンなどで触れ
て選択したメニューアイテムの位置などを検出するよう
になされている。
【0025】例えば、図6に示すメニューにおいて、
「A4普」(A4普通紙)ボタン81−1、「はがき」
ボタン81−2、「名刺」ボタン81−3、および「原
稿ホルダー」ボタン81−4のうちの1つに触れると、
タッチパネル6−2がそれを検出して、その信号をCP
U1に供給し、CPU1は、その信号から選択されたメ
ニューアイテムを特定し、そのメニューアイテムの色を
反転させて、LCD8に表示させる。
【0026】同様にして、タッチパネル66−2によっ
て、原稿を読み取るときの濃度を、淡い、中間または濃
いのボタン82−1乃至82−3のうちの1つに触れて
選択し、原稿に写真が含まれているか、文字だけである
かを、ボタン83−1,83−2のどちらかに触れて選
択し、さらに、原稿の方向を、縦方向または横方向のボ
タン84−1,84−2のどちらかに触れて選択するこ
とができる。また、縦原稿と横原稿を挿入する方向を表
す表示89,90も表示される。さらに、選択を解除す
るために、キャンセルボタン85が設けられている。
【0027】また、入力装置66は、MD Dataド
ライブ3における記録媒体であるMD Data(商
標)に記録されている原稿を表示するときにも操作され
る。
【0028】圧縮伸張回路68は、スキャナ1によって
読み取られ、CPU61より供給される画像データを圧
縮し、MD Dataドライブ3に出力し、MD Dat
aドライブ3は、その画像データをMD Dataに記
録する。原稿の画像データを記録すると、画像データ
は、ボックス、フォルダ、ページという階層構造で管理
される。ボックスは、1個もしくは独立した複数のフォ
ルダで構成され、フォルダは、1枚もしくは連続した複
数のページで構成される。そして、読み込まれた原稿1
枚は、この階層構造における1ページに対応する。即
ち、読み取られた原稿は、ページとして、ボックス、フ
ォルダごとに分類されることになる。
【0029】また、圧縮伸張回路68は、MD Dat
aドライブ3がMD Dataから読み出した、圧縮さ
れた画像データを伸張し、LCD制御回路7に出力する
ようになされている。
【0030】次に、図7は、本実施例における原稿の画
像データの流れを示している。
【0031】最初に、原稿の種類メニューにおいて、原
稿の種類や読取時のスキャナ1の設定などを入力した
後、原稿は、その設定に従ってスキャナ1で読み取られ
る。読み取られた原稿の画像データは、MD Data
に記録される。このとき、画像データは、ボックス、フ
ォルダおよびページという階層構造で管理される。
【0032】そして、ユーザは、ページを編集する場
合、そのページを所定のマークや作成した日付などで自
動検索して、選択することができ、また、ボックス一覧
からボックスを選択し、そのボックスが有するフォルダ
の一覧の中から、編集するフォルダを選択し、そのフォ
ルダの所定のページをさらに選択することもできる。
【0033】このようにして編集を行うページを選択し
た後、そのページに対して、移動、複製、削除などの処
理や、その中の一部のデータを抜き出して、別のページ
とするスクラップ作業を行うことができる。選択された
フォルダもしくはページの印刷も行うことができる。
【0034】次に、図8および図9のフローチャートを
参照して、本実施例における原稿の読取操作について説
明する。
【0035】最初に、ステップS1においては、読み取
る原稿を記録するフォルダを選択する。図9のフローチ
ャートを参照して、このフォルダの選択操作の詳細につ
いて説明する。
【0036】最初に、ステップS21において、CPU
61は、入力装置66からのユーザの指令に対応して、
図10に示すようなボックス101の一覧をLCD2に
表示するようにLCD制御回路67に指示する。ボック
スは、アイコンで表示され、それらのアイコンには、C
Gによる絵や実際のイメージデータを簡略化した絵など
が利用される。そして、これらのボックスは、ユーザに
より名称が付けられ、そのボックスが有するフォルダの
数とともに表示される。例えば、図10に示すボックス
「タイムズ」(商標)は、8個のフォルダを有する。
【0037】ユーザは、ボックスに名称(タイトル)を
つける場合、そのボックスの絵に指などで触れて、ボッ
クスを指定した後、キー66−1を操作して、文字を入
力する。
【0038】次に、ステップS22において、ユーザ
は、LCD2に表示されているこれらのボックスのうち
の1つ(原稿を登録するボックス)に触れる。LCD2
上に備えられた透明なタッチパネル66−2は、それを
検出して、その信号をCPU61に供給し、そのボック
スが選択されたことを通知する。なお、図10の右下の
矢印102に触れると、ボックス一覧の続きが表示され
る。
【0039】ボックスを選択すると、ステップS23に
おいて、CPU61は、そのボックスが有するフォルダ
の一覧を、LCD2に表示するように、LCD制御回路
67に指示する。例えば、図10に示すボックスの一覧
において、ボックス「タイムズ」に触れて選択すると、
図11に示すように、ボックス「タイムズ」の8個のフ
ォルダ121−1乃至121−8が表示され、左下に選
択されたボックスの名称(「タイムズ」)が表示され
る。
【0040】フォルダ121−1乃至121−8の画像
は、それぞれのフォルダを代表するページの縮小画像で
あり、MD Dataに記録されている縮小画像を読み
出した後、画面に表示するフォルダの数に応じて、その
縮小画像をさらに縮小し、インデックスとして表示され
たものである。このように、インデックスとして、縮小
画像を利用することで、そのフォルダの内容を直感的に
把握し易くなる。
【0041】このようにインデックスとして表示され
る、フォルダを代表するページは、ユーザが設定するこ
とができ、代表するページを特定のページに設定した
り、最も新しく記録されたページに設定したりすること
ができる。複数のページが新しく記録された場合は、そ
のとき最初に読み込まれたページが代表ページとされ
る。
【0042】なお、これらのフォルダ121−1乃至1
21−8は、新しく記録された順に、表示される(図1
1に示すフォルダ一覧の場合、フォルダ「95−1」1
21−1が最も新しく、次に、フォルダ「95−2」1
21−2が新しいことになる)。このとき、フォルダの
名称122、そのフォルダが有するページの数123、
およびマーク124も同時に表示される。例えば、図1
1の左上のフォルダ121−1は、名称が95−1であ
り、9ページで構成されており、重要書類であることを
示すマーク124とともに表示されている。
【0043】また、図11の上段中央のフォルダ121
−3は、セキュリティロックが掛かっており、所定のパ
スワードを入力しないと、このフォルダが有するページ
(原稿)が表示されないようになされている。
【0044】そして、ステップS24において、LCD
2に表示されているこれらのフォルダ121−1乃至1
21−8のうちの1つに触れると、ボックスの選択のと
きと同様に、LCD2上に備えられた透明なタッチパネ
ル66−2が、それを検出して、そのフォルダが選択さ
れる。
【0045】以上のようにして、フォルダを選択する。
ただし、原稿を新規のフォルダに保存する場合は、ステ
ップS24でフォルダの選択は行わない。このような場
合は、原稿を取り込むと、新たなフォルダが自動的に作
成され、フォルダの一覧に追加される。次に、図8のフ
ローチャートに戻り、以下の処理の説明を続ける。
【0046】ステップS2において、図10に示す画面
上に表示されるスキャナ読取アイコン104にペンなど
で触れると、LCD2上に備えられたタッチパネル66
−2がそれを検出して、その信号をCPU61に供給
し、CPU61は、LCD制御回路67に指示し、図6
に示すような原稿の種類のメニューをLCD2に表示さ
せる。
【0047】次に、ステップS3において、最初に、原
稿の大きさを指定する。LCD2に表示されているメニ
ューアイテムの中から、「A4普」(A4普通紙)ボタ
ン81−1、「はがき」ボタン81−2、「名刺」ボタ
ン81−3、および「原稿ホルダー」ボタン81−4の
うちの1つに触れると、タッチパネル66−2がそれを
検出して、その信号をCPU61に供給し、CPU61
は、その信号から選択されたメニューアイテムを特定
し、そのメニューアイテムの色を反転させて、LCD2
に表示するようにLCD制御回路67に指示する。
【0048】次に、原稿を読み取るときの濃度を、「淡
い」ボタン82−1、「中間」ボタン82−2、および
「濃い」ボタン82−3のうちの1つに触れて選択す
る。さらに、原稿に写真が含まれているか、文字だけで
あるかを、「写真」ボタン83−1もしくは「文字」ボ
タン83−2に触れて選択する。そして、最後に原稿の
方向を、「縦原稿」ボタン84−1もしくは「横原稿」
ボタン84−2に触れて選択する。
【0049】図6に示す例においては、用紙サイズが
「A4普」に、読み取り濃度が「中間」に、原稿の種類
(写真の有無)が「文字」に、そして原稿方向が「縦原
稿」に選択されており、選択されたメニューアイテムは
表示色が反転している。
【0050】また、選択の途中で、誤ったメニューアイ
テムを選択した場合、「キャンセル」ボタン85を押す
ことで、メニューの最初から選択をやり直すことができ
る。
【0051】ステップS3において原稿種類の選択が終
わると、ステップS4において、CPU61は、入力さ
れた原稿の種類に応じたガイドをLCD2に表示するよ
うに、LCD制御回路67に指示し、図6に示すような
原稿ガイド86乃至88のいずれか(入力に対応するも
の)が、LCD2に表示される。あるいは、図6に示す
ように、原稿ガイド86乃至88が同時にすべて表示さ
れる。
【0052】この実施例における読取可能な最も大きい
原稿のサイズはA4であるので、A4サイズの原稿を読
み取る場合は、スキャナ挿入部の幅いっぱいに原稿をセ
ットするように原稿ガイド88がLCD2の左右端部に
表示され、それより小さい、はがきサイズや名刺サイズ
の原稿を読み取る場合、原稿ガイド86(はがきサイズ
の場合)もしくは原稿ガイド87(名刺サイズの場合)
が、LCD2の中央に表示される。
【0053】なお、図6に示すように、ガイド表示は、
原稿の種類のメニュー表示と同時に行うようにしてもよ
い。
【0054】次に、ステップS5において、LCD2に
表示された原稿ガイドおよび方向ガイドに従って、原稿
31をスキャナ1に装着する。縦原稿の場合、図6の縦
原稿の表示89に示すように、その天地をそのままにし
て(原稿を逆さまにしないで)、かつ、原稿面(印字
面)をユーザ側に向けてスキャナ1に挿入する。横原稿
の場合、図6の表示90に示すように、原稿面をユーザ
側に向けるとともに、原稿の左側辺を下にし、右側辺を
上にして、スキャナ1に挿入する。原稿が挿入される
と、移送機構64は、その原稿を移送する。スキャナ1
では、ステップS3で入力した設定で、下側から上側へ
向かって移送されている原稿の印字面にランプ43から
の光が照射され、センサ44がその反射光から原稿の画
像を読み取る。
【0055】通常のA4紙は、比較的やわらかいので、
図3(a)に示すようなパスガイド45に沿って、前面
に曲げられながら排出される。はがきや名刺は、比較的
かたいので、移送が滑らかに行われるように、パスガイ
ド45を通さずに読み取られ、曲げずに排出される。こ
のため、パスガイド45は、A4の原稿の左右端部の位
置に固定され、A4より小さいはがきや名刺は、パスガ
イド45を通ることがないように、装置の中央で移送さ
れる。
【0056】このようにして読み取られた原稿の画像デ
ータは、バッファメモリ65に記憶される。そして、C
PU61は、バッファメモリ65に記憶された画像デー
タを、圧縮伸張回路68に出力する。原稿を読み取ると
き、スキャナ1は、原稿サイズが既に入力されているの
で、その原稿サイズの領域だけを読み取るようになされ
ている(スキャナ幅いっぱいに読み取りを行う必要がな
い)。従って、読み取る画像データの量が減少し、原稿
の読み取りを素早く行うことができ、さらに、1枚のM
D Dataに、より多くの画像データを記録すること
ができる。
【0057】そして、ステップS6において、圧縮伸張
回路68は、この画像データを圧縮し、MD Data
ドライブ3に出力する。そして、ステップS7におい
て、画像データは、ステップS1においてフォルダが選
択されている場合、そのフォルダの1ページとして、M
D Dataに書き込まれる。フォルダが選択されてい
ない場合、CPU61がフォルダの一覧に新規のフォル
ダを追加した後、画像データは、新規のフォルダの1ペ
ージとしてMD Dataに書き込まれる。
【0058】以上のようにして、原稿を読み取り、読み
取った原稿を、選択したボックスおよびフォルダに保存
する。
【0059】なお、CPU61は、図12に示すよう
に、縦原稿の場合(図12(a))、時間的に先に読み
取られた部分を原稿の下辺31Dと認識し、時間的に後
に読み取られた部分を原稿の上辺31Uとして認識す
る。また、横原稿の場合(図12(b))は、挿入され
た原稿の左側辺を上辺31Uとして認識し、右側辺を下
辺31Dとして認識する。そして、この読み取った原稿
を表示するとき、表示方向の逆転が指定されない限り、
原稿の上辺31Uが上になり、下辺31Dが下になるよ
うに(文字が正立するように)表示させる。
【0060】次に、図13のフローチャートを参照し
て、記録されている原稿の読み出し操作について説明す
る。
【0061】最初に、ステップS41において、ユーザ
は、マニュアル操作で原稿を選択するか、自動検索を利
用して原稿を選択するかを決定し、自動検索を行う場合
は、ステップS42において、図10に示す検索アイコ
ン103を押した後、検索する原稿(フォルダ)の名称
122や、フォルダに付随するマーク124などを、キ
ー66−1を操作して入力し、自動検索を行う。マニュ
アル操作で原稿を選択する場合、ステップS43におい
て、マニュアル操作で原稿(フォルダ)を選択する。
【0062】マニュアル操作でフォルダを選択する場
合、ステップS43において、ボックスおよびフォルダ
を選択する。ここでのフォルダ選択操作は、原稿入力に
おけるフォルダの選択操作(図8のステップS1、すな
わち図9のフローチャート)と同じであるので、詳細な
説明は省略する。
【0063】次に、ステップS44において、ユーザが
自動検索もしくはマニュアル操作で選択されたフォルダ
に触れると、CPU61は、図14に示すような、その
フォルダが有するページの一覧を表示する。このとき、
各ページに対応した表示窓131−1乃至131−8に
は、各ページの上部を縮小した画像が表示される。この
画像も、縮小画像データを必要に応じてさらに縮小する
などして生成したものである。
【0064】例えば、ステップS43において、図11
に示すフォルダ「95ねんど」121−5を選択した場
合、ステップS44においては、図14に示すように、
そのフォルダのページが表示される。そして、画面左下
に、このページが属するフォルダの名称「95ねんど」
およびボックスの名称「タイムズ」が表示される。
【0065】なお、図14に示すように、各ページに、
目印(例えば、後で、その全体を読み出すページとして
の目印)として栞132を挿すことができる。いまの場
合、第4ページと第6ページに栞132が挿されてい
る。
【0066】そしてこのページ一覧において、所定のペ
ージの縮小画像が表示されている表示窓に触れることに
より、ステップS45で、そのページ(原稿)の原画像
が、図15に示すように、LCD2に表示される。この
とき、画面左下に、このページが属するフォルダの名称
およびボックスの名称が表示される。
【0067】図15に示すようにページが表示されてい
るときに画面に触れると、触れた場所に表示されている
画像が画面の中央に表示されるように、表示全体が上下
に移動する。従って、画面中央より下に触れることで、
ページの続きを表示させることができる。また、画面中
央より上に触れることで、ページの前方に戻ることがで
きる。ページは連続的に表示されるので、同様の操作
で、前後のページを表示させることができる。以上のよ
うに、所望のページを表示することができる。
【0068】次に、ステップS46に進み、ユーザはこ
のページの編集を行うか否かを判断し、編集を行う場
合、ステップS47においてページの編集を行う。
【0069】ページの編集においては、そのページに文
字を書き込むことや、書かれているものを消去すること
ができ、また、各ページの一部を切り取り、他のページ
に貼り付けるスクラップ作業を行うことができる。ペー
ジへの書き込みおよび消去を行う場合、画面下方の書き
込みおよび消去作業アイコン141に触れる。スクラッ
プ作業を行う場合は、切り取り作業アイコン142に触
れてから、別のページに移り、貼り付け作業アイコン1
43に触れて、切り取ったデータを貼り付けてスクラッ
プ作業を行う。
【0070】以上のようにして、記録装置に記録されて
いる原稿から所望のページを選択し、そのページを表示
させ、さらに、そのページに対して編集作業を行う。
【0071】次に、ステップS48において、ユーザは
表示されているページの印刷を行うか否か判断し、印刷
を行う指令が入力されると、ステップS49において、
CPU61は、現在表示されているページをプリンタイ
ンターフェース69を介して、外部プリンタに出力す
る。
【0072】なお、本実施例においては、記録手段とし
てMD Dataドライブ3を使用しているが、磁気デ
ィスクドライブなどの他の記録装置を利用することもで
きる。
【0073】以上、本発明を一体型の電子ファイル装置
に応用した場合を例として説明したが、本発明はスキャ
ナやディスプレイが別体となっている電子ファイル装置
にも適用することが可能である。
【0074】
【発明の効果】以上のように、請求項1の電子ファイル
装置および請求項3の電子ファイル方法によれば、読み
取った原稿の画像データを縮小画像に縮小し、元の画像
データとともにその縮小画像を記録し、記録されている
原稿の分類の一覧を表示するとき、その分類を代表する
縮小画像を表示するようにしたので、表示される分類の
内容を直感的に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可搬型の電子ファイル装置の一実施例
の外観を示す図である。
【図2】図1の実施例における原稿を読み取る様子を示
す図である。
【図3】図1の実施例の可動部12の構造を示す図であ
る。
【図4】図1の実施例に備えられているパスガイドを示
す図である。
【図5】図1の実施例の内部の電気的構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】図1の実施例における原稿の種類のメニューの
表示例を示す図である。
【図7】図1の実施例におけるデータの流れを説明する
図である。
【図8】図1の実施例における原稿を読み取るときの操
作を説明するフローチャートである。
【図9】図8のステップS1の動作の詳細を説明するフ
ローチャートである。
【図10】図1の実施例におけるボックスの一覧の表示
例を示す図である。
【図11】図1の実施例におけるフォルダの一覧の表示
例を示す図である。
【図12】図1の実施例のスキャン方向と表示方向を説
明する図である。
【図13】図1の実施例における記録されている原稿
を、表示、印刷、および編集するときの操作を説明する
フローチャートである。
【図14】図1の実施例においてフォルダが有するペー
ジの一覧の表示例を示す図である。
【図15】図1の実施例におけるページの表示例を示す
図である。
【図16】従来の電子ファイル装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図17】従来の電子ファイル装置において表示される
フォルダ一覧の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 液晶ディスプレイ(LCD) 3 MD Dataドライブ 11 本体部 12 可動部 21 ついたて 22 支持脚 31 原稿 41 駆動ローラ 42 ローラ 43 ランプ 44 センサ 45 パスガイド 51 A4の原稿 52 はがき 53 名刺 61 CPU 62 ROM 63 RAM 64 移送機構 65 バッファメモリ 66 入力装置 66−1 キー 66−2 タッチパネル 67 LCD制御回路 68 圧縮伸張回路 69 プリンタインターフェース 161 スキャナ 162 制御装置 163 記録装置 164 ディスプレイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取った原稿の画像データを記録する
    記録手段と、 前記画像データを前記記録手段から再生し、表示部に表
    示させる表示制御手段とを備える電子ファイル装置にお
    いて、 前記記録手段は、読み取った前記原稿を分類して記録す
    るとともに、前記原稿を縮小した縮小画像を記録し、 前記表示制御手段は、前記原稿の分類の一覧を前記表示
    部に表示させるとき、前記分類を代表する前記原稿の縮
    小画像を表示させることを特徴とする電子ファイル装
    置。
  2. 【請求項2】 原稿から読み取った画像データを記録
    し、 前記画像データを表示する電子ファイル方法において、 読み取った前記原稿を分類して記録するとともに、前記
    原稿を縮小した縮小画像を記録し、 前記原稿の分類の一覧を表示するとき、前記分類を代表
    する前記原稿の縮小画像を表示することを特徴とする電
    子ファイル方法。
JP7266894A 1995-10-16 1995-10-16 電子ファイル装置および方法 Pending JPH09114844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266894A JPH09114844A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 電子ファイル装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266894A JPH09114844A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 電子ファイル装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09114844A true JPH09114844A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17437139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7266894A Pending JPH09114844A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 電子ファイル装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09114844A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215946A (ja) * 2000-02-03 2001-08-10 Sony Corp 情報処理装置および情報表示制御方法、並びにプログラム格納媒体
US7239405B2 (en) 1998-03-02 2007-07-03 Minolta Co., Ltd. Image processing system for outputting scanned images in the specified sequences

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239405B2 (en) 1998-03-02 2007-07-03 Minolta Co., Ltd. Image processing system for outputting scanned images in the specified sequences
US7385722B2 (en) 1998-03-02 2008-06-10 Minolta Co., Ltd. Image processing system for outputting scanned images in the specified sequence
JP2001215946A (ja) * 2000-02-03 2001-08-10 Sony Corp 情報処理装置および情報表示制御方法、並びにプログラム格納媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6766332B2 (en) Electronic image display device and printing system therefor
KR970007007B1 (ko) 전자 파일링 장치
JP4542637B2 (ja) 携帯情報機器及び情報記憶媒体
JP2000163193A (ja) 携帯情報機器及び情報記憶媒体
JP2000163444A (ja) 携帯情報機器及び情報記憶媒体
JP4971695B2 (ja) 電子アルバム
JP4121544B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP3595991B2 (ja) 電子ファイル装置および方法
JPH0573624A (ja) 画像情報処理装置
JPH09116745A (ja) 原稿読取装置および方法
JPH09116736A (ja) 原稿読取表示装置および方法
JPH06348808A (ja) 画像形成記憶装置
JPH09114844A (ja) 電子ファイル装置および方法
WO1990000779A1 (en) Simple electronic file system
JP4121241B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP2008066918A (ja) 画像出力装置、プログラム及び記録媒体
JP4561485B2 (ja) プリント注文受付装置
JP2020116849A (ja) 画像形成装置
JP3343280B2 (ja) 画像形成記憶装置
JP2002178588A (ja) 画像表示装置及びプリントシステム
JP3973651B2 (ja) 画像ファイル装置
JP4011472B2 (ja) 画像処理装置
JP2000253228A (ja) 電子アルバム及びその画像処理方法
JP3339917B2 (ja) 画像形成記憶装置
JPS5983453A (ja) 複写装置の原稿読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041001

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041006

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20041119