JP3442572B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JP3442572B2
JP3442572B2 JP12939096A JP12939096A JP3442572B2 JP 3442572 B2 JP3442572 B2 JP 3442572B2 JP 12939096 A JP12939096 A JP 12939096A JP 12939096 A JP12939096 A JP 12939096A JP 3442572 B2 JP3442572 B2 JP 3442572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置等の画像形成装置に装着された自動原稿搬送装
置に関し、詳しくは、複数の原稿束から原稿を1枚ずつ
分離して読取位置で停止した画像読取手段に搬送するよ
うにした自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複写機、ファクシミリ装置等の
画像形成装置にあっては、複数枚の原稿からなる原稿束
を原稿載置台に載置してジョブスタートスイッチを押下
すると、原稿を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読
取位置で停止する読取手段によって原稿の読取りを行な
い、この読取りが終了すると、原稿を所定の排紙位置に
排紙するようにした自動原稿搬送装置を備えたものがあ
る。
【0003】また、近時の自動原稿搬送装置にあって
は、構成の簡素化、低コスト化を図るために、原稿を搬
送する駆動系に単一の駆動モータを使用することが専ら
行なわれており(例えば、特開平7−187429号公
報参照)、単一の駆動モータによって駆動される分離搬
送手段によって原稿を読取位置に分離搬送した後、前記
駆動モータによって駆動される排紙手段によって読取位
置で読取りが終了した原稿を排紙するようになってい
る。そして、この装置は、原稿の読取時間を短縮するた
めに、先行する原稿の読取中に後続する原稿を読取位置
の上流側の所定位置に待機させるようになっており、こ
の所定位置にあることをレジストセンサによって検知す
るようになっている。
【0004】ところで、このような自動原稿搬送装置に
あっては、単一の駆動モータを有するため、原稿の種類
や使用環境(温度や湿度等)によっては、原稿の分離時
に先行する原稿に後続する原稿が連れ送り気味に搬送さ
れた場合に、後続する原稿だけを所定位置に停止させて
先行する原稿のみの搬送を行なうことが困難であるた
め、先行する原稿の後端が読取位置を通過する前に後続
する原稿の先端がレジストセンサによって検知される
と、連れ送りジャムとして検知して原稿の搬送を停止さ
せるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動原稿搬送装置にあっては、先行する原稿
の後端が読取位置を通過する前に後続する原稿の先端が
レジストセンサによって検知されると、連れ送りジャム
として検知して原稿の搬送を停止させるようになってい
たため、ジャムの発生原因が後続する原稿にあるにもか
かわらず正常に画像を読取っている最中の原稿が停止さ
れてしまうため、ミスコピーが発生してしまうという問
題があった。
【0006】そこで請求項1記載の発明は、原稿が連れ
送り気味に搬送された場合であっても、先行する原稿の
読取りを確実に行なって該原稿のミスコピーが発生する
のを防止することができる自動原稿搬送装置を提供する
ことを目的としている。請求項2記載の発明は、後続す
る原稿が連れ送り気味に搬送されて所定位置に対する停
止位置を越えた場合に、その越えた量が読取位置までの
コピー倍率に応じた搬送速度まで立ち上がるのに十分な
距離であるときに、該原稿の搬送開始タイミングを所定
位置からの飛び出し量分だけ遅延させることにより、停
止位置に停止したものと同様の搬送開始タイミングで原
稿を読取位置に搬送してコピー倍率に応じた搬送速度で
搬送を行なうようにして、ジャム検知による搬送の中断
を発生させずに円滑な搬送制御を行なうことができる自
動原稿搬送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、読取位置で停止した読取手
段を有する画像形成装置に搭載され、原稿を読取位置に
連続的に搬送しながら読取位置で前記読取手段で原稿を
読取らせるようにした自動原稿搬送装置であって、原稿
載置台に載置された原稿束を分離して読取位置に搬送す
る分離搬送手段と、読取りが終了した原稿を排紙する排
紙手段と、前記分離搬送手段および排紙手段を駆動する
単一の駆動モータと、を備え、先行する原稿が読取りを
終了するときにこの原稿に後続する原稿を読取位置の原
稿搬送方向上流側の所定位置に待機させるように分離搬
送手段および排紙手段を駆動するようにした自動原稿搬
送装置において、原稿の先端が前記所定位置にあること
を検知する先端検知手段と、原稿が読取位置にあること
を検知する通過検知手段と、前記先端検知手段および通
過検知手段からの検知信号に基づき、後続する原稿の先
端が所定位置にあることを検知したとき、先行する原稿
が読取位置を通過中である場合に、先行する原稿の後端
が読取位置を通過するまでジャム検知を行なわずに前記
分離搬送手段および排紙手段を駆動する制御手段を設け
たことを特徴としている。
【0008】その場合、原稿が連れ送り気味に搬送さ
れ、先行する原稿と後続する原稿の間の距離が短く、後
続する原稿が所定位置に停止したときに、先行する原稿
が読取位置を通過していない場合には、先行する原稿の
後端が読取位置を通過するまでジャム検知を行なわない
ので、先行する原稿の読取りを確実に行なうことがで
き、先行する原稿のミスコピーが発生するのを防止する
ことができる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記制御手段
は、先行する原稿が読取位置を通過したとき、先端検知
手段から検知信号に基づいて所定位置からの後続する原
稿の先端の飛び出し量を計数するように構成され、後続
する原稿の飛び出し量が所定値以下の場合には、後続す
る原稿のジャム検知を行なわないとともに、所定位置に
停止された原稿の搬送開始タイミングを飛び出し量分だ
け遅延せさて前記分離搬送手段を再駆動することを特徴
としている。
【0010】その場合、後続する原稿が連れ送り気味に
搬送されて所定位置に対する停止位置を越えた場合に、
その越えた量が読取位置までのコピー倍率に応じた搬送
速度まで立ち上がるのに十分な距離であるときに、該原
稿の搬送開始タイミングが所定位置からの飛び出し量分
だけ遅延され、停止位置に停止したものと同様の搬送開
始タイミングで原稿を読取位置に搬送してコピー倍率に
応じた搬送速度で搬送が行なわれる。
【0011】すなわち、原稿の縮小コピーする場合に
は、原稿の搬送速度を速くして原稿を読取手段で読取
り、原稿の拡大コピーする場合には、原稿の搬送速度を
遅くして原稿を読取手段で読取る。このため、原稿を縮
小するときに原稿の先端が停止位置から読取位置側に所
定量以上飛び出してしまうと、原稿の先端から読取位置
までの距離が短くなってコピー倍率に応じた搬送速度ま
で立ち上がらなくなってしまう。
【0012】そこで、所定位置からの原稿の先端の飛び
出し量が読取位置までのコピー倍率に応じた搬送速度ま
で立ち上がるのに十分な距離であるときに、該原稿の搬
送開始タイミングが所定位置からの飛び出し量分だけ遅
延することにより、見かけ上停止位置に停止したものと
同様の搬送開始タイミングで原稿を読取位置に搬送して
コピー倍率に応じた搬送速度で搬送を行なうことがで
き、ジャム検知による搬送の中断を発生させずに円滑な
搬送制御を行なうことができるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜6は本発明に係る自動原稿搬送
装置の一実施例を示す図であり、自動原稿搬送装置を画
像記録装置に装着した例を示している。なお、画像読取
装置としては、複写機、ファクシミリ装置等に適用する
ことができる。
【0014】まず、構成を説明する。図1〜3におい
て、1は画像形成装置であり、この画像形成装置1の上
面にはスリットガラス(読取位置)2とコンタクトガラ
ス3が設けられている。このスリットガラス2とコンタ
クトガラス3の下方には画像読取手段としての露光ラン
プ4と第1ミラー5等が設けられており、この露光ラン
プ4と第1ミラー5は、コンタクトガラス3に載置され
た原稿を読取る際には、コンタクトガラス3の下方で図
1中、左右方向に移動し、また、スリットガラス2上で
原稿を読取る際には、スリットガラス2の下方で停止
し、露光ランプ4によって原稿面を読取った後、この反
射光を公知のように第1ミラー5および図示しないレン
ズを介してCCD等の結像素子に結像するようになって
いる。
【0015】また、画像形成装置1の上部には自動原稿
搬送装置(以下、単にADFという)6が装着されてお
り、このADF6の下面にはコンタクトガラス3に載置
された原稿をコンタクトガラス3に押圧するとともに原
稿の読取時の白基準となる反射板7が設けられている。
また、このADF6は、図2に示すようにヒンジ8を介
して画像形成装置1に連結されており、画像形成装置1
に対して開閉自在となっている。
【0016】また、ADF6の上部には原稿載置台9が
設けられており、この原稿載置台9には複数の原稿から
なる原稿束Pが載置されるようになっている。この原稿
載置台9に載置された原稿束Pはこの原稿束Pに当接・
離隔可能な呼出しコロ10によって給紙された後、分離ベ
ルト11および分離阻止コロ12によって分離されるように
なっており、分離ベルト11は分離阻止コロ12に任意の角
度θで加圧・接触している。
【0017】また、呼出しコロ10の原稿搬送方向下流に
はストッパ部材13が設けられており、原稿載置台9に載
置された原稿束Pはストッパ部材13に衝止されて分離ベ
ルト11側に進入することを禁止されている。呼出しコロ
10の下方には加圧板14が設けられており、この加圧板14
はソレノイド100によって呼出しコロ10に対して当接離
隔するようになっている。すなわち、この加圧板14はコ
ピースタートスイッチが押下されると、ソレノイド100
によって実線で示す呼出しコロ10に対して離隔する位置
から仮想線で示す呼出しコロ10に当接する位置に移動し
て、原稿を呼出しコロ10に加圧して呼出しコロ10によっ
て原稿を給紙させるようになっている。なお、このスタ
ートスイッチは画像形成装置1本体に設けられた本体メ
インコントローラ102からADFメインコントローラ101
に信号が出力されると、ソレノイド100はADFメイン
コントローラ101からの出力信号に基づいて駆動され
る。
【0018】また、分離ベルト11は駆動コロ15と従動コ
ロ16に橋架されており、従動コロ15はケース17に軸15a
を介して連結されている。このケース17は軸15aを中心
に回動自在になっており、このケース17には呼出しコロ
10が取付けられている。このため、ケース17が軸15aを
支点に回動すると、呼出しコロ10が原稿束Pから離隔す
る。また、この状態で従動コロ16を支点15aを中心に回
動させると分離ベルト11が分離阻止コロ12から離隔す
る。また、このケース17は給紙部ケース18に軸15aを介
して連結されており、この給紙部ケース18は支点19を介
してADF6本体に回動自在に取付けられている。
【0019】また、従動コロ16はスプリング20によって
付勢されており、このスプリング20によって分離ベルト
11には一定の張力が付与されている。また、駆動コロ15
と軸の15aの間には駆動モータ103に接続されたワンウ
ェイクラッチ21が設けられており、駆動コロ15はこのク
ラッチ21によって図1中、時計方向に回転し、給紙ベル
ト11を駆動する。
【0020】また、呼出しコロ10には図示しないギャッ
プクラッチを介して軸15aの駆動が伝達されるようにな
っている。このギャップクラッチは、軸15aの駆動が伝
達されると所定開度回転した後に呼出しコロ10に軸15a
の駆動を伝達するように噛み合い部を形成した部材であ
り、逆に呼出しコロ10が原稿の搬送によって連れ回った
際には駆動を伝達する噛み合いが外れるようになってい
るため、最上部の原稿の後端が呼出しコロ10から通り抜
けると、所定角度回転するまで軸15aの回転は呼出しコ
ロ10に伝達されず、その間に後続する原稿との紙間が開
く構成になっている。
【0021】また、このような機能を発揮するために、
ギャップクラッチの代わりに駆動コロ15および呼出しコ
ロ10を電磁クラッチやスプリングクラッチを介して駆動
するようにしても良い。また、分離阻止コロ12は図1
中、時計方向に回転するようになっており、分離ベルト
11と分離阻止コロ12の間に給紙された原稿束Pから最上
位に位置する原稿が分離される。
【0022】この分離ベルト11および分離阻止コロ12に
よって分離された原稿は駆動モータ103によって駆動さ
れる第1搬送コロ23および従動コロ24によって反転経路
25に沿って反転されてスリットガラス2に向かって搬送
されるようになっている。従動コロ24は給紙部ケース18
に支点19を中心に回動自在に取付けられたレバー26に取
付けられており、このレバー26を押圧するスプリング27
によって第1搬送コロ23に加圧されている。
【0023】また、原稿載置台9とスリットガラス2の
間におけるスリットガラス2の原稿の搬送方向上流側に
はレジストセンサ(先端検知手段)104が設けられてお
り、このセンサ104は原稿の前後端を検知してADFメ
インコントローラ101に信号を出力するようになってい
る。コントローラ101はこの信号が入力すると、駆動モ
ータ103の駆動を一旦停止するとともに、本体メインコ
ントローラ102に信号を出力する。
【0024】この停止位置は基準位置(所定位置)を構
成しており、本体メインコントローラ102はADFメイ
ンコントローラ101から信号が入力すると、画像形成装
置1の転写紙の先端が画像形成装置1に設けられた図示
しないレジストセンサに到達するように搬送して停止さ
せる。そして、コントローラ102からコントローラ101に
再給紙スタート信号が入力されると、両コントローラ10
1、102によっり転写紙および原稿のタイミングを合わせ
るようにして駆動モータ103および画像形成装置1の転
写紙搬送モータが駆動されて転写紙および原稿の搬送が
行なわれる。
【0025】このため、第1搬送コロ23および従動コロ
24は分離された原稿を挟持して反転ガイド28を通してス
リットガラス2に搬送した後、反転排紙ガイド29によっ
て排紙経路30にすくい上げるようにして搬送し、露光ラ
ンプ4、第1ミラー5等で原稿の読取りが行なれわる。
また、スリットガラス2上には反射ガイド板31が設けら
れており、この反射ガイド板31は読取時の白基準および
露光ランプ4からの光の反射部を構成している。
【0026】なお、第1搬送コロ23による原稿の速度は
駆動コロ15による原稿の分離・搬送速度よりも速くなる
ように、第1搬送コロ23と駆動モータ103の間に介装さ
れた歯車のギヤ比が駆動コロ15と駆動モータ103の間に
介装された歯車のギヤ比と異なるように設定されてい
る。このため、スリットガラス2を通過する先行する原
稿と分離される後続される原稿の紙間が広がるようにな
っている。
【0027】そして、排紙経路30に搬送された原稿は駆
動モータ103によって駆動される第2搬送コロ32および
従動コロ33に挟持されて搬送された後、駆動モータ103
によって駆動される排紙コロ34および従動コロ35に挟持
されて排紙経路30から外部に排紙され、除電ブラシ36に
よって除電された後、外装カバー37上に排紙される。こ
の原稿の排紙後、後続する原稿はギャップクラッチおよ
び分離ベルト11と第1搬送コロ12の上述したように設定
されたギヤ比による搬送速度差によって所定の間隔を開
けて搬送され、レジストセンサ104によって後続する原
稿の先端が検知されると、上述したように基準位置で一
旦停止され、本体メインコントローラ102からADFメ
インコントローラ101にスタート信号が入力するまで基
準位置で待機される。
【0028】一方、コンタクトガラス3上を覆う反射板
7は加圧板38の下面に設けられており、この加圧板38は
コンタクトガラス3上に載置された原稿をこのガラス3
に加圧するようになっている。この加圧板38は支点39を
介してメインフレーム40に回動自在に取付けられてお
り、このメインフレーム40は従動コロ35の軸に端部が取
付けられ、ADF6本体に固定されている。
【0029】また、メインフレーム40はコンタクトガラ
ス3を覆う面積を有しており、上面に外装カバー37が取
付けられ、外装カバー37と共に原稿排紙台を構成してい
る。また、加圧板38はリンク41を介して補助フレーム42
に連結されており、この補助フレーム42はメインフレー
ム40の外周部を挟持するように断面略コの字状に形成さ
れ、支点43を介してメインフレーム40に回動自在に連結
されている。
【0030】また、メインフレーム40にはマグネット44
が設けられており、このマグネット44は補助フレーム42
を吸引している。なお、補助フレーム42は全体的に金属
で構成しても良く、また、全体的にプラスチック等の弾
性部材で形成してマグネット44に吸引される部分のみを
金属で形成しても良い。また、補助フレーム42の先端部
(図1中、左端部)には排紙経路30の一部を構成するガ
イド板42aが形成されており、ガイド板42aには従動コ
ロ33が回転自在に設けられている。
【0031】さらに、このガイド板42aにはスタンプユ
ニット45が設けられており、このスタンプユニット45は
ソレノイド105によってスタンプをガイド板42aに対し
て出没させることでスリットガラス2を通過した原稿の
搬送方向下流側の所定位置に済みスタンプを押印するよ
うになっている。この際、ADFメインコントローラ10
1はレジストセンサ104によって原稿の後端が検知された
とき、レジストセンサ104からスタンプユニット45まで
の駆動モータ103の回転パルスを駆動モータ103が1回転
するのを検知する図示しないエンコーダからの出力信号
に基づいてカウントし、原稿の後端がスタンプユニット
45に位置するまでの距離だけパルスをカウントしたと
き、駆動モータ103の駆動を停止して原稿を一旦停止
し、スタンプユニット45によって原稿にスタンプを押印
する。
【0032】なお、このスタンプを押印することによっ
て読取り終了の確認や原稿の重送不良の確認、またはフ
ァクシミリ装置にあっては、ファクシミリ送信の確認を
行なうことができる。また、ガイド板42a近傍の補助フ
レーム45部分には取っ手46が設けられており、この取っ
手46はユーザによって把持可能である。また、メインフ
レーム40にはストッパー47が設けられており、このスト
ッパー47は補助フレーム42の基端部(図1中、右端部)
に当接し、補助フレーム42が支点43を中心に反時計方向
に所定量以上回動するのを禁止するようになっている。
なお、図1中、48は分離ベルト11に摺接する従動コロで
ある。
【0033】一方、ADFメインコントローラ101はレ
ジストセンサ104によって原稿の後端が検知されたとき
に駆動モータ104の回転パルスをカウントすることによ
り、原稿の後端がスリットガラス2上の読取位置を通過
したか否かを判別するようになっており、レジストセン
サ104と共に通過検知手段を構成している。ADFメイ
ンコントローラ101はレジストセンサ104によって後続す
る原稿の先端が検知されたとき、先にレジストセンサ10
4によってカウントされた駆動モータ103の回転パルス数
が先行する原稿が読取位置を通過していないものと判断
したとき、先行する原稿の後端が読取位置を通過するま
でジャム検知を行なわないようにするとともに、駆動モ
ータ104を駆動して第2搬送コロ32および排紙コロ34に
よって原稿の後端が読取位置から通過するように制御す
るよう制御手段を構成している。
【0034】また、ADFメインコントローラ101は駆
動モータ103のパルス数に基づいて先行する原稿の後端
が読取位置を通過したとき、レジストセンサ104から検
知信号に基づいて基準位置からの後続する原稿の先端の
突き出し量(送り出し量)を計数するようになってお
り、後続する原稿の突き出し量が所定値以下の場合に
は、後続する原稿のジャム検知を行なわないとともに、
基準位置に停止された原稿の搬送開始タイミングを突き
出し量分だけ遅延せさて(すなわち、再給紙スタート信
号を遅延させて)駆動モータ103を再駆動することによ
り、第1搬送コロ23の再駆動を行なうようになってい
る。
【0035】なお、本実施例では、呼出しコロ10、分離
ベルト11、分離阻止コロ12、駆動コロ15、従動コロ16、
第1搬送コロ23および従動コロ24が分離搬送手段51を構
成し、第2搬送コロ32、従動コロ33、排紙コロ34および
従動コロ35が排紙手段を構成している。次に、図4〜6
基づいて作用を説明する。
【0036】図4〜6はADFメインコントローラ101
に設けられたROMに格納され、コントローラ101のC
PUによって実行されるプログラムである。まず、原稿
が搬送中であるか否かを判別し(ステップS1)、搬送
中でないものと判断した場合には、駆動モータ104の回
転パルスのカウント値をクリアする(ステップS2)。
【0037】ステップS1で搬送中である場合には、以
下の動作がなされたものと判断される。すなわち、原稿
載置台9に原稿面が上面になるように原稿束Pを載置し
てスタートスイッチ押下すると、加圧板14が呼出しコロ
10に原稿束Pを押圧することにより、呼出しコロ10によ
って原稿束が分離ベルト11に向かって搬送される。この
原稿束Pは分離ベルト11および分離阻止コロ12によって
最上位に位置する原稿が分離された後、第1搬送コロ23
および従動コロ24によって反転経路25に沿ってスリット
ガラス2上に向かって搬送される。なお、駆動モータ10
3が開始された時点から駆動モータ103の回転パルスがカ
ウントされる。
【0038】次いで、原稿が読取中であるか否かを判別
し(ステップS3)、読取中でない場合には、図5に示
すフローを実行する。まず、原稿の先端がレジストセン
サ104によって検知されたか否かを判別し(ステップS2
1)、レジストセンサ104がONした場合には駆動モータ
103の駆動を停止するとともに、駆動モータ103のパルス
カウント値をクリアする(ステップS22)。このため、
原稿は基準位置に停止して再給紙スタート信号が入力す
るまで基準位置に待機される。
【0039】また、ステップS21でレジストセンサがO
Nしない場合には、駆動モータ103のパルスカウント値
が所定パルス(100パルス)以上になったか否かを判断
し、所定パルス以上になってもレジストセンサ104がO
Nしない場合には、レジストセンサ104に原稿が未到達
であるものとして駆動モータ103の駆動を停止して図示
しない操作部によりジャム表示を行なう(ステップS2
4)。
【0040】一方、ステップS3で原稿の読取中である
ものと判断した場合には、原稿がスリットガラス2を通
過中であると判断してレジストセンサ104がOFFした
か否かを判別し(ステップS4)、レジストセンサ104が
OFFしていない場合には、駆動モータ103のパルスカ
ウント値が原稿の長さの1.5倍以上である否かを判別
する(ステップS5)。
【0041】パルスカウント値が原稿の長さの1.5倍
以上であると判断した場合には、反転経路25に原稿が滞
留するジャムであると判断して駆動モータ103の駆動を
停止して図示しない操作部によりジャム表示を行なう。
また、ステップS4でレジストセンサ104がOFFした場
合には、レジストセンサ104の位置からカウントされた
駆動モータ103のパルスカウント値に基づいて原稿の後
端が読取位置を通過したか否かを判別し(ステップS
7)、通過した場合には再度レジストセンサ104がONし
たか否かを判別する(ステップS8)。
【0042】ここで、レジストセンサ104がONしてい
る場合には、後続する原稿がギャップクラッチおよび分
離ベルト11と第1搬送コロ12の搬送速度差によって先行
する原稿と所定間隔開けて搬送される際に連れ送り気味
に搬送されるものと判断される。逆に言えば、本実施例
では、後続する原稿がレジストセンサ104によって検知
されたとき、先行する原稿の後端が読取位置を通過中で
あっても駆動モータ103を駆動して原稿の搬送を継続し
て読取位置を通過させてしまうのである。
【0043】次いで、先行する原稿が読取位置を通過し
たとき、レジストセンサ104で後続する原稿の先端が検
知された時点からの駆動モータ103のパルス数をカウン
トすることにより、後続する原稿の基準位置からの飛び
出し量を計数し、10mm以上送り出された場合には、連れ
送りジャムであると判断して駆動モータ103の駆動を停
止して図示しない操作部によりジャム表示を行なう。
【0044】また、10mm以内である場合には、再給紙時
の遅延時間を飛び出し量に応じた量だけ設定してジャム
検知を行なわずに(ステップS11)、図6のフローを実
行する。すなわち、後続する原稿が連れ送り気味に搬送
されて基準位置から所定量だけ越えた場合に、その越え
た量が読取位置までのコピー倍率に応じた搬送速度まで
立ち上がるのに十分な距離(10mm以内)であるときに、
後続する原稿の搬送開始タイミングを基準位置からの飛
び出し量分だけ遅延し、基準位置に停止したものと同様
の搬送開始タイミングで原稿を読取位置に搬送してコピ
ー倍率に応じた搬送速度で搬送を行なう。
【0045】具体的には、原稿の縮小コピーする場合に
は、原稿の搬送速度を速くして原稿を露光ランプ4、第
1ミラー5等で読取り、原稿の拡大コピーする場合に
は、原稿の搬送速度を遅くして原稿を露光ランプ4、第
1ミラー5等で読取る。このため、原稿を縮小するとき
に原稿の先端が基準位置から読取位置側に10mm以上飛び
出してしまうと、原稿の先端から読取位置までの距離が
短くなってコピー倍率に応じた搬送速度まで立ち上がら
なくなってしまう。
【0046】そこで、基準位置からの原稿の先端の飛び
出し量が読取位置までのコピー倍率に応じた搬送速度ま
で立ち上がるのに十分な距離(10mm以内)であるとき
に、後続する原稿の搬送開始タイミングを基準位置から
の飛び出し量分だけ遅延することにより、見かけ上基準
位置に停止したものと同様の搬送開始タイミングで後続
する原稿を読取位置に搬送してコピー倍率に応じた搬送
速度で搬送を行なうようにする。
【0047】このフローを図6で説明する。図6におい
て、ステップS31で原稿の遅延が設定されているか否か
を判別し、設定されていない場合には、本体メインコン
トローラ102からの再給紙スタート信号に基づいて駆動
モータ103を駆動して原稿の給紙を再開し(ステップS3
3)、設定されている場合には、遅延タイマーの計数時
間が設定遅延時間よりも大きくなったか否かを判別し
(ステップS32)、大きくなった場合には、駆動モータ
103を駆動して原稿の給紙を再開する(ステップS3
3)。
【0048】なお、この遅延時間の設定値はレジストセ
ンサ104から読取位置までの距離によって適宜最適な値
に設定されることは言うまでもない。このように本実施
例では、後続する原稿の先端が基準位置にあることを検
知したとき、先行する原稿が読取位置を通過中である場
合に、先行する原稿の後端が読取位置を通過するまでジ
ャム検知を行なわずに駆動モータ103を駆動して第2搬
送コロ32、排紙コロ34等によって原稿を搬送するように
したため、原稿が連れ送り気味に搬送され、先行する原
稿と後続する原稿の間の距離が短い場合には、先行する
原稿の読取りを確実に行なうことができ、先行する原稿
のミスコピーが発生するのを防止することができる。
【0049】また、先行する原稿が読取位置を通過した
とき、レジストセンサ104から検知信号に基づいて基準
位置からの後続する原稿の先端の飛び出し量を計数し、
後続する原稿の飛び出し量が10mm以下の場合には、後続
する原稿のジャム検知を行なわないとともに、基準位置
に停止された原稿の搬送開始タイミングを飛び出し量分
だけ遅延せさて第1搬送コロ23等を再駆動しているた
め、後続する原稿が連れ送り気味に搬送されて基準位置
から飛び出した場合に、見かけ上停止位置に停止したも
のと同様の搬送開始タイミングで原稿を読取位置に搬送
してコピー倍率に応じた搬送速度で搬送を行なうことが
でき、ジャム検知による搬送の中断を発生させずに円滑
な搬送制御を行なうことができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿が連
れ送り気味に搬送され、先行する原稿と後続する原稿の
間の距離が短く、後続する原稿が所定位置に停止したと
きに、先行する原稿が読取位置を通過していない場合に
は、先行する原稿の後端が読取位置を通過するまでジャ
ム検知を行なわないので、先行する原稿の読取りを確実
に行なうことができ、先行する原稿のミスコピーが発生
するのを防止することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、後続する原
稿が連れ送り気味に搬送されて所定位置に対する停止位
置を越えた場合に、その越えた量が読取位置までのコピ
ー倍率に応じた搬送速度まで立ち上がるのに十分な距離
であるときに、該原稿の搬送開始タイミングが所定位置
からの飛び出し量分だけ遅延して、停止位置に停止した
ものと同様の搬送開始タイミングで原稿を読取位置に搬
送してコピー倍率に応じた搬送速度で搬送を行なってい
るので、ジャム検知による搬送の中断を発生させずに円
滑な搬送制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置の一実施例の概
略構成図である。
【図2】一実施例の自動原稿搬送装置を画像形成装置か
ら開放した状態を示す図である。
【図3】一実施例の駆動系のブロック図である。
【図4】一実施例の搬送制御を示すフローチャートであ
る。
【図5】図4のフローチャートのステップS3の判断結
果がNOの場合の搬送制御を示す図である。
【図6】一実施例の再給紙時の搬送制御を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 スリットガラス(読取位置) 4 露光ランプ(画像読取手段) 5 第1ミラー(画像読取手段) 6 ADF(自動原稿搬送装置) 9 原稿載置台 51 分離搬送手段 52 排紙手段 101 ADFメインコントローラ(制御手段、通過検
知手段) 103 駆動モータ 104 レジストセンサ(先端検知手段、通過検知手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/00 108 H04N 1/00 108M (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/06 B65H 7/06 G03B 27/60 G03G 15/00 107 G03G 21/00 500 H04N 1/00 108

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取位置で停止した読取手段を有する画像
    形成装置に搭載され、原稿を読取位置に連続的に搬送し
    ながら読取位置で前記読取手段で原稿を読取らせるよう
    にした自動原稿搬送装置であって、 原稿載置台に載置された原稿束を分離して読取位置に搬
    送する分離搬送手段と、読取りが終了した原稿を排紙す
    る排紙手段と、前記分離搬送手段および排紙手段を駆動
    する単一の駆動モータと、を備え、先行する原稿が読取
    りを終了するときにこの原稿に後続する原稿を読取位置
    の原稿搬送方向上流側の所定位置に待機させるように分
    離搬送手段および排紙手段を駆動するようにした自動原
    稿搬送装置において、 原稿の先端が前記所定位置にあることを検知する先端検
    知手段と、 原稿が読取位置にあることを検知する通過検知手段と、 前記先端検知手段および通過検知手段からの検知信号に
    基づき、後続する原稿の先端が所定位置にあることを検
    知したとき、先行する原稿が読取位置を通過中である場
    合に、先行する原稿の後端が読取位置を通過するまでジ
    ャム検知を行なわずに前記分離搬送手段および排紙手段
    を駆動する制御手段を設けたことを特徴とする自動原稿
    搬送装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、先行する原稿が読取位置
    を通過したとき、先端検知手段から検知信号に基づいて
    所定位置からの後続する原稿の先端の飛び出し量を計数
    するように構成され、後続する原稿の飛び出し量が所定
    値以下の場合には、後続する原稿のジャム検知を行なわ
    ないとともに、所定位置に停止された原稿の搬送開始タ
    イミングを飛び出し量分だけ遅延せさて前記分離搬送手
    段を再駆動することを特徴とする請求項1記載の自動原
    稿搬送装置。
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