JPH09106116A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents
自動原稿搬送装置Info
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- JPH09106116A JPH09106116A JP26377695A JP26377695A JPH09106116A JP H09106116 A JPH09106116 A JP H09106116A JP 26377695 A JP26377695 A JP 26377695A JP 26377695 A JP26377695 A JP 26377695A JP H09106116 A JPH09106116 A JP H09106116A
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- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
とともに構造を簡素なものにして、小型および軽量化を
図ることができる低コストな自動原稿搬送装置を提供す
るものである。 【解決手段】 両面原稿の搬送時にスイッチバック通路
22から原稿をスイッチバックした後、反転経路23、第1
搬送路13を介してスリットガラス2にループ状に返送す
る。また、駆動コロ18に摺接する第1、2従動コロ19、
24によって原稿を第2搬送路17からスイッチバック通路
22に搬送するとともに、スイッチバック通路22から反転
経路23に搬送している。さらに、原稿をスイッチバック
通路22内の原稿を駆動コロ18と第2従動コロ24のニップ
部に当接させた後、駆動コロ18を再駆動して原稿を反転
経路23に沿って搬送している。
Description
着された自動原稿搬送装置に関し、詳しくは、複数の原
稿束から原稿を1枚ずつ分離して読取位置で停止した画
像読取手段に搬送するようにした自動原稿搬送装置に関
する。
ては、複数枚の原稿からなる原稿束を原稿載置台に載置
して複写を指示すると、原稿を1枚ずつ分離して読取位
置に搬送し、読取位置で停止した画像読取手段によって
原稿の読取りが終了すると、原稿を所定の排紙位置に排
紙するようにした自動原稿搬送装置を備えたものがあ
り、このような自動原稿搬送装置としては、例えば、実
開平3ー85377号公報に記載されたようなものが知
られている。
置する原稿載置台と、該原稿載置台に載置された原稿を
分離して給紙する分離給紙手段と、該分離給紙手段の原
稿搬送方向下流に沿って配置された2つのスリットガラ
スと、該2つのスリットガラス上にそれぞれ設けられた
第1および第2の搬送ドラムと、該搬送ドラムの間に設
けられ、原稿をスイッチバックして第2の搬送ドラムに
搬送するスイッチバック手段と、第2の搬送ドラムの原
稿の搬送方向下流に設けられた原稿排紙台と、を備えて
いる。
にあっては、片面原稿の搬送時には、分離給紙手段によ
って分離された原稿を第1搬送ドラムを通して第2搬送
ドラムに搬送し、第2搬送ドラム下方のスリットガラス
を通して画像読取手段によって読取った後、原稿排紙台
に排紙し、両面原稿の搬送時には、分離給紙手段によっ
て分離された原稿の表面を第1搬送ドラム下方のスリッ
トガラスを通して画像読取手段によって読取った後、ス
イッチバック手段によってスイッチバックして原稿面を
反転し、次いで、第2搬送ドラム下方のスリットガラス
を通して読取手段手段によって原稿の裏面を読取った
後、原稿排紙台に排紙するようになっている。
うな従来の自動原稿搬送装置にあっては、2つのスリッ
トガラスおよび搬送ドラムと、このスリットガラスの間
に設けられたスイッチバック手段と、を有し、両面原稿
の搬送時に、第1の搬送ドラム下方のスリットガラスを
通して原稿の表面を読取った後、スイッチバック手段で
反転し、次いで、第2の搬送ドラム下方のスリットガラ
スを通して原稿の裏面を読取るようになっていたため、
原稿の搬送路が非常に長い上に構造が複雑なものとなっ
てしまった。このため、自動原稿搬送装置が大型化・高
重量化して製造コストが増大してしまうという問題があ
った。
搬送経路を短かくするとともに構造を簡素なものにし
て、小型および軽量化を図ることができる低コストな自
動原稿搬送装置を提供することを目的としている。請求
項2記載の発明は、原稿載置台をより一層短くして、よ
り一層軽量・小型化を図ることができる自動原稿搬送装
置を提供することを目的としている。
面原稿の搬送時、原稿が駆動部材に到達する直前で原稿
上の静電気を除去するようにして、搬送性能および原稿
排紙台上でのスタック性能を向上させることができる自
動原稿搬送装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、読取位置で停止して原稿を
読取可能な画像読取手段を有する画像形成装置の上部に
装着された自動原稿搬送装置であって、前記読取位置に
原稿を搬送しながら前記画像読取手段によって原稿を読
取らせるようにした自動原稿搬送装置において、複数の
原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台と、該原稿
載置台から原稿を1枚ずつ分離し、分離後の原稿を反転
させて搬送する第1搬送路を通して前記読取位置に搬送
する分離・搬送手段と、読取位置で読取が終了した原稿
を第2搬送路に沿って搬送する搬送手段と、第2搬送路
を搬送される原稿を挟持して原稿排紙台上に排紙する駆
動部材およびこれに摺接する第1従動部材と、前記第2
搬送路の原稿の搬送方向下流で、かつ原稿載置台の下方
に設けられたスイッチバック通路と、第2搬送路の上方
に設けられるとともに、スイッチバック通路と第1搬送
路の所定箇所を連通する反転経路と、前記駆動部材およ
び第1従動部材の原稿の搬送方向下流側に配設され、第
2搬送路と原稿排紙台を連通する第1切換位置、第2搬
送路とスイッチバック通路を連通する第2切換位置、お
よびスイッチバック通路と反転経路を連通する第3切換
位置に切換可能な切換手段と、前記スイッチバック通路
と反転経路の連通位置に設けられ、スイッチバック通路
から搬送される原稿を挟持して反転経路に搬送するよう
前記駆動部材に摺接する第2従動部材と、前記スイッチ
バック通路内に設けられ、原稿を挟持して正逆回転可能
な一対のスイッチバック部材と、前記駆動部材、切換手
段およびスイッチバック部材を駆動制御する制御手段
と、を備え、前記制御手段は、両面原稿の搬送時に、切
換手段を第2切換位置に切換えて表面の露光が終了した
原稿をスイッチバック通路に搬送し、次いで、該原稿の
後端部がスイッチバック部材によって挟持されたとき
に、駆動部材の駆動を停止して切換手段を第3切換位置
に切換えるとともに、スイッチバック部材を逆転駆動し
てスイッチバック通路内の原稿を駆動部材と第2従動部
材のニップ部に当接させた後、駆動部材を再駆動して原
稿を反転経路に沿って搬送させることを特徴としてい
る。
りが終了した原稿の裏面の読取りを行なう際に、原稿載
置台の下方に配設されたスイッチバック通路から逆転駆
動されるスイッチバック部材によって原稿がスイッチバ
ックされた後、駆動部材および第2従動部材に挟持され
て反転経路、第1搬送路を介して読取位置にループ状に
返送される。このため、原稿の搬送経路が短くなる。
材によって原稿が第2搬送路からスイッチバック通路に
搬送されるとともに、スイッチバック通路から反転経路
に搬送されるので、駆動部材の駆動方向を一方向にする
ことで、原稿の搬送経路が容易に可変され、原稿の搬送
を簡素、かつ安価に行なうことができる。以上の結果、
自動原稿搬送装置の構造を簡素なものにして自動原稿搬
送装置の小型・軽量化を図ることができ、製造コストを
低減することができる。
原稿を搬送する際に、スイッチバック部材を逆転駆動し
てスイッチバック通路内の原稿を駆動部材と第2従動部
材のニップ部に当接させた後、駆動部材を再駆動して原
稿を反転経路に沿って搬送させるようにしているため、
原稿が駆動部材と第2従動部材のニップ部に当接したと
きに原稿のスキューを矯正することができ、搬送性を向
上させることができる。
るために、請求項1記載の発明において、前記スイッチ
バック部材の原稿搬送方向下流側のスイッチバック通路
を形成するガイド板を原稿載置台の延在方向長さよりも
短くしたことを特徴としている。その場合、原稿載置台
に載置された原稿の後端部がこの載置台よりも外方に突
出して垂れ下がった場合であっても、スイッチバック通
路に搬送される原稿が原稿載置台から外方に突出した原
稿の後端部に衝突せずにスイッチバック通路にスムーズ
に搬送される。したがって、原稿載置台の長さをより一
層短くして、自動原稿搬送装置のより一層の小型・軽量
化を図ることができ、製造コストをより一層低減するこ
とができる。
るために、請求項1または2記載の発明において、前記
駆動部材近傍の第2搬送路上には除電部材が設けられて
いることを特徴としている。その場合、片面原稿および
両面原稿の搬送時、原稿が駆動部材に到達する直前で原
稿上の静電気を除去することができ、原稿の搬送性能お
よび原稿排紙台上でのスタック性能を向上させることが
できる。
づいて説明する。図1〜7は請求項1〜3何れかに記載
の発明に係る自動原稿搬送装置の一実施例を示す図であ
り、自動原稿搬送装置を複写機等の画像形成装置に装着
した例を示している。
て、1は画像形成装置としての複写機であり、この複写
機1の上面にはスリットガラス(読取位置)2とコンタ
クトガラス3が設けられている。このスリットガラス2
とコンタクトガラス3の下方には画像読取手段としての
露光ランプ4と第1ミラー5等が設けられており、この
ランプ4と第1ミラー5はコンタクトガラス3に載置さ
れた原稿を読取る際には、コンタクトガラス3の下方で
図1中、左右方向に移動し、スリットガラス2上で原稿
を読取る際には、スリットガラス2の下方で停止し、露
光ランプ4によって原稿面を露光した後、この反射光を
公知のように第1ミラー5および図示しないレンズを介
してCCDに結像するようになっている。
置(以下、単にADFという)6が装着されており、こ
のADF6の下面にはコンタクトガラス3に載置された
原稿をコンタクトガラス3に押圧するとともに原稿の読
取時の白基準となる反射板7が設けられている。また、
ADF6の上部には原稿載置台8が設けられており、こ
の載置台8には複数の原稿からなる原稿束Pが載置され
るようになっている。この原稿載置台8に載置された原
稿束Pはこの原稿束Pに当接・離隔可能な呼出しコロ9
によって給紙された後、分離コロ対10によって分離され
るようになっている。この分離コロ対10は共に時計方向
に回転するようになっており、原稿束Pから最上位に位
置する原稿を分離するようになっている。
および搬送コロ対12によって第1搬送路13に沿って搬送
されるようになっており、この第1搬送路13は原稿を反
転してスリットガラス2に搬送する搬送路を構成してい
る。搬送コロ対12は駆動コロ12aと従動コロ12bから構
成されており、従動コロ12bはレバー12cに支持されて
いる。このレバー12cはスプリング12dによって支点12
eを中心に駆動コロ12a側に付勢されており、従動コロ
12bは駆動コロ12aに加圧されている。
離コロ対10、プルアウトコロ対11および搬送コロ対12が
分離・搬送手段を構成しており、給紙モータ51によって
駆動される。また、分離コロ対10の下方側のコロ10aは
給紙クラッチ55に連結されており、この給紙クラッチ55
はコントローラ(制御手段)50からの信号に基づいて駆
動され、先行する原稿が分離されたときに、コロ10aに
給紙モータ51の駆動力を伝達させずに分離原稿に対して
空回りするようになっている。
サー14が設けられており、このセンサー14は原稿載置台
8上の原稿の有無を検知してコントローラ50に信号を出
力するようになっている。また、分離コロ対10とプルア
ウトコロ対11の間には原稿分離センサー15が設けられて
おり、このセンサ15は原稿が分離されたことを検知して
コントローラ50に信号を出力するようになっている。そ
して、コントローラ50はこの信号が入力すると上述した
ように給紙クラッチ55を制御してコロ10aに給紙モータ
51の駆動力を伝達しないようにしている。
流には搬送手段としての搬送コロ対16が設けられてお
り、この搬送コロ対16は給紙モータ51によって駆動さ
れ、スリットガラス2で読取りが終了した原稿を第2搬
送路17に沿って搬送するようになっている。また、この
第2搬送路17の原稿搬送方向下流には駆動コロ(駆動部
材)18および第1従動コロ(第1従動部材)19が設けら
れており、この駆動コロ18および第1従動コロ19は原稿
を挟持して原稿排紙台20上に排紙するようになってい
る。また、駆動コロ18は排紙モータ53によって1方向に
駆動される。
原稿の搬送方向下流には切換爪(切換手段)21が設けら
れており、この切換爪21は第2搬送路17と原稿排紙台20
を連通する第1切換位置(実線で示す)、第2搬送路17
と原稿載置台8下方に設けられたスイッチバック通路22
を連通する第2切換位置(一点鎖線で示す)、およびス
イッチバック通路22と反転経路23を連通する第3切換位
置(実線で示す)に切換可能になっている。また、この
切換爪21は切換ソレノイド54によって切換えられるよう
になっており、この切換ソレノイド54は通常吸引動作に
よって切換爪21を一点鎖線で示す位置に位置させ、コン
トローラ50から信号が入力すると、切換爪21を実線で示
す位置に切換えるようになっている。
設けられるとともに、スイッチバック通路22と第1搬送
路13の所定箇所を連通しており、スイッチバック通路22
と第1搬送路13を連通している。また、スイッチバック
通路22と反転経路23の連通位置には駆動コロ18と摺接す
る第2従動コロ24が設けられおり、この第2従動コロ24
はスイッチバック通路22から搬送される原稿を挟持して
反転経路23に搬送するようになっている。
チバックコロ対(スイッチバック部材)25が設けられて
おり、このスイッチバックコロ対25はスイッチバックモ
ータ56によって正逆回転されるようになっている。ま
た、スイッチバック通路22はガイド板26と原稿載置台8
の下方側のADF本体フレームと共に形成されており、
スイッチバックコロ対25の原稿搬送方向下流側のスイッ
チバック通路22を形成するガイド板26は原稿載置台8の
延在方向長さよりも短く形成され、原稿載置台8はガイ
ド板26の先端部よりも距離Lだけ外方に突出している。
Lは100〜150mm程度に設定されている。すなわち、ガイ
ド板26の先端部は原稿載置台8のフレームよりも100〜1
50mm程度内方に位置している。また、駆動コロ18近傍の
第2搬送路17上には除電部材としての除電ブラシ27が設
けられており、この除電ブラシ27は原稿上の静電気を除
去するようになっている。
28が設けられており、このセンサー28は原稿の前後端部
を検知してコントローラ50に信号を出力するようになっ
ている。また、駆動コロ18の原稿の搬送方向上流側には
排紙センサー29が設けられており、この排紙センサー29
は原稿の前後端部を検知してコントローラ50に信号を出
力するようになっている。
よび原稿分離センサー15に基づいて給紙モータ51および
給紙クラッチ55を駆動するとともに、レジストセンサー
28および排紙センサー29から検知信号に基づいて後述す
るように給紙モータ51、排紙モータ53、切換ソレノイド
54およびスイッチバックモータ56を制御するようになっ
ている。なお、図1中、30はスリットとガラス2を通過
した原稿をすくい上げて第2搬送路17に搬送するスケー
ル、31は読取りが終了したことを示す「済」印を原稿に
印刷するスタンプ、32はスイッチバック原稿の前後端を
検知してコントロールユニット50に信号を出力する反転
センサである。
すると、原稿セットセンサー14が原稿が載置されたこと
を検知してコントローラ50に信号を出力する。そして、
複写機1の操作パネルに設けられた複写スタートスイッ
チを押下すると、コントローラ50はセットセンサー14お
よび複写スタートスイッチの作動信号によって給紙モー
タ51によって分離・給紙手段を駆動させる。
した呼出しコロ9によって給紙された後、分離コロ対10
によって分離され、次いで、プルアウトコロ対11および
搬送コロ対12によって第1搬送路13に沿って搬送され
る。このとき、原稿P1の前端部が分離センサー15に検
知されると、給紙クラッチ55によってコロ10aが空回り
して後続する原稿が分離されることが防止される。
サ28によって検知されると、給紙モータ51の駆動を一旦
停止する。そして、複写機1から同期タイミング信号が
入力すると、コントローラ50はこの信号に基づいて給紙
モータ51を再駆動して搬送コロ対12によって原稿P1を
搬送する。このとき、複写機1により露光ランプ4が駆
動されるので、原稿P1の表面が読取られる。
動するとともに、切換ソレノイド54を励磁して切換爪21
を実線で示す位置に切換える。このため、露光が終了し
た原稿P1は搬送コロ対16によって第2搬送路17に沿っ
て搬送されるとともに、除電ブラシ27によって除電され
た後、駆動ローラ18および第1従動ローラ19によって挟
持され、原稿排紙台20上に排紙される。両面原稿の搬送動作について 両面原稿の搬送時には、コントローラ50は切換ソレノイ
ド54を励磁せず、露光が終了した原稿P1は駆動ローラ1
8および第1従動ローラ19によって挟持されて一点鎖線
位置にある切換爪21に案内されてスイッチバック通路22
に搬送される。このスイッチバック通路22に搬送された
原稿P1はスイッチバックモータ56によって正転駆動さ
れるスイッチバックコロ対25によって挟持されて搬送さ
れる。
よって検知されると、コントローラ50は排紙モータ53の
回転数をカウントして、排紙モータ53のカウント値が排
紙センサー29の設置位置から距離L1に相当する位置だ
けカウントされたときに、排紙モータ53およびスイッチ
バックモータ56の駆動を停止して原稿P1を停止させる
(図3参照)。
端部が反転センサー32によって検知されたときに、コン
トローラ50は排紙モータ53およびスイッチバックモータ
56の駆動を停止して、原稿P1を駆動ローラ18から距離
L2離隔する位置に停止させるようにしても良い。この
とき、原稿P1の後端部がスイッチバックコロ対25によ
って挟持され、原稿P1の先端部がガイド板26から外方
にL4だけ突出してしまうが、ガイド板26の先端部は原
稿載置台8のフレームよりも100〜150mm程度内方に位置
しているため、スイッチバック通路22に搬送される原稿
P1は原稿載置台8の外方に突出し、原稿載置台8から
図3中、Yだけ垂れ下がった原稿の後端部に衝突せず
に、スイッチバック通路22にスムーズに搬送される。
モータ56を逆転駆動するとともに、切換ソレノイド54に
信号を出力して、切換爪21を図1、4中、実線で示す位
置に切換え、スイッチバックコロ対25によって原稿P1
をスイッチバック通路22から反転経路23にスイッチバッ
クする。このとき、コントローラ50は給紙モータ51を駆
動しないので、原稿P1は駆動コロ18と第2従動コロ24
のニップ部に原稿P1が当接する。さらに、このニップ
部からL3だけオーバーランした位置でスイッチバック
モータ56を停止する。このようにすれば、原稿P1のス
イッチバック開始時に図7(a)に示すように、原稿P
1が距離L2に対してΔL0だけスキューが発生した場合
でも、図7(b)に示すように距離L3だけオーバーラ
ンさせることでスキューが矯正される。なお、このL3
は10mm程度に設定される。また、この距離L3だけオー
バーランさせなくとも、駆動コロ18と第2従動コロ24の
ニップ部に原稿P1を当接させるだけでもスキューの矯
正は充分に可能である。
1を給紙コロ18および第2従動コロ19によって挟持しな
がら反転経路23を介して第1搬送路13に搬送した後、搬
送コロ対12によって原稿P1をスリットガラス2に向か
って搬送する。次いで、図5に示すように原稿P1の前
端部がレジストセンサ22によって検知されると、給紙モ
ータ51の駆動を一旦停止する。そして、複写機1から同
期タイミング信号が入力すると、コントローラ50はこの
信号に基づいて給紙モータ51を再駆動して搬送コロ対12
によって原稿を搬送する。このとき、複写機1により露
光ランプ4が駆動されるので、原稿P1の表面が読取ら
れる。
54を励磁して図6に示すように切換爪21を図1の実線で
示す位置に切換える。このため、露光が終了した原稿P
1は搬送コロ対16によって第2搬送路17に沿って搬送さ
れるとともに、除電ブラシ27によって除電された後、駆
動ローラ18および第1従動ローラ19によって挟持され、
原稿排紙台20上に排紙される。
時、表面の読取りが終了した原稿の裏面の読取りを行な
う際に、原稿載置台8の下方に配設されたスイッチバッ
ク通路22から逆転駆動されるスイッチバックコロ対25に
よって原稿をスイッチバックした後、駆動コロ18および
第2従動コロ19によって挟持して反転経路23、第1搬送
路13を介してスリットガラス2にループ状に返送してい
るため、原稿の搬送経路を短くすることができる。
コロ19、24によって原稿を第2搬送路17からスイッチバ
ック通路22に搬送するとともに、スイッチバック通路22
から反転経路23に搬送しているので、駆動コロ18の駆動
方向を一方向にすることで、原稿の搬送経路を容易に可
変することができ、原稿の搬送を簡素、かつ安価に行な
うことができる。
にして小型・軽量化を図ることができ、製造コストを低
減することができる。また、スイッチバック通路22から
反転経路23に原稿を搬送する際に、スイッチバックコロ
対25を逆転駆動してスイッチバック通路22内の原稿を駆
動コロ18と第2従動コロ24のニップ部に当接させた後、
駆動コロ18を再駆動して原稿を反転経路23に沿って搬送
しているため、原稿が駆動コロ18と第2従動コロ24のニ
ップ部に当接したときに、原稿のスキューを矯正するこ
とができ、搬送性を向上させることができる。
方向下流側のスイッチバック通路22を形成するガイド板
26を原稿載置台8の延在方向長さよりも短くしたため、
原稿載置台8に載置された原稿の後端部がこの載置台8
よりも外方に突出して垂れ下がった場合であっても、ス
イッチバック通路22に搬送される原稿が原稿載置台8か
ら外方に突出した原稿の後端部に衝突するのを防止し
て、スイッチバック通路22にスムーズに搬送することが
できる。したがって、原稿載置台8の長さをより一層短
くして、ADF6のより一層の小型・軽量化を図ること
ができ、製造コストをより一層低減することができる。
に除電ブラシ27を設けたため、片面原稿および両面原稿
の搬送時、原稿が駆動コロ18に到達する直前で原稿上の
静電気を除去することができ、原稿の搬送性能および原
稿排紙台20上でのスタック性能を向上させることができ
る。
の搬送時、表面の読取りが終了した原稿の裏面の読取り
を行なう際に、原稿載置台の下方に配設されたスイッチ
バック通路から逆転駆動されるスイッチバック部材によ
って原稿をスイッチバックした後、駆動部材および第2
従動部材によって挟持して反転経路、第1搬送路を介し
て読取位置にループ状に返送しているため、原稿の搬送
経路を短くすることができる。
材によって原稿を第2搬送路からスイッチバック通路に
搬送するとともに、スイッチバック通路から反転経路に
搬送しているので、駆動部材の駆動方向を一方向にする
ことで、原稿の搬送経路を容易に可変することができ、
原稿の搬送を簡素、かつ安価に行なうことができる。以
上の結果、自動原稿搬送装置の構造を簡素なものにして
自動原稿搬送装置の小型・軽量化を図ることができ、製
造コストを低減することができる。
原稿を搬送する際に、スイッチバック部材を逆転駆動し
てスイッチバック通路内の原稿を駆動部材と第2従動部
材のニップ部に当接させた後、駆動部材を再駆動して原
稿を反転経路に沿って搬送させるようにしているため、
原稿が駆動部材と第2従動部材のニップ部に当接したと
きに、原稿のスキューを矯正することができ、搬送性を
向上させることができる。
に載置された原稿の後端部がこの載置台よりも外方に突
出して垂れ下がった場合であっても、スイッチバック通
路に搬送される原稿を原稿載置台から外方に突出した原
稿の後端部に衝突させずにスイッチバック通路にスムー
ズに搬送することができる。したがって、原稿載置台の
長さをより一層短くして、自動原稿搬送装置のより一層
の小型・軽量化を図ることができ、製造コストをより一
層低減することができる。
よび両面原稿の搬送時、原稿が駆動部材に到達する直前
で原稿上の静電気を除去することができ、原稿の搬送性
能および原稿排紙台上でのスタック性能を向上させるこ
とができる。
稿搬送装置の一実施例の概略構成図である。
キューが発生している状態を示す図、(b)は原稿を駆
動部材および第2駆動部材からオーバーランさせてスキ
ューを矯正する状態を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】読取位置で停止して原稿を読取可能な画像
読取手段を有する画像形成装置の上部に装着された自動
原稿搬送装置であって、前記読取位置に原稿を搬送しな
がら前記画像読取手段によって原稿を読取らせるように
した自動原稿搬送装置において、 複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台と、 該原稿載置台から原稿を1枚ずつ分離し、分離後の原稿
を反転させて搬送する第1搬送路を通して前記読取位置
に搬送する分離・搬送手段と、 読取位置で読取が終了した原稿を第2搬送路に沿って搬
送する搬送手段と、 第2搬送路を搬送される原稿を挟持して原稿排紙台上に
排紙する駆動部材およびこれに摺接する第1従動部材
と、 前記第2搬送路の原稿の搬送方向下流で、かつ原稿載置
台の下方に設けられたスイッチバック通路と、 第2搬送路の上方に設けられるとともに、スイッチバッ
ク通路と第1搬送路の所定箇所を連通する反転経路と、 前記駆動部材および第1従動部材の原稿の搬送方向下流
側に配設され、第2搬送路と原稿排紙台を連通する第1
切換位置、第2搬送路とスイッチバック通路を連通する
第2切換位置、およびスイッチバック通路と反転経路を
連通する第3切換位置に切換可能な切換手段と、 前記スイッチバック通路と反転経路の連通位置に設けら
れ、スイッチバック通路から搬送される原稿を挟持して
反転経路に搬送するよう前記駆動部材に摺接する第2従
動部材と、 前記スイッチバック通路内に設けられ、原稿を挟持して
正逆回転可能な一対のスイッチバック部材と、 前記駆動部材、切換手段およびスイッチバック部材を駆
動制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、両面原稿の搬送時に、切換手段を第2
切換位置に切換えて表面の露光が終了した原稿をスイッ
チバック通路に搬送し、次いで、該原稿の後端部がスイ
ッチバック部材によって挟持されたときに、駆動部材の
駆動を停止して切換手段を第3切換位置に切換えるとと
もに、スイッチバック部材を逆転駆動してスイッチバッ
ク通路内の原稿を駆動部材と第2従動部材のニップ部に
当接させた後、駆動部材を再駆動して原稿を反転経路に
沿って搬送させることを特徴とする自動原稿搬送装置。 - 【請求項2】前記スイッチバック部材の原稿搬送方向下
流側のスイッチバック通路を形成するガイド板を原稿載
置台の延在方向長さよりも短くしたことを特徴とする請
求項1記載の自動原稿搬送装置。 - 【請求項3】前記駆動部材近傍の第2搬送路上には除電
部材が設けられていることを特徴とする請求項1または
2記載の自動原稿搬送装置。
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---|---|---|---|
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US08/728,988 US5784680A (en) | 1995-10-11 | 1996-10-11 | Compact auto-document feeder for an image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26377695A JP3373343B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 自動原稿搬送装置 |
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JPH09106116A true JPH09106116A (ja) | 1997-04-22 |
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ID=17394128
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JP26377695A Expired - Lifetime JP3373343B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-12 | 自動原稿搬送装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-10-12 JP JP26377695A patent/JP3373343B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3373343B2 (ja) | 2003-02-04 |
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