JPH09236949A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH09236949A
JPH09236949A JP8044393A JP4439396A JPH09236949A JP H09236949 A JPH09236949 A JP H09236949A JP 8044393 A JP8044393 A JP 8044393A JP 4439396 A JP4439396 A JP 4439396A JP H09236949 A JPH09236949 A JP H09236949A
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Takashi Taruki
隆志 樽木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、設置スペースの低減化を図りつ
つ、排紙部でのジャム処理を容易に行なうことができる
とともに、排紙部にスタンプユニットを設け、ジャム処
理と同様の動作でスタンプユニットのスタンプを交換す
ることができるようにして、簡易なシステムの自動原稿
搬送装置を提供するものである。 【解決手段】 メインフレーム40に補助フレーム42およ
び加圧板38を回動自在に連結するとともに、補助フレー
ム40にリンク41を介して加圧板38を連結し、補助フレー
ム40が、排紙経路30の一部を構成するとともに、スリッ
トガラス2で読取りが終了した原稿を外装カバー37上に
排紙するようにADF6本体側に設けられた第2搬送コ
ロ32と摺接する従動コロ33と、スタンプ50を脱着自在に
支持するスタンプユニット45と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置、スキャナー装置等の画像読取装置に装着され
た自動原稿搬送装置に関し、詳しくは、複数の原稿束か
ら原稿を1枚ずつ分離して読取位置で停止した画像読取
手段に搬送するようにした自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複写機、ファクシミリ装置、ス
キャナー装置等の画像読取装置にあっては、複数枚の原
稿からなる原稿束を原稿載置台に載置してジョブスター
トスイッチを押下すると、原稿を1枚ずつ分離して読取
位置に搬送し、読取位置で画像形成装置の画像読取手段
によって原稿の読取りを行ない、この読取りが終了する
と、原稿を所定の排紙位置に排紙するようにした自動原
稿搬送装置を備えたものがあり、このような自動原稿搬
送装置としては、例えば、実開平1−121033号公
報に記載されたようなものが知られている。
【0003】このものは、複数の原稿からなる原稿束が
載置可能な原稿載置台と、該原稿載置台に載置された原
稿束から原稿を1枚ずつ分離し、分離後の原稿をスリッ
トガラスに向かって直線状の搬送路を通して搬送する分
離コロおよび搬送コロと、読取りが終了した原稿を排紙
トレイ上に排紙する排紙コロと、を備えている。ところ
が、このような自動原稿搬送装置にあっては、原稿を直
線的に搬送するために、自動原稿搬送装置の設置面積が
増大してその設置スペースが増大してしまうという不具
合が発生してしまう。
【0004】そこで、例えば、実公平6−13153号
公報に記載されるように、原稿を搬送しながらスリット
ガラスの下方で固定した読取手段で読取る第1読取モー
ドと、原稿をコンタクトガラスに載置して停止した状態
で、コンタクトガラス下方で移動する読取手段で読取る
第2読取モードと、を有し、第1読取りモードで原稿を
読取る場合には、原稿載置台に載置された原稿を分離し
た後、反転経路を介してスリットガラスに搬送し、読取
りが終了した原稿をコンタクトガラス上に配設された排
紙トレイ上に排紙するように、所謂ループ状の搬送経路
を備えた自動原稿搬送装置があり、このものは、自動原
稿搬送装置の設置スペースを大幅に低減することができ
る。
【0005】また、第1読取りモードのみの自動原稿搬
送装置としては、特開平7−172618号公報に記載
されるように、原稿載置台に載置された原稿を分離した
後、反転経路を介してスリットガラスに搬送し、読取り
が終了した原稿をコンタクトガラス上に配設された排紙
トレイ上に排紙するように、所謂ループ状の搬送経路を
備えた自動原稿搬送装置があり、このものにあっても、
自動原稿搬送装置の設置スペースを大幅に低減すること
ができる。
【0006】一方、読取り(露光)済みの原稿にスタン
プを押印することにより、読取り終了の確認や原稿の重
送不良の確認、またはファクシミリ装置にあっては、フ
ァクシミリ送信の確認を行なうようにした自動原稿搬送
装置が種々開発されている。このような自動原稿搬送装
置にあっては、スタンプを押印するためのスタンプユニ
ットを読取り位置(スリットガラスやコンタクトガラ
ス)の原稿搬送方向下流側の排紙部に配設しており、こ
のスタンプは消耗品であることから、3000回以上使用す
るとユーザによって適宜交換されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
6−13153号公報に記載された自動原稿搬送装置に
あっては、設置スペースを少なくすることができるが、
排紙部側の開放量、すなわち、排紙経路の外部露出量が
少ないため、排紙部にジャムが発生した場合に、ジャム
処理を容易に行なうことができないという問題があっ
た。
【0008】また、特開平7−172618号公報に記
載された自動原稿搬送装置にあっては、排紙部のジャム
処理機能が設けられていない上に、原稿を搬送するため
の複数の搬送コロを備えるため、排紙部でのジャム処理
が非常に困難であるという問題が発生してしまった。そ
こで本発明は、設置スペースの低減化を図りつつ、排紙
部でのジャム処理を容易に行なうことができるととも
に、排紙部にスタンプユニットを設け、ジャム処理と同
様の動作でスタンプユニットのスタンプを交換すること
ができるようにして、簡易なシステムの自動原稿搬送装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、画像読取装置の上部を開閉
可能に設けられた自動原稿搬送装置であって、原稿を搬
送しながら第1読取位置で固定した画像読取装置の読取
手段で原稿を読取る第1読取モードと、原稿を第2読取
位置に載置して停止した状態で、第2読取位置の下方で
移動する前記読取手段で原稿を読取る第2読取モード
と、を有し、原稿載置台に載置された原稿束を分離して
第1読取位置に反転して搬送し、該第1読取位置で読取
りが終了した原稿に済みスタンプを押印した後、第2読
取位位置の上方に配設された原稿排紙台上に排紙する自
動原稿搬送装置において、本装置本体に固定されるとと
もに、第2読取位置を覆うように設けられ、上面に原稿
が排紙される前記原稿排紙台を構成するメインフレーム
と、該メインフレームの下部に設けられるとともにメイ
ンフレームに第1回動支点を介して回動自在に連結さ
れ、第2読取位置に原稿を加圧するとともに読取時の白
基準を構成する加圧部材と、メインフレームに第2回動
支点を介して回動自在に連結され、該メインフレームに
吸着部材により吸着可能に設けられるとともにリンク機
構を介して加圧部材に連結された補助フレームと、を備
え、前記補助フレームが、排紙経路の一部を構成すると
ともに、第1読取位置で読取りが終了した原稿を原稿排
紙台上に排紙するように本装置本体側に設けられた駆動
部材と摺接する搬送部材と、スタンプを脱着自在に支持
するスタンプユニットと、を有することを特徴としてい
る。
【0010】その場合、ジャムを除去する際には、画像
読取装置に対して本装置を開放した後、補助フレームを
所定方向に回動させると、吸引手段の吸引力が解除され
て補助フレームが第2回動支点を介してメインフレーム
に対して所定方向に回動する。これに加えて、加圧部材
が第1回動支点を介してメインフレームに対して所定方
向に回動するとともに、リンク機構を介して補助フレー
ムから離隔する。
【0011】この結果、露出された排紙経路からジャム
紙が容易に除去される。また、スタンプユニットからス
タンプを交換する場合にも上述した動作を行なうことに
より、スタンプユニットを外部に露出させてスタンプを
容易に交換することができる。また、補助フレームおよ
び加圧部材をメインフレームに対して回動させるだけで
ジャム処理およびスタンプの交換を行なうことができる
ので、本装置の設置スペースが増大するのを防止するこ
とができ、省スペース化を十分に達成することができ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記補助フレ
ームに取っ手が設けられることを特徴としている。その
場合、取っ手を把持することによってメインフレームに
対して補助フレームを簡単に回動させることができ、ジ
ャム処理およびスタンプの交換作業の作業性を大幅に向
上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜4は本発明に係る自動原稿搬送
装置の一実施例を示す図であり、自動原稿搬送装置を画
像読取装置に装着した例を示している。なお、画像読取
装置としては、複写機、ファクシミリ装置、スキャナー
装置等に適用することができる。
【0014】まず、構成を説明する。図1において、1
は画像読取装置であり、この画像読取装置1の上面には
スリットガラス(第1読取位置)2とコンタクトガラス
(第2読取位置)3が設けられている。このスリットガ
ラス2とコンタクトガラス3の下方には画像読取手段と
しての露光ランプ4と第1ミラー5等が設けられてお
り、この露光ランプ4と第1ミラー5は、コンタクトガ
ラス3に載置された原稿を読取る際には、コンタクトガ
ラス3の下方で図1中、左右方向に移動し(第1読取モ
ード)、また、スリットガラス2上で原稿を読取る際に
は、スリットガラス2の下方で停止し、露光ランプ4に
よって原稿面を読取った後(第2読取モード)、この反
射光を公知のように第1ミラー5および図示しないレン
ズを介してCCD等の結像素子に結像するようになって
いる。
【0015】また、画像読取装置1の上部には自動原稿
搬送装置(以下、単にADFという)6が装着されてお
り、このADF6の下面にはコンタクトガラス3に載置
された原稿をコンタクトガラス3に押圧するとともに原
稿の読取時の白基準となる反射板7が設けられている。
また、このADF6は、図2に示すようにヒンジ8を介
して画像読取装置1に連結されており、画像読取装置1
に対して開閉自在となっている。
【0016】また、ADF6の上部には原稿載置台9が
設けられており、この原稿載置台9には複数の原稿から
なる原稿束Pが載置されるようになっている。この原稿
載置台9に載置された原稿束Pはこの原稿束Pに当接・
離隔可能な呼出しコロ10によって給紙された後、分離ベ
ルト11および分離阻止コロ12によって分離されるように
なっており、分離ベルト11は分離阻止コロ12に任意の角
度θで加圧・接触している。
【0017】また、呼出しコロ10の原稿搬送方向下流に
はストッパ部材13が設けられており、原稿載置台9に載
置された原稿束Pはストッパ部材13に衝止されて分離ベ
ルト11側に進入することを禁止されている。呼出しコロ
10の下方には加圧板14が設けられており、この加圧板14
は図示しないソレノイドによって呼出しコロ10に対して
当接離隔するようになっている。すなわち、この加圧板
14はコピースタートスイッチが押下されると、ソレノイ
ドによって実線で示す呼出しコロ10に対して離隔する位
置から仮想線で示す呼出しコロ10に当接する位置に移動
して、原稿を呼出しコロ10に加圧して呼出しコロ10によ
って原稿を給紙させるようになっている。
【0018】また、分離ベルト11は駆動コロ15と従動コ
ロ16に橋架されており、従動コロ15はケース17に軸15a
を介して連結されている。このケース17は軸15aを中心
に回動自在になっており、このケース17には呼出しコロ
10が取付けられている。このため、ケース17が軸15aを
支点に回動すると、呼出しコロ10が原稿束Pから離隔す
る。また、この状態で従動コロ16を支点15aを中心に回
動させると分離ベルト11が分離阻止コロ12から離隔す
る。また、このケース17は給紙部ケース18に軸15aを介
して連結されており、この給紙部ケース18は支点19を介
してADF6本体に回動自在に取付けられている。
【0019】また、従動コロ16はスプリング20によって
付勢されており、このスプリング20によって分離ベルト
11には一定の張力が付与されている。また、駆動コロ15
と軸の15aの間にはワンウェイクラッチ21が設けられて
おり、駆動コロ15はこのクラッチ21によって図1中、時
計方向に回転する。また、分離阻止コロ12は図1中、時
計方向に回転するようになっており、分離ベルト11と分
離阻止コロ12の間に給紙された原稿束Pから最上位に位
置する原稿が分離される。
【0020】この分離ベルト11および分離阻止コロ12に
よって分離された原稿は駆動側である第1搬送コロ23お
よび従動コロ24によって反転経路25に沿って反転されて
スリットガラス2に向かって搬送されるようになってい
る。従動コロ24は給紙部ケース18に支点19を中心に回動
自在に取付けられたレバー26に取付けられており、この
レバー26を押圧するスプリング27によって第1搬送コロ
23に加圧されている。
【0021】この第1搬送コロ23および従動コロ24は分
離された原稿を挟持して反転ガイド28を通してスリット
ガラス2に搬送した後、反転排紙ガイド29によって排紙
経路30にすくい上げるようにして搬送するようになって
いる。また、スリットガラス2上には反射ガイド板31が
設けられており、この反射ガイド板31は読取時の白基準
を構成している。
【0022】そして、排紙経路30に搬送された原稿は駆
動側である第2搬送コロ(駆動部材)32および従動コロ
(搬送部材)33に挟持されて搬送された後、駆動側であ
る排紙コロ34および従動コロ35に挟持されて排紙経路30
から外部に排紙され、除電ブラシ36によって除電された
後、外装カバー37上に排紙される。一方、コンタクトガ
ラス3上を覆う反射板7は加圧板38の下面に設けられて
おり、この加圧板38はコンタクトガラス3上に載置され
た原稿をこのガラス3に加圧するようになっている。
【0023】この加圧板38は支点(第1回動支点)39を
介してメインフレーム40に回動自在に取付けられてお
り、このメインフレーム40は従動コロ35の軸に端部が取
付けられ、ADF6本体に固定されている。なお、反射
板7および加圧板38は加圧部材を構成している。また、
メインフレーム40はコンタクトガラス3を覆う面積を有
しており、上面に外装カバー37が取付けられ、外装カバ
ー37と共に原稿排紙台を構成している。また、加圧板38
はリンク機構であるリンク41を介して補助フレーム42に
連結されており(図1中にはリンク41の一方のみを示し
ている)、この補助フレーム42はメインフレーム40の外
周部を挟持するように断面略コの字状に形成され、支点
(第2回動支点)43を介してメインフレーム40に回動自
在に連結されている。
【0024】また、メインフレーム40には吸引手段とし
てのマグネット44が設けられており、このマグネット44
は補助フレーム42を吸引している。なお、補助フレーム
42は全体的に金属で構成しても良く、また、全体的にプ
ラスチック等の弾性部材で形成してマグネット42に吸引
される部分のみを金属で形成しても良い。なお、この吸
引手段はマグネットに限らず、補助フレーム42をメイン
フレーム40に吸引する部材であれば如何なる部材でも構
わない。
【0025】また、補助フレーム42の先端部(図1中、
左端部)には排紙経路30の一部を構成するガイド板42a
が設けられており、このガイド板42aには従動コロ33が
回転自在に設けられている。また、このガイド板42aに
はスタンプユニット45が設けられており、このスタンプ
ユニット45は図示しないソレノイドによってスタンプを
ガイド板45aに対して出没させることでスリットガラス
2を通過した原稿の搬送方向下流側の所定位置(原稿の
端部および側部からそれぞれx、y位置)に済みスタン
プSを押印するようになっている(図3参照)。なお、
スタンプはスタンプユニット45に対して脱着自在に設け
られており、所定回数の押印作業(例えば3000回以上)
が終了すると交換されるようになっている。
【0026】また、ガイド板45a近傍の補助フレーム45
部分には取っ手46が設けられており、この取っ手46はユ
ーザによって把持可能である。また、メインフレーム40
にはストッパー47が設けられており、このストッパー47
は補助フレーム42の基端部(図1中、右端部)に当接
し、補助フレーム42が支点43を中心に反時計方向に所定
量以上回動するのを禁止するようになっている。なお、
図1中、48は分離ベルト11に摺接する従動コロである。
【0027】次に、作用を説明する。原稿載置台9に原
稿面が上面になるように原稿束Pを載置してスタートス
イッチを押下すると、加圧板14が呼出しコロ10に原稿束
Pを押圧することにより、呼出しコロ10によって原稿束
が分離ベルト11に向かって搬送される。この原稿束Pは
分離ベルト11および分離阻止コロ12によって最上位に位
置する原稿が分離された後、第1搬送コロ23および従動
コロ24によって反転経路25に沿ってスリットガラス2上
に搬送された後、スリットガラス2で露光ランプ4およ
び第1ミラー5等によって原稿面が読取られる。読取り
が終了した原稿は第2搬送コロ32および従動コロ33によ
って搬送経路30上を搬送された後、排紙コロ34および従
動コロ35によって外装カバー37上に排紙される。また、
スリットガラス2を通過した原稿の後端部にはスタンプ
ユニット45のスタンプによって読取り済みスタンプSが
押印されるようになっている。なお、このスタンプSを
押印することによって読取り終了の確認や原稿の重送不
良の確認、またはファクシミリ装置にあっては、ファク
シミリ送信の確認を行なうことができる。
【0028】次に、排紙経路30上でジャムが発生した場
合やスタンプを交換する作業を行なう方法を図4に基づ
いて説明する。まず、外装カバー37を取り外した後、画
像読取装置1に対してヒンジ8を介してADF6を図3
中、反時計方向に回動させてコンタクトガラス3を外部
に露出させる。次いで、補助フレーム42を矢印A方向に
引張ると、マグネット45の吸引力が解除されて補助フレ
ーム42が支点43を介してメインフレーム40に対して矢印
B方向に回動する。
【0029】補助フレーム42をある程度引張ると、スト
ッパー47に補助フレーム42の基端部が当接してメインフ
レーム40に対してHだけ下方に回動した状態で補助フレ
ーム42が停止する。また、上述した補助フレーム42の移
動と同時に加圧板38が支点39を介してメインフレーム40
に対して矢印B方向に回動するとともに、リンク41を介
して補助フレーム40から離隔して停止する。
【0030】このため、従動コロ33が第2搬送コロ32か
ら離隔するとともに排紙経路30が露出され、この露出さ
れたた排紙経路33からジャム紙が容易に除去される。ま
た、スタンプユニット45からスタンプ50を交換する場合
にも、ガイド板42aが外部に露出するため、この露出し
たガイド板42aのスタンプユニット45に対して図4中、
矢印で示すようにスタンプ50を容易に取付け、取り外す
ことができる。
【0031】また、補助フレーム42および反射板7をメ
インフレーム40に対して回動させるだけでジャム処理お
よびスタンプ50の交換を行なうことができるので、本A
DF6を画像読取装置1のスペースLの範囲内に設置す
ることができ、ADF6の省スペース化を図ることがで
きる。さらに、補助フレーム42に取っ手46を設けたた
め、突起46を把持することによってメインフレーム40に
対して補助フレーム42を簡単に回動させることができ、
ジャム処理およびスタンプの交換作業の作業性を大幅に
向上させることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、排紙経路
を外部に簡単に露出させることができ、露出された排紙
経路からジャム紙を容易に除去することができるととも
に、スタンプユニットからスタンプを容易に交換するこ
とができる。また、補助フレームおよび加圧部材をメイ
ンフレームに対して回動させるだけでジャム処理および
スタンプの交換を行なうことができるので、本装置の設
置スペースが増大するのを防止することができ、省スペ
ース化を十分に達成することができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、取っ手を把
持することによってメインフレームに対して補助フレー
ムを簡単に回動させることができ、ジャム処理およびス
タンプの交換作業の作業性を大幅に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置の一実施例の概
略構成図である。
【図2】一実施例の自動原稿搬送装置を画像読取装置か
ら開放した状態を示す図である。
【図3】一実施例のスタンプが押印された原稿を示す図
である。
【図4】一実施例の排紙経路を外部に露出させた状態を
示すその自動原稿搬送装置の概略図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 スリットガラス(第1読取位置) 3 コンタクトガラス(第2読取位置) 4 露光ランプ(画像読取手段) 5 第1ミラー(画像読取手段) 6 ADF(自動原稿搬送装置) 7 反射板(加圧部材) 9 原稿載置台 30 排紙経路 32 第2搬送コロ(駆動部材) 33 従動コロ(搬送部材) 37 外装カバー(原稿排紙台) 38 加圧板(加圧部材) 39 支点(第1回動支点) 40 メインフレーム(原稿排紙台) 41 リンク(リンク機構) 42 補助フレーム 43 支点(第2回動支点) 44 マグネット(吸引部材) 45 スタンプユニット 46 取っ手 50 スタンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読取装置の上部を開閉可能に設けられ
    た自動原稿搬送装置であって、 原稿を搬送しながら第1読取位置で固定した画像読取装
    置の読取手段で原稿を読取る第1読取モードと、原稿を
    第2読取位置に載置して停止した状態で、第2読取位置
    の下方で移動する前記読取手段で原稿を読取る第2読取
    モードと、を有し、 原稿載置台に載置された原稿束を分離して第1読取位置
    に反転して搬送し、該第1読取位置で読取りが終了した
    原稿に済みスタンプを押印した後、第2読取位位置の上
    方に配設された原稿排紙台上に排紙する自動原稿搬送装
    置において、 本装置本体に固定されるとともに、第2読取位置を覆う
    ように設けられ、上面に原稿が排紙される前記原稿排紙
    台を構成するメインフレームと、 該メインフレームの下部に設けられるとともにメインフ
    レームに第1回動支点を介して回動自在に連結され、第
    2読取位置に原稿を加圧するとともに読取時の白基準を
    構成する加圧部材と、 メインフレームに第2回動支点を介して回動自在に連結
    され、該メインフレームに吸着部材により吸着可能に設
    けられるとともにリンク機構を介して加圧部材に連結さ
    れた補助フレームと、を備え、 前記補助フレームが、排紙経路の一部を構成するととも
    に、第1読取位置で読取りが終了した原稿を原稿排紙台
    上に排紙するように本装置本体側に設けられた駆動部材
    と摺接する搬送部材と、スタンプを脱着自在に支持する
    スタンプユニットと、を有することを特徴とする自動原
    稿搬送装置。
  2. 【請求項2】前記補助フレームに取っ手が設けられるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動原稿搬送装置。
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