JP4422929B2 - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給紙装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像読取装置に関し、特にシート載置台に載置されたシートに当接し、シートの分離部への進入を阻止するストッパ部材を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機、ファクシミリ等の画像形成装置、或は画像読取装置においては、原稿載置台に載置された原稿を原稿給送手段により送り出した後、分離部により一枚ずつ分離して画像読取部に給送する原稿給送装置を備えたものがある。そして、このような原稿給送装置としては、例えばシートである原稿を給送する原稿給送手段と分離部とを備えた給紙装置を有するものがある。
【0003】
ここで、図9は、このような原稿給送装置に設けられた従来の給紙装置の構成を示すものであり、この給紙装置において、原稿を送り出す際には、ピックアップアーム71が矢印Y方向に下降し、これによりピックアップアーム71の移動端部に保持されたピックアップローラ73が不図示の原稿に当接して原稿を送り出すようになっている。
【0004】
そして、このようにしてピックアップローラ73により送り出された原稿は、分離ローラ74と分離パット75により構成される分離部に向かい、この分離部で1枚ずつに分離されるようになっている。
【0005】
なお、同図において、70はピックアップアーム71に回動自在に軸支されたストッパ部材であり、このストッパ部材70は通常、カバー部材72に上端が当接することにより、同図に示す状態に保持されている。そして、ストッパ部材70が、このような状態にあるとき、原稿がストッパ部材70に当接し、分離部に進入することがないようになっている。
【0006】
一方、ピックアップアーム71が下降すると、これに連動してストッパ部材70とカバー部材72との当接が解除され、これに伴いストッパ部材70がガイド溝76に沿って反時計回りの方向に回動するようになっている。そして、このようにストッパ部材70が回動すると、原稿が分離部に進入することができるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の給紙装置において、例えばピックアップアーム71が固定されていない場合には、同図に示す待機状態で原稿をセットする時、原稿によりストッパ部材70が矢印Z方向に押圧されると、ストッパ部材70の上面がカバー部材72を押圧するようになる。
【0008】
ここで、このようにストッパ部材70がカバー部材72を押圧すると、ピックアップアーム71が固定されていないことから、矢印Y方向にピックアップアーム71を押し下げられ、この結果、ストッパ部材70が解除されてしまうという不具合があった。
【0009】
なお、このような不具合を防ぐため、例えば原稿をセットする時、ピックアップアーム71が上下動しないように構成するようにした場合には、ピックアップアーム71の駆動構成が複雑になり、コストアップとなっていた。また、このような構成を適用するための制約が多かった。
【0010】
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、簡単で、かつ低コストで確実にストッパ部材を動作させることのできる給紙装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像読取装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シート載置台に載置されたシートをシート給送手段により送り出した後、分離部により一枚ずつ分離して給送する給紙装置において、前記シート載置台の上方に回動自在に軸支され、前記シート給送手段を前記シート載置台に載置されたシートに接離可能に保持する保持部材と、前記シート給送手段により送り出されたシートが通過するシート給送路に設けられ、前記シート載置台に載置されたシートに当接し、該シートの分離部への進入を阻止するストッパ部材と、を備え、前記ストッパ部材を前記シート給送路に対して下降可能とする一方、前記保持部材が下方回動する際、該保持部材に押圧されて下降するようにし、かつ下降した後、前記シート給送手段により送り出されたシートが通過する際、該シートにより押圧されて下降するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
また本発明は、前記ストッパ部材は、シート給送方向と直交する方向に揺動可能に設けられていることを特徴とするものである。
【0013】
また本発明は、前記ストッパ部材は、前記シート載置台に載置されたシートに当接する当接部と、前記保持部材が下方回動する際、該保持部材により押圧される押圧部と、前記押圧部のシート載置台側側面に形成され、前記シート給送手段により送り出されたシートに当接し、該シートにより下方に押圧される傾斜部とを有していることを特徴とするものである。
【0014】
また本発明は、前記ストッパ部材は、前記保持部材に押圧された際、前記当接部が前記シート給送路よりも下方となる位置まで下降することを特徴とするものである。
【0015】
また本発明は、前記ストッパ部材は、前記保持部材が上方に復帰回動する際、該保持部材に連動して上昇し、前記シートの分離部への進入を阻止する位置に復帰することを特徴とするものである。
【0016】
また本発明は、前記ストッパ部材は自重により、前記保持部材の復帰回動に連動して上昇し、前記シートの分離部への進入を阻止する位置に復帰するように構成されていることを特徴とするものである。
【0017】
また本発明は、前記ストッパ部材は弾性部材により、前記保持部材の復帰回動に連動して上昇し、前記シートの分離部への進入を阻止する位置に復帰回動するように構成されていることを特徴とするものである。
【0018】
また本発明は、画像読取部と、前記画像読取部に原稿を給送する給紙装置を有する原稿給送装置とを備えた画像読取装置において、前記原稿給送装置の給紙装置は上記のいずれかに記載の給紙装置であることを特徴とするものである。
【0019】
また本発明は、画像読取部と、前記画像読取部に原稿を給送する給紙装置を有する原稿給送装置と、前記画像読取部により読み取られた原稿情報に基づいて画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、前記原稿給送装置の給紙装置は上記のいずれかに記載の給紙装置であることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施の形態に係る給紙装置を有する原稿給送装置を備えた画像読取装置の斜視図、図2はその構成を示す断面図である。
【0022】
図1及び図2において、60は画像読取装置、1は画像読取装置60の上部に取り付けられた原稿給送装置である。ここで、この原稿給送装置1は画像読取装置60の上部に開閉回動自在に取り付けられており、プラテンガラス22に原稿を載置して原稿を読み取る際には、原稿を押えるようになっている。
【0023】
また、40は原稿給送装置1を綴じた際、原稿を押える圧板として作用する装置本体部であり、この装置本体部40の内部には、略U字状の原稿搬送路(以下、Uターンパスという)12が設けられている。なお、このUターンパス12の上流端側に接続するようにシート載置台である原稿載置トレイ14が設けられ、Uターンパス12の下流端側に接続するように装置本体部40の上面の一部により構成される原稿排出トレイ18が設けられている。
【0024】
また、このUターンパス12の上流部には原稿載置トレイ14に積載されたシートである原稿Sの最上位の原稿S1に当接してこれを送り出すシート給送手段であるピックアップローラ3と、ピックアップローラ3により送り出された原稿S1を1枚ずつに分離する分離部を構成する分離パット4及びこの分離パット4に圧接する分離ローラ5と、原稿Sの有無を検知する原稿有無センサ16とを備えた給紙装置1Aが設けられている。
【0025】
さらに、このUターンパス12の下流端側には、原稿Sを原稿排出トレイ18に排出するための原稿排出ローラ対9と、原稿Sの先端部及び後端部を検出する原稿エッジセンサ17が設けられている。
【0026】
なお、同図において、6、7は原稿Sを搬送するようUターンパス12に設けられた第1及び第2搬送ローラ対、18aは原稿排出トレイ18の基端側に設けられ、排出される原稿Sの後端部を保持するための原稿保持面、50は装置本体部40に開閉自在に設けられたカバー部材である上カバーであり、例えば原稿がジャムした場合に、ジャム原稿を除去するために開放されるようになっている。
【0027】
また、20は原稿載置トレイ14に載置された原稿Sに当接し、原稿Sの分離部への進入を阻止するためのストッパ部材である原稿ストッパであり、この原稿ストッパ20はピックアップローラ3により送り出された原稿Sが通過するシート給送路である原稿給送路Rに下降可能に設けられている。
【0028】
また、10は原稿載置トレイ14の上方に回動自在に軸支され、ピックアップローラ3を回転自在に、かつ原稿載置トレイ14に積載された原稿Sに接離自在に保持する保持部材であるピックアップアームであり、原稿を送り出す際は、このピックアップアーム10を下方回動させてピックアップローラ3を原稿Sに当接させるようにしている。なお、このようにピックアップアーム10が下方回動すると、後述するように原稿ストッパ20が押し下げられるようになっている。
【0029】
一方、図2において、2はプラテンガラス22上に置かれた原稿を読み取るための画像読取部であり、この画像読取部2はプラテンガラス22の下方に左右に移動可能に設けられた密着型イメージセンサ30を備えている。
【0030】
ここで、この密着型イメージセンサ30は、光源としてのLEDアレイから原稿Sの画像情報面に光を照射し、画像情報面で反射した反射光をセルフォックレンズ(商標)でセンサ素子に結像して画像情報を読み取るものであり、固定原稿を読み取る場合には、左右方向に移動しながら原稿画像を読み取り、原稿給送装置1から搬送される原稿を読み取る場合は、同図に示す位置で停止した状態で原稿を読み取る構成となっている。
【0031】
なお、この原稿給送装置1は、操作者が原稿Sを原稿載置トレイ14に載置してセットするとき、原稿は原稿給送装置1の左右方向における左側から右側に向かって、かつ画像面を上側にしてセットされるようになっており、この原稿セットの際には、原稿Sの先端位置が原稿ストッパ20によって規制され、また原稿有無センサ16により原稿有りが検知されるようになっている。
【0032】
そして、このような画像読取装置60において、操作者が不図示の操作部から読取開始を指示すると、まず不図示の駆動部が回転してピックアップアーム10が下方回動し、これにより原稿ストッパ20がピックアップアーム10により押し下げられる。この後、ピックアップローラ3が原稿載置トレイ14に積載された原稿Sの最上位の原稿S1に当接し、この最上位の原稿S1を送り出す。
【0033】
次に、この最上位の原稿S1は原稿ストッパ20を通過し、分離ローラ5及び分離パット4によって他の原稿から分離され、Uターンパス12の内部へと送り込まれる。さらに、このようにUターンパス12の内部へと送り込まれた原稿S1は、第1搬送ローラ対6によってUターンパス12に沿って搬送され、さらに第2搬送ローラ対7によって密着型イメージセンサ30により画像情報が読み取られる読取位置に向かって搬送される。
【0034】
そして、この後、原稿エッジセンサ17により原稿S1の先端部が検知されると、その位置から所定量搬送されたところで、密着型イメージセンサ30による画像情報の読み取りが開始される。なお、この時、原稿S1は、読取白地板8に押圧されている。また、読取開始後、原稿S1は透明すくいシート19によりすくい上げられ、原稿排出ローラ対9に向かう。
【0035】
次に、原稿エッジセンサ17により原稿S1の後端部が検知されると、その位置から所定量搬送されたところで、密着型イメージセンサ30による画像情報の読み取りが終了する。そして、このように読取りが終了した原稿S1は、原稿排出ローラ対9によって原稿排出トレイ18に向けて搬送され、原稿排出トレイ18へと排出される。
【0036】
なお、排出された原稿S1は、その後端部が原稿排出ローラ対9を通過すると自由落下し、傾斜している原稿排出トレイ18に沿って移動し、やがて原稿保持面18aに後端部が保持された状態で原稿排出トレイ18に収容されるようになる。なお、このようにして画像読取装置60は、原稿有無センサ16が原稿無しを検知するまで上述した読取動作を繰り返す。
【0037】
ところで、図3は、このような構成の原稿給送装置1を原稿載置トレイ14側から見た図であり、同図に示すようにピックアップアーム10には側方に延びた押圧片10aが形成されている。また、原稿ストッパ20は装置本体部40に揺動自在に取り付けられ、原稿給送路Rに対して下降可能となっている。なお、同図において、13は原稿をUターンパス12に案内する上ガイドである。
【0038】
ここで、この原稿ストッパ20は、図4及び図5に示すように、原稿載置トレイ14に載置された原稿と当接して原稿を停止させる当接部である原稿規制面20e、ピックアップアーム10の押圧片10aと当接して押圧される押圧部20d、揺動軸20bを備えている。
【0039】
なお、同図において、20cは押圧部20dの、揺動軸20aを挟んで反対側に設けられたおもり部であり、このおもり部20cにより、原稿ストッパ20は通常、自重により図6に示すように押圧部20dがピックアップアーム10の押圧片10aに当接、又は近接する原稿の分離部への進入を阻止する位置となるよう傾くようになっている。
【0040】
ここで、このように構成された原稿ストッパ20は、読取動作が開始され、ピックアップアーム10が図3に示す矢印A方向に下降(下方回動)すると、ピックアップアーム10の押圧片10aにより押圧部20dが押圧されて反時計回りの方向に揺動(下降)するようになっている。
【0041】
そして、この後、ピックアップアーム10は、ピックアップローラ3が原稿に当接するまで下降し、これに伴い原稿ストッパ20は、ピックアップローラ3が原稿に当接するまで同図に示す矢印Bに示す原稿給送方向に対して直交する方向に揺動し、原稿規制面20eが原稿給送路Rよりも下方となる所定位置まで下降するようになっている。
【0042】
一方、このようにピックアップアーム10により押圧されて原稿ストッパ20が所定位置まで下降した後、ピックアップローラ3が回転すると、最上位の原稿S1が送り出され、この最上位の原稿S1はピックアップアーム10により押し下げられた状態の原稿ストッパ20の上を通過する。
【0043】
ここで、このようにピックアップローラ3により送り出された最上位の原稿S1は、原稿規制面20eが原稿給送路Rよりも下方にあるため、原稿ストッパ20の押圧部20dの原稿載置トレイ側側面と当接するが、既述した図5の(c)に示すように、この押圧部20dの原稿載置トレイ側側面は原稿給送方向に傾斜した傾斜部20aを有している。このため、原稿S1は図7に示すように、原稿ストッパ20の傾斜部20aを押し下げながら、分離部に進入する。
【0044】
即ち、ピックアップローラ3により送り出された最上位の原稿S1が当接する押圧部20dの原稿載置トレイ側側面に傾斜部20aを形成し、この傾斜部20aを原稿S1によって下方に押圧することにより、原稿ストッパ20が下降するようになる。
【0045】
そして、このように原稿搬送中は原稿S1が原稿ストッパ20に当接して原稿ストッパ20を下降させるように構成することにより、言い換えればピックアップアーム10により原稿ストッパ20を完全に原稿通過可能な位置まで下降させるのではなく、ピックアップアーム10により原稿ストッパ20を所定位置まで下降させた後、原稿S1により原稿ストッパ20を下降させるようにすることにより、ピックアップアーム10に要求される原稿ストッパ20を下降させるための力を、原稿ストッパ20の自重程度の力とすることができる。
【0046】
このため、ピックアップアーム10を駆動するための不図示の駆動機構の構成が簡単になると共に、コストを低くすることができる。さらに、駆動機構の構成が簡単になることにより、設置スペース等の制約も低減することができるようになる。
【0047】
また、原稿ストッパ20を、原稿給送方向に対して直交する方向に揺動させて原稿の係止を解除するようにすることにより、原稿ストッパ20のために原稿給送方向のスペースを確保する必要がなくなり、装置の小型化を図ることができる。
【0048】
一方、この後、ピックアップローラ3による原稿の送り出しが終了し、ピックアップアーム10が図3に示す矢印A方向と逆方向に上昇(復帰回動)すると、原稿ストッパ20は自重(おもり部20c)により押圧片10aに連れて上昇する。
【0049】
そして、このようにピックアップアーム10の上昇に連動して原稿ストッパ20を自重(おもり部20c)によって上昇させることにより、別途、原稿ストッパ20を元の原稿の分離部への進入を阻止する位置に復帰させるための駆動手段を設ける必要がなくなるため、非常に安価で、かつ簡単な構成で原稿ストッパ20を搭載することができる。
【0050】
このように、原稿ストッパ20をピックアップアーム10により原稿ストッパ20の自重程度の弱い力で押圧した後、通過する原稿S1により押し下げるようにすることにより、簡単、かつ低コストな構成で確実に原稿ストッパ20を動作させることができる。
【0051】
ところで、これまでの説明において、ピックアップアーム10の上昇に連動して原稿ストッパ20が自重により上昇するよう原稿ストッパ20におもり部20cを設けるようにした場合について述べてきたが、本発明は、これに限らず、おもり部20cの代わりに、例えば原稿ストッパ20を弾性的に上昇させるよう図8に示すように弾性部材である、例えばバネ101を用いるようにしても良い。
【0052】
また、これまでの説明では原稿ストッパ20を原稿給送方向と直交する原稿の幅方向の一方にのみ設けた構成について述べてきたが、本発明はこれに限らず、原稿の幅方向の両側に設けるようにしても良い。
【0053】
さらに、これまでの説明においては、本発明に係る給紙装置を画像読取装置の原稿給送装置に用いた場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、画像読取部と、画像読取部に原稿を給送する原稿給送装置と、画像読取部により読み取られた原稿情報に基づいて画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、原稿給送装置(或は画像形成部にシートを給送する給紙部)に用いるようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように本発明のように、ストッパ部材を下降可能とする一方、保持部材が下方回動する際、保持部材に押圧されてストッパ部材が下降し、さらにこの後、シート給送手段により送り出されたシートが通過する際、このシートによりストッパ部材が押圧されて下降するようにすることにより、簡単で、かつ低コストで確実にストッパ部材を動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る給紙装置を有する原稿給送装置を備えた画像読取装置の斜視図。
【図2】上記画像読取装置の構成を示す断面図。
【図3】上記原稿給送装置を原稿載置トレイ側から見た図。
【図4】上記原稿給送装置に設けられた原稿ストッパの斜視図。
【図5】上記原稿ストッパの(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
【図6】上記原稿ストッパが原稿の分離部への進入を阻止する位置にあるときの状態を示す斜視図。
【図7】上記原稿ストッパを押し下げながら原稿が分離部に進入した状態を示す斜視図。
【図8】上記原稿ストッパの他の構成を示す斜視図。
【図9】従来の給紙装置の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 原稿給送装置
1A 給紙装置
2 原稿読取部
3 ピックアップローラ
4 分離パット
5 分離ローラ
10 ピックアップアーム
14 原稿載置トレイ
20 原稿ストッパ
20a 傾斜部
20b 揺動軸
20c おもり部
20d 押圧部
20e 原稿規制面
101 バネ
R 原稿給送路
S 原稿
Claims (9)
- シート載置台に載置されたシートをシート給送手段により送り出した後、分離部により一枚ずつ分離して給送する給紙装置において、
前記シート載置台の上方に回動自在に軸支され、前記シート給送手段を前記シート載置台に載置されたシートに接離可能に保持する保持部材と、
前記シート給送手段により送り出されたシートが通過するシート給送路に設けられ、前記シート載置台に載置されたシートに当接し、該シートの分離部への進入を阻止するストッパ部材と、
を備え、
前記ストッパ部材を前記シート給送路に対して下降可能とする一方、前記保持部材が下方回動する際、該保持部材に押圧されて下降するようにし、かつ下降した後、前記シート給送手段により送り出されたシートが通過する際、該シートにより押圧されて下降するようにしたことを特徴とする給紙装置。 - 前記ストッパ部材は、シート給送方向と直交する方向に揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 前記ストッパ部材は、前記シート載置台に載置されたシートに当接する当接部と、前記保持部材が下方回動する際、該保持部材により押圧される押圧部と、前記押圧部のシート載置台側側面に形成され、前記シート給送手段により送り出されたシートに当接し、該シートにより下方に押圧される傾斜部とを有していることを特徴とする請求項1又は2記載の給紙装置。
- 前記ストッパ部材は、前記保持部材に押圧された際、前記当接部が前記シート給送路よりも下方となる位置まで下降することを特徴とする請求項3記載の給紙装置。
- 前記ストッパ部材は、前記保持部材が上方に復帰回動する際、該保持部材に連動して上昇し、前記シートの分離部への進入を阻止する位置に復帰することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の給紙装置。
- 前記ストッパ部材は自重により、前記保持部材の復帰回動に連動して上昇し、前記シートの分離部への進入を阻止する位置に復帰するように構成されていることを特徴とする請求項5記載の給紙装置。
- 前記ストッパ部材は弾性部材により、前記保持部材の復帰回動に連動して上昇し、前記シートの分離部への進入を阻止する位置に復帰回動するように構成されていることを特徴とする請求項5記載の給紙装置。
- 画像読取部と、前記画像読取部に原稿を給送する給紙装置を有する原稿給送装置とを備えた画像読取装置において、
前記原稿給送装置の給紙装置は請求項1乃至7のいずれか1項に記載の給紙装置であることを特徴とする画像読取装置。 - 画像読取部と、前記画像読取部に原稿を給送する給紙装置を有する原稿給送装置と、前記画像読取部により読み取られた原稿情報に基づいて画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、
前記原稿給送装置の給紙装置は請求項1乃至7のいずれか1項に記載の給紙装置であることを特徴とする画像形成装置。
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