JP5706132B2 - 原稿読取装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを給送するシート給送装置及びその制御方法、シートとして原稿上の情報を読み取る原稿読取装置に関する。
図9に従来の原稿読取装置1’の概略構造を示している。なお、主要な構造は実施形態中で同一の符号を付して説明しているので、ここでは必要な部分だけについて言及する。図9において、給紙ローラ3は、給紙ローラ3に圧接して反対方向に回転する分離ローラ5によって給紙トレイ4に載置された原稿束Dから一枚ずつに分離された最下層の原稿d1を搬送路10に給送する。搬送路10には読取センサ6a,6bが配置されており、上流側搬送ローラ対11a,11bと下流側搬送ローラ対12a,12bによって搬送される原稿d1上の情報を読み取る。
特許文献1では、可動ガイドを給紙ローラ外周面の外側に配置させ、原稿セット時に原稿先端が給紙ローラに触れない構成になっている。
特許第3677356号明細書
従来の原稿読取装置1’は、給紙トレイ4に原稿束Dをセットする際、給紙ローラ3が搬送路10の上面から部分的に露出している。理由は、折り目等が付いている原稿でも確実に給紙ローラ3でグリップし搬送できるようにするためである。このため、最下層の原稿d1の先端部が給紙ローラ3の外周面に突き当たって前進が止められ、上層の原稿が給紙ローラ3と分離ローラ5の押圧面(ニップ)に近づいた状態(以下、逆捌き状態)となる。逆捌き状態で給紙を続行すると、上層にある原稿が先にピックアップされるため、原稿束Dが一枚ずつ分離されないで複数枚の原稿が同時に給紙される、いわゆる重送が発生しやすくなる。
上記特許文献1では、逆捌き状態を防止するため、可動ガイドによって原稿セット時に原稿の先端部が給紙ローラに触れないようにしているが、四つ折り原稿等の中央に折り目が入った原稿は給紙ローラに突き当たって逆捌き状態が発生しやすくなる。
なお、上述した問題は、原稿読取装置に限って発生するものではなく、シートを分離給送するようなシート給送装置においても同様に発生するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、シート束の逆捌き状態を防止し、給送性能を向上できるシート給送装置及びその制御方法、並びに原稿読取装置を実現するものである。
本発明に係るシート給送装置は、相互に向き合って配置される上部ユニット及び下部ユニットの間に形成される搬送路と、前記下部ユニットの上面から前記搬送路に部分的に露出した部分でシートを給送する給送ローラと、前記給送ローラに対向配置される分離部材と、前記給送ローラの露出面と交差する方向に移動した閉状態でシート束の先を突き当てることによって当該シートの前記搬送路への進入を停止するストッパーと、少なくとも前記給送ローラ及び前記ストッパーを駆動する駆動部と、前記ストッパーの閉状態からシト給送を開始する際に、前記シート束のうち前記下部ユニットの上面側のシートと前記給送ローラとが接触した状態で、前記給送ローラをシート給送方向に所定角度だけ回転させた後に、前記ストッパーが開くように前記駆動部を制御する制御部と、を有する。
本発明によれば、シート束の逆捌き状態を防止し、給送性能を向上できる。
本実施形態の原稿読取装置の待機状態での概略構成を示す側断面図。 本実施形態の原稿読取装置の給紙駆動系の概略構成を示す側断面図。 本実施形態の原稿読取装置の搬送駆動系の概略構成を示す側断面図。 本実施形態の原稿読取装置の給紙ローラ側から見た概略構成図。 本実施形態の原稿読取装置の搬送駆動系の搬送モータ逆転時の構成を示す側断面図。 本実施形態の原稿読取装置の給紙状態での給紙ローラ付近の構成を示す側断面図。 本実施形態の原稿読取装置の原稿セット状態(a)、原稿突き当て動作状態1(b)、原稿突き当て動作状態2(c)での給紙ローラ付近の構成を示す側断面図。 本実施形態の原稿読取装置の原稿突き当て動作状態での給紙ローラ付近の構成を示す側断面図(a)、給紙ローラ側から見た概略構成図(b)、原稿突き当て動作によって原稿がストッパーとピックアップローラとの間に入り込んだ状態を示す給紙ローラ付近の側断面図(c)。 従来の原稿読取装置の概略構成を示す側断面図。 本実施形態の原稿読取装置の制御構成を示すブロック図。 本実施形態の原稿読取装置の給紙開始時(a)及び給紙終了時(b)の各動作を示すフローチャート。 本実施形態の変形例の原稿読取装置の原稿セット状態(a)、原稿突き当て動作状態(b)、給紙状態(c)での給紙ローラ付近の構成を示す側断面図。 本実施形態の変形例の原稿読取装置の給紙開始時の動作を示すフローチャート。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下の実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。本実施形態の構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものである。
<装置構成>図1乃至図3を参照して、本実施形態のシート給送装置の一例としての原稿読取装置の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の原稿読取装置1では、基本的に原稿の画像を読み取るセンサ以外の構成部分がシート給送装置としての構成となる。このような原稿読取装置1は、例えば、下側の搬送路を構成する下部ガイドユニット2aと、上側の搬送路を構成する上部ガイドユニット2bとが相互に向き合って配置され、これら上下のガイドユニット2a,2bに挟まれた空間(隙間)に原稿Dの搬送路10が形成される。搬送路10は、図中右上方から左下方に傾斜している。
下部ガイドユニット2aは、給紙ローラ(給送ローラの一例)3、給紙トレイ4、下読取センサ(下部側読取センサ)6a、上流側搬送ローラ11a、下流側搬送ローラ12aを有する。上部ガイドユニット2bは、給紙ローラ3に当接する分離ローラ5、ストッパー7、ピックアップユニットとして例示されるピックアップローラ8及びピックアップアーム9、上読取センサ(上部側読取センサ)6b、上流側搬送ローラ対11b、下流側搬送ローラ12bを有する。
下読取センサ6aと上読取センサ6bとは搬送路10を挟んで互いに対向して配置されている。一対の上流側搬送ローラ11a、11b及び下流側搬送ローラ12a、12bは搬送路10上で互いに当接し、下部ガイドユニット側が駆動ローラ、上部ガイドユニット側が従動ローラを構成している。
給紙ローラ3は、搬送路10の上面から部分的に露出して配置されており、給紙トレイ4に置かれた原稿束Dの最下層の原稿d1を下流側に給送する。分離ローラ5は、給紙ローラ3の回転軸よりわずかに下流側に対向配置されており、給紙ローラ3に当接して給紙ローラ3とは独立して回転駆動される。分離ローラ5は、給紙ローラ3を押圧し給紙ローラ3とは反対方向に回転して原稿束Dから原稿d1を一枚ずつに分離する。なお、分離ローラ5は、給紙ローラ3との間に相対回転差を発生できればよいので、ローラの形式を回転しないゴム製のパッド状の分離部材で代替してもよい。
下読取センサ6a及び上読取センサ6bは、上流側搬送ローラ11a、11b及び下流側搬送ローラ12a、12bの回転により上流側と下流側で挟み込まれて安定的に搬送される原稿d1の下面及び上面の画像を光学的に読み取る。
ストッパー7は、搬送路10への通路を開閉する機能を有し、閉状態で給紙トレイ4に載置された原稿束Dの先端部を給紙ローラ3と分離ローラ5の押圧面(ニップ)に入る直前でせき止める。ピックアップローラ8は、ピックアップアーム9の先端部に回転自在に軸支されると共に、原稿束Dに対して出没可能に支持されており、ストッパー7による抑止が解かれた原稿束Dを最上層から給紙ローラ側に押圧する。
図2に示すように、下部ガイドユニット2には給紙モータ13が設けられている。給紙モータ13はタイミングベルト14と歯車15を介して給紙ローラ3を原稿搬送方向S1に回転駆動する。同時に、給紙モータ13は、タイミングベルト14と歯車列16a〜16eを介して分離ローラ5を回転駆動する。ここで、給紙ローラ3を原稿搬送方向S1に回転駆動する方向を正転、その反対方向を逆転とする。
図3に示すように、下部ガイドユニット2には更に搬送モータ17が設けられている。搬送モータ17はタイミングベルト18と歯車19a,19bを介して上流側搬送ローラ11、下流側搬送ローラ12を原稿搬送方向S1に回転駆動する。ここで、搬送モータ17を原稿搬送方向S1に回転駆動する方向を正転、その反対方向を逆転とする。同時に、歯車19a,21を介してピックアップ駆動ユニット22へ動力が伝達される。ピックアップ駆動ユニット22は、図4に示すように、歯車21と噛み合う歯車31と、ワンウェイクラッチ32と、ワンウェイクラッチ32から延びる軸33と、軸33の端部に取り付けられたカム部材34とを備える。
図5に示すように、搬送モータ17を逆転させて、歯車21を介して歯車31が矢印w1方向に回転する場合に、ワンウェイクラッチ32がロック状態となって軸33を介してカム部材34を回転させる。すると、カム部材34の作用によりストッパー7とピックアップアーム9がそれぞれ矢印w2,w3cとは反対方向に連動し、ストッパー7は搬送路10を閉じた状態(閉状態)、ピックアップアーム9は給紙ローラ3から退避した状態(退避状態)となる。
一方、歯車31が矢印aとは反対方向に回転する場合(搬送モータ17が正転)には、ワンウェイクラッチ32がアンロック状態となって軸33からカム部材34へ動力が伝達されない。これにより、ストッパー7とピックアップアーム9はバネ35,36の付勢力によりそれぞれ矢印w2,w3の方向に移動する。そして、図3のようにストッパー7は搬送路10を開いた状態(開状態)、ピックアップアーム9は給紙ローラ3に圧接した状態(圧接状態)となる。
<制御系の構成>次に、図10を参照して、本実施形態の原稿読取装置の制御系の構成について説明する。
図10において、原稿読取装置1は主に、制御部41、駆動部42、給紙駆動系(給送駆動系の一例)43、搬送駆動系(ストッパー駆動系の一例)44、読取センサ6を備える。制御部41は、ホストコンピュータ(以下、ホスト)40からの制御指令と、原稿検知センサ(不図示)からの出力とに応じて適時に駆動部42に動作指令を出力する。給紙駆動系43は、給紙モータ13と、ベルトや歯車を介して駆動される部材である給紙ローラ3、分離ローラ5を備える。搬送駆動系44は、搬送モータ17と、ベルトや歯車を介して駆動される部材であるストッパー7、ピックアップアーム9、上流側搬送ローラ11a、下流側搬送ローラ12a、カム部材34を備える。
<動作>次に、図6、図7及び図11を参照して、本実施形態の原稿読取装置の動作フローについて説明する。
図7(a)に示す待機状態では、ストッパー7は搬送路10を閉じた状態(閉状態)、ピックアップアーム9は給紙ローラ3から退避した状態で保持され、ユーザは原稿束Dの先端部がストッパー7に突き当たるようにして原稿束Dを給紙トレイ4にセットする。
ここで、図11(a)を参照して、図7(a)の状態からの給紙開始動作について説明する。
図11(a)において、ステップS11では、ホスト40から給紙開始指令を受けると、制御部41が駆動部42へ動作開始指令を出力する。
ステップS12では、駆動部42は給紙モータ13を正転させる。ここで、給紙ローラ3の回転角度は、給紙ローラ3の搬送路10への露出面の円弧長さをL1、給紙ローラ3の外周面の全長をL2とすると、少なくともL1/L2に設定される(ローラ径に応じて変わるものの、最低でも1/25回転程度とする)。これにより、原稿束Dの先端部を揃えることができる。
ステップS13では、図7(b)に示すようにストッパー7が閉状態のままで給紙ローラ3を正転させることで、原稿束Dの最下層にある原稿d1の先端部をストッパー7に突き当てる。この動作によって、原稿の逆捌き状態を強制的に抑制することができる。
ステップS14では、駆動部42は搬送モータ17を正転させる。
ステップS15では、給紙ローラ3が正転した状態のまま、ピックアップアーム9が下降すると共に、ストッパー7が上昇して開状態となる。
ステップS16では、給紙ローラ3の正転によって最下層の原稿d1が分離ローラ5によりピックアップされて、1サイクルの給紙動作が終了する。
次に、図11(b)を参照して、給紙終了動作について説明する。
図11(b)において、ステップS21では、ホスト40から給紙終了指令を受けると、制御部41は駆動部42へ動作終了指令を出力する。
ステップS22では、駆動部42は給紙モータ13を停止させる。
ステップS23では、駆動部42は搬送モータ17を停止させる。
ステップS24では、駆動部42は搬送モータ17を所定角度だけ逆転させる。
ステップS25では、図5に示すように、搬送モータ17の逆転によってストッパー7が閉状態となり、ピックアップアーム9が退避状態となる。
ステップS26では、駆動部42は搬送モータ17を停止させ、処理が終了する。
ピックアップアーム9は、原稿突き当て動作時に、図7(b)に示すように原稿束Dから退避状態となるが、図7(c)に示すように給紙ローラ3側へ下降させて原稿束Dを給紙ローラ3に押し付ける構成としてもよい。このように構成することで、給紙ローラ3と最下層の原稿d1との間の相対的な滑りが低減し、原稿束Dのピックアップアーム9への突き当て精度(逆捌き状態の抑制効果)が向上する。但し、図7(c)の動作を実現するには、ストッパー7が開き始める前にピックアップアーム9が原稿束Dに圧接するように、カム部材34のカムプロファイルを調整する必要がある。図12は、図7(c)の動作を実現するためにカムプロファイルを調整したカム部材34を例示している。
図12(a)に示す待機状態では、カム部材34における第1のプロファイル部34aがバネ35のw2方向への付勢力に抗してストッパー7を押し下げて閉状態とする。一方、第2のプロファイル部34bがバネ36のw3方向への付勢力に抗してピックアップアーム9を押し上げて退避状態とする。
次に、図12(b)に示す原稿突き当て動作状態では、第1のプロファイル部34aがストッパー7を押し下げて閉状態としたまま、第2のプロファイル部34bが退避することでピックアップアーム9が圧接状態となる。
図12(c)に示す給紙状態では、第1のプロファイル部34aが退避してストッパー7が開状態となり、第2のプロファイル部34bが退避してピックアップアーム9が圧接状態となる。
ここで、図12に示す原稿突き当て動作について、図5、図7及び図13を参照して説明する。
図7(a)に示す待機状態では、ストッパー7は搬送路10を閉じた状態(閉状態)、ピックアップアーム9は給紙ローラ3から退避した状態で保持される(カム部材34の状態は図12(a))。この状態で、ユーザは原稿束Dの先端部がストッパー7に突き当たるようにして原稿束Dを給紙トレイ4にセットする。
図13において、ステップS31では、ホスト40から給紙開始指令を受けると、制御部41は駆動部42へ動作開始指令を出力する。
ステップS32では、駆動部42は搬送モータ17を所定角度だけ正転させる。ここでカム部材34は図5に示すw1方向とは反対方向に回転する。
ステップS33では、駆動部42は搬送モータ17を停止させる。ここでカム部材34は図12(b)の状態となる。
ステップS34では、駆動部42は給紙モータ13を正転させる。ここで、給紙ローラ3の回転角度は、給紙ローラ3の搬送路10への露出面の円弧長さをL1、給紙ローラ3の外周面の全長をL2とすると、少なくともL1/L2に設定される(ローラ径に応じて変わるものの、最低でも1/25回転程度とする)。これにより、原稿束Dの先端部を揃えることができる。
ステップS35では、図7(c)に示すようにストッパー7が閉状態のままで給紙ローラ3を正転させることで、原稿束Dの最下層にある原稿d1の先端部をストッパー7に突き当てる。
ステップS36では、駆動部42は搬送モータ17を正転させる。ここでカム部材34は図5に示すw1方向とは反対方向に回転する。
ステップS37では、給紙ローラ3が回転した状態のまま、カム部材34が図12(c)の状態となり、ピックアップアーム9が下降し、ストッパー7が開く。
ステップS38では、給紙ローラ3の正転によって最下層の原稿d1が分離ローラ5によりピックアップされて、1サイクルの給紙動作が終了する。
ピックアップアーム9には、図8に示すように、ストッパー7の原稿突き当て部の側面であって、原稿突き当て面と交差する方向にリブ形状部9aが突設されている。給紙トレイ4に一枚の原稿を置いて給紙する場合、原稿突き当て動作の際に、図8(c)のようにストッパー7に突き当たった原稿が持ち上がってストッパー7とピックアップローラ8との隙間に入り込む現象を、リブ形状部9aにより防止するためである。
上述した実施形態では、本発明を原稿読取装置に適用して実現した例について説明したが、本発明は勿論これに限定されない。例えば、原稿や用紙(シート)等を給送するシート給送装置を対象とできるほか、シートとして原稿を搬送しながら原稿読取や画像形成等の各種処理を施す装置(画像読取装置、画像形成装置)や、このような装置とコンピュータ等の情報処理装置とからなるシステムにも適用することができる。このように本発明をシステムに適用した場合には、コンピュータで実行されるドライバやアプリケーションプログラム等からの制御信号に基づいて、シート給送装置又はこのシート給送装置を実装した画像読取装置、画像形成装置を制御するようにしてもよい。この場合には、ストッパーや給送ローラ等の駆動部を駆動制御する制御部は、コンピュータ(即ち、CPU等)となる。
D…原稿束、d1…最下層原稿、1…原稿読取装置、2a…下部ガイドユニット、2b…上部ガイドユニット、3…給紙ローラ、4…給紙トレイ、5…分離ローラ、6…読取センサ、7…ストッパー、8…ピックアップローラ、9…ピックアップアーム、11a,11b…上流側搬送ローラ対、12a,12b…下流側搬送ローラ対、13…給紙モータ、17…搬送モータ、32…ワンウェイクラッチ、33…軸、34…カム部材、35,36…バネ

Claims (9)

  1. 相互に向き合って配置される上部ユニット及び下部ユニットの間に形成される搬送路と、
    前記下部ユニットの上面から前記搬送路に部分的に露出した部分でシートを給送する給送ローラと、
    前記給送ローラに対向配置される分離部材と、
    前記給送ローラの露出面と交差する方向に移動した閉状態でシート束の先を突き当てることによって当該シートの前記搬送路への進入を停止するストッパーと、
    少なくとも前記給送ローラ及び前記ストッパーを駆動する駆動部と、
    前記ストッパーの閉状態からシト給送を開始する際に、前記シート束のうち前記下部ユニットの上面側のシートと前記給送ローラとが接触した状態で、前記給送ローラをシート給送方向に所定角度だけ回転させた後に、前記ストッパーが開くように前記駆動部を制御する制御部と、を有することを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記所定角度は、前記露出面の長さをL1、前記給送ローラの外周面の全長をL2とすると、少なくともL1/L2だけシート給送方向に回転させることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記ストッパーの上流側で、シートを前記給送ローラ側に押圧するピックアップユニットを更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記制御部は、前記ストッパーが開く前に前記ピックアップユニットを前記給送ローラ側へ移動させるように前記駆動部を制御することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  5. 前記制御部は、前記ストッパーが閉状態かつ前記ピックアップユニットがシートを押圧した状態で、前記給送ローラをシート給送方向に所定角度だけ回転させるように前記駆動部を制御することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  6. 前記駆動部は、前記給送ローラを駆動する給送駆動系と、前記ストッパーと前記ピックアップユニットとをカム部材により連動させるストッパー駆動系とを有することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  7. 前記ピックアップユニットは、前記ストッパーにおけるシート束の先の突き当て面と交差する方向に突設されたリブ形状部を有することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のシート給送装置を搭載し、シートとして給送される原稿の画像を読み取る画像読取部を備えたことを特徴とする原稿読取装置。
  9. 相互に向き合って配置される上部ユニットと下部ユニットの間に形成される搬送路と、
    前記下部ユニットの上面から前記搬送路に部分的に突出した部分でシートを給送する給送ローラと、
    前記給送ローラに対向配置される分離部材と、
    前記給送ローラの露出面と交差する方向に移動した閉状態でシート束の先を突き当てることによって当該シートの前記搬送路への進入を停止するストッパーと、
    少なくとも前記給送ローラ及びストッパーを駆動する駆動部と、を有するシート給送装置を制御するに際し、
    前記ストッパーの閉状態からシト給送を開始する場合において、前記シート束のうち前記下部ユニットの上面側のシートと前記給送ローラとが接触した状態で、前記給送ローラをシート給送方向に所定角度だけ回転させた後に、前記ストッパーが開くように前記駆動部を制御するようにしたことを特徴とするシート給送装置の制御方法。
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