JP6236860B2 - シート折り装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、シート折り装置及び画像形成システムに関し、詳しくは、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、プロッタ、インクジェット記録装置、孔版印刷装置等を含む印刷機等又はこれら2つ以上の機能を備えた複合機等の画像形成装置の後処理装置等として使用されるシート折り装置、このシート折り装置と前記画像形成装置とからなる画像形成システムに関する。
一般にA0,A1等の大判のシートに複写・画像形成可能な画像形成装置を使用する際、これらの大判のシートをそのまま保管したり、あるいは大判のままで取り扱ったのでは保管スペースが大きくなったり、又はその取り扱いが不便であったりするため、通常はシートを折り畳んで収納、取り扱うこととなる。
しかしながらシートの折り畳み作業を手作業で行った場合には、かなりの時間を要してしまい、シートの折り畳みに要する時間が、複写に要する時間よりかかってしまう場合もある。このようなことから、画像形成装置のシート排出路に、自動的にシートを折り畳む(オンライン操作)ことができるシート折り装置を配置し、複写した大判のシートを連続して自動で折り畳むことが可能となるシステムがある(例えば、特許文献1〜4参照)。
このようなシステムに使用されるシート折り装置では、画像形成装置から排出されるシートを自動で折り畳む(オンライン操作)他に、折り畳まずに既に複写、排出してしまったシートや、他の画像形成装置などで作成した大判のシートを折り畳むための手段(オフライン操作)を有している場合がある。
このようなシステムで実際に紙折りを行うとき、A0,A1等の定形用紙の場合であれば、折り上げる用紙の各面毎のサイズは、予め決まったサイズを用いて紙折りを行うことができるが、大判シートに複写可能な画像形成装置ではシート搬送方向の長さ(副走査長さ)が数メートルあるような長尺の用紙に複写を行うこともあり、このような不定形の長尺用紙であっても紙折りを行うことが要求される。
特許文献1記載の紙折り装置では、各折り部の折り長さを自動的に調整することにより、定形長以外の用紙でも規定寸法に折る技術を開示している。
特許文献2記載の技術では、所望の折り態様で整然と折り目を形成する紙折り方法及び機構を開示している。
特許文献3記載の技術では、折りを終えた用紙を排出するときに不要な折れが発生しないようにする紙折り機を開示している。
特許文献4記載の技術では、先端がカールした大版用紙でも、折り寸法のバラツキを少なくする紙折り装置を開示している。
図23は前記公知技術のシート折り装置の動作を示す動作説明図である。同図において、シート折り装置1は、搬送ローラ対3、その下部左右に対向配置されている第1折りローラ対6、第2折りローラ対7、搬送ローラ対3から搬送されるシートPを各折りローラ対6,7方向へ選択的に案内する第1シートガイド部材4及び第2シートガイド部材5、並びにシートPの下面をガイドするシート下面ガイド10により構成されている。シートPは搬送ローラ対3により搬送され、第1シートガイド部材4又は第2シードガイド部材5の動作により、第1折りローラ対6又は第2折りローラ対7へ選択的に案内される。そして、第1折りローラ対6と第2折りローラ対7の正転逆転の繰り返しに合わせ、第1シートガイド部材4又は第2シードガイド部材5の動作によりシートPはシート下面ガイド10の上面を滑りながら第1折りローラ対6又は第2折りローラ対7間へ送り込まれ、所定回数折り畳まれる。
また、第1折りローラ対6の下流側には第1センサ8が、第2折りローラ対7の下流側に第2センサ9がそれぞれ設けられ、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7によって折られた用紙の先端部をそれぞれ検知するようになっている。符号2は、入口センサである。
ところで、一般的に良く知られている製図用紙の折り方としてJIS(Z8311:製図−製図用紙のサイズ及び図面様式付属書(参考):標準的な図面の折り方)に記載されている折り方がある。図24(a)に示した図は、山折りを繰り返す折り方である。この図24(a)に示す折り仕上り状態は、A0サイズのシートを上記JISに記載されている基本折りに仕上げた状態であり、この場合は表題欄を上にして山折りを2回行っている。また、同様にA0サイズの袋折りに関しても表題欄を上にして山折りを2回行っている。
JISに記載されている折り以外にも同一方向の折りが続く仕上りが必要な折りがある。図24(c)に示す内三つ折り、図24(d)に示す観音折りなどは案内状、パンフレットなどで良利用されている折りである。
一方、谷折りと山折りを繰り返しジグザグに折る折り方として図24(b)に示すZ折りがある。
ところで、シート折り装置においては、対向する折りローラ対間で折り実施部の受け渡しを行う際に、図23(c)に示すような折りズレが発生することがある。
図23(a)は第1折りが行われ、第2折りローラ対7が逆転し、シート先端Ptが第2シートガイド部材5によって搬送ローラ対3側に案内されたときの状態を示す。この状態では、シート先端Ptとシート折り実施部Pbの間の面とシート折り実施部Pb以降の面との間に隙間が発生している。図23(b)は図23(a)の隙間が発生した状態でシート先端Ptが搬送ローラ対3に再進入した状態を示す。同図から、第2折りローラ対7から搬送ローラ対3の間にあるシート折り実施部Pbを挟む2面の長さが異なっていることが分る。
図23(c)は、この状態でシート折り実施部Pbが第2折りローラ対7から第1折りローラ対6へ案内された状態を示す図である。この状態で第1折りローラ対6がシート折り実施部Pbを挟持搬送すると、シート折り実施部Pbに折りズレが発生する。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、山折り、谷折りを交互に行うジグザグ折りに加え、谷折りを続けて折る場合、あるいは山折りを続けて折る場合に発生する折りズレを防止することにある。
前記課題を解決するため、本発明の一態様は、シートを送り込む搬送ローラ対と、所定の間隔を空けて配置され、前記搬送ローラ対から送り込まれたシートを交互に折り畳むための第1及び第2折りローラ対と、を備え、前記シートに対して平行に複数回の折りを施すシート折り装置において、前記シートのシート折り実施部を前記第1又は第2折りローラ対から対向する前記第1又は第2折りローラ対へ案内する第1及び第2のガイド部材と、前記第1及び第2のガイド部材をそれぞれ独立して変位動作させ、前記搬送ローラを正転させ、前記搬送ローラ対から第1折りローラ対に前記シートを送るときには、前記第1のガイド部材を変位させて前記第1折りローラ対のニップに前記シートを案内し、前記搬送ローラ対から前記第2折りローラ対に前記シートを送るときには、前記第2のガイド部材を変位させて前記第2折りローラ対のニップに前記シートを案内する駆動手段と、を有し、正転する前記第1又は第2の折りローラ対を逆転させ、当該逆転する前記第1又は第2の折りローラ対から逆転する前記搬送ローラ対側へ前記シートを送るときには、前記搬送ローラ対のシート搬送速度又はシート搬送量を前記第1及び第2折りローラ対のシート搬送速度又はシート搬送量よりも大きくなるように差を持たせ、前記搬送ローラ対と前記第1又は第2の折りローラ対の前記正転と前記逆転動作を組み合わせて前記第1及び第2の折りローラ対の一方でのみ連続した同一方向の折りを施すことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、山折り、谷折りを交互に行うジグザグ折りに加え、谷折りを続けて折る場合、あるいは山折りを続けて折る場合に発生する折りズレを防止することができる。なお、前記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
本発明の実施形態における実施例1に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。 図1におけるシート折り装置の詳細を示す図である。 図2におけるシート折り装置の駆動系の概略構成を示す図である。 シートが第1折りローラ対のニップに案内されるときの状態を示す動作説明図である。 図4の状態から第2折りローラ対のニップに折り実施部が案内されるときの状態を示す動作説明図である。 図5の状態からシートが折られ、第2シートガイド部材が元のホームポジションに変位したときの状態を示す動作説明図である。 第2シートガイド部材によってシート先端をガイドし、第1折りローラ対へ向かうことを阻止する変位動作を行うときの初期状態を示す動作説明図である。 図7の状態から第2シートガイド部材がホームポジションに戻りながらシート先端をガイドし、第1折りローラ対へ向かうことを阻止する変位動作を行うときの状態を示す動作説明図である。 図8の状態から第2折り折りローラ対によってシートを第1折りローラ対方向に搬送するときの状態を示す動作説明図である。 図9の状態からシートが第1シートガイド部材の動作により第1折りローラ対へ案内されて挟持搬送されるときの状態を示す動作説明図である。 図10の状態から第1センサによって検知され、さらに搬送される状態を示す動作説明図である。 図11の状態から第1折りローラ対が逆転し、第2折りローラ対に向かうときの状態を示す動作説明図である。 図12の状態から第2折りローラ対によって第2折り目が形成されたときの状態を示す動作説明図である。 実施例1、2及び5に係るシート折り装置の動作を示す動作説明図である。 実施例3に係るシート折り装置の動作を示す動作説明図である。 実施例4に係るシート折り装置の動作を示す動作説明図である。 実施例6に係るシート折り装置における搬送ローラ対、第1及び第2折りローラ対の駆動系を示す概略構成図である。 実施例7に係るシート折り装置における搬送ローラ対を構成する加圧ローラの駆動系を拡大して示す要部斜視図である。 実施例8に係るシート折り装置の搬送ローラ対、第1折りローラ対、第2折りローラ対の駆動系を示す概略構成図である。 実施例8の効果を説明するための動作説明図である。 実施例9に係るシート折り装置における搬送ローラ対を構成する加圧ローラの駆動系を拡大して示す要部斜視図である。 実施例1ないし9を含む本実施形態に係る画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。 従来例に係るシート折り装置の動作を示す動作説明図である。 一般的に良く知られている製図用紙の折り方を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、複数の実施例を挙げ、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、従来技術の説明も含め同一若しくは同一と見なせる構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
図1は、本実施形態における実施例1に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。同図において、画像形成システム100は、例えば複写機として構成された画像形成装置200及び画像形成装置200 のシート排出路に配置されたシート折り機300とから構成されている。
画像形成装置200では給紙部209又は手差し給紙部208より給紙されたシートPが給紙搬送手段210により搬送され、作像手段220により画像形成が行われた後、排紙搬送手段230により画像形成装置本体200外へ排出される。
画像形成装置200本体外へ排出されたシートP は画像形成装置200のシート排出路に配置されたシート折り装置300のシート受入手段21より進入し、給送手段20によりシート折り装置1へ搬送される。
図2はシート折り装置1の詳細を示す図である。図2において、シート折り装置1は、入口センサ2、搬送ローラ対3、第1折りローラ対6、第2折りローラ対7、第1センサ8、第2センサ9、第1シートガイド部材4、第2シートガイド部材5及びシート下面ガイド10を備えている。
搬送ローラ対3は、シートPを送り込む搬送回転部材対である。第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7は、前記搬送ローラ対3の下部左右に所定の間隔を空けて対向配置され、シートPを折る第1の折り回転部材対及び第2の折り回転部材対である。第1センサ8は第1折りローラ対6の対向域の外側に配置され、第1折りローラ対6側のシートP端(シートP端部、折り端部を含む、以下、同様)を検出する第1のシート検知手段である。第2センサ9は第1センサ8と同様に第2折りローラ対7の対向域の外側に配置され、第2折りローラ対7側のシートP端(シートP端部、折り端部を含む、以下、同様)を検出する第2のシート検知手段である。
第1シートガイド部材4は、搬送ローラ対3により送り込まれたシートPを、第1折りローラ対6に案内すべく揺動変位・動作可能なシートガイド部材である。第2シートガイド部材5は、第1シートガイド部材4と同様に搬送ローラ対3により送り込まれたシートPを、第2折りローラ対7に案内すべく揺動変位・動作可能なシートガイド部材である。
シート下面ガイド部材10は、第1シートガイド部材4又は第2シートガイド部材5により案内されたシートPを第1ローラ対6の各ローラ6a,6b又は第2折りローラ対7の各ローラ7a,7b間の挟持部(ニップ部)へ導くガイド部材である。
搬送ローラ対3、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7は、それぞれ軸を介して正逆転可能に装置本体に支持されている。第1シートガイド部材4又は第2シートガイド部材5は、搬送ローラ対3から搬送されるシートPを各折りローラ対6,7方向へ選択的に案内する部材でもある。
シートPは搬送ローラ対3により搬送され、第1シートガイド部材4又は第2シートガイド部材5の変位動作により、第1折りローラ対6又は第2折りローラ対7へ選択的に案内される。第1折りローラ対6側に案内された場合は、シートPの先端部又は折り端部を第1センサ8により検出し、この検出時点を基準とし必要距離搬送した後に第1折りローラ対6を逆転する。第2折りローラ対7側に案内された場合は、シートPの先端部又は折り端部を第2のシート検知手段としての第2センサ9により検出し、この検出時点を基準とし必要距離搬送後に第2折りローラ対7を逆転させる。そして、シートPの先端部又は折り端部を第2センサ9により検出し、この検出時点を基準とし必要距離搬送後に第2折りローラ対7を逆転させる。この逆転に合わせ、第1折りローラ対6方向への搬送時は第1シートガイド部材4を、第2折りローラ対7方向への搬送時は第2シートガイド部材5を変位動作させる。この動作により、シートPの折り実施部の内側から第1シートガイド部材4又は第2シートガイド部材5によりガイドしながら、シートPの下面はシート下面ガイド10の上面を滑りながら、搬送方向のある第1折りローラ対6又は第2折りローラ対7へ送り込まれる。これを繰り返すことにより所定回数折り畳まれる。
図1において、符号2は、給送手段20と搬送ローラ対3との間に配置され、給送手段20により搬送されてきたシートP先端を検知するシート検知手段としての入口センサである。入口センサ2の検知信号は、その検出時点以降の動作制御に用いられるトリガ信号となる。また、シート折り装置300の上部右方は、例えば複写済みのシートPを載置して給送するための手差しトレイとなっている。また、第1折りローラ対6の下流側には第1センサ8が、第2折りローラ対7の下流側に第2センサ9がそれぞれ設けられ、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7によって折られた用紙の先端部をそれぞれ検知するようになっている。
図3はシート折り装置1の駆動系の概略構成を示す図である。図3に示すように、第1シートガイド部材4の駆動系は、第1シートガイド部材駆動用アーム33a(以下、第1アーム33aと称す。)、第1シートガイド部材用動作支点軸34(以下、第1支点軸34と称す。)、シートガイド部材駆動用プーリ32a(以下、第1プーリ32aと称す。)、シートガイド部材駆動用ベルト31a(以下、第1ベルト31aと称す。)、及び第1シートガイド部材駆動用モータ30(以下、第1モータ30と称す。)を備えている。
第2シートガイド部材5の駆動系は、シートガイド部材駆動用アーム33b(以下、第2アーム33bと称す。)、第2シートガイド部材用動作支点軸35(以下、第2支点軸35と称す。)、シートガイド部材駆動用プーリ32b(以下、第2プーリ32bと称す。)、シートガイド部材駆動用ベルト31b(以下、第2ベルト31bと称す。)、第2シートガイド部材駆動用モータ36(以下、第2モータ36と称す。)を備えている。
第1シートガイド部材4の駆動系と第2シートガイド部材5の駆動系とは、略同様の構成であるため、以下、第1シートガイド部材4の駆動系を代表して説明する。
第1シートガイド部材4は、第1アーム33aに固定されている。第1プーリ32aは、装置本体側の図示しない不動部材である側板の一方(紙面の手間側に配置されている側板側)に所定の角度範囲で回動自在、すなわち揺動自在に支持された第1動作支点軸34に固定されている。第1アーム33aは、第1動作支点軸34と共に第1プーリ32aに固定されている。第1プーリ32aの近傍には、上記側板に固定された第1モータ30が配置されており、第1プーリ32aと第1モータ30の出力軸に固定されたモータプーリとの間に第1ベルト31aが掛け渡されている。これにより、第1モータ30と第1プーリ32aと第1アーム33aとは駆動力伝達関係にある。
上記構成の駆動系より、第1モータ30の駆動力が第1アーム33aに伝わり、第1シートガイド部材4の位置が変更されることで変位動作可能となり、シートPの先端及び折り部内側からのガイドを行うことができる。
第2シートガイド部材5に関しても、第1シートガイド部材4の変位動作と同様に動作し、シートPの先端及び折り部内側からのガイドが行われる。第1シートガイド部材4と第2シートガイド部材5の動作は独立して行われる必要があるため、第2シートガイド部材5の変位動作は第1モータ30とは独立した第2モータ36により行われる。なお、第2プーリ32b及び第2アーム33bは、上記図示しない側板の他方(紙面の奥側に配置されている側板側)に揺動自在に支持されている第2動作支点軸35に固定されている。
また、図3において、第1アーム33aに固定されている実線で示す第1シートガイド部材4の位置、及び第2アーム33bに固定されている実線で示す第2シートガイド部材5の位置が、それぞれのホームポジションである。一方、第1アーム33a及び第2アーム33bに対応して固定されている2点鎖線で示す第1シートガイド部材4及び第2シートガイド部材5が、第1モータ30及び第2モータ36によってそれぞれ駆動される第1及び第2アーム33a,33bの揺動変位・動作を介して変位動作した位置を表わしている。
前述のように、一般的に良く知られている製図用紙の折り方として山折りを繰り返す折り、内三つ折り、観音折り、Z折り等がある。このように画像面を内側に折る谷折り、画像面を外側に折る山折りを続けてジグザグに折ることもできる。
図4ないし図13は谷折りを続けて折る動作を示す動作説明図である。
図4に示すように、第1シートガイド部材4と第2シートガイド部材5とが平行に対向配置されているホームポジション状態において、図中矢印方向に回転している搬送ローラ対3により搬送されてきたシートPの先端Ptは、第1シートガイド部材4の変位動作によりガイドされ、図中矢印方向に回転している第1折りローラ対6へ案内される。そして、搬送ローラ対3による搬送が継続されることにより、シートPの先端は第1折りローラ対6のニップ部へ進入して挟持搬送され、その後、第1センサ8により検出される。この動作に前後して、第1シートガイド部材4は元のホームポジションに変位動作・復帰する。
続いて図5に示すように、第1センサ8の検出信号を基準として必要距離搬送した後、第1折りローラ対6が逆転する。シートPの第1折り実施部は第2シートガイド部材5の動作によりシート折り実施部Pbの内側よりガイドされ対向配置された第2折りローラ対7へ案内される。搬送が継続されることによりシート折り実施部Pbは第2折りローラ対7へ進入し、シートPが挟持搬送され、第1折り目が形成される。形成された折り端部は第2センサ9により検出される。この動作に前後して、第2シートガイド部材5は図6に示すように元のホームポジションに変位動作・復帰する。
続いて、第2センサ9の検出信号を基準とし必要距離搬送した後、図7に示すように第2折りローラ対7が逆転する。これにより、シートPの折り実施部Pbは対向配置された第1折りローラ対6方向へ搬送され、ニップを抜ける。その後に図10に示すように第1シートガイド部材4の動作により第1折りローラ対6へ案内されて挟持搬送され、第1センサ8により検出される。
この間の動作をさらに詳しく説明する。図7及び図8では、第2シートガイド部材5によってシート先端Ptをガイドし、第1折りローラ対6へ向かうことを阻止する変位動作を行うようにしている。この阻止動作のため、第2シートガイド部材5の揺動変位位置及び動作範囲が設定される。
すなわち、図6の動作によりシートPが第2折りローラ対7へ進入し、挟持搬送され、折り目が形成される。形成された折り端部は第2センサ9により検出された後、第2センサ9による検出時点を基準として必要搬送量搬送され、シートPの折り部を対向配置された第1折りローラ対6へ案内するために第2折りローラ対7を逆転させる。このとき第2シートガイド部材5を図7の状態から図8の状態に動作させ、第2折りローラ対7の第1折りローラ対6側よりシート先端Ptをガイドし、第1折りローラ対6へ向かうことを阻止する。この状態で図9に示すように第2折り折りローラ対7によってシートPを第1折りローラ対6方向に搬送する。
図10に示すように第1シートガイド部材4の動作により第1折りローラ対6へ案内されて挟持搬送されたシートPは、図11に示すように第1センサ8により検出される。シートPは、第1センサ8の検出信号を基準とし必要距離搬送された後、図12に示すように第1折りローラ対6が逆転する。そして、シートPの第2折り目実施部は第2シートガイド部材5の動作により折り実施部Pbの内側からガイドされ、対向配置された第2折りローラ対7へ案内される。搬送が継続されることによりシートPの第2折り目実施部は第2折りローラ対7へ進入し、挟持搬送されることにより図13に示すように第2折り目が形成される。形成された第22折り目端部は第2センサ9により検出され、この検出が基準となり次の動作が選択され、連続した同一方向の折りを実現している。連続した同一方向の折りは、図3ないし図13の動作を折り回数に相当する回数(複数回)実施され、所望の折りが実現される。
なお、図7及び図8では、第1折りを施した後のシート先端Ptを第2シートガイド部材5によって案内しているが、シートPの折り部が折りを実施した第1折りローラ対6から対向配置された第2折りローラ対7方向へ案内搬送される場合においても、第1のシートガイド部材4の動作により、第1折りローラ対6より搬送されるシートP先端を第1折りローラ対6の第2折りローラ対7側よりシートP先端をガイドし、第2折りローラ対7へ向かうことを阻止するようにすることもできる。
通常、上記のようにして折りが継続されるが、このようにして折ると、前述の図23(c)に示したようにシート折り実施部Pbに折りズレが発生する場合がある。そこで、本実施形態では、図9に示したようにシートPが第2折りローラ対7のニップと第1シートガイド部材4との間で緊張状態にあったものを弛ませるようにした。
図14は、本実施例に係るシート折り装置1の折り動作を示す動作説明図である。図14(a)は図9に続く動作を示している。図14(a)は、図9で生じたシートPに弛みを加えた状態を示す図である。同図では、シート1面目P1、シート2面目P2のそれぞれに弛みがあり、シート1面目P1、シート2面目P2が密着することなく隙間がある状態でシート先端Ptが搬送ローラ対3へ向け搬送されている。
図14(b)は図14(a)の弛み及び隙間がある状態のまま搬送されたシート先端Ptが搬送ローラ対3へ到達した時の状態を示している。また、図14(c)は図14(b)の状態からさらに搬送され、シート先端Ptが搬送ローラ対3へ進入し、シート折り実施部Pbが第2折りローラ対7から第1折りローラ対6へ案内される直前の状態を示している。
このように弛みを持って搬送するため、本実施例では、搬送ローラ対3と第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7とのシート搬送速度(搬送量)に差がある状態で搬送するようにしている。この差とは、
搬送ローラ対搬送速度(搬送量)≠第1及び第2折りローラ対搬送速度(搬送量)
である。
すなわち、本実施例では、搬送ローラ対3と第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7とのシート搬送速度(搬送量)が同一ではなく、両者間に差がある状態で搬送するようにした。
このように、シート折り実施部Pbを第1又は第2折りローラ対6,7から対向する第1又は第2折りローラ対6,7へ案内する際に、搬送ローラ対3と第1及び第2折りローラ対6,7とのシート搬送速度(搬送量)に差を持たせることにより、搬送ローラ対3と第1及び第2折りローラ対6,7の間に存在するシートPの弛みを除去し、面ズレを防ぐことが可能となる。その結果、シートPを折る際の折りズレを防止することができる。
なお、本実施例では、谷折りを続けて折る場合を例にとって説明しているが、山折り、谷折りを交互に行うジグザグ折りに加え、山折りを続けて折る場合も同様である。これは、以下の各実施例においても同様である。
図14は実施例2に係るシート折り装置1の動作を示す動作説明図である。実施例2は、実施例1において、搬送ローラ対3のシート搬送速度が第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7のシート搬送速度より速くした例である。シートPが搬送ローラ対3と第1折りローラ対6又は第2折りローラ対7とによって搬送されている状態であれば、その間にあるシートPの弛みは図14(c)に示すように解消される。
一方、搬送ローラ対3のシート搬送量を第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7のシート搬送量よりも大きい状態で搬送しても、同様に弛みを生じさせて搬送することができる。
その他、特に説明しない各部は実施例1と同様に構成され、同様に機能する。
実施例2では、実施例1の効果に加え、搬送ローラ対3のシート搬送量が第1及び第2折りローラ対6,7のシート搬送量よりも大きい状態で搬送することより、第1折りローラ対6又は第2折りローラ対7より、搬送ローラ対3方向への搬送時にシートPの弛みを除去することができる。これにより、従来のシート折り装置と同様の動作内でシートPの弛みを除去し、面ズレを防ぐことが可能となる。その結果、シートPを折る際の折りズレを防止することができる。
図15は実施例3に係るシート折り装置1の動作を示す動作説明図である。実施例2に示した図14の一連の動作中に第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の相対的な動作を変更し、弛みを生じさせることができる。そこで実施例3では、搬送速度を変更するようにした。
図15(a)では、図14に示した一連の動作中に第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送一時停止により搬送量を減少させ、搬送ローラ対3のシート搬送量を第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7のシート搬送量より大きくしている。
図15(b)では、図14の一連の動作中に第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送速度を通常動作時よりも減速(遅く)させて搬送量を減少させ、搬送ローラ対3のシート搬送量を第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7のシート搬送量より大きくしている。
図15(c)では、図14の一連の動作中に搬送ローラ対3の搬送速度を増速させて搬送量を増加させ、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7のシート搬送量より大きくしている。
なお、前記搬送ローラ対3、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送動作の切り替えは、図15(a)に示すシート先端Ptが搬送ローラ対3へ進入し、シート1面目P1、シート2面目P2を搬送ローラ対3と第1折りローラ対6、又は第2折りローラ対7とで搬送している状態で行う。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし2と同様に構成され、同様に機能する。
実施例3では、このように、搬送ローラ対3と第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送量差を、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の一時停止により行うことより、従来技術によるシート折り装置の動作に第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の一時停止追加のみでシートの弛みを除去し、面ズレを防ぐことによりシートPの折りズレを防止することができる。
また、搬送ローラ対3と第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送量差を、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7減速により行うことより、駆動の停止、開始による搬送量バラツキ防止した状態でシートの弛みを除去し、面ズレを防ぐことによりシートPの折りズレを防止することができる。
さらに、搬送ローラ対3と第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送量差を搬送ローラ対3増速により行うことより、シート搬送に減速が不要となり生産性の低下させない状態でシートの弛みを除去し、面ズレを防ぐことによりシートPの折りズレを防止することができる。
図16は実施例4に係るシート折り装置1の動作を示す動作説明図である。図16は、図14と同様に搬送ローラ対3のシート搬送速度が第1及び第2折りローラ対6,7のシート搬送速度より速い場合に、シートPが搬送ローラ対3と第1又は第2折りローラ対6,7により搬送ローラ対3方向へ搬送され、搬送により前記搬送ローラ対3と第2折りローラ対7(若しくは第1折りローラ対6)間にあるシート1面目P1、シート2面目P2の弛みが解消される状態を示す。
この実施例では、搬送ローラ対3、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送力に差をつけ、その関係を、
搬送ローラ対3の搬送力≠第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力
としている。
図16(a)及び図16(b)は、1は搬送ローラ3の搬送速度、搬送力が大きい場合のシート1面目P1、シート2面目P2の弛みが解消される状態を示す図である。弛みが解消された後の搬送では、搬送速度差は第2折りローラ対7の搬送スリップにより吸収される。
図16(c)は、搬送速度は搬送ローラ3の方が速く、搬送力は第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の方が大きい場合のシート1面目P1、シート2面目P2の弛みが解消される状態を示す図である。弛みが解消された後の搬送では、搬送速度差は搬送ローラ3の搬送スリップにより吸収される。
また、搬送ローラ対3、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送力差の関係を、
搬送ローラ対3の搬送力<第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力
とすることにより弛みを生じさせることもできる。
図16(c)は、搬送速度は搬送ローラ3の方が速く、搬送力は第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の方が大きい場合のシート1面目P1、シート2面目P2の弛みが解消される状態を示す図である。弛みが解消された後の搬送では、搬送速度差は搬送ローラ3の搬送スリップにより吸収される。
その際、弛みを解消させるのは、シート先端Ptが図16(b)及び(c)に示すように搬送ローラ対3のニップに再進入した時点以降、すなわち、再進入以降のタイミングである。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし3と同様に構成され、同様に機能する。
実施例4では、シート先端Ptが搬送ローラ対3へ進入し、シート1面目P1、シート2面目P2を搬送ローラ対3と第1又は第2折りローラ対6,7とで搬送している状態で行うことができる。これにより、シート1面目P1、シート2面目P2のシートの弛み除去を安定した状態で行うことができる。その結果、面ズレを防ぐことが可能となり、シートPの折りズレを防止することができる。
また、搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力に前記のような差をつけたので、搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7の搬送量差の吸収が搬送ローラ対3又は第1及び第2折りローラ対6,7の一方のシートPとの滑りで行われる。これにより、より安定した搬送量の管理を行うことができる。その結果、安定した折り幅を維持した状態で面ズレを防ぐことが可能となり、シートPの折りズレを防止することができる。
さらに、搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力差の関係を前記のように設定することより、搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7の搬送量差の吸収が搬送ローラ対3のみのシートとの滑りで行われる、これにより、折り動作の基準となる第1センサ8、第2センサ9による搬送量管理を行う第1及び第2折りローラ対6,7に滑りの発生がなくなり、折り幅が安定する。その結果、シート折り部Pbにズレが発生することもなく、より安定した状態で面ズレを防ぐことが可能となり、シートPの折りズレを防止することができる。
さらに、搬送ローラ対3、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送力差の関係を、図14(a)から図14(c)に示すシートPを第1折りローラ対6又は第2折りローラ対7から搬送ローラ対3へ搬送している状態のみとすることによっても弛みを生じさせることができる。実施例5は、搬送力差の関係を前記搬送している状態のみとした場合の例である。
この場合、シート1面目P1、シート2面目P2の弛みが解消された後の搬送では、搬送速度差を搬送ローラ対3又は第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の搬送力の弱い側の搬送スリップにより吸収する。図16(b)及び図16(c)は、このときの状態を示す図でもある。図16(b)は搬送ローラ対3の搬送力が大きい場合を示し、図16(c)は第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力が大きい場合を示す。
また、搬送ローラ対3と第1及び第2折りローラ対6,7とのシート搬送力の関係が
搬送ローラ対3の搬送力<第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力
であって、搬送ローラ3がシートを引き戻す方向に搬送している場合のみ前記状態とすることもできる。
その他、特に説明しない各部は実施例1にないし4と同様に構成され、同様に機能する。
本実施例では、搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力差の関係を、図14(a)から図14(c)に示すシートを第1は第2折りローラ対6,7から搬送ローラ対3へ搬送している状態のみとした。これにより、従来のシート折り装置動作時である図4から図6の折り動作、及び図10から図13に示した折り動作では、搬送に必要な搬送力を発揮することができる。その結果、折り幅に全く影響のない状態で面ズレを防ぐことが可能となり、シートPの折りズレを防止することができる。
図17は実施例6に係るシート折り装置1における搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7の駆動系を示す概略構成図である。
図17において、搬送ローラ駆動用モータ50は、その回転駆動力を搬送ローラ対駆動用ベルト58により搬送ローラ駆動用ギヤプーリ51へ伝え、その回転駆動力は加圧ローラ駆動用ベルト52aにより加圧ローラ駆動用プーリ53aに伝達される。この加圧ローラ駆動用プーリ53aに伝達された回転駆動力により搬送ローラ対3は駆動される。
折りローラ駆動用モータ60は、その回転駆動力を折りローラ対駆動用ベルト68により折りローラ駆動用ギヤプーリ61へ伝え、その回転駆動力は加圧ローラ駆動用ベルト62aにより加圧ローラ駆動用プーリ63aに伝達される。この加圧ローラ駆動用プーリ63aに伝達された回転駆動力により、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7は駆動される。
また、搬送ローラ対3は加圧ローラ3aと搬送ローラ3bにより構成され、それぞれのローラ3a,3bは搬送ローラ加圧用バネ54により圧接されている。第1折りローラ対6は加圧ローラ6aと折りローラ6bにより構成され、それぞれのローラ6a,6bは折りローラ加圧用バネ64により圧接されている。第2折りローラ対7は加圧ローラ7aと折りローラ7bにより構成され、それぞれのローラ7a,7bは折りローラ加圧用バネ64により圧接されている。
そこで、図17に示した例では、搬送ローラ対3を圧接するための搬送ローラ加圧用バネ54と、第1及び第2折りローラ対6,7のそれぞれを圧接するめの折りローラ加圧用バネ64の加圧力を異なる値に設定することにより搬送力の差を作り出すことができる。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし5と同様に構成され、同様に機能する。
本実施例では、搬送ローラ加圧用バネ54と折りローラ加圧用バネ64の加圧力を異なる値に設定することにより搬送ローラ対3と第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力の差を設定するので、従来のシート折り装置の構造を利用することができる。これにより、低コストで面ズレを防ぐことが可能となり、シートPの折りズレを防止することができる。
図18は実施例7に係るシート折り装置1における搬送ローラ対3を構成する加圧ローラ3aの駆動系を拡大して示す要部斜視図である。図17に示したように、搬送ローラ駆動用モータ50からの回転駆動力が加圧ローラ駆動用ベルト52aを介して加圧ローラ駆動用プーリ53aに伝達され、加圧ローラ3aを回転させるようになっている。ただし、ここでは加圧ローラ駆動用プーリ53a内の駆動軸にトルクリミッタ70が組み込まれており、トルクリミッタ70に設定されたトルク以上の回転駆動力は加圧ローラ駆動用プーリ53aから加圧ローラ3aへは伝わらない構造となっている。
そこで、図18に示すトルクリミッタ70を搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7を構成するローラ駆動系の搬送力を小さく設定する側に組み込むことにより、搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7の搬送力差を作り出すことができる。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし6と同様に構成され、同様に機能する。
本実施例では、トルクリミッタ70を搬送ローラ対3又は第1及び第2折りローラ対6,7を構成するローラ駆動系の搬送力を小さく設定する側の例えば駆動軸に組み込むことにより搬送力に差を作り出すことができる。その際、搬送速度差の吸収がトルクリミッタ70によって行われるため、第1及び第2折りローラ対6,7のローラ6a,6b、7a,7bとシートP間でのスリップによるシートPへのダメージを与えることなく面ズレを防ぐことができる。これにより、シートPの折りズレを防止することができる。
図19は、実施例8に係るシート折り装置1の搬送ローラ対3、第1折りローラ対6、第2折りローラ対7の駆動系を示す概略構成図である。図19に示す駆動系は、図17に示した駆動系に対し、対向するローラにも駆動系を持たせ、ローラ対をなす2本のローラそれぞれを駆動するものである。
図19の駆動系では、搬送ローラ駆動用モータ50の回転駆動力が搬送ローラ対駆動用ベルト58により搬送ローラ駆動用ギヤプーリ51へ伝達される。その回転駆動力がさらに加圧ローラ駆動用ベルト52a及び搬送ローラ駆動用ベルト52bにより加圧ローラ駆動用プーリ53a、搬送ローラ駆動用プーリ53bに伝達される。そして、この伝達された回転駆動力によって、加圧ローラ3a、搬送ローラ3bが共に駆動され、搬送ローラ対3が回転駆動される。
第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の駆動系では、折りローラ駆動用モータ60の回転駆動力が折りローラ対駆動用ベルト68により折りローラ駆動用ギヤプーリ61へ伝達される。その回転駆動力は加圧ローラ駆動用ベルト62a及び折りローラ駆動用ベルト62bにより加圧ローラ駆動用プーリ63a、折りローラ駆動用プーリ63bに伝達される。そして、加圧ローラ駆動用プーリ63a、折りローラ駆動用プーリ63bに伝達された回転駆動力により第1折りローラ対6の加圧ローラ6a、折りローラ6b及び第2折りローラ対7の加圧ローラ7a、折りローラ7bの全てが駆動される。
図19に示す駆動系により、搬送ローラ対3の加圧ローラ3a及び搬送ローラ3b、第1折りローラ対6の加圧ローラ6a及び搬送ローラ6b、第2折りローラ対7の加圧ローラ7a及び搬送ローラ7bがそれぞれ駆動され、シートPが搬送される。この実施例では、各ローラ対の2本が共に駆動ローラとして機能する両側駆動構成となっている。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし7と同様に構成され、同様に機能する。
本実施例では、搬送ローラ対3の加圧ローラ3a及び搬送ローラ3b、第1折りローラ対6の加圧ローラ6a及び搬送ローラ6b、第2折りローラ対7の加圧ローラ7a及び搬送ローラ7bがそれぞれ駆動されるので、図20(c)に示すように折りズレを生じることなく弛みが補正される。
図20は実施例8の効果を説明するための動作説明図である。図20(a)はシート1面目P1、シート2面目P2のシートPの弛みが等しく、ローラ対3a,3b、6a,6b、7a,7bの片側のみ駆動される例である。図20(b)はシート1面目P1の弛みが大きくローラ対3a,3b、6a,6b、7a,7bの片側のみ駆動される例である。図20(c)はシート1面目P1の弛みが大きくローラ対3a,3b、6a,6b、7a,7bの両側が共に駆動される例である。
図20(a)の例では、弛みが等しいことより、シート1面目P1とシート2面目P2の2面とも弛みが取り除かれている。図20(b)の例では、シート2面目P2の弛みがなくなった時点で搬送ローラ対3の加圧ローラ3aが搬送できなくなるので、シート1面目P1の弛みが残り、面ズレが発生してしまう。
図20(c)は加圧ローラ3a及び搬送ローラ3b共に駆動されているため、図20(b)の状態からでも搬送ローラ3bの搬送によりシート1面目P1の弛みを取り除くことができる。
上記のように、搬送ローラ対3の加圧ローラ3a及び搬送ローラ3b、第1折りローラ対6の加圧ローラ6a及び搬送ローラ6b、第2折りローラ対7の加圧ローラ7a及び搬送ローラ7bがそれぞれ駆動されることにより、シートPの弛みの状況にかかわらず、面ズレを防ぐことによりシートPの折りズレを防止することができる。
図21は実施例9に係るシート折り装置1における搬送ローラ対3を構成する加圧ローラ3aの駆動系を拡大して示す要部斜視図である。搬送ローラ対3、第1折りローラ対6、第2折りローラ対7の駆動系は図19に示す通りである。
図19を参照して説明したように、搬送ローラ対3は搬送ローラ駆動用モータ50によって駆動される。その際、搬送ローラ駆動モータ50の回転駆動力は搬送ローラ対駆動用ベルト58により搬送ローラ駆動用ギヤプーリ51へ伝達され、その回転駆動力が加圧ローラ駆動用ベルト52a及び搬送ローラ駆動用ベルト52bにより加圧ローラ駆動用プーリ53a、搬送ローラ駆動用プーリ53bに伝達される。これにより加圧ローラ3a、搬送ローラ3bが共に駆動され、搬送ローラ対3が回転する。
本実施例では、このような駆動系に対して、加圧ローラ駆動用プーリ53a内及び搬送ローラ駆動用プーリ53b内にトルクリミッタ70が組み込まれている。これによりトルクリミッタ70に設定されたトルク以上の回転駆動力は加圧ローラ駆動用プーリ53a及び搬送ローラ駆動用プーリ53bより加圧ローラ3a及び搬送ローラ3bへは伝わらないようになっている。
図21に示すトルクリミッタ70は、搬送ローラ対3の加圧ローラ3a及び搬送ローラ3b、第1折りローラ対6の加圧ローラ6a及び搬送ローラ6b、第2折りローラ対7の加圧ローラ7a及び搬送ローラ7bのそれぞれが駆動される際、搬送力が小さく設定された側に組み込まれる。このように組み込むことにより、搬送ローラ対3、第1折りローラ対6及び第2折りローラ対7の間で搬送力の差が作り出される。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし8と同様に構成され、同様に機能する。
本実施例では、トルクリミッタ70を前記のように組み込むことにより、シート1面目P1、シート2面目P2の弛みの状況によらず、先に弛みがなくなった面側を搬送するローラ(3a,3bの一方、若しくは6a,6bの一方、若しくは7a,7bの一方)による搬送速度差の吸収がトルクリミッタ70によって行われるため、第1及び第2折りローラ対6,7のローラ6a,6b、7a,7bとシートP間でのスリップによるシートPへのダメージを与えることなく面ズレを防ぐことができる。これにより、シートPの折りズレを防止することができる。
なお、本実施形態では、画像形成装置200とシート折り機300を備えた画像形成システム100において、シート折り機300が実施例1ないし9に示したようなシート折り装置1を備えているので、画像形成システム100として、原稿複写から直接シート折り、プリンタ出力から直接シート折り、ファクシミリ送信からシート折りなど、画像形成直後に一連動作で折りズレを生じることなくシート折りを行うことができる。
図22は実施例1ないし9を含む本実施形態に係る画像形成システム100の制御構成を示すブロック図である。
同図において、画像形成装置200の制御はCPU411、ROM412、RAM413、不揮発RAM414、シリアルI/F415、タイマ416などを搭載した画像形成装置制御部410によって実行される。
制御のためのプログラムコードはROM412に格納され、CPU411はプログラムコードをROM412から読み出し、RAM413に展開する。CPU411は、さらに、制御に必要なデータをRAM413に記憶し、当該RAM413をワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードによって定義される制御を実行する。
画像形成装置制御部410には、感光体などの作像手段220で使用されるモータ、給紙部209、給紙搬送手段210等における各種モータやクラッチなどの各種直流負荷450、各種交流負荷470、定着ローラの温度を検出する温度センサなどの各種センサ460が接続されている。また、画像読み取り装置300、及び操作表示部440が接続され、画像形成装置制御部410を介して各部が制御される。
シート折り機300の制御は、CPU401、ROM402、RAM403、シリアルI/F404、タイマ405などを搭載したシート折り機制御部400によって実行される。制御のためのプログラムコードはROM402に格納され、CPU401はプログラムコードをROM402から読み出し、RAM403に展開する。CPU411は、さらに、制御に必要なデータをRAM403に記憶し、当該RAM403をワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードによって定義される制御を実行し、各種直流負荷420の制御を行っている。
画像形成装置200とシート折り機300は、シリアルI/F415及び404を介してシート搬送制御及びシート折りに必要なコマンドを送受する。シート折り機300のCPU401は該コマンド及び各種センサ430から得られる用紙位置情報により、搬送ローラ対3、第1及び第2折りローラ対6,7、第1及び第2シートガイド部材4,5による折り処理、搬送ローラ対3と前記第1及び第2折りローラ対6,7とのシート搬送速度又はシート搬送量に差を持たせるための制御等を含む各種制御を実行する。
なお、特許請求の範囲におけるシートは本実施形態では符号Pに、搬送ローラ対は符号3に、第1折りローラ対は符号6に、第2折りローラ対は符号7に、シート折り実施部は符号Pbに、シート折り装置は符号1に、シート先端は符号Ptに、トルクリミッタは符号70に、駆動機構は、搬送ローラ駆動用モータ50、搬送ローラ対駆動用ベルト58、搬送ローラ駆動用ギヤプーリ51、加圧ローラ駆動用ベルト52a、加圧ローラ駆動用プーリ53a、折りローラ駆動用モータ60、折りローラ対駆動用ベルト68、折りローラ駆動用ギヤプーリ61、加圧ローラ駆動用ベルト62a、加圧ローラ駆動用プーリ63a、搬送ローラ駆動用ベルト52b、搬送ローラ駆動用プーリ53b、加圧ローラ3a、搬送ローラ3b、折りローラ駆動用ベルト62b、折りローラ駆動用プーリ63b、加圧ローラ6a、折りローラ6b、加圧ローラ7a及び折りローラ7bに、画像形成装置は符号200に、画像形成システム100は画像形成装置200とシート折り機300からなるシステムにそれぞれ対応する。
さらに、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施例は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 シート折り装置
3 搬送ローラ
3a 加圧ローラ
3b 搬送ローラ
6 第1折りローラ対
6a 加圧ローラ
6b 折りローラ
7 第2折りローラ対
7a 加圧ローラ
7b 折りローラ
50 搬送ローラ駆動用モータ
51 搬送ローラ駆動用ギヤプーリ
52a 加圧ローラ駆動用ベルト
52b 搬送ローラ駆動用ベルト
53a 加圧ローラ駆動用プーリ
53b 搬送ローラ駆動用プーリ
58 搬送ローラ対駆動用ベルト
60 折りローラ駆動用モータ
61 折りローラ駆動用ギヤプーリ
62a 加圧ローラ駆動用ベルト
62b 折りローラ駆動用ベルト
63a 加圧ローラ駆動用プーリ
63b 折りローラ駆動用プーリ
68 折りローラ対駆動用ベルト
70 トルクリミッタ
100 画像形成システム
200 画像形成装置
300 シート折り機
P シート
Pb シート折り実施部
Pt シート先端
特開平5−238635号公報 特開平11−349218号公報 特開2004−67266号公報 特開2006−335500号公報

Claims (9)

  1. シートを送り込む搬送ローラ対と、
    所定の間隔を空けて配置され、前記搬送ローラ対から送り込まれたシートを交互に折り畳むための第1及び第2折りローラ対と、
    を備え、前記シートに対して平行に複数回の折りを施すシート折り装置において、
    前記シートのシート折り実施部を前記第1又は第2折りローラ対から対向する前記第1又は第2折りローラ対へ案内する第1及び第2のガイド部材と、
    前記第1及び第2のガイド部材をそれぞれ独立して変位動作させ、前記搬送ローラ対を正転させ、前記搬送ローラ対から第1折りローラ対に前記シートを送るときには、前記第1のガイド部材を変位させて前記第1折りローラ対のニップに前記シートを案内し、前記搬送ローラ対から前記第2折りローラ対に前記シートを送るときには、前記第2のガイド部材を変位させて前記第2折りローラ対のニップに前記シートを案内する駆動手段と、
    を有し、
    正転する前記第1又は第2の折りローラ対を逆転させ、当該逆転する前記第1又は第2の折りローラ対から逆転する前記搬送ローラ対側へ前記シートを送るときには、前記搬送ローラ対のシート搬送速度又はシート搬送量を前記第1及び第2折りローラ対のシート搬送速度又はシート搬送量よりも大きくなるように差を持たせ、前記搬送ローラ対と前記第1又は第2の折りローラ対の前記正転と前記逆転動作を組み合わせて前記第1及び第2の折りローラ対の一方でのみ連続した同一方向の折りを施すこと
    を特徴とするシート折り装置。
  2. シートを送り込む搬送ローラ対と、
    所定の間隔を空けて配置され、前記搬送ローラ対から送り込まれたシートを交互に折り畳むための第1及び第2折りローラ対と、
    を備え、前記シートに対して平行に複数回の折りを施すシート折り装置において、
    前記シートのシート折り実施部を、正転する前記第1又は第2折りローラ対から逆転させて対向する前記第1又は第2折りローラ対へ案内する際に
    前記第1及び第2折りローラ対を停止させること、
    前記第1又は第2折りローラ対の速度を通常動作時より遅くすること、
    前記搬送ローラ対の速度を通常動作時より速くすること
    のいずれかにより、前記搬送ローラ対のシート搬送速度又はシート搬送量を前記第1及び第2折りローラ対のシート搬送速度又はシート搬送量よりも大きくして、前記シートの先端の前記搬送ローラ対への再進入以降に前記搬送ローラ対と前記第1及び第2折りローラ対とのシート搬送速度又はシート搬送量に差を持たせること
    を特徴とするシート折り装置。
  3. 請求項1に記載のシート折り装置において、
    前記差が、
    前記第1及び第2折りローラ対を停止させること、
    前記第1又は第2折りローラ対の速度を通常動作時より遅くすること、
    前記搬送ローラ対の速度を通常動作時より速くすること
    のいずれかにより設定されること
    を特徴とするシート折り装置。
  4. 請求項1又は3に記載のシート折り装置において、
    前記差は、前記シート先端の前記搬送ローラ対への再進入以降に生じさせること
    を特徴とするシート折り装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート折り装置において、
    前記搬送ローラ対の前記シートを搬送する搬送力と、前記第1及び第2折りローラ対の前記シートを搬送する搬送力との間に差を持たせたこと
    を特徴とするシート折り装置。
  6. 請求項5に記載のシート折り装置において、
    前記搬送力の差は、前記搬送ローラが前記シートを引き戻す方向に搬送している場合のみ生じること
    を特徴とするシート折り装置。
  7. 請求項5に記載のシート折り装置において、
    前記搬送力の差が、前記シートを挟持して搬送するローラ対の加圧力の差によって生じること
    を特徴とするシート折り装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート折り装置において、
    前記各ローラ対を駆動する2本のローラをそれぞれ駆動する駆動機構を備えていること
    を特徴とするシート折り装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート折り装置と、
    前記シートに画像を形成する画像形成装置と、
    を備えた画像形成システム。
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