JP2008168964A - 紙折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一な仕上がりサイズに折る。最後の折り面の上向き面を自動的に用紙表面とする。折りたたむかの設定をするためのユーザの操作性を高くする。
【解決手段】 画像形成装置200が送給する用紙を連続して用紙搬送方向zに対して直交する方向yに山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ折り機構4を備える紙折り装置1において、山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズLxを設定する折りサイズ設定手段20,220;および、前記画像形成装置が送給する用紙のサイズLa,Lx・f+Lbと前記折りサイズLxとを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段100;を備える。手差し用紙挿入口および手差しテーブルを更に備える。最初に山折りする場合は偶数に、谷折りする場合は奇数に、折り面数を調整する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、大版の用紙をジャバラ折りする紙折り装置に関し、印刷機(プリンタ),複写機あるいはファクシミリ装置と連結され紙折り機能を有するフォルダ,フィニッシャ又は連結組体として用いられ、あるいは、紙折り機能を有するフォルダ,フィニッシャ単体として用いられる。
特開平 5−238635号公報 特開平11−349218号公報 特開2004−67266号公報 特開2006−335500号公報。
一般にA0,A1等の大判のシートに複写可能な電子複写機を使用する際、これらの大判のシートをそのまま保管したり、あるいは大判のままで取り扱ったのでは保管スペースが大きくなったり、またはその取り扱いが不便である為、通常はシートを折りたたんで収納、取り扱うこととなる。しかしながらシートの折りたたみ作業を、手作業で行った場合にはかなりの時間を要してしまい、シートの折りたたみに要する時間が、複写に要する時間よりかかってしまう場合もある。
このようなことから複写機のシート排出路に、自動的にシートを折りたたむ事が出来る紙折り機を配置し、複写した大判のシートを連続して自動で折りたたむ事が可能となるシステムがある。またこのようなシステムに使用される紙折り機では、複写機から排出されるシートを自動で折りたたむ(オンライン操作)他に、既に折りたたまずに複写、排出してしまったシートや、他の画像形成装置などで作成した大判のシートを折りたたむための手段(オフライン操作)を有している場合がある。
このようなシステムで実際に紙折りを行うとき、A0,A1等の定形用紙の場合であれば折り上げる用紙の各面毎のサイズは、予め決まったサイズを用いて紙折りを行う事が出来るが、大判シートに複写可能な電子複写機では副走査長さが数メートルあるような長尺の用紙に複写を行う事もあり、このような不定形の長尺用紙であっても紙折りを行うことが要求される。
引用文献1に記載の紙折り装置は、各折り部の折り長さを自動的に調整する事により、定形長以外の用紙でも規定寸法に折る。引用文献2は、所望の折り態様で整然と折り目を形成する紙折り方法および機構を提示し、引用文献3は、折りを終えた用紙を排出するときに不要な折れが発生しないようにする紙折り機を提示している。引用文献4は、本発明者が、先端がカールした大版用紙でも、折り寸法のばらつきを少なくする紙折り装置を提示したものである。
ところで、定形用紙を紙折りする場合、折りたたむ各面のサイズは予め決められた長さで折る事によって、規定の仕上げサイズにする事が出来るが、不定形用紙であった場合では規定の仕上げサイズからはみ出してしまったりする。しかし、はみ出さないようにはみ出した分を折ろうとしても、紙折り機の機械的な制約(折り可能な最小折り幅)により、最小折り幅より短い2〜30mmに折りたたむ事は不可能である。あるいは、はみ出さなかったとしても折りたたまれた面数が、奇数であったり偶数であったりしてしまい、仕上げの状態が元の用紙のサイズによってまちまちの状態となってしまう。
一般に紙折りは規定の仕上げサイズ(ほとんどの場合でA4)に折りたたまれているのが好ましく、はみ出してしまったりする事は好まれない。また、大判のシートを複写し紙折りする場合の原稿は、図面であることがほとんどである為、図面の表題欄が表になって折りたたまれていることが望まれる。図面の表題欄は通常、用紙を横にして右下の位置にあり、図9の(a)のように図面を1折り目を山折りとして左から折りたたんでいった場合、折りたたんだ面数が偶数となっていれば表題欄が表側となる(図9の(b))。しかし、奇数であった場合には表題欄が内側(図9の(c))となってしまい望ましくない。すなわち、最後の折り面の上向き面を用紙表面とするのが好ましい。
これらの不都合を回避する為に、一つとしては、ロール状のシートを任意の長さにカットしてそれに複写を行うことが可能な電子複写機を有したシステムの場合、紙折りを行う都合に合わせて設定されたロール紙のカット長さに適宜長さを調整し、はみ出したり、あるいは常に偶数面ちょうどの折り上がりになる様にしたりする。
また、引用文献1に記載の紙折り装置では、紙折りを行うシート長さの検出と折りパターン毎の標準の用紙長とを比較して補正データを求め、この補正データにより、紙折りを行うある面の紙折りサイズを補正して、定形以外のサイズの用紙であっても、規定の仕上げサイズになるようにした方法が提案されている。
これらの解決手段をとれば不定形用紙であったとしても仕上げサイズは常に均一なものを得る事が出来るが、ロール紙のカット長さを調整する場合の解決方法の場合、意図した複写サイズではない用紙が出力されてしまい、長さ調整を行った部分は原稿画像ではない余白となってしまい、不自然なものとなってしまう。また既に他のシステムにて出力された不定形用紙に対しては、全く効果を得る事が出来ない。
次に引用文献1に記載の紙折り装置では、定形用紙サイズとなる標準用紙長と実際に紙折りを行う不定形用紙サイズである走行用紙長検出手段を比較し求めた補正データを、補正を行う折り面である補正部へ加算することによって規定の仕上げサイズになるようにしたものであるが、補正データが補正部の標準のサイズ以下であった場合や、補正部の標準サイズに補正データを加算したサイズが仕上げサイズよりはみ出てしまうような用紙長であることもあり、すべてのサイズの不定形用紙に対して、等しく同様な効果を発揮する事ができない。
本発明は、均一な仕上がりサイズに折ることを第1の目的とし、加えて、最後の折り面の上向き面を自動的に用紙表面とすることを第2の目的とし、どのように折りたたむかの設定をするためのユーザの操作性を高くすることを第3の目的とする。
(1)画像形成装置(200)が送給する用紙を連続して用紙搬送方向(z)に対して直交する方向(y)に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ折り機構(4)を備える紙折り装置(1)において、
山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズ(Lx)を設定する折りサイズ設定手段(8,220);および、
前記画像形成装置が送給する用紙のサイズ(La,Lx・f+Lb)と前記折りサイズ(Lx)とを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段(100:S105,S209,S305,S309,S310,S312));
を備えることを特徴とする紙折り装置。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応又は相当要素の符号もしくは対応事項を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
用紙のサイズ(La,Lx・f+Lb)と前記折りサイズ(Lx)とを比較し、仕上がりサイズがはみ出てしまうような場合には、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを自動的に調整して、どのようなサイズの用紙であっても、均一な仕上がりサイズに収めることができる。精度良く調整折りを行える。図面表題欄が常に表面として仕上るような、望まれる仕上り状態へ折る事が可能になる。
(2)前記サイズ調整手段(100)は、前記画像形成装置が与える用紙サイズデータが表す用紙のサイズ(La)と前記折りサイズ(Lx)とを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する(S105,S209);上記(1)に記載の紙折り装置(実施例1)。
(3)前記画像形成装置が送給する用紙のサイズを計測する用紙サイズ計測手段(32)を紙折り装置(1)が備え;
前記サイズ調整手段(100)が、該用紙サイズ計測手段(32)が計測した用紙のサイズ(La)と前記折りサイズ(Lx)とを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する;上記(1)に記載の紙折り装置(実施例2)。
(4)手差し用紙挿入口,該挿入口に差し込む用紙を支える手差しテーブル(7)、および、前記手差し挿入口に差し込まれた用紙を前記ジャバラ折り機構(4)に搬送する手段;をさらに備える上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の紙折り装置。
(5)前記画像形成装置が送給し前記ジャバラ折り機構(4)に搬送される用紙の用紙サイズと前記手差し挿入口に差し込まれ前記ジャバラ折り機構(4)に搬送される用紙の用紙サイズも計測する用紙サイズ計測手段(32);を備える上記(4)に記載の紙折り装置。
(6)前記折りサイズ(Lx)および用紙をどのように折りたたむかを設定する入力手段(40,50,60)を前記画像形成装置および前記紙折り装置のそれぞれが備え;前記画像形成装置がそれに設定があった、折りサイズ(Lx)および用紙をどのように折りたたむかを、前記紙折り装置に通知する;上記(4)又は(5)に記載の紙折り装置。
(7)手差し用紙挿入口,該挿入口に差し込む用紙を支える手差しテーブル(7),前記挿入口に差し込まれた用紙を搬送する手段および用紙搬送方向(z)に対して直交する方向(y)に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ折り機構(4)を備える紙折り装置(1)において、
手差し用紙のサイズデータを設定する事が出来るサイズデータ設定手段(60);
山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズ(Lx)を設定する折りサイズ設定手段(8,220);および、
前記サイズデータ設定手段が設定した用紙のサイズ(La)と前記折りサイズ(Lx)とを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段(100);
を備えることを特徴とする紙折り装置。
(8)前記サイズ調整手段(100)は、前記用紙を前記折りサイズ(Lx)で折る面数(f)と余り幅である最後の折り面の折り幅(α)を算出し、該折り幅(α)が設定値である最小折り幅(L1)未満のときは、前記面数(f)を1少ない値に変更して最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅(L1)以上の値に増やし、該増やした分を前記折りサイズ(Lx)から減算した値に、最後の折り面の直前の折り面の折り幅を設定する(S106,S210,図10の(b));上記(1)乃至(7)のいずれか1つに記載の紙折り装置。
(9)前記サイズ調整手段(100)は、前記最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅(L1)に増やす;上記(8)に記載の紙折り装置。
(10)前記サイズ調整手段(100)は、前記用紙を前記折りサイズ(Lx)で折る面数(f)と余り幅である最後の折り面の折り幅(α)を算出し、該折り幅(α)が設定値である最小折り幅(L1)未満のときは、前記面数(f)を1少ない値に変更して最後の折り面の折り幅と最後の折り面の直前の折り面の折り幅とをそれぞれ、前記算出した折り幅(α)に前記折りサイズ(Lx)に加えた和の半分に設定する;上記容器(8)に記載の紙折り装置。
(11)用紙を用紙搬送方向(z)に対して直交する方向(y)に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ機構(4)を備える紙折り装置(1)において、
山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズ(Lx)を設定する折りサイズ設定手段(8,220);
前記用紙のまだ折られていない残り用紙長(Lb)を計測する手段(32,16,17,100);および、
前記残り用紙長(Lb)と前記折りサイズ(Lx)とを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段(100:S305,S309,S310,S312));
を備えることを特徴とする紙折り装置(第3,第4実施例)。
(12)前記サイズ調整手段(100)は、前記残り用紙長(Lb)を前記折りサイズ(Lx)で折る面数(f1)と余り幅である最後の折り面の折り幅(α2)を算出し、該折り幅(α2)が設定値である最小折り幅(L1)未満のときは、前記面数(f)を1少ない値に変更して最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅(L1)以上の値に増やし、該増やした分を前記折りサイズ(Lx)から減算した値に、最後の折り面の直前の折り面の折り幅を設定する;上記(11)に記載の紙折り装置(実施例3)。
(13)前記サイズ調整手段(100)は、前記最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅(L1)に増やす;上記(11)に記載の紙折り装置(実施例3)。
(14)前記サイズ調整手段(100)は、前記残り用紙長(Lb)を前記折りサイズ(Lx)で折る面数(f1)と最後の折り面の折り幅(α2)を算出し、該折り幅(α2)が設定値である最小折り幅(L1)未満のときは、前記面数(f1)を1少ない値に変更し、該面数の最後の折り面の折り幅と最後の折り面の直前の折り面の折り幅とをそれぞれ、前記算出した折り幅(α2)に前記折りサイズ(Lx)に加えた和の半分に設定する;上記(11)に記載の紙折り装置(実施例3)。
(15)紙折り装置(1)は更に、最初の折りに山折りを設定する山折り設定手段(50)を備え;
前記サイズ調整手段(100)は、前記山折りが設定されている場合は、前記残り用紙長(Lb)を前記折りサイズ(Lx)で折る残り折り面数(f1)と最後の折り面の折り幅(α2)を算出し、前記残り用紙長(Lb)になるまでに折った折り面数である折り済み面数(f)が偶数かつ前記残り折り面数(f1)が奇数のときには該残り折り面数(f1)を該奇数に隣接する偶数に変更し、前記折り済み面数(f)が奇数かつ前記残り折り面数(f1)が偶数のときには該残り折り面数(f1)を該偶数に隣接する奇数に変更して、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する;上記(11)に記載の紙折り装置(実施例4)。
(16)紙折り装置(1)は更に、最初の折りに谷折りを設定する谷折り設定手段(50)を備え;
前記サイズ調整手段は、前記谷折りが設定されている場合は、前記残り用紙長(Lb)を前記折りサイズ(Lx)で折る残り折り面数(f1)と最後の折り面の折り幅(α2)を算出し、前記残り用紙長(Lb)になるまでに折った折り面数である折り済み面数(f)が偶数かつ前記残り折り面数(f1)が偶数のときには該残り折り面数を該偶数に隣接する奇数に変更し、前記折り済み面数(f)が奇数かつ前記残り折り面数(f1)が奇数のときには該残り折り面数(f1)を該奇数に隣接する偶数に変更して、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する;上記(11)又は(15)に記載の紙折り装置。
(17)前記サイズ調整手段(100)は、前記最後の折り面の折り幅(α2)が設定値である最小折り幅(L1)未満になるときは、前記残り折り面数(f1)を2回分単位で変更して、変更した残り折り面数(f1)の折り面を最小折り幅(L1)以上かつ前記折りサイズ(Lx)以下に設定する;上記(15)又は(16)に記載の紙折り装置(実施例4)。
(18)用紙を用紙搬送方向(z)に対して直交する方向(y)に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ機構(4)を備える紙折り装置(1)において、
最初の折りに山折りか谷折りを設定する山折り/谷折り設定手段(50);
山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズ(Lx)を設定する折りサイズ設定手段(8,220);および、
前記用紙のサイズと前記折りサイズ(Lx)とを比較し、前記用紙のサイズを前記折りサイズ(Lx)で折る折り面数(f+f1)と最後の折り面の折り幅(α2)を算出し、前記山折りが設定されている場合は前記折り面数(f+f1)が奇数であると偶数に、前記谷折りが設定されている場合は前記折り面数(f+f1)が偶数であると奇数に変更し、かつ、最後の折り面の幅を、設定値である最小折幅(L1)以上かつ前記折りサイズ(Lx)以下とするように、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段(100);
を備えることを特徴とする紙折り装置(第4実施例)。
(19)画像形成装置(200)が送給する用紙を前記ジャバラ折り機構(4)に搬送する手段;を更に備える、上記(11)乃至(18)のいずれか1つに記載の紙折り装置。
(20)手差し用紙挿入口,該挿入口に差し込む用紙を支える手差しテーブル(7)および前記挿入口に差し込まれた用紙を前記ジャバラ折り機構(4)に搬送する手段;を更に備える、上記(11)乃至(19)のいずれか1つに記載の紙折り装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の第1実施例を示す。図1は複写機200に連結した紙折り装置1の概略断面図である。複写機200の背面に、紙折り装置1が連結されている。紙折り装置1には、複写機200で画像が転写された用紙が送り込まれる第1の用紙挿入口がある連結部2と、用紙を搬送方向にジャバラ状に折るジャバラ折り機構4とがある。また、紙折り装置1には、第2の用紙挿入口である手差し用紙挿入口に差し込む用紙を支持する手差し台7と、手差し用紙挿入口に挿入された用紙をジャバラ折り機構4に送り込む手差し用紙搬送部があり、用紙を複写機200を通さずに、すなわちオフラインで、挿入出来る。
複写機200は、画像を複写した用紙を、画像面を上にして連結部2に送り出す。この用紙がジャバラ折利機構4に到達するとき、画像面は図1上で右向きである。紙折り装置1の手差し用紙挿入口に差し込まれる用紙(例えば図面紙)も、用紙がジャバラ折利機構4に到達するとき、画像面(図面)が図1上で右向きになるように、手差し用紙挿入口に差し込まれる用紙は、画像面(図面)を下向きにして手差し用紙挿入口に差し込むことになっている。
複写機200で画像が転写された用紙を搬入し折るオンライン操作は、複写機200に装備した操作表示ボード220に対する複写および自動折りのためのユーザ入力に基づいて行う。紙折り装置1の手差し部6に置かれた用紙すなわち手差し用紙を、ジャバラ折り機構4に送り込むオフライン操作は、紙折り装置1に構成された操作表示ボード8に対する自動折りのためのユーザ入力に基づいて行う。
−オンライン自動折−
ユーザは、複写機200の操作表示ボード220に、用紙のサイズ,折りの種類等を設定する。複写機200には、画像読取装置205があり、その下部に手差し給紙台208がある。また、手差し給紙台208の下部には大判のコピーを取る際に適したロール紙と、このロール紙を給送するロール紙給紙ユニットが備わっている。
手差し給紙台208に用紙をセットして給紙し、あるいはロール給紙ユニットからロール紙(用紙)を給送すると、この用紙はレジストローラ207の位置で一次停止され、作像ユニット206の画像形成動作とタイミングを合わせて、作像ユニット206に供給される。作像ユニット206は、図示しない感光体に画像データに対応した潜像を形成し、この潜像をトナーで現像してトナー像とし、このトナー像を用紙に転写し、定着装置210でトナー像を用紙に接合固定する。すなわち定着させる。トナーが定着した用紙すなわち記録済用紙は、排出ロール211により、紙折りを行う場合は紙折り装置1の連結部2へ送出し、紙折りを行わない場合は、図示を省略した切換爪により上排紙ローラ209に送られて、本体胴内の格納空間に送り込まれる。
複写機200から排出される記録済用紙は、紙折り装置1に送られ連結部2を通る。このとき紙折り装置1は用紙挿入検知センサ31により用紙が紙折り装置1内に挿入された事を認識する。なお用紙挿入検知センサ31は複写機200から用紙が挿入された事を認識すると共に、用紙の後端を検出することにも用いられ、また、用紙の挿入から後端の検出までの時間を元にして用紙の副走査長さを計測するにも用いられる。連結部2を通った用紙は搬送経路に沿って紙折り装置1の下部にあるジャバラ折り機構4に送られ、ジャバラ折り機構4にて用紙を搬送方向zと直交する方向yに繰り返し交互に折りたたむ。これによりジャバラ状に折りたたまれた用紙は、排出ローラ5により機外へ排出される。
−オフライン自動折−
ユーザが、紙折りを行いたい用紙を手差し台7に載置し、用紙を図1の矢印方向(yの矢印と逆方向)に挿入すると、手差し挿入検知センサ30が該用紙を検知し、それを基点にした所定タイミングで手差し搬送ローラ対13が回転駆動されて、用紙Pをくわえ込み一端停止する。なお手差し挿入検知センサ30は前述した用紙挿入検知センサ31と同様に、手差しテーブルから挿入された用紙の後端の検出、および用紙の副走査長さの計測にも用いられる。
その後ユーザは、紙折り装置1に装備した操作表示ボード8にて折り種類等の動作に必要な設定を行い、スタートボタンを押す。すると手差し搬送ローラ対13が再度回転し、用紙が矢印方向に搬送され、搬送経路に沿って紙折り装置1の下部にあるジャバラ折り機構4に送られる。その後の動作はオンライン自動折りの動作と同様である。
オンラインにて紙折り装置1に挿入された用紙の搬送経路と、オフラインで挿入された用紙の搬送経路が合流する経路のやや下流には、用紙長さ検知センサ32が配置されており、オフライン,オンライン共に用紙長さ検知センサ32が用紙副走査長さを計測する。
−ジャバラ折り−
図2に、図1のジャバラ折り機構4を拡大して示す。図2において、用紙の先端を検出する先端検知センサ15が、ジャバラ折り機構4の入り口にあり、その下流側に搬送ローラ対14がある。その下流側に折りローラ対11および12がある。これらの折りローラ対11,12は、搬送ローラ対14の搬送ライン(矢印zと逆の下向き)に関して左右に位置して、同期して正,逆転し、用紙を水平方向yにジャバラ状に折る。折りローラ対11,12の外側にはそれぞれ折り幅左検知センサ16、折り幅右検知センサ17があり、用紙を検出する。また折りローラ対11,12の間には、下ガイド板18がありこれが、折った用紙端面をローラ対11,12に案内する。なお搬送ローラ対14は、図示されていないギアおよび駆動ベルトを介して搬送モータにより回転駆動され、折りローラ対11,12に関しても、図示されていないギアおよび駆動ベルトを介して折りモータにより回転駆動される。
−ジャバラ折り機構4−
ジャバラ折り機構4には、用紙先端を折りローラ対11もしくは12に案内を切り替える偏向ガイド20,21がある。偏向ガイド20,21はそれぞれ、下折りローラ11b,12bに用紙を案内する円弧状であって、しかも、円弧状の軌跡を描いて移動するように図示を省略した案内機構で支持され、駆動ギヤ22,23で駆動されて回動する。用紙先端は、偏向ガイド20又は21により折りローラ対11,12の一方に案内され、折りローラ対のニップに進入する。ここでは右側の折りローラ対12に案内する偏向ガイド20を右偏向ガイド、左側の折りローラ対11に案内する偏向ガイド21を左偏向ガイドと表現する。さらに、これらの偏向ガイド20,21は、用紙を折り返す時は、例えば図4に示すように、偏向ガイド20,21が用紙の内側を折りローラ対11,12のニップに案内する。このとき、偏向ガイド20,21の先端に装着されたコロ20a,21aがそれぞれ下折りローラ11b,12bに当接する。さらに左偏向ガイド21の端部には図示しない遮光板があり、左偏向ガイド21が上昇待機している位置で左偏向ガイドHPセンサ25を遮光し待機位置を検出する構成になっている。また左偏向ガイド21は駆動ギア23を介した図示されていない左偏向ガイド駆動モータにより回転駆動されている。なお、右偏向ガイド20についても同様の構成である。
上記ギア22,23を回転駆動する左偏向モータ,右偏向モータおよびHPセンサ24,25は、図7に示すように紙折りコントローラ100に接続され、紙折りコントローラ100によって各センサの状態を監視し、タイミングを取って各モータ駆動を行っている。
−ジャバラ折り動作−
次に図2〜図5を使用してジャバラ折りの概略を説明する。紙折り装置1にオンラインまたはオフラインで導入された用紙Pが、ジャバラ折り機構4まで案内され、用紙P先端を先端検知センサ15が検出すると、コントローラ100が搬送モータおよび折りモータを正転駆動し、図2中の矢印方向へ搬送ローラ対14と折りローラ対11,12を回転させ、タイミングを取って右偏向ガイド20を右折りローラ対12近傍まで移動させる。すると用紙Pは、図2のように右方向へ案内され右折りローラ対12のニップに進入して搬送される。なお、用紙Pが右折りローラ対12のニップに進入した後コントローラ100は、右偏向ガイド20を待機位置へと戻す。折り幅右センサ17が用紙P先端を検出すると、コントローラ100は、一定時間後に折りモータの駆動を停止し折りローラ対11,12の回転を停止させる。次に図3のように左偏向ガイド21の移動を開始させ、さらに折りモータを逆転駆動すると、左偏向ガイド21は用紙Pの途中に当接し、図4に示すように、当接した所を頂点とするように左折りローラ対11近傍まで移動する。用紙Pは、搬送ローラ対14により下方に搬送されると同時に折りローラ対11,12により左方向に搬送される為、左偏向ガイド21先端が当接した頂点が左折りローラ対11のニップに進入し、この部分を折り目すなわち第1番の折り目として、まずジャバラ折りの第1面が形成される。すなわち折り返される。
その後、折り幅左センタ16が第1番の折り目を検出してから所定のタイミング(T6)で、折りモータの逆転駆動を停止する。なお左偏向ガイド21は、用紙P先端を右折りローラ対12へ案内したときと同様に、第1番の折り目がローラ対11のニップに進入した直後に待機位置へと戻されている。折りモータが停止した後正転駆動され、これにより、図5に示すようにローラ対11,12が右送り方向に回転して用紙の先端をローラ対12a方向に送るとともに、右偏向ガイド20の移動が開始し、右偏向ガイド20のローラ20aが用紙Pの途中に当接し、当接した所を頂点とするように右折りローラ対12近傍まで移動する。用紙Pは、搬送ローラ対14により下方に搬送されると同時に折りローラ対11,12により右方向に搬送される為、右偏向ガイド20のローラ20aが当接した頂点が右折りローラ対12のニップに進入し、この部分を折り目すなわち第2番の折り目として、ジャバラ折りの第2面が形成される。
その後、第3面以下の折りが必要な場合は、これまでの手順と同様に、左右の偏向ガイドの一方の移動と折りモータの正転,逆転の繰り返しにより第3面以降を順次形成していく。
ところでジャバラ折り第1面からの各面のサイズ、すなわち折りサイズ、を決定するのは、まず第1面の場合、図2のように用紙P先端が折り幅右センサ17で検出されてから、折りローラ対11,12を停止させるまでの経過時間T4により決定される。同様に第2面では、図5のように第1番の折り目が折り幅左センサ16で検出されてからの経過時間T6により決定される。第3面以降では左右どちらかの偏向ガイドの移動と折りモータの正転、逆転の繰り返しにあわせて、交互に面番号対応の時間T4またはT6により決定される。
なお、第1面の折り幅に関しては、図3のように用紙P先端が先端検知センサ14で検出されてからの経過時間T3により代用することも可能である。また、他の方法としては、第2面以降の折り幅の決定方法として、第1面形成後折りローラ停止し、再び右方向へ折りローラの回転を開始した瞬間から所定時間後に折りローラを停止する該所定時間にても管理可能であり、いずれの場合でも折りローラの正,逆転量を管理することにより、折り幅(y方向)が決定される。
なおこれまでの説明では、用紙P先端を右方向へ案内しているが、オンラインでの場合用紙Pは紙折り装置1に導入されるとき、通常上面に印刷面が形成されている為、第1の折り目は谷折りとして形成されるが、最初に左偏向ガイド21を移動させる事により用紙P先端は左方向へ案内され、第1の折り目を山折りとすることも当然可能である。
図6に、紙折り装置1に備えた操作表示ボード8を示す。操作表示ボード8上の折りサイズ設定部40は、折りサイズを選択する為の折り幅選択ボタン42と、現在選択されている折りサイズを表す為の折りサイズ表示41から成っている。折りサイズ表示41は選択する事が出来る折りサイズ表記の脇に備えられたそれぞれのLEDのうちの1つが点灯する事により、現在選択されている折りサイズを確認することが可能となっており、折り幅選択ボタン42を押下する毎に順次切り替わる。
折りサイズ設定部40の下部には折り種類設定部50があり、1折り目の折り形を選択する1折り目折り形選択ボタン52と折り種類表示51から成っている。折り種類表示51には、1折り目を山折りにするか谷折りにするかを示すそれぞれのLEDのどちらかが点灯する事により、現在選択されている折種類を確認する事が出来、1折り目折り形選択ボタン52を押下する毎に切り替わる。
また用紙サイズ設定部60には、用紙サイズ選択ボタン62とテンキー63および用紙サイズ表示61を備えている。用紙サイズ選択ボタン62を押下すると規格サイズであるA0,A1,A2などが順次用紙サイズ表示61に表示されるようになっており、テンキー63にて挿入する用紙の長さをmm単位で直接入力することも可能になっている。
紙折り装置1の操作表示ボード8にある、用紙サイズ,折り種類および折りサイズの設定部と同等の設定部ならびに転送指示キーが、複写機200の操作表示ボード220にもある。転送指示キーをユーザが操作すると、複写機200の操作表示ボード220に設定されている用紙サイズ,折り種類および折りサイズが、複写機200から紙折り装置1に送られて、紙折り装置1の用紙サイズ,折り種類および折りサイズに設定される。これにより、オンライン操作時に複写機200および紙折り装置双方の操作表示ボード220,8で各必要な設定を行わずとも、複写機200から設定するだけで済む。1カ所の操作部にて必要な設定が行え、操作の簡便化がはかれている。
図7に、紙折り装置1の、紙折りに関連する構成を示し、図8には、紙折り装置1の紙折りコントローラ100による紙折り制御モードの設定を示す。以下、図8を参照する。ユーザは、まず紙折り装置1の操作表示ボード8の折りサイズ設定部40により折りサイズを、折り種類設定部50により折り種類をそれぞれ設定する。ここでは例として折りサイズを210mm、折り種類を山折りに設定する。ユーザの操作に応じて複写機200が複写動作を行うと、複写された用紙が紙折り装置1へ送給されると共に複写機200から用紙サイズ(副走査長さ)データが折り機1へ通知される。紙折りコントローラ100は、これらの情報に基づいて演算パラメータである用紙長さLaおよび折りサイズLxを定め、また、紙折り装置1の最小折り幅L1を、図2に示す折ローラ対11,12のニップ間距離(本実施例では70mm)とする。次に用紙長さLaを折りサイズLxで割って、得た整数をfとし余りをαとし(S102)、αと最小折り幅L1とを比較する(S103)。
αがL1以上であると、折り面数をfとし、折りサイズをLxとして折る(S104)。この場合は、αが折りサイズLx未満かつ最小折り幅L1以上であるので、調整折りは加えない。
α<L1であった場合は、fを1小さくしかつαをα+Lxとして(S105)、α+Lxに対して図10の(b)又は(c)の調整折りを実施する。(S106)。すなわち用紙長さLaを折りサイズLxで割った整数fを1小さくして整数1相当の長さLxをαをくわえて、残り長α+Lxさを最小折り幅L1以上として、この残り長さα+Lxを、いずれの折り面も最小折り幅L1以上となる位置で折り返す。
例えば複写機200から通知された副走査長さが2100mmであったとき、折り機1の紙折りコントローラ100では、用紙の副走査長さ2100mmを折りサイズ210mm(Lx)で除算を行う。この場合10(f=10)で割り切れる為、紙折りコントローラ100では調整をすることなく、全ての面を210mmで紙折りし10面の紙折り束として仕上げられる。ところが通知された副走査長さとして2130mmが通知された場合、同様に210mmで除算すると30mmの余りが発生してしまう。
ところで、紙折り機にて紙折りする事の出来る最小の用紙幅が決定する要因は、その紙折り機のメカ的な構成によりいくつかあるわけであるが、本実施例での紙折り装置1での構成例においては、図2に示す折ローラ対11,12のニップ間距離であるL1にて決定される。ここではL1を70mm、すなわち紙折り装置1の最小折り幅は70mmである。
前述の例の通り結果として30mmの余り(α)が生じてしまうと、最小折り幅70mm(L1)以下の為、この面を折る事ができないため、最終面の仕上げ長さは210mm+30mm=240mm(α+Lx)となってしまい、図10の(a)の様に、望まれる仕上がりサイズである210mmからはみ出てしまう。そこでコントローラ100は、副走査長さ2130mmの用紙を折りサイズ210mmで10面に折ると30mmの余りが生じてしまうが、9面(f−1)に折った場合では、2130mm÷210mm=9面余り240mm(α+Lx)となり、240mmの余りを最小折り幅70mm引いた長さ170mmで1回折る事により、70mmが最終面となるため、図10の(b)の様に仕上がりサイズ210mmをはみ出る事もない。また240mmを単純に2等分し、図10の(c)のように折っても良い。
以上に説明した第1実施例は、複写機200から紙折り装置1へ挿入する用紙サイズを予め複写機200から紙折り装置1へ通知することによって、紙折り装置1では用紙サイズと設定された折りサイズとの比較を行い規定の仕上げ状態にならないと判断した場合、用紙後端部の何面かを設定された折りサイズから調整,変更するので、不定形サイズの紙折りであっても、一定の仕上げ状態を得るようにしたものである。
第2実施例の紙折りコントローラ100は、紙折り装置1に挿入された用紙の副走査長は、複写機200から通知される長さではなく、紙折り装置1自身にて計測する。この場合の用紙サイズ計測手段としては、前述したとおり用紙挿入検知センサ31および用紙長さ検知センサ32で検出できるが、本実施例では、用紙長さ検知センサ32で用紙長さを検出する。第2実施例のハードウエアおよびその他の機能は、上述の第1実施例と同様である。この第2実施例では、紙折り装置1自身で用紙サイズを計測するため、複写機1から用紙サイズを通知してもらう必要が無くなる為、複写機200から紙折り装置1への通知情報が軽減し、システムの簡便化が可能である。
第1および第2実施例のいずれにおいても、過去に複写機200でコピーしたが紙折り装置1を通さなかったコピー、又は他の複写機で得たコピーを、紙折り装置1に直接挿入する事が出来る手差しテーブル12と、挿入する用紙のサイズを設定する事が出来る操作表示ボード8を備え、設定された折りサイズと設定された用紙サイズを比較し、用紙後端部の何面かの折りサイズを設定された折りサイズから調整する。すなわち、紙折り装置1単独でも、所望の折りサイズに用紙を折ることができ、規定の仕上げ形状にならない場合、用紙後端部の何面かを設定折りサイズから調整,変更するので、不定形サイズの紙折りであっても、一定の仕上げ状態を得ることができる。
第2実施例では、用紙長さ検知センサ32で、オンライン送給の用紙すなわち複写機200がコピーして紙折り装置1に送り込む用紙、および、オフライン供給の用紙すなわち手差し台7に載せて手差し口に差し込まれ、ローラ対13で引き込まれる手差し用紙、のいずれの長さも、用紙長さ検知センサ32で計測するので、センサ自体や、センサの取り付けによる用紙長さの計測誤差が、オンライン時,オフライン時で異なる事が無くなる為、折りサイズが安定する。用紙サイズが不明な用紙のサイズを予めユーザが計測して操作表示ボード8から入力する手間が要らなくなる。
ところで実際に紙折り機にて紙折りを行ったとき、紙質,紙厚,制御機構的なバラツキなどによって、折りサイズは、設定したLxとまったく同じであるという結果にはならない場合がある。例えば前述の例と同じ、用紙長さ2130mm、折りサイズ210mmの場合、残り長さαは30mmと計算されるわけだが、機構的バラツキにより実際に折られたサイズが各面毎に+1mmの誤差を生じていたとすると、残り長さαの実際は20mmとなってしまう。そこで第3実施例は、折り対象用紙の折りが必要な残長を監視して、それが設定値未満になったときに、該残長に対して折りサイズ調整の要否判定を行う。
図11に、第3実施例の紙折りコントローラ100による紙折り制御モードの設定を示す。ユーザは、まず紙折り装置1の操作表示ボード8の折りサイズ設定部40により折りサイズを、折り種類設定部50により折り種類をそれぞれ設定する。ユーザの操作に応じて複写機200が複写動作を行うと、複写された用紙が紙折り装置1へ送給される。紙折りコントローラ100は、ローラ対11/12間距離と折りサイズ設定部40により入力されている折りサイズを演算パラメータである最小折り幅L1および折りサイズLxに定めて、折りサイズLxを目標値とする紙折りを開始する(S201)。
コントローラ100は、用紙が連結部2を通り紙折り装置1に進入し、用紙長さ検知センサ32が紙検出(ON)状態になったのち、紙非検出(OFF)への切換りを監視する。その間折りサイズLxを目標値とする紙折りを行う。
コントローラ100は、用紙長さ検知センサ32がOFFになったらその瞬間から時間計測(用紙の移動量計測)を開始する(S202,S203)。コントローラ100は、計測開始した後、折り端面が折り幅左センサ16または折り幅右センサ17がONした時に、そこまでの折り面数をパラメータfに設定し、しかもまだ折られていない残り用紙長Lbを求める(204,205)。例えば折り幅左センサ16がONした場合、折られていない残り用紙長Lbは、図1に示す用紙長さ検知センサ32から折り幅左センサ16の距離L3から、用紙長さ検知センサ32がOFFした時から計測を開始した時間相当の距離(用紙移動量)を引いた値となる。
次にコントローラ100は、Lbを折りサイズLxで割った商f1、余りα2を算出し(S206)、α2と最小折り幅L1とを比較し(S207)、α2がL1以上であったならば調整折りを行わず、ここまで折ってきた折りサイズLxで残り長さLbも折る(S208)。α2がL1未満であれば、折られていない残り用紙長α2に対して、折り面数(f1−1)はこれまで通りの折りサイズLxで折り、さらにそれ以降の残り長さ(α2+Lx)に対して、第1実施例と同様の調整を行う(S210)。この調整折りAF2の場合は、センサ32が用紙の尾端通過を検出した後、センサ16又は17が用紙を検出するまでに折られた長さに対しては管理を行わず、そのあとの残り長さに対して折り調整要否を判定し、調整要の場合に調整を加えるので、特に長尺の用紙になればなるほど、第1実施例の調整折りAF1と対比して誤差が少なくなる。なお、残り長さ計測の基点はセンサ32のONからOFFへの切換りに代えて、センサ31(オンライン時),30(オフライン時)のONからOFFへの切換りにしてもよく、また、このような切換りから所定時間後(用紙の所定移動量後)にすることもできる。S209,S210の演算が可能な残長Lbを計測し得るタイミングであればよい。第3実施例のハードウエアおよびその他の機能は、上述の第1実施例と同様である。第2実施例と同様にしてもよい。
この第3実施例のコントローラ100は、設定された折種類と、用紙後端検出後に折られていない残り用紙長が決定したときに、折り幅左センサ16か折り幅右センサ17のどちらがONしたかにより、折られていない残り用紙長Lbの折り面数を判断する。例えば折り種類が山折りに設定されており、折られていない残り用紙長が決定したのが折り幅左センサ16であった場合、その時までに折られている面数は必ず偶数面となっている。
ところで従来技術にて述べたように、図面を紙折りする場合、山折りから開始されたのならば、図9の(b)のように表題欄が表になるように仕上りも偶数面で折られている方が好ましい。谷折りから開始されたのならば、表題欄が表になるように仕上りは奇数面で折られている方が好ましい。そこで第4実施例の紙折りコントローラ100では、山折りから折りを開始した場合に、既に折られていた面数f(S205)が偶数であったのならば、図12に示すように、折られていない残り用紙長Lbを偶数面で折るように折り制御パラメータを調整する(S301,S302,S311,S312)。すなわち、仕上がりが図9の(b)のような偶数面となるように、残り用紙長Lbの折り面数f1および折りサイズLxを調整する。既に折られていた面数f(S205)が奇数であったのならば折られていない残り用紙長Lbを奇数面で折るように折り制御パラメータを調整する。
谷折りから折りを開始した場合に、既に折られていた面数f(S205)が偶数であったのならば、図13に示すように、折られていない残り用紙長Lbを奇数面で折るように折り制御パラメータを調整する(S301a,S302a,S311a,S312a)。すなわち、仕上がりが奇数面となるように、残り用紙長Lbの折り面数f1および折りサイズLxを調整する。既に折られていた面数f(S205)が奇数であったのならば折られていない残り用紙長Lbを奇数面で折るように折り制御パラメータを調整する。
図12を参照する。第4実施例では、折り種類設定部50の1折り目折り形選択ボタン52の操作により、山折りが設定されている場合に、既に折られていた面数f(S205)が偶数、しかも残り用紙長Lbの折り面数f1が偶数であり、最後の折り面の折り幅α2が最小折り幅L1以上であると、該折り面数f1の折りを行う(S304)。しかし、α2が最小折り幅L1未満であると、折り面数f1を2少なくしてその場合の折りサイズLxを算出して(S305)、算出した折りサイズLxが最小折り幅L1以上かつユーザが最初に設定した折りサイズ(Lxo:図12上のS201)以下であると、該算出した折サイズLxの調整折りを行う(S306〜S308)。すなわち折り調整(S305〜S308)により、折られていない残り長さLbを2等分もしくは4等分というようにする。2等分もしくは4等分(あるいは6等分)するのかは、Lbを偶数等分した結果と最小折り幅L1と設定された折りサイズLxとで比較して、不都合がないものにする。残り用紙長Lbの折り面数f1が奇数であったときには、残り用紙長Lbの折り面数f1を1大きくして偶数として、最後の折り面以外を折りサイズLx(=Lxo)とした場合の余り(負値の場合もある)α2を算出して(S312)、前述のステップ303以下を実行する。
折り調整(S305)の算出値Lxが最小折り幅L1未満になるときには、折り面数f1を2面分少なく再設定し、最後の折り面以外を折りサイズLx(=Lxo)とした場合の余り(負値の場合もある)α2を算出して(S309)、前述のステップ303以下を実行する。折り調整(S305)の算出値Lxがユーザが最初に設定した折りサイズLx(=Lxo)を超える場合には、折り面数f1を2面分多く再設定し、最後の折り面以外を折りサイズLx(=Lxo)とした場合の余り(負値の場合もある)α2を算出して(S309)、前述のステップ303以下を実行する。
既に折られていた面数f(S205)が奇数であったのならば、折られていない残り用紙長Lbを奇数面で折るように折り制御パラメータを調整する(S301,S311,S312)。すなわち、残り用紙長Lbの折り面数f1が奇数であり、最後の折り面の折り幅α2が最小折り幅L1以上であると、該折り面数f1の折りを行うが(S311,S303,S304)、α2が最小折り幅L1未満であると、折り面数f1を2大きくしてその場合の折サイズLxを算出して(S305)、算出した折りサイズLxが最小折り幅L1以上かつユーザが最初に設定した折りサイズLxo以下であると、該折サイズLxの調整折りを行う(S306〜308)。残り用紙長Lbの折り面数f1が偶数であると、残り用紙長Lbの折り面数f1を1大きくして奇数として(S311,S312)、最後の折り面以外を折りサイズLx(=Lxo)とした場合の余り(負値の場合もある)α2を算出して(S312)、前述のステップ303以下を実行する。
折り種類設定部50の1折り目折り形選択ボタン52の操作により、谷折りが設定されていた場合には、図13に示すフローにより、既に折られていた面数f(S205)が偶数であったのならば、折られていない残り用紙長Lbを奇数面で折るように折り制御パラメータを調整する(S301a,S302a,S311a,S312a)。すなわち、仕上がりが奇数面となるように、残り用紙長Lbの折り面数f1および折りサイズLxを調整する。既に折られていた面数f(S205)が奇数であったのならば折られていない残り用紙長Lbを奇数面で折るように折り制御パラメータを調整する。図13に示す各ステップの符号は、図12に示す山折りが設定されていた場合の、対応する処理ステップの番号数字に「a」を付加したものである。
山折りが設定されている場合には、図12のステップS301〜S312を実行することにより、fが偶数であるとf1も偶数に、奇数であるとf1は奇数に設定されて、最後の折り面が偶数番目となる。谷折りが設定されている場合には、図13のステップS301a〜S312aを実行することにより、fが偶数であるとf1は奇数に、奇数であるとf1は偶数に設定されて、最後の折り面が奇数番目となる。いずれの場合も、用紙の表面(画像面)の図面表題欄が上向き最後の折り面上に現れる。
第4実施例の折り調整(S305〜S308,S305a〜S308a)は、折られていない残り長さLbを2等分もしくは4等分というようにする。2等分もしくは4等分(あるいは6等分)するのかは、Lbを偶数等分した結果と最小折り幅L1と設定された折りサイズLxとで比較して、不都合がないものにする。第4実施例のハードウエアおよびその他の機能は、上述の第1実施例と同様である。第2実施例と同様にしてもよい。
この第4実施例によれば、折られていない残り用紙長Lbが確定した時点で、選択されている折り種類と現在までに折られた面数fから、折られていない残り用紙長Lbを何面で折るか調整するので、図面表題欄が常に、折った用紙の最後の上向き折り表面に現れるような、望まれる仕上がり状態に折る事ができる。
本発明の第1実施例の紙折り装置1とそれが接続された複写機200の、機構の概要を示す縦断面図である。 図1に示すジャバラ折り機構4の主要部の拡大側面であり、右偏向ガイド20の待機姿勢を実線で、用紙送りの案内姿勢を2点鎖線で示す。 図1に示すジャバラ折り機構4の主要部の拡大側面であり、左偏向ガイド21がローラ対11に用紙を送り込む行程の途中を示す。 図1に示すジャバラ折り機構4の主要部の拡大側面であり、左偏向ガイド21がローラ対11に用紙を送り込む位置に達した状態を示す。 図1に示すジャバラ折り機構4の主要部の拡大側面であり、右偏向ガイド20が、再度用紙をローラ対12に送り込むためにローラ対12に向けて移動する行程の途中を示す。 図1に示す操作表示ボード8の拡大平面図である。 図1に示す紙折り装置1の、紙折りに関連する構成を示すブロック図である。 図7に示す紙折りコントローラ100の紙折りモードの設定制御の概要を示すフローチャートである。 紙折りの用紙を示す斜視図であり、(a)は折り前の用紙を、(b)は山折りした用紙を、(c)は谷折りした用紙を示す。 紙折りの用紙を示す側面図であり、(a)は折りサイズLxの折りの余りα(30mm)が最小折り幅L1(70mm)より短くなるので折り調整が必要になる態様を示し、(b)は(a)の態様になる場合に加える折り調整の1態様を示し、(c)は折り調整のもう1つの態様を示す。 本発明の第3実施例の紙折りコントローラ100の紙折りモードの設定制御の概要を示すフローチャートである。 本発明の第4実施例の紙折りコントローラ100の紙折りモードの設定制御の概要の一部を示すフローチャートである。 本発明の第4実施例の紙折りコントローラ100の紙折りモードの設定制御の概要の残部を示すフローチャートである。
符号の説明
P:用紙
1:紙折り装置
2:連結部
4:ジャバラ折り機構
5:排出ローラ
6:手差し部
7:手差し台
8:操作表示ボード
11,12:折りローラ対
13:手差し搬送ローラ対
14:搬送ローラ対
15:先端検知センサ
16:折り幅左検知センサ
17:折り幅右検知センサ
18:下ガイド板
20:右偏向ガイド
21:左偏向ガイド
25:HPセンサ
30:手差し挿入検知センサ
31:用紙挿入検知センサ
32:用紙長さ検知センサ
40:折りサイズ設定部
41:折りサイズ表示
42:折り幅選択ボタン
50:折り種類設定部
51:折り種類表示
52:1折り目折り形選択ボタン
60:用紙サイズ設定部
61:用紙サイズ表示
62:用紙サイズ選択ボタン
63:テンキー
100:紙折りコントローラ
200:複写機
205:画像読取装置
206:作像ユニット
207:レジストローラ
208:手差し給紙台
209:上排紙ローラ
210:定着装置
211:排出ロール
220:操作表示ボード

Claims (20)

  1. 画像形成装置が送給する用紙を連続して用紙搬送方向に対して直交する方向に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ折り機構を備える紙折り装置において、
    山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズを設定する折りサイズ設定手段;および、
    前記画像形成装置が送給する用紙のサイズと前記折りサイズとを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段;
    を備えることを特徴とする紙折り装置。
  2. 前記サイズ調整手段は、前記画像形成装置が与える用紙サイズデータが表す用紙のサイズと前記折りサイズとを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する;請求項1に記載の紙折り装置。
  3. 前記画像形成装置が送給する用紙のサイズを計測する用紙サイズ計測手段を紙折り装置が備え;
    前記サイズ調整手段が、該用紙サイズ計測手段(32)が計測した用紙のサイズと前記折りサイズとを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する;請求項1に記載の紙折り装置。
  4. 手差し用紙挿入口,該挿入口に差し込む用紙を支える手差しテーブル、および、前記手差し挿入口に差し込まれた用紙を前記ジャバラ折り機構に搬送する手段;をさらに備える請求項1乃至3のいずれか1つに記載の紙折り装置。
  5. 前記画像形成装置が送給し前記ジャバラ折り機構に搬送される用紙の用紙サイズと前記手差し挿入口に差し込まれ前記ジャバラ折り機構に搬送される用紙の用紙サイズも計測する用紙サイズ計測手段;を備える請求項4に記載の紙折り装置。
  6. 前記折りサイズおよび用紙をどのように折りたたむかを設定する入力手段を前記画像形成装置および前記紙折り装置のそれぞれが備え;前記画像形成装置がそれに設定があった、折りサイズおよび用紙をどのように折りたたむかを、前記紙折り装置に通知する;請求項4又は5に記載の紙折り装置。
  7. 手差し用紙挿入口,該挿入口に差し込む用紙を支える手差しテーブル,前記挿入口に差し込まれた用紙を搬送する手段および用紙搬送方向に対して直交する方向に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ折り機構を備える紙折り装置において、
    手差し用紙のサイズデータを設定する事が出来るサイズデータ設定手段;
    山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズを設定する折りサイズ設定手段;および、
    前記サイズデータ設定手段が設定した用紙のサイズと前記折りサイズとを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段;
    を備えることを特徴とする紙折り装置。
  8. 前記サイズ調整手段は、前記用紙を前記折りサイズで折る面数と余り幅である最後の折り面の折り幅を算出し、該折り幅が設定値である最小折り幅未満のときは、前記面数を1少ない値に変更して最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅以上の値に増やし、該増やした分を前記折りサイズから減算した値に、最後の折り面の直前の折り面の折り幅を設定する;請求項1乃至7のいずれか1つに記載の紙折り装置。
  9. 前記サイズ調整手段は、前記最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅に増やす;請求項8に記載の紙折り装置。
  10. 前記サイズ調整手段は、前記用紙を前記折りサイズで折る面数と余り幅である最後の折り面の折り幅を算出し、該折り幅が設定値である最小折り幅未満のときは、前記面数を1少ない値に変更して最後の折り面の折り幅と最後の折り面の直前の折り面の折り幅とをそれぞれ、前記算出した折り幅に前記折りサイズに加えた和の半分に設定する;請求項8に記載の紙折り装置。
  11. 用紙を用紙搬送方向に対して直交する方向に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ機構を備える紙折り装置において、
    山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズを設定する折りサイズ設定手段;
    前記用紙のまだ折られていない残り用紙長を計測する手段;および、
    前記残り用紙長と前記折りサイズとを比較し、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段;
    を備えることを特徴とする紙折り装置。
  12. 前記サイズ調整手段は、前記残り用紙長を前記折りサイズで折る面数と余り幅である最後の折り面の折り幅を算出し、該折り幅が設定値である最小折り幅未満のときは、前記面数を1少ない値に変更して最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅以上の値に増やし、該増やした分を前記折りサイズから減算した値に、最後の折り面の直前の折り面の折り幅を設定する;請求項11に記載の紙折り装置。
  13. 前記サイズ調整手段は、前記最後の折り面の折り幅を前記最小折り幅に増やす;請求項11に記載の紙折り装置。
  14. 前記サイズ調整手段は、前記残り用紙長を前記折りサイズで折る面数と最後の折り面の折り幅を算出し、該折り幅が設定値である最小折り幅未満のときは、前記面数を1少ない値に変更し、該面数の最後の折り面の折り幅と最後の折り面の直前の折り面の折り幅とをそれぞれ、前記算出した折り幅に前記折りサイズに加えた和の半分に設定する;請求項11に記載の紙折り装置。
  15. 紙折り装置(1)は更に、最初の折りに山折りを設定する山折り設定手段(50)を備え;
    前記サイズ調整手段は、前記山折りが設定されている場合は、前記残り用紙長を前記折りサイズで折る残り折り面数と最後の折り面の折り幅を算出し、前記残り用紙長になるまでに折った折り面数である折り済み面数が偶数かつ前記残り折り面数が奇数のときには該残り折り面数を該奇数に隣接する偶数に変更し、前記折り済み面数が奇数かつ前記残り折り面数が偶数のときには該残り折り面数を該偶数に隣接する奇数に変更して、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する;請求項11に記載の紙折り装置。
  16. 紙折り装置(1)は更に、最初の折りに谷折りを設定する谷折り設定手段(50)を備え;
    前記サイズ調整手段は、前記谷折りが設定されている場合は、前記残り用紙長を前記折りサイズで折る残り折り面数と最後の折り面の折り幅を算出し、前記残り用紙長になるまでに折った折り面数である折り済み面数が偶数かつ前記残り折り面数が偶数のときには該残り折り面数を該偶数に隣接する奇数に変更し、前記折り済み面数が奇数かつ前記残り折り面数が奇数のときには該残り折り面数を該奇数に隣接する偶数に変更して、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整する;請求項11又は15に記載の紙折り装置。
  17. 前記サイズ調整手段は、前記最後の折り面の折り幅が設定値である最小折り幅未満になるときは、前記残り折り面数を2回分単位で変更して、変更した残り折り面数の折り面を最小折り幅以上かつ前記折りサイズ以下に設定する;請求項15又は16に記載の紙折り装置。
  18. 用紙を用紙搬送方向に対して直交する方向に山折り,谷折りを繰り返してジャバラ状に折りたたむジャバラ機構を備える紙折り装置において、
    最初の折りに山折りか谷折りを設定する山折り/谷折り設定手段;
    山折り,谷折りの紙折りを行う幅すなわち折りサイズを設定する折りサイズ設定手段;および、
    前記用紙のサイズと前記折りサイズとを比較し、前記用紙のサイズを前記折りサイズで折る折り面数と最後の折り面の折り幅を算出し、前記山折りが設定されている場合は前記折り面数が奇数であると偶数に、前記谷折りが設定されている場合は前記折り面数が偶数であると奇数に変更し、かつ、最後の折り面の幅を、設定値である最小折幅以上かつ前記折りサイズ以下とするように、用紙後端部の何面かの前記折りサイズを調整するサイズ調整手段;
    を備えることを特徴とする紙折り装置。
  19. 画像形成装置が送給する用紙を前記ジャバラ折り機構に搬送する手段;を更に備える請求項11乃至18のいずれか1つに記載の紙折り装置。
  20. 手差し用紙挿入口,該挿入口に差し込む用紙を支える手差しテーブルおよび前記挿入口に差し込まれた用紙を前記ジャバラ折り機構に搬送する手段;を更に備える請求項11乃至19のいずれか1つに記載の紙折り装置。
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