JPH1073890A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH1073890A
JPH1073890A JP8229472A JP22947296A JPH1073890A JP H1073890 A JPH1073890 A JP H1073890A JP 8229472 A JP8229472 A JP 8229472A JP 22947296 A JP22947296 A JP 22947296A JP H1073890 A JPH1073890 A JP H1073890A
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JP
Japan
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slit glass
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roller
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JP8229472A
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Inventor
Takashi Taruki
隆志 樽木
Akira Hirose
明 広瀬
Hiroshi Kubo
宏 久保
Shinji Imoto
晋司 井本
Takashi Fujii
隆 藤井
Seizo Hashizume
清造 橋爪
Hirotaka Shimizu
洋孝 清水
Motoya Sano
元哉 佐野
Hitoshi Hattori
仁 服部
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、原稿を短いスリットガラス上を通
過させつつ原稿画像を読み取る画像読取装置に関し、曲
げモーメントを加えることなくスリットガラス上のガイ
ド部材の両端側を加圧できるようにすることにより、ガ
イド部材を作製する材料の制限をなくして、コスト削減
を図ることを目的とする。 【解決手段】 短いスリットガラス2を介して通過する
原稿Pから画像を読み取る露光ランプ4やミラー5等の
読取手段および原稿Pをスリットガラス2上に通紙・搬
送するコロ群23、24、32、33を備える複写機1に、両端
側に形成したリブ51をスリットガラス2に当接して最下
面との間に原稿Pを案内する通紙経路を画成する樹脂か
らなる反射ガイド板31を設けるとともに、その反射ガイ
ド板31をリブ51の真上からスリットガラス2方向に加圧
する板ばね54を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿から画像を読
み取る画像読取装置に関し、詳しくは、原稿を短いスリ
ットガラス上を通過させつつ原稿画像を読み取るものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿に照射した光の反射光を
取り込んでその原稿画像を読み取る画像読取装置が知ら
れており、この原稿の読取方式としては、原稿よりも大
面積のコンタクトガラス上に原稿を停止させた状態で載
置して光学系を移動させることにより原稿を読み取る方
式や、原稿よりも搬送方向に短いスリットガラスを介し
て光学系を停止させたまま原稿をそのスリットガラス上
を通過させることにより原稿を読み取る、所謂、シート
スルー方式がある。
【0003】この種のシートスルー方式を採用する画像
読取装置としては、例えば特開平5−155463号公
報に記載されている。この画像読取装置は、通過する原
稿をローラがスリットガラス上に押えることにより、原
稿面の位置を一定に保ち読取精度を確保するようになっ
ている。しかしながら、このローラを用いて原稿面の位
置を一定にするものでは、ローラを回転可能に支持する
機構などが必要となり、コスト高になってしまう。
【0004】このため、原稿をスリットガラスから微小
間隔(例えば、0.5mm程度)で対面させるガイド板(ガ
イド部材)を設けて原稿をそのガイド板に沿わせて搬送
することにより、原稿面の位置を一定に保つことが多用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のガイド部材を用いる画像読取装置にあって
は、ガイド部材は板金加工により作製しているが、ガイ
ド板には原稿を沿わせて搬送させるためのスリットガラ
スから離隔する方向の負荷が加わる。このため、ガイド
板の両端側をスリットガラスに当接させるように上方
(裏面側)から加圧しつつスリットガラスとの間の微小
間隔を維持する必要がある。このことから、従来のガイ
ド部材では板金を曲げ加工してスリットガラスとの当接
部より外方に形成した平面部を加圧していた。
【0006】この板金のガイド部材では、組み付ける原
稿搬送装置が重くなるので、装置本体の読取位置を開閉
するためにヒンジ機構を設ける場合には、掛かる負荷が
大きくなって割高になっていた。この不具合を解決する
ためには、ガイド板を軽量かつ安価に作製可能な樹脂に
より形成することが考えられるが、樹脂からなるガイド
板ではスリットガラスとの当接部より外方を加圧する
と、加えられる曲げモーメントにより撓んでしまいスリ
ットガラスとの間の微小間隔を維持できなくなってしま
うという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、曲げモーメントを加え
ることなくガイド部材の両端側を加圧できるようにする
ことにより、ガイド部材を作製する材料の制限をなくし
て、コスト削減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、原稿の搬送方向の長さよりも短
いスリットガラスを介して該スリットガラス上を通過す
る原稿から画像を読み取る読取手段と、原稿をスリット
ガラス上に案内する通紙経路に通紙して搬送する搬送手
段とを備え、スリットガラスに対面して通紙経路を画成
するガイド部材を有する画像読取装置において、スリッ
トガラスに当接して該スリットガラスとの間の距離を保
持する当接部をガイド部材の原稿幅方向の両端側に形成
するとともに、該ガイド部材を当接部の真裏からスリッ
トガラス方向に加圧する加圧手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0009】この請求項1に記載の発明では、ガイド部
材は、スリットガラスに当接する当接部の真裏からスリ
ットガラス方向に加圧される。したがって、ガイド部材
にその加圧による曲げモーメントが加えられることはな
い。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の
構成に加え、前記ガイド部材を樹脂により作製したこと
を特徴とするものである。
【0010】この請求項2に記載の発明では、ガイド部
材は、樹脂により作製される。したがって、ガイド部材
を軽量化することができるとともに、例えば、成形法に
より作製することができ、当接部も一体成形することも
できる。ここで、前記ガイド部材は、他の材料により作
製してもよが、樹脂により形成するのが軽量かつ安価に
作製することができ好適である。また、当接部をガイド
部材に別部材として取り付けてもよいが一体成形するの
が安価に作製することができ好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図3は本発明に係る画像読取装置の一実
施形態を示す図であり、画像形成装置に搭載された一例
を示している。まず、本実施形態を適用した画像読取装
置の概略構成を説明する。
【0012】図1において、1は画像読取装置を備える
複写機(画像形成装置)であり、この複写機1の上面に
はスリットガラス2とコンタクトガラス3が設けられて
おり、このスリットガラス2とコンタクトガラス3の下
方には画像読取手段としての露光ランプ4と第1ミラー
5等が設けられている。この複写機1の画像読取手段
は、コンタクトガラス3にセットされた原稿Pを読取る
際には露光ランプ4と第1ミラー5がコンタクトガラス
3の下方で図中、左右方向に移動して原稿面を読み取
り、また、スリットガラス2を介して原稿Pを読取る際
には露光ランプ4と第1ミラー5がスリットガラス2の
下方に停止した状態で原稿面を読み取るようになってお
り、読み取り方式は公知であるので詳細には説明しない
が、露光ランプ4が照射した光の原稿面からの反射光を
第1ミラー5や不図示のレンズがCCD等の結像素子に
結像するようになっている。
【0013】また、複写機1の上部には自動原稿搬送装
置(以下、単にADFという)6が上面に装着されてお
り、このADF6の下面にはコンタクトガラス3に載置
された原稿Pを覆ってコンタクトガラス3に押圧すると
ともに原稿Pの読取時の白基準となる反射板7が設けら
れている。なお、このADF6は、不図示のヒンジを介
して複写機1に連結されており、複写機1の上面に対し
て接離自在となっている。
【0014】また、ADF6には、上部に原稿載置台9
が設けられており、この原稿載置台9には複数枚の原稿
Pからなる原稿束がセット(載置)されるようになって
いる。この原稿載置台9にセットされた原稿Pは、その
上面に呼出コロ10が当接回転することによって給紙ベル
ト11および給紙阻止コロ12の間(分離部)に送り出され
るようになっており、給紙ベルト11が搬送方向に回転す
る一方、給紙阻止コロ12が搬送方向と逆方向に回転する
ことによって最上の原稿Pから1枚づつ分離されて給紙
される。なお、呼出コロ10の原稿搬送方向下流にはスト
ッパ部材13が設けられており、原稿載置台9に載置され
た原稿Pはストッパ部材13に衝止されて給紙ベルト11側
に進入することを禁止されている。また、給紙ベルト11
は給紙阻止コロ12に任意の角度θで加圧・接触してい
る。
【0015】呼出コロ10の下方には押上板14が設けられ
ており、この押上板14は不図示のソレノイドによって搬
送方向上流側の回動支点14aを中心に回動して先端側を
呼出コロ10に対して近接・離隔するようになっている。
すなわち、この押上板14は、装置本体1側のコピースタ
ートスイッチが押下されると、呼出コロ10に対して離隔
する実線で示す位置から呼出コロ10に近接する仮想線で
示す位置に移動して原稿Pを呼出コロ10に押し付け、そ
の呼出コロ10によって原稿Pを送り出させるようになっ
ている。
【0016】給紙ベルト11は駆動コロ15と従動コロ16に
巻き掛けられてケース17内に収装されている。駆動コロ
15はADF6本体に着脱可能に取り付けられて回転駆動
する軸15aに取り付けられており、この駆動コロ15と軸
15aの間にはワンウェイクラッチ21が設けられ、駆動コ
ロ15はこのクラッチ21を介して図中、時計回りに回転
し、給紙ベルト11を駆動する。一方、従動コロ16はスプ
リング20によって駆動コロ15から離隔方向に付勢されつ
つ支持されており、このスプリング20によって給紙ベル
ト11には一定の張力が付与されている。また、ケース17
は、軸15aを中心に回動自在に支持されており、このケ
ース17には軸15aに不図示の伝達手段を介して連結され
て回転される呼出コロ10が取付けられている。そして、
ケース17が開閉可能な給紙部カバー18により押えられる
ことにより位置決めされるようになっており、ケース17
が位置決めされることによって給紙ベルト11は給紙阻止
コロ12に加圧・接触し、呼出コロ10も位置決めされる。
逆に、給紙部カバー18が開方向に回動されている状態
で、ケース17が軸15aを支点に同一方向に回動すると、
呼出コロ10や給紙ベルト11は原稿P上方を開放すること
ができる。なお、給紙部カバー18は、支点19を中心に回
動自在に取付けられている。
【0017】ここで、呼出コロ10には図示しないギャッ
プクラッチを介して軸15aの駆動が伝達されるようにな
っている。このギャップクラッチは、軸15aの駆動を所
定角度回転する間に呼出コロ10へ伝達するように噛み合
い部を形成した部材であり、逆に給紙ベルト11により給
紙される原稿Pによって呼出コロ10が連れ回る際には駆
動を伝達する噛み合いが外れるようになっている。この
ため、最上部の原稿Pの後端が呼出コロ10から抜ける
と、所定角度回転するまで軸15aの回転は呼出コロ10に
伝達されず、その間に後続する原稿Pとの紙間が開く構
成になっている。なお、このような機能を発揮するため
に、ギャップクラッチの代わりに駆動コロ15および呼出
コロ10を電磁クラッチやスプリングクラッチを介して駆
動するようにしても良い。
【0018】そして、給紙ベルト11および給紙阻止コロ
12によって分離された原稿Pは、不図示のモータによっ
て回転駆動する第1搬送コロ23および従動コロ24によっ
て反転経路25に沿って反転されつつ送られてスリットガ
ラス2に向かって搬送されるようになっている。なお、
従動コロ24は、給紙部カバー18の支点19を中心に回動自
在に支持されたレバー26に取付けられており、このレバ
ー26は給紙部カバー18に端部を位置決めされるスプリン
グ27が押圧することによって第1搬送コロ23に加圧され
ている。また、図中、Sはレジストセンサであり、レジ
ストセンサSは先の原稿Pの搬出からのタイミングを合
わせるために一旦停止させるために原稿Pの先端を検知
する。
【0019】第1搬送コロ23および従動コロ24によって
搬送される原稿Pは、反転ガイド28により案内されてス
リットガラス2上を通過した後に、反転排紙ガイド29に
よってすくい上げられるように案内されて排紙経路30に
通紙されるようになっており、この後には第2搬送コロ
32および従動コロ33と排紙コロ34および従動コロ35とに
挟持されて搬送(搬出)されることにより排紙経路30か
ら外部に排紙され、除電ブラシ36によって除電された後
に、外装カバー37上に排紙される。すなわち、第1、第
2搬送コロ23、32および従動コロ24、33が搬送手段を構
成し、反転経路25および排紙経路30が通紙経路を構成し
ている。このスリットガラス2上を原稿Pが通過する際
には、露光ランプ4、第1ミラー5等により原稿画像の
読取りが行なわれるが、スリットガラス2上には反射ガ
イド板(ガイド部材)31が設けられており、この反射ガ
イド板31は、原稿Pのスリットガラス2からの間隔を一
定に維持する反転経路25と排紙経路30の間の通紙経路の
一部を反転ガイド28および反転排紙ガイド29と共に画成
するとともに、読取時の白基準および露光ランプ4から
の光の反射部を構成している。なお、第2搬送コロ32
は、第1搬送コロ23よりも原稿Pの搬送速度を高く設定
されており、スリットガラス2上を通過する原稿Pはそ
の搬送速度の差によって、また反転排紙ガイド29によっ
て撓まされるときの復元力によって反射ガイド板31に沿
うように搬送され、スリットガラス2との距離を一定に
するようになっている。
【0020】一方、コンタクトガラス3上を覆う反射板
7は加圧板38の下面に設けられており、この加圧板38は
コンタクトガラス3上に載置された原稿Pをこのガラス
3に加圧するようになっている。この加圧板38は支点39
を介してメインフレーム40に回動自在に取付けられてお
り、このメインフレーム40は従動コロ35の軸に端部が取
付けられ、ADF6本体に固定されている。
【0021】メインフレーム40はコンタクトガラス3を
覆う面積を有しており、上面に外装カバー37が取付けら
れ、外装カバー37と共に原稿排紙台を構成している。ま
た、加圧板38はリンク41を介して補助フレーム42に連結
されており、この補助フレーム42はメインフレーム40の
外周部を挟持するように断面略コの字状に形成され、支
点43を介してメインフレーム40に回動自在に連結されて
いる。また、メインフレーム40にはマグネット44が設け
られており、このマグネット44は補助フレーム42を吸引
している。
【0022】補助フレーム42は全体的に金属で構成して
も良く、また、全体的にプラスチック等の弾性部材で形
成してマグネット44に吸引される部分のみを金属で形成
しても良い。また、補助フレーム42の先端部(図中、左
端部)には排紙経路30の一部を構成するガイド板42aが
形成されており、ガイド板42aには従動コロ33が回転自
在に設けられている。
【0023】ガイド板42aにはスタンプユニット45が設
けられており、このスタンプユニット45はソレノイドに
よってスタンプをガイド板42aから出没させることでス
リットガラス2を通過した原稿Pの搬送方向下流側の所
定位置に済スタンプを押印するようになっている。な
お、このスタンプを押印することによって読取り終了の
確認や原稿Pの重送不良の確認を行なうことができる。
また、補助フレーム42のガイド板42aの近傍部分には取
っ手46が設けられており、この取っ手46はユーザによっ
て把持可能である。また、メインフレーム40にはストッ
パー47が設けられており、このストッパー47は補助フレ
ーム42の基端部(図中、右端部)に当接し、補助フレー
ム42が支点43を中心に反時計回りに所定量以上回動する
のを禁止するようになっている。
【0024】次に、本実施形態の特徴部分を説明する。
図2および図3において、反射ガイド板31は、樹脂によ
り作製されており、その両端側の原稿Pよりも外方とな
る位置にはスリットガラス2方向に突起状に立設された
リブ(当接部)51が一体成形されている。リブ51は高さ
を約0.5mmに形成されており、スリットガラス2に当接
した状態で反射ガイド板31の最下面とスリットガラス2
の上面との間の間隔を維持するようになっている。
【0025】この反射ガイド板31は、ADF6本体のフ
レーム6aに固定されたステー52により両端側を上下方
向に移動可能に保持されており、逆L字型に形成された
図2中、左側の一端部31aはステー52に差し込まれてそ
の鉛直部分を上下方向に案内されるとともに平面部分で
抜けを防止される一方、図2中、右側の他端部31bは平
面部分をピン53が貫通して上下方向に案内されるととも
に抜けないようになっている。なお、反射ガイド板31
は、一端部31aを差し込んで他端部31bにピン53を貫通
させ止めるだけなので、容易に脱着することができ、汚
れたりしたときなどには容易に交換することができる。
【0026】また、反射ガイド板31は、両端側のリブ51
の真裏、つまり真上から板ばね54により下方に付勢され
ており、この板ばね54の弾性力によりリブ51がスリット
ガラス2に当接してスリットガラス2の間で通紙経路を
画成している。すなわち、板ばね54は加圧手段を構成し
ており、反射ガイド板31には板ばね54の加圧力がリブ51
の真上から加えられているので曲げモーメントが掛かる
ことはなく、樹脂からなる反射ガイド板31であっても撓
まされることなく、最下面を平面に維持することができ
る。なお、この加圧手段としては、板ばねだけでなく、
他にスプリングなどの弾性部材にしてもよいことはいう
までもない。
【0027】このため、反射ガイド板31には、原稿Pが
スリットガラス2上を通過する際に、第1、第2搬送コ
ロ23、32の搬送速度の差によって最下面に沿うように搬
送される原稿Pから上方へ移動される負荷が加えられる
が、板ばね54がその負荷に抗してリブ51をスリットガラ
ス2に当接させ原稿面の位置を維持する。このように本
実施形態では、反射ガイド板31は、リブ51の真上からス
リットガラス2方向に板ばね54により加圧されているの
で、その加圧による曲げモーメントが加えられることは
なく、樹脂により形成していても、撓まされることなく
スリットガラス2との間隔を維持することができる。
【0028】また、反射ガイド板31を樹脂により形成し
ているので、軽量化するとともにリブ51を一体成形する
こともでき、コストを削減することができる。なお、本
実施形態では、ガイド部材を成形法により作製すること
を説明しているが、これに限らず、例えば、機械加工に
より作製してもよく、当接部も別部材として取り付ける
ようにしてもよいことはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】この請求項1に記載の発明によれば、ガ
イド部材を当接部の真裏から加圧してスリットガラスに
その当接部を当接させるので、その加圧により加えられ
る曲げモーメントを考慮することなく、ガイド部材を作
製する材料を選択することができる。したがって、容易
にコストを削減することができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、ガイド部
材を樹脂により作製するので、ガイド部材を軽量化して
機構を簡易にすることができるとともに、例えば、成形
法により安価に作製することができ、当接部を一体成形
することもできる。したがって、コスト削減を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の一実施形態を示す
概略全体構成図である。
【図2】その要部を示す原稿の搬送方向からの側面図で
ある。
【図3】その要部を示す図2と異なる方向からの側面図
である。
【符号の説明】
1 複写機(画像読取装置) 2 スリットガラス 4 露光ランプ(読取手段) 5 第1ミラー(読取手段) 6 ADF(自動原稿搬送装置) 9 原稿載置台 10 呼出コロ 11 給紙ベルト 12 給紙阻止コロ 14 押上板 23 第1搬送コロ(搬送手段) 24 従動コロ(搬送手段) 25 反転経路(通紙経路) 28 反転ガイド 29 反転排紙ガイド 30 排紙経路(通紙経路) 31 反射ガイド板(ガイド部材) 32 第2搬送コロ(搬送手段) 33 従動コロ(搬送手段) 34 排紙コロ 35 従動コロ 37 外装カバー 51 リブ(当接部) 54 板ばね(加圧手段) P 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井本 晋司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 藤井 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 橋爪 清造 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 清水 洋孝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐野 元哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の搬送方向の長さよりも短いスリット
    ガラスを介して該スリットガラス上を通過する原稿から
    画像を読み取る読取手段と、原稿をスリットガラス上に
    案内する通紙経路に通紙して搬送する搬送手段とを備
    え、スリットガラスに対面して通紙経路を画成するガイ
    ド部材を有する画像読取装置において、 スリットガラスに当接して該スリットガラスとの間の距
    離を保持する当接部をガイド部材の原稿幅方向の両端側
    に形成するとともに、該ガイド部材を当接部の真裏から
    スリットガラス方向に加圧する加圧手段を設けたことを
    特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材を樹脂により作製したこと
    を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
JP8229472A 1996-08-30 1996-08-30 画像読取装置 Pending JPH1073890A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287903A (ja) * 2005-03-09 2006-10-19 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
US7715062B2 (en) 2004-01-05 2010-05-11 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus and recording apparatus including image reading apparatus
JP2012191643A (ja) * 2012-05-15 2012-10-04 Kyocera Document Solutions Inc 自動原稿給送装置および画像形成装置

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