JP3238605B2 - 原稿シート搬送装置および原稿読取装置 - Google Patents

原稿シート搬送装置および原稿読取装置

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JP3238605B2 JP14303295A JP14303295A JP3238605B2 JP 3238605 B2 JP3238605 B2 JP 3238605B2 JP 14303295 A JP14303295 A JP 14303295A JP 14303295 A JP14303295 A JP 14303295A JP 3238605 B2 JP3238605 B2 JP 3238605B2
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実 横山
裕嗣 中野
英之 寺嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ等の原稿読
取装置に設けられる原稿搬送装置に最適な原稿シート搬
送装置に関し、更に詳しくは、該原稿シート搬送装置に
搬送された原稿を一枚ずつ分離し密着型イメージセンサ
を用いて原稿の画像情報を読み取る形式の原稿読取装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、密着型イメージセンサを用いて画
像情報を読み取る形式の原稿読取装置は、密着型イメー
ジセンサの被写界深度が浅いために、原稿を密着型イメ
ージセンサの画像情報読取面に押圧して、且つ、原稿を
搬送させる読取ローラを、原稿搬送経路に対して密着型
イメージセンサに対向して配置し、密着型イメージセン
サを読取ローラに押し付けるように構成している。
【0003】読取ローラと密着型イメージセンサとを離
間させて原稿搬送路を解除するために、密着型イメージ
センサに対して読取ローラを移動退避させるように構成
した場合には、読取ローラがモータ等の駆動系に連結さ
れていることから、その退避構造が複雑になるという問
題がある。
【0004】このため、密着型イメージセンサが読取ロ
ーラに対して付勢されて動作する方向と略同方向にスラ
イド或いは回動する原稿解除レバーを密着型イメージセ
ンサに固着して設け、該原稿解除レバーを操作すること
により密着型イメージセンサを読取ローラから離間さ
せ、原稿搬送路を解除するように構成したものもある。
【0005】また、更に密着型イメージセンサと読取ロ
ーラからなる原稿読取部の上流側に複数枚の原稿を一枚
ずつ分離給送するための分離ローラと、原稿搬送路に対
して分離ローラに対向する位置に設けられ、該分離ロー
ラに付勢される分離片とを設けた原稿搬送装置もある。
【0006】上記のような原稿搬送装置において、原稿
搬送路を解除するには、分離片を支持する開閉フレーム
を開閉して、且つ、原稿解除レバーを操作することにな
り、原稿搬送路の解除操作が複雑になるという問題があ
る。
【0007】上記の問題を解決するために、密着型イメ
ージセンサと読取ローラからなる原稿読取部、および分
離ローラと分離片とからなる原稿分離部を含む原稿搬送
路の原稿搬送方向上流側および下流側の両位置で回動可
能に構成した両てこリンク機構により分離ローラと分離
片とを離間させると共に、読取ローラと密着型イメージ
センサとを離間させ、原稿搬送路を解除するように構成
したものがある。
【0008】しかし、前記両てこリンク機構では構造が
複雑であり、装置のコストアップの要因ともなる。そこ
で、本出願人は、図4および図5に示すように、両てこ
リンク機構等の複雑な機構を用いずに簡単な操作で分離
ローラと分離片とを離間させると共に、読取ローラと密
着型イメージセンサとを離間させることが出来る構成の
原稿搬送装置を開発したものである。尚、図4は操作部
外装31および上原稿ガイド28を閉鎖状態にしたときの図
であり、図5はこれ等を開放状態にしたときの図であ
る。
【0009】図4において、21は分離ローラ、22は分離
片であり、該分離片22は図示しない付勢部材により分離
ローラ21を押圧する方向に付勢力を受けている。23は読
取ローラ、24は密着型イメージセンサであり、該密着型
イメージセンサ24はセンサホルダ25により保持され、ホ
ルダ回転中心26を中心に回動可能な構成となっている。
【0010】また、密着型イメージセンサ24およびセン
サホルダ25は、センサ付勢部材27により読取ローラ23を
押圧する方向に付勢力を受けている。28は上原稿ガイ
ド、29は下原稿ガイド、30は排出ガイド、31は操作部外
装、32は排出部外装である。操作部外装31、分離片22は
開閉フレームである上原稿ガイド28により支持されてお
り、該上原稿ガイド28は、原稿搬送方向において、分離
ローラ21と読取ローラ23の両回転軸の略中間に位置する
上原稿ガイド回転中心33を中心に本体フレームに対して
回動可能な構成となっている。
【0011】上原稿ガイド28は、図示しない付勢部材に
より、上原稿ガイド回転中心33を中心に図4の矢印a方
向に付勢力を受けており、上原稿ガイド28がストッパー
34に当接することにより上原稿ガイド28および分離片2
2、操作部外装31の位置決めがなされている。
【0012】図5において、上原稿ガイド28を上原稿ガ
イド回転中心33を中心に図5の矢印b方向に回動させて
開放すると、操作部外装31、上原稿ガイド28および分離
片22は開放状態となり、分離片22が分離ローラ21から離
間する。また、上原稿ガイド28の一部であるセンサ解除
リブ35が密着型イメージセンサ24を保持するセンサホル
ダ25を押圧することにより、密着型イメージセンサ24お
よびセンサホルダ25がホルダ回転中心26を中心に図5の
矢印d方向に回動して、密着型イメージセンサ24および
センサホルダ25は、読取ローラ23から離間する。尚、図
4に示す閉鎖状態においては、センサ解除リブ35はセン
サホルダ25から離れている。
【0013】上記のように、原稿搬送路が解除されるた
め、分離ローラ21と分離片22、読取ローラ23と密着型イ
メージセンサ24により挟持されていた原稿36は、その挟
持が解除され、原稿排出方向Aまたは原稿戻し方向Bに
容易に引き抜くことが可能となる。このように、簡単な
操作で、分離ローラ21と分離片22、読取ローラ23と密着
型イメージセンサ24とを夫々離間させ、原稿搬送路を解
除できる構成となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、上原稿ガイド回転中心33が原稿搬送路の中
間付近に位置しているため、排出ガイド30を上原稿ガイ
ド28と一体的に構成し、該上原稿ガイド28の回動動作と
一体的に回動するように構成した場合には、上原稿ガイ
ド回転中心33から排出ガイド30の排出側端部30aまでの
距離が比較的長いために、原稿搬送路を解除する際の回
動動作により排出ガイド30の排出側端部30aが図5の下
方に大きく移動し、センサホルダ25の排出側端部25aに
接触干渉してしまうという問題がある。
【0015】これを避けるために上記従来例では、排出
ガイド30と上原稿ガイド28とを別部材で構成すると共
に、開放状態の時にも排出ガイド30は移動しないように
構成しており、部品点数が増加する上構造が複雑になる
という問題があった。
【0016】また、上原稿ガイド回転中心33を原稿搬送
路の中間付近に配置したため、上原稿ガイド回転中心33
から操作部外装31の排出側端部31aまでの距離が比較的
長く、原稿搬送路を解除した開放状態の時に、操作部外
装31の排出側端部31aが、図5の下方に大きく移動し、
本体フレームに設けた排出部外装32に干渉するおそれが
ある。
【0017】このため、排出部外装32は、予め操作部外
装31と干渉しないような形状にしなければならず、デザ
インの自由度が拘束されるという問題があった。
【0018】また、密着型イメージセンサ24を保持する
センサホルダ25を軸支するホルダ回転中心26の配置位置
が、センサホルダ25を押圧するセンサ解除リブ35の当接
位置よりも原稿搬送方向下流側にあるため、センサホル
ダ25の原稿排出側端部25aは開放/閉鎖の両状態で図5
における上下方向の移動がほとんどなく、原稿排出口方
向から密着型イメージセンサ24の読取面を清掃する等の
メンテナンスが困難であるという問題がある。
【0019】このため、密着型イメージセンサ24が装置
本体の原稿排出口付近に配置されていても、原稿排出口
方向から密着型イメージセンサ24の清掃作業を行うこと
が出来ず、密着型イメージセンサ24から比較的遠い距離
に配置された原稿挿入口から清掃作業等のメンテナンス
を行わなければならないという問題があった。
【0020】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、部品点数を削減して簡単な構
成とすると共に、デザイン的自由度を増大させた構成に
おいて、簡単な操作により原稿搬送路を解除することが
出来、読取デバイスのメンテナンスを容易にした原稿シ
ート搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置を提供せ
んとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、原稿シートを搬送する
分離ローラと、前記分離ローラに対向して配置した分離
片と、前記分離ローラよりも原稿シート搬送方向下流側
に設けられ、原稿シートを搬送する読取ローラと、前記
読取ローラに対向して配置した前記原稿シートの画像情
報を読み取る原稿読取手段と、前記分離ローラ、読取ロ
ーラと、前記原稿読取手段と、を支持するフレーム本体
と、前記フレーム本体に対して回動可能に軸支され、且
つ、前記分離片を支持する開閉フレームと、を有し、前
記フレーム本体に対して前記開閉フレームを回転可能に
軸支する軸中心位置を、原稿シート搬送方向における前
記読取ローラの軸中心位置に対応する位置または前記読
取ローラの軸中心位置よりも原稿シート搬送方向下流側
に設け、前記開閉フレームを前記フレーム本体に対して
閉鎖状態にした際には、前記分離片が前記分離ローラに
対して付勢されると共に、前記原稿読取手段が前記読取
ローラに対して付勢され、前記開閉フレームを前記フレ
ーム本体に対して開放状態にした際には、前記分離ロー
ラと前記分離片とが離間すると共に、前記読取ローラと
前記原稿読取手段とが離間するように構成した原稿シー
ト搬送装置において、前記開閉フレームを前記フレーム
本体に対して開放状態にした際に、該開閉フレームの一
部分が前記原稿読取手段または該原稿読取手段を保持す
るホルダー部材を押圧して前記原稿読取手段を前記読取
ローラから離間する方向に退避させるように構成したこ
とを特徴とする。
【0022】また、前記原稿読取手段または該原稿読取
手段を保持するホルダー部材は、前記フレーム本体に対
して回動可能に軸支され、前記原稿読取手段または前記
ホルダー部材の回転中心位置を、前記読取ローラと前記
原稿読取手段とが当接する当接位置よりも原稿シート搬
送方向上流側に設けたことを特徴とする。
【0023】また、本発明に係る原稿読取装置は、前記
原稿シート搬送装置を備え、前記原稿読取手段は、密着
型イメージセンサで構成したことを特徴とする。
【0024】
【作用】本発明に係る原稿シート搬送装置は、上述の如
く構成したので、開閉フレームの回転中心位置を、シー
ト搬送方向における読取ローラの軸中心位置に対応する
位置または前記読取ローラの軸中心位置よりもシート搬
送方向下流側に配置したことで、開閉フレームの回転中
心位置から該開閉フレームのシート排出側端部までの距
離を短く構成することが出来、開閉フレームを閉鎖状態
から開放状態に回動する時の開閉フレームのシート排出
側端部の移動量を小さく押さえることで、開閉フレーム
のシート排出側端部が原稿読取手段または該原稿読取手
段を保持するホルダー部材に干渉することがない。ま
た、開閉フレームの排出側端部がフレーム本体に近づく
距離が小さくなる。
【0025】また、原稿読取手段または該原稿読取手段
を保持するホルダー部材の回転中心位置を、読取ローラ
と該原稿読取手段とが当接する当接位置よりもシート搬
送方向上流側に配置したことで、シート排出口側から容
易に原稿読取手段のメンテナンスを行うことが出来る。
【0026】
【実施例】図により本発明に係る原稿シート搬送装置を
原稿搬送装置として備えた原稿読取装置の一実施例を具
体的に説明する。図1は本発明に係る原稿シート搬送装
置の閉鎖状態を示す断面説明図、図2は本発明に係る原
稿シート搬送装置の原稿搬送路を解除した開放状態を示
す断面説明図、図3は本発明に係る原稿シート搬送装置
の密着型イメージセンサのメンテナンスを行う様子を示
す断面説明図である。
【0027】図1において、1は、紙や合成樹脂等で構
成されるシート状の原稿15(シート原稿)を給送する分
離ローラであり、2は、前記分離ローラ1に対向して設
けられた分離片である。分離片2は図示しない付勢部材
により分離ローラ1を押圧する方向に付勢力を受けてい
る。原稿挿入口17から原稿面を下にしてセットされた原
稿15は分離ローラ1と分離片2とのニップ部で分離され
一枚ずつ給送される。
【0028】3は、読取ローラであり、4は、前記読取
ローラ3に対向して設けられた原稿読取手段となる密着
型イメージセンサである。密着型イメージセンサ4はセ
ンサホルダ5により保持され、該センサホルダ5はホル
ダ回転中心6を中心に回動可能に構成されている。前記
ホルダ回転中心6は原稿搬送方向において、密着型イメ
ージセンサ4が読取ローラ3に当接する当接位置よりも
原稿搬送方向上流側に配置されている。密着型イメージ
センサ4を保持するセンサホルダ5は、センサ付勢部材
7により密着型イメージセンサ4が読取ローラ3を押圧
する方向に付勢力を受けている。
【0029】前記読取ローラ3は、分離ローラ1と分離
片2により一枚ずつに分離されて給送された原稿15を密
着型イメージセンサ4に押し付けつつ搬送し、密着型イ
メージセンサ4により原稿15の画像情報が読み取られ、
図示しない画像処理部等で信号処理されてファクシミリ
送信やコピー等に適宜利用される。密着型イメージセン
サ4により画像情報が読み取られた原稿15は読取ローラ
3により搬送され、原稿排出口16から機外へ排出され
る。
【0030】8は上原稿ガイド、9は下原稿ガイド、10
は操作部外装、11は排出部外装である。分離片2および
操作部外装10は開閉フレームである上原稿ガイド8によ
り支持されており、上原稿ガイド8は、下原稿ガイド
9、排出部外装11等を支持するフレーム本体に対して上
原稿ガイド回転中心12を中心に回動可能な構成となって
いる。
【0031】前記上原稿ガイド回転中心12は原稿搬送方
向において、読取ローラ3の回転軸位置よりも原稿搬送
方向下流側に配置されている。上原稿ガイド8は、図示
しない付勢手段により上原稿ガイド回転中心12を中心に
図1の矢印a方向に付勢力を受けており、フレーム本体
側に設けられたストッパー13に当接することにより上原
稿ガイド8および分離片2、操作部外装10の位置決めが
なされている。
【0032】図2は、図1に示した原稿搬送装置の上原
稿ガイド8を上原稿ガイド回転中心12を中心に図2の矢
印b方向に回動して開放状態にし、原稿搬送路を解除し
た時の様子を示す。この時、開閉フレーム側に設けられ
た分離片2は、分離ローラ1から離間する。
【0033】また、この時、上原稿ガイド8の一部であ
り、且つ、センサホルダ5の原稿排出側端部5aに対応
する位置に設けられたセンサ解除リブ14がセンサホルダ
5の原稿排出側端部5aを押圧することにより、密着型
イメージセンサ4およびセンサホルダ5がホルダ回転中
心6を中心に図2の矢印c方向に回動して、密着型イメ
ージセンサ4およびセンサホルダ5は読取ローラ3から
離間する。尚、図1に示す閉鎖状態においては、前記セ
ンサ解除リブ14はセンサホルダ5から離れており、読取
動作を支障なく行うことが出来る。
【0034】このため、分離ローラ1と分離片2、読取
ローラ3と密着型イメージセンサ4により挟持されてい
た原稿15は、原稿排出方向Aまたは原稿戻し方向Bに容
易に引き抜くことが可能となる。
【0035】上記のように構成することにより、簡単な
操作で分離ローラ1と分離片2、読取ローラ3と密着型
イメージセンサ4とを離間して原稿搬送路を解除し、原
稿搬送路内の原稿15を容易に取り出すことが出来る。
【0036】ここで、上述したように、上原稿ガイド回
転中心12は読取ローラ3よりも原稿搬送方向下流側に配
置されており、上原稿ガイド8の一部であるセンサ解除
リブ14は上原稿ガイド8の原稿排出側端部付近に配置さ
れている。また密着型イメージセンサ4を保持するセン
サホルダ5のホルダ回転中心6は、読取ローラ3と密着
型イメージセンサ4の当接位置よりも原稿搬送方向上流
側に配置されており、上原稿ガイド8の原稿排出側端部
付近に配置したセンサ解除リブ14がセンサホルダ5の原
稿排出側端部5aを押圧する位置に配置されている。
【0037】このため、上原稿ガイド8の原稿排出側の
端部は上原稿ガイド回転中心12の位置に比較的近接して
いるので、図2に示す原稿搬送路を解除した開放状態の
時にも、その回動動作による上原稿ガイド8の原稿排出
側の端部の図2の上下方向における移動量が比較的小さ
く、センサ解除リブ14を除けば上原稿ガイド8の原稿排
出側の端部が密着型イメージセンサ4およびセンサホル
ダ5と干渉することがない。
【0038】また、上原稿ガイド回転中心12の位置が、
読取ローラ3よりも原稿搬送方向下流側に配置されてお
り、上原稿ガイド回転中心12と、操作部外装10の原稿排
出側端部10aとの間の距離は比較的小さくなる。このた
め、図2に示す開放状態の時にも、その回動動作による
操作部外装10の原稿排出側端部10aの図2の上下方向に
おける移動量は比較的小さい。よって、操作部外装10の
原稿排出側端部10aがフレーム本体に設けた排出部外装
11に干渉することがないので、排出部外装11の形状のデ
ザインの自由度が増大し好ましい。
【0039】また、密着型イメージセンサ4を保持する
センサホルダ5のホルダ回転中心6の位置は、読取ロー
ラ3と密着型イメージセンサ4との当接位置よりも原稿
搬送方向上流側に配置されていることから、密着型イメ
ージセンサ4の清掃等のメンテナンス時には、図3に示
すように、原稿排出口16から密着型イメージセンサ4お
よびセンサホルダ5を下方に押し下げて、密着型イメー
ジセンサ4の清掃等のメンテナンスを容易に行うことが
可能となる。
【0040】前記実施例では、上原稿ガイド回転中心12
を読取ローラ3の回転軸とは別位置に配置しているが、
開閉フレームの回転中心を読取ローラ3の回転軸と同軸
上、或いは原稿搬送方向において同位置に設けることで
もよい。
【0041】また、前記実施例では、原稿読取手段とし
て原稿読取手段である密着型イメージセンサ4を配置し
て構成したが、原稿読取手段として記録シートに対して
画像を記録する記録手段を配置した記録装置に適用する
ことも可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る原稿シート搬送装置および
原稿読取装置は、上述の如き構成と作用とを有するの
で、少ない部品点数で簡単な操作により搬送路の解除が
可能となる。また、搬送路を解除した開放状態におい
て、開閉フレームとフレーム本体が接近するシート排出
側の開閉フレームの移動量が少なく出来るので外装形状
のデザインの自由度が増大する。
【0043】また、密着型イメージセンサの読取面の清
掃等のメンテナンスが容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿シート搬送装置である原稿搬
送装置の閉鎖状態を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る原稿シート搬送装置である原稿搬
送装置の原稿搬送路を解除した開放状態を示す断面説明
図である。
【図3】本発明に係る原稿シート搬送装置である原稿搬
送装置の密着型イメージセンサのメンテナンスを行う様
子を示す断面説明図である。
【図4】従来例を説明する図である。
【図5】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…分離ローラ、2…分離片、3…読取ローラ、4…密
着型イメージセンサ、5…センサホルダ、5a…原稿排
出側端部、6…ホルダ回転中心、7…センサ付勢部材、
8…上原稿ガイド、9…下原稿ガイド、10…操作部外
装、10a…原稿排出側端部、11…排出部外装、12…上原
稿ガイド回転中心、13…ストッパー、14…センサ解除リ
ブ、15…原稿、16…原稿排出口、17…原稿挿入口、A…
原稿排出方向、B…原稿戻し方向
フロントページの続き (72)発明者 寺嶋 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川島 俊寿 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 実開 平6−41276(JP,U) 実開 昭60−33537(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 B65H 5/06 H04N 1/04 - 1/207 G03G 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿シートを搬送する分離ローラと、 前記分離ローラに対向して配置した分離片と、 前記分離ローラよりも原稿シート搬送方向下流側に設け
    られ、原稿シートを搬送する読取ローラと、 前記読取ローラに対向して配置した前記原稿シートの画
    像情報を読み取る原稿読取手段と、 前記分離ローラ、読取ローラと、前記原稿読取手段と、
    を支持するフレーム本体と、 前記フレーム本体に対して回動可能に軸支され、且つ、
    前記分離片を支持する開閉フレームと、を有し、 前記フレーム本体に対して前記開閉フレームを回転可能
    に軸支する軸中心位置を、原稿シート搬送方向における
    前記読取ローラの軸中心位置に対応する位置または前記
    読取ローラの軸中心位置よりも原稿シート搬送方向下流
    側に設け、 前記開閉フレームを前記フレーム本体に対して閉鎖状態
    にした際には、前記分離片が前記分離ローラに対して付
    勢されると共に、前記原稿読取手段が前記読取ローラに
    対して付勢され、前記開閉フレームを前記フレーム本体
    に対して開放状態にした際には、前記分離ローラと前記
    分離片とが離間すると共に、前記読取ローラと前記原稿
    読取手段とが離間するように構成した原稿シート搬送装
    置において、 前記開閉フレームを前記フレーム本体に対して開放状態
    にした際に、該開閉フレームの一部分が前記原稿読取手
    段または該原稿読取手段を保持するホルダー部材を押圧
    して前記原稿読取手段を前記読取ローラから離間する方
    向に退避させるように構成したことを特徴とする原稿シ
    ート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿読取手段または該原稿読取手段
    を保持するホルダー部材は、前記フレーム本体に対して
    回動可能に軸支され、前記原稿読取手段または前記ホル
    ダー部材の回転中心位置を、前記読取ローラと前記原稿
    読取手段とが当接する当接位置よりも原稿シート搬送方
    向上流側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の原
    稿シート搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の原稿シート搬送
    装置を備え、前記原稿読取手段は、密着型イメージセン
    サで構成したことを特徴とする原稿読取装置。
JP14303295A 1995-06-09 1995-06-09 原稿シート搬送装置および原稿読取装置 Expired - Fee Related JP3238605B2 (ja)

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JP14303295A JP3238605B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 原稿シート搬送装置および原稿読取装置

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JP14303295A JP3238605B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 原稿シート搬送装置および原稿読取装置

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