JPH09172520A - 情報通信装置 - Google Patents
情報通信装置Info
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- JPH09172520A JPH09172520A JP7331444A JP33144495A JPH09172520A JP H09172520 A JPH09172520 A JP H09172520A JP 7331444 A JP7331444 A JP 7331444A JP 33144495 A JP33144495 A JP 33144495A JP H09172520 A JPH09172520 A JP H09172520A
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- reading
- head
- roller
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/12—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
- H04N1/121—Feeding arrangements
- H04N1/1215—Feeding using one or more cylindrical platens or rollers in the immediate vicinity of the main scanning line
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00519—Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/19—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
- H04N1/191—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
- H04N1/192—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
- H04N1/193—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型化した情報通信装置を提供する。
【解決手段】 記録ヘッド6と読取ヘッド13を近接配
置すると共に、読取ヘッド13よりも短い記録ヘッド6
を片側の側板24B側に片寄せて、従ってその中心位置
が読取ヘッドの中心位置からずれるように配置し、反対
側の側板24Aと記録ヘッド6の端部との間隙を広く
し、その間隙に記録ヘッド解除用の解除レバー10を配
置する。この構成により側板24、24Bの間隔を短縮
し、装置全体の小型化が図れる。
置すると共に、読取ヘッド13よりも短い記録ヘッド6
を片側の側板24B側に片寄せて、従ってその中心位置
が読取ヘッドの中心位置からずれるように配置し、反対
側の側板24Aと記録ヘッド6の端部との間隙を広く
し、その間隙に記録ヘッド解除用の解除レバー10を配
置する。この構成により側板24、24Bの間隔を短縮
し、装置全体の小型化が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報通信装置に関
し、特に小型の情報通信装置に関する。
し、特に小型の情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置即ち情報通信装
置は、記録紙に対して受信情報を記録する記録部と、原
稿読取を行う読取部とが離れた位置に配置されており、
装置が大きくなっていた。そこで、記録部と読取部とを
近接配置することにより、小型化を図ったものが提案さ
れている(特開昭61−133756号公報参照)。
置は、記録紙に対して受信情報を記録する記録部と、原
稿読取を行う読取部とが離れた位置に配置されており、
装置が大きくなっていた。そこで、記録部と読取部とを
近接配置することにより、小型化を図ったものが提案さ
れている(特開昭61−133756号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭61−
133756号公報記載の技術は単に記録ヘッド、読取
ヘッドを近傍に配置しているのみであり、それ以上の小
型化を求めるものではなく、また部品の共用化による部
品点数の削減を図るものでもなかった。
133756号公報記載の技術は単に記録ヘッド、読取
ヘッドを近傍に配置しているのみであり、それ以上の小
型化を求めるものではなく、また部品の共用化による部
品点数の削減を図るものでもなかった。
【0004】そこで、本発明は、記録ヘッド、読取ヘッ
ドを互いに近接させて配置した場合における各部品の配
列、共用化等を考慮し、一層小型化を図った情報通信装
置を提供することを目的とする。
ドを互いに近接させて配置した場合における各部品の配
列、共用化等を考慮し、一層小型化を図った情報通信装
置を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、部品の共用化により操作
性を向上させた情報通信装置を提供することも目的とす
る。
性を向上させた情報通信装置を提供することも目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第一の発明は、記
録ヘッドと読取ヘッドとを近接配置するに際し、有効幅
は等しくても全体の長さが短い記録ヘッドを、その両側
に配置される側板のうちの一方側に片寄せて配置すると
共に他方の側板と前記記録ヘッドの端部との間に、記録
ヘッドと記録ローラとを離間させる記録用解除機構を配
置するという構成としたものである。ここで使用する記
録ヘッドは、ライン式の記録が可能な感熱式のものであ
り、また、読取ヘッドはライン式の読取が可能な密着イ
メージセンサである。
録ヘッドと読取ヘッドとを近接配置するに際し、有効幅
は等しくても全体の長さが短い記録ヘッドを、その両側
に配置される側板のうちの一方側に片寄せて配置すると
共に他方の側板と前記記録ヘッドの端部との間に、記録
ヘッドと記録ローラとを離間させる記録用解除機構を配
置するという構成としたものである。ここで使用する記
録ヘッドは、ライン式の記録が可能な感熱式のものであ
り、また、読取ヘッドはライン式の読取が可能な密着イ
メージセンサである。
【0007】この発明によれば、全長の短い記録ヘッド
を一方の側板側に片寄せて配置することにより、反対側
の側板と記録ヘッドの端部との間隙が広くなり、その間
隙に記録用解除機構を配置することで、装置全体の幅を
小さくでき、装置の小型化を図った情報通信装置が得ら
れる。
を一方の側板側に片寄せて配置することにより、反対側
の側板と記録ヘッドの端部との間隙が広くなり、その間
隙に記録用解除機構を配置することで、装置全体の幅を
小さくでき、装置の小型化を図った情報通信装置が得ら
れる。
【0008】本願の第二の発明は、読取ローラと読取ヘ
ッドとを離間させる読取用解除機構が、定位置に保持さ
れる支軸を中心として回動する解除レバーを備えてお
り、その解除レバーを、読取ローラと読取ヘッドとの接
触点を通り過ぎた原稿を排出口に案内する原稿ガイドを
構成するガイド板と一体に形成するという構成を備えた
ものである。
ッドとを離間させる読取用解除機構が、定位置に保持さ
れる支軸を中心として回動する解除レバーを備えてお
り、その解除レバーを、読取ローラと読取ヘッドとの接
触点を通り過ぎた原稿を排出口に案内する原稿ガイドを
構成するガイド板と一体に形成するという構成を備えた
ものである。
【0009】この発明によれば、解除レバーを回動させ
て読取ヘッドと読取ローラとを離間させた時、同時にガ
イド板を原稿の通路から開くことができるので、操作性
が良く、しかも、読取ヘッドとガイド板の解除機構を共
用化したので、部品点数の削減、装置の小型化が図られ
ており、小型化された且つ操作性の良い情報通信装置が
得られる。
て読取ヘッドと読取ローラとを離間させた時、同時にガ
イド板を原稿の通路から開くことができるので、操作性
が良く、しかも、読取ヘッドとガイド板の解除機構を共
用化したので、部品点数の削減、装置の小型化が図られ
ており、小型化された且つ操作性の良い情報通信装置が
得られる。
【0010】本願の第三の発明は、記録ヘッドと読取ヘ
ッドとを近接配置すると共に、それぞれを保持した記録
ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材とを、共通の解除
機構によって解除位置に移動させることができる構成と
したものである。
ッドとを近接配置すると共に、それぞれを保持した記録
ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材とを、共通の解除
機構によって解除位置に移動させることができる構成と
したものである。
【0011】この発明によれば、記録ヘッドと読取ヘッ
ドの解除機構を共用化したことにより、部品点数を削減
できると共に装置の小型化が可能であり、更に一つの動
作で記録ヘッドと読取ヘッドを解除できるため作業性が
良く、結局、小型化された且つ操作性の良い情報通信装
置が得られる。
ドの解除機構を共用化したことにより、部品点数を削減
できると共に装置の小型化が可能であり、更に一つの動
作で記録ヘッドと読取ヘッドを解除できるため作業性が
良く、結局、小型化された且つ操作性の良い情報通信装
置が得られる。
【0012】本願の第四の発明は、原稿を給紙する給紙
部から、原稿の長さよりも短い位置に、先端を前記給紙
部に位置させてセットされた原稿の後端位置を規制する
原稿ストッパを設けるという構成を備えたものである。
部から、原稿の長さよりも短い位置に、先端を前記給紙
部に位置させてセットされた原稿の後端位置を規制する
原稿ストッパを設けるという構成を備えたものである。
【0013】この発明によれば、原稿を前記給紙部と原
稿ストッパとの間に湾曲状態でセットすることができ、
原稿を小さいスペースにセットでき、小型化された情報
通信装置が得られる。
稿ストッパとの間に湾曲状態でセットすることができ、
原稿を小さいスペースにセットでき、小型化された情報
通信装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に記載の発明は、
記録紙を搬送する記録ローラと、その記録ローラに記録
紙を押し付けるように配置され、記録紙に画像記録を行
うライン式の記録ヘッドと、その記録ヘッドと記録ロー
ラの少なくとも一方を他方から離間した解除位置に移動
させる記録用解除機構と、原稿を搬送する読取ローラ
と、その読取ローラに原稿を押し付けるように且つ前記
記録ヘッドに隣接して配置され、原稿を読み取る読取ヘ
ッドと、その読取ヘッドと読取ローラの少なくとも一方
を他方から離間した解除位置に移動させる読取用解除機
構と、前記記録ローラ、記録ヘッド、読取ローラ、読取
ヘッドの両側に配置された側板とを備え、前記記録ヘッ
ドは、読取ヘッドの有効読取幅にほぼ等しい有効記録幅
を有するが全長は読取ヘッドよりも短くなっており、そ
の記録ヘッドを一方の側板側に片寄せて配置すると共
に、他方の側板と記録ヘッドの端部との間に前記記録用
解除機構を配置したことを特徴とするものであり、読取
ヘッドよりも短い記録ヘッドを、片側に片寄せて配置し
たことにより、反対側の側板と記録ヘッドの端部との間
隙が広がり、その間隙を有効利用して記録用解除機構を
配置することが可能となり、装置の幅を短縮できる。
記録紙を搬送する記録ローラと、その記録ローラに記録
紙を押し付けるように配置され、記録紙に画像記録を行
うライン式の記録ヘッドと、その記録ヘッドと記録ロー
ラの少なくとも一方を他方から離間した解除位置に移動
させる記録用解除機構と、原稿を搬送する読取ローラ
と、その読取ローラに原稿を押し付けるように且つ前記
記録ヘッドに隣接して配置され、原稿を読み取る読取ヘ
ッドと、その読取ヘッドと読取ローラの少なくとも一方
を他方から離間した解除位置に移動させる読取用解除機
構と、前記記録ローラ、記録ヘッド、読取ローラ、読取
ヘッドの両側に配置された側板とを備え、前記記録ヘッ
ドは、読取ヘッドの有効読取幅にほぼ等しい有効記録幅
を有するが全長は読取ヘッドよりも短くなっており、そ
の記録ヘッドを一方の側板側に片寄せて配置すると共
に、他方の側板と記録ヘッドの端部との間に前記記録用
解除機構を配置したことを特徴とするものであり、読取
ヘッドよりも短い記録ヘッドを、片側に片寄せて配置し
たことにより、反対側の側板と記録ヘッドの端部との間
隙が広がり、その間隙を有効利用して記録用解除機構を
配置することが可能となり、装置の幅を短縮できる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
において、前記記録ローラと記録ヘッドとは記録紙をほ
ぼ水平に且つ装置前面の上部に形成された排出口に向け
て搬送するように配置されており、読取ローラと読取ヘ
ッドとは前記記録ローラで送られる記録紙の搬送経路の
下方で且つ装置の前端部分に配置され、装置の前面の下
部に形成された挿入口から挿入された原稿を上向きに搬
送するように配置されており、更に、前記読取ヘッドの
上方に、記録紙を前記排出口に案内する記録紙ガイドと
原稿を前記排出口に案内する原稿ガイドとを兼ねたガイ
ド板が設けられていることを特徴とするものであり、原
稿を装置前面から繰り込み、読取ヘッドのところで反転
させて装置前面に排出させることが可能で、読取ローラ
と読取ヘッド及び原稿通路等からなる送信部を装置の前
端部分にコンパクトに配置でき且つ装置前面を原稿の給
紙、排出に有効利用することができ、しかも、ガイド板
が記録紙ガイドと原稿ガイドを兼ねるため、その分、部
品点数を削減できる。
において、前記記録ローラと記録ヘッドとは記録紙をほ
ぼ水平に且つ装置前面の上部に形成された排出口に向け
て搬送するように配置されており、読取ローラと読取ヘ
ッドとは前記記録ローラで送られる記録紙の搬送経路の
下方で且つ装置の前端部分に配置され、装置の前面の下
部に形成された挿入口から挿入された原稿を上向きに搬
送するように配置されており、更に、前記読取ヘッドの
上方に、記録紙を前記排出口に案内する記録紙ガイドと
原稿を前記排出口に案内する原稿ガイドとを兼ねたガイ
ド板が設けられていることを特徴とするものであり、原
稿を装置前面から繰り込み、読取ヘッドのところで反転
させて装置前面に排出させることが可能で、読取ローラ
と読取ヘッド及び原稿通路等からなる送信部を装置の前
端部分にコンパクトに配置でき且つ装置前面を原稿の給
紙、排出に有効利用することができ、しかも、ガイド板
が記録紙ガイドと原稿ガイドを兼ねるため、その分、部
品点数を削減できる。
【0016】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記読取用解除機構が、定位置に配置された支軸を
中心として回動可能な解除レバーを有しており、その解
除レバーがガイド板と一体に形成されており、前記解除
レバーを回動させて読取ヘッドと読取ローラとを離間さ
せた時、同時にガイド板を原稿の通路から開くように構
成したものであり、解除レバーを回動させるのみで、読
取ヘッドと読取ローラとを離間させ、且つガイド板を開
くことができるという作用を有する。
て、前記読取用解除機構が、定位置に配置された支軸を
中心として回動可能な解除レバーを有しており、その解
除レバーがガイド板と一体に形成されており、前記解除
レバーを回動させて読取ヘッドと読取ローラとを離間さ
せた時、同時にガイド板を原稿の通路から開くように構
成したものであり、解除レバーを回動させるのみで、読
取ヘッドと読取ローラとを離間させ、且つガイド板を開
くことができるという作用を有する。
【0017】請求項4の発明は、装置の前端部分に配置
された読取ローラと、その読取ローラに横方向から原稿
を押し付けるように配置され、原稿を読み取る読取ヘッ
ドと、前記読取ローラと読取ヘッドとの接触点に原稿を
挿入可能なように装置前面の下方に設けられた挿入口
と、装置前面の上方に設けられた排出口と、前記読取ロ
ーラと読取ヘッドとの接触点を通り過ぎた原稿を前記排
出口に案内する原稿ガイドを構成するガイド板と、前記
読取ヘッドと読取ローラの少なくとも一方を他方から離
間した解除位置に移動させる読取用解除機構とを備え、
その読取用解除機構が、定位置に配置された支軸を中心
として回動可能な解除レバーを有しており、その解除レ
バーがガイド板と一体に形成されており、前記解除レバ
ーを回動させて読取ヘッドと読取ローラとを離間させた
時、同時にガイド板を原稿の通路から開くように構成し
ていることを特徴とするものであり、原稿を装置前面か
ら繰り込み、読取ヘッドのところで反転させて装置前面
に排出させることが可能で、装置前面を有効利用するこ
とができ、しかも、紙詰り等の際に解除レバーを回動さ
せると、読取ヘッドと読取ローラとを離間させると共に
ガイド板を開くこともできるという作用を有する。
された読取ローラと、その読取ローラに横方向から原稿
を押し付けるように配置され、原稿を読み取る読取ヘッ
ドと、前記読取ローラと読取ヘッドとの接触点に原稿を
挿入可能なように装置前面の下方に設けられた挿入口
と、装置前面の上方に設けられた排出口と、前記読取ロ
ーラと読取ヘッドとの接触点を通り過ぎた原稿を前記排
出口に案内する原稿ガイドを構成するガイド板と、前記
読取ヘッドと読取ローラの少なくとも一方を他方から離
間した解除位置に移動させる読取用解除機構とを備え、
その読取用解除機構が、定位置に配置された支軸を中心
として回動可能な解除レバーを有しており、その解除レ
バーがガイド板と一体に形成されており、前記解除レバ
ーを回動させて読取ヘッドと読取ローラとを離間させた
時、同時にガイド板を原稿の通路から開くように構成し
ていることを特徴とするものであり、原稿を装置前面か
ら繰り込み、読取ヘッドのところで反転させて装置前面
に排出させることが可能で、装置前面を有効利用するこ
とができ、しかも、紙詰り等の際に解除レバーを回動さ
せると、読取ヘッドと読取ローラとを離間させると共に
ガイド板を開くこともできるという作用を有する。
【0018】請求項5の発明は、記録紙を搬送する記録
ローラと、その記録ローラに記録紙を押し付けるように
配置され、記録紙に画像記録を行うライン式の記録ヘッ
ドと、その記録ヘッドを保持し、記録ヘッドを記録ロー
ラに押し付ける作動位置と記録ローラから離れた解除位
置に移動可能な記録ヘッド保持部材と、原稿を搬送する
読取ローラと、その読取ローラに原稿を押し付けるよう
に且つ前記記録ヘッドに隣接して配置され、原稿を読み
取る読取ヘッドと、その読取ヘッドを保持し、読取ヘッ
ドを読取ローラに押し付ける作動位置と読取ローラから
離れた解除位置に移動可能な読取ヘッド保持部材と、前
記記録ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材をそれぞれ
解除位置に移動させる共通の解除機構とを備えたもので
あり、共通の解除機構の操作により、前記記録ヘッド保
持部材と読取ヘッド保持部材とを解除位置に移動させ、
記録ヘッド及び読取ヘッドを記録ローラ及び読取ローラ
から離間させることができるという作用を有する。
ローラと、その記録ローラに記録紙を押し付けるように
配置され、記録紙に画像記録を行うライン式の記録ヘッ
ドと、その記録ヘッドを保持し、記録ヘッドを記録ロー
ラに押し付ける作動位置と記録ローラから離れた解除位
置に移動可能な記録ヘッド保持部材と、原稿を搬送する
読取ローラと、その読取ローラに原稿を押し付けるよう
に且つ前記記録ヘッドに隣接して配置され、原稿を読み
取る読取ヘッドと、その読取ヘッドを保持し、読取ヘッ
ドを読取ローラに押し付ける作動位置と読取ローラから
離れた解除位置に移動可能な読取ヘッド保持部材と、前
記記録ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材をそれぞれ
解除位置に移動させる共通の解除機構とを備えたもので
あり、共通の解除機構の操作により、前記記録ヘッド保
持部材と読取ヘッド保持部材とを解除位置に移動させ、
記録ヘッド及び読取ヘッドを記録ローラ及び読取ローラ
から離間させることができるという作用を有する。
【0019】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記記録ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材をそ
れぞれ解除位置に移動させる共通の解除機構が、定位置
に設けられた支軸を中心に回動可能な解除レバーを備
え、その解除レバーが非作動位置から第一の作動位置に
回動すると記録ヘッド保持部材を解除位置に移動させ、
更に第二の作動位置に回動すると読取ヘッド保持部材も
解除位置に移動させる構成であることを特徴とするもの
であり、解除レバーを非作動位置から第一の作動位置に
回動させることで、まず記録ヘッドを記録ローラから離
間させ、解除レバーをその位置より更に第二の作動位置
に回動させることで、読取ヘッドも読取ローラから離間
させることができ、記録紙交換のためなどで、解除頻度
が高いと予想される記録ヘッドを開く時には、読取ヘッ
ドを無用に開けることがなく、その摩耗を防止できると
いう作用を有する。
て、前記記録ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材をそ
れぞれ解除位置に移動させる共通の解除機構が、定位置
に設けられた支軸を中心に回動可能な解除レバーを備
え、その解除レバーが非作動位置から第一の作動位置に
回動すると記録ヘッド保持部材を解除位置に移動させ、
更に第二の作動位置に回動すると読取ヘッド保持部材も
解除位置に移動させる構成であることを特徴とするもの
であり、解除レバーを非作動位置から第一の作動位置に
回動させることで、まず記録ヘッドを記録ローラから離
間させ、解除レバーをその位置より更に第二の作動位置
に回動させることで、読取ヘッドも読取ローラから離間
させることができ、記録紙交換のためなどで、解除頻度
が高いと予想される記録ヘッドを開く時には、読取ヘッ
ドを無用に開けることがなく、その摩耗を防止できると
いう作用を有する。
【0020】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記解除レバーが、第一の作動位置及び第二の作動
位置に移動した状態の時に記録ヘッド保持部材に係合し
て、その記録ヘッド保持部材を解除位置に保持する突起
を有しており、前記記録ヘッド保持部材が、前記解除レ
バーが第一の作動位置に移動した時に前記突起を嵌合さ
せてその位置に保持する第一の溝と、第二の作動位置に
移動した時に前記突起を嵌合させてその位置に保持する
第二の溝とを備えていることを特徴とするものであり、
解除レバーが第一の作動位置に移動した時には、それに
設けている突起が記録ヘッド保持部材に形成している第
一の溝に嵌合して、その位置に保持され、第二の作動位
置に移動した時には、その突起が記録ヘッド保持部材に
形成している第二の溝に嵌合して、その位置に保持され
るという作用を有する。
て、前記解除レバーが、第一の作動位置及び第二の作動
位置に移動した状態の時に記録ヘッド保持部材に係合し
て、その記録ヘッド保持部材を解除位置に保持する突起
を有しており、前記記録ヘッド保持部材が、前記解除レ
バーが第一の作動位置に移動した時に前記突起を嵌合さ
せてその位置に保持する第一の溝と、第二の作動位置に
移動した時に前記突起を嵌合させてその位置に保持する
第二の溝とを備えていることを特徴とするものであり、
解除レバーが第一の作動位置に移動した時には、それに
設けている突起が記録ヘッド保持部材に形成している第
一の溝に嵌合して、その位置に保持され、第二の作動位
置に移動した時には、その突起が記録ヘッド保持部材に
形成している第二の溝に嵌合して、その位置に保持され
るという作用を有する。
【0021】請求項8の発明は、原稿を給紙する給紙部
と、その給紙部から原稿の長さよりも短い位置に形成さ
れ、先端を前記給紙部に位置させてセットされた原稿の
後端位置を規制する原稿ストッパを備え、原稿を前記給
紙部と原稿ストッパとの間に湾曲状態でセットするよう
に構成したことを特徴とするものであり、小さいスペー
スに原稿を湾曲させた形でセットでき、しかも、良好に
給紙できるという作用を有する。
と、その給紙部から原稿の長さよりも短い位置に形成さ
れ、先端を前記給紙部に位置させてセットされた原稿の
後端位置を規制する原稿ストッパを備え、原稿を前記給
紙部と原稿ストッパとの間に湾曲状態でセットするよう
に構成したことを特徴とするものであり、小さいスペー
スに原稿を湾曲させた形でセットでき、しかも、良好に
給紙できるという作用を有する。
【0022】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記給紙部が装置の前端部分に配置されており、原
稿ストッパがその前方に配置されていることを特徴とす
るものであり、装置を乗せている机等の装置の前方に位
置する部分を原稿台として使用でき、装置自体の大きさ
を抑えることができるという作用を有する。
て、前記給紙部が装置の前端部分に配置されており、原
稿ストッパがその前方に配置されていることを特徴とす
るものであり、装置を乗せている机等の装置の前方に位
置する部分を原稿台として使用でき、装置自体の大きさ
を抑えることができるという作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して更に詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
情報通信装置の概略断面図、図2はその情報通信装置内
の主要部品を示す概略平面図、図3はその情報通信装置
の主要部を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッド及び
読取ヘッドを作動時の状態で示す概略断面図、図4はそ
の情報通信装置を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッ
ド及び読取ヘッドを解除した状態で示す概略断面図であ
る。なお、図1は情報通信装置をそのほぼ中央で切断し
た断面を示しており、図3、図4はその情報通信装置
を、解除レバーの外側の位置で切断した断面を示してい
る。図1〜図4において、1は装置本体、2はその装置
本体1の上面に開閉可能に設けられた開閉部であり、支
軸2Aを中心として上方に回動することで装置本体1の
上面を開くことができる。3は装置本体1のほぼ中央部
に形成された記録紙収納部、4はその記録紙収納部3に
収納されたロール状の記録紙、5は記録紙収納部3と装
置前面とのほぼ中間に配置された記録ローラ、6は記録
紙を記録ローラ5の下側から記録ローラ5に押し付ける
ように配置され、記録紙に画像記録を行うライン式の記
録ヘッドであり、ここでは感熱式の記録ヘッドが用いら
れている。7はその記録ヘッド6を保持した記録ヘッド
保持部材である。記録ローラ5及び記録ヘッド6は記録
紙をほぼ水平に、装置前面の上部に形成している排出口
8に向けて搬送するように配置されている。
を参照して更に詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
情報通信装置の概略断面図、図2はその情報通信装置内
の主要部品を示す概略平面図、図3はその情報通信装置
の主要部を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッド及び
読取ヘッドを作動時の状態で示す概略断面図、図4はそ
の情報通信装置を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッ
ド及び読取ヘッドを解除した状態で示す概略断面図であ
る。なお、図1は情報通信装置をそのほぼ中央で切断し
た断面を示しており、図3、図4はその情報通信装置
を、解除レバーの外側の位置で切断した断面を示してい
る。図1〜図4において、1は装置本体、2はその装置
本体1の上面に開閉可能に設けられた開閉部であり、支
軸2Aを中心として上方に回動することで装置本体1の
上面を開くことができる。3は装置本体1のほぼ中央部
に形成された記録紙収納部、4はその記録紙収納部3に
収納されたロール状の記録紙、5は記録紙収納部3と装
置前面とのほぼ中間に配置された記録ローラ、6は記録
紙を記録ローラ5の下側から記録ローラ5に押し付ける
ように配置され、記録紙に画像記録を行うライン式の記
録ヘッドであり、ここでは感熱式の記録ヘッドが用いら
れている。7はその記録ヘッド6を保持した記録ヘッド
保持部材である。記録ローラ5及び記録ヘッド6は記録
紙をほぼ水平に、装置前面の上部に形成している排出口
8に向けて搬送するように配置されている。
【0024】記録ヘッド保持部材7は、通常はばね(図
示せず)により、記録ヘッド6を記録ローラ5に押し付
ける作動位置(図3に示す位置)を占めているが、その
記録ヘッド保持部材7を押し下げることにより、記録ヘ
ッド6を記録ローラ5から離した解除位置(図4に示す
位置)に移動可能である。10は、記録ヘッド6を記録
ローラ5から離間した解除位置に移動させる記録用解除
機構を構成する解除レバーであり、後述する側板24A
に保持された支軸9を中心として回動可能に設けられて
いる。この解除レバー10は一端に突起10aを、反対
端につまみ10bを備えており、通常は、図3に示すよ
うに記録ヘッド保持部材7に接触しない非作動位置を占
めているが、つまみ10bを操作して図4に示す位置に
回動させると、下端の突起10aが記録ヘッド保持部材
7を押し下げ、記録ヘッド保持部材7を解除位置に移動
させ、記録ヘッド6を記録ローラ5から離間させ、解除
することができる。一方、記録ヘッド保持部材7には、
解除レバー10の突起10aが記録ヘッド保持部材7を
解除位置に押し下げた時に、その突起10aが接触して
いる位置に溝7aを有しており、その溝7aに突起10
aが嵌合することで、解除レバー10が軽く固定された
状態となり、解除レバー10はその位置に保持される。
なお、この実施の形態1では、解除レバー10が記録ヘ
ッド保持部材7を動かして記録ヘッド6を記録ローラ5
から離間させているが、本発明はこの構成に限らず、記
録ヘッド6は定位置に配置し、その代わりに記録ローラ
5を移動可能としておき、解除レバー10の回動により
その記録ローラ5を移動させて記録ヘッド7から離間さ
せる構成としてもよい。
示せず)により、記録ヘッド6を記録ローラ5に押し付
ける作動位置(図3に示す位置)を占めているが、その
記録ヘッド保持部材7を押し下げることにより、記録ヘ
ッド6を記録ローラ5から離した解除位置(図4に示す
位置)に移動可能である。10は、記録ヘッド6を記録
ローラ5から離間した解除位置に移動させる記録用解除
機構を構成する解除レバーであり、後述する側板24A
に保持された支軸9を中心として回動可能に設けられて
いる。この解除レバー10は一端に突起10aを、反対
端につまみ10bを備えており、通常は、図3に示すよ
うに記録ヘッド保持部材7に接触しない非作動位置を占
めているが、つまみ10bを操作して図4に示す位置に
回動させると、下端の突起10aが記録ヘッド保持部材
7を押し下げ、記録ヘッド保持部材7を解除位置に移動
させ、記録ヘッド6を記録ローラ5から離間させ、解除
することができる。一方、記録ヘッド保持部材7には、
解除レバー10の突起10aが記録ヘッド保持部材7を
解除位置に押し下げた時に、その突起10aが接触して
いる位置に溝7aを有しており、その溝7aに突起10
aが嵌合することで、解除レバー10が軽く固定された
状態となり、解除レバー10はその位置に保持される。
なお、この実施の形態1では、解除レバー10が記録ヘ
ッド保持部材7を動かして記録ヘッド6を記録ローラ5
から離間させているが、本発明はこの構成に限らず、記
録ヘッド6は定位置に配置し、その代わりに記録ローラ
5を移動可能としておき、解除レバー10の回動により
その記録ローラ5を移動させて記録ヘッド7から離間さ
せる構成としてもよい。
【0025】12は原稿を搬送する読取ローラであり、
装置の前端部分に配置されている。13は読取ローラ1
2の横方向からその読取ローラ12に原稿を押し付ける
ように配置され、原稿を読み取る読取ヘッドであり、記
録ヘッド6の近傍に配置されている。読取ヘッド13と
しては、装置の小型化を図るため、密着イメージセンサ
が用いられている。14はその読取ヘッド13を保持し
た読取ヘッド保持部材であり、読取ヘッド13の下方に
位置する支点15を中心として回動可能となっている。
この読取ヘッド保持部材14は、通常はばね(図示せ
ず)により、読取ヘッド13を読取ローラ12に押し付
ける作動位置(図1、図3に示す位置)を占めている
が、その読取ヘッド保持部材14を読取ローラ12から
離れる方向に押すことにより、読取ヘッド13を読取ロ
ーラ12から離した解除位置(図4に示す位置)に移動
可能である。
装置の前端部分に配置されている。13は読取ローラ1
2の横方向からその読取ローラ12に原稿を押し付ける
ように配置され、原稿を読み取る読取ヘッドであり、記
録ヘッド6の近傍に配置されている。読取ヘッド13と
しては、装置の小型化を図るため、密着イメージセンサ
が用いられている。14はその読取ヘッド13を保持し
た読取ヘッド保持部材であり、読取ヘッド13の下方に
位置する支点15を中心として回動可能となっている。
この読取ヘッド保持部材14は、通常はばね(図示せ
ず)により、読取ヘッド13を読取ローラ12に押し付
ける作動位置(図1、図3に示す位置)を占めている
が、その読取ヘッド保持部材14を読取ローラ12から
離れる方向に押すことにより、読取ヘッド13を読取ロ
ーラ12から離した解除位置(図4に示す位置)に移動
可能である。
【0026】図1から良く分かるように、読取ローラ1
2及び読取ヘッド13は、記録ローラ5で送り出される
記録紙の搬送経路の下方に配置されている。17は、装
置の前面の下部に形成されている原稿挿入用の挿入口、
18は読取ヘッド13の上方に設けられたガイド板であ
る。このガイド板18は、その上面が、記録ローラ5に
よって送られてきた記録紙を排出口8に向けて案内する
記録紙ガイドとして作用し、下面が、読取ローラ12で
上方に送り出す原稿を排出口8に向けて案内する原稿ガ
イドとして作用するように配置されている。すなわち、
ガイド板18は記録紙ガイドと原稿ガイドを兼ねてい
る。このガイド板18は後述する側板24Aに保持され
た支軸19を中心として回動可能となっている。
2及び読取ヘッド13は、記録ローラ5で送り出される
記録紙の搬送経路の下方に配置されている。17は、装
置の前面の下部に形成されている原稿挿入用の挿入口、
18は読取ヘッド13の上方に設けられたガイド板であ
る。このガイド板18は、その上面が、記録ローラ5に
よって送られてきた記録紙を排出口8に向けて案内する
記録紙ガイドとして作用し、下面が、読取ローラ12で
上方に送り出す原稿を排出口8に向けて案内する原稿ガ
イドとして作用するように配置されている。すなわち、
ガイド板18は記録紙ガイドと原稿ガイドを兼ねてい
る。このガイド板18は後述する側板24Aに保持され
た支軸19を中心として回動可能となっている。
【0027】20は、読取ヘッド13を読取ローラ12
から離れた解除位置に移動させる読取用解除機構を構成
する解除レバーである。この解除レバー20はガイド板
18の端部に一体に形成されており、支軸19を中心と
して回動可能である。ガイド板18及び解除レバー20
は、ガイド板18を図1及び図3に示す作動位置とした
時には、解除レバー20が読取ヘッド保持部材14に干
渉せず、従って読取ヘッド13が読取ローラ12に押し
付けられる状態となるが、解除レバー20を図4に示す
位置に回動させると、一端の突起20aが読取ヘッド保
持部材14を押して解除位置に移動させ、同時にガイド
板18を原稿の通路を開く位置に回動させる構成となっ
ている。
から離れた解除位置に移動させる読取用解除機構を構成
する解除レバーである。この解除レバー20はガイド板
18の端部に一体に形成されており、支軸19を中心と
して回動可能である。ガイド板18及び解除レバー20
は、ガイド板18を図1及び図3に示す作動位置とした
時には、解除レバー20が読取ヘッド保持部材14に干
渉せず、従って読取ヘッド13が読取ローラ12に押し
付けられる状態となるが、解除レバー20を図4に示す
位置に回動させると、一端の突起20aが読取ヘッド保
持部材14を押して解除位置に移動させ、同時にガイド
板18を原稿の通路を開く位置に回動させる構成となっ
ている。
【0028】図2から良く分かるように、記録ローラ
5、記録ヘッド6、読取ローラ12、読取ヘッド13等
の両側には側板24A、24Bが設けられており、その
側板24A、24Bに記録ローラ5及び読取ローラ12
が保持されている。また、一方の側板24Aの外側にこ
れらのローラを駆動するギヤ列(図示せず)が配置され
ている。
5、記録ヘッド6、読取ローラ12、読取ヘッド13等
の両側には側板24A、24Bが設けられており、その
側板24A、24Bに記録ローラ5及び読取ローラ12
が保持されている。また、一方の側板24Aの外側にこ
れらのローラを駆動するギヤ列(図示せず)が配置され
ている。
【0029】ここで、記録ヘッド6と読取ヘッド13と
は、それぞれの有効記録幅と有効読取幅を互いに等しい
ものとしても、全長は異なっており、通常記録ヘッド6
の方が短くなっている。従来このような記録ヘッド6と
読取ヘッド13とを配置する場合、両者の中心位置(有
効記録幅及び有効読取幅の各中心位置)を揃えて配置し
ているが、本発明では、この中心位置をずらせ、記録ヘ
ッド6を一方の側板側に片寄せて、配置している。すな
わち、図2に示す実施の形態では、記録ヘッド6を左側
の側板24B側に片寄せ、その側の端部が読取ヘッド1
3の端部にほぼ揃うように配置している。これにより、
記録ヘッド6の他方の端部(図2で右側の端部)と側板
24Aの間隔が広くなるので、その位置に解除レバー1
0を配置している。かくして、記録ヘッド6と読取ヘッ
ド13とを、中心位置を揃えて配置し且つ記録ヘッド6
と側板24Aとの間に解除レバー10を配置した場合に
比べ、側板24A、24Bの間隔を狭くすることが可能
となり、装置の小型化が図れる。
は、それぞれの有効記録幅と有効読取幅を互いに等しい
ものとしても、全長は異なっており、通常記録ヘッド6
の方が短くなっている。従来このような記録ヘッド6と
読取ヘッド13とを配置する場合、両者の中心位置(有
効記録幅及び有効読取幅の各中心位置)を揃えて配置し
ているが、本発明では、この中心位置をずらせ、記録ヘ
ッド6を一方の側板側に片寄せて、配置している。すな
わち、図2に示す実施の形態では、記録ヘッド6を左側
の側板24B側に片寄せ、その側の端部が読取ヘッド1
3の端部にほぼ揃うように配置している。これにより、
記録ヘッド6の他方の端部(図2で右側の端部)と側板
24Aの間隔が広くなるので、その位置に解除レバー1
0を配置している。かくして、記録ヘッド6と読取ヘッ
ド13とを、中心位置を揃えて配置し且つ記録ヘッド6
と側板24Aとの間に解除レバー10を配置した場合に
比べ、側板24A、24Bの間隔を狭くすることが可能
となり、装置の小型化が図れる。
【0030】図1において、30は装置前方に設けれた
原稿ストッパである。この原稿ストッパ30は、原稿を
給紙する給紙部(この実施の形態では、読取ローラ12
と読取ヘッド13の接触点)から、この装置で送信可能
な定型サイズの原稿のうち、最大の原稿31(例えばA
4サイズ)の長さよりも短い位置に形成され、先端を前
記給紙部に位置させてセットされた原稿31の後端位置
を規制するものである。この原稿ストッパ30を備えた
ことにより、原稿31を前記給紙部と原稿ストッパ30
との間に湾曲状態でセットすることができ、原稿31を
セットするための面積を小さくできると共にセットされ
た原稿31が自身の弾性力によって給紙部に押し付けら
れ、読取ローラ12と読取ヘッド13の間に良好にかみ
込まれ、良好な給紙ができるという利点が得られる。な
お、この原稿ストッパ30は図1に示す位置に固定する
構成でもよいし、或いは図1に示す位置から大部分を装
置本体1の下に引き込めることができる構成としてもよ
い。
原稿ストッパである。この原稿ストッパ30は、原稿を
給紙する給紙部(この実施の形態では、読取ローラ12
と読取ヘッド13の接触点)から、この装置で送信可能
な定型サイズの原稿のうち、最大の原稿31(例えばA
4サイズ)の長さよりも短い位置に形成され、先端を前
記給紙部に位置させてセットされた原稿31の後端位置
を規制するものである。この原稿ストッパ30を備えた
ことにより、原稿31を前記給紙部と原稿ストッパ30
との間に湾曲状態でセットすることができ、原稿31を
セットするための面積を小さくできると共にセットされ
た原稿31が自身の弾性力によって給紙部に押し付けら
れ、読取ローラ12と読取ヘッド13の間に良好にかみ
込まれ、良好な給紙ができるという利点が得られる。な
お、この原稿ストッパ30は図1に示す位置に固定する
構成でもよいし、或いは図1に示す位置から大部分を装
置本体1の下に引き込めることができる構成としてもよ
い。
【0031】次に、上記構成の情報通信装置の動作を説
明する。図1において、受信記録時には、記録ローラ5
が回転して記録紙4を搬送し、その記録紙4に記録ヘッ
ド6が受信情報を記録し、記録済の記録紙4はガイド板
18の上面で案内され、排出口8から装置の前方に排出
される。送信時には、原稿31の先端を読取ローラ12
と読取ヘッド13の接触点に押し付け、後端を原稿スト
ッパ30で拘束されるようにセットする。この状態で、
読取ローラ12が回転し、原稿31を搬送し、その原稿
31の情報を読取ヘッド13が読み取り、送信する。一
方、読み取られた原稿31は読取ヘッド13を出た後、
ガイド板18で反転させられ、排出口8から装置の前方
に排出される。
明する。図1において、受信記録時には、記録ローラ5
が回転して記録紙4を搬送し、その記録紙4に記録ヘッ
ド6が受信情報を記録し、記録済の記録紙4はガイド板
18の上面で案内され、排出口8から装置の前方に排出
される。送信時には、原稿31の先端を読取ローラ12
と読取ヘッド13の接触点に押し付け、後端を原稿スト
ッパ30で拘束されるようにセットする。この状態で、
読取ローラ12が回転し、原稿31を搬送し、その原稿
31の情報を読取ヘッド13が読み取り、送信する。一
方、読み取られた原稿31は読取ヘッド13を出た後、
ガイド板18で反転させられ、排出口8から装置の前方
に排出される。
【0032】受信記録時に紙詰まりが生じた時、或いは
新たな記録紙4をセットする場合には、開閉部2を開
き、図4に示すように、解除レバー10を作動位置に回
動させることで、その解除レバー10が記録ヘッド保持
部材7を押し下げ、記録ヘッド6を記録ローラ5から離
間させ、押圧を解除する。これにより、記録ローラ5と
記録ヘッド6の間が開くので、紙詰りの処理或いは新た
な記録紙4のセットを容易に行うことができる。なお、
この時、解除レバー10の突起10aが記録ヘッド保持
部材7の溝7aに嵌合して一旦固定された状態となり、
解除レバー10から手を離しても解除レバー10が動く
ことがなく、操作性が良い。一方、原稿送信時において
紙詰りが生じた時は、解除レバー20を図4に示す作動
位置に回動させる。これにより、その解除レバー20と
一体のガイド板18が開き、同時に読取ヘッド保持部材
14を解除レバー20で押して、読取ヘッド13を読取
ローラ12から離間させて解除でき、容易に紙詰りの処
理を行うことができる。
新たな記録紙4をセットする場合には、開閉部2を開
き、図4に示すように、解除レバー10を作動位置に回
動させることで、その解除レバー10が記録ヘッド保持
部材7を押し下げ、記録ヘッド6を記録ローラ5から離
間させ、押圧を解除する。これにより、記録ローラ5と
記録ヘッド6の間が開くので、紙詰りの処理或いは新た
な記録紙4のセットを容易に行うことができる。なお、
この時、解除レバー10の突起10aが記録ヘッド保持
部材7の溝7aに嵌合して一旦固定された状態となり、
解除レバー10から手を離しても解除レバー10が動く
ことがなく、操作性が良い。一方、原稿送信時において
紙詰りが生じた時は、解除レバー20を図4に示す作動
位置に回動させる。これにより、その解除レバー20と
一体のガイド板18が開き、同時に読取ヘッド保持部材
14を解除レバー20で押して、読取ヘッド13を読取
ローラ12から離間させて解除でき、容易に紙詰りの処
理を行うことができる。
【0033】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2による情報通信装置の主要部を、開閉部を開いた
状態で且つ記録ヘッドのみを解除した状態で示す概略断
面図、図6はその情報通信装置の主要部を、更に読取ヘ
ッドも解除した状態で示す概略断面図であり、図1〜図
4に示す実施の形態1におけるものと同一又は同様な部
品には同一符号を付けて示し、説明を省略する。図5、
図6において、7Aは記録ヘッド6を保持した記録ヘッ
ド保持部材である。この記録ヘッド保持部材7Aは、実
施の形態1に用いている記録ヘッド保持部材7に設けて
いる溝7aと同様な第一の溝7aを有するほか、その近
傍に第二の溝7bも備えている。14Aは読取ヘッド1
3を保持した読取ヘッド保持部材であり、読取ヘッド1
3の下方に位置する支点15を中心として回動可能に設
けられている。この読取ヘッド保持部材14Aには、読
取ヘッド13の上方に位置するようにガイド板18Aが
一体に形成されている。このガイド板18Aは、先に説
明した実施の形態1におけるガイド板18と同様に、上
面が記録紙ガイドとして、下面が原稿ガイドとして作用
するものである。なお、このガイド板18Aには、ガイ
ド板18とは異なり解除レバー20(図2参照)は形成
されていない。
形態2による情報通信装置の主要部を、開閉部を開いた
状態で且つ記録ヘッドのみを解除した状態で示す概略断
面図、図6はその情報通信装置の主要部を、更に読取ヘ
ッドも解除した状態で示す概略断面図であり、図1〜図
4に示す実施の形態1におけるものと同一又は同様な部
品には同一符号を付けて示し、説明を省略する。図5、
図6において、7Aは記録ヘッド6を保持した記録ヘッ
ド保持部材である。この記録ヘッド保持部材7Aは、実
施の形態1に用いている記録ヘッド保持部材7に設けて
いる溝7aと同様な第一の溝7aを有するほか、その近
傍に第二の溝7bも備えている。14Aは読取ヘッド1
3を保持した読取ヘッド保持部材であり、読取ヘッド1
3の下方に位置する支点15を中心として回動可能に設
けられている。この読取ヘッド保持部材14Aには、読
取ヘッド13の上方に位置するようにガイド板18Aが
一体に形成されている。このガイド板18Aは、先に説
明した実施の形態1におけるガイド板18と同様に、上
面が記録紙ガイドとして、下面が原稿ガイドとして作用
するものである。なお、このガイド板18Aには、ガイ
ド板18とは異なり解除レバー20(図2参照)は形成
されていない。
【0034】10Aは、記録ヘッド保持部材7Aと読取
ヘッド保持部材14Aとを解除位置に移動させる共通の
解除機構を構成する解除レバーであり、側板24A(図
2参照)に保持された支軸9を中心として回動可能に設
けられている。この解除レバー10Aは、先端に記録ヘ
ッド保持部材7Aの溝7a又は7bに嵌合する突起10
aの他に、その近傍に第二の突起10cを有している。
この第二の突起10cは、解除レバー10Aが図5に示
す第一の作動位置に回動した時には、読取ヘッド保持部
材14Aに接触しないが、図6に示す第二の作動位置に
回動した時には、読取ヘッド保持部材14Aに設けてい
る突起14aに突き当たってこれを押し下げ、読取ヘッ
ド保持部材14Aを解除位置に回動させることができる
ように配置されている。その他の構成は、実施の形態1
と同様である。
ヘッド保持部材14Aとを解除位置に移動させる共通の
解除機構を構成する解除レバーであり、側板24A(図
2参照)に保持された支軸9を中心として回動可能に設
けられている。この解除レバー10Aは、先端に記録ヘ
ッド保持部材7Aの溝7a又は7bに嵌合する突起10
aの他に、その近傍に第二の突起10cを有している。
この第二の突起10cは、解除レバー10Aが図5に示
す第一の作動位置に回動した時には、読取ヘッド保持部
材14Aに接触しないが、図6に示す第二の作動位置に
回動した時には、読取ヘッド保持部材14Aに設けてい
る突起14aに突き当たってこれを押し下げ、読取ヘッ
ド保持部材14Aを解除位置に回動させることができる
ように配置されている。その他の構成は、実施の形態1
と同様である。
【0035】図5、図6に示す情報通信装置において
も、通常の作動時(受信のための待機時、受信時、送信
時等)には解除レバー10Aは記録ヘッド保持部材7A
と読取ヘッド保持部材14Aの両方に接触しない非作動
位置となっている。いま、記録ヘッド6の解除が必要と
なった時には、解除レバー10Aを図5に示す第一の作
動位置に回動させる。この解除レバー10Aの回動によ
り、突起10aが記録ヘッド保持部材7Aを押し下げ
て、記録ヘッド6を記録ローラ5から離間させ、その突
起10aが第一の溝7aに嵌合した位置で解除レバー1
0Aは一旦固定された状態となる。従って、解除レバー
10Aから手を離しても、解除レバー10Aはその第一
の作動位置に保たれることとなり、操作性が良い。この
時、解除レバー10Aの突起10cは読取ヘッド保持部
材14Aには接触しないので、読取ヘッド保持部材14
Aは動かず、従って、読取ヘッド13が解除されること
はない。
も、通常の作動時(受信のための待機時、受信時、送信
時等)には解除レバー10Aは記録ヘッド保持部材7A
と読取ヘッド保持部材14Aの両方に接触しない非作動
位置となっている。いま、記録ヘッド6の解除が必要と
なった時には、解除レバー10Aを図5に示す第一の作
動位置に回動させる。この解除レバー10Aの回動によ
り、突起10aが記録ヘッド保持部材7Aを押し下げ
て、記録ヘッド6を記録ローラ5から離間させ、その突
起10aが第一の溝7aに嵌合した位置で解除レバー1
0Aは一旦固定された状態となる。従って、解除レバー
10Aから手を離しても、解除レバー10Aはその第一
の作動位置に保たれることとなり、操作性が良い。この
時、解除レバー10Aの突起10cは読取ヘッド保持部
材14Aには接触しないので、読取ヘッド保持部材14
Aは動かず、従って、読取ヘッド13が解除されること
はない。
【0036】次に、読取ヘッド13の解除が必要な時に
は、解除レバー10Aを更に回動させて図6に示す第二
の作動位置とする。この解除レバー10Aの回動によ
り、突起10aが記録ヘッド保持部材7Aの第一の溝7
aから外れ、その奥に形成している第二の溝7bに嵌合
し、固定された状態となる。また、同時に、第二の突起
10cが読取ヘッド保持部材14を押し下げて支点15
を中心として回動させ、読取ヘッド13を読取ローラ1
2から離間させると共に、読取ヘッド保持部材14Aと
一体に形成されているガイド板18Aを原稿の通路から
開く。
は、解除レバー10Aを更に回動させて図6に示す第二
の作動位置とする。この解除レバー10Aの回動によ
り、突起10aが記録ヘッド保持部材7Aの第一の溝7
aから外れ、その奥に形成している第二の溝7bに嵌合
し、固定された状態となる。また、同時に、第二の突起
10cが読取ヘッド保持部材14を押し下げて支点15
を中心として回動させ、読取ヘッド13を読取ローラ1
2から離間させると共に、読取ヘッド保持部材14Aと
一体に形成されているガイド板18Aを原稿の通路から
開く。
【0037】このように実施の形態2では、一つの解除
レバー10Aで2種類の解除動作、すなわち記録ヘッド
6のみの解除動作と、記録ヘッド6及び読取ヘッド13
の解除動作を行うことができる。しかも、記録ヘッド6
の解除動作は、紙詰り時のみならず記録紙交換時にも行
うため、読取ヘッド13の解除動作に比べて頻度が多い
が、その頻度の多い記録ヘッド6のみを、単独で解除可
能としたことにより、読取ヘッド13を無用に解除する
ことがなく、解除動作による回動部分の摩耗を防止する
ことができる等の利点が得られる。
レバー10Aで2種類の解除動作、すなわち記録ヘッド
6のみの解除動作と、記録ヘッド6及び読取ヘッド13
の解除動作を行うことができる。しかも、記録ヘッド6
の解除動作は、紙詰り時のみならず記録紙交換時にも行
うため、読取ヘッド13の解除動作に比べて頻度が多い
が、その頻度の多い記録ヘッド6のみを、単独で解除可
能としたことにより、読取ヘッド13を無用に解除する
ことがなく、解除動作による回動部分の摩耗を防止する
ことができる等の利点が得られる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願の
第一の発明は、記録ヘッドを両側の側板間の中央に配置
せず、一方の側板側に片寄せてて配置し、他方の側板と
記録ヘッドの端部との間に、記録ヘッドを解除する記録
用解除機構を配置したことにより、記録ヘッド及び読取
ヘッドの両側に配置される側板の間隔を短くでき、装置
全体を小型化できるという効果を有している。
第一の発明は、記録ヘッドを両側の側板間の中央に配置
せず、一方の側板側に片寄せてて配置し、他方の側板と
記録ヘッドの端部との間に、記録ヘッドを解除する記録
用解除機構を配置したことにより、記録ヘッド及び読取
ヘッドの両側に配置される側板の間隔を短くでき、装置
全体を小型化できるという効果を有している。
【0039】本願の第二の発明は、読取ローラから記録
ヘッドを離間させる読取用解除機構として、定位置に保
持される支軸を中心として回動する解除レバーを設け、
その解除レバーを、原稿を排出口に案内する原稿ガイド
を構成するガイド板と一体に形成したことにより、解除
レバーを回動させて読取ヘッドを解除した時、同時にガ
イド板を原稿の通路から開くことができ、操作性が良
く、しかも、読取ヘッドとガイド板の解除機構を共用化
して、部品点数の削減、装置の小型化を図ることができ
るという効果を有している。
ヘッドを離間させる読取用解除機構として、定位置に保
持される支軸を中心として回動する解除レバーを設け、
その解除レバーを、原稿を排出口に案内する原稿ガイド
を構成するガイド板と一体に形成したことにより、解除
レバーを回動させて読取ヘッドを解除した時、同時にガ
イド板を原稿の通路から開くことができ、操作性が良
く、しかも、読取ヘッドとガイド板の解除機構を共用化
して、部品点数の削減、装置の小型化を図ることができ
るという効果を有している。
【0040】本願の第三の発明は、記録ヘッドと読取ヘ
ッドとを近接配置すると共に、それぞれを保持した記録
ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材とを、共通の解除
機構によって解除位置に移動させる構成としたことによ
り、部品点数を削減できると共に装置を小型化でき、し
かも、一つの動作で記録ヘッドと読取ヘッドを解除でき
るため操作性が良いという効果を有している。
ッドとを近接配置すると共に、それぞれを保持した記録
ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部材とを、共通の解除
機構によって解除位置に移動させる構成としたことによ
り、部品点数を削減できると共に装置を小型化でき、し
かも、一つの動作で記録ヘッドと読取ヘッドを解除でき
るため操作性が良いという効果を有している。
【0041】本願の第四の発明は、原稿を給紙する給紙
部から、原稿の長さよりも短い位置に、先端を前記給紙
部に位置させてセットされた原稿の後端位置を規制する
原稿ストッパを設けたことにより、原稿を前記給紙部と
原稿ストッパとの間に湾曲状態でセットすることがで
き、原稿を小さいスペースにセット可能であり、装置の
小型化を図ることができるという効果を有している。
部から、原稿の長さよりも短い位置に、先端を前記給紙
部に位置させてセットされた原稿の後端位置を規制する
原稿ストッパを設けたことにより、原稿を前記給紙部と
原稿ストッパとの間に湾曲状態でセットすることがで
き、原稿を小さいスペースにセット可能であり、装置の
小型化を図ることができるという効果を有している。
【図1】本発明の実施の形態1による情報通信装置の概
略断面図
略断面図
【図2】図1に示す情報通信装置内の主要部品を示す概
略平面図
略平面図
【図3】図1に示す情報通信装置の主要部を、開閉部を
開いた状態で且つ記録ヘッド及び読取ヘッドを作動時の
状態で示す概略断面図
開いた状態で且つ記録ヘッド及び読取ヘッドを作動時の
状態で示す概略断面図
【図4】図1に示す情報通信装置の主要部を、開閉部を
開いた状態で且つ記録ヘッド及び読取ヘッドを解除した
状態で示す概略断面図
開いた状態で且つ記録ヘッド及び読取ヘッドを解除した
状態で示す概略断面図
【図5】本発明の実施の形態2による情報通信装置の主
要部を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッドのみを解
除した状態で示す概略断面図
要部を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッドのみを解
除した状態で示す概略断面図
【図6】本発明の実施の形態2による情報通信装置の主
要部を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッド及び読取
ヘッドを解除した状態で示す概略断面図
要部を、開閉部を開いた状態で且つ記録ヘッド及び読取
ヘッドを解除した状態で示す概略断面図
1 装置本体 2 開閉部 4 記録紙 5 記録ローラ 6 記録ヘッド 7、7A 記録ヘッド保持部材 7a、7b 溝 8 排出口 9 支軸 10、10A 解除レバー 10a 突起 10b つまみ 10c 突起 12 読取ローラ 13 読取ヘッド 14、14A 読取ヘッド保持部材 15 支点 17 挿入口 18、18A ガイド板 19 支軸 20 解除レバー 24A、24B 側板 30 原稿ストッパ 31 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 兼弘 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 記録紙を搬送する記録ローラと、その記
録ローラに記録紙を押し付けるように配置され、記録紙
に画像記録を行うライン式の記録ヘッドと、その記録ヘ
ッドと記録ローラの少なくとも一方を他方から離間した
解除位置に移動させる記録用解除機構と、原稿を搬送す
る読取ローラと、その読取ローラに原稿を押し付けるよ
うに且つ前記記録ヘッドに隣接して配置され、原稿を読
み取る読取ヘッドと、その読取ヘッドと読取ローラの少
なくとも一方を他方から離間した解除位置に移動させる
読取用解除機構と、前記記録ローラ、記録ヘッド、読取
ローラ、読取ヘッドの両側に配置された側板とを備え、
前記記録ヘッドは、読取ヘッドの有効読取幅にほぼ等し
い有効記録幅を有するが全長は読取ヘッドよりも短くな
っており、その記録ヘッドを一方の側板側に片寄せて配
置すると共に、他方の側板と記録ヘッドの端部との間に
前記記録用解除機構を配置したことを特徴とする情報通
信装置。 - 【請求項2】 記録ローラと記録ヘッドとは記録紙をほ
ぼ水平に且つ装置前面の上部に形成された排出口に向け
て搬送するように配置されており、読取ローラと読取ヘ
ッドとは前記記録ローラで送られる記録紙の搬送経路の
下方で且つ装置の前端部分に配置され、装置の前面の下
部に形成された挿入口から挿入された原稿を上向きに搬
送するように配置されており、更に、前記読取ヘッドの
上方に、記録紙を前記排出口に案内する記録紙ガイドと
原稿を前記排出口に案内する原稿ガイドとを兼ねたガイ
ド板が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
情報通信装置。 - 【請求項3】 読取用解除機構が、定位置に配置された
支軸を中心として回動可能な解除レバーを有しており、
その解除レバーがガイド板と一体に形成されており、前
記解除レバーを回動させて読取ヘッドと読取ローラとを
離間させた時、同時にガイド板を原稿の通路から開くよ
うに構成していることを特徴とする請求項2記載の情報
通信装置。 - 【請求項4】 装置の前端部分に配置された読取ローラ
と、その読取ローラに横方向から原稿を押し付けるよう
にように配置され、原稿を読み取る読取ヘッドと、前記
読取ローラと読取ヘッドとの接触点に原稿を挿入可能な
ように装置前面の下方に設けられた挿入口と、装置前面
の上方に設けられた排出口と、前記読取ローラと読取ヘ
ッドとの接触点を通り過ぎた原稿を前記排出口に案内す
る原稿ガイドを構成するガイド板と、前記読取ヘッドと
読取ローラの少なくとも一方を他方から離間した解除位
置に移動させる読取用解除機構とを備え、その読取用解
除機構が、定位置に配置された支軸を中心として回動可
能な解除レバーを有しており、その解除レバーがガイド
板と一体に形成されており、前記解除レバーを回動させ
て読取ヘッドと読取ローラとを離間させた時、同時にガ
イド板を原稿の通路から開くように構成していることを
特徴とする情報通信装置。 - 【請求項5】 記録紙を搬送する記録ローラと、その記
録ローラに記録紙を押し付けるように配置され、記録紙
に画像記録を行うライン式の記録ヘッドと、その記録ヘ
ッドを保持し、記録ヘッドを記録ローラに押し付ける作
動位置と記録ローラから離れた解除位置に移動可能な記
録ヘッド保持部材と、原稿を搬送する読取ローラと、そ
の読取ローラに原稿を押し付けるように且つ前記記録ヘ
ッドに隣接して配置され、原稿を読み取る読取ヘッド
と、その読取ヘッドを保持し、読取ヘッドを読取ローラ
に押し付ける作動位置と読取ローラから離れた解除位置
に移動可能な読取ヘッド保持部材と、前記記録ヘッド保
持部材と読取ヘッド保持部材をそれぞれ解除位置に移動
させる共通の解除機構とを備えた情報通信装置。 - 【請求項6】 記録ヘッド保持部材と読取ヘッド保持部
材をそれぞれ解除位置に移動させる共通の解除機構が、
定位置に設けられた支軸を中心に回動可能な解除レバー
を備え、その解除レバーが非作動位置から第一の作動位
置に回動すると記録ヘッド保持部材を解除位置に移動さ
せ、更に第二の作動位置に回動すると読取ヘッド保持部
材も解除位置に移動させる構成であることを特徴とする
請求項5記載の情報通信装置。 - 【請求項7】 解除レバーが、第一の作動位置及び第二
の作動位置に移動した状態の時に記録ヘッド保持部材に
係合して、その記録ヘッド保持部材を解除位置に保持す
る突起を有しており、前記記録ヘッド保持部材が、前記
解除レバーが第一の作動位置に移動した時に前記突起を
嵌合させてその位置に保持する第一の溝と、第二の作動
位置に移動した時に前記突起を嵌合させてその位置に保
持する第二の溝とを備えていることを特徴とする請求項
6記載の情報通信装置。 - 【請求項8】 原稿を給紙する給紙部と、その給紙部か
ら原稿の長さよりも短い位置に形成され、先端を前記給
紙部に位置させてセットされた原稿の後端位置を規制す
る原稿ストッパを備え、原稿を前記給紙部と原稿ストッ
パとの間に湾曲状態でセットするように構成したことを
特徴とする情報通信装置。 - 【請求項9】 給紙部が装置の前端部分に配置されてお
り、原稿ストッパがその前方に配置されていることを特
徴とする請求項8記載の情報通信装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7331444A JPH09172520A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 情報通信装置 |
US08/754,320 US5917617A (en) | 1995-12-20 | 1996-11-21 | Communication apparatus for transmitting and receiving information |
CN96117935A CN1157525A (zh) | 1995-12-20 | 1996-12-20 | 传送信息的通讯设备 |
KR1019960068822A KR100231752B1 (ko) | 1995-12-20 | 1996-12-20 | 정보통신장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7331444A JPH09172520A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 情報通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09172520A true JPH09172520A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18243734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7331444A Pending JPH09172520A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 情報通信装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5917617A (ja) |
JP (1) | JPH09172520A (ja) |
KR (1) | KR100231752B1 (ja) |
CN (1) | CN1157525A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3410398A1 (de) * | 1984-03-21 | 1985-09-26 | Isco-Optic GmbH, 3400 Göttingen | Verfahren und vorrichtungen zum herstellen bzw. wiedergeben von 35 mm-kinofilm |
JP4806971B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2011-11-02 | 船井電機株式会社 | 画像形成装置 |
JP6311221B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2018-04-18 | 株式会社リコー | 自動原稿給送装置および画像形成装置 |
CN107135326B (zh) * | 2017-04-11 | 2018-04-17 | 黄河科技学院 | 一种图像成型转换设备 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3278641D1 (en) * | 1981-11-30 | 1988-07-14 | Mita Industrial Co Ltd | Electrostatic recording apparatus |
JPH0646758B2 (ja) * | 1984-12-04 | 1994-06-15 | キヤノン株式会社 | 小型ファクシミリ装置 |
US4748516A (en) * | 1985-03-15 | 1988-05-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Input/output device for image reading and printing |
US5014135A (en) * | 1987-06-12 | 1991-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus having a thermal image recording head retractable from a recording position |
JPH02126768A (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-15 | Sharp Corp | 画像データ処理装置 |
US5327250A (en) * | 1989-03-31 | 1994-07-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile device |
KR930003479B1 (ko) * | 1990-12-28 | 1993-04-29 | 주식회사 신도리코 | 팩시밀리 송신부의 원고잼(jam) 제거장치 |
FR2672457B1 (fr) * | 1991-01-31 | 1993-04-09 | Alcatel Business Systems | Architecture de terminal telephonique telecopieur. |
JPH04304061A (ja) * | 1991-03-30 | 1992-10-27 | Toshiba Corp | 原稿読取り装置 |
US5452098A (en) * | 1992-03-25 | 1995-09-19 | Hitachi, Ltd. | Facsimile apparatus |
IT1257545B (it) * | 1992-06-15 | 1996-01-30 | Olivetti & Co Spa | Apparecchiatura facsimile con stampante a getto d'inchiostro. |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP7331444A patent/JPH09172520A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-21 US US08/754,320 patent/US5917617A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-12-20 KR KR1019960068822A patent/KR100231752B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-12-20 CN CN96117935A patent/CN1157525A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100231752B1 (ko) | 1999-11-15 |
CN1157525A (zh) | 1997-08-20 |
KR970056767A (ko) | 1997-07-31 |
US5917617A (en) | 1999-06-29 |
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