JP2013241145A - 列車及び移動体の表示方法、運行把握装置、及び運行管理システム - Google Patents

列車及び移動体の表示方法、運行把握装置、及び運行管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】線区全域または複数線区全域を走行する複数列車を同時に表示させた画面において、列車の走行状態を確認可能とする。
【解決手段】列車及び移動体の走行状態に応じて、列車及び移動体を表すシンボルの表示位置及び形状を変更する。走行状態として停止状態、走行状態に応じて、列車及び移動体を表すシンボルの形状を変更する。
運行把握装置及び運行管理システムでは、列車ごとかつ列車が停車する駅ごとに発車時刻および到着時刻を記憶したダイヤ情報と、路線の順序に従って路線を構成する駅の位置を記憶した路線情報を備え、ダイヤ情報から列車が走行する駅間を算出する列車走行駅間算出部と、ダイヤ情報及び路線情報から列車位置を算出する列車位置形状算出部を備えた運行把握装置において、画面に表示する時刻を基準とする2つの異なる時刻の列車位置を、列車位置形状算出部によって算出し、算出した2つの列車位置から各列車の表示位置及び形状を決定し表示する列車位置表示部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は路線図上に列車及び移動体の位置及び走行状態を表示して列車及び移動体の運行を把握するための、列車及び移動体の表示方法、運行把握装置、及び運行管理システムに関する。
列車の運行は、予め決められたダイヤにしたがって行われる。車両故障や悪天候、過度の混雑等に起因してダイヤが維持できなくなった場合は、運行計画を臨機応変に見直す運転整理が必要となる。このような運転整理を安全かつ確実に行うためには、列車の運行状況を素早く的確に把握して、列車の運行を変更する必要がある。
鉄道はこれまで、鉄道事業者の運用の観点から、主に線区単位、また駅単位での運行が行われてきたため、列車運行状況の把握も主に、線区単位または駅単位での列車運行状況が把握できる装置が構築され利用されてきた。
例えば、特許文献1には、列車が運行する路線の一部の線形を表示する画面において、列車を表示する装置が開示されている。
特開2005−212633号公報
しかし、鉄道利用者の需要は多様化に応じた輸送を実施するためには線区を跨いだ列車運行を行う必要がある。線区を跨ぐ列車を適切に運用していくためには、これまでの線区単位での列車の把握だけでなく、複数線区の列車運行を同時に把握する必要がある。
特許文献1に開示された装置では、線区全域または複数線区全域の走行中あるいは停車中のすべての列車を同時に表示することは考慮されていない。仮に、線区全域または複数線区全域の列車走行状態を表示すると、列車が多数表示されることになり列車の見分けが難しく非常に見づらくなる。これにより、列車が走行しているのか、停車しているのかなど、運転整理や旅客案内を行うにあたって非常に重要な情報を得ることが難しくなる。
そこで本発明の目的は、線区全域または複数線区全域を走行する複数列車を同時に表示させた画面において、列車の走行状態を確認可能とすることを目的とする。
本発明の列車位置表示方法では、列車及び移動体の走行状態に応じて、列車及び移動体を表すシンボルの表示位置及び形状を変更する。より詳細には、走行状態として停止状態、走行状態に応じて、列車及び移動体を表すシンボルの形状を変更する。
また本発明の運行把握装置及び運行管理システムでは、記憶部として、列車ごとかつ列車が停車する駅ごとに発車時刻および到着時刻を記憶したダイヤ情報と、路線の順序に従って路線を構成する駅の位置を記憶した路線情報を備え、ダイヤ情報から列車が走行する駅間を算出する列車走行駅間算出部と、ダイヤ情報及び路線情報から列車位置を算出する列車位置形状算出部を備えた運行把握装置において、画面に表示する時刻を基準とする2つの異なる時刻の列車位置を、列車位置形状算出部によって算出し、算出した2つの列車位置から各列車の表示位置及び形状を決定し表示する列車位置表示部を備える。
本発明によれば、線区全域または複数線区全域を走行する複数列車を同時に表示させた画面において、列車の形状から列車の走行状態を確認することが可能となる。
本発明の実施例1及び実施例2に係る列車の運行把握装置の構成を示した図。 本発明の実施例3に係る列車運行管理システムの構成について示した図。 列車位置表示部10で表示する複数線区列車運行状況画面の一を示した図。 従来の列車表示方法について示した図。 本発明による列車表示方法について示した図。 列車の表示形状及び表示色を説明する図。 路線情報データベースDB1が有する列車位置のデータの例を示した図。 ダイヤ情報データベースDB2が有するダイヤ情報のデータの例を示した図。 列車遅延時間情報データベースDB3が有する列車遅延時間情報のデータの例を示した図。 列車乗車率情報データベースDB4が有する列車乗車率情報データの例を示した図。 実施例1の列車位置表示部10で行う列車表示処理のフローチャート。 列車走行駅間算出部12で行う列車走行駅間算出処理のフローチャート。 列車位置形状算出部11で行う列車位置形状算出処理のフローチャート。 本発明による列車表示方法について示した図。 図14の時刻Tにおける出発直前の停車中の列車の形状について示した図。 図14の時刻Tにおける出発直後の列車の形状について示した図。 図14の時刻Tにおける走行中の列車の形状について示した図。 図14の時刻Tにおける到着直前の列車の形状について示した図。 図14の時刻Tにおける到着直後の停車中の列車の形状について示した図。 実施例2の列車位置表示部10で行う列車表示処理のフローチャート。 運行管理システム2における列車位置表示事例を示した図。 指令員が行う運行管理業務について示したシーケンス図。 実施例4の列車表示方法を備えた列車の運行把握装置3の構成を示した図。 列車位置表示部10bの列車表示処理のフローチャート。 列車走行情報データベースDB5に記録されているデータについて示した図。
本発明の列車及び移動体の表示方法、運行把握装置、及び運行管理システムの一実施例について、以下図を用いて説明する。なお、以下の説明では、列車及び移動体を、単に列車と略記することにする。
まず、本発明での列車の表示方法の特徴について説明する。図4は従来の列車表示方法について説明したものである。図5は本発明の列車表示方法について説明したものである。まず図4について説明し、その後比較する形で、図5について本発明の特徴的な表示方法を説明する。
図4は、物理的な列車形状に基づき列車の位置及び形状を標示する従来方法について示した図である。時刻を横軸に、位置を縦軸に表わしており、1003から1006はある時刻における列車位置及び形状を示す。図の例では駅αと駅β間の線路上に位置する停止あるいは走行中の列車が同一シンボルで表記されている。列車は同一形状、同一サイズの五角形のシンボルで表示され、五角形状の底辺部分(平らな側)をつなぐ実線L1は列車の末尾位置の移動軌跡、列車形状の先端部分(尖った側)をつなぐ点線L2は、列車の先頭位置の軌跡を表す。
この図によれば、底辺部分が駅α、駅βに平行な位置に表示された記号1003、1005,1006で表示された列車などは、これらの駅に停車中であることを表す。また、駅αと駅β間に表記された記号1004の列車などは、この駅間の線路上に位置し、停止あるいは走行中の列車であることが分かる。なお、図4では、駅の位置を列車停止時の末尾位置で代表とし、時刻表の出発時間及び到着時間から算出した列車位置の軌跡とする。
図5は、本発明の列車表示方法に基づき表示した列車の位置及び形状について示した図である。図4と同様に時刻を横軸に、位置を縦軸に表わしており、1014から1019のシンボルはある時刻における列車位置及び形状を示す。L1とL2は、図4と同様に列車の末尾位置の軌跡と、列車の先頭位置の軌跡である。
ここまでの表記は、図4のそれと同じであるが、本発明ではさらに以下の表記上の工夫がされている。第1点は、移動中の列車は図4と同様に列車先頭を尖らせて五角形のシンボルで表記するが、停車中では四角形のシンボルで表記する。1014,1019が停車中の列車を表す。これにより、駅間で停車している列車は四角形で表記されることになり、駅間走行中の列車と区別される。
第2点は、走行状態が五角形形状の長さに反映された点である。出発、到着時は、五角形形状の長さが加速、減速に伸縮し、駅間走行中は一定の長さで表される。第3点は、L1とL2以外に、L3としてダイヤの出発時間及び到着時間から算出した代表位置の軌跡を表示したことである。そのほかの特徴的な表示内容についてはその都度説明する。
なお、第1点と第2点の工夫は、要するに列車走行状態の変化を表示形状により表現したものということができる。ここでの表現事例では、列車走行状態が停止、駅間走行中、駅接近中、駅離脱中などが区別して表示される。これは、列車の先頭位置と末尾位置には常にΔtの時間差を持たせ、末尾位置から先頭位置までの時間幅Δtの移動軌跡により列車の表示形状を決定したことにより、列車走行状態の変化を表示形状により表現している。
図3は、図5に示した本発明の列車表示方法を用いて複数線区の列車運行状況を同時に示した図である。図3の列車位置表示画面は、例えば列車の運行管理室内のモニタなどに表示される。この図で、黒丸で示すSTは駅を示しており、Mは駅間の路線を示している。Tr1、Tr2、Tr3、Tr4は、列車の走行状態に応じて表示変更された列車のシンボルを表している。列車の走行状態は、ユーザあるいは装置が持つ表示時刻907及び、ダイヤによって決定される。
この表記によれば、停車中の列車Tr2(四角形表示)と走行中の列車(五角形表示)が識別可能であり、かつ列車シンボルの長さから速度などの列車走行状態の変化が表れており、その位置から駅間のおおよその位置が把握できる。かつこの表記では、当該時刻での列車運行の全体状況が容易に把握できる。
本発明の列車表示方法では、列車の走行状態により表示形状を変化させている。これによって多数の列車が同時に表示された場合でも列車の表示形状から走行状態を確認することができる。線区全域の列車を同時に表示した場合でも、列車それぞれの走行状態により表示形状を変化させるため、同時に複数の列車の走行状態を確認することができる。
図1は本発明の列車表示方法を備えた列車の運行把握装置の構成を示している。図1を用いて列車の運行把握装置の構成について説明する。
列車の運行把握装置1は、列車位置表示部10、列車位置形状算出部11、列車走行駅間算出部12、列車情報取得部13で構成された演算部を備える。またこれらの演算に使用する入力情報や加工情報を蓄積するデータベースとして、路線情報データベースDB1、ダイヤ情報データベースDB2、列車遅延時間情報データベースDB3、列車乗車率情報データベースDB4の記憶部を有している。演算部及び記憶部はそれぞれ相互に接続されている。
このうち列車位置表示部10は、路線情報データベースDB1から線区ごとの駅の並び及び駅の位置を取得し、路線図を表示する。例えば図3の路線構成をモニタ画面上に表記することを想定すると、路線情報データベースDB1は図7のような路線情報データを備えることになる。
図7は、路線情報データベースDB1に記録されているデータについて示した図である。TB1は線区1、TB2は線区2の路線情報テーブルである。これらのテーブルTBには、当該線区内の駅名STと駅の位置512が記憶されている。この事例では、線区1は駅がA,B,C,D,E、Fの順に配置されて構成され、線区2はG,H,C,I,J,Kの順に配置され構成されている。また各駅の位置が例えば座標で記憶されている。
このようにTB1,TB2は、線区毎にその順序に従って路線を構成する駅の位置を記憶しており、少なくとも駅名と駅の位置を含む。駅の位置は、緯度・経度、または画面に駅を表示する簡易的な座標としてもよい。駅名とは、駅を一意に特定できる名称あるいはコードとする。
路線情報データベースDB1から隣接する駅の位置が把握できるので、列車位置表示部10は、図3のモニタ画面のうち、駅の位置と駅間の線路を表示することができる。
図8は、ダイヤ情報データベースDB2に記憶されているダイヤ情報のデータの例を示している。図8において、TB3,TB4は列車ごとのダイヤ情報テーブルである。ここでダイヤ情報とは、列車が停車する駅ごとに出発時刻及び到着時刻を記憶した情報である。
TB3は例えば列車名316が「A701」である列車が、各駅に到着する時刻と出発する時刻をテーブル形式で記憶している。同様にTB4は列車名316が「A702」である列車が、各駅に到着する時刻と出発する時刻をテーブル形式で記憶している。図8の事例では、欄320にレコード番号、欄311に該当線区の通過駅の順に表記された駅名、312に到着/出発の区別、313に到着/出発の各時刻が記憶されている。
列車「A701」の事例だと、この列車は時刻07:10:00にA駅に到着して時刻07:10:32に出発し、次のB駅には時刻07:15:25にA駅に到着する予定である。なお、列車が通過するC駅については欄319のように出発時刻及び到着時刻は省略してもよい。
ダイヤ情報テーブルTB3,TB4に記憶するダイヤ情報には種々のものが利用できる。例えば既に運行した列車の運行実績を記録した実績ダイヤ、または任意の予測時刻において、予測時刻以後の列車の運行を予測し記録した予測ダイヤのいずれを用いてもよい。また現時刻以前を実績ダイヤ、現時刻以後を予測ダイヤとして合わせて用いてもよい。
列車位置表示部10は、さらに表示時刻tの情報を持つ。図1装置では、指定された表示時刻に基づき、ダイヤ情報テーブルTB3,TB4を参酌することにより、当該時刻の各列車の在線位置を知ることができる。これにより、図3のモニタ画面の上に、既に表示情報が得られている線路情報(駅の位置と駅間の線路)に重ねて当該時刻の各列車位置を表示することができる。
但し、ダイヤ情報テーブルTB3,TB4に記憶されているダイヤ情報は、計画あるいは過去実績によるものであり、現実には当該時刻での遅れを考慮する必要がある。この点について、列車遅延時間情報データベースDB3に記録されている列車遅延時間のデータを参照する。
図9は、列車遅延時間情報データベースDB3に記録されている列車遅延時間のデータについて示した図である。列車遅延時間情報データベースDB3は、線区ごと、列車ごとかつ列車が停車する駅毎に列車遅延時間を記録した列車遅延時間テーブルTB5を備えている。図9の列車遅延時間テーブルTB5は、線区1の遅れ情報を記録しており、従って他の線区についても適宜同様の列車遅延時間テーブル作成記憶されている。
この図で横方向の欄406、407、408は列車名であり、それぞれ「A701」、「A702」、「A703」、「A704」を表わしている。縦方向の欄402は、線区1内の駅名が通過順に記載されている。図のマトリクスの横方向の列車名と縦方向の駅名の交点の欄に、当該列車の当駅における遅れ時間が記載されている。
この図9の列車遅延時間テーブルTB5によれば、例えば列車名406が「A701」の列車は、A駅を定刻に発車したが、B駅では5秒、次のC駅では10秒、さらに次のD駅では15秒というように、遅れを増して運行されたことが見て取れる。
なお、ダイヤ情報データベースDB2が実績ダイヤであるとき、各列車遅延時間の値は、予め運行を計画していた出発時刻に対して列車の運行実績の出発時刻の遅れ時間を記録する。ダイヤ情報データベースDB2が予測ダイヤであるとき、各列車遅延時間の値は、予め運行を計画していた出発時刻に対して予測される列車運行の出発時刻の遅延時間を記録する。409に示すように通過駅についてはその列車遅延時間を省略してもよい。
列車位置表示部10において、図3の画面をモニタに表示するにあたり、当該時刻の列車位置の表示には、ダイヤ情報テーブルTB3,TB4に記憶されているダイヤ情報に、列車遅延時間テーブルTB5の各列車の遅れ情報が加味されることで、より正確な現在位置表示が行える。
列車位置表示部10において、図3の画面をモニタ表示するにあたり、さらに図10の列車乗車率情報データベースDB4に記録されているデータを考慮するのが良い。列車乗車率情報データベースDB4には、線区ごと、列車ごと、かつ列車が走行する駅間ごとに列車乗車率を記録した列車乗車率情報が、列車乗車率テーブルTB6として保持されている。
図10の列車乗車率テーブルTB6において、縦方向には駅間、横方向606、607、608の列には列車名を記載している。駅間602の欄は、左が出発駅、右が到着駅として列車が走行する駅間を表している。縦横のマトリクスの交点には、列車番号に対応した列車乗車率を表す。なお609に示すように通過駅の列車乗車率は省略してよい。
図10の事例によれば、列車A701は、AB駅間の乗車率が最も高く、A駅から離れるほど乗車率が低下する傾向が見て取れる。
図1の運行把握装置1では、以上の各種データベースに記憶された情報を利用して、指定された表示時刻に基づき、列車位置形状算出部11から列車の先頭位置及び末尾位置を取得し、列車情報取得部13から列車遅延時間及び列車乗車率を取得する。また先頭位置、末尾位置、列車遅延時間、及び列車乗車率を入力として、列車の表示位置及び形状、表示色を算出し、画面に図3に示した列車運行状況を表示する。
係る画面表示のために、図1の運行把握装置の各部は、概略以下のように作動する。例えば列車位置表示部10は、ユーザからの入力を受け付けて表示時刻を任意に変更可能とする。また前回表示した表示時刻tから、任意の時間間隔で表示時刻tを自動で繰り返し進め、表示時刻tを進めると同時に画面の列車運行状況についても更新可能とする。
列車位置形状算出部11は、列車走行駅間算出部12から取得した列車が走行する駅間または停車駅と、表示時刻と路線情報データベースDB1を入力として、列車先頭位置及び末尾位置を算出する。
列車走行駅間算出部12は、列車位置表示部10から表示時刻とダイヤ情報データベースDB2を入力として受け取り、列車が走行する駅間あるいは停車駅を出力として、列車位置表示部10に返す。
列車情報取得部13は、列車位置表示部11から列車を一意に識別できる列車番号と前記列車が走行する駅間または停車駅を入力として受け取り、列車遅延時間情報データベースDB3から列車遅延時間を取得し、列車乗車率情報データベースDB4から列車乗車率を出力として、列車位置表示部10に返す。
次に、本実施例における運行把握装置1各部の処理の流れについて、図11、図12、図13を用いて説明する。まず図11は、列車位置表示部10の列車位置表示処理のフローチャートについて示した図である。
ステップS101はループ処理であり、このループ1では、対象とする線区をSとして全線区に対して以下のステップS102〜ステップS112の対象となるステップを繰り返す。
なお、このループ1の処理は、ステップS101とステップS113が対(開始点と終了点)になっており、この間の処理を繰り返し実行することを意味している。同様のループ処理は、同図においてループ2としても定義されており、ステップS103とステップS112が対になって、この間の処理を繰り返し実行している。
ステップS102では、線区Sの線区情報を読み込む。ここでは最初に線区1を読み込む。線区1についてのループ2の全てのステップでの処理が終了すると、次に線区2を選択して同様の一巡処理を完遂するまで、実行する。線区1の線区情報は、図7の線路情報テーブルTB1に保持されており、A駅からB,C,D,E,F駅の順に配置された複数駅の位置情報が取得される。
次にステップS103のループ2では、対象とする列車をnとして、線区S(ここでは最初に選択した線区1を対象とする)の全列車に対して以下のステップS104からステップS111の対象となるステップを繰り返す。
ステップS104では、ダイヤ情報データベースDB1から列車nのダイヤ情報を読み込む。具体的には、ダイヤ情報データベースDB1について、最初にダイヤ情報テーブルTB3を参照して列車A701のダイヤ情報を読み込む。線区1を走行する列車は他にもあり、図8のテーブルは列車ごとに構築されているので、順次テーブルを参照して全ての列車のダイヤ情報を読み込む。
ステップS105では、入力を表示時刻t、列車nとして、列車走行駅間算出処理を行う。この処理結果の出力として、時刻tに列車nが走行する駅間または停車駅を表わす駅αと駅βと、時刻Tα、時刻Tβを、列車走行駅間算出部12により算出する。
たたしここで、駅αは列車nの時刻tより前で直近の出発駅または到着駅、Tαは列車nの時刻tより前で直近の出発の時刻または到着の時刻とする。駅βは列車nの時刻tより後で直近の出発駅または到着駅、Tβは列車nの時刻tより後で直近の出発の時刻または到着の時刻とする。
例えば図8の列車A701について、時刻tを07:12:00とする例で説明すると、駅αは時刻tより前で直近の出発駅Aであり、Tαは時刻tより前で直近の出発時刻7:10:32である。駅βは時刻tより後で直近の到着駅Bであり、Tβは時刻tより後で直近の到着時刻7:15:25である。この結果では、駅α≠駅βとなり、列車A701が走行中であることを示し、駅α(駅B)から駅β(駅A)の駅間で列車A701が走行していることが判明する。
同様に例えば図8の列車A701について、時刻tを07:10:20とする例で説明すると、駅αは時刻tより前で直近の到着駅Aであり、Tαは時刻tより前で直近の到着時刻7:10:00である。駅βは時刻tより後で直近の出発駅Aであり、Tβは時刻tより後で直近の出発時刻7:10:32である。この結果では、駅α(駅A)=駅β(駅A)となり、列車A701が駅Aに停車していることを示し、駅α及び駅βは停車駅を表していることが判明する。
なお、時刻tが07:10:00よりも前の時刻が指定されたとき、駅α=不定または駅β=不定となり、この場合表示時刻tが列車の始発時刻以前または終着時刻以後であり列車nが運行していないことを示す。
ステップS106では、列車が運行中のとき、つまり駅α≠不定かつ駅β≠不定のとき、ステップS107へと進む。一方、列車が運行中でないとき、駅α=不定または駅β=不定のとき、ステップS112へ進み列車nを対象とする処理を終了する。
ステップS107では、時刻tにおける列車nの先頭位置をp、末尾位置をpとし、先頭位置p、末尾位置pをそれぞれ列車位置形状算出部11から算出する。時間幅Δtの移動の変化(つまり列車速度)を列車形状に反映するため、先頭位置pと末尾位置pにはΔtの時間差を持つこととする。列車位置形状算出部11での処理については後述する。
ステップS108では、駅間または停車駅を表す駅α、駅βにおける列車nの列車遅延時間uと列車乗車率vを列車情報取得部13から取得する。列車遅延時間uは、列車遅延時間情報データベースDB3から取得し、列車乗車率vは列車乗車率情報データベースDB4から取得する。
列車遅延時間情報データベースDB3は駅毎に記録されているため、駅αに対応した列車遅延時間uを取得することとする。列車乗車率情報データベースDB4は駅間毎に記録されているため、駅間α、βに対応する列車乗車率を取得する。ただし、α=βのときには、駅間602の出発駅(左)と駅βが一致する列車乗車率を取得する。
ステップS109では、列車nの表示色cを列車遅延時間uまたは列車乗車率vから算出する。表示色cの算出方法は後述する。
ステップS110では、列車nの表示サイズwを列車遅延時間uまたは列車乗車率vから算出する。表示サイズwの算出方法は後述する。
ステップS111では、前記表示サイズw、表示色c、先頭位置p、末尾位置pを用いて、列車nを画面に表示する。
ステップS112で列車nを対象とする処理は終了し、ステップS103に戻り線区Sの全列車について処理を終えるまで繰り返し実行する。
ステップS113で線区Sを対象とする処理は終了し、ステップS101に戻り全線区について処理を終えるまで繰り返し実施する。
列車表示処理についての説明は以上である。
次に、列車の表示色及び形状を決定する手法について詳細に説明する。図6は列車の形状及び、列車の表示色を決める色モデルについて示した図である。
図6において、1020は列車の先頭位置pと列車の末尾位置pの位置が同じでない場合の列車の表示形状を表し、1021は先頭位置p、1022は末尾位置pを表す。1020が走行中の列車シンボルとなる。
1026は列車の先頭位置p及び末尾位置pが同じ位置の時の列車の表示形状を表し、1025は先頭位置p及び末尾位置pを表す。1026が停車中の列車シンボルとなる。
1024は列車の表示サイズwを表す。表示サイズwは列車毎に算出し、列車乗車率vまたは、列車遅延時間uに比例させて大きくする。
1023及び1027は表示色cで塗りつぶす領域を表す。表示色cは、列車遅延時間の色モデル1031または列車乗車率の色モデル1034から決定する。色モデル1031及び1034は一般に知られるHSB色空間モデルを基に、彩度及び明度を100%とし、色相を列車遅延時間または列車乗車率に応じて66%から0%へと色相を変化させることで表示色cを決定する。
列車遅延時間uによって表示色cを決定する場合には、1032に示すように遅れ時間が0分のときは色相66%の青とし、列車遅延時間uが大きくなるに従い色相の値も大きくし、1033に示すように列車遅延時間uが60分以上のときには色相0%の赤とする。
列車乗車率vによって表示色cを決定する場合には、1035に示すように列車乗車率が0%のときは色相66%の青とし、列車乗車率vが大きくなるに従い色相の値も大きくなり、1036に示すように列車乗車率vが300%以上のときには色相0%の赤とする。
図6の表示において、例えば列車の表示サイズwを列車乗車率vで定めた場合には、標示色cを列車遅延時間uで定めることになる。逆に、列車の表示サイズwを列車遅延時間uで定めた場合には、標示色cを列車乗車率vで定めることになる。モニタ画面表示上は、いずれかに統一しておけばよい。
列車表示形状の詳細についての説明は以上である。
本発明の列車表示方法では、列車の走行状態により表示形状及び表示色を変化させている。これによって多数の列車が同時に表示された場合でも列車の表示形状から走行状態を確認することができる。線区全域の列車を同時に表示した場合でも、列車それぞれの走行状態により表示形状を変化させるため、同時に複数の列車の走行状態を確認することができる。
図12は列車走行駅間算出部12の列車走行算出処理のフローチャートについて示した図である。
まずステップS201では、初期化処理として、ダイヤ情報のレコードNo.とした変数i=1とし、本列車走行駅間算出処理終了時に出力する前記の駅α、駅β、時刻Tα、時刻Tβをすべて不定として初期化する。
ステップSTMでは、iがダイヤ情報(ダイヤ情報データベースDB2,図8のダイヤ情報テーブルTB3,TB4)のレコード数より小さいこと、つまりiがダイヤ情報のレコードNoに含まれることを繰り返し条件とし、繰り返し条件を満たす間、つまり全レコードを対象としてステップSTMからステップS206までのステップを繰り返す。
ステップS203では、ダイヤ情報のレコードNo.がi−1の時刻をTi−1とし、ダイヤ情報のレコードNo.がiの時刻をTとする。例えばレコードNo.iを図8の列車A701のダイヤ情報テーブルTB3の「3」、i−1を同テーブルの「2」としたとき、i−1の時刻Ti−1が07:10:32であり、iの時刻Tが07:15:25とされる。
ステップS204では、列車n(A701)のダイヤ情報においてTi−1、Tが任意の表示時刻tの前後直近の出発または到着の時刻となるとき、つまり、Ti−1<t<Tのとき、ループ1を抜けステップS207に進み、それ以外のときステップS206へ進む。
ステップS207では、ステップS204を満たすとき、レコードNo.i−1の駅は、駅αの条件(時刻t以前の直近の出発または到着駅)を満たすため、ダイヤ情報のNo.がi−1の駅名をαとし、その時刻Ti−1をTαとする。また、レコードNo.i−1の駅も、駅βの条件(時刻tより後の直近の出発または到着駅)を満たすため、ダイヤ情報のNo.がiの駅名をβとし、その時刻T をTβとする。前記駅α、駅β、時刻Tα、時刻Tβを出力して終了する。
この判断によれば、例えばステップS204の具体事例の場合には、駅αとして駅A、駅βとして駅B、時刻Tαとして07:10:32、時刻Tβとして07:15:25が決定される。
ステップS205では、i=i+1として、レコードiの値に1を加える。
ステップS206では、ステップSTMの繰り返し条件を満たす場合はステップSTMに戻り、ステップSTMの繰り返し条件を満たさない場合にはループ1を抜ける。駅α、駅βに該当するデータが存在しなかったため、駅α、駅β、時刻Tα、時刻Tβはすべて不定のままである処理を終了する。
以上で、列車走行算出処理の説明を終了する。
図13は列車位置形状算出部11の列車位置形状算出処理のフローチャートについて示した図である。列車位置形状算出部11では、時間幅Δtの列車の移動軌跡となるように、列車の先頭位置p及び末尾位置pを算出する処理を行う。
ステップS301では、先頭位置の時刻tと末尾位置の時刻tを、表示時刻tを基準として、t=t、t=t−Δt=t−Δtと算出する。
ステップS302では、駅α、βについて、それぞれの位置を路線情報から取得し、駅αの位置をPα、駅βの位置をPβとする。
ステップS303では、列車走行中の時、つまりα≠βのときステップS304へと進み、列車停止中のとき、つまりα=βのときにはステップS305へと進む。
ステップS304では、走行中の列車の先頭位置及び末尾位置をそれぞれ後述する(1)式から求める。ここでは、表示位置tを基準とする異なる2つの時刻t、tから先頭位置及び末尾位置を算出する。
Figure 2013241145
(1)式
表示時刻tの先頭位置を時刻tの位置p(n,t)、表示時刻tの末尾位置を時刻tの位置p(n,t)として算出する。時間幅Δtの列車の移動軌跡となるように、(1)式は表示時刻tと先頭位置の関係を示した式とし、時刻tは時刻tからΔt遅らせた位置となるようにt=t−Δtとしている。(1)式の詳細については後述する。その後、処理を終了する。
ステップS305では、駅に停車中の列車の先頭位置及び末尾位置を、駅αの位置Pαとする。その後、処理を終了する。
なお、ステップS304の処理で得られる走行中列車のシンボルが図6の1020の五角形形状のものであり、走行中列車の先頭位置p1、及び末尾位置p2が決定された。またステップS305の処理で得られる停止中列車のシンボルが図6の1024の四角形形状のものであり、走行中列車の先頭位置、末尾位置が駅αの位置Pαとして決定された。以上で、列車位置形状算出処理の説明を終了する。
本実施例での列車位置表示部10の画面に表示する列車の表示形状の詳細について図14を用いて説明する。
図14は、本発明の列車表示方法に基づき列車の位置及び形状の表示について示した図である。時刻を横軸に、位置を縦軸に表わしている。なお、L1は列車の末尾位置の軌跡、L2は列車の先頭位置の軌跡、L3は時刻表の出発時間及び到着時間から算出した位置の軌跡を表している。
この図の表記によれば時刻Tのとき列車は駅αに停車中の状態であり、その表示形状の詳細を図15に示す。時刻Tのときの列車は駅αから出発直後の状態であり、その表示形状の詳細を図16に示す。時刻T、Tのときの列車は駅αから駅βの駅間を走行中の状態であり、時刻Tの表示形状の詳細を図17に示す。時刻Tのときの列車は駅βに到着直前の状態であり、その表示形状の詳細を図18に示す。時刻Tのときの列車は駅βで停止中の状態であり、その表示形状の詳細を図19に示した。以下、順に説明する。
図15は、停車中の列車の表示形状として出発直前の時刻Tの表示形状について示した図である。停車中とは、ダイヤ上の到着時刻から出発時刻までの間の状態を指す。停車中の先頭位置及び末尾位置は駅α3001にあるので、表示形状は四角形の3101とする。図6で示したシンボル1026のように、駅の位置を中心とした幅・高さを表示サイズとした矩形となる。この形状によって停車中の状態を表現することができる。
図16は、出発直後の列車の表示形状として時刻Tの表示形状について示した図である。出発直後とは、ダイヤ上の出発時刻からΔt秒後までの間の状態を指す。出発直後の先頭位置は3002となり駅αからは移動を開始しているが、末尾位置は3003となり駅αから移動を開始していない。そのため、出発直後の列車の表示は3102に示すように、時間経過とともに列車長が伸びる。この変化によって出発直後の状態を表現することができる。
図17は、走行中の列車の表示形状として時刻Tの表示形状について示した図である。走行中とは、列車が出発時刻からΔt秒以上経過し、次の到着時刻までΔt秒以上である間の状態を指し、走行中の列車の表示は3103に示すように、列車長は伸びきって固定となる。この状態の列車先頭位置が3004、末尾位置は3005となり、この変化によって走行中の状態を表現することができる。
図18は、到着直前の列車の表示形状として時刻Tの表示形状について示した図である。到着直前とは、列車が次の到着時刻までΔt秒以内である間の列車走行状態を指し、到着直前の列車の表示は3104に示すように、列車形状は到着時刻に近付くに従い列車長が徐々に短くなっていく。この状態の列車先頭位置が3006、末尾位置は3007となり、この変化によって到着直後の状態を表現することができる。この変化によって到着直前の状態を表現することができる。
図19は、停止中の表示形状として到着直後の時刻Tの表示形状について示した図である。到着直後から、図15で示した出発直前の停止中の表示形状と同様になる。
以上で列車の表示形状の詳細についての説明を終了する。
本実施例の列車位置表示方法及び、列車運行把握装置により、停車中、出発直後、走行中、到着直前の4つの状態を列車位置及び形状から確認することができる。また同時に、列車の描画色C、幅Wによって列車の遅延時間や乗車率を可視化しているため、どのあたりの列車がどの程度遅延していたのか列車遅延時間をマクロにとらえることが可能となる。またどのあたりの列車がどの程度混雑していたのか列車乗車率をマクロにとらえることが可能となる。これにより効果的な列車の運行計画の立案あるいは運行計画の変更を実施することが可能となる。
本発明の列車及び移動体の表示方法、運行把握装置の他の一実施例について説明する。
本実施例の構成及び、使用するデータについては実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
本実施例における処理の流れについて、図20を用いて説明する。図20は列車位置表示部10の列車表示処理のフローチャートについて示した図である。実施例2の図20は、実施例1の図11に対応する列車表示処理であり、多くの部分の処理は同じものである。相違する処理ステップには二重枠表示したように、ステップS114からステップS117での処理が相違する。
まずステップS101のループ1では、対象とする線区をSとして全線区に対して以下のステップS102〜ステップS107、およびステップS114〜ステップS117の対象となるステップを繰り返す。
ステップS102では、線区Sの線区情報を読み込む。
ステップS103のループ2は、対象とする列車をnとして線区Sの全列車に対して以下のステップS104〜ステップS107、およびステップS114〜ステップS117の対象となるステップを繰り返す。
ステップS104では、ダイヤ情報データベースDB1から列車nのダイヤ情報を読み込む。
ステップS105では、入力を表示時刻t、列車nとして、列車走行駅間算出処理を行い、出力として、時刻tに列車nが走行する駅間または停車駅を表わす駅αと駅βと、時刻Tα、時刻Tβを、列車走行駅間算出部により算出する。
駅αは列車nの時刻tより前で直近の出発駅または到着駅、Tαは列車nの時刻tより前で直近の出発の時刻または到着の時刻とする。駅βは列車nの時刻tより後で直近の出発駅または到着駅、Tβは列車nの時刻tより後で直近の出発の時刻または到着の時刻とする。
駅α≠駅βのとき、列車が走行中であることを示し、駅αから駅βの駅間が列車の走行する駅間を表す。駅α=駅βのとき、列車が駅に停車していることを示し、駅α及び駅βは停車駅を表す。駅α=不定または駅β=不定のとき、表示時刻tが列車の始発時刻以前または終着時刻以後であり列車nが運行していないことを示す。列車走行駅間処理については後述する。
ステップS106では、列車が運行中のとき、つまり駅α≠不定かつ駅β≠不定のとき、ステップS107へと進む。一方、列車が運行中でないとき、駅α=不定または駅β=不定のとき、ステップS112へ進み列車nを対象とする処理を終了する。
ステップS107では、時刻tにおける列車nの先頭位置をp、末尾位置をpとし、先頭位置p、末尾位置pをそれぞれ列車位置形状算出部から算出する。時間幅Δtの移動の変化を列車形状に反映するため、先頭位置pと末尾位置pにはΔtの時間差を持つこととする。列車位置形状算出部での処理については後述する。
実施例2の図20の上記の処理は、実施例1の図11と同じであり、以下において処理内容が相違する。
まずステップS114では、駅間または停車駅を表す駅α、駅βにおける列車nの列車遅延時間uと列車乗車率の変化v,vを列車情報取得部13から取得する。列車遅延時間uは、列車遅延時間情報データベースDB3から取得し、列車乗車率v,vは列車乗車率情報データベースDB4から取得する。
なお列車遅延時間情報データベースDB3は、図9に示すように駅毎に列車遅延時間が記録されているため、駅αに対応した列車遅延時間uを取得することとする。列車乗車率情報データベースDB4は、図10に示すように駅間毎に記録されているため、駅間α、βに対応する列車乗車率を取得する。
例えば駅αがB駅であるとき、列車遅延時間uとして「5秒」を列車遅延時間情報データベースDB3から取得し、列車乗車率v,vとして「200%、190%」を列車乗車率情報データベースDB4から取得する。ただし、α=βのときには、駅間602の出発駅(左)と駅βが一致する列車乗車率を取得する。
ステップS115では、列車nの表示色c,cを列車遅延時間uまたは列車乗車率の変化v,vから算出する。表示色c,cの算出方法は後述する。
ステップS116では、列車nの表示サイズw,wを列車遅延時間uまたは列車乗車率の変化v,vから算出する。表示サイズw,wの算出方法は後述する。
ステップS117では、表示サイズw,w、表示色c,c、先頭位置p、末尾位置pを用いて、列車nを画面に表示する。このとき、表示サイズw、表示色cの組み合わせによる列車の表示と、表示サイズw、表示色cの組み合わせによる列車の表示とを、予め決めた一定の周期にしたがって交互に表示を切り替えて表示する。
従って例えば、先の事例のように列車乗車率v,vとして「200%、190%」を列車乗車率情報データベースDB4から取得したときには、あるタイミングでは200%での表示サイズw、表示色cの組み合わせによる列車の表示を行う。次の一定周期後には190%での表示サイズw、表示色cの組み合わせによる列車の表示をおこなう。これにより当該駅での列車乗車率の状態変化が視覚表示される。
ステップS112で列車nを対象とする処理は終了し、ステップS103に戻り線区Sの全列車について処理を終えるまで繰り返し実行する。
ステップS113で線区Sを対象とする処理は終了し、ステップS101に戻り全線区について処理を終えるまで繰り返し実施する。
列車表示処理についての説明は以上である。
本実施例の列車表示方法により、列車の表示色及び表示サイズを点滅させて、列車乗車率及び列車遅延時間の変化を確認することができる。
次に、列車の表示色及び形状の詳細を説明する。図6は列車の形状及び、列車の表示色を決める色モデルについて示した図である。
図6において、1020は列車の先頭位置pと列車の末尾位置pの位置が同じでない場合の列車の表示形状を表し、1021は先頭位置p、1022は末尾位置pを表す。
1026は列車の先頭位置p及び末尾位置pが同じ位置の時の列車の表示形状を表し、1025は先頭位置p及び末尾位置pを表す。
1024は表示サイズw,wを表す。表示サイズw,wは列車毎に算出する。表示サイズw,wを列車遅延時間uによって算出する場合には、表示サイズwとwは同じ値として、列車遅延時間uに比例した値とする。表示サイズw,wを列車乗車率の変化v,vによって算出する場合には、表示サイズwを列車乗車率vから算出し、表示サイズwを列車乗車率vから算出し、それぞれ表示サイズは列車乗車率に比例した値とする。
1023及び1027は表示色c,cで塗りつぶす領域を表す。表示色c,cは、列車遅延時間の色モデル1031または列車乗車率の色モデル1034から決定する。前記色モデル1031及び1034は一般に知られるHSB色空間モデルを基に、彩度及び明度を100%とし、色相を列車遅延時間または列車乗車率に応じて66%から0%へと色相を変化させることで表示色c,cを決定する。
列車遅延時間uによって表示色c,cを決定する場合には表示色c,cは同じ色とし、列車遅延時間uが1032に示すように0分のときはc,cを色相66%の青とし、列車遅延時間uが大きくなるに従い色相の値も大きくし、1033に示すように列車遅延時間uが60分以上の時はc,cを色相0%の赤とする。
列車乗車率v,vによって表示色c,cを決定する場合には、表示色cを列車乗車率vで決定し、表示色cを列車乗車率vで決定する。1035に示すように列車乗車率が0%のときは青とし、列車乗車率が大きくなるに従い色相の値も大きくなり、1036に示すように列車乗車率が300%以上のときには、色相0%の赤とする。
列車表示形状の詳細についての説明は以上である。
本発明の列車表示方法では、列車の走行状態により表示形状及び表示色を周期的に変化させている。これによって多数の列車が同時に表示された場合でも列車の表示形状から走行状態を確認することができる。線区全域の列車を同時に表示した場合でも、列車それぞれの走行状態により表示形状を変化させるため、同時に複数の列車の走行状態を確認することができる。
列車走行駅間算出部及び列車走行駅間算出処理と、列車位置形状算出部で行う列車位置形状算出処理については実施例1と同様であるため省略する。
本発明の列車及び移動体の運行管理システムの一実施例について以下図を用いて説明する。
図2は本発明に係る列車の運行管理システム2の構成について示した図である。運行管理システム2は、線区ごとに構成された運行管理装置3を複数線区について備え、さらに統合運行把握装置4を共通に備えたものである。
別の言い方をすると、運行管理システム2は、複数線区を管理する運行把握装置1であり、図1の運行把握装置1の機能を複数の運行管理装置3と共通の統合運行把握装置4に機能分散させたものということができる。
機能分散の考え方としては、図1の情報記憶部分は情報発生部分に近い現場配置(線区ごとに当該線区の情報を集約)とし、図1の演算機能(10,11,12,13)を統合運行把握装置4として共通に備え、これらの間を通信で結合する。ただし、線路情報データベースDB1は性格上、統合運行把握装置4内に配置されるのが好ましい。
具体的に説明すると、同図において3Aは線区1の運行管理装置、3Bは線区2の運行管理装置であり、それぞれ線区ごとに列車遅延時間情報データベースDB3、列車乗車率情報データベースDB4、ダイヤ情報データベースDB2を保持しており、該当するデータを記録し管理する。
統合運行把握装置4は、実施例1で示した列車の運行把握装置1の演算機能(10,11,12,13)であり、線路情報データベースDB1を含む。また統合運行把握装置4は、線区1及び線区2の運行管理装置とそれぞれ接続している。
上記のように構成された運行管理システム2に対して各種の端末TMが接続される。TM1は運転整理入力端末、TM2は列車在線表示端末、TM3は運行状況表示端末であり、線区1の運行管理装置3Aと接続する。
運転整理入力端末TM1と列車在線表示端末TM2の画面は、運行管理装置3Aから出力され、運行状況表示端末TM3の画面は統合運行把握装置4から出力される。
TM6は運転整理入力端末、TM5は列車在線表示端末、TM4は運行状況表示端末であり、線区2の運行管理装置3Bと接続する。
運転整理入力端末TM6と列車在線表示端末TM5の画面は、運行管理装置3Bから出力され、運行状況表示端末TM4の画面は統合運行把握装置4から出力される。
OP1、OP2、OP3、OP4は列車運行を管理する指令員を表す。列車運行は線区ごとに複数人の指令員によりを管理する。特にOP1とOP2は線区1を管理する指令員、OP3とOP4は線区2を管理する指令員を表す。
統合運行把握装置4は、線区1の情報として、ダイヤ情報(DB2A)、列車遅延情報(DB3A)、列車乗車率情報(DB4A)を取得し、同様に線区2の情報として、ダイヤ情報(DB2B)、列車遅延情報(DB3B)、列車混雑情報(DB4B)を取得する。
運行状況表示端末TM3、TM4は、端末のユーザである指令員OPが表示時刻を入力する手段を備え、統合運行把握装置4は入力された表示時刻に応じた画面を作成して、それぞれの端末TM3、TM4に出力する。
線区1の指令員OP1、OP2は、主に線区1の列車運用を管理する。運行状況表示端末TM3から複数線区の列車運行の状況を取得し、列車在線表示端末TM2から線区1の列車運行の詳細な位置を取得し、運転整理入力端末TM1に線区1の列車運行の変更を入力する。
線区2の指令員OP3、OP4は、主に線区2の列車運用を管理する。列車在線表示端末TM5から線区2の列車運行の詳細な位置を取得し、運行状況表示端末TM6から複数線区の列車運行の状況を取得し、運転整理入力端末TM4に線区2の列車運行の変更を入力する。
統合運行把握装置4は各線区の運行管理装置3A、3Bと通信線2012で接続され、ダイヤ情報(DB2A,DB2B)、列車遅延時間情報(DB3A,DB3B)、列車乗車率上報(DB4A,DB4B)と、路線情報(DB1)の情報を取得可能となっている。
統合運行把握装置4におけるデータ及び処理については実施例1と同様であるため説明は省略する。
次に統合運行把握装置を備えた運行管理システムにおける指令業務の流れについて図21、図22、図23を用いて説明する。
図21は運行状況表示端末に表示される画面の一例を示し、運行状況について説明する。
同図において、Tr2,Tr3,Tr5、Tr6、Tr7、Tr9は線区上1の上り列車を表し、Tr1、Tr4、Tr8は線区1の下り列車を表す。711に遅延時間による列車の表示色の凡例を表し、712に乗車率による列車の表示サイズの凡例を表す。この表示事例によれば、このとき、下り列車の乗車率は高いが、それに比べて上り列車の乗車率が低く、また上り列車に比べて下り列車の本数が少なく、列車運行が乱れていることがわかる。
このような場合、上り列車の一部を折り返し、下り列車として運行させることで、上り列車と下り列車の本数が平準化でき、同時に乗車率の平準化も可能となる。このような列車運行を変更することを運転整理とする。
運行状況についての説明は以上で終了する。
次に、図21に示した運行状況の際に、指令員が行う列車を折り返す運転整理の流れについて、図22に示したシーケンス図に従って説明する。
ステップS701では、運行状況表示端末TM3に表示された画面から、列車運行状況を確認する。
ステップS702では、画面の列車運行状況から、上り列車に折り返しの運転整理を実施する必要があることを指令員OPが判断する。
ステップS703では、運行状況表示端末TM3に対して、指令員OPが運転整理を入力する。運転整理を入力する方法は、指令員OPが列車Trにマウスポインタ715を合わせてクリックすることで図21右下のポップアップメニュー712を表示させる。さらにポップアップメニュー712から運転整理721、折り返し722を選択して、折り返し運転整理のダイアログ714を表示させる。折り返しダイアログは、折り返し対象の列車723と、折り返す駅724、折り返し時刻725の入力欄を少なくとも備え、全入力欄を埋めて入力ボタン726を押すことで、折り返しの運転整理の入力は完了する。
図22のステップS704では、運行状況表示端末TM3に入力した運転整理の内容を、運行状況表示端末TM3から自動で運転整理入力端末TM1へ入力する。
ステップS705では、運転整理入力端末TM1に入力した運転整理の内容を、運転整理入力端末TM1から自動で運行管理装置3Aへ入力する。
ステップS706では、運行管理装置3Aに入力された運転整理から、ダイヤの変更を実施する。
ステップS707、ステップS708では、運行管理装置3Aで変更したダイヤの変更内容を、運転整理入力端末TM1、運行状況表示端末TM3に送信し、それぞれ変更内容を反映した画面に更新する。
運転整理業務の流れについての説明は以上である。
本発明の運行管理システムにより、運行状況表示端末に列車の遅延時間、混雑状況を確認できる画面を表示することで、列車運行を管理する指令員が、列車運行状況を的確に把握することができ、また列車の運行状況に応じた運転整理を素早く入力、実施することができる。
本発明の列車及び移動体の表示方法、運行把握装置の他の一実施例について説明する。
図23は本実施例の列車表示方法を備えた列車の運行把握装置3の構成を示している。図23を用いて列車の運行把握装置の構成について説明する。
列車の運行把握装置3は、列車位置表示部10b、列車情報取得部13bで構成された演算部を備える。またこれらの演算に使用する入力情報や加工情報を蓄積するデータベースとして、路線情報データベースDB1、列車走行情報データベースDB5の記憶部を有している。演算部及び記憶部はそれぞれ相互に接続されている。
このうち列車位置表示部10bは、路線情報データベースDB1から線区ごとの駅の並び及び駅の位置を取得し、路線図を表示する。例えば図3の路線構成をモニタ画面上に表記することを想定すると、路線情報データベースDB1は図7のような路線情報データを備えることになる。路線情報データベースDB1については実施例1と同様であるため、その説明を省略する。また,列車情報取得部13bにより,列車走行情報データベースDB5から列車の位置及び列車遅延時間及び列車乗車率を取得し,列車の走行状態を表示する。列車走行情報データベースDB5は図25のような列車走行情報データを備えることになる。
図25は、列車走行情報データベースDB5に記録されているデータについて示した図である。TB7は列車n、TB8は列車mの路線情報テーブルである。これらのテーブルTBには、当該線区内の時刻と各時刻の列車のX座標、Y座標、及び列車遅延時間、列車乗車率が、列車ごとに記憶されている。
本実施例における処理の流れについて、図24を用いて説明する。図24は列車位置表示部10bの列車表示処理のフローチャートについて示した図である。実施例4の図24は、実施例1の図11に対応する列車表示処理であり、一部処理は同じものである。図11と相違する処理ステップには二重枠表示したように、ステップS118からステップS119での処理が相違する。
ステップS118では、列車走行情報データベースDB5から列車走行情報として、表示時刻tにおける列車位置を先頭位置p1、列車遅延時間をu、列車乗車率をv、時刻t-Δtの列車位置を末尾位置p2として読み込む。なお,対応する時刻の情報が存在しないとき,先頭位置p1、末尾位置p2、列車遅延時間u、列車乗車率vは不定とする。ただし,p2のみが不定であるとき,p2=p1とする。
ステップS119では、列車nが運行中かどうかを判断し,分岐する。列車nが運行中であれば,ステップS119に進み,運行中でなければステップS112へと進み次の列車について処理を進める。列車nが運行中であるかどうかは,例えばS118で読み込んだ列車位置p2が不定であるかどうかで判断することができる。
列車表示処理についての説明は以上である。
本発明の列車表示方法では、列車の走行状態により表示形状及び表示色を変化させている。特に,列車の加速減速の状態を確認することができる。これによって多数の列車が同時に表示された場合でも列車の表示形状から走行状態を確認することができる。線区全域の列車を同時に表示した場合でも、列車それぞれの走行状態により表示形状を変化させるため、同時に複数の列車の走行状態を確認することができる。
1:運行把握装置
2:運行管理システム
3A:線区1の運行管理装置
3B:線区2の運行管理装置
4:統合運行把握装置
10:列車位置表示部
11:列車位置形状算出部
12:列車走行駅間算出部
13:列車情報取得部
DB1:路線情報データベース
DB2:ダイヤ情報データベース
DB3:列車遅延時間情報データベース
DB4:列車乗車率情報データベース
M:駅間の路線
L1:列車の末尾位置の軌跡
L2:列車の先頭位置の軌跡
L3:代表位置の軌跡
ST:駅
Tr:列車のシンボル
TB1、TB2:路線情報テーブル
TB3,TB4:ダイヤ情報テーブル
TB5:列車遅延時間テーブル
TB6:列車乗車率テーブル

Claims (32)

  1. 列車及び移動体の表示方法であって、
    列車及び移動体の走行状態に応じて、列車及び移動体を表すシンボルの表示位置及び形状を変更する列車及び移動体の表示方法。
  2. 請求項1に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    前記走行状態として停止状態、走行状態に応じて、前記列車及び移動体を表すシンボルの形状を変更する列車及び移動体の表示方法。
  3. 請求項2に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    前記走行状態としての列車及び移動体を表すシンボルの形状変更は、時間経過による長さの変更である列車及び移動体の表示方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    前記列車及び移動体を表すシンボルの形状の変更は、列車及び移動体の移動方向に沿って表示される列車及び移動体の表示方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    前記列車及び移動体を表すシンボルには、列車及び移動体の遅延状況あるいは乗車率が反映されている列車及び移動体の表示方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    列車及び移動体の表示位置及び形状を変更は、画面に表示する表示時刻を基準とする2つの異なる時刻の位置を列車及び移動体ごとに算出し、算出した列車及び移動体の位置によって表示する列車及び移動体の位置及び形状を決定する列車及び移動体の表示方法。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    前記列車の位置は、既に運行した列車について、列車ごとかつ列車が停車する駅に到着した実績の到着時刻と出発した実績の出発時刻を記録した実績ダイヤから算出することを特徴とする列車及び移動体の表示方法。
  8. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    前記列車の位置は、任意の予測時刻において、列車ごとかつ列車が停車する駅に到着すると予測される到着時刻と出発すると予測される出発時刻を記録した予測ダイヤから算出することを特徴とする列車及び移動体の表示方法。
  9. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    前記列車の位置は、既に運行した列車について、列車ごとの走行位置の実績から算出することを特徴とする列車及び移動体の表示方法。
  10. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    シンボルの形状は、前記2つの列車位置を繋いだ幅を持つ線分とすることを特徴とする列車及び移動体の表示方法。
  11. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    シンボルの形状は、前記2つの列車位置を繋いだ幅を持つ線分とし、一方の先端を他方の先端と区別できるように、形状を変化させることを特徴とする列車及び移動体の表示方法。
  12. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    シンボルの形状の変化は、進行方向側の端点を鋭角とすることを特徴とする列車及び移動体の表示方法。
  13. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    列車及び移動体の表示色は、列車及び移動体の遅延時刻によって決定する列車及び移動体の表示方法。
  14. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    列車の表示色は、列車の乗車率によって決定する列車及び移動体の表示方法。
  15. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    列車及び移動体の表示サイズは、列車及び移動体の遅延時刻によって決定する列車及び移動体の表示方法。
  16. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の列車及び移動体の表示方法であって、
    列車の表示サイズは、列車の乗車率によって決定する列車及び移動体の表示方法。
  17. 列車及び移動体の位置を表示する表示装置を備えた運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が停車する駅ごとに発車時刻および到着時刻を記憶したダイヤ情報と、路線の順序に従って路線を構成する駅の位置を記憶した路線情報と、前記ダイヤ情報と前記表示装置の画面に表示する表示時刻を入力として、列車が走行する駅間または停車駅を算出する列車走行駅間算出部と、前記駅間または停車駅、前記路線情報、前記表示時刻から列車位置及び形状を算出する列車位置形状算出部を備え、画面に表示する時刻を基準とする2つの異なる時刻の列車位置を、前記列車位置形状算出部によって算出し、算出した前記2つの列車位置から各列車及び移動体を表すシンボルの表示位置及び形状を決定する列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  18. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    前記ダイヤ情報は、既に運行した列車について、列車ごとかつ列車が停車する駅に到着した実績の到着時刻と出発した実績の出発時刻を記録した実績ダイヤとすることを特徴とする運行把握装置。
  19. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    前記ダイヤ情報は、任意の予測時刻において、列車ごとかつ列車が停車する駅に到着すると予測される到着時刻と出発すると予測される出発時刻を記録した予測ダイヤとすることを特長とする運行把握装置。
  20. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    前記列車位置表示部による表示位置及び形状の決定は表示位置及び形状を前記2つの列車位置を繋いだ幅を持つ線分とすることを特徴とする運行把握装置。
  21. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    前記列車位置表示部による表示位置及び形状の決定は表示位置及び形状を前記2つの列車位置を繋いだ幅を持つ線分とし、一方の先端を他方の先端と区別できるように、形状を変化させることを特徴とする運行把握装置。
  22. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車位置表示部による表示位置及び形状の決定は表示位置及び形状を前記2つの列車位置を繋いだ幅を持つ線分とし、進行方向側の端点を鋭角とすることを特徴とする運行把握装置。
  23. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が走行する駅間ごとに列車遅延時間を記録した列車遅延時間情報と、列車遅延時間情報から前記列車遅延時間を取得する列車情報取得部を備え、前記列車取得部から取得した列車遅延時間に基づき、各列車の表示サイズを決定し表示することを特徴とする列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  24. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が走行する駅間ごとに列車乗車率を記録した列車乗車率情報と、列車乗車率情報から前記列車乗車率を取得する列車情報取得部を備え、前記列車取得部から取得した前記列車乗車率に基づき、各列車の表示サイズを決定し表示することを特徴とする列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  25. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が走行する駅間ごとに列車遅延時間を記録した列車遅延時間情報と、列車遅延時間情報から前記列車遅延時間を取得する列車情報取得部を備え、前記列車取得部から取得した列車遅延時間によりに基づき、各列車の表示色を決定し表示する列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  26. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が走行する駅間ごとに列車乗車率を記録した列車乗車率情報と、列車乗車率情報から前記列車乗車率を取得する列車情報取得部を備え、前記列車取得部から取得した前記列車乗車率に基づき、各列車の表示色を決定し表示する列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  27. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が走行する駅間ごとに列車乗車率を記録した列車乗車率情報と、列車乗車率情報から前記列車乗車率を取得する列車情報取得部を備え、前記列車取得部から取得した前記列車乗車率に基づき、各列車の表示色を決定し表示する列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  28. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が走行する駅間ごとに列車乗車率を記録した列車乗車率情報と、列車乗車率情報から前記列車乗車率を取得する列車情報取得部を備え、前記列車取得部から表示時刻を基準とする異なる2つの時刻の列車乗車率を取得し、前記異なる2つの時刻の列車乗車率に基づき前記列車乗車率各列車の2つの表示色を決定し、前記2つの表示色を交互に変えて表示させる列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  29. 請求項17に記載の運行把握装置であって、
    列車ごとかつ列車が走行する駅間ごとに列車乗車率を記録した列車乗車率情報と、列車乗車率情報から前記列車乗車率を取得する列車情報取得部を備え、前記列車取得部から表示時刻を基準とする異なる2つの時刻の列車乗車率を取得し、前記異なる2つの時刻の列車乗車率に基づき前記列車乗車率各列車の2つの表示サイズを決定し、前記2つの表示サイズを交互に変えて表示させる列車位置表示部を備えることを特徴とする運行把握装置。
  30. 線区ごとに構成された運行管理装置と共通に備えられた統合運行把握装置と列車及び移動体の位置を表示する表示装置を備えた運行管理システムであって、
    前記表示装置には、前記請求項1から請求項16のいずれか1項に記載された表示方法による前記列車及び移動体を表すシンボルにより列車の運行状況が表示されていることを特徴とする運行管理システム。
  31. 請求項30に記載の運行管理システムであって、
    運行管理システムは、前記列車及び移動体の運行状況を表示する表示端末と、指令員が運転整理を実施するための条件を入力する運転整理入力端末を含むことを特徴とする運行管理システム。
  32. 線区ごとに構成された運行管理装置と共通に備えられた統合運行把握装置と列車及び移動体の位置を表示する表示装置を備えた運行管理システムであって、
    前記表示装置には、前記請求項17から請求項29のいずれか1項に記載された運行把握装置の列車位置表示部が決定した前記列車及び移動体を表すシンボルにより列車の運行状況が表示されていることを特徴とする運行管理システム。
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