JP2013230481A5 - - Google Patents
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上述の課題を解決するために、請求項1に記載の偏流板は、湾曲または角状の内面形状を有し、かつ、所定の高さを有する第1の部材と、湾曲または角状の内面形状を有し、かつ、所定の高さを有する第2の部材からなるペア構造が複数設けられ、前記ペア構造を構成する前記第1および第2の部材は、溶融状の流体の流れの主流方向から見て左右にずらした状態で配列されると共に、前記流体の流れの主流方向に沿って前記ペア構造が基板に立設され、互いに内面が向き合った前記第1および第2の部材の端部同士によって形成される開口より前記流体を流入させることで、流入した流体を前記ペア構造の内部で旋回させながら、前記流体の流れを水平方向から垂直方向へ変えるようにしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の偏流板によれば、第1の部材は、湾曲または角状の内面形状を有し、かつ、所定の高さを有している。第2の部材も、湾曲または角状の内面形状を有し、かつ、所定の高さを有している。これを前提にして、第1の部材と第2の部材からなるペア構造が複数設けられ、前記ペア構造を構成する前記第1および第2の部材は、溶融状の流体の流れの主流方向から見て左右にずらした状態で配列されると共に、前記流体の流れの主流方向に沿って前記ペア構造が基板に立設され、互いに内面が向き合った前記第1および第2の部材の端部同士によって形成される開口より前記流体を流入させることで、流入した流体を前記ペア構造の内部で旋回させながら、前記流体の流れを水平方向から垂直方向へ変えるようになる。
この配置によって、互いに内面が向き合った第1および第2の部材の端部同士によって形成される開口より前記流体を流入させることで、流入した流体が、前記ペア構造の内面に沿って旋回流となって立ち上がるようになる。
請求項2に記載の偏流板は、請求項1の記載において、前記第1の部材及び第2の部材は、それぞれ半円筒状、断面L状、及び、断面コ状の衝立板のいずれか一つからなる偏流板が使用されることを特徴とするものである。
請求項3に記載の噴流装置は、所定の開口部を有して溶融状の流体を噴出するノズルと、前記ダクト内に前記流体を送出するポンプと、前記ポンプを収納し前記ダクトに接続されたポンプハウジングと、前記ダクト内に配設されて、前記ポンプによって送出される前記ダクトの長手方向から流入した前記流体の流れを旋回させて、当該流体の流れを前記ノズルの高さ方向へ変える、請求項1に記載の偏流板とを備えることを特徴とするものである。
請求項3に係る噴流装置によれば、ノズルは所定の開口部を有して溶融状の流体を噴出する。ダクトは、ノズルに接続されている。ポンプを収納するポンプハウジングは、ダクトに接続され、ポンプはダクト内に溶融状の流体を送出する。偏流板は、ダクト内に配設される。これを前提にして、本発明に係る偏流板が、ポンプによって送出されるダクトの長手方向から流入した溶融状の流体の流れを旋回させて、当該流体の流れをノズルの高さ方向へ変えるようになされる。
請求項4に記載の噴流装置は、請求項3において、前記ポンプハウジングに接続され、前記ポンプによって流体が送出される前記ダクトの長手方向と溶融状の流体の流れの主流方向との間を成す角度が設定され、ここに設定された前記角度で前記偏流板が前記ダクトに取り付けられることを特徴とするものである。
請求項5に記載の噴流装置は、請求項4において、前記ポンプによって流体が送出される前記ダクトは、所定の位置に入口部、出口部及び終端部が設けられた細長い筺体を有し、前記入口部は前記筺体の一方の側に設けられ、当該入口部には前記ポンプハウジングが接続され、前記入口部の所定の位置には、前記偏流板の一方の開口幅の流入口に流体が流入するように規制する流入規制板が設けられ、前記出口部は偏流板の上方であって、前記筺体の天板面に開口されて前記ノズルが接続され、前記終端部で流れの向きが反転された前記流体が前記偏流板の他方の開口幅の流入口から流入するようにしたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の噴流装置は、請求項5において、前記ポンプハウジングと前記ダクトを接続する部分に傾斜部を有し、前記ポンプは、前記傾斜部を介して前記流体を前記ダクト内へ送出することを特徴とするものである。
本発明に係る偏流板によれば、所定の高さを有した湾曲または角状の第1の部材と、所定の高さを有した湾曲または角状の第2の部材とからなるペア構造が複数設けられ、前記ペア構造を構成する前記第1および第2の部材は、溶融状の流体の流れの主流方向から見て左右にずらした状態で配列されると共に、前記流体の流れの主流方向に沿って前記ペア構造が基板に立設され、互いに内面が向き合った前記第1および第2の部材の端部同士によって形成される開口より前記流体を流入させることで、流入する溶融状の流体を旋回させて、前記流体の流れを水平方向から垂直方向へ変えるようになされる。
この構造によって、互いに内面が向き合った第1および第2の部材の端部同士によって形成される開口より溶融状の流体が流入すると、流入した溶融状の流体が、第1の部材と第2の部材からなるペア構造の内部で旋回しながら内面に沿って立ち上がるようになる。これにより、前記開口に水平方向から流入した溶融状の流体の流れを垂直方向の流れに変えることができる。当該偏流板を噴流はんだ付け装置に十分応用できるようになる。
本発明に係る噴流装置によれば、本発明に係る偏流板を備え、ダクト内で溶融状の流体の流れを水平方向から垂直方向へ変えるようになされる。この構成によって、ノズルから噴出される溶融状の流体の噴流高さの幅方向分布を均一化できるようになる。しかも、ポンプ出力による溶融状の流体の幅方向分布の傾向変化を低減できるようになる。
Claims (6)
- 湾曲または角状の内面形状を有し、かつ、所定の高さを有する第1の部材と、
湾曲または角状の内面形状を有し、かつ、所定の高さを有する第2の部材からなるペア構造が複数設けられ、
前記ペア構造を構成する前記第1および第2の部材は、
溶融状の流体の流れの主流方向から見て左右にずらした状態で配列されると共に、前記流体の流れの主流方向に沿って前記ペア構造が基板に立設され、
互いに内面が向き合った前記第1および第2の部材の端部同士によって形成される開口より前記流体を流入させることで、流入した流体を前記ペア構造の内部で旋回させながら、前記流体の流れを水平方向から垂直方向へ変えるようにしたことを特徴とする偏流板。 - 前記第1の部材及び第2の部材は、それぞれ半円筒状、断面L状、及び、断面コ状の衝立板のいずれか一つからなることを特徴とする請求項1に記載の偏流板。
- 所定の開口部を有して溶融状の流体を噴出するノズルと、
前記ノズルに接続されたダクトと、
前記ダクト内に前記流体を送出するポンプと、
前記ポンプを収納し前記ダクトに接続されたポンプハウジングと、
前記ダクト内に配設されて、前記ポンプによって送出される前記ダクトの長手方向から流入した前記流体の流れを旋回させて、当該流体の流れを前記ノズルの高さ方向へ変える、請求項1又は2に記載のいずれかの偏流板とを備えることを特徴とする噴流装置。 - 前記ポンプハウジングに接続され、前記ポンプによって前記流体が送出される前記ダクトの長手方向と前記流体の流れの主流方向との間を成す角度が設定され、
設定された前記角度で前記偏流板が前記ダクトに取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の噴流装置。 - 前記ポンプによって流体が送出される前記ダクトは、
所定の位置に入口部、出口部及び終端部が設けられた細長い筺体を有し、
前記入口部は前記筺体の一方の側に設けられ、当該入口部には前記ポンプハウジングが接続され、
前記入口部の所定の位置には、前記偏流板の一方の開口幅の流入口に前記流体が流入するように規制する流入規制板が設けられ、
前記出口部は前記偏流板の上方であって、前記筺体の天板面に開口されて前記ノズルが接続され、
前記終端部で流れの向きが反転された前記流体が前記偏流板の他方の開口幅の流入口から流入するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の噴流装置。 - 前記ポンプハウジングと前記ダクトを接続する部分に傾斜部を有し、
前記ポンプは、
前記傾斜部を介して前記流体を前記ダクト内へ送出することを特徴とする請求項5に記載の噴流装置。
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