JP2013222394A - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電源スイッチがOFFされた際にメモリへの通電を継続しデータを保持する情報処理装置において、設定画面の表示中に電源スイッチがOFFされると、次に電源スイッチがONされた際にも設定画面が表示されたままになってしまう。
【解決手段】 電源スイッチがOFFされた際にメモリへの通電を継続しデータを保持する情報処理装置において、電源スイッチがOFFされた際に、オートクリア処理を実行する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、情報処理装置は、起動に要する時間が長くなる傾向にある。その要因の一つは、情報処理装置の多機能化等に伴い、起動時にROMからRAMへ展開すべきデータの量が大きくなってきているからである。
これに対して、ユーザが電源スイッチをオフにした際にRAMのデータをそのまま保持しておき、次回ユーザが電源スイッチをオンにした際にはROMからRAMへのデータの展開を省略することにより、起動に要する時間を短縮する技術がある。この様な技術としては、RAMへの通電を継続することによってRAMのデータを保持するサスペンドという技術がある(特許文献1参照)。また、この様な技術としては、RAMのデータをHDDに一時退避させることによってRAMのデータを保持するハイバネーションという技術もある(特許文献2参照)。この様な技術では、ユーザからは装置の電源が完全にオフになっているように見えつつも、一方では起動に要する時間を短縮することができるのである。
特開平9−34578 特開2000−82014
一般的に、情報処理装置は、表示部を有しており、ユーザが情報処理装置の動作を設定するための設定画面や、サービスマンが動作を微調整したりするためのサービスモード画面等を表示することができる。こういった画面は、ユーザの操作によって表示状態となり、ユーザによる操作が完了するまで、表示部に表示されたままとなる。
この様な情報処理装置に対して、前述した起動に要する時間を短縮する技術を適用すると、次の課題が発生してしまう。すなわち、設定画面やサービスモード画面を表示した状態で、ユーザが電源スイッチをオフにした場合、次回ユーザが電源スイッチをオンにした際には、設定画面やサービスモード画面が表示されたままになってしまうのである。なぜならば、前述した起動に要する時間を短縮する技術では、RAMのデータをそのまま保持されるため、表示部に表示された画面もそのまま維持されることになるからである。例えば、ユーザが電源スイッチをオフにした後に場を離れ、別のユーザが電源スイッチをオンにした場合、他のユーザの設定画面が表示されたままになってしまい、好ましくない。特に、特にサービスモード画面は、十分な知識のないユーザが操作すると情報処理装置に誤った調整値を設定してしまう可能性があるため、セキュリティを考慮すると再び表示されないのが望ましい。
本発明は、情報処理装置の起動に要する時間を短縮しつつ、情報処理装置が起動した際に適切な画面を表示させることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、揮発性の記憶手段と、データを入力する入力手段とを有し、前記記憶手段と前記入力手段に電力が供給される第1の電力モードと、前記記憶手段に電力が供給され前記入力手段に電力が供給されない第2の電力モードとを含む複数のモードの何れかで動作する情報処理装置であって、前記記憶手段に記憶されたデータに基づいて、表示部における画面の表示を制御する制御手段と、前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させるための第1の指示を受け付ける第1の受付手段と、前記第1の受付手段が前記第1の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる第1の移行手段と、前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させるための第2の指示を受け付ける第2の受付手段と、前記第2の受付手段が前記第2の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させる第2の移行手段とを有し、前記制御手段は、前記第1の受付手段が前記第1の指示を受け付けた際に前記表示部に第1の画面が表示されていた場合に、前記第2の移行手段が前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させることに応じて前記表示部に前記第1の画面が表示されないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の起動に要する時間を短縮しつつ、情報処理装置が起動した際に適切な画面を表示させることが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図 本発明に係る画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図 本発明に係る画像形成装置の電源ユニットの構成を示すブロック図 本発明に係る画像形成装置の電力供給状態を示す図 本発明に係る画像形成装置の電源ON状態の動作を示すフローチャート 本発明に係る画像形成装置のオートクリア処理を示すフローチャート 本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをOFFにした際の動作を示すフローチャート(第1の実施形態) 本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをONにした際の動作を示すフローチャート(第1の実施形態) 本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをOFFにした際の動作を示すフローチャート(第2の実施形態) 本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをONにした際の動作を示すフローチャート(第2の実施形態)
以下の説明では、情報処理装置の一例として画像形成装置について説明するが、情報処理装置はPC等のように他の装置であってもよい。
〔第1の実施形態〕
<装置の構成>
まず、本発明に係る装置の構成について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、以下の構成を有する。
スキャナ装置2は、原稿から光学的に画像を読み取り、デジタル画像に変換して、コントローラ3に送信する。原稿給紙ユニット21は、自動的に原稿束を自動的に逐次入れ替える。スキャナユニット22は、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換する。
コントローラ3は、各モジュールに指示を出す事により、画像形成装置を統括的に制御する。
プリンタ装置4は、デジタル画像を紙に出力する。マーキングユニット41は、給紙した紙に画像データを印刷する。給紙ユニット42は、紙束から一枚ずつ逐次給紙する。排紙ユニット43は、印刷後の紙を排紙する。
操作部5は、本装置の操作を行なうためのものである。そして、操作部5は、ユーザが画像形成装置に画像複写等の動作を指示するための操作ボタンや、ユーザに画像形成装置の各種情報を提示したりするための表示部としての液晶画面等の表示パネルを備える。
ハードディスク装置6は、デジタル画像や制御プログラム等を記憶する。
FAX装置7は、電話回線等にデジタル画像を送信する。
LAN8は、画像形成装置1とコンピュータ9を接続する。
コンピュータ9は、画像形成装置1に対してLAN8を介してデジタル画像の入出力、ジョブの発行や機器の指示等も行う。
電源ユニット301は、AC電源に接続され、画像形成装置1の各構成に対して電力を供給する。
図2は、本発明に係る画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図である。
なお、CPU201やCPU221には、チップセット、バスブリッジ、クロックジェネレータ等のCPU周辺ハードウェアが多数含まれているが、本図では簡略化して記載している。
コントローラ3は、メインボード200とサブボード220を有する。
メインボード200は、いわゆる汎用的なCPUシステムであり、以下の構成を有する。
CPU201は、メインボード200全体を制御する。
ブートロム202は、BIOSと呼ばれる初期プログラムを記憶する。
メモリ203は、CPU201の主記憶メモリとして使用される。
バスコントローラ204は、サブボード220のバスコントローラ224とのブリッジ機能を持つ。
不揮発性メモリ205は、電源断された場合であっても情報を保持する。
ディスクコントローラ206は、ハードディスク装置6やフラッシュディスク207等のストレージ装置を制御する。
フラッシュディスク207は、SSD等のように、半導体デバイスで構成された比較的小容量なストレージ装置である。そして、フラッシュディスク207には、CPU201で実行されるオペレーティングシステムやファームウェアなどのプログラムを格納する。
USBコントローラ208は、USBメモリ209に対するデータの入出力を制御する。
USBメモリ209は、画像形成装置で使用すべき各種データを記憶する。
ネットワークインターフェース210は、LAN8を介して、コンピュータ9との間でデータの入出力を行う。
サブボード220は、比較的小さな汎用CPUシステムと、画像処理ハードウェアからなり、以下の構成を有する。
CPU221は、サブボード220全体を制御する。
デバイスコントローラ222は、スキャナ装置2に対してデータの入出力を制御する。
メモリ223は、CPU221の主記憶メモリとして使用される。
バスコントローラ224は、メインボード200のバスコントローラ204とのブリッジ機能を持つ。
不揮発性メモリ225は、電源断された場合であっても情報を保持する。
デバイスコントローラ226は、プリンタ装置4に対してデータの入出力を制御する。
画像処理プロセッサ227は、リアルタイムデジタル画像処理を行う。
これらの他に、コントローラ3は、以下の電源監視構成を有する。
リセット回路401は、メインボード200のH/W(ハードウェア)の設定をリセットする。
不揮発レジスタ402は、H/Wリセット等によって状態のリセットされることがないレジスタである。また、不揮発レジスタ402は、電源監視H/W403を介して、CPU201からデータを読み書きすることが可能である。
電源監視H/W403は、本システムの電源制御を監視する。CPU201が正常に動作出来る場合、CPU201の指示に従い、画像形成装置1にリセットを掛けることが可能である。また、CPU201に電源が供給されていない状態では、スイッチ302の入力から、電源リモート信号306を制御して、コントローラ3の電源を投入したりすることが出来る。これは、ASIC等の場合、小さなCPUシステムでもよい。
リセット回路404は、サブボード220のH/Wの設定をリセットする。
図3は、本発明に係る画像形成装置の電源ユニットの構成を示すブロック図である。
電源ユニット301は、以下の構成を有する。
スイッチ302は、画像形成装置1の電源をON/OFF(オン/オフ)する操作をユーザから受け付ける受付処理を行う。また、スイッチ302は、ON/OFFの状態のどちらか一方の状態をメカ的に保持し続ける。つまり、ユーザは、スイッチ302をON/OFFのいずれか側に倒す事によって、ON/OFFの状態を入力するのである。そして、スイッチ302は、ON時には、AC−DCコンバータに接続されており、電源を制御することができる。一方で、スイッチ302は、OFF時には、コントローラ3がシステムのシャットダウンが完了するまで電源供給が停止されない。すなわち、電源ケーブル307を介して、スイッチ302の状態を通知し、シャットダウンが完了した後に、電源リモート信号を用いて全てのDC電源供給をOFFにするようになっているのである。なお、本実施例ではトグル型のスイッチを用いているが、パーソナルコンピュータ等ではプッシュ型のスイッチを採用しているものが多数ある。これらのプッシュ型のスイッチは、1.装置電源が入っている状態では「OFF」として機能し、2.装置電源が入っていない状態においては「ON」と機能する。また、3.一定時間以上スイッチを押下し続けることで「強制OFF」を入力する、等の制御パターンがある。本発明は、トグル型スイッチに限定するものではない。そして、プッシュ型のスイッチに適用する場合、前記した1、2のON/OFFのパターンにトグルスイッチのON/OFFを当てはめてもよい。
AC−DCコンバータ303は、AC(交流)をDC(直流)に変換する。
AC電源入力部304は、AC電源からACを入力する。
ライン305は、スイッチ302のON/OFFをコントローラ3に通知するために用いられる。この状態は、電源監視H/W403に入力される。
電源リモート信号306は、スイッチ302の状態に応じて、AC−DCコンバータ303を制御するために用いられる。この信号は、電源監視H/W403から出力される。
電源ケーブル307は、スキャナ装置2及びプリンタ装置4に対してDCを供給する。
電源ケーブル308は、コントローラ3のネットワークインターフェース210及びFAX装置7に対して電源を供給する。
電源ケーブル309は、コントローラ3のメモリ203に対して電源を供給する。
電源ケーブル310は、コントローラ3のCPU201等に代表されるその他の構成要素に対して電源を供給する。その他の構成要素としては、操作部5や、サブボード220等が該当する。
FET313〜FET316は、それぞれ、電源リモート信号306により制御され、電源ケーブル307〜電源ケーブル310への電源供給をON/OFFする。
図4は、本発明に係る画像形成装置の電力供給状態(電力モード)を示す図である。
なお、以下の説明において、電力供給が停止されるとは、電力供給が0になる場合だけでなく、電力の供給先が正常に動作しない程度の微量な電力供給が行われている場合も含むものとする。
図4(a)は、電源ON状態を示す図である。ここで、電源ON状態は、第1の電力モードの一例である。この状態では、スイッチ302がONであり、画像形成装置1の各構成へ電力供給が行われる。電源ON状態において、何も機能が実行されないまま所定の時間が経過すると、図4(c)のスリープ状態へ移行する。また、電源ON状態において、スイッチ302がオフにされると、所定の条件下で、図4(b)の電源OFF状態に移行する。また、電源ON状態において、スイッチ302がオフにされると、所定の条件下で、図4(d)のクイックOFF状態に移行する。
図4(b)は、電源OFF状態を示す図である。この状態では、スイッチ302がOFFであり、画像形成装置1の各構成への電力供給が停止される。電源OFF状態において、スイッチ302がオンにされると、図4(a)の電源ON状態に移行する。この時には、ブートロム202のプログラムをメモリ203に展開するため、図4(d)のクイックOFF状態からの起動に比べて起動完了までの時間が長くなる。
図4(c)は、スリープ状態を示す図である。この状態では、スイッチ302がONであり、メモリ203、ネットワークインターフェース210、FAX装置7、AC−DCコンバータ303への電力供給が維持され、その他の構成への電力供給は停止される。スリープ状態において、ネットワークインターフェース210やFAX装置7へデータが入力されたり、ユーザによって操作部5のスリープ解除スイッチが押されたりすると、図4(a)の電源ON状態に移行する。また、スリープ状態において、スイッチ302がオフにされると、所定の条件下で、図4(b)の電源OFF状態に移行する。また、スリープ状態において、スイッチ302がオフにされると、所定の条件下で、図4(d)のクイックOFF状態に移行する。
図4(d)は、クイックOFF状態を示す図である。ここで、クイックOFF状態は、第2の電力モードの一例である。この状態では、スイッチ302がOFFであり、メモリ203、AC−DCコンバータ303への電力供給が維持され、その他の構成への電力供給は停止される。クイックOFF状態において、スイッチ302がオンにされると、図4(a)の電源ON状態に移行する。この時には、メモリ203に展開済みのプログラムを使用するため、図4(b)の電源OFF状態からの起動に比べて起動完了までの時間が短くなる。消費電力は、図4(b)の電源OFF状態より高く、図4(c)のスリープ状態より低い。
図4(a)〜図4(d)を消費電力が大きい順に状態を並べると、図4(a)>図4(c)>図4(d)>図4(b)となる。
また、図4(b)〜図4(d)を図4(a)への移行が速い順に並べると、図4(c)>図4(d)>図4(b)となる。
<装置の機能>
次に、本発明に係る装置の機能について説明する。
まず、画像形成装置1は、以下のような基本機能を備える。
・コピー(複写)
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置6に記録し、同時にプリンタ装置4を使用して印刷を行う。
・Send(画像送信)
スキャナ装置2から読み込んだ画像を、LAN8を介してコンピュータ9に送信する。
・BOX(画像保存)
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置6に記録し、必要に応じて画像送信や画像印刷を行う。
・プリント(画像印刷)
コンピュータ9から送信された例えばページ記述言語を解析し、プリンタ装置4で印刷する。
ここで、コピーを行う際の画像形成装置1の動作を簡単に説明する。ユーザが操作部5から画像複写を指示すると、CPU201がCPU221を介してスキャナ装置2に画像読み取り命令を送る。スキャナ装置2は紙原稿を光学スキャンしデジタル画像データに変換してデバイスコントローラ226を介して画像処理プロセッサ227に入力する。画像処理プロセッサはCPU221を介してメモリ223にDMA転送を行いデジタル画像データの一時保存を行なう。CPU201はデジタル画像データがメモリ223に一定量もしくは全て入ったことが確認できると、CPU221を介してプリンタ装置4に画像出力指示を出す。CPU221は画像処理プロセッサ227にメモリ223の画像データの位置を教え、プリンタ装置4からの同期信号に従ってメモリ223上の画像データは画像処理プロセッサとデバイスコントローラ226を介してプリンタ装置4に送信する。それにより、プリンタ装置4にて紙デバイスにデジタル画像データが印刷される。複数部印刷を行なう場合、CPU201がメモリ223の画像データをハードディスク装置6に対して保存を行い、2部目以降はスキャナ装置2から画像をもらわずともプリンタ装置4に画像を送ることが可能である。後述の完全消去機能が有効である場合には、このハードディスク装置6に保存された画像データは印刷完了後に復元困難な方法で消去される。
また、画像形成装置1は、以下のような付加機能も備える。
・高速起動機能
コントローラ3の主記憶メモリを通電状態のままとすることで電源OFF操作時の主記憶メモリの内容を保持しておき、次回の電源ON時に短時間で画像形成装置1をユーザが操作可能な状態にする機能である。
・ログイン機能
操作部5を通じてユーザ個人に対応するユーザIDとパスワードの入力を受け付け、個人認証に成功した場合のみ各種のジョブの入力を受け付ける機能である。ユーザと実行ジョブの履歴を記録することによりセキュリティを向上する。
・完全消去機能
ハードディスク装置6に記録した画像を消去する際に、ハードディスク装置6内の画像が記録されていた領域をランダムなデータで上書きする機能である。画像の復元を困難にすることによりセキュリティを向上する。
・オートクリア機能
ユーザによる操作あるいはジョブ実行が所定時間以上なかった場合に、操作部5の表示パネルに表示した画面を通常画面に戻す。この所定時間は、デフォルト値を用いても、ユーザによって設定可能であってもよい。
・スリープ機能
ジョブ実行が所定時間以上なかった場合に、画像形成装置1の消費電力を削減するために、画像形成装置1をスリープ状態へ移行する。この所定時間は、デフォルト値を用いても、ユーザによって設定可能であってもよい。スリープ移行のための所定時間は、オートクリア実行のための所定時間よりも長くなるようにする。
画像形成装置1は、これらの付加機能を有効化するかどうか、それぞれ設定により変更することができる。操作部5の表示パネルは各種の設定画面を表示することができるように構成されており、ユーザは設定画面を通じて上記の付加機能の有効・無効を選択できる。ただし、これらの機能の有効・無効をユーザが設定しても、ログイン機能および完全消去機能が画像形成装置1の動作に実際に反映されるのは画像形成装置1を再起動した後となる。これは、こうしたセキュリティ確保のための機能は装置の動作開始時から有効化されなければ十分なセキュリティを実現できないからである。例えば、完全消去機能を動作中に有効化した場合、機能の有効化前に記録していた画像データは復元困難にされないまま残ってしまう場合がある。もちろん、これらの機能は設定反映に再起動を要する設定項目の一例であって、本発明はこの構成のみに限定されるものではない。
また、画像形成装置1は、以下のような画面を操作部5の表示パネルに表示する機能も備える。これらの画面は、ユーザが所定の操作を行ったのに応じて切り替わるように構成されている。
・通常画面
通常時に操作部5に表示されている画面であり、この画面を表示している際、操作部5に備えられた操作ボタンを通じて画像形成装置1は前述の各種ジョブの実行指示を受け付ける。また、ユーザの所定の操作を受け付けた場合には、後述のユーザモード画面に表示を切り替える。
・ログイン画面
前述のログイン機能を有効に設定している場合に表示される画面である。この画面を表示している時、画像形成装置1は操作部5の操作ボタンを通じてユーザIDおよびパスワードの入力を受け付ける。ユーザの入力したユーザIDおよびパスワードが有効なものであった場合、操作部5の表示は通常画面に切り替わる。
・ユーザモード画面
サービスマン向けの特別な設定項目を除いた設定項目を一般のユーザが設定変更することができる設定画面である。一般的な画像形成装置では単に設定画面と呼称されることが多いが、ここでは前記のサービスモード画面との区別を説明上明確にするためユーザモード画面と表記する。高速起動機能およびログイン機能の有効・無効を設定することができる。
・サービスモード画面
サービスマンが画像形成装置1の動作を調整したり、特殊な設定項目の設定を変更したりすることができる画面である。完全消去機能の有効・無効を設定することができる。
ここで、ユーザモード画面やサービスモード画面は、第1の画面の一例である。また、ここで、通常画面やログイン画面は、第2の画面の一例である。
<装置の動作>
次に、本発明に係る装置の動作について、図5〜図10を用いて説明する。なお、各フローチャートに示す動作は、CPU201が、メモリ203に展開したプログラムを実行することによって実現される。
図5は、本発明に係る画像形成装置の電源ON状態の動作を示すフローチャートである。
S501において、CPU201は、ジョブの実行やユーザによる操作が何もない状態で経過した経過時間をカウントする。経過時間は、メモリ203に保持される。S501の後、S502に進む。
S502において、CPU201は、画像形成装置1がジョブを入力したか否か判断する。S502でYesの場合、S509へ進む。S502でNoの場合、S503へ進む。
S503において、CPU201は、ユーザにより操作部5を介して操作が行われたか否か判断する。S503でYesの場合、S509へ進む。S503でNoの場合、S504へ進む。
S504において、CPU201は、カウントしている経過時間が予め設定されたオートクリア時間になったか否か判断する。S504でYesの場合、S510へ進む。S504でNoの場合、S501へ進む。
S505において、CPU201は、カウントしている経過時間が予め設定されたスリープ移行時間になったか否か判断する。S505でYesの場合、S506へ進む。S505でNoの場合、S501へ進む。
S506において、CPU201は、画像形成装置1を図4(c)のスリープ状態に移行させる。このとき、CPU201は、電源監視手段H/W403に対して、スリープ状態への移行を通知する。すると、電源監視H/W403は、電源リモート信号306を介してFET313を制御し、プリンタ装置4及びスキャナ装置2への電源供給を停止させる。S506の後、S507へ進む。
S507において、CPU201は、所定のスリープ状態を解除する要因が発生したか否か判断する。ここで、スリープ状態を解除する要因とは、例えば、ネットワークインターフェース210やFAX装置7へデータが入力したことや、ユーザによって操作部5のスリープ解除スイッチが押されたこと等である。S507でYesの場合、S508へ進む。S507でNoの場合、S507をループして待機する。
S508において、CPU201は、プリンタ装置4及びスキャナ装置2とネゴシエーションを行い、通信を確立する。これにより、画像形成装置1は、各種ジョブの実行が可能な状態となる。S508の後、S509に進む。
S509において、CPU201は、経過時間をクリアして0に戻す。S509の後、S501に進む。
S510において、CPU201は、オートクリア処理を実行する。オートクリア処理の詳細は、図6を用いて後述する。なお、オートクリア処理が済んでいれば省略してもよい。S510の後、S505に進む。
図6は、本発明に係る画像形成装置のオートクリア処理を示すフローチャートである。
オートクリア処理を実行することにより、操作部5の表示する画面をシステムの初期状態として表示すべき画面に戻すことができる。
S601において、CPU201は、操作部5にサービスモード画面が表示されているか否か判断する。S601でYesの場合、S603へ進む。S601でNoの場合、S602へ進む。
S602において、CPU201は、操作部5にユーザモード画面が表示されているか否か判断する。S602でYesの場合、S603へ進む。S602でNoの場合、親のフローチャートに戻る。なお、S602でNoの場合、画面は通常画面である現在の表示画面のまま保持するのを基本とするが、通常画面の中でトップ画面以外の画面が表示されていた場合には、通常画面の中のトップ画面を表示するようにしてもよい。
S603おいて、CPU201は、予めログイン機能有効の設定がされているか否か判断する。ここでの判断は、操作部5に初期状態としてどの画面を表示しておくべきかの判断になっている。S603でYesの場合、S605へ進む。S603でNoの場合、S604へ進む。
S604において、CPU201は、現在表示中の画面(サービスモード画面又はユーザモード画面)をクリアして、操作部5に通常画面を表示する。なお、通常画面の中でも、トップ画面を表示するのを基本とするが、サービスモード画面又はユーザモード画面に入る直前の画面を表示してもよい。S604の後、親のフローチャートに戻る。
S605において、CPU201は、現在表示中の画面(サービスモード画面又はユーザモード画面)をクリアして、操作部5にログイン画面を表示する。この時に、ログイン中のユーザがいる場合には、そのユーザをログアウトさせてもよい。また、この時に、ユーザID等のようなユーザ毎に内部的に保持したデータを一緒にクリアしてもよい。S605の後、親のフローチャートに戻る。
図7は、本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをOFFにした際の動作を示すフローチャート(第1の実施形態)である。
この動作は、電源ON状態又はスリープ状態から開始される。
S701において、CPU201は、スイッチ302がOFFされたことを検知する。この検知は、スイッチ302がOFFされたときに、電源監視H/W403がCPU201に割り込みを送信することによって実現される。ここで、スイッチ302がOFFされたことは、第1の指示の一例である。また、ここで、スイッチ302がOFFされたことを検知することは、第1の受付の一例である。S701の後、S702に進む。
S702において、CPU201は、現在実行中のサービスあるいはジョブ等の終了処理を行う。この時に、CPU201は、操作部5の画面上にシャットダウン中であることを示すメッセージを表示させる。
S703において、CPU201は、終了処理が完了したか否か判断する。S703でYesの場合、S704へ進む。S703でNoの場合、S703をループして待機する。
S704において、CPU201は、高速起動機能が設定により有効になっているか否か判断する。S704でYesの場合、S707へ進む。S704でNoの場合、S705へ進む。
S705において、CPU201は、OSのシャットダウンI/Fを呼び、OSのソフトウェア最終終了処理を行う。この処理では、例えば、ハードディスク装置6のディスクキャッシュをライトバックする等の操作が実行される。S705の後、S706に進む。
S706において、CPU201は、画像形成装置1を電源OFF状態(図4(b)を用いて前述)へ移行させる。CPU201は、画像形成装置1の各部への電源供給を制御する。電源監視H/W403は、電源リモート信号306を介してFET313から316を制御して、プリンタ装置4、スキャナ装置2、FAX装置7やネットワークインターフェース210等への電源供給停止を行う。S706の後、処理を終了する。なお、S706では、画像形成装置1を再起動させてから、画像形成装置1をクイックOFF状態(図4(d)を用いて前述)へ移行させることとしてもよい。
S707において、CPU201は、ログイン機能の設定が変更されている状態か否か判断する。より具体的には、ユーザモード画面からログイン機能の有効・無効の設定が変更されたかどうかを判断する。この設定項目が反映されるためには、画像形成装置1の再起動が必要である。ログイン機能が無効から有効に変更された場合は、ログイン画面を表示する必要がある。一方、ログイン機能が有効から無効に変更された場合は、ログイン画面を表示する必要がない。S707でYesの場合、S705へ進む。S707でNoの場合、S708へ進む。
S708において、CPU201は、完全消去機能の設定が変更されている状態か否か判断する。より具体的には、サービスモード画面から完全消去機能の有効・無効の設定が変更されたかどうかを判断する。この設定項目もまた、反映のために画像形成装置1の再起動が必要である。S708でYesの場合、S705へ進む。S708でNoの場合、S709へ進む。
S709において、CPU201は、操作部5の表示パネルの表示を消灯させる。S709の後、S710に進む。
S710において、CPU201は、オートクリア処理(図6を用いて前述)を実行する。S710の後、S711に進む。
S711において、CPU201は、不揮発レジスタ402に高速起動機能フラグをセットする。不揮発レジスタ402の内容は、コントローラ3が非通電状態でも保持される。S711の後、S712に進む。
S712において、CPU201は、画像形成装置1をクイックOFF状態(図4(d)を用いて前述)へ移行させる。このとき、CPU221は、自身のプログラムをメモリ203に退避させておく。ここで、画像形成装置1をクイックOFF状態へ移行させることは、第1の移行の一例である。CPU201は、電源監視H/W403を介して、画像形成装置1の各部への電源供給を制御する。電源監視H/W403は、電源リモート信号306を介してFET313から316を制御して、プリンタ装置4、スキャナ装置2、FAX装置7やネットワークインターフェース210等への電源供給停止を行う。S711の後、処理を終了する。
図8は、本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをONにした際の動作を示すフローチャート(第1の実施形態)である。
この動作は、電源OFF状態又はクイックOFF状態から開始される。
S801において、CPU201は、スイッチ302がONされたことを検知する。この検知は、スイッチ302がONされたときに、電源監視H/W403がCPU201に割り込みを送信することによって実現される。ここで、スイッチ302がONされたことは、第2の指示の一例である。また、ここで、スイッチ302がONされたことを検知することは、第2の受付の一例である。このとき、CPU201は、ブートロム202に格納された初期プログラムを実行する。また、電源ユニット301がコントローラ3やプリンタ装置4、スキャナ装置2を含む画像形成装置1の各部へ電源供給を開始し、電源供給状態は図4(a)に示した電源ON状態になる。S801の後、S802に進む。
S802において、CPU201は、不揮発レジスタ402に高速起動機能フラグがセットされているか否か判断する。S802でYesの場合、S812へ進む。S802でNoの場合、S803へ進む。
803において、CPU201は、フラッシュディスク207からOSやファームウェアなどの実行可能プログラムをメモリ203へロードする。つまり、S803において、CPU201は、画像形成装置1を電源ON状態(図4(a)を用いて前述)へ移行させる。ロードが完了すると、CPU201はブートロム202に格納された初期プログラムに代わってメモリ203上のプログラムの実行を開始する。このとき、CPU221は、フラッシュディスク207からOSやファームウェアなどの実行可能プログラムをメモリ223へロードして実行する。S803の後、S804に進む。
S804において、CPU201は、操作部5の表示パネルを点灯させ、画像形成装置1が起動中であることを示すメッセージ等を表示させる。S804の後、S805に進む。
S805において、CPU201は、ファームウェアの起動処理を実行する。初期化処理には、コントローラ3をジョブ実行可能な状態にするために必要となるファームウェアの初期化処理が含まれる。また、起動処理には、例えば、ユーザが設定変更可能な様々な設定項目について、不揮発性メモリ205から設定値を読み込んで反映させる処理が含まれる。また、起動処理には、サブボード220を起動させる処理が含まれる。S805の後、S806に進む。
S806において、CPU201は、プリンタ装置4およびスキャナ装置2とネゴシエーションを行い、通信を確立する。S806の後、S807に進む。
S807において、CPU201は、完全消去機能が有効にされているか否か判断する。より具体的には、完全消去機能が有効に変更されてから最初の起動であるか否か判断する。S807でYesの場合、S808へ進む。S807でNoの場合、S809へ進む。
S808において、CPU201は、ハードディスク装置6の未使用領域をランダムなデータで上書きする。画像形成装置1が完全消去機能無効の設定で過去にジョブを実行していた場合、過去のジョブによってハードディスク装置6に記録していた画像は復元困難な方法で消去されていない。そうした画像が記録されていた領域は、単にハードディスク装置6内で未使用領域として扱われているだけである。セキュリティを確保するため、こうした未使用領域をランダムデータで上書きすることにより画像の復元を困難にする。この処理はジョブ実行と同時に行うのは困難であるため、ジョブの受け付けをしない起動時に実行するように構成される。S808の後、S809に進む。
S809において、CPU201は、ログイン機能が有効に設定されているか否か判断する。S809でYesの場合、S811へ進む。S809でNoの場合、S810へ進む。
S810において、CPU201は、操作部5に通常画面を表示させる。S810の後、処理を終了する。
S811において、CPU201は、操作部5にログイン画面を表示させる。S811の後、処理を終了する。
S812において、CPU201は、メモリ203上のプログラムを実行再開する。つまり、S812において、CPU201は、画像形成装置1を電源ON状態(図4(a)を用いて前述)へ移行させる。ここで、画像形成装置1を電源ON状態へ移行させることは、第2の移行の一例である。この場合は、先述のシャットダウン時の動作によってクイックOFF状態となっており、メモリ203の内容が保持されているからの移行である。このとき、CPU221は、メモリ203に退避させておいた自身のプログラムをメモリ223へロードして実行する。S812の後、S813に進む。
S813において、CPU201は、不揮発レジスタ402から高速起動機能フラグをクリアする。S813の後、S814に進む。
S814において、CPU201は、プリンタ装置4およびスキャナ装置2とネゴシエーションを行い、通信を確立する。S814の後、S815に進む。
S815において、CPU201は、操作部5の表示パネルを点灯させる。この結果、先述のシャットダウン処理におけるオートクリアの結果として表示状態となっていた画面(通常画面又はログイン画面)が操作部5に表示されることになる。これにより画像形成装置1はユーザが操作可能な状態となる。S815の後、処理を終了する。
なお、本実施例の画像形成装置では電源スイッチをOFFとした状態でも主記憶メモリに通電しておくことで主記憶メモリの内容を保持しておく構成としたが、この構成はあくまで一例である。主記憶メモリの内容を不揮発記憶装置に保存して通電を切り、次回の電源ON時には何らかのハードウェア/ソフトウェア手段を用いて保存された内容を主記憶メモリ上に復元するハイバネーション技術を用いる構成としてもよい。本発明は電源スイッチOFF時の主記憶メモリの内容を保持して次回の電源ON時に利用する構成の画像形成装置であれば適用可能である。
以上のように、本実施例で説明した画像形成装置によれば、電源スイッチOFF時の主記憶メモリの内容を保持しておくような高速起動手法を用いた画像形成装置における画面表示の問題を解決できる。つまり、ユーザが電源スイッチOFF操作をした際に設定画面を表示している状態であっても、起動の待ち時間を短縮しつつ次回の電源スイッチON時には設定画面を表示した状態にならない。
加えて、電源スイッチOFF操作時に設定変更反映のために画像形成装置の再起動が必要な設定項目が設定変更されていた場合、高速起動手法を用いずにシャットダウンし、次回電源スイッチON時に変更を反映させる。これにより利便性が向上する。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、オートクリア処理を、電源スイッチOFFの際に実行していた。
第2の実施形態では、オートクリア処理を、電源スイッチONの際に実行していた。この様な構成にすることで、第1の実施形態に比べて、起動に要する時間は長くなるものの、シャットダウンに要する時間を短くすることができる。
なお、第2の実施形態の説明において、図1〜図6については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。また、図9〜10において、第1の実施形態と同じステップには、同じ番号を付し、説明を省略する。
図9は、本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをOFFにした際の動作を示すフローチャート(第2の実施形態)である。
図7と比較して、S710(オートクリア処理)が省略されている点が特徴である。
図10は、本発明に係る画像形成装置において電源スイッチをONにした際の動作を示すフローチャート(第2の実施形態)である。
図8と比較して、S814とS815の間にS1001(オートクリア処理)が追加されている点が特徴である。
以上のように、本実施例で説明した画像形成装置によれば、高速起動手法を用いた画像形成装置において、設定画面を表示している状態で電源スイッチOFFとなっても次回の電源スイッチON時には設定画面を表示した状態にならない。
また、オートクリアの処理を電源スイッチON操作後に行うことにより、クイックOFF状態へ移行するまでのシャットダウンに要する時間を短縮できる。
なお、第1の実施形態と第2の実施形態のうち何れの制御を採用するかについて、ユーザが予め操作部5等を介して設定可能としてもよい。
〔他の実施形態〕
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 揮発性の記憶手段と、
    データを入力する入力手段とを有し、
    前記記憶手段と前記入力手段に電力が供給される第1の電力モードと、前記記憶手段に電力が供給され前記入力手段に電力が供給されない第2の電力モードとを含む複数のモードの何れかで動作する情報処理装置であって、
    前記記憶手段に記憶されたデータに基づいて、表示部における画面の表示を制御する制御手段と、
    前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させるための第1の指示を受け付ける第1の受付手段と、
    前記第1の受付手段が前記第1の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる第1の移行手段と、
    前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させるための第2の指示を受け付ける第2の受付手段と、
    前記第2の受付手段が前記第2の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させる第2の移行手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1の受付手段が前記第1の指示を受け付けた際に前記表示部に第1の画面が表示されていた場合に、前記第2の移行手段が前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させることに応じて前記表示部に前記第1の画面が表示されないように制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶手段は、前記表示部の設定を記憶し、
    前記制御手段は、前記設定をクリアすることによって、前記第1の画面が表示されないように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の移行手段が前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる際に、前記設定をクリアすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の移行手段が前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させる際に、前記設定をクリアすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の画面は、ユーザモード画面又はサービスモード画面であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の受付手段が前記第1の指示を受け付けた際に前記表示部に第2の画面が表示されていた場合に、前記第2の移行手段が前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させることに応じて前記表示部に前記第2の画面が表示されるように制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の画面は、通常画面又はログイン画面であることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の受付手段が前記第1の指示を受け付けた際にユーザが前記情報処理装置にログインしていた場合に、前記ユーザを前記情報処理装置からログアウトさせることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の移行手段は、前記第1の受付手段が前記第1の指示を受け付けた際に再起動が必要となる設定が変更されていた場合に、前記情報処理装置をシャットダウンさせることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記再起動が必要となる設定は、ログイン機能の設定又は完全消去機能の設定であることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 揮発性の記憶手段と、
    データを入力する入力手段とを有し、
    前記記憶手段と前記入力手段に電力が供給される第1の電力モードと、前記記憶手段に電力が供給され前記入力手段に電力が供給されない第2の電力モードとを含む複数のモードの何れかで動作する情報処理装置の制御方法であって、
    前記記憶手段に記憶されたデータに基づいて、表示部における画面の表示を制御する制御工程と、
    前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させるための第1の指示を受け付ける第1の受付工程と、
    前記第1の受付工程が前記第1の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる第1の移行工程と、
    前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させるための第2の指示を受け付ける第2の受付工程と、
    前記第2の受付工程が前記第2の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させる第2の移行工程とを有し、
    前記制御工程は、前記第1の受付工程が前記第1の指示を受け付けた際に前記表示部に第1の画面が表示されていた場合に、前記第2の移行工程が前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させることに応じて前記表示部に前記第1の画面が表示されないように制御することを特徴とする制御方法。
  12. 揮発性の記憶手段と、
    データを入力する入力手段とを有し、
    前記記憶手段と前記入力手段に電力が供給される第1の電力モードと、前記記憶手段に電力が供給され前記入力手段に電力が供給されない第2の電力モードとを含む複数のモードの何れかで動作する情報処理装置に、
    前記記憶手段に記憶されたデータに基づいて、表示部における画面の表示を制御する制御工程と、
    前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させるための第1の指示を受け付ける第1の受付工程と、
    前記第1の受付工程が前記第1の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる第1の移行工程と、
    前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させるための第2の指示を受け付ける第2の受付工程と、
    前記第2の受付工程が前記第2の指示を受け付けたことに応じて、前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させる第2の移行工程とを実行させるためのプログラムであって、
    前記制御工程は、前記第1の受付工程が前記第1の指示を受け付けた際に前記表示部に第1の画面が表示されていた場合に、前記第2の移行工程が前記情報処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行させることに応じて前記表示部に前記第1の画面が表示されないように制御することを特徴とするプログラム。
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