JP2013212559A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動機構に対するメンテナンスを容易に行なうことができるロボットを提供すること。
【解決手段】ロボット1は、アーム15を備えている。このアーム15は、長尺状をなし、その側面23aに開口して形成された凹部で構成された収納部21を有するアーム本体2と、収納部21に収納され、モーター405、406を有する駆動機構3と、収納部を気密封止する封止手段4とを備えている。封止手段4は、収納部21の側面23aに開口する開口部211の縁部212に沿った枠状をなし、縁部212に対し接着剤を介して接合され、複数本のボルト80がそれぞれ螺合する複数の雌ネジ54を有する枠体5と、各雌ネジ54に螺合するボルト80を介して、枠体5に対し着脱自在に装着され、その装着状態で収納部21を覆うカバー6と、枠体5とカバー6との間に介挿されたパッキン7とを有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、ロボットに関する。
従来、基台と、当該基台に対し変位可能に支持され、互いに連結する複数本のアームを備えるロボットが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のロボットでは、例えば1本のアームは、アーム本体となるハウジングと、ハウジング内に収納され、駆動機構としての、モーター、プーリー、ベルト等と、駆動機構を覆うカバーとを有している。ハウジングには、複数個の雌ネジが形成されている。そして、カバーは、ハウジングに対し、その各雌ネジにそれぞれボルトを螺合させることにより、すなわち、ボルトを介して、固定されている。
また、ハウジングとカバーとの間には、パッキンと、パッキンを支持するプレートとが介挿されており、これら部材がカバーとともに、ボルトを介して、一括して固定されている。このように、特許文献1に記載のロボットでは、1本のボルトでカバーとプレートとを固定する、いわゆる「共締め」を採用している。なお、パッキンは、通常、2つの部材同士の間(特許文献1の場合は、カバーとプレートとの間)で挟持して設置される。そして、「共締め」は、設計上、組立上(分解してのメンテナンスを含む)、好ましくはないとされている。
また、駆動機構のメンテナンスを行なう際、各ボルトを弛めて、カバーを取り外し、そのメンテナンスを行なう。しかしながら、特許文献1に記載のロボットでは、メンテナンスが繰り返されると、いずれは、ハウジングの雌ネジが破損する、すなわち、ネジ山が潰れる場合がある。この場合、カバーを着脱してからのメンテナンスを行なうことができない。また、カバーが取り外されたままとなるため、結果、駆動機構が露出した状態となり、メンテナンスの頻度が多くなったり、安全性が確保されず、ロボットが使用不可となる。
特開2002−239970号公報
本発明の目的は、駆動機構に対するメンテナンスを容易に行なうことができるロボットを提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明のロボットは、外面に開口する開口部を含む収納部が形成されたアーム本体と、
前記収納部に収納された駆動機構と、
前記収納部を気密封止する封止手段とを備え、
前記封止手段は、
前記開口部の縁部に沿った枠状をなし、該縁部に対し接着剤を介して接合され、ボルトが螺合する雌ネジを有する枠体と、
前記雌ネジに螺合する前記ボルトによって、前記枠体に対し着脱自在に装着され、前記枠体に対して装着された状態で前記収納部を覆うカバーと、
前記枠体と前記カバーとの間に介挿されたパッキンとを有することを特徴とする。
これにより、駆動機構に対するメンテナンスを行なう際、カバーを枠体に対し固定している各ボルトをそれぞれ弛めれば、カバーを枠体から容易かつ確実に取り外すことができる。そして、駆動機構が露出することとなり、当該駆動機構に対するメンテナンスを容易に行なうことができる。
また、枠部材には、ボルトが螺合する雌ネジが形成されている。そして、メンテナンスを繰り返すうちに、仮に前記雌ネジが破損した、すなわち、前記雌ネジのネジ山が潰れたとしても、枠部材を交換しさえすれば、この枠部材にカバーをボルトで固定して、当該カバーで駆動機構を再度覆うことができる。その後、前述したように、ボルトを弛めれば、メンテナンスを容易に行なうことができる。
本発明のロボットでは、前記枠体には、前記雌ネジに、不動態処理またはめっき処理を施してなる第1の保護膜が形成され、前記雌ネジ以外の部分に、撥液性を有する材料を塗布してなる第2の保護膜が形成されていることが好ましい。
例えばロボットが滅菌ガスが充填された環境下に設置された場合、第1の保護膜により、特に雌ネジでの滅菌ガスによる腐食を確実に防止することができる。また、例えばロボットが薬剤を含有する滅菌ガスが充填された環境下に設置された場合、その薬剤の種類によっては、枠体に付着して影響を及ぼすことがあるが、第2の保護膜により、薬剤の付着を確実に防止することができる。
本発明のロボットでは、前記不動態処理は、アルマイト処理であることが好ましい。
このような処理は、耐食性に優れる。また、第1の保護膜を形成する際に、第1の保護膜の厚さの管理を容易に行なうことができ、よって、所望の厚さの第1の保護膜を得る。
本発明のロボットでは、前記めっき処理は、無電解ニッケルめっきであることが好ましい。
このような処理は、耐食性に優れる。また、第1の保護膜を形成する際に、第1の保護膜の厚さの管理を容易に行なうことができ、よって、所望の厚さの第1の保護膜を得る。
本発明のロボットでは、前記撥液性を有する材料は、フッ素系材料であることが好ましい。
このような材料は、耐薬品性に優れる。また、このような材料は、防汚機能も有しており、例えば枠体に塵や埃、油分が付着したとしても、これらを容易に拭き取ることができる。
本発明のロボットでは、前記パッキンは、前記枠体と前記カバーとの間で圧縮状態となっており、
前記枠体は、前記パッキンに対する圧縮限界を規制する規制部を有することが好ましい。
これにより、パッキンを過不足なく圧縮することができ、よって、収納部内の気密性を好適に確保することができる。また、例えば定期的なメンテナンス時にパッキンを複数回にわたって交換したとしても、各回において、当該パッキンに対し確実に一定の圧縮限界を規制することができる。
本発明のロボットでは、前記枠体は、該枠体の外側の縁部の少なくとも一部に面取りが施されていることが好ましい。
これにより、枠体に装着されるカバーを、枠体の面取りが施されている分だけ、小さいものとすることができ、よって、アーム(ロボット)の軽量化を図ることができる。
また、枠体の面取りが施されている分だけ、アームの周辺との干渉が防止され、よって、アームの可動範囲をできる限り広く確保することができる。
本発明のロボットでは、前記駆動機構は、モーターと、該モーターに連結された第1のプーリーと、該第1のプーリーに離間して配置された第2のプーリーと、前記第1のプーリーと前記第2のプーリーとに掛け渡されたタイミングベルトとを有し、
前記枠体は、前記アーム本体の側面視で、前記モーター、前記第1のプーリー、前記第2のプーリーおよび前記タイミングベルトのいずれにも重ならないことが好ましい。
これにより、メンテナンス時にモーター、第1のプーリー、第2のプーリーおよびタイミングベルトのいずれかを収納部から取り出す際に、そのいずれも、作業者に向かって引張り出せば、その取り出しを容易に行なうことができる。
本発明のロボットでは、前記アーム本体および前記枠体は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されていることが好ましい。
例えばアーム本体が金型を用いて成形される鋳物である場合、当該アーム本体の構成材料にアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いることにより、金型成形を容易に行なうことができる。また、例えば枠体がその母材となる金属板から切削加工で得られるものである場合、当該枠体の構成材料にアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いることにより、その切削加工を容易に行なうことができる。
本発明のロボットでは、前記カバーは、ステンレス鋼で構成された平板であることが好ましい。
これにより、凹凸が形成されている場合に比べて、カバーに塵や埃等が堆積するのを防止または抑制することができる。また、仮に塵や埃等が堆積したとしても、これらを容易に拭き取ることができる。
また、本発明のロボットでは、前記各雌ネジは、前記枠体の周方向に沿って間隔を置いて配置されるのが好ましい。
これにより、雌ネジに螺合する複数のボルトによる固定力がほぼ均一に分散されることとなり、よって、カバーを確実に固定することができる。また、枠体とカバーとの間でパッキンを均一に圧縮することができ、よって、当該パッキンによる気密性を確実に確保することができる。
また、本発明のロボットでは、前記収納部は、前記アーム本体の外面にその中心軸を介して両側の部分に開口しているのが好ましい。
これにより、駆動機構に対するメンテナンスを行なう際、そのメンテナンス対象部材の配置箇所(位置)に応じて、前記両側のうちの一方の側からも可能であり、他方の側からも可能である。
また、本発明のロボットでは、前記駆動機構は、モーターを2つを有し、該2つのモーターは、前記アーム本体の中心軸を対称中心として対称的に配置されているのが好ましい。
これにより、アーム(アーム本体)の小型化を図ることができ、よって、アームの可動範囲をできる限り広く確保することができる。また、前記両側のうちの一方の側の封止手段と、他方の側の封止手段とを共通の構成のものとすることができる。
また、本発明のロボットでは、前記モーターは、前記アーム本体に対し前記基台側に偏在しているのが好ましい。
モーターは、駆動機構を構成するものなかでも比較的重いものである。このため、アームを例えば水平方向と平行な軸回りに回動せるとき、アーム本体(収納部)内においてモーターが基台側にあった方が、その回動を迅速に行なうことができる。
また、本発明のロボットでは、前記アームには、その前記基台と反対側の端部に、マニピュレーターが装着されるリストが連結されており、
前記駆動機構は、前記リストを駆動させ得るものであるのが好ましい。
これにより、リストに装着されたマニピュレーターが把持する対象物の形状や大きさなどに応じて、マニピュレーターの姿勢を適宜変更することができ、よって、対象物を容易かつ確実に把持することができる。
本発明のロボットを正面側から見た斜視図である。 本発明のロボットを背面側から見た斜視図である。 本発明のロボットの概略図である。 本発明のロボットの主要部のブロック図である。 本発明のロボットの使用状態(設置状態)を示す斜視図である。 本発明のロボットが備える複数本のアームのうちの代表的な1本のアームの分解斜視図である。 図6中のA−A線断面図である。 図6中のB−B線断面図である。 本発明のロボットが備える枠体の拡大断面図である。 図6中のC−C線断面図である。 図6中の矢印D方向から見た図(側面図)である。
以下、本発明のロボットを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のロボットを正面側から見た斜視図、図2は、本発明のロボットを背面側から見た斜視図、図3は、本発明のロボットの概略図、図4は、本発明のロボットの主要部のブロック図、図5は、本発明のロボットの使用状態(設置状態)を示す斜視図、図6は、本発明のロボットが備える複数本のアームのうちの代表的な1本のアームの分解斜視図、図7は、図6中のA−A線断面図、図8は、図6中のB−B線断面図、図9は、本発明のロボットが備える枠体の拡大断面図、図10は、図6中のC−C線断面図、図11は、図6中の矢印D方向から見た図(側面図)である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図3および図5〜図11中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図1〜図3および図5中の基台側を「基端」、その反対側を「先端」と言う。また、図6〜図11中のアームの長手方向を「x軸方向」、x軸方向に対し垂直かつ水平な方向を「y軸方向」、x軸方向およびy軸方向のいずれにも垂直な方向を「z軸方向」と言う。
図1〜図3に示すロボット(産業用ロボット)1は、例えば腕時計等のような精密機器を検査する検査工程で用いることができ、基台11と、4本のアーム(リンク)12、13、14、15と、リスト(リンク)16とを備え、これらが順に連結された垂直多関節(6軸)ロボットである。なお、垂直多関節ロボットでは、基台11と、アーム12〜15と、リスト16とを総称して「アーム」と言うこともでき、基台11を「第1アーム」、アーム12を「第2アーム」、アーム13を「第3アーム」、アーム14を「第4アーム」、アーム15を「第5アーム」、リスト16を「第6アーム」と分けて言うことができる。
図3に示すように、アーム12〜15、リスト16は、それぞれ、基台11に対し独立して変位可能に支持されている。
基台11とアーム12とは、関節(ジョイント)171を介して連結されている。そして、アーム12は、基台11に対し、鉛直方向と平行な回動軸O回りに回動可能となっている。この回動軸O回りの回動は、モーター401の駆動によりなされる。なお、モーター401の駆動は、モーター401とケーブル(図示せず)を介して電気的に接続されたモータードライバー301により制御される(図4参照)。
アーム12とアーム13とは、関節(ジョイント)172を介して連結されている。そして、アーム13は、アーム12(基台11)に対し、水平方向と平行な回動軸O回りに回動可能となっている。この回動軸O回りの回動は、モーター402の駆動によりなされる。なお、モーター402の駆動は、モーター402とケーブル(図示せず)を介して電気的に接続されたモータードライバー302により制御される(図4参照)。
アーム13とアーム14とは、関節(ジョイント)173を介して連結されている。そして、アーム14は、アーム13(基台11)に対し、水平方向と平行な回動軸O回りに回動可能となっている。この回動軸O回りの回動は、モーター403の駆動によりなされる。なお、モーター403の駆動は、モーター403とケーブル(図示せず)を介して電気的に接続されたモータードライバー303により制御される(図4参照)。
アーム14とアーム15とは、関節(ジョイント)174を介して連結されている。そして、アーム15は、アーム14(基台11)に対し、アーム14の中心軸方向と平行な回動軸O回りに回動可能となっている。この回動軸O回りの回動は、モーター404の駆動によりなされる。なお、モーター404の駆動は、モーター404とケーブル(図示せず)を介して電気的に接続されたモータードライバー304により制御される(図4参照)。
アーム15とリスト16とは、関節(ジョイント)175を介して連結されている。そして、リスト16は、アーム15(基台11)に対し、水平方向(y軸方向)と平行な回動軸O回りに回動可能となっている。この回動軸O回りの回動は、モーター405の駆動によりなされる。なお、モーター405の駆動は、モーター405とケーブル(図示せず)を介して電気的に接続されたモータードライバー305により制御される(図4参照)。また、リスト16は、関節(ジョイント)176を介して、回動軸Oと垂直な回動軸O回りにも回動可能となっている。この回動軸O回りの回動は、モーター406駆動によりなされる。なお、モーター406の駆動は、モーター406とケーブル(図示せず)を介して電気的に接続されたモータードライバー306により制御される(図4参照)。
モーター401〜406としては、特に限定されず、例えば、サーボモーターを用いるのが好ましい。また、前記各ケーブルは、それぞれ、ロボット1を挿通している。
図4に示すように、ロボット1は、制御手段としての、CPU(Central Processing Unit)が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)20と電気的に接続されている。そして、パーソナルコンピューター20は、アーム12〜15、リスト16をそれぞれ独立して作動させることができる、すなわち、モータードライバー301〜306を介して、モーター401〜406をそれぞれ独立して制御することができる。この制御プログラムは、パーソナルコンピューター20に内蔵された記録媒体に予め記憶されている。
図5に示すように、本実施形態では、ロボット1は、気密性が保持されたチャンバー(アイソレーター)100内に設置される。このチャンバー100は、滅菌ガス(例えば過酸化水素蒸気)を発生させる滅菌ガス発生装置200と、パイプ300を介して、連通している。そして、ロボット1は、作業の開始前や作業の終了後に、滅菌ガス発生装置200からの滅菌ガスより滅菌処理が施される。なお、パイプ300には、その長手方向の途中に、バルブ400が設置されている。このバルブ400は、チャンバー100と滅菌ガス発生装置200とが連通する連通状態と、この連通状態を遮断する遮断状態とに切り替えるものである。
前述したように、ロボット1は、基台11と、アーム12〜15と、リスト16とを備えている。
図1、図2に示すように、基台11は、ロボット1が垂直多関節ロボットの場合、当該垂直多関節ロボットの最も下方に位置し、チャンバー100の床101に固定される部分である。この固定方法としては、特に限定されず、例えば、図1、図2に示す本実施形態では、複数本のボルト111による固定方法を用いている。なお、基台11のチャンバー100での固定箇所のとしては、床101の他に、チャンバー100の壁102や天井103とすることもできる。
基台11は、中空の基台本体(ハウジング)112を有している。基台本体112は、円筒状をなす円筒状部113と、当該円筒状部113の外周部に一体的に形成された、箱状をなす箱状部114とに分けることができる。そして、このような基台本体112には、例えば、モーター401やモータードライバー301〜306が収納されている。
アーム12〜15は、それぞれ、中空のアーム本体2と、駆動機構3と、封止手段4とを有しており、基台11に対する配置箇所、すなわち、ロボット1全体における配置箇所と、その他に外形形状が異なること以外は、ほぼ同じ構成である。なお、以下では、説明の都合上、アーム12が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「アーム本体2a」、「駆動機構3a」、「封止手段4a」と言い、アーム13が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「アーム本体2b」、「駆動機構3b」、「封止手段4b」と言い、アーム14が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「アーム本体2c」、「駆動機構3c」、「封止手段4c」と言い、アーム15が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「アーム本体2d」、「駆動機構3d」、「封止手段4d」と言うことがある。
アーム12は、基台11の上端部(先端部)に水平方向に対し傾斜した姿勢で連結されている。このアーム12では、駆動機構3aがモーター402を有しており、アーム本体2a内に収納している。また、アーム本体2a内は、封止手段4aにより気密封止されている。
アーム13は、アーム12の先端部に連結されている。このアーム13では、駆動機構3bがモーター403を有しており、アーム本体2b内に収納している。また、アーム本体2a内は、封止手段4bにより気密封止されている。
アーム14は、アーム13の先端部に連結されている。このアーム14では、駆動機構3cがモーター404を有しており、アーム本体2c内に収納している。また、アーム本体2c内は、封止手段4cにより気密封止されている。
アーム15は、アーム14の先端部に、その中心軸方向と平行に連結されている。このアーム15では、駆動機構3dがモーター405、406を有しており、アーム本体2d内に収納している。また、アーム本体2d内は、封止手段4dにより気密封止されている。
アーム15の先端部(基台11と反対側の端部)には、リスト16が連結されている。このリスト16には、例えば、腕時計等のような精密機器を把持するマニピュレーター(図示せず)が着脱自在に装着される。なお、マニピュレーターとしては、特に限定されず、例えば、複数本の指部(フィンガー)を有する構成のものが挙げられる。そして、このロボット1は、前記マニピュレーターで精密機器を把持したまま、アーム12〜15やリスト16等の動作を制御することにより、当該精密機器を搬送することができる。
図6に示すように、リスト16は、円筒状をなすリスト本体161と、リスト本体161と別体で構成され、当該リスト本体161の基端部に設けられ、リング状をなす支持リング162とを有している。
リスト本体161の先端面163は、平坦な面となっており、マニピュレーターが装着される装着面となる。また、リスト本体161は、アーム15の駆動機構3dに連結されており、当該駆動機構3dのモーター406の駆動により、回動軸O回りに回動する。
支持リング162は、アーム15の駆動機構3dに連結されており、当該駆動機構3dのモーター405の駆動により、リスト本体161ごと回動軸O回りに回動する。
次に、アーム12〜15について詳細に説明するが、これらのアーム12〜15は、前述したようにロボット1全体における配置箇所と外形形状とが異なること以外は、ほぼ同じ構成であるため、以下、アーム15について代表的に説明する。
図6に示すように、アーム15は、アーム本体2(2d)と、駆動機構3(3d)と、封止手段4(4d)とを有している。
アーム本体2は、x軸方向に沿った長尺体で構成され、当該長尺体は、先端側の一対の舌片部24a、24bと、基端側の根元部25とからなる。舌片部24aと舌片部24bとは、y軸方向に離間している。そして、舌片部24aと舌片部24bとの間に、リスト16の支持リング162が配置されている。さらに、舌片部24aと支持リング162との間には、円筒部品50aが介挿され、舌片部24bと支持リング162との間にも、円筒部品50bが介挿されている。これにより、リスト16がアーム15に保持される。
また、アーム本体2は、駆動機構3を収納する収納部21を有している。収納部21は、アーム本体2の中心軸22を介して配置された2つの側面23a、23b(外面)に開口した凹部で構成されている(図10参照)。これにより、駆動機構3に対するメンテナンスを行なう際、そのメンテナンスが側面23a側からも可能であり、側面23b側からも可能である。例えば、モーター405を交換する場合、側面23a側からその交換を容易に行なうことができ、モーター406を交換する場合、側面23b側からその交換を容易に行なうことができる。このようにロボット1は、メンテナンスに優れたものとなっている。
アーム本体2の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種金属材料を用いることができ、これらの中でも、特にアルミニウムまたはアルミニウム合金が好ましい。アーム本体2が金型を用いて成形される鋳物である場合、当該アーム本体2の構成材料にアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いることにより、金型成形を容易に行なうことができる。
なお、前述した基台11の基台本体112の構成材料や、リスト16の支持リング162の構成材料も、アーム本体2の構成材料と同様のものを用いることができる。また、リスト16のリスト本体161の構成材料は、ステンレス鋼を用いるのが好ましい。
図6、図10に示すように、駆動機構3は、モーター405、406を有している。モーター405、406は、いずれも収納部21内で根元部25側、すなわち、アーム本体2に対し基台11側に偏在している。モーター405、406は、比較的重いものである。このため、アーム14をアーム15ごと回動軸O回りに回動せるとき、アーム15(収納部21)内においてモーター405、406が根元部25側にあった方が、その回動を迅速に行なうことができる。
モーター405は、棒状をなし、その軸回りに回転可能に支持されたシャフト(軸部材)405aを有し、このシャフト405aが側面23a側に向かって突出している(図10参照)。モーター406は、棒状をなし、その軸回りに回転可能支持されたシャフト(軸部材)406bを有し、このシャフト406aが側面23a側に向かって突出している(図10参照)。
また、駆動機構3は、モーター405のシャフト405aに連結された第1のプーリー31と、第1のプーリー31に離間して舌片部24aに配置された第2のプーリー32と、第1のプーリー31と第2のプーリー32とに掛け渡されたベルト(タイミングベルト)33とをさらに有している。第1のプーリー31と第2のプーリー32とベルト33とは、モーター405のシャフト405aと同様に、側面23a側に位置しており、シャフト405aの回転力をリスト16に伝達して、当該リスト16を回動軸O(第2のプーリー32)回りに確実に回動させることができる。
また、駆動機構3は、側面23b側にも、モーター406のシャフト406aに連結された第1のプーリー31と、第1のプーリー31に離間して舌片部24bに配置された第2のプーリー32と、第1のプーリー31と第2のプーリー32とに掛け渡されたベルト33とをさらに有している。この側面23b側の第1のプーリー31と第2のプーリー32とベルト33とは、モーター406のシャフト406aの回転力をリスト16に伝達して、当該リスト16を回動軸O回りに確実に回動させることができる。
図10に示すように、モーター405とモーター406とは、アーム本体2の中心軸22を対称中心(対称点)として対称に配置されている(点対称)。さらに、モーター405に順に連結する側面23a側の第1のプーリー31、第2のプーリー32、ベルト33と、モーター406に順に連結する側面23b側の第1のプーリー31、第2のプーリー32、ベルト33とも、中心軸22を対称中心として対称に配置されている(点対称)。
このような対称な配置は、アーム15(アーム本体2)の小型化に寄与し、アーム15の可動範囲をできる限り広く確保することができる。また、後述するように、側面23a側の封止手段4(4d)と、側面23b側の封止手段4(4d)とを共通の構成のものとすることができる。
次に、封止手段4(4d)について説明する。アーム15では、封止手段4が側面23a側と側面23b側とにそれぞれ設けられている。側面23a側の封止手段4と、側面23b側の封止手段4とは、同じ構成であるため、以下、側面23a側の封止手段4について代表的に説明する。
封止手段4は、収納部21を気密的に封止するものである。この封止手段4により、収納部21内の駆動機構3(3d)に対する防水機能、防塵機能が発揮される。また、滅菌ガス発生装置200からの滅菌ガスは、駆動機構3を腐食させることがあるが、封止手段4により、その腐食を確実に防止することができる。
図6〜図8に示すように、封止手段4は、枠体5と、パッキン7と、カバー6とを有し、これらがこの順にアーム本体2側から重ねられる。
図6に示すように、枠体5は、アーム本体2の収納部21の側面23a(外面)に開口する開口部211の縁部212に沿った枠状をなす部材である。この部材の厚さは、例えば、10mm程度とすることができる。
図7、図8に示すように、枠体5は、その裏側の面51が縁部212に対し接着剤層(接着剤)70を介して接合されている。接着剤層70は、縁部212に沿って形成されている。これにより、枠体5の裏側の面51とアーム本体2の縁部212との間に間隙が生じるのが確実に防止され、収納部21内の気密性を確保することができる。このように接着剤層70は、枠体5の裏側の面51とアーム本体2の縁部212との間を埋める「ガスケット(パッキン)」としても機能している。
ロボット1では、接着剤層70は、枠体5のアーム本体2に対する主たる固定を担っている。さらに、ロボット1では、枠体5のアーム本体2に対する補助的な固定を複数本(例えば6本)のボルト60が担っている(図6、図8参照)。これにより、枠体5のアーム本体2に対する固定がより強固な固定となる。また、枠体5のアーム本体2に固定する際に、接着剤層70が硬化するまでボルト60で仮固定をすることもできる。
枠体5には、各ボルト60がそれぞれ挿入される挿入孔53が、表側の面52から裏側の面51まで貫通して形成されている。図6、図11に示すように、各挿入孔53は、それぞれ、枠体5の周方向に沿って間隔を置いて配置されている。また、図8に示すように、各挿入孔53は、それぞれ、「ざぐり」が施されており、内径が異なる2つの部分で構成されている、すなわち、表側の面52側の内径が大となる大径部531と、裏側の面51側の内径が小となる小径部532とで構成されている。これにより、各ボルト60の頭部601が枠体5の表側の面52から突出するのが防止され、よって、当該頭部601が、後述するパッキン7の設置を阻害するのを確実に防止することができる。
一方、アーム本体2の縁部212の各挿入孔53に対応する部分には、雌ネジ26が形成されている。そして、各雌ネジ26に、枠体5の各挿入孔53にそれぞれ挿入されたボルト60が螺合することができる。これにより、前述した補助的な固定がなされる。
なお、図7、図8に示すように、アーム本体2の縁部212では、雌ネジ26が形成されている部分と、それ以外の部分とで、厚さが異なっており、前者(以下「肉厚部213」と言う)の厚さtは、雌ネジ26が形成されている分だけ、後者(以下「薄肉部214」と言う)の厚さtよりも厚い。しかしながら、薄肉部214は、肉厚部213よりも形成領域が広いため、アーム本体2の軽量化を図ることができる。
ボルト60としては、特に限定されず、例えば、六角レンチを用いて締結・締結解除を行なう、いわゆる「六角穴付きボルト」を用いるのが好ましい。
図6、図11に示すように、枠体5の表側の面52には、当該枠体5に対しカバー6を固定する複数本(例えば図示の構成では10本)のボルト80がそれぞれ螺合する複数(例えば図示の構成では10個)の雌ネジ54が形成されている。各雌ネジ54は、枠体5の周方向に沿って間隔を置いて配置される。これにより、これらのボルト80による固定力がほぼ均一に分散されることとなり、よって、カバー6を確実に固定することができる。また、カバー6が枠体5との間でパッキン7を均一に圧縮することができ、よって、当該パッキン7による気密性をより確実に確保することができる(図7(b)、図8参照)。
なお、図7に示すように、各雌ネジ54は、それぞれ、枠体5の厚さ方向の途中まで形成されているのが好ましい、すなわち、裏側の面51にまでは至っていないのが好ましい。
また、枠体5の表側の面52には、パッキン7が設置される(載置される)。このように、表側の面52は、パッキン7が設置されるパッキン設置部としても機能する。
そして、表側の面52に設置されたパッキン7をカバー6で圧縮する。このとき、枠体5では、規制部55により、パッキン7に対する圧縮限界を規制することができる。これにより、パッキン7を過不足なく圧縮することができ、よって、収納部21内の気密性を好適に確保することができる。また、例えば定期的なメンテナンス時にパッキン7を複数回にわたって交換したとしても、各回において、当該パッキン7に対し確実に一定の圧縮限界を規制することができる。このようにロボット1は、メンテナンスに優れている。
このような規制部55は、表側の面52に突出し、枠体5の周方向に沿って形成されたリブで構成されている。規制部55の高さhとしては、特に限定されず、例えば、外力を付与しない自然状態でのパッキン7の厚さtとしたとき、厚さtを10〜40%圧縮するのが好ましく、20〜30%圧縮するのがより好ましい(図7参照)。例えば、高さhが1.5mmである場合、厚さtを2mmとすると、パッキン7を0.5mm(25%)圧縮することができる。
枠体5には、その外側の縁部の、基端側の部分(少なくとも一部)に面取りを施してなる面取り部56が形成されている。これにより、枠体5に装着されるカバー6を、面取り部56の分だけ、小さいものとすることができ、よって、アーム15(ロボット1)の軽量化を図ることができる。また、面取り部56の分だけ、アーム15の周辺との干渉が防止され、よって、アーム15の可動範囲をできる限り広く確保することができる。
図11に示すように、枠体5は、アーム本体2の側面視で、モーター405、第1のプーリー31、第2のプーリー32およびベルト33のいずれにも重なっていない。これにより、メンテナンス時にモーター405、第1のプーリー31、第2のプーリー32およびベルト33のいずれかを収納部21から取り出す際に、そのいずれも図11中の紙面手前側(図6中の矢印Dと反対方向に)に引張り出せば、その取り出しを容易に行なうことができる。このようにロボット1は、メンテナンスに優れている。
枠体5の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種金属材料を用いることができ、これらの中でも、アルミニウムまたはアルミニウム合金が好ましい。枠体5がその母材となる金属板から切削加工で得られるものである場合、当該枠体5の構成材料にアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いることにより、その切削加工を容易に行なうことができる。また、枠体5に不動態処理またはめっき処理を容易かつ確実に施すことができ、よって、後述する第1の保護膜57を確実に形成することができる。
以上のような構成の枠体5と同様のものをアーム本体2と一体的に形成しようとした場合、鋳物であるアーム本体2は、その大きさが、枠体5の大きさ分よりも大きく、増大してしまう。その結果、アーム本体2の重量も増加することとなり、アーム本体2の動作スピードが減少してしまう。しかしながら、ロボット1では、アーム本体2と枠体5とが別体で構成されているため、このような不具合が生じるのを防止することができる。また、既存の従来のロボットに対して、枠体5を有する封止手段4を増設することも容易に行なうことができる。
また、例えばメンテナンスを繰り返したことで、仮に枠体5の雌ネジ54が破損した、すなわち、雌ネジ54のネジ山が潰れたとしても、枠体5のみを交換しさえすれば、その交換された枠体5にカバー6を確実に装着することができ、よって、ロボット1を安全に使用することができる。
図9に示すように、枠体5には、第1の保護膜57および第2の保護膜58が形成されている。
第1の保護膜57は、枠体5の少なくとも各雌ネジ54に(本実施形態では枠体5の表面全体に)形成されている。この第1の保護膜57は、枠体5に不動態処理またはめっき処理を施してなる膜である。前述したように滅菌ガスは駆動機構3を腐食させることがあるが、第1の保護膜57により、特に各雌ネジ54での腐食を確実に防止することができる。
なお、不動態処理としては、アルマイト処理が好ましく、めっき処理としては、無電解ニッケルめっきが好ましい。このような処理は、耐食性に優れる。また、第1の保護膜57を形成する際に、第1の保護膜57の厚さtの管理を容易に行なうことができ、よって、所望の厚さの第1の保護膜57を得る。
第1の保護膜57の厚さtとしては、特に限定されず、例えば、10〜100μmであるのが好ましく、30〜80μmであるのがより好ましい。
第2の保護膜58は、枠体5の各雌ネジ54以外の部分に(本実施形態では枠体5の各雌ネジ54と裏側の面51とを除く部分に)、第1の保護膜57に重ねて形成されている。この第2の保護膜58は、撥液性を有する材料を塗布してなる膜である。例えば滅菌ガス中に薬剤が含まれている場合、その薬剤の種類によっては、枠体5に付着して影響を及ぼすことがある。しかしながら、第2の保護膜58により、薬剤の付着を確実に防止することができる。
なお、撥液性を有する材料としては、フッ素系材料を用いるのが好ましい。このような材料は、耐薬品性に優れる。また、仮に薬剤が枠体5に付着したとしても、当該薬剤を容易に拭き取ることができる。また、防汚機能も有しており、例えば枠体5に塵や埃、油分が付着したとしても、これらを容易に拭き取ることができる。
第2の保護膜58の厚さtとしては、特に限定されず、例えば、10〜50μmであるのが好ましく、20〜40μmであるのがより好ましい。第2の保護膜58の水との接触角としては、特に限定されず、例えば、100〜150度であるのが好ましく、100〜120度であるのがより好ましい。
枠体5には、平板状をなすカバー6が着脱自在に装着される。この装着状態のカバー6で、収納部21を覆うことができる。これにより、駆動機構3を保護することができるとともに、作動中の駆動機構3に誤って手等が触れるのを確実に防止することができる。
このカバー6には、枠体5の各雌ネジ54にそれぞれ対応する位置に、ボルト80が挿通する挿通孔61が形成されている。各挿通孔61は、それぞれ、カバー6の厚さ方向に貫通する貫通孔で構成されている。そして、枠体5の各雌ネジ54に、カバー6の各挿通孔61にそれぞれ挿入されたボルト80が螺合することができる。これにより、カバー6が枠体5に装着される、すなわち、装着状態となる。なお、この装着状態では、前述したようにパッキン7が圧縮状態となっているため、アーム本体2の収納部21内の気密性が確実に保持されている。
また、装着状態からボルト80を弛めることより、カバー6を枠体5から取り外すことができる。このカバー6を取り外した状態で、駆動機構3に対するメンテナンスを行なう作業者は、枠体5を介して、アーム本体2の収納部21に指等を挿入して、例えばモーター405の交換等のメンテナンスを容易に行なうことができる。
このメンテナンス後に、ボルト80を介してカバー6を再度装着すると、パッキン7が圧縮状態となり、よって、アーム本体2の収納部21内の気密性を再度確実に保持することができる。このようにロボット1では、メンテナンスの前後に関わらず、収納部21内の気密性を確実に保持することができる。
カバー6は、全体が平坦な金属製の平板(例えば厚さが2mm程度)で構成され、その金属材料としては、特に限定されず、例えば、ステンレス鋼を用いるのが好ましい。これにより、仮にカバー6の表側の面62に凹凸が形成されている場合に比べて、表側の面62に塵や埃等が堆積するのを防止または抑制することができる。また、仮に塵や埃等が堆積したとしても、これらを容易に拭き取ることができる。
なお、ボルト80としては、特に限定されず、例えば、スパナを用いて締結・締結解除を行なう、いわゆる「六角ボルト」や、六角レンチを用いて締結・締結解除を行なう、いわゆる「六角穴付きボルト」を用いることができ、これらの中でも特に、「六角ボルト」が好ましい。「六角ボルト」は、ボルト80の頭部801に、「六角穴付きボルト」程、凹凸がないため、塵や埃等が堆積するのが防止または抑制される。また、仮に塵や埃等が堆積したとしても、これらを容易に拭き取ることができる。
枠体5とカバー6との間には、圧縮状態のパッキン7が介挿されている。パッキン7は、枠体5と同様に、枠状をなす部材である。この部材の厚さは、例えば、2mm程度とすることができる。
また、パッキン7には、枠体5の各雌ネジ54にそれぞれ対応する位置に、ボルト80が挿通する挿通孔71が形成されている。各挿通孔71は、それぞれ、パッキン7の厚さ方向に貫通する貫通孔で構成されている。そして、各ボルト80は、それぞれ、挿通孔71を挿通した状態で、枠体5の雌ネジ54螺合する(図7(b)参照)。これにより、パッキン7の位置決めがなされる。
パッキン7の構成材料としては、特に限定されず、例えば、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料(特に加硫処理したもの)や、スチレン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーが挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。
以上、本発明のロボットを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ロボットを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のロボットは、前記実施形態では複数本のアームを備えるものであったが、これに限定されず、例えば、1本のアームを備えるものであってもよい。
また、駆動機構は、減速機をさらに有していてもよい。
1……ロボット(産業用ロボット) 11……基台 111……ボルト 112……基台本体(ハウジング) 113……円筒状部 114……箱状部 12、13、14、15……アーム(リンク) 16……リスト(リンク) 161……リスト本体 162……支持リング 163……先端面 171、172、173、174、175、176……関節(ジョイント) 2、2a、2b、2c、2d……アーム本体 21……収納部 211……開口部 212……縁部 213……肉厚部 214……薄肉部 22……中心軸 23a、23b……側面 24a、24b……舌片部 25……根元部 26……雌ネジ 3、3a、3b、3c、3d……駆動機構 31……第1のプーリー 32……第2のプーリー 33……ベルト(タイミングベルト) 4、4a、4b、4c、4d……封止手段 5……枠体 51……裏側の面 52……表側の面 53……挿入孔 531……大径部 532……小径部 54……雌ネジ 55……規制部 56……面取り部 57……第1の保護膜 58……第2の保護膜 6……カバー 61……挿通孔 62……表側の面 7……パッキン 71……貫通孔 20……パーソナルコンピューター(PC) 301、302、303、304、305、306……モータードライバー 401、402、403、404、405、406……モーター 405a、406a……シャフト(軸部材) 50a、50b……円筒部品 60……ボルト 601……頭部 70……接着剤層(接着剤) 80……ボルト 801……頭部 100……チャンバー(アイソレーター) 101……床 102……壁 103……天井 200……滅菌ガス発生装置 300……パイプ 400……バルブ h……高さ O、O、O、O、O、O……回動軸 t、t、t、t、t……厚さ

Claims (10)

  1. 外面に開口する開口部を含む収納部が形成されたアーム本体と、
    前記収納部に収納された駆動機構と、
    前記収納部を気密封止する封止手段とを備え、
    前記封止手段は、
    前記開口部の縁部に沿った枠状をなし、該縁部に対し接着剤を介して接合され、ボルトが螺合する雌ネジを有する枠体と、
    前記雌ネジに螺合する前記ボルトによって、前記枠体に対し着脱自在に装着され、前記枠体に対して装着された状態で前記収納部を覆うカバーと、
    前記枠体と前記カバーとの間に介挿されたパッキンとを有することを特徴とするロボット。
  2. 前記枠体には、前記雌ネジに、不動態処理またはめっき処理を施してなる第1の保護膜が形成され、前記雌ネジ以外の部分に、撥液性を有する材料を塗布してなる第2の保護膜が形成されている請求項1に記載のロボット。
  3. 前記不動態処理は、アルマイト処理である請求項2に記載のロボット。
  4. 前記めっき処理は、無電解ニッケルめっきである請求項2または3に記載のロボット。
  5. 前記撥液性を有する材料は、フッ素系材料である請求項2ないし4のいずれかに記載のロボット。
  6. 前記パッキンは、前記枠体と前記カバーとの間で圧縮状態となっており、
    前記枠体は、前記パッキンに対する圧縮限界を規制する規制部を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のロボット。
  7. 前記枠体は、該枠体の外側の縁部の少なくとも一部に面取りが施されている請求項1ないし6のいずれかに記載のロボット。
  8. 前記駆動機構は、モーターと、該モーターに連結された第1のプーリーと、該第1のプーリーに離間して配置された第2のプーリーと、前記第1のプーリーと前記第2のプーリーとに掛け渡されたタイミングベルトとを有し、
    前記枠体は、前記アーム本体の側面視で、前記モーター、前記第1のプーリー、前記第2のプーリーおよび前記タイミングベルトのいずれにも重ならない請求項1ないし7のいずれかに記載のロボット。
  9. 前記アーム本体および前記枠体は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されている請求項1ないし8のいずれかに記載のロボット。
  10. 前記カバーは、ステンレス鋼で構成された平板である請求項1ないし9のいずれかに記載のロボット。
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