JP2017131969A - ロボット - Google Patents

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    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0025Means for supplying energy to the end effector
    • B25J19/0029Means for supplying energy to the end effector arranged within the different robot elements

Abstract

【課題】可撓性部材に過剰な負荷がかかることを抑制し、ロボットの内部のスペースを有効に活用することができるロボットを提供すること。【解決手段】駆動部が設けられた第1アームと、前記第1アームに設けられ、前記駆動部によって前記第1アームに対して変位可能である第2アームと、前記第1アームに第1固定部により固定され、前記第2アームに第2固定部により固定された可撓性部材と、を備え、前記可撓性部材は、前記第1固定部と前記第2固定部との間に配置された折り返し部と、前記第1固定部と前記折り返し部との間に配置された第1部分と、前記第2固定部と前記折り返し部との間に配置された第2部分と、を有し、前記第1部分および前記第2部分の少なくとも一方は、前記駆動部の駆動時における状態と、前記駆動部の非駆動時における状態とで等しい部分を有することを特徴とするロボット。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
従来、ロボットアームを備えたロボットが知られている。ロボットアームは複数のアーム(アーム部材)が関節部を介して連結され、最も先端側(最も下流側)のアームには、エンドエフェクターとして、例えば、ハンドが装着される。関節部はモーターにより駆動され、その関節部の駆動により、アームが回動する。そして、ロボットは、例えば、ハンドで対象物を把持し、その対象物を所定の場所へ移動させ、組立等の所定の作業を行う。また、工場内の省スペース化のため、小型で、広範囲において動作が可能なロボットが要望されている。
このようなロボットを作成するためには、ロボットの内部のスペースを有効に活用し、その上で必要な動作範囲を確保する必要がある。
特許文献1には、ロボットの内部のスペースを有効に活用できる構造の一つであるケーブルのU字配線構造を有するロボットが開示されている。
特開2013−66985号公報
しかしながら、特許文献1に記載のロボットでは、ケーブルとの関係で、ロボットの内部のスペースがどの程度で、アームがどの程度の角度、回動可能であるかについては、何も検討されていない。このため、アームの回動角度が大きすぎると、ケーブルに過剰な負荷がかかり、ケーブルが早期に断線する虞がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本発明のロボットは、駆動部が設けられた第1アームと、
前記第1アームに設けられ、前記駆動部によって前記第1アームに対して変位可能である第2アームと、
前記第1アームに第1固定部により固定され、前記第2アームに第2固定部により固定された可撓性部材と、を備え、
前記可撓性部材は、前記第1固定部と前記第2固定部との間に配置された折り返し部と、前記第1固定部と前記折り返し部との間に配置された第1部分と、前記第2固定部と前記折り返し部との間に配置された第2部分と、を有し、
前記第1部分および前記第2部分の少なくとも一方は、前記駆動部の駆動時における状態と、前記駆動部の非駆動時における状態とで等しい部分を有することを特徴とする。
これにより、ロボットが動作した場合に、可撓性部材に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。これによって、ロボットが動作した場合に、可撓性部材が早期に断線することを抑制することができる。また、ロボットの内部のスペースを有効に活用することができる。
本発明のロボットでは、前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
前記等しい部分の長手方向の長さは、前記可撓性部材の半径よりも長いことが好ましい。
これにより、ロボットが動作した場合に、より確実に可撓性部材に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
本発明のロボットでは、前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
前記等しい部分の長手方向の長さは、前記可撓性部材の直径よりも長いことが好ましい。
これにより、ロボットが動作した場合に、より確実に可撓性部材に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
本発明のロボットでは、前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
前記等しい部分の長手方向の長さは、3mmよりも長いことが好ましい。
これにより、ロボットが動作した場合に、より確実に可撓性部材に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
本発明のロボットでは、前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
前記第2アームは、前記第1アームに回動軸周りに回動可能に設けられており、
前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の外径をX、前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の前記回動軸の軸方向の長さをY、前記可撓性部材の直径をZとしたとき、
前記等しい部分の長手方向の長さは、[(X−Z)×π/2−Y/2]の半分よりも短いことが好ましい。
これにより、前記等しい部分の長さが無駄に長くなり、可撓性部材を設置するために必要なロボットの内部のスペースが広くなることを抑制することができ、これによって、ロボットアームをより細くすることができる。
本発明のロボットでは、前記可撓性部材を2つ有することが好ましい。
これにより、可撓性部材を1つにする場合に比べて、可撓性部材の太さを細くすることができ、ロボットアームをより細くすることができる。
本発明のロボットでは、一方の前記可撓性部材の前記折り返し部と、他方の前記可撓性部材の前記折り返し部とは、対向するように配置されていることが好ましい。
これにより、2つの折り返し部を効率良く配置することができる。
本発明のロボットでは、前記可撓性部材は、配線および配管の少なくとも一方を有することが好ましい。
これにより、ロボットが動作した場合に、配線および配管の少なくとも一方に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
本発明のロボットでは、前記第1アームは、第1回動軸周りに回動可能であり、
前記第2アームは、第2回動軸周りに回動可能であることが好ましい。
これにより、種々の作業を容易に行うことができる。
本発明のロボットでは、前記可撓性部材は、長尺状をなし、
前記第2アームは、前記第1アームに回動軸周りに回動可能に設けられており、
前記第2アームの最大回動角度をθ(°)、前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の外径をX、前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の前記回動軸の軸方向の長さをY、前記可撓性部材の直径をZ、前記第1固定部または前記第2固定部による固定に必要な前記可撓性部材の前記回動軸の軸方向と垂直な方向の長さをCとしたとき、前記θ、前記X、前記Y、前記Zおよび前記Cは、下記(1)式を満たすように設定されることが好ましい。
[(X−Z)×π/2−Y/2]−[(X−Z)×π/4×θ/180]−C>0・・・・・(1)
これにより、ロボットが動作した場合に可撓性部材に過剰な負荷がかかることを抑制することができるロボットの設計を容易かつ迅速に行うことができる。
本発明のロボットの実施形態を示す斜視図である。 図1に示すロボットの概略図である。 図1に示すロボットの側面図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボットの作業の際の動作を説明するための図である。 図1に示すロボットの第1アームの内側のカバー部を取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示すロボットの第1アームの内側のカバー部および外側のカバー部を取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示すロボットのケーブルの配置等を説明するための図である。 図1に示すロボットのケーブルの配置等を説明するための図である。 図1に示すロボットのケーブルの配置等を説明するための図である。 図1に示すロボットのケーブルの配置および各部の寸法等を説明するための図である。 図1に示すロボットのケーブルの配置および各部の寸法等を説明するための平面図である。 図1に示すロボットのケーブルの配置および各部の寸法等を説明するための断面図である。
以下、本発明のロボットを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のロボットの実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すロボットの概略図である。図3は、図1に示すロボットの側面図である。図4は、図1に示すロボットの正面図である。図5は、図1に示すロボットの正面図である。図6は、図1に示すロボットの作業の際の動作を説明するための図である。図7は、図1に示すロボットの第1アームの内側のカバー部を取り外した状態を示す斜視図である。図8は、図1に示すロボットの第1アームの内側のカバー部および外側のカバー部を取り外した状態を示す斜視図である。図9は、図1に示すロボットのケーブルの配置等を説明するための図である。図10は、図1に示すロボットのケーブルの配置等を説明するための図である。図11は、図1に示すロボットのケーブルの配置等を説明するための図である。図12は、図1に示すロボットのケーブルの配置および各部の寸法等を説明するための図である。図13は、図1に示すロボットのケーブルの配置および各部の寸法等を説明するための平面図、すなわち、ケーブルを図11および図12の上側から見た図である。図14は、図1に示すロボットのケーブルの配置および各部の寸法等を説明するための断面図である。この図14は、ケーブルをその中心線で切った場合の断面図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1、図3〜図9中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図1〜図9中の基台側を「基端」または「上流」、その反対側(ハンド側)を「先端」または「下流」と言う。また、図1、図3〜図9中の上下方向が鉛直方向である。また、図8および図9では、2本のケーブルのうちの1本のみが図示されている。また、図8、図9および図11では、固定部材の図示は省略されている。また、図14では、一方の固定部材の図示は省略されている。また、図12および図14の断面は、簡略して、斜線で図示されている。
図1に示すロボット(産業用ロボット)1は、ロボット本体(本体部)10と、ロボット本体10(ロボット1)の作動を制御する図示しない制御装置(ロボット制御装置)とを備えている。このロボット1は、例えば、腕時計のような精密機器等を製造する製造工程等で用いることができる。また、ロボット1は、例えば、当該精密機器やこれを構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の各作業を行うことができる。
なお、制御装置は、ロボット本体10(ロボット1)に内蔵されていてもよく、また、ロボット本体10とは、別体であってもよいが、本実施形態では、ロボット本体10の後述する基台11に配置されている。また、制御装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)等で構成することができる。
図1〜図3に示すように、ロボット本体10は、基台(支持部)11と、ロボットアーム6とを有している。ロボットアーム6は、第1アーム(第1アーム部材)(腕部)12、第2アーム(第2アーム部材)(腕部)13、第3アーム(第3アーム部材)(腕部)14、第4アーム(第4アーム部材)(腕部)15、第5アーム(第5アーム部材)(腕部)16および第6アーム(第6アーム部材)(腕部)17(6つのアーム)と、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405および第6駆動源406(6つの駆動源)とを備えている。なお、第5アーム16および第6アーム17によりリストが構成され、第6アーム17の先端には、例えば、ハンド91等のエンドエフェクターを着脱可能に取り付けることができるようになっている。
ロボット1は、基台11と、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14と、第4アーム15と、第5アーム16と、第6アーム17とが基端側から先端側に向ってこの順に連結された垂直多関節(6軸)ロボットである。なお、以下では、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム16および第6アーム17をそれぞれ「アーム」とも言う。また、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405および第6駆動源406をそれぞれ「駆動源」とも言う。
図3に示すように、基台11は、設置スペースの天井(天井部)53の天井面531に固定される部分(取り付けられる部材)である。この天井面531は、水平面と平行な平面である。なお、前記基台11の固定方法としては、特に限定されず、例えば、複数本のボルトによる固定方法等を採用することができる。
また、本実施形態では、基台11の先端部に設けられた板状のフランジ111が天井面531に取り付けられているが、基台11の天井面531への取り付け箇所は、これに限定されず、例えば、基台11の基端面(図3中の上側の端面)であってもよい。
また、このロボット1では、基台11とロボットアーム6との接続部分、すなわち、後述する軸受部62の中心線(中心)621(図4参照)は、天井面531よりも鉛直方向上側に位置している。なお、軸受部62の中心は、これに限らず、例えば、天井面531よりも鉛直方向下側に位置していてもよく、また、天井面531と鉛直方向の同じ位置に位置していてもよい。
また、ロボット1は、基台11が天井面531に設置されているので、第1アーム12と第2アーム13との接続部分、すなわち、第2アーム13を回動可能に支持する図示しない軸受部の中心線(中心)は、軸受部62の中心線621よりも鉛直方向下側に位置している。
なお、基台11には、後述する関節171が含まれていてもよく、また、含まれていなくてもよい(図2参照)。
また、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム16および第6アーム17は、それぞれ、基台11に対し独立して変位可能に支持されている。
図1および図3に示すように、第1アーム12は、中空部を有している。この第1アーム12は、本体部120と、本体部120に着脱可能に設けられたカバー部191および192とを有している。この場合、第1アーム12の外側の部分127に、開口129が形成されており、その開口129を覆うようにカバー部192が着脱可能に設けられている。また、第1アーム12の内側の部分126に、開口128が形成されており、その開口128を覆うようにカバー部191が着脱可能に設けられている。これにより、第1アーム12の内部へのアクセス性が向上し、第1アーム12の内部に配置されている配線や基板等の各部に対し、容易に、点検、修理、交換等の各作業を行うことができる。
なお、カバー部191は、開口128の全体を覆っているが、これに限らず、開口128の一部を覆っていてもよい。同様に、カバー部192は、開口129の全体を覆っているが、これに限らず、開口129の一部を覆っていてもよい。
また、カバー部191および192は、それぞれ、1部材で構成されていてもよく、また、複数の部材で構成されていてもよい。
図1〜図3に示すように、第1アーム12は、屈曲した形状をなしている。第1アーム12は、図3の状態で説明すると、基台11に接続され、基台11から後述する第1回動軸O1の軸方向(鉛直方向)であって図3中下側に延出した第1部分121と、第1部分121の図3中の下端から第2回動軸O2の軸方向(水平方向)であって図3中左側に延出した第2部分122と、第2部分122の第1部分121とは反対の端部に設けられ、第1回動軸O1の軸方向(鉛直方向)であって図3中下側に延出した第3部分123と、第3部分123の第2部分122とは反対の端部から第2回動軸O2の軸方向(水平方向)であって図3中右側に延出した第4部分124とを有している。なお、これら第1部分121、第2部分122、第3部分123および第4部分124は、一体で形成されている。また、第2部分122と第3部分123とは、第1回動軸O1および第2回動軸O2の双方と直交する方向から見て(図3の紙面手前から見て)、ほぼ直交(交差)している。
第2アーム13は、長手形状をなし、第1アーム12の先端部、すなわち、第4部分124の第3部分123とは反対の端部に接続されている。
第3アーム14は、長手形状をなし、第2アーム13の先端部、すなわち、第2アーム13の第1アーム12が接続されている端部とは反対の端部に接続されている。
第4アーム15は、第3アーム14の先端部、すなわち、第3アーム14の第2アーム13が接続されている端部とは反対の端部に接続されている。第4アーム15は、互いに対向する1対の支持部151、152を有している。支持部151、152は、第4アーム15と第5アーム16との接続に用いられる。
第5アーム16は、支持部151、152の間に位置し、支持部151、152に接続されることで第4アーム15と連結している。なお、第4アーム15は、この構造に限らず、例えば、支持部が1つ(片持ち)であってもよい。
第6アーム17は、平板状をなし、第5アーム16の先端部に接続されている。また、第6アーム17には、その先端部(第5アーム16と反対側の端部)に、エンドエフェクターとして、例えば、腕時計等のような精密機器、部品等を把持するハンド91が着脱可能に装着される。このハンド91の駆動は、制御装置により制御される。なお、ハンド91としては、特に限定されず、例えば、複数本の指部(フィンガー)を有する構成のものが挙げられる。そして、このロボット1は、ハンド91で精密機器、部品等を把持したまま、アーム12〜17等の動作を制御することにより、当該精密機器、部品を搬送すること等の各作業を行うことができる。
図1〜図3に示すように、基台11と第1アーム12とは、関節(ジョイント)171を介して連結されている。関節171は、互いに連結された第1アーム12を基台11に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第1アーム12は、基台11に対し、鉛直方向と平行な第1回動軸O1を中心に(第1回動軸O1周りに)回動可能となっている。第1回動軸O1は、基台11が取り付けられた天井53の天井面531の法線と一致している。また、第1回動軸O1は、ロボット1の最も上流側にある回動軸である。この第1回動軸O1周りの回動(第1アーム12の駆動)は、駆動部(第1駆動部)としてのモーター(第1モーター)401Mおよび減速機(図示せず)を有し、第1アーム12の取付面および基台11の取付面等に取り付けられた(設けられた)第1駆動源401の駆動によりなされる。第1駆動源401はモーター401Mとケーブル20(図9参照)によって駆動され、このモーター401Mは電気的に接続されたモータードライバー301を介して制御装置により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
また、本実施形態では、この第1アーム12については、第1アーム12を制動するブレーキ(制動装置)は設けられていないが、これに限らず、例えば、他のアームと同様に、第1アーム12を制動するブレーキとして、モーター401Mの軸部(出力軸)の近傍に、電磁ブレーキ等のブレーキ(図示せず)を設けてもよい。
また、第1アーム12と第2アーム13とは、関節(ジョイント)172を介して連結されている。関節172は、互いに連結された第1アーム12と第2アーム13のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第2アーム13は、第1アーム12に対し、水平方向と平行な第2回動軸O2を中心に(第2回動軸O2周りに)回動可能となっている。第2回動軸O2は、第1回動軸O1と直交している。この第2回動軸O2周りの回動(第2アーム13の駆動)は、駆動部(第2駆動部)としてのモーター(第2モーター)402Mおよび減速機(図示せず)を有し、第2アーム13の取付面および第1アーム12の取付面等に取り付けられた(設けられた)第2駆動源402の駆動によりなされる。第2駆動源402はモーター402Mとケーブル20(図9参照)によって駆動され、このモーター402Mは電気的に接続されたモータードライバー302を介して制御装置により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
また、第2アーム13を制動するブレーキ(制動装置)として、モーター402Mの軸部(出力軸)の近傍にブレーキ(図示せず)が設けられている。このブレーキにより、モーター402Mの軸部が回動することを阻止し、第2アーム13の姿勢を保持することができる。
なお、第2回動軸O2は、第1回動軸O1に直交する軸と平行であってもよく、また、第2回動軸O2は、第1回動軸O1と直交していなくても、軸方向が互いに異なっていればよい。
また、第2アーム13と第3アーム14とは、関節(ジョイント)173を介して連結されている。関節173は、互いに連結された第2アーム13と第3アーム14のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第3アーム14は、第2アーム13に対して、水平方向と平行な第3回動軸O3を中心に(第3回動軸O3周りに)回動可能となっている。第3回動軸O3は、第2回動軸O2と平行である。この第3回動軸O3周りの回動(第3アーム14の駆動)は、駆動部(第3駆動部)としてのモーター(第3モーター)403Mおよび減速機(図示せず)を有し、第3アーム14の取付面および第2アーム13の取付面等に取り付けられた第3駆動源403の駆動によりなされる。第3駆動源403は、モーター403Mとケーブル20(図9参照)によって駆動され、このモーター403Mは電気的に接続されたモータードライバー303を介して制御装置により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
また、第3アーム14を制動するブレーキ(制動装置)として、モーター403Mの軸部(出力軸)の近傍にブレーキ(図示せず)が設けられている。このブレーキにより、モーター403Mの軸部が回動することを阻止し、第3アーム14の姿勢を保持することができる。
また、第3アーム14と第4アーム15とは、関節(ジョイント)174を介して連結されている。関節174は、互いに連結された第3アーム14と第4アーム15のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第4アーム15は、第3アーム14(基台11)に対し、第3アーム14の中心軸方向と平行な第4回動軸O4を中心に(第4回動軸O4周りに)回動可能となっている。第4回動軸O4は、第3回動軸O3と直交している。この第4回動軸O4周りの回動(第4アーム15の駆動)は、駆動部(第4駆動部)としてのモーター(第4モーター)404Mおよび減速機(図示せず)を有し、第4アーム15の取付面および第3アーム14の取付面等に取り付けられた第4駆動源404の駆動によりなされる。第4駆動源404は、モーター404Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター404Mは電気的に接続されたモータードライバー304を介して制御装置により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
また、第4アーム15を制動するブレーキ(制動装置)として、モーター404Mの軸部(出力軸)の近傍にブレーキ(図示せず)が設けられている。このブレーキにより、モーター404Mの軸部が回動することを阻止し、第4アーム15の姿勢を保持することができる。
なお、第4回動軸O4は、第3回動軸O3に直交する軸と平行であってもよく、また、第4回動軸O4は、第3回動軸O3と直交していなくても、軸方向が互いに異なっていればよい。
また、第4アーム15と第5アーム16とは、関節(ジョイント)175を介して連結されている。関節175は、互いに連結された第4アーム15と第5アーム16の一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第5アーム16は、第4アーム15に対し、第4アーム15の中心軸方向と直交する第5回動軸O5を中心に(第5回動軸O5周りに)回動可能となっている。第5回動軸O5は、第4回動軸O4と直交している。この第5回動軸O5周りの回動(第5アーム16の駆動)は、第5アーム16の取付面および第4アーム15の取付面等に取り付けられた第5駆動源405の駆動によりなされる。第5駆動源405は、駆動部(第5駆動部)としてのモーター(第5モーター)405Mと、減速機(図示せず)と、モーター405Mの軸部に連結された第1のプーリー(図示せず)と、第1のプーリーに離間して配置され、減速機の軸部に連結された第2のプーリー(図示せず)と、第1のプーリーと第2のプーリーとに掛け渡されたベルト(図示せず)とを有している。第5駆動源405は、モーター405Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター405Mは電気的に接続されたモータードライバー305を介して制御装置により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
また、第5アーム16を制動するブレーキ(制動装置)として、モーター405Mの軸部(出力軸)の近傍にブレーキ(図示せず)が設けられている。このブレーキにより、モーター405Mの軸部が回動することを阻止し、第5アーム16の姿勢を保持することができる。
なお、第5回動軸O5は、第4回動軸O4に直交する軸と平行であってもよく、また、第5回動軸O5は、第4回動軸O4と直交していなくても、軸方向が互いに異なっていればよい。
また、第5アーム16と第6アーム17とは、関節(ジョイント)176を介して連結されている。関節176は、互いに連結された第5アーム16と第6アーム17の一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第6アーム17は、第5アーム16に対し、第6回動軸O6を中心に(第6回動軸O6周りに)回動可能となっている。第6回動軸O6は、第5回動軸O5と直交している。この第6回動軸O6周りの回動(第6アーム17の駆動)は、駆動部(第6駆動部)としてのモーター(第6モーター)406Mおよび減速機(図示せず)を有し、第6アーム17の取付面および第5アーム16の取付面等に取り付けられた第6駆動源406の駆動によりなされる。第6駆動源406の駆動は、モーターとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター406Mは電気的に接続されたモータードライバー306を介して制御装置により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
また、第6アーム17を制動するブレーキ(制動装置)として、モーター406Mの軸部(出力軸)の近傍にブレーキ(図示せず)が設けられている。このブレーキにより、モーター406Mの軸部が回動することを阻止し、第6アーム17の姿勢を保持することができる。
なお、また、第6回動軸O6は、第5回動軸O5に直交する軸と平行であってもよく、また、第6回動軸O6は、第5回動軸O5と直交していなくても、軸方向が互いに異なっていればよい。
前記モーター401M〜406Mとしては、特に限定されず、例えば、ACサーボモーター、DCサーボモーター等のサーボモーター等が挙げられる。
また、前記各ブレーキとしては、特に限定されず、例えば、電磁ブレーキ等が挙げられる。
また、モータードライバー301〜306は、図示の構成では、基台11に配置されているが、これに限らず、例えば、制御装置に配置されていてもよい。
また、図7〜図11に示すように、ロボット1は、長尺状をなす可撓性部材として、複数の配線を内部に有する2つのケーブル20を有している。配線としては、例えば、電気配線等が挙げられる。これにより、ケーブル20を1つにする場合に比べて、ケーブル20の太さを細くすることができ、ロボットアーム6をより細くすることができる。なお、ケーブル20の数は、2つに限らず、例えば、1つでもよく、また、3つ以上でもよい。
各ケーブル20は、それぞれ、以下に述べるように配置されている。各ケーブル20の配置は同様であるので、以下では、代表的に、1つのケーブル20を例に挙げ、図示して説明する。
なお、前記可撓性部材としては、ケーブル20に限定されず、例えば、配管等が挙げられる。配管としては、例えば、空気(気体)、水(液体)等の流体が通るチューブ(管体)等が挙げられる。また、前記可撓性部材として、ケーブル20および配管の両方を有していてもよい。すなわち、前記可撓性部材は、配線および配管の少なくとも一方を有していればよい。
図9に示すように、ケーブル20は、第1アーム12の中空部(内部)、第2アーム13の中空部(内部)、第3アーム14の中空部(内部)および第4アーム15の中空部(内部)に配置されている(第4アーム15のみは図示せず)、すなわち、前記各中空部を挿通するように配置されている。このケーブル20は、モーター401Mの外周に配置された折り返し部21a、第1部分22aおよび第2部分23aと、モーター402Mの外周に配置された折り返し部21b、第1部分22bおよび第2部分23bと、モーター403Mの外周に配置された折り返し部21c、第1部分22cおよび第2部分23cと、モーター404Mの外周に配置された折り返し部、第1部分および第2部分(図示せず)とを有している。このようにケーブル20に各折り返し部を設けることにより、ロボットアーム6の内部のスペースを有効に活用することができる。
なお、各々の折り返し部、第1部分および第2部分と、それらの近傍の構成は、同様であるので、以下では、代表的に、モーター402Mの外周に配置された折り返し部21b、第1部分22bおよび第2部分23bを例に挙げて説明する。
図10および図11に示すように、ケーブル20の折り返し部21bは、モーター402Mの外周において、モーター402Mの軸部(出力軸)の周方向、すなわち、第2回動軸O2の周方向に折り返して配置され、U字形状をなしている(U字形状に折り曲げられている)。
この折り返し部21bの一方の端部には、モーター402Mの外周に沿った円弧状をなす第1部分22bがあり、第1部分22bの端部211は、モーター402Mの支持部材45に、固定部材(第1固定部)441により固定されている。また、折り返し部21bの他方の端部には、モーター402Mの外周に沿った円弧状をなす第2部分23bがあり、第2部分23bの端部212は、モーター402Mに対して回動可能な減速機の回動部材43に、固定部材(第2固定部)442により固定されている。また、回動部材43は、第2アーム13に固定され、モーター402Mは、第1アーム12に固定されている。
すなわち、ケーブル20は、固定部材442と固定部材441との間に配置された折り返し部21bと、固定部材441と折り返し部21bとの間に配置された第1部分22bと、固定部材442と折り返し部21bとの間に配置された第2部分23bとを有している。そして、ケーブル20は、固定部材441により、第1アーム12に固定され、固定部材442により、第2アーム13に固定されている。
モーター402Mが駆動して第2アーム13が回動する場合、モーター402Mに対して回動部材43が回動するが、その際、折り返し部21bは、その捻じれが抑制され、曲げ変形する。これにより、ケーブル20に作用する応力が緩和される。すなわち、折り返し部21bにおいて、ケーブル20の曲げ半径を大きく確保することができ、第2アーム13が回動した場合、ケーブル20が捻じれることや、折れてしまうことを抑制することができ、これにより、ケーブル20の損傷を抑制することができ、耐久性を向上させることができる。
なお、1つのケーブル20を例に挙げて説明したが、実際は、ロボット1は、前述したように、2つのケーブル20を有しており、一方のケーブル20の折り返し部21bと、他方のケーブル20の折り返し部21bとは、対向するように配置されている。これにより、2つの折り返し部21bを効率良く配置することができる。
次に、第1アーム12〜第6アーム17の関係について説明するが、表現等を変え、種々の視点から説明する。また、第3アーム14〜第6アーム17については、これらを真っ直ぐに伸ばした状態、すなわち、最も長くした状態、換言すれば、第4回動軸O4と第6回動軸O6とが一致しているか、または平行である状態で考えることとする。
まず、図4に示すように、第1アーム12の長さL1は、第2アーム13の長さL2よりも長く設定されている。
ここで、第1アーム12の長さL1とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と、第1アーム12を回動可能に支持する軸受部62の図4中の左右方向に延びる中心線621との間の距離である。
また、第2アーム13の長さL2とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と、第3回動軸O3との間の距離である。
また、図5に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θを0°にすることが可能なように構成されている。すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と第2アーム13とが重なることが可能なように構成されている。この場合、第1アーム12の少なくとも一部(第1部分)と第2アーム13とが重なることが可能であればよい。
そして、第2アーム13は、角度θが0°の場合、すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と第2アーム13とが重なった場合、基台11が設けられた天井53の天井面531および第1アーム12の第2部分122と干渉しないように構成されている。なお、基台11の基端面が天井面531に取り付けられている場合も同様に、第2アーム13は、天井面531および第1アーム12の第2部分122と干渉しないように構成されている。
ここで、前記第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θとは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線(第2回動軸O2の軸方向から見た場合の第2アーム13の中心軸)61と、第1回動軸O1とのなす角度である。
また、第1アーム12を回動させず、第2アーム13を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、第2アーム13の先端を、第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることが可能である(図6参照)。すなわち、第1アーム12を回動させず、第2アーム13を回動させることにより、ロボットアーム6の先端(第6アーム17の先端)を図6の左側に示す左側位置(第1位置)から、角度θが0°となる状態を経て、第1回動軸O1周りに180°異なる図6の右側に示す右側位置(第2位置)に移動させることが可能である(図6参照)。なお、第3アーム14〜第6アーム17は、それぞれ、必要に応じて回動させる。
また、第2アーム13の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる際(ロボットアーム6の先端を前記左側位置から前記右側位置に移動させる際)は、第1回動軸O1の軸方向から見て、第2アーム13の先端およびロボットアーム6の先端は、直線上を移動する。
また、第3アーム14〜第6アーム17の合計の長さ(最大の長さ)L3は、第2アーム13の長さL2よりも長く設定されている。
これにより、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と第3アーム14とを重ねたとき、第2アーム13から第6アーム17の先端を突出させることができる。これによって、ハンド91が、第1アーム12および第2アーム13と干渉することを抑制することができる。
ここで、第3アーム14〜第6アーム17の合計の長さ(最大の長さ)L3とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第3回動軸O3と、第6アーム17の先端との間の距離である(図4参照)。この場合、第3アーム14〜第6アーム17は、図4に示すように、第4回動軸O4と第6回動軸O6とが一致しているか、または平行である状態である。
また、図5に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と、第3アーム14とが重なることが可能なように構成されている。
すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14とが同時に重なることが可能なように構成されている。
このロボット1では、上記のような関係を満たすことにより、第1アーム12を回動させず、第2アーム13、第3アーム14を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、ハンド91(第6アーム17の先端)を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることができる。そして、この動作を用いて、効率良く、ロボット1を駆動することができ、また、ロボット1が干渉しないようにするために設ける空間を小さくすることができ、また、後述するような種々の利点を有する。
また、ロボット1では、ケーブル20の第1部分22bおよび第2部分23bの少なくとも一方は、モーター402Mの駆動時における状態(第1状態)と、モーター402Mの非駆動時における状態(第2状態)とで等しい部分を有している。この場合、第1部分22bおよび第2部分23bの両方が前記等しい部分を有することが好ましい。
前記ケーブル20のモーター402Mの駆動時における状態と、モーター402Mの非駆動時における状態とで等しい部分とは、ケーブル20のうち、第1状態と第2状態とで、位置が変わらない部分である。すなわち、ケーブル20のうち、第1状態から第2状態になっても、移動しない部分である。この等しい部分を、以下では、「不動部24」(図14参照)とも言う。なお、ロボット1の動作や振動等によりケーブル20の全体が微妙に移動したり、振動することは、前記「位置が変わらない」、前記「移動しない」とする。
以下では、代表的に、ケーブル20の第1部分22bが前記等しい部分を有する場合について具体例を挙げて説明するが、ケーブル20の第2部分23bが前記等しい部分を有する場合についても同様である。なお、ケーブル20の長さについては、すべて、ケーブル20の長手方向の長さで考えることとする。また、ケーブル20の長手方向とは、ケーブル20の中心軸の方向であり、ケーブル20が湾曲している場合は、その湾曲に沿った方向である。
図12、図13および図14に示すように、第2アーム13の第2回動軸O2周りの最大回動角度をθ(°)、ロボットアーム6の内部のケーブル20の折り返し部21b、第1部分22bおよび第2部分23bを配置する部分の外径をX、ロボットアーム6の内部のケーブル20の折り返し部21b、第1部分22bおよび第2部分23bを配置する部分の内径をD、ロボットアーム6の内部のケーブル20の折り返し部21b、第1部分22bおよび第2部分23bを配置する部分の第2回動軸O2の軸方向の長さをY、ケーブル20の直径(束径)をZ、固定部材441による固定に必要なケーブル20の第2回動軸O2の軸方向と垂直な方向の長さをCとしたとき、θ、X、Y、ZおよびCは、それぞれ、下記(1)式を満たすように設定される。すなわち、X、Y、ZおよびCが、それぞれ、下記(1)式を満たすようにロボット1の設計がなされ、第2アーム13は、θ(°)を上限値として回動するように制御される。
[(X−Z)×π/2−Y/2]−[(X−Z)×π/4×θ/180]−C>0・・・・・(1)
但し、(X−D)/2>Z
また、ケーブル20は、第2回動軸O2を中心とする中心角で、180°に亘って設けられているものとする。
また、本実施形態では、θの絶対値は、360°未満の値に設定されるが、これに限定されず、360°以上の値に設定されてもよい。
なお、第2部分23bが前記等しい部分を有する場合は、前記「C」を、「固定部材442による固定に必要な固定に必要なケーブル20の長さ」に置き換える。
ここで、前記(1)式は、第2アーム13が最大回動角度であるθ(°)回動した場合でも不動部24(図14参照)が存在すること(「0」ではない)ことを示している。
したがって、ロボット1が前記(1)式を満たすことにより、ロボット1が動作した場合に、ケーブル20に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。これによって、ロボット1が動作した場合に、ケーブル20が早期に断線することを抑制することができる。また、ロボットアーム6の内部のスペースを有効に活用することができる。
また、前記(1)式は、以下のようにして導かれる。
まず、図14に示す「片側ケーブル長さA」から、「第2アーム13がθ(°)回動した場合に移動する折り返し部21bの移動量B」を引いた値は、「固定に必要なケーブル20の長さC」よりも大きい必要がある。
前記の関係は、下記(2)式で表される。
A−B−C>0・・・・・(2)
また、「片側ケーブル長さA」は、「(X−Z)×π/2−Y/2」である。
この場合、ケーブル20の中心線(中心)で考えた場合のケーブル20の第2回動軸O2を中心とする中心角で180°分の長さは、「(X−Z)×π/2」である。なお、「(X−Z)」は、図13を参照。
そして、「片側ケーブル長さA」は、「(X−Z)×π/2」から「Y/2」を引いた値であるので、前記の式のようになる。
また、第2アーム13が180(°)回動した場合に移動するケーブル20の一方の端部の移動量は、「(X−Z)×π/2」である。このため、第2アーム13が180(°)回動した場合に移動する折り返し部21bの移動量は、その1/2、すなわち、「(X−Z)×π/4」である。
したがって、「第2アーム13がθ(°)回動した場合に移動する折り返し部21bの移動量B」は、「(X−Z)×π/4×θ/180」である。
これらを前記(2)式に代入すると、前記(1)式が導かれる。
ここで、前記(1)式の左辺は、第2アーム13が最大回動角度であるθ(°)回動した場合の不動部24の長さを示している。
この不動部24の長さは、「0」よりも大きければよいが、ケーブル20の半径(Z/2)よりも長いことが好ましく、ケーブル20の直径(Z)よりも長いことがより好ましい。これにより、ロボット1が動作した場合に、より確実にケーブル20に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
また、別の基準で規定すると、不動部24の長さは、3mmよりも長いことが好ましく、5mmよりも長いことがより好ましく、10mm以上であることがさらに好ましい。これにより、ロボット1が動作した場合に、より確実にケーブル20に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
また、不動部24の長さの上限値は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、不動部24の長さは、[(X−Z)×π/2−Y/2]の半分よりも短いことが好ましい。これにより、不動部24の長さが無駄に長くなり、ケーブル20を設置するために必要なロボットアーム6の内部のスペースが広くなることを抑制することができ、これによって、ロボットアーム6をより細くすることができる。
また、別の基準で規定すると、不動部24の長さは、30mmよりも短いことが好ましく、20mmよりも短いことがより好ましく、15mm以下であることがさらに好ましい。これにより、不動部24の長さが無駄に長くなり、ケーブル20を設置するために必要なロボットアーム6の内部のスペースが広くなることを抑制することができ、これによって、ロボットアーム6をより細くすることができる。
次に、具体例を挙げて説明を続ける。
具体例としては、例えば、不動部24の長さと、固定部材441による固定に必要なケーブル20の第2回動軸O2の軸方向と垂直な方向の長さCとをそれぞれ5mm程度に設定し、第2アーム13の第2回動軸O2周りの最大回動角度θとして±200°を確保するには、110mm<X、Y<75mm、Z<15mmとなるように、ロボット1の設計を行う。
このように設定することにより、第2アーム13を第2回動軸O2周りに±200°まで回動させても、ケーブル20の固定部材441で固定された部分は引っ張られず、このため、第2アーム13が回動する際、ケーブル20に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。
以上説明したように、このロボット1では、ロボット1が動作した場合に、ケーブル20に過剰な負荷がかかることを抑制することができる。これによって、ロボット1が動作した場合に、ケーブル20が早期に断線することを抑制することができる。また、ロボットアーム6(ロボット1)の内部のスペースを有効に活用することができる。
また、前述したように、ロボット1では、第1アーム12を回動させず、第2アーム13、第3アーム14等を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、ハンド91(ロボットアーム6の先端)を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることができる。
これにより、ロボット1が干渉しないようにするための空間を小さくすることができる。
すなわち、まずは、天井53を低くすることができ、これにより、ロボット1の重心の位置が低くなり、ロボット1の振動の影響を小さくすることができる。すなわち、ロボット1の動作による反力により発生する振動を抑制することができる。
また、ロボット1の幅方向(生産ラインの方向)の稼働領域を小さくすることができ、これにより、ロボット1を生産ラインに沿って、単位長さ当たりに多く配置することができ、生産ラインを短縮することができる。
また、ロボットアーム6の先端を移動させる場合、ロボット1の動きを少なくすることができる。例えば、第1アーム12を回動させないか、または、第1アーム12の回動角度を小さくすることができ、これにより、タクトタイムを短縮することができ、作業効率を向上させることができる。
また、ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる動作(以下、「ショートカットモーション」とも言う)を、従来のロボットのように単純に第1アーム12を第1回動軸O1周りに回動させて実行しようとすると、ロボット1がその近傍の壁(図示せず)や周辺装置(図示せず)に干渉する虞があるので、その干渉を回避するための退避点をロボット1に教示する必要がある。例えば、第1アーム12のみを第1回動軸O1周りに90°回転させるとロボット1が壁に干渉する場合は、他のアームも回動させることで、壁に干渉しないように退避点を教示する必要がある。同様に、ロボット1が周辺装置にも干渉する場合は、周辺装置に干渉しないようにさらに退避点をロボット1に教示する必要がある。このように従来のロボットでは、多数の退避点を教示することが必要であり、特に、ロボット1の周辺の空間が小さい場合は、膨大な数の退避点が必要になり、教示に多くの手間および長い時間を要する。
これに対し、ロボット1では、前記ショートカットモーションを実行する場合、干渉する虞がある領域や部分が非常に少なくなるため、教示する退避点の数を低減することができ、教示に要する手間および時間を低減することができる。すなわち、ロボット1では、教示する退避点の数は、例えば、従来のロボットの1/3程度になり、飛躍的に教示が容易になる。
また、第3アーム14および第4アーム15の図3中の右側の二点鎖線で囲まれた領域(部分)101は、ロボット1がロボット1自身および他の部材と干渉しないか、または干渉し難い領域(部分)である。このため、前記領域101に、所定の部材を搭載した場合、その部材は、ロボット1および周辺装置等に干渉し難い。このため、ロボット1では、領域101に、所定の部材を搭載することが可能である。特に、領域101のうち、第3アーム14の図3中の右側の領域に前記所定の部材を搭載する場合は、その部材が図示しない作業台上に配置された周辺装置(図示せず)と干渉する確率はさらに低くなるので、より効果的である。
前記領域101に搭載可能なものとしては、例えば、ハンド、ハンドアイカメラ等のセンサーの駆動を制御する制御装置、吸着機構の電磁弁等が挙げられる。
具体例としては、例えば、ハンドに吸着機構を設ける場合、領域101に電磁弁等を設置すると、ロボット1が駆動する際に前記電磁弁が邪魔にならない。このように、領域101は、利便性が高い。
以上、本発明のロボットを、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、前記実施形態では、ロボットの基台の固定箇所は、天井であるが、本発明では、これに限定されず、この他、例えば、設置スペースにおける床、壁、作業台、地上等が挙げられる。また、ロボットは、セル内に設置されていてもよい。この場合、基台の固定箇所は、特に限定されず、例えば、セルの天井部、壁部、作業台、床等が挙げられる。
また、前記実施形態では、ロボット(基台)が固定される面は、水平面と平行な平面(面)であるが、本発明では、これに限定されず、例えば、水平面や鉛直面に対して傾斜した平面(面)でもよく、また、鉛直面と平行な平面(面)であってもよい。すなわち、第1回動軸は、鉛直方向や水平方向に対して傾斜していてもよく、また、水平方向と平行であってもよい。
また、前記実施形態では、第2回動軸の軸方向から見て、第1アームと第2アームとが重なることが可能であるが、本発明では、これに限定されず、第2回動軸の軸方向から見て、第1アームと第2アームとが重なることが不可能であってもよい。
また、前記実施形態では、エンドエフェクターとして、ハンドを例に挙げたが、本発明では、これに限定されず、エンドエフェクターとしては、その他、例えば、ドリル、溶接機、レーザー照射機等が挙げられる。
また、前記実施形態では、ロボットアームの回動軸の数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットアームの回動軸の数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つまたは7つ以上でもよい。すなわち、前記実施形態では、アーム(リンク)の数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、アームの数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つ、または、7つ以上でもよい。この場合、例えば、前記実施形態のロボットにおいて、第2アームと第3アームとの間にアームを追加することにより、アームの数が7つのロボットを実現することができる。
また、本発明では、各アームの回動可能な角度は、それぞれ、特に限定されず、各アームは、それぞれ、例えば、±360°以上回動可能であってもよい。
また、前記実施形態では、各アームは、それぞれ、回動可能に設けられているが、本発明では、これに限定されず、例えば、直線状または曲線状に移動可能等、変位可能(可動可能)に設けられていればよい。
また、前記実施形態では、基台に設けられているアームが第1アームであるが、本発明では、これに限定されず、最も先端側に配置されたアームを除いて、いずれのアームが第1アームであってもよい。
また、前記実施形態では、ロボットアームの数は、1つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットアームの数は、例えば、2つ以上でもよい。すなわち、ロボット(ロボット本体)は、例えば、双腕ロボット等の複腕ロボットであってもよい。
また、本発明では、ロボット(ロボット本体)は、他の形式のロボットであってもよい。具体例としては、例えば、脚部を有する脚式歩行(走行)ロボット、スカラーロボット等の水平多関節ロボット等が挙げられる。
1…ロボット、10…ロボット本体、11…基台、111…フランジ、12、13、14、15、16、17…アーム、120…本体部、121…第1部分、122…第2部分、123…第3部分、124…第4部分、126…内側の部分、127…外側の部分、128、129…開口、151、152…支持部、171、172、173、174、175、176…関節、191、192…カバー部、301、302、303、304、305、306…モータードライバー、401、402、403、404、405、406…駆動源、401M、402M、403M、404M、405M、406M…モーター、20…ケーブル、21a、21b、21c…折り返し部、22a、22b、22c…第1部分、23a、23b、23c…第2部分、24…不動部、211、212…端部、43…回動部材、441、442…固定部材、45…支持部材、53…天井、531…天井面、6…ロボットアーム、61…直線、62…軸受部、621…中心線、91…ハンド、101…領域、O1、O2、O3、O4、O5、O6…回動軸、θ…角度、L1、L2、L3…長さ

Claims (10)

  1. 駆動部が設けられた第1アームと、
    前記第1アームに設けられ、前記駆動部によって前記第1アームに対して変位可能である第2アームと、
    前記第1アームに第1固定部により固定され、前記第2アームに第2固定部により固定された可撓性部材と、を備え、
    前記可撓性部材は、前記第1固定部と前記第2固定部との間に配置された折り返し部と、前記第1固定部と前記折り返し部との間に配置された第1部分と、前記第2固定部と前記折り返し部との間に配置された第2部分と、を有し、
    前記第1部分および前記第2部分の少なくとも一方は、前記駆動部の駆動時における状態と、前記駆動部の非駆動時における状態とで等しい部分を有することを特徴とするロボット。
  2. 前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
    前記等しい部分の長手方向の長さは、前記可撓性部材の半径よりも長い請求項1項に記載のロボット。
  3. 前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
    前記等しい部分の長手方向の長さは、前記可撓性部材の直径よりも長い請求項1に記載のロボット。
  4. 前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
    前記等しい部分の長手方向の長さは、3mmよりも長い請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロボット。
  5. 前記可撓性部材は、長尺状をなしており、
    前記第2アームは、前記第1アームに回動軸周りに回動可能に設けられており、
    前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の外径をX、前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の前記回動軸の軸方向の長さをY、前記可撓性部材の直径をZとしたとき、
    前記等しい部分の長手方向の長さは、[(X−Z)×π/2−Y/2]の半分よりも短い請求項1ないし4のいずれか1項に記載のロボット。
  6. 前記可撓性部材を2つ有する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロボット。
  7. 一方の前記可撓性部材の前記折り返し部と、他方の前記可撓性部材の前記折り返し部とは、対向するように配置されている請求項6に記載のロボット。
  8. 前記可撓性部材は、配線および配管の少なくとも一方を有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のロボット。
  9. 前記第1アームは、第1回動軸周りに回動可能であり、
    前記第2アームは、第2回動軸周りに回動可能である請求項1ないし8のいずれか1項に記載のロボット。
  10. 前記可撓性部材は、長尺状をなし、
    前記第2アームは、前記第1アームに回動軸周りに回動可能に設けられており、
    前記第2アームの最大回動角度をθ(°)、前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の外径をX、前記折り返し部、前記第1部分および前記第2部分を配置する部分の前記回動軸の軸方向の長さをY、前記可撓性部材の直径をZ、前記第1固定部または前記第2固定部による固定に必要な前記可撓性部材の前記回動軸の軸方向と垂直な方向の長さをCとしたとき、前記θ、前記X、前記Y、前記Zおよび前記Cは、下記(1)式を満たすように設定される請求項1ないし9のいずれか1項に記載のロボット。
    [(X−Z)×π/2−Y/2]−[(X−Z)×π/4×θ/180]−C>0・・・・・(1)
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