JP2018187748A - ロボット、ロボット制御装置およびロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットアーム内で配線を適確に規制することができるロボット、ロボット制御装置およびロボットシステムを提供すること。【解決手段】第n(nは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第nアームと、前記第nアームに、前記第n回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(n+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(n+1)アームと、を備え、前記第nアームは、前記第n回動軸の軸方向から見て前記第n回動軸を含む開口部を有し、配線を前記第n回動軸に垂直な方向と異なる方向に案内する案内部を有することを特徴とするロボット。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボット、ロボット制御装置およびロボットシステムに関するものである。
従来から、ロボットアームを備えたロボットが知られている。ロボットアームは複数のアームが関節部を介して連結された構造をなしている。すなわち、ロボットアームは、例えば、基端側から先端側に向って、第1アーム、第2アーム、第3アーム、第4アーム、第5アームおよび第6アームを備えており、最も先端側の第6アームには、エンドエフェクターとして、例えばハンドが装着される。また、ロボットが動作する際、ハンドに接続されたケーブル(配線)が邪魔にならないようにするため、第5アームおよび第6アームに貫通孔を設け、その貫通孔にケーブルを挿通させている。関節部はモーターにより駆動され、その関節部の駆動により、アームが回動する。そして、ロボットは、例えば、ハンドで対象物を把持し、その対象物を所定の場所へ移動させ、組立等の所定の作業を行う。
このようなロボットとして、特許文献1には、第1アーム、第2アーム、第3アーム、第4アーム、第5アームおよび第6アームを有するロホットアームを備えた垂直多関節ロボットが開示されている。
特許文献1に記載のロボットでは、ケーブルは、第4アームの基端部から外部に出て、再び、第4アームの先端部からその内部に入り、第5アームおよび第6アームの内部を通り、エンドエフェクターに接続されている。
特開2015−160305号公報
しかし、特許文献1に記載のロボットでは、ロボットアーム内でのケーブルの規制が不十分である。このため、第5アームを伸ばした場合と曲げた場合とで必要となるケーブルの長さの差が大きくなり、また、前記差のばらつきも大きくなる。したがって、第5アームが円滑に回動できるように、ケーブルに比較的長い余長を設ける必要があり、また、その余長に、ばらつきがある。また、ロボットアーム内にケーブルの余長分が自由に動くことが可能な比較的大きなスペースを必要とし、ロボットアームが大型化するという問題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本発明のロボットは、第n(nは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第nアームと、
前記第nアームに、前記第n回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(n+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(n+1)アームと、を備え、
前記第nアームは、前記第n回動軸の軸方向から見て前記第n回動軸を含む開口部を有し、配線を前記第n回動軸に垂直な方向と異なる方向に案内する案内部を有することを特徴とする。
このような本発明のロボットによれば、第nアーム内で配線を適確に規制することができ、これによって、配線の余長を短くすることができ、また、配線の余長のばらつきを小さくすることができる。
本発明のロボットでは、前記案内部は、前記配線を前記第n回動軸に沿うように案内することが好ましい。
これにより、適確に、配線の余長を短くすることができ、また、配線の余長のばらつきを小さくすることができる。
本発明のロボットでは、前記第(n+1)アームは、貫通孔を有し、
前記配線は、前記貫通孔を通ることが好ましい。
これにより、貫通孔に配線を挿通し、その配線をエンドエフェクターに接続することができる。
本発明のロボットでは、前記案内部は、前記配線の案内方向が前記第n回動軸に対して傾斜する部分を有することが好ましい。
これにより、配線を適確に案内することができる。
本発明のロボットでは、前記案内部は、少なくとも前記第nアームに対して着脱可能な部分を有することが好ましい。
これにより、配線を第nアーム内に容易に設けることができる。
本発明のロボットでは、第m(mは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第mアームと、
前記第mアームに、前記第m回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(m+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(m+1)アームと、を備え、
前記第mアームと前記第(m+1)アームとの少なくとも一方が、前記第mアームと前記第(m+1)アームとの位置合わせをするための位置決め部を有するカバーを備えることが好ましい。
これにより、ロボットのメンテナンス等を行う場合、カバーを取り外すことで、容易にメンテナンスを行うことができる。そして、メンテナンスが終了した後、カバーを取り付ける場合、位置決め部により、容易かつ迅速に、第mアームに対する第(m+1)アームの姿勢を適正な姿勢(例えば、基本姿勢)にすることができる。
本発明のロボットでは、第m(mは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第mアームと、
前記第mアームに、前記第m回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(m+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(m+1)アームと、を備え、
前記第mアームと前記第(m+1)アームとの少なくとも一方が、アーム本体部とカバーとを有し、
前記カバーは、前記アーム本体部と前記カバーとの位置合わせをするための第1位置決め部と、前記第mアームと前記第(m+1)アームとの位置合わせをするための第2位置決め部と、を備えることが好ましい。
これにより、ロボットのメンテナンス等を行う場合、カバーを取り外すことで、容易にメンテナンスを行うことができる。そして、メンテナンスが終了した後、カバーを取り付ける場合、第1位置決め部および第2位置決め部により、容易かつ迅速に、第mアームに対する第(m+1)アームの姿勢を適正な姿勢(例えば、基本姿勢)にすることができる。
本発明のロボット制御装置は、本発明のロボットの駆動を制御することを特徴とする。
このような本発明のロボット制御装置によれば、制御するロボットは、第nアーム内で配線を適確に規制することができ、これによって、配線の余長を短くすることができ、また、配線の余長のばらつきを小さくすることができる。
本発明のロボットシステムは、本発明のロボットと、
前記ロボットの駆動を制御するロボット制御装置と、を備えることを特徴とする。
このような本発明のロボットシステムによれば、第nアーム内で配線を適確に規制することができ、これによって、配線の余長を短くすることができ、また、配線の余長のばらつきを小さくすることができる。
本発明のロボット(ロボットシステム)の第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示すロボットの概略図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボット(ロボットシステム)のブロック図である。 図1に示すロボットの第4アームの斜視図である。 図1に示すロボットの第4アームの部分断面斜視図である。 図1に示すロボットの第4アームの案内部の蓋体を取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示すロボットの案内部を構成する蓋体を示す斜視図である。 図1に示すロボットの第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。 図1に示すロボットの第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。 図1に示すロボットの第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。 本発明のロボット(ロボットシステム)の第2実施形態における第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。 本発明のロボット(ロボットシステム)の第3実施形態における第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。 本発明のロボット(ロボットシステム)の第4実施形態を示す斜視図である。 図16に示すロボットにおいて、カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図16に示すロボットのロボットアームの部品を示す正面図である。 図16に示すロボットのロボットアームのカバーを示す斜視図である。 図16に示すロボットのロボットアームのカバーを示す斜視図である。
以下、本発明のロボット、ロボット制御装置およびロボットシステムを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
また、以下の実施形態では、特許請求の範囲に規定したnが4、mが3の場合を例に挙げて説明するが、nは、1以上の少なくとも1つの整数であればよく、また、mは、1以上の少なくとも1つの整数であればよい。また、nとmは、同一でもよく、また、異なっていてもよい。
<第1実施形態>
図1は、本発明のロボット(ロボットシステム)の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すロボットの概略図である。図3〜図5は、それぞれ、図1に示すロボットの正面図である。図6は、図1に示すロボット(ロボットシステム)のブロック図である。図7は、図1に示すロボットの第4アームの斜視図である。図8は、図1に示すロボットの第4アームの部分断面斜視図である。図9は、図1に示すロボットの第4アームの案内部の蓋体を取り外した状態を示す斜視図である。図10は、図1に示すロボットの案内部を構成する蓋体を示す斜視図である。図11〜図13は、それぞれ、図1に示すロボットの第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。また、図1、図3〜図5では、ケーブルの図示は省略されている。
なお、以下では、説明の都合上、図1〜図5中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図1〜図5中の基台側を「基端」または「上流」、その反対側を「先端」または「下流」と言う。また、図1〜図5中の上下方向を「鉛直方向」とし、左右方向を「水平方向」とする。また、本明細書において、「水平」とは、完全に水平な場合のみならず、水平に対して±5°以内で傾斜している場合も含む。同様に、本明細書において、「鉛直」とは、完全に鉛直な場合のみならず、鉛直に対して±5°以内で傾斜している場合も含む。また、本明細書において、「平行」とは、2つの線(軸を含む)または面が、互いに完全な平行である場合のみならず、一方と他方とのなす角が±5°以内の場合も含む。また、本明細書において、「直交」とは、2つの線(軸を含む)または面が、互いに完全な直交である場合のみならず、一方と他方とのなす角が±5°以内の場合も含む。なお、これらは、他の実施形態の図でも同様である。
図1〜図6に示すように、ロボットシステム100(産業用ロボットシステム)は、ロボット1(産業用ロボット)と、ロボット1の駆動を制御する制御装置200(ロボット制御装置)とを備えている。このロボットシステム100は、例えば、腕時計のような精密機器等を製造する製造工程等で用いることができる。また、ロボットシステム100は、例えば、当該精密機器やこれを構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の各作業を行うことができる。なお、本発明では、ロボット1が制御装置200を有していてもよい。
制御装置200は、各制御を行う制御部202と、各情報を記憶する記憶部201等を備えている。この制御装置200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)(図示せず)等が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)等で構成することができ、後述するロボット1の第1モーター401M、第2モーター402M、第3モーター403M、第4モーター404M、第5モーター405M、第6モーター406M、エンドエフェクター等の各部を制御する。また、ロボット1を制御するプログラムは、記憶部201に予め記憶されている。
制御装置200は、ロボット1(ロボット本体10)にその一部または全部が内蔵されていてもよく、また、ロボット1とは、別体であってもよい。なお、ロボット1と制御装置200とを別体で構成する場合は、例えば、ロボット1と制御装置200とをケーブル(図示せず)で電気的に接続し、有線方式で通信を行うようにしてもよく、また、前記ケーブルを省略し、無線方式で通信を行うようにしてもよい。
ロボット1は、ロボット本体10と、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405および第6駆動源406とを備えている。ロボット本体10は、基台(支持部)11と、ロボットアーム6とを備えている。
ロボットアーム6は、基台11に第1回動軸O1周りに回動可能に設けられた第1アーム12と、第1アーム12に第1回動軸O1の軸方向と異なる(本実施形態では直交する)軸方向である第2回動軸O2周りに回動可能に設けられた第2アーム13と、第2アーム13に第3回動軸O3周りに回動可能に設けられた第3アーム14と、第3アーム14に第4回動軸O4周りに回動可能に設けられた第4アーム15と、第4アーム15に第5回動軸O5周りに回動可能に設けられた第5アーム16と、第5アーム16に第6回動軸O6周りに回動可能に設けられた第6アーム17とを有している。なお、第5アーム16および第6アーム17によりリストが構成され、第6アーム17の先端(ロボットアーム6の先端)には、例えば、ハンド等のエンドエフェクターを着脱可能に取り付けることができるようになっている。以下、ロボット1について詳細に説明する。
ロボット1の種類は、特に限定されないが、本実施形態では、ロボット1は、基台11と、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14と、第4アーム15と、第5アーム16と、第6アーム17とが基端側から先端側に向ってこの順に連結された垂直多関節(6軸)ロボットである。「垂直多関節ロボット」とは、回動軸数(アーム数)が2つ以上であり、かつ、ロボットの回動軸のうちの2つの回動軸が互いに交差(直交)しているロボットのことを言う。なお、以下では、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム16および第6アーム17をそれぞれ「アーム」とも言う。また、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405および第6駆動源406をそれぞれ「駆動源」とも言う。
図3に示すように、基台11は、設置スペースの所定部分に固定(支持)される部分(取り付けられる部材)である。この固定方法としては、特に限定されず、例えば、複数本のボルトによる固定方法等を採用することができる。
本実施形態では、基台11は、設置スペースの床51(床部)の床面511に固定されている。この床面511は、水平面と平行な平面である。なお、基台11の基端部に設けられた板状のフランジ111が床面511に取り付けられているが、基台11の床面511への取り付け箇所は、これに限定されない。
なお、基台11には、後述する関節171が含まれていてもよく、また、含まれていなくてもよい(図2参照)。
また、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム16および第6アーム17は、それぞれ、基台11に対し独立して変位可能に支持されている。
図1および図3に示すように、第1アーム12は、屈曲した形状をなしている。すなわち、第1アーム12は、図1および図3の状態で説明すると、基台11に接続され(設けられ)、基台11から後述する第1回動軸O1の軸方向(鉛直方向)であって図1中上側に延出した第1部分121と、第1部分121の図1中の側部から第2回動軸O2の軸方向(水平方向)であって図1中左側に延出し、かつ途中で90°湾曲して第1回動軸O1の軸方向(鉛直方向)であって図1中上側に延出した第2部分122とを有している。本実施形態では、第2部分122の第1部分121の図1中の側部から図1中左側に延出する部分は、完全な水平方向よりも図1中の上側に向って若干傾斜している。また、第1部分121は、図1中の上側に、平坦な平面部1211を有している。これら第1部分121および第2部分122は、一体で形成されている。第1部分121と第2部分122との境界Aは、図示の通りである。なお、この第1アーム12の形状は、1例であり、この形状に限定されるものではない。
第2アーム13は、長手形状をなし、第1アーム12の先端部、すなわち、第2部分122の先端部に接続されている(設けられている)。
第3アーム14は、長手形状をなし、第2アーム13の先端部に接続されている(設けられている)。
第4アーム15は、第3アーム14の先端部に接続されている(設けられている)。第4アーム15は、互いに対向する1対の支持部151、152を有している。支持部151、152は、第4アーム15の第5アーム16との接続に用いられる。
第5アーム16は、支持部151、152の間に位置し、支持部151、152に接続されることで第4アーム15と連結している(第4アーム15に設けられている)。なお、第4アーム15は、この構造に限らず、例えば、支持部が1つ(片持ち)であってもよい。
第6アーム17は、第5アーム16の先端部に接続されている(設けられている)。また、第6アーム17には、その先端部(第5アーム16と反対側の端部)に、エンドエフェクターとして、例えば、腕時計等のような精密機器、部品等を把持するハンドが着脱可能に装着される。このハンドの駆動は、制御装置200により制御される。なお、ハンドとしては、特に限定されず、例えば、複数本の指部(フィンガー)を有する構成のものが挙げられる。そして、このロボット1は、ハンドで精密機器、部品等を把持したまま、アーム12〜17等の動作を制御することにより、当該精密機器、部品を搬送すること等の各作業を行うことができる。
図1〜図3に示すように、第1アーム12は、基台11に設けられている。これにより、ロボット1を設置する場合に、基台11を設置することで、その設置作業を容易に行うことができる。
具体的には、基台11と第1アーム12とは、関節(ジョイント)171を介して連結されている。関節171は、第1アーム12を基台11に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第1アーム12は、基台11に対し、鉛直方向に延在する(沿う)第1回動軸O1を中心に(第1回動軸O1周りに)回動可能となっている。また、第1回動軸O1は、基台11が取り付けられた床51の床面511の法線と一致している。また、第1回動軸O1は、ロボット1の最も上流側にある回動軸である。この第1回動軸O1周りの回動は、第1モーター401Mおよび減速機(図示せず)を有する第1駆動部(駆動部)である第1駆動源401の駆動によりなされる。
また、第1アーム12の回動可能な角度は、特に限定されないが、90°以下に設定されていることが好ましい。これにより、ロボット1の周囲に障害物が有る場合でも、容易に、その障害物を回避して動作することができ、また、タクトタイムを短縮することができる。
なお、以下では、第1モーター401Mと、後述する第2モーター402M、第3モーター403M、第4モーター404M、第5モーター405Mおよび第6モーター406Mとをそれぞれ「モーター」とも言う。
また、第1アーム12と第2アーム13とは、関節(ジョイント)172を介して連結されている。関節172は、第1アーム12と第2アーム13のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第2アーム13は、第1アーム12に対し、水平方向に延在する(沿う)第2回動軸O2を中心に(第2回動軸O2周りに)回動可能となっている。また、第2回動軸O2と第1回動軸O1とは、ねじれの位置にあり、第2回動軸O2は、第1回動軸O1と直交(交差)する軸と平行である。すなわち、図3に示すように、第2回動軸O2は、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1回動軸O1から距離D0だけ離間している。この第2回動軸O2周りの回動は、第2モーター402Mおよび減速機(図示せず)を有する第2駆動部(駆動部)である第2駆動源402の駆動によりなされる。
また、第2アーム13と第3アーム14とは、関節(ジョイント)173を介して連結されている。関節173は、第2アーム13と第3アーム14のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第3アーム14は、第2アーム13に対して、水平方向に延在する第3回動軸O3を中心に(第3回動軸O3周りに)回動可能となっている。また、第3回動軸O3は、第2回動軸O2と平行である。この第3回動軸O3周りの回動は、第3モーター403Mおよび減速機(図示せず)を有する第3駆動部(駆動部)である第3駆動源403の駆動によりなされる。
また、第3アーム14と第4アーム15とは、関節(ジョイント)174を介して連結されている。関節174は、第3アーム14と第4アーム15のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第4アーム15は、第3アーム14(基台11)に対し、第4回動軸O4を中心に(第4回動軸O4周りに)回動可能となっている。また、第4回動軸O4は、第3回動軸O3と直交(交差)している。この第4回動軸O4周りの回動は、第4モーター404Mおよび減速機(図示せず)を有する第4駆動部(駆動部)である第4駆動源404の駆動によりなされる。
なお、第4回動軸O4は、第3回動軸O3に直交(交差)する軸と平行であってもよい。すなわち、第4回動軸O4と第3回動軸O3とは、軸方向が互いに異なっていればよい。
また、第4アーム15と第5アーム16とは、関節(ジョイント)175を介して連結されている。関節175は、第4アーム15と第5アーム16の一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第5アーム16は、第4アーム15に対し、第5回動軸O5を中心に(第5回動軸O5周りに)回動可能となっている。また、第5回動軸O5は、第4回動軸O4と直交(交差)している。この第5回動軸O5周りの回動は、第5駆動部(駆動部)である第5駆動源405の駆動によりなされる。第5駆動源405は、第5モーター405Mと、減速機(図示せず)と、第5モーター405Mの軸部に連結された第1プーリー(図示せず)と、第1プーリーに離間して配置され、減速機の軸部に連結された第2プーリー(図示せず)と、第1プーリーと第2プーリーとに掛け渡されたベルト(図示せず)とを有している。
なお、第5回動軸O5は、第4回動軸O4に直交(交差)する軸と平行であってもよい。すなわち、第5回動軸O5と第4回動軸O4とは、軸方向が互いに異なっていればよい。
また、第5アーム16と第6アーム17とは、関節(ジョイント)176を介して連結されている。関節176は、第5アーム16と第6アーム17の一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第6アーム17は、第5アーム16に対し、第6回動軸O6を中心に(第6回動軸O6周りに)回動可能となっている。また、第6回動軸O6は、第5回動軸O5と直交(交差)している。この第6回動軸O6周りの回動は、第6モーター406Mおよび減速機(図示せず)を有する第6駆動部(駆動部)である第6駆動源406の駆動によりなされる。
なお、第6回動軸O6は、第5回動軸O5に直交(交差)する軸と平行であってもよい。すなわち、第6回動軸O6と第5回動軸O5とは、軸方向が互いに異なっていればよい。
なお、駆動源401〜406においては、それぞれ、減速機が省略されていてもよい。また、アーム12〜17においては、それぞれ、そのアーム12〜17を制動するブレーキ(制動装置)が設けられていてもよく、また、省略されていてもよい。
前記モーター401M〜406Mとしては、特に限定されず、例えば、ACサーボモーター、DCサーボモーター等のサーボモーター等が挙げられる。
また、前記各ブレーキとしては、特に限定されず、例えば、電磁ブレーキ等が挙げられる。
また、駆動源401〜406のモーター401M〜406Mまたは各減速機には、それぞれ、第1アーム12の位置を検出する第1位置検出部として第1エンコーダー、第2アーム13の位置を検出する第2位置検出部として第2エンコーダー、第3アーム14の位置を検出する第3位置検出部として第3エンコーダー、第4アーム15の位置を検出する第4位置検出部として第4エンコーダー、第5アーム16の位置を検出する第5位置検出部として第5エンコーダー、第6アーム17の位置を検出する第6位置検出部として第6エンコーダーが設けられている(いずれのエンコーダーも図示せず)。各エンコーダーにより、それぞれ、駆動源401〜406のモーター401M〜406Mまたは各減速機の回転軸の回転角度を検出する。
以上、ロボット1の構成について簡単に説明した。
次に、第1アーム12〜第6アーム17の関係について説明するが、表現等を変え、種々の視点から説明する。また、第3アーム14〜第6アーム17については、これらを真っ直ぐに伸ばした状態、すなわち、最も長くした状態、換言すれば、第4回動軸O4と第6回動軸O6とが一致しているか、または平行である状態で考えることとする。
まず、図4に示すように、第1アーム12の長さL1(アーム長さ)は、第2アーム13の長さL2よりも長い。これにより、図5に示すように、第2回動軸O2(図4参照)の軸方向から見て、容易に第1アーム12と第2アーム13とが重なることができる。
ここで、第1アーム12の長さL1とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と、第1アーム12を回動可能に支持する軸受部62の図4中の左右方向に延びる中心線621との間の距離である。
また、前述したように、第2アーム13の長さL2とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と、第2アーム13の先端との間の距離である。
また、図5に示すように、第2回動軸O2(図4参照)の軸方向から見て、第1アーム12(第1回動軸O1)と第2アーム13とのなす角度θ(図4参照)を0°にすることが可能なように構成されている。換言すれば、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と第2アーム13とが重なることが可能、すなわち、第1アーム12と第2アーム13とが重なる状態となることが可能なように構成されている。これにより、ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる場合にロボット1が干渉しないようにするための空間を小さくすることができる。
また、第2アーム13は、角度θが0°の場合、すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と第2アーム13とが重なった場合、第1アーム12の第1部分121と干渉しないように構成されている。
ここで、前記第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θとは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線(第2回動軸O2の軸方向から見た場合の第2アーム13の中心軸)61と、第1回動軸O1とのなす角度である。
また、第1アーム12を回動させず、第2アーム13を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、第2アーム13の先端(ロボットアーム6の先端(第6アーム17の先端))を、第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることが可能である。なお、第3アーム14〜第6アーム17は、それぞれ、必要に応じて回動させる。
また、第2アーム13の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる際(ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる際)は、第1回動軸O1の軸方向から見て、第2アーム13の先端およびロボットアーム6の先端は、直線上を移動する。
また、第3アーム14〜第6アーム17の合計の長さ(最大の長さ)L3は、第2アーム13の長さL2よりも長く設定されている。
これにより、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と第3アーム14とを重ねたとき、第2アーム13から第6アーム17の先端を突出させることができる。これによって、ハンドが、第1アーム12および第2アーム13と干渉することを防止することができる。
ここで、第3アーム14〜第6アーム17の合計の長さ(最大の長さ)L3とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第3回動軸O3と、第6アーム17の先端との間の距離である(図4参照)。この場合、第3アーム14〜第6アーム17は、図4に示すように、第4回動軸O4と第6回動軸O6とが一致しているか、または平行である状態である。
また、図5に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と、第3アーム14とが重なることが可能なように構成されている。
すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14とが同時に重なることが可能なように構成されている。
このロボット1では、上記のような関係を満たすことにより、第1アーム12を回動させず、第2アーム13、第3アーム14を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、第6アーム17の先端(ハンド)を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることができる。そして、この動作を用いて、効率良く、ロボット1を駆動することができ、また、ロボット1が干渉しないようにするために設ける空間を小さくすることができ、また、最後に述べるような種々の利点を有する。
また、図1および図3に示すように、ロボット1は、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と第3アーム14とが重なり、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線61が第1回動軸O1と直交(交差)している姿勢(状態)をとることができる。この図3に示すロボット1の姿勢は、ロボット1の基本姿勢である。
ロボット1(ロボットアーム6)の基本姿勢とは、第1アーム12〜第6アーム17を駆動する第1駆動源401〜第6駆動源406に設けられているエンコーダーがすべて原点のときの姿勢、すなわち、第1アーム12〜第6アーム17がすべて基本姿勢のときの姿勢を言う。
また、第1アーム12〜第6アーム17の基本姿勢とは、それぞれ、そのアームを駆動する駆動源に設けられているエンコーダーが原点のときの姿勢を言う。
また、第2アーム13の基本姿勢では、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13が第1回動軸O1と直交(交差)している。すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線61が第1回動軸O1と直交(交差)している。換言すれば、直線61は、水平方向に延在する。これにより、第2アーム13が基本姿勢を中心にして順方向および逆方向に回動することで、例えば、側面と床51との間等の側面とロボット1の設置面との間で作業を迅速に行うことができる。
また、ロボット1の基本姿勢は、変更可能であってもよく、また、変更不能であってもよい。
このようなロボット1では、前述したように、第1回動軸O1と第2回動軸O2とは、ねじれの位置にあり、第2回動軸O2は、第1回動軸O1と直交(交差)する軸と平行である。すなわち、図3に示すように、第2回動軸O2は、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1回動軸O1から距離D0(離間距離)だけ離間している。このため、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側(基台11側)へのアクセスを容易に行うことができる。そのため、ロボット1を用途や目的等に応じた多種多様な作業に用いることができる。
図11〜図13に示すように、このロボット1では、ロボットアーム6は、第4アーム15の内部でケーブル20を規制可能な構造を有している。ケーブル20は、配線の1例であり、本実施形態では、複数の配線を内部に有し、第6アーム17の先端に取り付けられたエンドエフェクター(図示せず)と制御装置200とを電気的に接続する部材(機構)の一部を構成している。すなわち、ケーブル20は、第4アーム15の基端部に設けられたコネクター1501に、その一端部が接続され、第4アーム15の途中の側面から、第4アーム15の内部に入り、第4アーム15の内部、第5アーム16の内部および第6アーム17の内部を通り、ケーブル20の他端部は、エンドエフェクターに接続されている。なお、ケーブル20は、コネクター1501とエンドエフェクターとを電気的に接続する構成に限定されず、例えば、制御装置200とエンドエフェクターとを1本で電気的に接続する構成であってもよい。以下、具体的に説明する。
図7〜図9に示すように、第4アーム15は、ケーブル20を第4回動軸O4に垂直な方向(回動軸O4を法線とする平面上の任意の方向)と異なる方向に案内する案内部3を有している。本実施形態では、案内部3は、第4アーム15の後述する出口部312よりも先端側においてケーブル20を第4回動軸O4に沿うように案内する(図11参照)。
この案内部3は、第4アーム15の所定の部分に着脱可能に取り付けられた1対の蓋体30(図10参照)を有している。これにより、容易にケーブル20を貫通孔31に挿通させたり、取り外したりすることができる。なお、本実施形態では、各蓋体30は、それぞれ、ネジ留めされているが、他の方法で取り付けられていてもよい。また、案内部3の各蓋体30の部分は、それぞれ、第4アーム15に対して離脱不能(着脱不能)、例えば、第4アーム15と一体的に形成されていてもよい。以下、案内部3について説明する。
案内部3は、ケーブル20を挿通し、そのケーブル20を案内することが可能な1対の貫通孔31を有している。各貫通孔31は、それぞれ、入口部311と、共通の出口部312(開口部)とを有し、出口部312の近傍で合流している。本実施形態では、ケーブル20は、一方の貫通孔31を挿通し、その貫通孔31により、出口部312よりも先端側において第4回動軸O4に沿うように案内されている(図11参照)。
すなわち、案内されたケーブル20は、第5アーム16の基本姿勢(第5アーム16を伸ばした状態)(図11参照)で、出口部312よりも先端側において第4回動軸O4上に位置している。特に、ケーブル20は、出口部312から第5アーム16の貫通孔161の入口部までは、第4回動軸O4上に位置している。
ここで、案内されたケーブル20は、第4回動軸O4上に位置している場合に限らず、第4回動軸O4と平行であってもよい。
また、案内されたケーブル20は、第4回動軸O4に対して90°未満の範囲内で傾斜していてもよい。この場合、ケーブル20の第4回動軸O4に対する傾斜角度は、0°以上、45°以下であることが好ましく、0°以上、15°以下であることがさらに好ましい。
また、案内されたケーブル20の第4回動軸O4に対して傾斜する部分は、一部分であってもよく、全体であってもよい。
また、各貫通孔31の配置は、特に限定されないが、本実施形態では、各貫通孔31は、第4回動軸O4の軸方向から見て、第4回動軸O4を中心として、180°異なる位置に配置されている。
各貫通孔31は、同様であるので、以下では、代表的に、一方の貫通孔31について説明する。なお、各貫通孔31は、異なっていてもよい。
図11に示すように、貫通孔31は、第5回動軸O5の軸方向から見て、第4回動軸O4に対して傾斜する部分を有している。すなわち、貫通孔31の入口部311と出口部312との間の部分は、第5回動軸O5の軸方向から見て、第4回動軸O4に対して傾斜している。これにより、ケーブル20を第4回動軸O4に沿うように適確に案内することができる。貫通孔31の入口部311と出口部312との間の部分の第4回動軸O4に対する傾斜角度(角度)は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるが、5°以上、85°以下であることが好ましく、15°以上、80°以下であることがより好ましく、45°以上、75°以下であることがさらに好ましい。なお、貫通孔31は、第5回動軸O5の軸方向から見て、第4回動軸O4に対して傾斜していなくてもよい。
また、貫通孔31の入口部311は、第4アーム15の側面であって、第4アーム15の図11中の上側、すなわち、第4回動軸O4および第5回動軸O5のそれぞれと直交する軸と平行な軸方向に設けられている。
また、入口部311の開口の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、円形や楕円形のような丸まった形状をなしている。これにより、ケーブル20を入口部311から貫通孔31に容易かつ円滑に挿入することができる。
また、入口部311は、テーパー状をなし、入口部311の径は、入口部311側から出口部312側に向って漸減している。
また、貫通孔31の出口部312は、第4アーム15の基端部であって、第4回動軸O4の軸方向から見て第4回動軸O4上に配置されている。すなわち、出口部312(特に、出口部312の中心部)を第4回動軸O4が通過している。また、出口部312の開口の法線は、第4回動軸O4と一致している。この出口部312は、第4回動軸O4を含む開口部の1例である。
また、出口部312の開口の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、四角形をなし、ケーブル20の摩耗を抑制するために、四角形の四辺の内側稜線(ケーブル20と出口部312とが接触する部分)は、丸まっている。
また、図11に示す第5アーム16を伸ばした状態、すなわち、第5アーム16の基本姿勢において、第5アーム16は、第4回動軸O4上に延在する貫通孔161を有し、第6アーム17は、第4回動軸O4上に延在する貫通孔178を有している。貫通孔161は、貫通孔178および第4アーム15の内部と連通している。なお、第5アーム16は、貫通孔161を有していなくてもよく、また、第6アーム17は、貫通孔178を有していなくてもよい。
次に、第5アームを回動させた場合のケーブル20の動きについて説明する。
図11に示すように、一端部がコネクター1501に接続されているケーブル20は、貫通孔31の入口部311から貫通孔31に挿入され、出口部312でケーブル20の方向が第4回動軸O4に向くように規制され、第4回動軸O4に沿うように案内される。また、ケーブル20は、第4アーム15の内部を通り、第5アーム16の貫通孔161および第6アーム17の貫通孔178を挿通している。このケーブル20の他端部は、エンドエフェクターに接続されている。
図11に示す第5アーム16を伸ばした状態、すなわち、第5アーム16の基本姿勢から、図12に示すように、第5アーム16を図12中の時計回りに90°回動させると、ケーブル20は、第5アーム16とともに曲がる。この場合、ケーブル20は、案内部3により第4回動軸O4に沿うように案内されているので、第5アーム16を図12中の時計回りに90°回動させた場合と、第5アーム16を伸ばした状態とで、必要となるケーブル20の長さの差は小さい。
また、図11に示す第5アーム16を伸ばした状態から、図13に示すように、第5アーム16を図13中の反時計回りに90°回動させると、ケーブル20は、第5アーム16とともに曲がる。この場合、ケーブル20は、案内部3により第4回動軸O4に沿うように案内されているので、第5アーム16を図13中の反時計回りに90°回動させた場合と、第5アーム16を伸ばした状態とで、必要となるケーブル20の長さの差は小さい。
このように、案内部3によりケーブル20を規制し、ケーブル20を第4回動軸O4に沿うように案内することにより、第5アーム16を伸ばした場合と曲げた場合とで必要となるケーブルの長さの差が小さくなる。また、前記差のばらつきも小さくなる。これにより、ケーブル20の余長を短くすることができ、また、ケーブル20の余長のばらつきを小さくすることができる。
以上説明したように、ロボット1によれば、第4アーム15内でケーブル20を適確に規制することができる。これにより、ケーブル20の余長を短くすることができ、また、ケーブル20の余長のばらつきを小さくすることができる。そして、これによって、ロボット1を小型化することが可能である。
また、前述したように、ロボット1では、第1アーム12を回動させず、第2アーム13、第3アーム14等を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることができる。
これにより、ロボット1が干渉しないようにするための空間を小さくすることができる。
すなわち、まずは、ロボット1の幅方向(生産ラインの方向)の稼働領域を小さくすることができ、これにより、ロボット1を生産ラインに沿って、単位長さ当たりに多く配置することができ、生産ラインを短縮することができる。
また、ロボットアーム6の先端を移動させる場合、ロボット1の動きを少なくすることができる。例えば、第1アーム12を回動させないか、または、第1アーム12の回動角度を小さくすることができ、これにより、タクトタイムを短縮することができ、作業効率を向上させることができる。
また、ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる動作(以下、「ショートカットモーション」とも言う)を、従来のロボットのように単純に第1アーム12を第1回動軸O1周りに回動させて実行しようとすると、ロボット1がその近傍の壁(図示せず)や周辺装置(図示せず)に干渉する虞があるので、その干渉を回避するための退避点をロボット1に教示する必要がある。例えば、第1アーム12のみを第1回動軸O1周りに90°回転させるとロボット1が壁に干渉する場合は、他のアームも回動させることで、壁に干渉しないように退避点を教示する必要がある。同様に、ロボット1が周辺装置にも干渉する場合は、周辺装置に干渉しないようにさらに退避点をロボット1に教示する必要がある。このように従来のロボットでは、多数の退避点を教示することが必要であり、特に、ロボット1の周辺の空間が小さい場合は、膨大な数の退避点が必要になり、教示に多くの手間および長い時間を要する。
これに対し、ロボット1では、前記ショートカットモーションを実行する場合、干渉する虞がある領域や部分が非常に少なくなるため、教示する退避点の数を低減することができ、教示に要する手間および時間を低減することができる。すなわち、ロボット1では、教示する退避点の数は、例えば、従来のロボットの1/3程度になり、飛躍的に教示が容易になる。
また、第3アーム14および第4アーム15の図1中の第2アーム13と反対側(図1中の手前側)の領域(部分)は、ロボット1がロボット1自身および他の部材と干渉しないか、または干渉し難い領域(部分)である。このため、前記領域に、所定の部材を搭載した場合、その部材は、ロボット1および周辺装置等に干渉し難い。このため、ロボット1では、前記領域に、所定の部材を搭載することが可能である。特に、前記領域のうち、第3アーム14の図1中の第2アーム13と反対側の領域に前記所定の部材を搭載する場合は、その部材が図示しない作業台上に配置された周辺装置(図示せず)と干渉する確率はさらに低くなるので、より効果的である。
前記領域に搭載可能なものとしては、例えば、ハンド、ハンドアイカメラ等のセンサーの駆動を制御する制御装置、吸着機構の電磁弁等が挙げられる。
具体例としては、例えば、ハンドに吸着機構を設ける場合、前記領域に電磁弁等を設置すると、ロボット1が駆動する際に前記電磁弁が邪魔にならない。このように、前記領域は、利便性が高い。
なお、本実施形態では、ケーブル20は、1対の貫通孔31のうちの一方の貫通孔31を挿通するように配置されているが、これに限定されず、例えば、ケーブル20は、1対の貫通孔31のうちの他方の貫通孔31を挿通するように配置されていてもよい。
また、本実施形態では、案内部3は、1対の貫通孔31を有しているが、貫通孔31の数は、これに限定されず、例えば、1つでもよく、また、3つ以上でもよい。また、貫通孔31に代えて、溝を設けてもよい。
以上説明したように、ロボット1は、第4回動軸O4(第n(nは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸)周りに回動可能な第4アーム15(第nアーム)と、第4アーム15(第nアーム)に、第4回動軸O4(第n回動軸)の軸方向と異なる軸方向である第5回動軸(第(n+1)回動軸)周りに回動可能に設けられた第5アーム16(第(n+1)アーム)とを備えている。また、第4アーム15(第nアーム)は、第4回動軸O4(第n回動軸)の軸方向から見て第4回動軸O4(第n回動軸)を含む出口部312(開口部)を有し、ケーブル20(配線)を第4回動軸O4(第n回動軸)に垂直な方向と異なる方向に案内する案内部3を有している。
このようなロボット1によれば、第4アーム15内でケーブル20を適確に規制することができ、これによって、ケーブル20の余長を短くすることができ、また、ケーブル20の余長のばらつきを小さくすることができる。
また、案内部3は、ケーブル20(配線)を第4回動軸O4(第n回動軸)に沿うように案内する。これにより、適確に、ケーブル20の余長を短くすることができ、また、ケーブル20の余長のばらつきを小さくすることができる。
また、第5アーム16(第(n+1)アーム)は、貫通孔161を有し、ケーブル20(配線)は、貫通孔161を通る。これにより、貫通孔161にケーブル20を挿通し、ケーブル20をエンドエフェクターに接続することができる。
また、案内部3は、ケーブル20(配線)の案内方向が第4回動軸O4(第n回動軸)に対して傾斜する部分を有している。これにより、ケーブル20を適確に案内することができる。
また、案内部3は、少なくとも第4アーム15(第nアーム)に対して着脱可能な蓋体30(部分)を有している。これにより、ケーブル20を第4アーム15内に容易に設けることができる。
また、制御装置200(ロボット制御装置)は、ロボット1の駆動を制御する。
このような制御装置200によれば、制御するロボット1は、第4アーム15内でケーブル20を適確に規制することができ、これによって、ケーブル20の余長を短くすることができ、また、ケーブル20の余長のばらつきを小さくすることができる。
また、ロボットシステム100は、ロボット1と、ロボット1の駆動を制御する制御装置200(ロボット制御装置)とを備えている。
このようなロボットシステム100によれば、第4アーム15内でケーブル20を適確に規制することができ、これによって、ケーブル20の余長を短くすることができ、また、ケーブル20の余長のばらつきを小さくすることができる。
<第2実施形態>
図14は、本発明のロボット(ロボットシステム)の第2実施形態における第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。
以下、第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図14に示すように、第2実施形態のロボット1(ロボットシステム100)(図1参照)では、2つのケーブル20、21が設けられている。
ケーブル20は、第1実施形態と同様に、案内部3の1対の貫通孔31のうちの一方の貫通孔31を挿通している。また、ケーブル21は、案内部3の1対の貫通孔31のうちの他方の貫通孔31を挿通している。このようにして、案内部3は、2つのケーブル20、21を規制し、第4回動軸O4に沿うように案内する。
以上のような第2実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
また、このロボット1では、複数の配線をケーブル20とケーブル21とに振り分けることができ、エンドエフェクターに応じて、複数の配線を適切に振り分けることが可能である。
<第3実施形態>
図15は、本発明のロボット(ロボットシステム)の第3実施形態における第4アーム、第5アームおよび第6アームの断面図である。
以下、第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図15に示すように、第3実施形態のロボット1(ロボットシステム100)(図1参照)では、第2実施形態と同様に、2つのケーブル20、21が設けられている。
また、第4アーム15の内部には、第2実施形態の第4アーム15の内部の構造物の角部(一部)を欠損させた形状をなす傾斜部162、163が形成されている。
この傾斜部162により、第5アーム16を伸ばした状態から、図15に示すように、第5アーム16を図15中の時計回りに90°を超える角度、回動させた場合、ケーブル20が第4アーム15の内部の構造物に干渉することを抑制することができる。
同様に、傾斜部163により、第5アーム16を伸ばした状態から、第5アーム16を図15中の反時計回りに90°を超える角度、回動させた場合(図示せず)、ケーブル20が第4アーム15の内部の構造物に干渉することを抑制することができる。
以上のような第3実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
図16は、本発明のロボット(ロボットシステム)の第4実施形態を示す斜視図である。図17は、図16に示すロボットにおいて、カバーを取り外した状態を示す斜視図である。図18は、図16に示すロボットのロボットアームの部品を示す正面図である。図19および図20は、それぞれ、図16に示すロボットのロボットアームのカバーを示す斜視図である。
以下、第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図16および図17に示すように、第4実施形態のロボット1(ロボットシステム100)(図1参照)では、第3アーム14は、アーム本体部141と、アーム本体部141に着脱可能に取り付けられるカバー142とを有している。
アーム本体部141は、カバー142が取り付けられる図17および図18に示す取付部材143を有している。取付部材143は、円板の一部を欠損させた形状をなしており、その外周部に溝1431(凹部)を有している。
また、図16および図19に示すように、カバー142は、第4回動軸O4の軸方向から見て、円弧状をなしており、その内周部に、取付部材143の溝1431と係合可能なリブ1421(凸部)を有している。また、リブ1421の位置や延在する方向は、特に限定されないが、本実施形態では、リブ1421は、第4回動軸O4の軸方向から見て、カバー142の中央部に配置されている。また、本実施形態では、リブ1421および溝1431は、それぞれ、第4回動軸O4の軸方向と平行な軸方向に延在している。
また、カバー142は、その外周部に、マーカー1422(指標)を有している。マーカー1422の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、三角形をなしている。また、マーカー1422の形成方法は、特に限定されず、マーカー1422は、例えば、周囲と異なる色で表示したり、凹部や凸部を形成することにより、設けることが可能である。
また、第4アーム15は、アーム本体部154と、アーム本体部154に着脱可能に取り付けられるカバー155とを有している。
アーム本体部154は、カバー155が取り付けられる図17に示す取付部材153を有している。取付部材153は、円板の一部を欠損させた形状をなしており、その外周部に溝1531(凹部)を有している。
また、図16および図20に示すように、カバー155は、第4回動軸O4の軸方向から見て、円弧状をなしており、その内周部に、取付部材153の溝1531と係合可能なリブ1551(凸部)を有している。また、リブ1551の位置や延在する方向は、特に限定されないが、本実施形態では、リブ1551は、第4回動軸O4の軸方向から見て、カバー155の中央部に配置されている。また、本実施形態では、リブ1551および溝1531は、それぞれ、第4回動軸O4の軸方向と平行な軸方向に延在している。
また、カバー155は、その外周部に、マーカー1552(指標)を有している。マーカー1552の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、三角形をなしている。また、マーカー1552の形成方法は、特に限定されず、マーカー1552は、例えば、周囲と異なる色で表示したり、凹部や凸部を形成することにより、設けることが可能である。
ここで、カバー142のリブ1421と、取付部材143の溝1431とは、それぞれ、そのリブ1421と溝1431とが係合した場合に、アーム本体部141とカバー142との位置関係が適正な位置関係となるように設けられている。
この溝1431およびリブ1421は、アーム本体部141とカバー142との位置合わせ(位置決め)をするための第1位置決め部の1例である。
同様に、カバー155のリブ1551と、取付部材153の溝1531とは、それぞれ、そのリブ1551と溝1531とが係合した場合に、アーム本体部154とカバー155との位置関係が適正な位置関係となるように設けられている。
この溝1531およびリブ1551は、アーム本体部154とカバー155との位置合わせをするための第1位置決め部の1例である。
また、カバー142のマーカー1422と、カバー155のマーカー1552とは、それぞれ、そのマーカー1422とマーカー1552とが一致した場合に、第3アーム14と第4アーム15との位置関係が適正な位置関係となるように設けられている。
具体的には、本実施形態では、図1および図3に示す第4アーム15の姿勢が第4アーム15の正しい基本姿勢であるが、図16に示すように、マーカー1422とマーカー1552とが一致した状態で第4アーム15の姿勢がその正しい基本姿勢となるように、マーカー1422、1552が設けられている。
このマーカー1422およびマーカー1552は、第3アーム14と第4アーム15との位置合わせをするための第2位置決め部の1例である。
また、溝1431、1531、リブ1421、1551、マーカー1422、1552は、第3アーム14と第4アーム15との位置合わせをするための位置決め部の1例である。
カバー142、155を取り外し、メンテナンス等を行い、その後、カバー142、155を取り付ける場合は、まず、カバー142とカバー155とのいずれか一方を対応するアーム本体部に取り付ける。
カバー142をアーム本体部141に取り付ける場合は、カバー142のリブ1421とアーム本体部141の溝1431とを係合させ、アーム本体部141に対するカバー142の位置合わせ(位置決め)を行う。これにより、容易、迅速かつ適確に、アーム本体部141に対してカバー142を適正な姿勢で取り付けることができる。また、リブ1421は、第4回動軸O4の軸方向から見て、カバー142の中央部に配置されているので、前記位置合わせを精度良く行うことができる。なお、本実施形態では、カバー142は、ネジ留めされるようになっているが、他の方法で取り付けるようにしてもよい。
同様に、カバー155をアーム本体部154に取り付ける場合は、カバー155のリブ1551とアーム本体部154の溝1531とを係合させ、アーム本体部154に対するカバー155の位置合わせを行う。これにより、容易、迅速かつ適確に、アーム本体部154に対してカバー155を適正な姿勢で取り付けることができる。また、リブ1551は、第4回動軸O4の軸方向から見て、カバー155の中央部に配置されているので、前記位置合わせを精度良く行うことができる。なお、本実施形態では、カバー155は、ネジ留めされるようになっているが、他の方法で取り付けるようにしてもよい。
次に、第4アーム15の回動角度を調整し、第4アーム15のマーカー1552と、第3アーム14のマーカー1422とを一致させる。そして、第4駆動源404に設けられている第4エンコーダー(図示せず)をリセットする。これにより、第4アーム15の姿勢が正しい基本姿勢になっている状態で、第4エンコーダーがリセットされる(原点になる)。
以上のような第4実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
また、このロボット1では、ロボット1のメンテナンス等を行う場合、カバー142、155を取り外すことで、容易にメンテナンスを行うことができる。そして、メンテナンスが終了した後、カバー142、155を取り付ける場合、容易かつ迅速に、第3アーム14に対する第4アーム15の姿勢を適正な姿勢(例えば、基本姿勢)にすることができる。
なお、本実施形態では、カバー142がリブ1421を有し、取付部材143が溝1431を有しているが、これに限らず、例えば、カバー142が溝(凹部)を有し、取付部材143がその溝と係合可能なリブ(凸部)を有していてもよい。
また、本実施形態では、カバー155がリブ1551を有し、取付部材153が溝1531を有しているが、これに限らず、例えば、カバー155が溝(凹部)を有し、取付部材153がその溝と係合可能なリブ(凸部)を有していてもよい。
以上説明したように、ロボット1は、第3回動軸O3(第m回動軸)周りに回動可能な第3アーム14(第mアーム)と、第3アーム14(第mアーム)に、第3回動軸O3(第m回動軸)の軸方向と異なる軸方向である第4回動軸O4(第(m+1)回動軸)周りに回動可能に設けられた第4アーム15(第(m+1)アーム)とを備えている。
また、第3アーム14(第mアーム)と第4アーム15(第(m+1)アーム)との少なくとも一方は、第3アーム14(第mアーム)と第4アーム15(第(m+1)アーム)との位置合わせをするための位置決め部(溝1431、1531、リブ1421、1551、マーカー1422、1552)を有するカバー(カバー142、155)を備えている。
これにより、ロボット1のメンテナンス等を行う場合、カバー142、155を取り外すことで、容易にメンテナンスを行うことができる。そして、メンテナンスが終了した後、カバー142、155を取り付ける場合、溝1431、1531、リブ1421、1551、マーカー1422、1552により、容易かつ迅速に、第3アーム14に対する第4アーム15の姿勢を適正な姿勢(例えば、基本姿勢)にすることができる。
より詳細には、ロボット1は、第3回動軸O3(第m回動軸)周りに回動可能な第3アーム14(第mアーム)と、第3アーム14(第mアーム)に、第3回動軸O3(第m回動軸)の軸方向と異なる軸方向である第4回動軸O4(第(m+1)回動軸)周りに回動可能に設けられた第4アーム15(第(m+1)アーム)とを備えている。
また、第3アーム14(第mアーム)と第4アーム15(第(m+1)アーム)との少なくとも一方は、アーム本体部(アーム本体部141、154)とカバー(カバー142、155)とを有し、カバー(カバー142、155)は、アーム本体部(アーム本体部141、154)とカバー(カバー142、155)との位置合わせをするための第1位置決め部(溝1431、1531、リブ1421、1551)と、第3アーム14(第mアーム)と第4アーム15(第(m+1)アーム)との位置合わせをするための第2位置決め部(マーカー1422、1552)とを備えている。
これにより、ロボット1のメンテナンス等を行う場合、カバー142、155を取り外すことで、容易にメンテナンスを行うことができる。そして、メンテナンスが終了した後、カバー142、155を取り付ける場合、溝1431、1531、リブ1421、1551、マーカー1422、1552により、容易かつ迅速に、第3アーム14に対する第4アーム15の姿勢を適正な姿勢(例えば、基本姿勢)にすることができる。
以上、本発明のロボット、ロボット制御装置およびロボットシステムを、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前記実施形態では、ロボットの基台の固定箇所は、設置スペースにおける床であるが、本発明では、これに限定されず、この他、例えば、天井、壁、作業台、地上等が挙げられる。
また、本発明では、ロボットは、セル内に設置されていてもよい。この場合、ロボットの基台の固定箇所としては、例えば、セルの床部、天井部、壁部、作業台等が挙げられる。
また、前記実施形態では、ロボット(基台)が固定される平面(面)である第1面は、水平面と平行な平面(面)であるが、本発明では、これに限定されず、例えば、水平面や鉛直面に対して傾斜した平面(面)でもよく、また、鉛直面と平行な平面(面)であってもよい。すなわち、第1回動軸は、鉛直方向や水平方向に対して傾斜していてもよく、また、水平方向に延在していてもよい。
また、前記実施形態では、ロボットが有するロボットアームの回動軸の数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットアームの回動軸の数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つまたは7つ以上でもよい。また、前記実施形態では、ロボットが有するアームの数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットが有するアームの数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つ、または、7つ以上でもよい。この場合、例えば、前記実施形態のロボットにおいて、第2アームと第3アームとの間にアームを追加することにより、アームの数が7つのロボットアームを有するロボットを実現することができる。
また、前記実施形態では、ロボットが有するロボットアームの数は、1つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットが有するロボットアームの数は、例えば、2つ以上でもよい。すなわち、ロボットは、例えば、双腕ロボット等の複数腕ロボットであってもよい。
また、本発明では、ロボットは、他の形式のロボットであってもよい。具体例としては、例えば、脚部を有する脚式歩行(走行)ロボット等が挙げられる。
また、前記実施形態では、第n回動軸、第nアーム、第(n+1)回動軸、第(n+1)アームの条件(関係)について、nが4の場合、すなわち、第4回動軸、第4アーム、第5回動軸、第5アームにおいて、その条件を満たす場合について説明したが、本発明では、これに限らず、nは、1以上の少なくとも1つの整数であり、nが1以上の任意の整数において、前記nが4の場合と同様の条件を満たしていればよい。
また、前記実施形態では、第m回動軸、第mアーム、第(m+1)回動軸、第(m+1)アームの条件(関係)について、mが3の場合、すなわち、第3回動軸、第3アーム、第4回動軸、第4アームにおいて、その条件を満たす場合について説明したが、本発明では、これに限らず、mは、1以上の少なくとも1つの整数であり、mが1以上の任意の整数において、前記mが3の場合と同様の条件を満たしていればよい。また、本発明では、nとmは、同一でもよく、また、異なっていてもよい。
1…ロボット、3…案内部、6…ロボットアーム、10…ロボット本体、11…基台、12…第1アーム、13…第2アーム、14…第3アーム、15…第4アーム、16…第5アーム、17…第6アーム、20…ケーブル、21…ケーブル、30…蓋体、31…貫通孔、51…床、61…直線、62…軸受部、100…ロボットシステム、111…フランジ、121…第1部分、122…第2部分、141…アーム本体部、142…カバー、143…取付部材、151…支持部、152…支持部、153…取付部材、154…アーム本体部、155…カバー、161…貫通孔、162…傾斜部、163…傾斜部、171…関節、172…関節、173…関節、174…関節、175…関節、176…関節、178…貫通孔、200…制御装置、201…記憶部、202…制御部、311…入口部、312…出口部、401…第1駆動源、401M…第1モーター、402…第2駆動源、402M…第2モーター、403…第3駆動源、403M…第3モーター、404…第4駆動源、404M…第4モーター、405…第5駆動源、405M…第5モーター、406…第6駆動源、406M…第6モーター、511…床面、621…中心線、1211…平面部、1421…リブ、1422…マーカー、1431…溝、1501…コネクター、1502…コネクター、1531…溝、1551…リブ、1552…マーカー、A…境界、D0…距離、O1…第1回動軸、O2…第2回動軸、O3…第3回動軸、O4…第4回動軸、O5…第5回動軸、O6…第6回動軸、θ…角度、L1…長さ、L2…長さ、L3…長さ

Claims (9)

  1. 第n(nは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第nアームと、
    前記第nアームに、前記第n回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(n+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(n+1)アームと、を備え、
    前記第nアームは、前記第n回動軸の軸方向から見て前記第n回動軸を含む開口部を有し、配線を前記第n回動軸に垂直な方向と異なる方向に案内する案内部を有することを特徴とするロボット。
  2. 前記案内部は、前記配線を前記第n回動軸に沿うように案内する請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第(n+1)アームは、貫通孔を有し、
    前記配線は、前記貫通孔を通る請求項1または2に記載のロボット。
  4. 前記案内部は、前記配線の案内方向が前記第n回動軸に対して傾斜する部分を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロボット。
  5. 前記案内部は、少なくとも前記第nアームに対して着脱可能な部分を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載のロボット。
  6. 第m(mは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第mアームと、
    前記第mアームに、前記第m回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(m+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(m+1)アームと、を備え、
    前記第mアームと前記第(m+1)アームとの少なくとも一方が、前記第mアームと前記第(m+1)アームとの位置合わせをするための位置決め部を有するカバーを備える請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロボット。
  7. 第m(mは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第mアームと、
    前記第mアームに、前記第m回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(m+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(m+1)アームと、を備え、
    前記第mアームと前記第(m+1)アームとの少なくとも一方が、アーム本体部とカバーとを有し、
    前記カバーは、前記アーム本体部と前記カバーとの位置合わせをするための第1位置決め部と、前記第mアームと前記第(m+1)アームとの位置合わせをするための第2位置決め部と、を備える請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロボット。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のロボットの駆動を制御することを特徴とするロボット制御装置。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のロボットと、
    前記ロボットの駆動を制御するロボット制御装置と、を備えることを特徴とするロボットシステム。
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