JP2018187749A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットアームの第(n+1)アームよりも先端側のアームやエンドエフェクターが第nアームの第1部分と干渉することを抑制することができるロボットを提供すること。【解決手段】第1部分と、前記第1部分と異なる方向に延出する部分を有する第2部分とを有し、第n(nは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第nアームと、前記第nアームに、前記第n回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(n+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(n+1)アームと、を備え、前記第2部分は、前記第1部分よりも前記第(n+1)アームに近い側に位置しており、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第nアームと前記第(n+1)アームとが重なることが可能であり、前記第n回動軸と前記第(n+1)回動軸とは離間しており、前記第(n+1)アームの長さは、前記第2部分の長さの80%以下であることを特徴とするロボット。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
従来から、ロボットアームを備えたロボットが知られている。ロボットアームは複数のアームが関節部を介して連結され、最も先端側のアームには、エンドエフェクターとして、例えばハンドが装着される。関節部はモーターにより駆動され、その関節部の駆動により、アームが回動する。そして、ロボットは、例えば、ハンドで対象物を把持し、その対象物を所定の場所へ移動させ、組立等の所定の作業を行う。
このようなロボットとして、特許文献1には、垂直多関節ロボットが開示されている。特許文献1に記載のロボットは、第1アームが第1部分とその第1部分と交差する第2部分とを有し、基台が天井に固定されている。そして、ロボットは、第2回動軸の軸方向から見て、第1アームと第2アームと第3アームとが重なることが可能なように構成されている。このロボットでは、第1アームを回動させず、第2アームおよび第3アームを回動させることにより、第2回動軸の軸方向から見て第1アームと第2アームと第3アームとが重なった状態を経て、ハンドを第1回動軸周りに180°異なる位置に移動させることが可能である。
特開2016−68226号公報
しかし、特許文献1に記載のロボットでは、基台を床や作業台等の鉛直方向の下方の部分(面)に固定または載置(設置)して使用する場合に、ロボットのハンドをその床や作業台側、すなわち、ロボットを設置した面(設置面)側に移動させようとすると、ロボットアームの第3アーム以降の部分やハンドが第1アームの第1部分と干渉する虞がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本発明のロボットは、第1部分と、前記第1部分と異なる方向に延出する部分を有する第2部分とを有し、第n(nは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第nアームと、
前記第nアームに、前記第n回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(n+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(n+1)アームと、を備え、
前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第nアームと前記第(n+1)アームとが重なることが可能であり、
前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第n回動軸と前記第(n+1)回動軸とは離間しており、
前記第2部分は、前記第1部分よりも前記第(n+1)アームに近い側に位置しており、
前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)アームの長さは、前記第2部分の長さの80%以下であることを特徴とする。
この本発明によれば、ロボットの側方およびロボットの設置面側へのアクセスを容易に行うことができ、また、ロボットアームの第(n+1)アームよりも先端側のアームやエンドエフェクターが第nアームの第1部分と干渉することを抑制することができ、また、各種作業を効率良く行うことができる。
本発明のロボットでは、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)アームの長さは、前記第2部分の長さの60%以上であることが好ましい。
これにより、ロボットアームの届く範囲が狭くなり、ロボットの設置面側にアクセスし難くなることを抑制することができる。
本発明のロボットでは、前記第(n+1)アームの基本姿勢では、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第n回動軸と前記第(n+1)アームの基端との間の距離は、前記第2部分の長さの35%以上45%以下であることが好ましい。
これにより、ロボットの側方およびロボットの設置面側へのアクセスを容易に行うことができる。
本発明のロボットでは、前記第(n+1)アームの基本姿勢では、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)アームが前記第n回動軸と交差していることが好ましい。
これにより、第(n+1)アームが基本姿勢を中心にして順方向および逆方向に回動することで、例えば、側面と床との間等の側面とロボットの設置面との間で作業を迅速に行うことができる。
本発明のロボットでは、前記第(n+1)アームの基本姿勢は、変更可能であることが好ましい。
これにより、ロボットアームの先端部を迅速に移動させることが可能な範囲を変更することができ、種々の用途に対応することができる。
本発明のロボットでは、前記第n回動軸の軸方向から見て、前記第1部分は、前記第2回動軸側に傾斜していることが好ましい。
これにより、第(n+1)回動軸の軸方向から見て、第n回動軸と第(n+1)回動軸とを離間させることができる。また、第nアームの剛性を高くすることができる。すなわち、第nアームの必要かつ十分な剛性に対して、第nアームの寸法(重量)を小さくすることができる。
本発明のロボットでは、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第2部分のうちの前記第1部分と反対側の部分の第1幅は、前記第2部分のうちの前記第1部分側の部分の第2幅よりも長いことが好ましい。
これにより、第nアームに、第(n+1)回動軸と第(n+2)回動軸とを通る直線の方向からケーブル(図示せず)を通すことが可能となる。
本発明のロボットでは、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)回動軸は、前記第2部分の前記第1幅の中心位置よりも前記第(n+1)回動軸が前記第n回動軸から離間する側(離間側)に位置することが好ましい。
これにより、ロボットの側方およびロボットの設置面側へのアクセスを容易に行うことができる。
本発明のロボットでは、前記nは、1であることが好ましい。
これにより、第2アームの長さが第1アームの第2部分の長さの80%以下となり、これによって、ロボットアームの第2アームよりも先端側のアームやエンドエフェクターが第1アームの第1部分と干渉することを抑制することができる。
本発明のロボット(ロボットシステム)の第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示すロボットの概略図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボットの側面図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図1に示すロボット(ロボットシステム)のブロック図である。 図1に示すロボットの動作を説明するための図(正面図)である。 図1に示すロボットの動作を説明するための図(正面図)である。 図1に示すロボットの動作を説明するための図(正面図)である。 本発明のロボットの第2実施形態を示す正面図である。 本発明のロボットの第3実施形態における第1アームを模式的に示す斜視図である。 図12に示す第1アームの平面図である。 図12に示す第1アームの正面図である。 本発明のロボットの第3実施形態における第1アームの他の構成例を示す正面図である。
以下、本発明のロボットを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
また、以下の実施形態では、特許請求の範囲に規定したnが1の場合を例に挙げて説明するが、nは、1以上の少なくとも1つの整数であればよい。
<第1実施形態>
図1は、本発明のロボット(ロボットシステム)の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すロボットの概略図である。図3は、図1に示すロボットの正面図である。図4は、図1に示すロボットの側面図である。図5および図6は、それぞれ、図1に示すロボットの正面図である。図7は、図1に示すロボット(ロボットシステム)のブロック図である。図8〜図10は、それぞれ、図1に示すロボットの動作を説明するための図(正面図)である。
なお、以下では、説明の都合上、図1〜図6、図8〜図10中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図1〜図6、図8〜図10中の基台側を「基端」または「上流」、その反対側を「先端」または「下流」と言う。また、図1〜図6、図8〜図10中の上下方向を「鉛直方向」とし、左右方向を「水平方向」とする。また、本明細書において、「水平」とは、完全に水平な場合のみならず、水平に対して±5°以内で傾斜している場合も含む。同様に、本明細書において、「鉛直」とは、完全に鉛直な場合のみならず、鉛直に対して±5°以内で傾斜している場合も含む。また、本明細書において、「平行」とは、2つの線(軸を含む)または面が、互いに完全な平行である場合のみならず、一方と他方とのなす角が±5°以内の場合も含む。また、本明細書において、「直交」とは、2つの線(軸を含む)または面が、互いに完全な直交である場合のみならず、一方と他方とのなす角が±5°以内の場合も含む。なお、これらは、他の実施形態の図でも同様である。
まず、特許請求の範囲の記載に対応させてロボット1の概要について説明し、その後で、具体的に説明する。
図1〜図3に示すように、ロボット1は、第1部分121と、第1部分121と異なる方向に延出する部分を有する第2部分122とを有し、第1回動軸O1(第n回動軸)周りに回動可能な第1アーム12(第nアーム)と、第1アーム12(第nアーム)に、第1回動軸O1(第n回動軸)の軸方向と異なる軸方向(本実施形態では、直交する方向)である第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)周りに回動可能に設けられた第2アーム13(第(n+1)アーム)とを備えている。第2部分122は、第1部分121よりも第2アーム13(第(n+1)アーム)に近い側に位置している。また、nは、1以上の少なくとも1つの整数であるが、本実施形態では、nは、1である。
そして、ロボット1では、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第1アーム12(第nアーム)と第2アーム13(第(n+1)アーム)とが重なることが可能である。
また、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第1回動軸O1(第n回動軸)と第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)とは離間している。
また、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第2アーム13(第(n+1)アーム)の長さL2は、第1アーム12の第2部分122の長さL4の80%以下である。第2アーム13の長さL2とは、図3に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と、第2アーム13の先端との間の距離である。また、第1アーム12の第2部分122の長さL4とは、図3に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2部分122と第1部分121との境界A、すなわち、第2部分122と第1部分121の平面部1211との境界Aと、第2回動軸O2との間の距離である。また、第2部分122の長さL4とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、平面部1211と、第2回動軸O2との間の距離と言い換えることもできる。また、境界Aは、第1アーム12(第2部分122)の平面部1211から傾斜し始める部分である。
このロボット1によれば、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側へのアクセスを容易に行うことができ、また、ロボットアーム6の第2アーム13よりも先端側のアームである第3アーム14〜第6アーム17やハンド等のエンドエフェクター(図示せず)が第1アーム12の第1部分121と干渉することを抑制することができ、また、各種作業を効率良く行うことができる。以下、具体的に説明する。
図1〜図3、図7に示すように、ロボットシステム100(産業用ロボットシステム)は、ロボット1(産業用ロボット)と、ロボット1を制御する制御装置200(ロボット制御装置)とを備えている。このロボットシステム100は、例えば、腕時計のような精密機器等を製造する製造工程等で用いることができる。また、ロボットシステム100は、例えば、当該精密機器やこれを構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の各作業を行うことができる。なお、本発明では、ロボット1が制御装置200を有していてもよい。
制御装置200は、各制御を行う制御部202と、各情報を記憶する記憶部201等を備えている。この制御装置200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)(図示せず)等が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)等で構成することができ、後述するロボット1の第1モーター401M、第2モーター402M、第3モーター403M、第4モーター404M、第5モーター405M、第6モーター406M、エンドエフェクター等の各部を制御する。また、ロボット1を制御するプログラムは、記憶部201に予め記憶されている。
制御装置200は、ロボット1(ロボット本体10)にその一部または全部が内蔵されていてもよく、また、ロボット1とは、別体であってもよい。なお、ロボット1と制御装置200とを別体で構成する場合は、例えば、ロボット1と制御装置200とをケーブル(図示せず)で電気的に接続し、有線方式で通信を行うようにしてもよく、また、前記ケーブルを省略し、無線方式で通信を行うようにしてもよい。
ロボット1は、ロボット本体10と、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405および第6駆動源406とを備えている。ロボット本体10は、基台(支持部)11と、ロボットアーム6とを備えている。
ロボットアーム6は、基台11に第1回動軸O1周りに回動可能に設けられた第1アーム12と、第1アーム12に第1回動軸O1の軸方向と異なる(本実施形態では直交する)軸方向である第2回動軸O2周りに回動可能に設けられた第2アーム13と、第2アーム13に第3回動軸O3周りに回動可能に設けられた第3アーム14と、第3アーム14に第4回動軸O4周りに回動可能に設けられた第4アーム15と、第4アーム15に第5回動軸O5周りに回動可能に設けられた第5アーム16と、第5アーム16に第6回動軸O6周りに回動可能に設けられた第6アーム17とを有している。なお、第5アーム16および第6アーム17によりリストが構成され、第6アーム17の先端(ロボットアーム6の先端)には、例えば、ハンド等のエンドエフェクターを着脱可能に取り付けることができるようになっている。以下、ロボット1について詳細に説明する。
ロボット1の種類は、特に限定されないが、本実施形態では、ロボット1は、基台11と、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14と、第4アーム15と、第5アーム16と、第6アーム17とが基端側から先端側に向ってこの順に連結された垂直多関節(6軸)ロボットである。「垂直多関節ロボット」とは、回動軸数(アーム数)が2つ以上であり、かつ、ロボットの回動軸のうちの2つの回動軸が互いに交差(直交)しているロボットのことを言う。なお、以下では、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム16および第6アーム17をそれぞれ「アーム」とも言う。また、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405および第6駆動源406をそれぞれ「駆動源」とも言う。
図3に示すように、基台11は、設置スペースの所定部分に固定(支持)される部分(取り付けられる部材)である。この固定方法としては、特に限定されず、例えば、複数本のボルトによる固定方法等を採用することができる。
本実施形態では、基台11は、設置スペースの床51(床部)の床面511に固定されている。この床面511は、水平面と平行な平面である。なお、基台11の先端部に設けられた板状のフランジ111が床面511に取り付けられているが、基台11の床面511への取り付け箇所は、これに限定されない。
なお、基台11には、後述する関節171が含まれていてもよく、また、含まれていなくてもよい(図2参照)。
また、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム16および第6アーム17は、それぞれ、基台11に対し独立して変位可能に支持されている。
図1および図3に示すように、第1アーム12は、屈曲した形状をなしている。すなわち、第1アーム12は、図1および図3の状態で説明すると、基台11に接続され(設けられ)、基台11から後述する第1回動軸O1の軸方向(鉛直方向)であって図1中上側に延出した第1部分121と、第1部分121の図1中の側部から第2回動軸O2の軸方向(水平方向)であって図1中左側に延出し、かつ途中で90°湾曲して第1回動軸O1の軸方向(鉛直方向)であって図1中上側に延出した第2部分122とを有している。本実施形態では、第2部分122の第1部分121の図1中の側部から図1中左側に延出する部分は、完全な水平方向よりも図1中の上側に向って若干傾斜している。また、第1部分121は、図1中の上側に、平坦な平面部1211を有している。これら第1部分121および第2部分122は、一体で形成されている。なお、第1部分121と第2部分122との境界Aは、図示の通りである。
第2アーム13は、長手形状をなし、第1アーム12の先端部、すなわち、第2部分122の先端部に接続されている(設けられている)。
第3アーム14は、長手形状をなし、第2アーム13の先端部に接続されている(設けられている)。
第4アーム15は、第3アーム14の先端部に接続されている(設けられている)。第4アーム15は、互いに対向する1対の支持部151、152を有している。支持部151、152は、第4アーム15の第5アーム16との接続に用いられる。
第5アーム16は、支持部151、152の間に位置し、支持部151、152に接続されることで第4アーム15と連結している(第4アーム15に設けられている)。なお、第4アーム15は、この構造に限らず、例えば、支持部が1つ(片持ち)であってもよい。
第6アーム17は、第5アーム16の先端部に接続されている(設けられている)。また、第6アーム17には、その先端部(第5アーム16と反対側の端部)に、エンドエフェクターとして、例えば、腕時計等のような精密機器、部品等を把持するハンドが着脱可能に装着される。このハンドの駆動は、制御装置200により制御される。なお、ハンドとしては、特に限定されず、例えば、複数本の指部(フィンガー)を有する構成のものが挙げられる。そして、このロボット1は、ハンドで精密機器、部品等を把持したまま、アーム12〜17等の動作を制御することにより、当該精密機器、部品を搬送すること等の各作業を行うことができる。
図1〜図3に示すように、第1アーム12は、基台11に設けられている。これにより、ロボット1を設置する場合に、基台11を設置することで、その設置作業を容易に行うことができる。
具体的には、基台11と第1アーム12とは、関節(ジョイント)171を介して連結されている。関節171は、第1アーム12を基台11に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第1アーム12は、基台11に対し、鉛直方向に延在する(沿う)第1回動軸O1を中心に(第1回動軸O1周りに)回動可能となっている。また、第1回動軸O1は、基台11が取り付けられた床51の床面511の法線と一致している。また、第1回動軸O1は、ロボット1の最も上流側にある回動軸である。この第1回動軸O1周りの回動は、第1モーター401Mおよび減速機(図示せず)を有する第1駆動部(駆動部)である第1駆動源401の駆動によりなされる。
また、第1アーム12の回動可能な角度は、特に限定されないが、90°以下に設定されていることが好ましい。これにより、ロボット1の周囲に障害物が有る場合でも、容易に、その障害物を回避して動作することができ、また、タクトタイムを短縮することができる。
なお、以下では、第1モーター401Mと、後述する第2モーター402M、第3モーター403M、第4モーター404M、第5モーター405Mおよび第6モーター406Mとをそれぞれ「モーター」とも言う。
また、第1アーム12と第2アーム13とは、関節(ジョイント)172を介して連結されている。関節172は、第1アーム12と第2アーム13のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第2アーム13は、第1アーム12に対し、水平方向に延在する(沿う)第2回動軸O2を中心に(第2回動軸O2周りに)回動可能となっている。また、第2回動軸O2と第1回動軸O1とは、ねじれの位置にあり、第2回動軸O2は、第1回動軸O1と直交(交差)する軸と平行である。すなわち、図3に示すように、第2回動軸O2は、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1回動軸O1から距離D0だけ離間している。この第2回動軸O2周りの回動は、第2モーター402Mおよび減速機(図示せず)を有する第2駆動部(駆動部)である第2駆動源402の駆動によりなされる。
また、第2アーム13と第3アーム14とは、関節(ジョイント)173を介して連結されている。関節173は、第2アーム13と第3アーム14のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第3アーム14は、第2アーム13に対して、水平方向に延在する第3回動軸O3を中心に(第3回動軸O3周りに)回動可能となっている。また、第3回動軸O3は、第2回動軸O2と平行である。この第3回動軸O3周りの回動は、第3モーター403Mおよび減速機(図示せず)を有する第3駆動部(駆動部)である第3駆動源403の駆動によりなされる。
また、第3アーム14と第4アーム15とは、関節(ジョイント)174を介して連結されている。関節174は、第3アーム14と第4アーム15のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第4アーム15は、第3アーム14(基台11)に対し、第4回動軸O4を中心に(第4回動軸O4周りに)回動可能となっている。また、第4回動軸O4は、第3回動軸O3と直交(交差)している。この第4回動軸O4周りの回動は、第4モーター404Mおよび減速機(図示せず)を有する第4駆動部(駆動部)である第4駆動源404の駆動によりなされる。
なお、第4回動軸O4は、第3回動軸O3に直交(交差)する軸と平行であってもよい。すなわち、第4回動軸O4と第3回動軸O3とは、軸方向が互いに異なっていればよい。
また、第4アーム15と第5アーム16とは、関節(ジョイント)175を介して連結されている。関節175は、第4アーム15と第5アーム16の一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第5アーム16は、第4アーム15に対し、第5回動軸O5を中心に(第5回動軸O5周りに)回動可能となっている。また、第5回動軸O5は、第4回動軸O4と直交(交差)している。この第5回動軸O5周りの回動は、第5駆動部(駆動部)である第5駆動源405の駆動によりなされる。第5駆動源405は、第5モーター405Mと、減速機(図示せず)と、第5モーター405Mの軸部に連結された第1プーリー(図示せず)と、第1プーリーに離間して配置され、減速機の軸部に連結された第2プーリー(図示せず)と、第1プーリーと第2プーリーとに掛け渡されたベルト(図示せず)とを有している。
なお、第5回動軸O5は、第4回動軸O4に直交(交差)する軸と平行であってもよい。すなわち、第5回動軸O5と第4回動軸O4とは、軸方向が互いに異なっていればよい。
また、第5アーム16と第6アーム17とは、関節(ジョイント)176を介して連結されている。関節176は、第5アーム16と第6アーム17の一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。これにより、第6アーム17は、第5アーム16に対し、第6回動軸O6を中心に(第6回動軸O6周りに)回動可能となっている。また、第6回動軸O6は、第5回動軸O5と直交(交差)している。この第6回動軸O6周りの回動は、第6モーター406Mおよび減速機(図示せず)を有する第6駆動部(駆動部)である第6駆動源406の駆動によりなされる。
なお、第6回動軸O6は、第5回動軸O5に直交(交差)する軸と平行であってもよい。すなわち、第6回動軸O6と第5回動軸O5とは、軸方向が互いに異なっていればよい。
なお、駆動源401〜406においては、それぞれ、減速機が省略されていてもよい。また、アーム12〜17においては、それぞれ、そのアーム12〜17を制動するブレーキ(制動装置)が設けられていてもよく、また、省略されていてもよい。
前記モーター401M〜406Mとしては、特に限定されず、例えば、ACサーボモーター、DCサーボモーター等のサーボモーター等が挙げられる。
また、前記各ブレーキとしては、特に限定されず、例えば、電磁ブレーキ等が挙げられる。
また、駆動源401〜406のモーター401M〜406Mまたは各減速機には、それぞれ、第1アーム12の位置を検出する第1位置検出部として第1エンコーダー、第2アーム13の位置を検出する第2位置検出部として第2エンコーダー、第3アーム14の位置を検出する第3位置検出部として第3エンコーダー、第4アーム15の位置を検出する第4位置検出部として第4エンコーダー、第5アーム16の位置を検出する第5位置検出部として第5エンコーダー、第6アーム17の位置を検出する第6位置検出部として第6エンコーダーが設けられている(いずれのエンコーダーも図示せず)。各エンコーダーにより、それぞれ、駆動源401〜406のモーター401M〜406Mまたは各減速機の回転軸の回転角度を検出する。
以上、ロボット1の構成について簡単に説明した。
次に、第1アーム12〜第6アーム17の関係について説明するが、表現等を変え、種々の視点から説明する。また、第3アーム14〜第6アーム17については、これらを真っ直ぐに伸ばした状態、すなわち、最も長くした状態、換言すれば、第4回動軸O4と第6回動軸O6とが一致しているか、または平行である状態で考えることとする。
まず、図5に示すように、第1アーム12の長さL1(アーム長さ)は、第2アーム13の長さL2よりも長い。これにより、図6に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、容易に第1アーム12と第2アーム13とが重なることができる。
ここで、第1アーム12の長さL1とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と、第1アーム12を回動可能に支持する軸受部62の図5中の左右方向に延びる中心線621との間の距離である。
また、前述したように、第2アーム13の長さL2とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と、第2アーム13の先端との間の距離である。
また、図6に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12(第1回動軸O1)と第2アーム13とのなす角度θ(図5参照)を0°にすることが可能なように構成されている。換言すれば、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と第2アーム13とが重なることが可能、すなわち、第1アーム12と第2アーム13とが重なる状態となることが可能なように構成されている。これにより、ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる場合にロボット1が干渉しないようにするための空間を小さくすることができる。
また、第2アーム13は、角度θが0°の場合、すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と第2アーム13とが重なった場合、第1アーム12の第1部分121と干渉しないように構成されている。
ここで、前記第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θとは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線(第2回動軸O2の軸方向から見た場合の第2アーム13の中心軸)61と、第1回動軸O1とのなす角度である。
また、第1アーム12を回動させず、第2アーム13を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、第2アーム13の先端(ロボットアーム6の先端(第6アーム17の先端)を、第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることが可能である。なお、第3アーム14〜第6アーム17は、それぞれ、必要に応じて回動させる。
また、第2アーム13の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる際(ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる際)は、第1回動軸O1の軸方向から見て、第2アーム13の先端およびロボットアーム6の先端は、直線上を移動する。
また、第3アーム14〜第6アーム17の合計の長さ(最大の長さ)L3は、第2アーム13の長さL2よりも長く設定されている。
これにより、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と第3アーム14とを重ねたとき、第2アーム13から第6アーム17の先端を突出させることができる。これによって、ハンドが、第1アーム12および第2アーム13と干渉することを防止することができる。
ここで、第3アーム14〜第6アーム17の合計の長さ(最大の長さ)L3とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第3回動軸O3と、第6アーム17の先端との間の距離である(図5参照)。この場合、第3アーム14〜第6アーム17は、図5に示すように、第4回動軸O4と第6回動軸O6とが一致しているか、または平行である状態である。
また、図6に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と、第3アーム14とが重なることが可能なように構成されている。
すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14とが同時に重なることが可能なように構成されている。
このロボット1では、上記のような関係を満たすことにより、第1アーム12を回動させず、第2アーム13、第3アーム14を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、第6アーム17の先端(ハンド)を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることができる。そして、この動作を用いて、効率良く、ロボット1を駆動することができ、また、ロボット1が干渉しないようにするために設ける空間を小さくすることができ、また、最後に述べるような種々の利点を有する。
また、図3に示すように、ロボット1は、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13と第3アーム14とが重なり、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線61が第1回動軸O1と直交(交差)している姿勢(状態)をとることができる。この図3に示すロボット1の姿勢は、ロボット1の基本姿勢である。
ロボット1(ロボットアーム6)の基本姿勢とは、第1アーム12〜第6アーム17を駆動する第1駆動源401〜第6駆動源406に設けられているエンコーダーがすべて原点のときの姿勢、すなわち、第1アーム12〜第6アーム17がすべて基本姿勢のときの姿勢を言う。
また、第1アーム12〜第6アーム17の基本姿勢とは、それぞれ、そのアームを駆動する駆動源に設けられているエンコーダーが原点のときの姿勢を言う。
また、第2アーム13(第(n+1)アーム)の基本姿勢では、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第2アーム13(第(n+1)アーム)が第1回動軸O1(第n回動軸)と直交(交差)している。すなわち、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線61が第1回動軸O1と直交している。換言すれば、直線61は、水平方向に延在する。これにより、第2アーム13が基本姿勢を中心にして順方向および逆方向に回動することで、例えば、側面と床51との間等の側面とロボット1の設置面との間で作業を迅速に行うことができる。
また、ロボット1の基本姿勢は、変更可能であってもよく、また、変更不能であってもよい。
このようなロボット1では、前述したように、第1回動軸O1と第2回動軸O2とは、ねじれの位置にあり、第2回動軸O2は、第1回動軸O1と直交(交差)する軸と平行である。すなわち、図3に示すように、第2回動軸O2は、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1回動軸O1から距離D0(離間距離)だけ離間している。このため、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側(基台11側)へのアクセスを容易に行うことができる。そのため、ロボット1を用途や目的等に応じた多種多様な作業に用いることができる。
ここで、図3に示す基本姿勢、すなわち、第2アーム13の基本姿勢では、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第1回動軸O1(第n回動軸)と第2アーム13(第(n+1)アーム)の基端との間の距離D1は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、第1アーム12の第2部分122の長さL4の35%以上45%以下であることが好ましい。これにより、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側へのアクセスを容易に行うことができる。しかし、距離D1が前記下限値よりも小さいと、他の条件によっては、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側へのアクセスが行い難くなる。また、距離D1が前記上限値よりも大きいと、他の条件によっては、第1アーム12の剛性が低下する虞がある。
前述したように、第1アーム12の第2部分122の長さL4とは、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2部分122と第1部分の平面部1211との境界Aと、第2回動軸O2との間の距離である。
また、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2アーム13の長さL2は、第1アーム12の第2部分122の長さL4の80%以下であり、78%以下であることが好ましい。これにより、ロボットアーム6の第2アーム13よりも先端側のアームである第3アーム14〜第6アーム17やハンド(図示せず)が第1アーム12の第1部分121と干渉することを抑制することができる。しかし、第2アーム13の長さL2が前記上限値よりも長いと、第3アーム14〜第6アーム17やハンドが第1アーム12の第1部分121と干渉する虞がある。
また、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第2アーム13(第(n+1)アーム)の長さL2は、第1アーム12の第2部分122の長さL4の60%以上であることが好ましく、70%以上であることがより好ましい。これにより、ロボットアーム6の届く範囲が狭くなり、ロボット1の設置面側にアクセスし難くなることを抑制することができる。しかし、第2アーム13の長さL2が前記下限値よりも短いと、他の条件によっては、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側へのアクセスが行い難くなる。
このロボット1は、前述した構成を備えることにより、第3アーム14〜第6アーム17と第1アーム12の第1部分121とが干渉することなく、図8に示す姿勢から、第2アーム13および第3アーム14をそれぞれ回動させ、図9に示す姿勢を経て、図10に示す姿勢、すなわち、第3アームが第1アーム12の第1部分121上に位置する姿勢に変更することができる。これにより、ロボット1に対し、第3アーム14〜第6アーム17と第1アーム12の第1部分121との干渉を気にすることなく、各動作を実行させることができる。なお、図8〜図10には、それぞれ、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2を中心とし、第1アーム12の第2部分122の長さL4を半径とする円71と、第2回動軸O2を中心とし、第2アーム13の長さL2を半径とする円72とが、一点鎖線で図示されている。
以上説明したように、ロボット1によれば、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側へのアクセスを容易に行うことができる。
また、ロボットアーム6の第2アーム13よりも先端側のアームである第3アーム14〜第6アーム17やハンドが第1アーム12の第1部分121と干渉することを抑制することができる。これにより、退避点を設ける必要性が減少し、各種作業を効率良く行うことができる。
また、前述したように、ロボット1では、第1アーム12を回動させず、第2アーム13、第3アーム14等を回動させることにより、第2回動軸O2の軸方向から見て第1アーム12と第2アーム13とのなす角度θが0°となる状態(第1アーム12と第2アーム13とが重なった状態)を経て、ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させることができる。
これにより、ロボット1が干渉しないようにするための空間を小さくすることができる。
すなわち、まずは、ロボット1の幅方向(生産ラインの方向)の稼働領域を小さくすることができ、これにより、ロボット1を生産ラインに沿って、単位長さ当たりに多く配置することができ、生産ラインを短縮することができる。
また、ロボットアーム6の先端を移動させる場合、ロボット1の動きを少なくすることができる。例えば、第1アーム12を回動させないか、または、第1アーム12の回動角度を小さくすることができ、これにより、タクトタイムを短縮することができ、作業効率を向上させることができる。
また、ロボットアーム6の先端を第1回動軸O1周りに180°異なる位置に移動させる動作(以下、「ショートカットモーション」とも言う)を、従来のロボットのように単純に第1アーム12を第1回動軸O1周りに回動させて実行しようとすると、ロボット1がその近傍の壁(図示せず)や周辺装置(図示せず)に干渉する虞があるので、その干渉を回避するための退避点をロボット1に教示する必要がある。例えば、第1アーム12のみを第1回動軸O1周りに90°回転させるとロボット1が壁に干渉する場合は、他のアームも回動させることで、壁に干渉しないように退避点を教示する必要がある。同様に、ロボット1が周辺装置にも干渉する場合は、周辺装置に干渉しないようにさらに退避点をロボット1に教示する必要がある。このように従来のロボットでは、多数の退避点を教示することが必要であり、特に、ロボット1の周辺の空間が小さい場合は、膨大な数の退避点が必要になり、教示に多くの手間および長い時間を要する。
これに対し、ロボット1では、前記ショートカットモーションを実行する場合、干渉する虞がある領域や部分が非常に少なくなるため、教示する退避点の数を低減することができ、教示に要する手間および時間を低減することができる。すなわち、ロボット1では、教示する退避点の数は、例えば、従来のロボットの1/3程度になり、飛躍的に教示が容易になる。
また、第3アーム14および第4アーム15の図1中の右側の領域(部分)は、ロボット1がロボット1自身および他の部材と干渉しないか、または干渉し難い領域(部分)である。このため、前記領域に、所定の部材を搭載した場合、その部材は、ロボット1および周辺装置等に干渉し難い。このため、ロボット1では、前記領域に、所定の部材を搭載することが可能である。特に、前記領域のうち、第3アーム14の図1中の右側の領域に前記所定の部材を搭載する場合は、その部材が図示しない作業台上に配置された周辺装置(図示せず)と干渉する確率はさらに低くなるので、より効果的である。
前記領域に搭載可能なものとしては、例えば、ハンド、ハンドアイカメラ等のセンサーの駆動を制御する制御装置、吸着機構の電磁弁等が挙げられる。
具体例としては、例えば、ハンドに吸着機構を設ける場合、前記領域に電磁弁等を設置すると、ロボット1が駆動する際に前記電磁弁が邪魔にならない。このように、前記領域は、利便性が高い。
<第2実施形態>
図11は、本発明のロボットの第2実施形態を示す正面図である。
以下、第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第2実施形態のロボット1(ロボットシステム100)では、ロボット1の基本姿勢は、変更可能である。すなわち、第1アーム12(第nアーム)の基本姿勢は、変更可能である。また、第2アーム13(第(n+1)アーム)の基本姿勢は、変更可能である。また、第3アーム14の基本姿勢は、変更可能である。また、第4アーム15の基本姿勢は、変更可能である。また、第5アーム16の基本姿勢は、変更可能である。また、第6アーム17の基本姿勢は、変更可能である。これにより、ロボットアーム6の先端部を迅速に移動させることが可能な範囲を変更することができ、種々の用途に対応することができる。
また、このロボット1では、第2アーム13の基本姿勢は、特に限定されないが、図11に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線66(実際の直線61と混同しないように、二点鎖線で示すとともに符合を「66」としている)が、水平線81(水平方向)に対して、ロボット1の設置面と反対側側(図11中上側)に角度θ1、傾斜するように設定している。そして、第2アーム13は、その基本姿勢を中心にして、例えば、±180°回動することが可能である。これにより、ロボットアーム6の先端部は、側面の水平線81よりも高い位置と水平線81よりも低い位置との間を最短距離で移動することができる。
また、角度θ1は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、10°以上、80°以下であることが好ましく、20°以上、70°以下であることがより好ましく、30°以上、60°以下であることがさらに好ましい。これにより、ロボットアーム6の先端部は、側面の水平線81よりも高い位置と水平線81よりも低い位置との間を最短距離で移動することができる。
また、第2アーム13の基本姿勢の他の例として、図11に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線67(実際の直線61と混同しないように、二点鎖線で示すとともに符合を「67」としている)が、水平線81(水平方向)に対して、ロボット1の設置面側と反対側(図11中上側)に角度θ2、傾斜するように設定している。そして、第2アーム13は、その基本姿勢を中心にして、例えば、±180°回動することが可能である。これにより、ロボットアーム6の先端部は、側面の水平線81よりも低い位置と天井との間を最短距離で移動することができる。
また、角度θ2は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、10°以上、80°以下であることが好ましく、20°以上、70°以下であることがより好ましく、30°以上、60°以下であることがさらに好ましい。。これにより、ロボットアーム6の先端部は、側面の水平線81よりも低い位置と天井との間を最短距離で移動することができる。
以上のような第2実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
また、第2アーム13の基本姿勢を作業位置に応じて設定することにより、作業効率を向上させることができる。
また、第2実施形態は、第3実施形態にも適用することができる。
<第3実施形態>
図12は、本発明のロボットの第3実施形態における第1アームを模式的に示す斜視図である。図13は、図12に示す第1アームの平面図である。図14は、図12に示す第1アームの正面図である。図15は、本発明のロボットの第3実施形態における第1アームの他の構成例を示す正面図である。
以下、第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第2アーム13の基本姿勢では、第2回動軸O2と第3回動軸O3とを通る直線61が第1回動軸O1と直交しており(図3参照)、第2アーム13は、その基本姿勢を中心にして、例えば、±180°回動することが可能である。このような構成のロボット1では、直線61の方向からケーブル(図示せず)を通す必要あり、そのため、第1アーム12の先端部の幅を太くする必要がある。このような形状の第1アーム12では、第1回動軸O1周りの慣性モーメントが大きくなり、そのため、第1アーム12の寸法(重量)を小さくすることが好ましい。以下、本実施形態では、必要かつ十分な剛性を確保しつつ、第1アーム12の寸法(重量)を小さくすることが可能な第1アーム12について説明する。
まず、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12の第2部分122の幅がほぼ一定である場合について説明する。
図12〜図14に示す第3実施形態のロボット1(ロボットシステム100)では、図13に示すように、第1回動軸O1(第n回動軸)の軸方向から見て、第1アーム12の第1部分121は、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)側に傾斜している。これにより、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1回動軸O1と第2回動軸O2とを離間させることができる。また、第1アーム12の剛性を高くすることができる。すなわち、第1アーム12の必要かつ十分な剛性に対して、第1アーム12の寸法(重量)を小さくすることができる。
また、第1部分121の傾斜は、その傾斜角度が一定であってもよく、また、第1部分121の長手方向に沿って変化していてもよいが、本実施形態では、一定である。
また、図14に示すように、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12の第2部分122は、第1回動軸O1と反対側に傾斜している。これにより、2回動軸O2の軸方向から見て、第1回動軸O1と第2回動軸O2とを離間させることができる。
また、第2部分122の傾斜は、その傾斜角度が一定であってもよく、また、第2部分122の長手方向に沿って変化していてもよいが、本実施形態では、一定である。
次に、第2回動軸O2の軸方向から見て、第1アーム12の第2部分122の幅がその長手方向に沿って変化している場合について説明する。
図15に示すように、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第1アーム12の第2部分122のうちの第1部分121と反対側の部分1221の第1幅W1は、第2部分122のうちの第1部分121側の部分1222の第2幅W2よりも長い。これにより、第1アーム12に、直線61の方向からケーブル(図示せず)を通すことが可能となる。
また、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)の軸方向から見て、第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)は、第1アーム12の第2部分122の第1幅W1の中心位置Pよりも第2回動軸O2(第(n+1)回動軸)が第1回動軸O1(第n回動軸)から離間する側(離間側)、すなわち、図15中の左側に位置する。これにより、ロボット1の側方およびロボット1の設置面側へのアクセスを容易に行うことができる。
以上のような第3実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
また、第1アーム12の必要かつ十分な剛性に対して、第1アーム12の寸法(重量)を小さくすることができる。これにより、ロボット1を小型化することができ、それに伴いロボット1の必要設置スペースを小さくすることができる。
以上、本発明のロボットを、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前記実施形態では、ロボットの基台の固定箇所は、設置スペースにおける床であるが、本発明では、これに限定されず、この他、例えば、天井、壁、作業台、地上等が挙げられる。
また、本発明では、ロボットは、セル内に設置されていてもよい。この場合、ロボットの基台の固定箇所としては、例えば、セルの床部、天井部、壁部、作業台等が挙げられる。
また、前記実施形態では、ロボット(基台)が固定される平面(面)である第1面は、水平面と平行な平面(面)であるが、本発明では、これに限定されず、例えば、水平面や鉛直面に対して傾斜した平面(面)でもよく、また、鉛直面と平行な平面(面)であってもよい。すなわち、第1回動軸は、鉛直方向や水平方向に対して傾斜していてもよく、また、水平方向に延在していてもよい。
また、前記実施形態では、ロボットが有するロボットアームの回動軸の数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットアームの回動軸の数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つまたは7つ以上でもよい。また、前記実施形態では、ロボットが有するアームの数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットが有するアームの数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つ、または、7つ以上でもよい。この場合、例えば、前記実施形態のロボットにおいて、第2アームと第3アームとの間にアームを追加することにより、アームの数が7つのロボットアームを有するロボットを実現することができる。
また、前記実施形態では、ロボットが有するロボットアームの数は、1つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットが有するロボットアームの数は、例えば、2つ以上でもよい。すなわち、ロボットは、例えば、双腕ロボット等の複数腕ロボットであってもよい。
また、本発明では、ロボットは、他の形式のロボットであってもよい。具体例としては、例えば、脚部を有する脚式歩行(走行)ロボット等が挙げられる。
また、前記実施形態では、第n回動軸、第nアーム、第(n+1)回動軸、第(n+1)アームの条件(関係)について、nが1の場合、すなわち、第1回動軸、第1アーム、第2回動軸、第2アームにおいて、その条件を満たす場合について説明したが、本発明では、これに限らず、nは、1以上の少なくとも1つの整数であり、nが1以上の任意の整数において、前記nが1の場合と同様の条件を満たしていればよい。したがって、例えば、nが2の場合、すなわち、第2回動軸、第2アーム、第3回動軸、第3アームにおいて、前記nが1の場合と同様の条件を満たしていてもよく、また、nが3の場合、すなわち、第3回動軸、第3アーム、第4回動軸、第4アームにおいて前記nが1の場合と同様の条件を満たしていてもよく、また、nが4の場合、すなわち、第4回動軸、第4アーム、第5回動軸、第5アームにおいて前記nが1の場合と同様の条件を満たしていてもよく、また、nが5の場合、すなわち、第5回動軸、第5アーム、第6回動軸、第6アームにおいて前記nが1の場合と同様の条件を満たしていてもよい。
1…ロボット、6…ロボットアーム、10…ロボット本体、11…基台、12…第1アーム、13…第2アーム、14…第3アーム、15…第4アーム、16…第5アーム、17…第6アーム、51…床、61…直線、62…軸受部、66…直線、67…直線、71…円、72…円、81…水平線、100…ロボットシステム、111…フランジ、121…第1部分、122…第2部分、151…支持部、152…支持部、171…関節、172…関節、173…関節、174…関節、175…関節、176…関節、200…制御装置、201…記憶部、202…制御部、401…第1駆動源、401M…第1モーター、402…第2駆動源、402M…第2モーター、403…第3駆動源、403M…第3モーター、404…第4駆動源、404M…第4モーター、405…第5駆動源、405M…第5モーター、406…第6駆動源、406M…第6モーター、511…床面、621…中心線、1211…平面部、1221…部分、1222…部分、A…境界、D0…距離、D1…距離、O1…第1回動軸、O2…第2回動軸、O3…第3回動軸、O4…第4回動軸、O5…第5回動軸、O6…第6回動軸、P…中心位置、W1…第1幅、W2…第2幅、θ…角度、θ1…角度、θ2…角度、L1…長さ、L2…長さ、L3…長さ、L4…長さ

Claims (9)

  1. 第1部分と、前記第1部分と異なる方向に延出する部分を有する第2部分とを有し、第n(nは1以上の少なくとも1つの整数)回動軸周りに回動可能な第nアームと、
    前記第nアームに、前記第n回動軸の軸方向と異なる軸方向である第(n+1)回動軸周りに回動可能に設けられた第(n+1)アームと、を備え、
    前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第nアームと前記第(n+1)アームとが重なることが可能であり、
    前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第n回動軸と前記第(n+1)回動軸とは離間しており、
    前記第2部分は、前記第1部分よりも前記第(n+1)アームに近い側に位置しており、
    前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)アームの長さは、前記第2部分の長さの80%以下であることを特徴とするロボット。
  2. 前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)アームの長さは、前記第2部分の長さの60%以上である請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第(n+1)アームの基本姿勢では、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第n回動軸と前記第(n+1)アームの基端との間の距離は、前記第2部分の長さの35%以上45%以下である請求項1または2に記載のロボット。
  4. 前記第(n+1)アームの基本姿勢では、前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)アームが前記第n回動軸と交差している請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロボット。
  5. 前記第(n+1)アームの基本姿勢は、変更可能である請求項1ないし4のいずれか1項に記載のロボット。
  6. 前記第n回動軸の軸方向から見て、前記第1部分は、前記第2回動軸側に傾斜している請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロボット。
  7. 前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第2部分のうちの前記第1部分と反対側の部分の第1幅は、前記第2部分のうちの前記第1部分側の部分の第2幅よりも長い請求項1ないし6のいずれか1項に記載のロボット。
  8. 前記第(n+1)回動軸の軸方向から見て、前記第(n+1)回動軸は、前記第2部分の前記第1幅の中心位置よりも前記第(n+1)回動軸が前記第n回動軸から離間する側(離間側)に位置する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のロボット。
  9. 前記nは、1である請求項1ないし8のいずれか1項に記載のロボット。
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