JP7013766B2 - ロボット制御装置、ロボットシステム、及び制御方法 - Google Patents

ロボット制御装置、ロボットシステム、及び制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、ロボット制御装置、ロボット、及びロボットシステムに関する。
ロボットに所定の作業を行わせる技術の研究や開発が行われている。
これに関し、基台と、前記基台に設けられ、第1回動軸周りに回動可能な第1アームと、前記第1アームに設けられ、前記第1回動軸とは軸方向が異なる第2回動軸周りに回動可能な第2アームと、を含むロボットアームと、を備えるロボットであって、前記第2回動軸の軸方向から見て、前記第1アームと前記第2アームとが重なることが可能であり、前記ロボットアームまたは前記ロボットアームに設けられたエンドエフェクターにより対象物を載置可能な載置部の高さ方向の長さは、前記載置部と前記第1回動軸との距離の3.2倍以上であるロボットが知られている(特許文献1参照)。
特開2017-87299号公報
しかしながら、このようなロボットは、エンドエフェクターを制御する制御装置等の他の物体をロボットアームに取り付けた場合、ロボットアームの動きに伴って当該物体とロボットアームとが干渉してしまう場合があった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、A回動軸周りに回動可能なAアームと、前記Aアームに対して、B回動軸周りに回動可能に設けられ、前記B回動軸の軸方向から見て前記Aアームと重なる第1状態になることが可能である前記Bアームと、前記Bアームに対して、前記B回動軸の軸方向と交差する軸方向であるC回動軸周りに回動可能に設けられたCアームと、を備えたロボットを制御する制御装置であって、前記Cアームの回動範囲を制限することが可能である制御部を備える、ロボット制御装置である。
これにより、ロボット制御装置は、Cアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボット制御装置において、前記制御部は、前記第1状態を含む動作において、前記Cアームの回動範囲を制限するとともに、前記第1状態を含まない動作において、前記Cアームの回動範囲を制限しないことが可能である、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボット制御装置は、第1状態を含む動作における回動であってCアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボット制御装置において、前記制御部は、前記第1状態を含む動作における前記Cアームの回動範囲と、前記第1状態を含まない動作における前記Cアームの回動範囲とを、異なる回動範囲とすることが可能である、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボット制御装置は、第1状態を含む動作におけるCアームの回動範囲を第1状態を含まない動作におけるCアームの回動範囲と異なる回動範囲とすることにより、Cアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、上記に記載のロボット制御装置に制御される、ロボットである。
これにより、ロボットは、Cアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、上記に記載のロボット制御装置と、前記ロボット制御装置に制御されるロボットと、を備えるロボットシステムである。
これにより、ロボットシステムは、Cアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、A回動軸周りに回動可能なAアームと、前記Aアームに対して、B回動軸周りに回動可能に設けられ、前記B回動軸の軸方向から見て前記Aアームと重なる第1状態になることが可能であるBアームと、前記Bアームに対して、前記B回動軸の軸方向と交差する軸方向であるC回動軸周りに回動可能に設けられたCアームと、を備えたロボットを制御する制御装置であって、プロセッサーを備え、前記プロセッサーは、前記Cアームの回動範囲を制限する指令を実行するように構成されている、ロボット制御装置である。
これにより、ロボット制御装置は、Cアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
実施形態に係るロボットシステム1の構成の一例を示す図である。 ロボット20の構成の一例を示す図である。 第2回動軸AX2がロボット座標系RCにおけるX軸と平行な場合であり、且つ、関節J2が関節J1よりも当該X軸の負方向側に位置している場合において、ロボット座標系RCにおけるY軸の負方向に向かって見たロボット20の一例を示す図である。 図3に示したロボット20をロボット座標系RCにおけるX軸の負方向に向かって見た場合のロボット20の一例を示す図である。 ロボット20が関節J3を正又は負それぞれの方向に回動させた場合におけるマニピュレーターMと基台Bとの干渉の起こり易さの違いを示す図である。 ロボット20が行うことが可能な動作のうちの第1状態を経る動作の一例を示す図である。 第4アームL4が有する面のうちロボット座標系RCにおけるX軸の正方向側の面に物体ECが取り付けられた場合におけるロボット20であって図3に示したロボット20の一例を示す図である。 ロボット制御装置30が実行する動作プログラムに含まれるコマンドCの一例を示す図である。 ロボット制御装置30の機能構成の一例を示す図である。 ロボット制御装置30が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 複数の情報処理装置によってロボット制御装置30が構成される場合におけるロボット制御装置30のハードウェア構成の一例である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<ロボットシステムの構成>
まず、図1~図6を参照し、ロボットシステム1の構成について説明する。図1は、実施形態に係るロボットシステム1の構成の一例を示す図である。ロボットシステム1は、例えば、ロボット20を備える。なお、ロボットシステム1は、ロボット20に加えて、撮像部(例えば、ロボット20と別体のカメラ、ロボット20に行わせたい所望の動作をロボット20に教示する教示装置)等の他の装置を備える構成であってもよい。また、図2は、ロボット20の構成の一例を示す図である。
以下では、説明の便宜上、重力方向(鉛直下方向)を下方向又は下と称し、下方向と反対の方向を上方向又は上と称して説明する。また、以下では、一例として、下方向が、ロボット20のロボット座標系RCにおけるZ軸の負方向と一致する場合について説明する。なお、下方向は、当該負方向と一致しない構成であってもよい。
ロボット20は、基台Bと、基台Bにより支持された可動部Aと、ロボット制御装置30を備える単腕ロボットである。単腕ロボットは、この一例における可動部Aのような1本の腕を備えるロボットである。なお、ロボット20は、単腕ロボットに代えて、複腕ロボットであってもよい。複腕ロボットは、2本以上の腕(例えば、2本以上の可動部A)を備えるロボットである。なお、複腕ロボットのうち、2本の腕を備えるロボットは、双腕ロボットとも称される。すなわち、ロボット20は、2本の腕を備える双腕ロボットであってもよく、3本以上の腕(例えば、3本以上の可動部A)を備える複腕ロボットであってもよい。
基台Bの形状は、例えば、長手方向が上下方向に沿ったほぼ直方体形状である。基台Bは、中空となっている。基台Bが有する面のうちの1つには、フランジBFが設けられている。また、フランジBFには、可動部Aが設けられている。すなわち、基台Bは、フランジBFによって可動部Aを支持している。なお、基台Bの形状は、このような形状に代えて、可動部Aを支持可能な形状であれば、立方体形状、円柱形状、多面体形状等の他の形状であってもよい。また、基台Bは、フランジBFが設けられていない構成であってもよい。
以下では、説明の便宜上、基台Bが有する面のうちフランジBFが設けられている面を上面と称し、基台Bが有する面のうちフランジBFが設けられている面と反対側の面を下面と称して説明する。基台Bは、例えば、設置面BSに設置される。設置面BSは、基台Bを設置可能な面であれば如何なる面であってもよく、例えば、床面、壁面、天井面、治具の上面等である。以下では、一例として、設置面BSが、ロボット座標系RCにおけるX軸及びY軸によって張られる平面であるXY平面と平行である場合について説明する。なお、設置面BSは、当該XY平面と非平行であってもよい。
ここで、設置面BSには、上下方向に貫通し、基台Bを設置面BSの下の空間(例えば、床下の空間)に挿入可能な図示しない開口部が形成されている。当該開口部は、フランジBFよりも小さい。ユーザーは、フランジBFと設置面BSとを複数本のボルトによって固定することにより、基台Bを設置面BSに設置する(取り付ける)ことができる。すなわち、フランジBFと設置面BSのそれぞれには、複数のボルトのそれぞれが挿入される複数の貫通孔が形成されている。なお、フランジBFと設置面BSとの固定方法は、他の方法であってもよい。この場合、設置面BSには、当該開口部が形成されていない構成であってもよい。
可動部Aは、マニピュレーターMと、エンドエフェクターEを備える。
マニピュレーターMは、6つのアーム(リンク)である第1アームL1~第6アームL6と、6つの関節である関節J1~関節J6を備える。基台Bと第1アームL1は、関節J1によって連結される。第1アームL1と第2アームL2は、関節J2によって連結される。第2アームL2と第3アームL3は、関節J3によって連結される。第3アームL3と第4アームL4は、関節J4によって連結される。第4アームL4と第5アームL5は、関節J5によって連結される。第5アームL5と第6アームL6は、関節J6によって連結される。すなわち、マニピュレーターMを備える可動部Aは、6軸垂直多関節型のアームである。なお、可動部Aは、5軸以下の自由度で動作する構成であってもよく、7軸以上の自由度で動作する構成であってもよい。また、第2アームL2は、Aアームの一例である。この場合、第3アームL3は、Bアームの一例であり、第4アームL4は、Cアームの一例である。
関節J1は、下に向かって関節J1を見た場合の反時計回りを正、当該場合の時計回りを負とし、関節J1の回動における基準となる位置から正負それぞれの方向に360°以上回動可能な関節である。以下では、一例として、関節J1が、当該正負それぞれの方向に360°回動可能な関節である場合について説明する。なお、関節J1は、これに代えて、360°未満回動可能な関節であってもよい。
関節J2は、第2回動軸AX2に沿った2つの方向のうち第3アームL3から第2アームL2に向かう方向に向かって関節J2を見た場合の反時計回りを正、当該場合の時計回りを負とし、関節J2の回動における基準となる位置から正負それぞれの方向に360°以上回動可能な関節である。以下では、一例として、関節J2が、当該正負それぞれの方向に360°回動可能な関節である場合について説明する。なお、関節J2は、これに代えて、360°未満回動可能な関節であってもよい。
関節J3は、第3回動軸AX3に沿った2つの方向のうち第3アームL3から第2アームL2に向かう方向に向かって関節J3を見た場合の反時計回りを正、当該場合の時計回りを負とし、関節J3の回動における基準となる位置から正負それぞれの方向に360°以上回動可能な関節である。以下では、一例として、関節J3が、当該正負それぞれの方向に360°回動可能な関節である場合について説明する。なお、関節J3は、これに代えて、360°未満回動可能な関節であってもよい。
関節J4は、第4回動軸AX4に沿った2つの方向のうち第4アームL4から第3アームL3に向かう方向に向かって関節J4を見た場合の反時計回りを正、当該場合の時計回りを負とし、関節J4の回動における基準となる位置から正負それぞれの方向に360°以上回動可能な関節である。以下では、一例として、関節J4が、当該正負それぞれの方向に360°回動可能な関節である場合について説明する。なお、関節J4は、これに代えて、360°未満回動可能な関節であってもよい。
関節J5は、第3回動軸AX3に沿った2つの方向のうち第3アームL3から第2アームL2に向かう方向に向かって関節J5を見た場合の反時計回りを正、当該場合の時計回りを負とし、関節J5の回動における基準となる位置から正負それぞれの方向に125°回動可能な関節である。なお、関節J5は、当該正負それぞれの方向に125°より小さい角度回動可能な関節であってもよく、当該正負それぞれの方向に125°より大きい角度回動可能な関節であってもよい。
関節J6は、第6回動軸AX6に沿った2つの方向のうちエンドエフェクターEから第6アームL6に向かう方向に向かって関節J6を見た場合の反時計回りを正、当該場合の時計回りを負とし、関節J6の回動における基準となる位置から正負それぞれの方向に360°以上回動可能な関節である。以下では、一例として、関節J6が、当該正負それぞれの方向に360°回動可能な関節である場合について説明する。なお、関節J6は、これに代えて、360°未満回動可能な関節であってもよい。
なお、図1及び図2のそれぞれでは、図を簡略化するため、関節J1~関節J6のそれぞれが備えているアクチュエーター、エンコーダー、減速機、ブレーキ等の構成を省略している。当該ブレーキは、電磁ブレーキであってもよく、メカニカルブレーキであってもよい。また、関節J1~関節J6のうちの一部又は全部は、減速機を備えない構成であってもよい。また、関節J1~関節J6のうちの一部又は全部は、ブレーキを備えない構成であってもよい。
第1アームL1は、基台Bに対して、関節J1の回動軸である第1回動軸AX1(例えば、図3参照)周りに回動可能である。第2アームL2は、第1アームL1に対して、関節J2の回動軸である第2回動軸AX2(例えば、図3参照)周りに回動可能である。第3アームL3は、第2アームL2に対して、関節J3の回動軸である第3回動軸AX3(例えば、図3参照)周りに回動可能である。第4アームL4は、第3アームL3に対して、関節J4の回動軸である第4回動軸AX4(例えば、図3参照)周りに回動可能である。第5アームL5は、第4アームL4に対して、関節J5の回動軸である第5回動軸AX5(例えば、図3参照)周りに回動可能である。第6アームL6は、第5アームL5に対して、関節J6の回動軸である第6回動軸AX6(例えば、図3参照)周りに回動可能である。
ここで、図3~図6を参照し、マニピュレーターMについてより詳しく説明する。図3は、第2回動軸AX2がロボット座標系RCにおけるX軸と平行な場合であり、且つ、関節J2が関節J1よりも当該X軸の負方向側に位置している場合において、ロボット座標系RCにおけるY軸の負方向に向かって見たロボット20の一例を示す図である。図4は、図3に示したロボット20をロボット座標系RCにおけるX軸の負方向に向かって見た場合のロボット20の一例を示す図である。
図3及び図4に示したように、基台Bの上面から基台Bの下面に向かう方向が下方向と一致しているため、関節J2は、関節J1よりも上側に位置している。
また、関節J2は、第1回動軸AX1の延長上に位置していない。これは、図3に示したように、第1アームL1の形状が、ロボット座標系RCにおけるY軸の負方向に向かってロボット20を見た場合において、屈曲した形状であるためである。この一例において、第1アームL1の形状は、ロボット座標系RCにおけるY軸の負方向に向かってロボット20を見た場合において、丸みを帯びてほぼL字型に湾曲した形状である。具体的には、第1アームL1は、4つの部位である部位L11~部位L14によって構成されている。部位L11は、図3において、第1アームL1を構成する4つの部位のうち、基台Bから第1回動軸AX1に沿って上方向に延伸している部位のことである。部位L12は、当該4つの部位のうち、部位L11の上端からロボット座標系RCにおけるX軸の負方向に延伸する部位のことである。部位L13は、当該4つの部位のうち、部位L12の端部のうち部位L11と反対側の端部から上方向に延伸している部位のことである。部位L14は、当該4つの部位のうち、部位L13の端部のうち部位L12と反対側の端部から当該X軸の正方向に延伸する部位のことである。ここで、部位L11~部位L14は、一体として第1アームL1を構成してもよく、別体として第1アームL1を構成してもよい。また、図3において、部位L12と部位L13は、ロボット座標系RCにおけるY軸の負方向に向かってロボット20を見た場合、ほぼ直交している。
また、第2回動軸AX2は、第1回動軸AX1と交差しない。これは、図4に示したように、第1アームL1の形状が、ロボット座標系RCにおけるX軸の負方向に向かってロボット20を見た場合において、当該Y軸の負方向に向かって延伸している部分を有しているからである。図4に示した例では、第1アームL1の形状は、当該場合において、丸みを帯びたほぼ直角三角形の形状であるためである。そして、関節J2は、当該部分に設けられている。このため、図4に示した例では、当該場合において、第2回動軸AX2は、ロボット座標系RCにおけるY軸の負方向に向かって第1回動軸AX1から距離OF離れている。これにより、ロボット20は、前述した関節J3の正の方向に関節J3を回動させて第3回動軸AX3周りにおいて第3アームL3を回動させた場合において、マニピュレーターMと基台Bとが干渉してしまうことを抑制することができる。その結果、ロボット20は、前述した関節J3の負の方向に関節J3を回動させて第3回動軸AX3周りにおいて第3アームL3を回動させた場合、マニピュレーターMと基台Bとが干渉しやすくなっている。図5は、ロボット20が関節J3を正又は負それぞれの方向に回動させた場合におけるマニピュレーターMと基台Bとの干渉の起こり易さの違いを示す図である。図5における左図に示したように、ロボット20は、関節J3の負の方向に関節J3を回動させて第3回動軸AX3周りにおいて第3アームL3を回動させた場合、関節J6の重心の位置を基台Bよりも下側に位置させることができている。すなわち、当該場合、当該左図では、ロボット20が、マニピュレーターMと基台Bとが干渉してしまうことを抑制することができていることが分かる。一方、図5における右図に示したように、ロボット20は、関節J3の正の方向に関節J3を回動させて第3回動軸AX3周りにおいて第3アームL3を回動させた場合、関節J6の重心の位置を基台Bよりも下側に位置させることができていない。すなわち、当該場合、当該右図では、ロボット20が、マニピュレーターMと基台Bとが干渉し易くなっていることが分かる。
図3及び図4に戻る。第2アームL2の形状は、長手形状である。第2アームL2は、第1アームL1の先端部、すなわち、部位L14の端部のうち部位L13と反対側の端部に接続されている。
第3アームL3の形状は、長手形状である。第3アームL3は、第2アームL2の端部のうち第1アームL1と接続されている端部と反対側の端部に接続されている。
第4アームL4は、第3アームL3の先端部、すなわち、第3アームL3の端部のうち第2アームL2が接続されている端部と反対側の端部に接続されている。第4アームL4には、互いに対向する一対の支持部である支持部L41及び支持部L42が形成されている。支持部L41及び支持部L42は、第4アームL4の第5アームL5との接続に用いられる。すなわち、第4アームL4は、第5アームL5を支持部L41及び支持部L42の間に位置させ、支持部L41及び支持部L42によって第5アームL5に接続されている。なお、第4アームL4は、これに限られず、1つの支持部によって第5アームL5を支持する構成(片持ち)であってもよく、3つ以上の支持部によって第5アームL5を支持する構成であってもよい。
第5アームL5は、前述したように、支持部L41及び支持部L42の間に位置し、支持部L41及び支持部L42に接続される。
第6アームL6の形状は、平板形状である。すなわち、第6アームL6は、フランジである。第6アームL6は、第5アームL5の端部のうち第4アームL4と反対側の端部に接続されている。また、第6アームL6には、当該端部にエンドエフェクターEが接続される。
この一例において、第2回動軸AX2と第3回動軸AX3とは、平行である。また、第3回動軸AX3と第4回動軸AX4とは、交差する。図3及び図4に示した例では、第3回動軸AX3と第4回動軸AX4とが直交している。また、第4回動軸AX4と第5回動軸AX5とは、交差している。当該例では、第4回動軸AX4と第5回動軸AX5とが直交している。また、第5回動軸AX5と第6回動軸AX6とは、交差している。当該例では、第5回動軸AX5と第6回動軸AX6とが直交している。
ここで、マニピュレーターMでは、第2回動軸AX2の軸方向から見て、第1アームL1と第2アームL2とが重なることが可能である。なお、本実施形態において、ある2つのアームをある方向から見た場合に当該2つのアームが重なるとは、当該2つのアームのうちの一方のアームが他方のアームに重なっている面積の割合が所定割合以上であることを示す。所定割合は、例えば、9割であるが、これに限られず、他の割合であってもよい。
また、マニピュレーターMでは、第2回動軸AX2の軸方向から見て、第2アームL2と第3アームL3とが重なることが可能である。すなわち、マニピュレーターMは、マニピュレーターMの状態を、関節J2を回動させることにより、第2アームL2と第3アームL3とが重なる状態である第1状態にすることができる。図3及び図4に示したマニピュレーターMの状態は、第1状態の一例である。
マニピュレーターMの状態を第1状態にすることができる理由は、第3アームL3が、関節J2の回動によって第2アームL2と干渉しない形状及び大きさに形成されているためである。例えば、マニピュレーターMの状態が第1状態である場合、且つ、第4回動軸AX4が第1回動軸AX1と平行である場合、第1回動軸AX1に沿った方向において第2アームL2の長さは、第3アームL3の長さよりも長い。
また、マニピュレーターMの状態を第1状態にすることができるため、ロボット20は、第1状態を経る動作を行うことが可能である。図6は、ロボット20が行うことが可能な動作のうちの第1状態を経る動作の一例を示す図である。図6に示した点P1は、第1位置を示す。第1位置は、第1回動軸AX1に直交する方向から見て、基台Bの設置された設置面BSよりも下の位置であってエンドエフェクターEが届く位置であれば、如何なる位置であってもよい。また、図6に示した点P2は、第2位置を示す。第2位置は、第1回動軸AX1に直交する方向から見て、第2回動軸AX2よりも上の位置であってエンドエフェクターEが届く位置であれば如何なる位置であってもよい。図6に示した例では、第1位置のロボット座標系RCにおけるX軸座標及びY軸座標は、第2位置のロボット座標系RCにおけるX軸座標及びY軸座標と一致している。すなわち、図6に示した動作では、ロボット20は、第1状態を経ることにより、エンドエフェクターEの位置(例えば、エンドエフェクターEの重心の位置によって表される)を、第1位置から第2位置(この一例において、下から上)へほぼ直線に沿って移動させることができる。その結果、ロボット20は、ロボット20の一部が他の物体と干渉しないようにするために設ける空間を小さくすることができる。すなわち、ロボット20は、周囲の物体との空間を狭くすることができる。
図2に戻る。マニピュレーターMが備える関節J1~関節J6のそれぞれに備えられたアクチュエーターは、ケーブルによってロボット制御装置30と通信可能に接続されている。これにより、当該アクチュエーターは、ロボット制御装置30から取得される制御信号に基づいて、マニピュレーターMを動作させる。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。また、当該アクチュエーターのうちの一部又は全部は、Wi-Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置30と接続される構成であってもよい。
エンドエフェクターEは、物体を保持するエンドエフェクターである。この一例において、エンドエフェクターEは、指部を備え、当該指部によって物体を挟んで持つことにより当該物体を保持する。なお、エンドエフェクターEは、これに代えて、空気の吸引、磁力、他の治具等によって物体を持ち上げることにより当該物体を保持する構成であってもよい。なお、この一例において、保持するとは、物体を持ち上げることが可能な状態にすることを意味する。図1に示した例では、エンドエフェクターEは、ロボット20が作業を行う対象となる物体である対象物Oを予め保持している。対象物Oは、製品に組み付ける産業用の部品、部材等である。当該例では、図を簡略化するため、対象物Oが、直方体形状の物体として示されている。なお、対象物Oは、産業用の部品や部材に代えて、日用品や生体等の他の物体であってもよい。また、対象物Oの形状は、直方体形状に代えて、円盤形状、平板形状、円柱形状等の他の形状であってもよい。
エンドエフェクターEは、ケーブルによってロボット制御装置30と通信可能に接続されている。これにより、エンドエフェクターEは、ロボット制御装置30から取得される制御信号に基づく動作を行う。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。また、エンドエフェクターEは、Wi-Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置30と接続される構成であってもよい。
ロボット制御装置30は、少なくとも1つのプロセッサーと、少なくとも1つのメモリーとによって構成される。ロボット制御装置30において、当該少なくとも1つのプロセッサーは、1つの情報処理装置に備えられる構成であってもよく、複数の情報処理装置に分散されて備えられている構成であってもよい。また、ロボット制御装置30において、当該少なくとも1つのメモリーは、1つの情報処理装置に備えられる構成であってもよく、複数の情報処理装置に分散されて備えられている構成であってもよい。
図1に示した例では、ロボット制御装置30は、情報処理装置PC1に備えられた1つのプロセッサーであるプロセッサー31と、情報処理装置PC1に備えられた1つのメモリーであるメモリー32とによって構成されている。なお、情報処理装置PC1は、プロセッサー31に加えて、他のプロセッサーを備える構成であってもよく、メモリー32に加えて、他のメモリーを備える構成であってもよい。
情報処理装置PC1は、例えば、ワークステーション、デスクトップPC(Personal Computer)、ノートPC、タブレットPC、多機能携帯電話端末(スマートフォン)、通信機能付きの電子書籍リーダー、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
プロセッサー31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。なお、プロセッサー31は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の他のプロセッサーであってもよい。プロセッサー31は、ロボット制御装置30が備えるメモリーに格納された各種の指令を実行する。また、プロセッサー31は、他の装置のメモリーに格納された各種の指令を実行する。
メモリー32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む。すなわち、メモリー32は、一時的な記憶装置と、非一時的な記憶装置とを含む。なお、メモリー32は、情報処理装置PC1に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置であってもよい。メモリー32は、プロセッサー31又は他の装置のプロセッサーが処理する各種の情報、指令321、322等のコンピューターにより実行可能な各種の指令(例えば、プログラム、コード等)、各種の画像等を格納する。
指令321及び指令322はそれぞれ、プロセッサー31がロボット制御装置30を構成するためにプロセッサー31が実行する複数の指令(すなわち、コンピューターにより実行可能な複数の指令)のうちの一部である。
また、ロボット制御装置30は、他の装置と通信を行うため、ハードウェア機能部として通信部34を備える。
通信部34は、USB等のデジタル入出力ポート、イーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
ロボット制御装置30は、この一例において、基台Bの内側に設けられている(内蔵されている)。なお、ロボット制御装置30は、これに代えて、ロボット20と別体であってもよい。この場合、ロボットシステム1は、ロボット20と、ロボット20と別体のロボット制御装置30とを少なくとも備える。
ここで、ロボット制御装置30は、ロボット20を制御する。より具体的には、ロボット制御装置30は、例えば、ユーザーによりメモリー32に予め記憶された動作プログラムに基づいて、動作プログラムによって指定された動作をロボット20に行わせる。
<ロボットを動作させる際にロボット制御装置が行う処理の概要>
以下、ロボット20を動作させる際にロボット制御装置30が行う処理の概要について説明する。
前述したように、ロボット制御装置30は、メモリー32に予め記憶された動作プログラムに基づいて、動作プログラムによって指定された動作をロボット20に行わせる。この際、ロボット制御装置30は、動作プログラムによって指定された複数の教示点を予め決められた順に特定し、特定した教示点にロボット20の制御点が一致した場合における関節J1~関節J6それぞれの回動角を逆運動学に基づいて算出する。
ここで、ロボット20の制御点は、ロボット20の可動部Aとともに動く仮想的な点であり、例えば、TCP(Tool Center Point)である。以下では、一例として、当該制御点が、関節J6の重心の位置に設定されている場合について説明する。なお、当該制御点は、可動部Aの他の位置に設定される構成であってもよい。当該制御点の位置は、当該重心の位置に対応付けられた三次元局所座標系である制御点座標系の原点の位置によって表される。すなわち、当該原点の位置は、当該重心の位置と一致している。また、当該原点は、当該重心とともに動く。また、当該制御点の姿勢は、制御点座標系における各座標軸のロボット座標系RCにおける方向によって表される。なお、当該制御点の位置及び姿勢は、可動部Aに対応付けられた他の位置及び姿勢によって表される構成であってもよい。
動作プログラムによって指定される複数の教示点のそれぞれは、ロボット20がロボット20の制御点を一致させる目標となる仮想的な点のことである。各教示点には、位置及び姿勢が対応付けられている。ある教示点に当該制御点を一致させた場合、当該制御点の位置及び姿勢は、当該教示点の位置及び姿勢と一致する。
ここで、ロボット20は、マニピュレーターMの状態を前述した第1状態とすることができる。換言すると、ロボット20は、第1状態を含む動作を行うことができる。第1状態を含む動作では、ロボット20は、図7に示したように第4アームL4(より具体的には、第4アームL4の外側)に他の物体ECが取り付けられている場合、関節J4の回動(すなわち、第4アームL4の回動)にともなって物体ECと第2アームL2とが干渉してしまうことがある。物体ECは、如何なる物体であってもよく、例えば、エンドエフェクターEを制御する制御装置等の他の装置、治具、各種の配線、各種のセンサー等である。図7は、第4アームL4が有する面のうちロボット座標系RCにおけるX軸の正方向側の面に物体ECが取り付けられた場合におけるロボット20であって図3に示したロボット20の一例を示す図である。
このような物体ECとロボット20(より具体的には、第2アームL2)との干渉を抑制するため、ロボット制御装置30は、関節J4の回動範囲(すなわち、第4アームL4の回動範囲)を制限することが可能である。これにより、ロボット制御装置30は、第4アームL4に何らかの物体(この一例において、物体EC)が取り付けられた場合における第4アームL4の回動に伴う物体ECとロボット20との干渉を抑制することができる。
ロボット制御装置30に関節J4の回動範囲を制限させる場合、ユーザーは、関節J4の回動を禁止する範囲である回動禁止範囲、又は関節J4の回動を許可する範囲である回動許可範囲を動作プログラムによってロボット制御装置30に設定する。以下では、一例として、ユーザーが、回動禁止範囲を動作プログラムによってロボット制御装置30に設定(指定)する場合について説明する。
回動禁止範囲が設定された場合、ロボット制御装置30は、第1状態を含む動作において、関節J4の回動範囲を制限するとともに、第1状態を含まない動作において、関節J4の回動範囲を制限しない。すなわち、当該場合、第1状態を含む動作における関節J4の回動範囲(すなわち、第4アームL4の回動範囲)と、第1状態を含まない動作における関節J4の回動範囲(すなわち、第4アームL4の回動範囲)とは、異なる回動範囲である。これにより、ロボット制御装置30は、第1動作を含む動作をロボット20に行わせる際において、第4アームL4に物体ECが取り付けられた場合において物体ECとロボット20とが干渉してしまうことを抑制することができる。なお、当該場合、ロボット制御装置30は、第1状態を含む動作、及び第1状態を含まない動作の両方において、関節J4の回動範囲を制限する構成であってもよい。また、当該場合、ロボット制御装置30は、第1状態を含む動作と異なる動作において、関節J4の回動範囲を制限し、当該動作以外の動作において、関節J4の回動範囲を制限しない構成であってもよい。
ユーザーは、この一例において、図8に示したコマンドCを動作プログラムに記載することにより、コマンドCが示す1以上の回動禁止範囲をロボット制御装置30に設定(指定)することができる。図8は、ロボット制御装置30が実行する動作プログラムに含まれるコマンドCの一例を示す図である。図8に示したコマンドCは、回動禁止範囲をロボット制御装置30に設定するコマンドの一例である。図8に示した例では、コマンドCは、2つの回動禁止範囲をロボット制御装置30に設定する。コマンドCに含まれる部分のうち「commandname」によって示される部分C1は、コマンドCを示す名称である。また、コマンドCの部分のうち「xxx1」によって示される部分C2は、ロボット制御装置30が関節J4の回動範囲を制限する対象となるロボットを指定する部分であり、この一例において、ロボット20を識別する識別情報(例えば、ロボット20を示すID)を示す。また、コマンドCの部分のうち「A_min」によって示される部分C3は、1つ目の回動禁止範囲の最小値をロボット制御装置30に対して指定する部分である。コマンドCにおいて、例えば、当該最小値は、前述の正の方向又は負の方向における関節J4の回動角(すなわち、±360°のいずれか)によって指定される。なお、コマンドCにおいて当該最小値は、正の方向又は負の方向における関節J4の回動角に応じた他の情報によって指定される構成であってもよい。また、コマンドCの部分のうち「A_max」によって示される部分C4は、1つ目の回動禁止範囲の最大値をロボット制御装置30に対して指定する部分である。コマンドCにおいて、例えば、当該最大値は、正の方向又は負の方向における関節J4の回動角(すなわち、±360°のいずれか)によって指定される。なお、「A_max」によって指定される回動角は、「A_min」によって示される回動角よりも大きい。また、コマンドCにおいて当該最大値は、正の方向又は負の方向における関節J4の回動角に応じた他の情報によって指定される構成であってもよい。また、コマンドCの部分のうち「B_min」によって示される部分C5は、2つ目の回動禁止範囲の最小値をロボット制御装置30に対して指定する部分である。コマンドCにおいて、例えば、当該最小値は、正の方向又は負の方向における関節J4の回動角(すなわち、±360°のいずれか)によって指定される。なお、コマンドCにおいて当該最小値は、正の方向又は負の方向における関節J4の回動角に応じた他の情報によって指定される構成であってもよい。また、コマンドCの部分のうち「B_max」によって示される部分C6は、2つ目の回動禁止範囲の最大値をロボット制御装置30に対して指定する部分である。コマンドCにおいて、例えば、当該最大値は、正の方向又は負の方向における関節J4の回動角(すなわち、±360°のいずれか)によって指定される。なお、「B_max」によって指定される回動角は、「B_min」によって示される回動角よりも大きい。なお、コマンドCにおいて当該最大値は、正の方向又は負の方向における関節J4の回動角に応じた他の情報によって指定される構成であってもよい。ここで、ロボット制御装置30は、動作プログラムによって、1つ目の回動禁止範囲と2つ目の回動禁止範囲とが重なるように2つの回動禁止範囲を設定することが可能な構成であってもよく、1つ目の回動禁止範囲と2つ目の回動禁止範囲とが重なるように2つの回動禁止範囲をロボット制御装置30に設定することが不可能な構成であってもよい。
なお、ロボット制御装置30は、動作プログラムに含まれる複数のコマンドのうち、先頭コマンドと末尾コマンドとによって囲まれた範囲に含まれるコマンドを実行する場合において、コマンドCによって設定された回動禁止範囲を有効にする構成であってもよい。先頭コマンドは、当該回動禁止範囲を有効にするコマンドのことである。また、末尾コマンドは、当該回動禁止範囲を無効にするコマンドのことである。これにより、ロボット制御装置30は、動作プログラムに含まれるコマンドのうちロボット20の動作のうちユーザーが所望する動作を表すコマンドを実行する場合において当該回動禁止範囲を有効にし、動作プログラムに含まれるコマンドのうちロボット20の動作のうちユーザーが所望しない動作を表すコマンドを実行する場合において当該回動禁止範囲を無効にすることができる。ロボット制御装置30は、当該回動禁止範囲が有効である場合、ロボット20を動作させる際、関節J4の回動範囲を制限し、関節J4の回動角が当該回動禁止範囲に含まれる回動角と一致しないようにロボット20を動作させる。一方、ロボット制御装置30は、当該回動禁止範囲が無効である場合、ロボット20を動作させる際、関節J4の回動範囲を制限せず、例えば、ロボット20の動作量が最小になるようにロボット20を動作させる。当該動作量は、この一例において、関節J1~関節J6それぞれの回動角の大きさ(絶対値)の合計によって表される。なお、当該動作量は、これに代えて、ロボット20に応じた他の量によって表される構成であってもよい。
また、ロボット制御装置30は、コマンドC、先頭コマンド、末尾コマンドのそれぞれを用いて、動作プログラムに含まれるコマンドのうちロボット20の動作を表すコマンドのそれぞれ毎に、設定された回動禁止範囲の有効と無効とを変更することができる構成であってもよい。この場合、ロボット制御装置30は、当該コマンドのそれぞれ毎に、互いに異なる回動禁止範囲を設定することが可能な構成であってもよい。これにより、ユーザーは、ロボット20の動作毎に、互いに異なる回動禁止範囲をロボット制御装置30に設定することができる。
<ロボット制御装置の機能構成>
以下、図9を参照し、ロボット制御装置30の機能構成について説明する。図9は、ロボット制御装置30の機能構成の一例を示す図である。
ロボット制御装置30は、メモリー32と、制御部36を備える。
制御部36は、ロボット制御装置30の全体を制御する。制御部36は、ロボット制御部361を備える。制御部36が備えるロボット制御部361は、例えば、プロセッサー31が、メモリー32に記憶された指令321、322等の各種の指令を実行することにより実現される。また、当該機能部のうちの一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
ロボット制御部363は、メモリー32に予め記憶された動作プログラムをメモリー32から読み出す。ロボット制御部363は、読み出した動作プログラムに基づいて、ロボット20を動作させる。ロボット制御部361が行う具体的な処理については、図10において説明する。
<ロボット制御装置が行う処理>
以下、図10を参照し、ロボット制御装置30が行う処理の流れについて説明する。図10は、ロボット制御装置30が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ロボット制御部361は、メモリー32に予め記憶された動作プログラムをメモリー32から読み出す(ステップS110)。なお、この一例では、説明を簡略化するため、動作プログラムには、前述したコマンドCと、教示点を指定するコマンドである教示点指定コマンドとの2種類のコマンドのみが含まれている場合について説明する。
次に、ロボット制御部361は、ステップS110においてメモリー32から読み出した動作プログラムに基づいて、動作プログラムに含まれるコマンドを上から順に1つずつ選択し、選択したコマンドについてステップS130~ステップS170の処理を繰り返し行う(ステップS120)。
ステップS120においてコマンドが選択された後、ロボット制御部361は、ステップS120において選択されたコマンドがコマンドCであるか否かを判定する(ステップS130)。
ステップS120において選択されたコマンドがコマンドCである場合(ステップS130-YES)、ロボット制御部361は、ステップS120において選択されたコマンドCが示す回動禁止範囲をロボット制御装置30に設定する(ステップS140)。例えば、ロボット制御部361は、当該回動禁止範囲を示す情報をメモリー32に記憶させることにより、ロボット制御装置30に当該回動禁止範囲を設定する。
ステップS140の処理が行われた後、ロボット制御部361は、ステップS120に遷移し、次のコマンドを選択する。なお、ロボット制御部361は、ステップS120において未選択のコマンドが存在しない場合、処理を終了する。
一方、ステップS120において選択されたコマンドがコマンドCではない場合(ステップS130-NO)、ロボット制御部361は、当該コマンドが教示点指定コマンドであると判定し、当該コマンド示す教示点を、ロボット20の制御点を一致させる目標となる教示点として特定する(ステップS150)。
次に、ロボット制御部361は、ステップS150において特定した教示点と、逆運動学とに基づいて、ロボット20の制御点が当該教示点と一致した場合における関節J1~関節J6それぞれの回動角を算出する(ステップS160)。
次に、ロボット制御部361は、ロボット制御装置30に回動禁止範囲が設定されているか否かを判定する。ロボット制御部361は、この判定結果と、ステップS160において算出した回動角とに基づいて、ロボット20を動作させ、ステップS150において特定した教示点にロボット20の制御点を一致させる(ステップS170)。
具体的には、ロボット制御部361は、回動禁止範囲を示す情報がメモリー32に記憶されている場合、ロボット制御装置30に回動禁止範囲が設定されていると判定する。この場合、ロボット制御部361は、例えば、ロボット20の動作量が最小になるようにロボット20を動作させることによりステップS150において特定した教示点にロボット20の制御点を一致させた場合に、ロボット20の動作が第1状態を含む動作になるか否かを判定する。ロボット制御部361は、ロボット20の動作が第1状態を含む動作になると判定した場合、当該情報が示す回動禁止範囲に含まれる回動角と関節J4の回動角とが一致しないようにロボット20を動作させ、ステップS150において特定した教示点にロボット20の制御点を一致させる。一方、ロボット制御部361は、ロボット20の動作が第1状態を含む動作にならないと判定した場合、ロボット20の動作量が最小になるようにロボット20を動作させ、当該教示点にロボット20の制御点を一致させる。
一方、ロボット制御部361は、回動禁止範囲を示す情報がメモリー32に記憶されていない場合、ロボット制御装置30に回動禁止範囲が設定されていないと判定する。この場合、ロボット制御部361は、ロボット20の動作量が最小になるようにロボット20を動作させ、ステップS150において特定した教示点にロボット20の制御点を一致させる。
ステップS170の処理が行われた後、ロボット制御部361は、ステップS120に遷移し、次のコマンドを選択する。なお、ロボット制御部361は、ステップS120において未選択のコマンドが存在しない場合、処理を終了する。
なお、上記において説明したロボット制御装置30は、1つのプロセッサー31と、1つのメモリー32とを備える情報処理装置PC1に代えて、図11に示したように、複数の情報処理装置のうちの一部又は全部によって構成されてもよい。図11は、複数の情報処理装置によってロボット制御装置30が構成される場合におけるロボット制御装置30のハードウェア構成の一例である。
図11に示した情報処理装置PC2及び情報処理装置PC3は、情報処理装置PC1と同様の構成であるため、説明を省略する。
図11に示した例では、情報処理装置PC1と、情報処理装置PC2とが無線又は有線によって互いに通信可能に接続されている。また、当該例では、情報処理装置PC1と、情報処理装置PC3とがLAN(Local Area Network)を介して無線又は有線によって互いに通信可能に接続されている。また、当該例では、情報処理装置PC2と、情報処理装置PC3とがLANを介して無線又は有線によって互いに通信可能に接続されている。
また、図11に示した例では、ロボット制御装置30は、プロセッサー31と、プロセッサー41と、プロセッサー51のうちの少なくとも1つと、メモリー32と、メモリー42と、メモリー52のうちの少なくとも1つとによって構成される。プロセッサー31と、プロセッサー41と、プロセッサー51のうちの2つ以上によってロボット制御装置30が構成される場合、ロボット制御装置30を構成する当該2つ以上のプロセッサーは、通信部による通信を行うことにより、連携してロボット制御装置30の機能を実現する。また、当該場合、当該2つ以上のプロセッサーは、メモリー32と、メモリー42と、メモリー52のうちの少なくとも1つに格納された指令に基づいて、ロボット制御装置30の機能による処理を実行する。
図11に示した例のように、ロボット制御装置30が複数の情報処理装置によって構成される場合、教示装置40は、当該複数の情報処理装置の少なくとも1つと通信可能に接続される。
また、マニピュレーターMは、第3回動軸AX3の軸方向から見て、第3アームL3と第4アームL4とが重なることが可能であるように構成されてもよい。また、マニピュレーターMは、第5回動軸AX5の軸方向から見て、第5アームL5と第6アームL6とが重なることが可能であるように構成されてもよい。
また、第2回動軸AX2と第3回動軸AX3とは、非平行であってもよい。また、第3回動軸AX3と第4回動軸AX4とは、直行せずに交差している構成であってもよく、交差していない構成であってもよい。また、第4回動軸AX4と第5回動軸AX5とは、直行せずに交差している構成であってもよく、交差していない構成であってもよい。また、第5回動軸AX5と第6回動軸AX6とは、直行せずに交差している構成であってもよく、交差していない構成であってもよい。
以上のように、ロボット制御装置30は、Cアーム(この一例において、第4アームL4)の回動範囲(この一例において、関節J4の回動範囲)を制限することが可能である。これにより、ロボット制御装置30は、Cアームに何らかの物体(この一例において、物体EC)が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボット(この一例において、ロボット20)との干渉を抑制することができる。
また、ロボット制御装置30は、第1状態を含む動作において、Cアームの回動範囲を制限するとともに、第1状態を含まない動作において、Cアームの回動範囲を制限しないことが可能である。これにより、ロボット制御装置30は、第1状態を含む動作における回動であってCアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
また、ロボット制御装置30は、第1状態を含む動作におけるCアームの回動範囲と、第1状態を含まない動作におけるCアームの回動範囲とを、異なる回動範囲とすることが可能である。これにより、ロボット制御装置30は、第1状態を含む動作におけるCアームの回動範囲を第1状態を含まない動作におけるCアームの回動範囲と異なる回動範囲とすることにより、Cアームに何らかの物体が取り付けられた場合におけるCアームの回動に伴う当該物体とロボットとの干渉を抑制することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、ロボット制御装置30)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disk)-ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…ロボットシステム、20…ロボット、30…ロボット制御装置、31、41、51…プロセッサー、32、42、52…メモリー、34、44、54…通信部、35…表示部、36…制御部、321、322…指令、361…ロボット制御部、AX1…第1回動軸、AX2…第2回動軸、AX3…第3回動軸、AX4…第4回動軸、AX5…第5回動軸、AX6…第6回動軸、B…基台、E…エンドエフェクター、J1~J6…関節、L1…第1アーム、L2…第2アーム、L3…第3アーム、L4…第4アーム、L5…第5アーム、L6…第6アーム、M…マニピュレーター、PC1、PC2、PC3…情報処理装置

Claims (4)

  1. A回動軸周りに回動可能なAアームと、
    前記Aアームに対して、B回動軸周りに回動可能に設けられ、前記B回動軸の軸方向か
    ら見て前記Aアームと重なる第1状態になることが可能であるBアームと、
    前記Bアームに対して、前記B回動軸の軸方向と交差する軸方向であるC回動軸周りに
    回動可能に設けられたCアームと、を有する可動部を備えたロボットを制御する制御装置
    であって、
    前記Cアームが物体を有し、前記Cアームの回動を禁止する範囲である回動禁止範囲を
    設定したときに、
    記ロボットの動作が前記第1状態を含む場合、前記Cアームの回動前記回動禁止
    範囲に含まれる回動角と一致しないように前記ロボットを動作させ、
    記ロボットの動作が前記第1状態を含まない場合、前記Cアームの回動を制限せず
    に前記ロボットを動作させる制御部を備える、
    ロボット制御装置。
  2. 前記ロボットは、前記可動部とともに動く制御点を有し、
    前記制御部は、前記ロボットを動作させることによって、前記制御点の目標となる教示
    点に前記ロボットの前記制御点を一致させる、
    請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のロボット制御装置と、
    前記ロボット制御装置に制御されるロボットと、
    を備えるロボットシステム。
  4. A回動軸周りに回動可能なAアームと、
    前記Aアームに対して、B回動軸周りに回動可能に設けられ、前記B回動軸の軸方向か
    ら見て前記Aアームと重なる第1状態になることが可能であるBアームと、
    前記Bアームに対して、前記B回動軸の軸方向と交差する軸方向であるC回動軸周りに
    回動可能に設けられたCアームと、を有する可動部を備えたロボットを制御する制御方法
    であって、
    前記ロボットの動作プログラムを読み出す工程と、
    前記動作プログラムに含まれる複数のコマンドから1つのコマンドを選択する工程と、
    前記選択したコマンドが、前記Cアームの回動を禁止する範囲に関する情報を有するコ
    マンドであるか否かを判定する工程と、
    前記コマンドが前記情報を有するコマンドであると判定した場合において、前記ロボッ
    トの動作が前記第1状態を含むか否かを判定し、前記動作が前記第1状態を含むと判定し
    た場合、前記Cアームの回動が、前記情報に含まれる回動角と一致しないように前記ロ
    ボットを動作させ、前記動作が前記第1状態を含まないと判定した場合、前記動作の動作
    量が最小になるように前記ロボットを動作させる工程と、を含む制御方法。
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