JP2018199172A - 制御装置、ロボットおよびロボットシステム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、「探り動作」の開始から終了までには多大な時間を要する場合があり、その結果、嵌合作業の開始から終了までに多大な時間を要する場合があった。また、特許文献1に記載された技術では、「探り動作」によってワーク(ここでは、ワーク#1あるいはワーク#2)が損傷する場合があった。さらに、特許文献1に記載された技術では、「探り動作」によって、挿入物(ここでは、例えば、ワーク#1)が挿入される被挿入物(ここでは、例えば、ワーク#2)の位置がずれてしまう場合があり、この場合、「挿入動作」が失敗してしまうことがあった。
この構成により、制御装置では、可動部を制御することにより、保持部に保持された挿入物について、第1接触動作と第2接触動作と挿入動作をさせる場合に、第2接触動作において、第1方向と直交する第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行うことにより、第1接触動作での接触部分とは異なる部分に挿入物と被挿入物とを接触させる。これにより、制御装置では、可動部を制御することで、探り動作を行わずに、挿入物を被挿入物に挿入する作業を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、挿入物を第1の姿勢から第2の姿勢にさせる際、力検出部からの出力に基づいて、第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う。これにより、制御装置では、このような力制御を行うことで、挿入物の姿勢を変化させる動作を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、可動部を制御することにより、保持部に保持された被挿入物について、第1接触動作と第2接触動作と挿入動作をさせる場合に、第2接触動作において、第1方向と直交する第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行うことにより、第1接触動作での接触部分とは異なる部分に挿入物と被挿入物とを接触させる。これにより、制御装置では、可動部を制御することで、探り動作を行わずに、被挿入物に挿入物を挿入させる作業を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、被挿入物を第1の姿勢から第2の姿勢にさせる際、力検出部からの出力に基づいて、第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う。これにより、制御装置では、このような力制御を行うことで、挿入物の姿勢を変化させる動作を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、第2接触動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1方向および第2方向と直交する第3方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う。これにより、制御装置では、このような力制御を行うことで、第2接触動作を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、挿入動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う。これにより、制御装置では、このような力制御を行うことで、挿入動作を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、挿入動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第2方向における目標力の成分を、第1方向における目標力の成分より小さい値とした力制御を行う。これにより、制御装置では、このような力制御を行うことで、挿入動作を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、第1接触動作、第2接触動作および挿入動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1回動軸周りにおける目標力の成分を、第1方向における目標力の成分より小さい値とした力制御を行う。これにより、制御装置では、このような力制御を行うことで、第1接触動作、第2接触動作および挿入動作を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、第1接触動作、第2接触動作および挿入動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1回動軸周りにおける目標力の成分を0とした力制御を行う。これにより、制御装置では、このような力制御を行うことで、第1接触動作、第2接触動作および挿入動作を効率的に行うことができる。
この構成により、制御装置では、傾斜の角度は、45度未満である。これにより、制御装置では、挿入物が被挿入物に挿入される確度を高めることができる。
この構成により、制御装置では、制御部は、挿入動作の際、挿入物および被挿入物の少なくとも一方を弾性変形させる。これにより、制御装置では、弾性変形させられない状態では、挿入物を被挿入物に挿入することができないような場合において、挿入物および被挿入物の少なくとも一方を弾性変形させることで、挿入物を被挿入物に挿入することができる。
この構成により、制御装置では、力検出部は、圧電素子により力を検出する。これにより、制御装置では、力制御に関して、誤差を小さくして精度を高めることが可能である。
この構成により、制御装置では、力検出部における圧電素子は、水晶である。これにより、制御装置では、力制御に関して、誤差を小さくして精度を高めることが可能である。
この構成により、ロボットでは、上記のような制御装置により制御される。これにより、ロボットでは、可動部を制御することで、探り動作を行わずに、挿入物を被挿入物に挿入する作業を効率的に行うことができる。
この構成により、ロボットシステムでは、上記のような制御装置によりロボットが制御される。これにより、ロボットシステムでは、可動部を制御することで、探り動作を行わずに、挿入物を被挿入物に挿入する作業を効率的に行うことができる。
なお、以下の実施形態では、「設けられる」あるいは「設けられた」等の用語は、着脱不可能に設けられる構成と、着脱可能に設けられる構成との両方を含み得る。
[ロボットシステム]
図1は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係るロボットシステム1の概略的な構成例を示す図である。
図1には、説明の便宜上、三次元直交座標系であるX−Y−Z座標系と、三次元直交座標系であるA1−A2−A3座標系を示してある。X−Y−Z座標系では、X軸、Y軸、Z軸が互いに直交している。また、A1−A2−A3座標系では、A1軸、A2軸、A3軸が互いに直交している。
また、図1には、テーブル51と、ロボット11により保持されるワークである挿入物71と、テーブル51に載置されたワークである被挿入物72を示してある。
本実施形態では、挿入物71が被挿入物72に挿入された状態において、挿入物71の一部または全部が被挿入物72によって覆われる。
なお、本実施形態では、保持は、把持を含み得る。
また、被挿入物72は、平面状の台81と、当該台81の1個の面に形成された1個の穴部91を備える。穴部91の表面は開口部(挿入口)を形成する。穴部91は、挿入物71が当該穴部91に挿入されることが可能な形状および大きさを有している。本実施形態では、穴部91と比べて挿入物71の方が大きく、挿入物71が穴部91に挿入されて組み付けられた状態においても、ロボット11により挿入物71を保持することが可能である。なお、他の例として、穴部91と挿入物71とが同じ大きさである場合、あるいは、穴部91と比べて挿入物71の方が小さい場合においても、吸着機構などによってロボット11により挿入物71を保持することが可能である。
なお、挿入物71および被挿入物72の穴部91について、形状あるいは大きさは、任意であってもよく、例えば、立方体の形状の代わりに、円柱などの形状が用いられてもよい。
また、テーブル51、挿入物71、被挿入物72のうちの1つ以上が、ロボットシステム1に含まれると捉えられてもよい。
ここで、本実施形態では、ロボット11は、単腕ロボットである。
図1の例では、ロボット11は、エンドエフェクターE1により、対象物として挿入物71を保持している。
また、本実施形態では、それぞれの有線のケーブル13、22を介して通信する構成を示すが、他の構成例として、これらのうちの1以上に関し、有線のケーブルの代わりに、無線の回線を介して通信する構成が用いられてもよい。
また、本実施形態では、A1−A2−A3座標系として、例えば、挿入物71を基準とするワーク座標系が用いられている。本実施形態では、挿入物71から見て、A1−A2−A3座標系が固定されている。このため、本実施形態では、挿入物71の位置あるいは姿勢が変化すると、これに応じてA1−A2−A3座標系も変化する。
本実施形態では、説明の便宜上、A1軸の負から正へ向かう方向を方向A1と呼び、A2軸の負から正へ向かう方向を方向A2と呼び、A3軸の負から正へ向かう方向を方向A3と呼ぶ。
また、本実施形態では、説明の便宜上、方向A1の周りの回転のモーメント(トルク)のことをトルクA1と呼び、方向A2の周りの回転のモーメント(トルク)のことをトルクA2と呼び、方向A3の周りの回転のモーメント(トルク)のことをトルクA3と呼ぶ。
撮像装置21は、例えば、カメラを用いて構成されている。
撮像装置21は、画像を撮像して、撮像された画像の情報を、ケーブル22を介して、制御装置12に送信する。
本実施形態では、撮像装置21は、ロボット11により行われる動作の状況(作業の状況)を撮像することが可能なところに設置されている。
力検出部32は、ロボット11に設けられており、ロボット11が受けた力またはモーメントのうちの一方または両方を検出する。
なお、他の構成例として、力検出部32の代わりに、トルクセンサーが用いられてもよく、この場合、当該トルクセンサーはロボット11のマニピュレーターM1の任意の箇所に設けられてもよい。
また、力検出部32の好ましい一例として、さらに、圧電素子として水晶を用いた力検出部が用いられてもよい。圧電素子として水晶を用いることで、例えば、誤差を小さくして精度を高めることが可能である。
なお、圧電素子として、水晶以外のものが用いられてもよい。
また、力検出部32として、圧電方式以外の方式の力検出部が用いられてもよい。
本実施形態では、ロボット11の基台31は、床に固定的に設置されている。
ロボット11のマニピュレーターM1の一端は、基台31と接続されている。ロボット11のマニピュレーターM1の他端と、エンドエフェクターE1とが、これらの間に力検出部32を介して、接続されている。
ロボット11のマニピュレーターM1は、6軸垂直多関節型の構造を有しており、6個の関節を備える。それぞれの関節は、アクチュエーター(図示せず)を備える。そして、ロボット11では、6個の関節のそれぞれのアクチュエーターの動作によって、6軸の自由度の動作を行う。本実施形態では、マニピュレーターM1は、これらの動作の一つとして、先端(エンドエフェクターE1が取り付けられる側の端)の回動軸の周りに回動することが可能である。
なお、他の構成例として、5軸以下の自由度で動作を行うロボット、または、7軸以上の自由度で動作を行うロボットが用いられてもよい。
ロボット11のエンドエフェクターE1は、例えば、ハンドであり、物体を挟持することで保持することが可能な指部を備え、保持部の一例である。他の構成例として、ロボット11のエンドエフェクターE1は、任意のものであってもよく、例えば、空気の吸引を利用して物体を吸着するもの、あるいは、磁力を利用して物体を寄せ付けるものなどであってもよく、本実施形態では、これらも保持の一例とする。つまり、保持部としては、例えば、任意の方法によって物体を当該保持部に固定するようなものを含んでもよい。
制御装置12は、ロボット11を制御する。例えば、制御装置12は、マニピュレーターM1が有するそれぞれのアクチュエーター、力検出部32およびエンドエフェクターE1のそれぞれを制御する。
また、制御装置12は、撮像装置21を制御することが可能である。
制御装置12は、力検出部32から、検出結果の情報を受信する。
また、制御装置12は、撮像装置21から、画像の情報を受信する。
制御装置12は、力検出部32、撮像装置21のそれぞれから受信された情報のうちの1以上に基づいて、ロボット11を制御してもよい。
制御装置12は、入力部111と、出力部112と、記憶部113と、制御部114を備える。
制御部114は、情報取得部131と、判定部132と、ロボット制御部133を備える。
出力部112は、外部に情報を出力する。一例として、出力部112は、表示部により情報を表示出力する。当該表示部は、例えば、画面を有するディスプレイ装置であり、当該画面に情報を表示出力する。他の例として、出力部112は、他の態様で情報を出力してもよく、例えば、音(音声を含む。)により情報を出力してもよい。
制御部114は、制御装置12において各種の制御を行う。制御部114は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を用いて構成されており、記憶部113に記憶された制御プログラムおよび各種のパラメーターの情報に基づいて、各種の制御を行う。
判定部132は、情報取得部131により取得された情報に基づいて、所定の判定の処理を行う。
ロボット制御部133は、ロボット11の動作を制御する。具体的には、ロボット制御部133は、ケーブル13を介してマニピュレーターM1と通信することで、マニピュレーターM1の動作を制御する。また、ロボット制御部133は、ケーブル13を介してエンドエフェクターE1と通信することで、エンドエフェクターE1の動作を制御する。
本実施形態では、制御装置12によりロボット11を制御して、ロボット11により保持された挿入物71を移動させて、台81に形成された穴部91に当該挿入物71を挿入して組み付ける作業を行う。
また、ロボット11のエンドエフェクターE1により保持される挿入物71(あるいは、他の物体)の位置および姿勢は、例えば、当該ロボット11に設定されたTCP(Tool Center Point)の位置および姿勢の情報に基づいて把握されてもよい。
本実施形態では、Z軸の負の方向が重力の方向であって、下方向となっている。また、Z軸の正の方向が上方向である。
本実施形態では、テーブル51の上方向の面と、当該面に載置された台81は、それぞれ、XY平面に平行な面を有する。また、当該台81の上方向の面に、穴部91が形成されている。
なお、本実施形態では、嵌合は、挿入の一態様であり、挿入に含まれるとしている。つまり、本実施形態では、挿入としては、必ずしも嵌合が為されないものも含み得る。
挿入物71および穴部91は、Z軸の方向から見て、四角の形状を有しており、本実施形態では、正方形の形状を有する。また、本実施形態では、台81についても、Z軸の方向から見て、四角の形状を有しており、本実施形態では、正方形の形状を有するが、任意の形状を有してもよい。
図3には、Z軸の方向から見た場合について、穴部91の四角の中心位置201を示してある。挿入物71が穴部91に挿入された状態では、Z軸の方向から見た場合について、挿入物71の四角の中心位置も、穴部91の四角の中心位置201に一致する。
図4〜図7は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係るロボット11により挿入物71を被挿入物72の穴部91に挿入して組み付ける動作の例を示す図である。
ここで、図4〜図7では、図を見易くするために、挿入物71を保持するロボット11の図示(特に、エンドエフェクターE1の図示)を省略してある。
本実施形態では、ロボット11のエンドエフェクターE1により保持する物体として、挿入物71が用いられている。また、当該物体を組み付ける対象(組み付け対象)として、被挿入物72(あるいは、当該被挿入物72の穴部91)が用いられている。
なお、本実施形態では、第1接触動作では方向A1の接触が行われ、第2接触動作では方向A2と方向A3の一方または両方の接触が行われる。
また、本実施形態では、テーブル51の上方の面に被挿入物72が設置されているとする。テーブル51の上方の面に被挿入物72が設置されていない場合には、制御装置12は、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、当該ロボット11のエンドエフェクターE1により被挿入物72を保持して移動させて、テーブル51の上方の面に被挿入物72を設置してもよい。
図4〜図7の例では、方向A3はY軸の方向に相当し、方向A1および方向A2はそれぞれX−Y−Z座標系をY軸の周りに回転させた場合におけるZ軸およびX軸に相当する。
ここで、図4〜図7では、図を見易くするために、挿入物71を保持するロボット11の図示(特に、エンドエフェクターE1の図示)を省略してある。
制御装置12は、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、当該ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物71を所定の位置(開始位置)に配置する。
ここで、制御装置12は、例えば、あらかじめユーザーなどにより教示が行われることで被挿入物72の位置を把握していてもよく、あるいは、撮像装置21により撮像された画像の情報に基づいて被挿入物72の位置を検出して把握してもよい。
この状態では、挿入物71と被挿入物72との相対的な位置および姿勢として、挿入物71が有する複数の面のうちで台81の上方の面(または、被挿入物72の上方の面)に対向する面Q1が、XY平面に対して傾いている(つまり、平行ではない)。図4の例では、Y軸の負から正の方向を見た場合に、挿入物71の面Q1と台81の上方の面(または、被挿入物72の上方の面)とのZ方向の距離は、X軸の正の方向にある部分の方が、X軸の負の方向にある部分よりも、大きくなっている。この傾き(傾斜)の程度としては、例えば、挿入物71が被挿入物72に挿入されることが実現されれば、任意であってもよく、例えば、45(=90/2)度未満であると、挿入物71が被挿入物72に挿入される確度を高めることができて好ましい。
図4の例では、この傾きは、Z軸の正から負への方向と、方向A1(負から正への方向)との傾きに相当する。
また、この状態では、Z軸の方向については、挿入物71が、台81の上方の面(または、被挿入物72の上方の面)に対して、所定の距離(傾きがあるためX軸の位置によって異なる距離)だけ上方にある。当該所定の距離は、任意であってもよく、例えば、X軸方向の中心位置において、50[mm]あるいはその程度が用いられてもよい。
また、この状態では、例えば、XY平面に平行な面に対して、挿入物71の四角の形状の中心の位置(面Q1における中心の位置)が、被挿入物72に関する中心位置201に一致している、あるいは、当該中心位置201の付近にある。
制御装置12は、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、当該ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物71を、面Q1に対して垂直な方向(方向A1)であって挿入物71を被挿入物72に近付ける方向(斜め下方)へ移動(下降)させる。
ここで、図4には、挿入物71の面Q1に対して垂直な中心軸301を示してあり、また、挿入物71に対して加えられる当該中心軸301に沿った方向(方向A1)の力F1を示してある。本実施形態では、力F1は、挿入物71の全体を当該力F1の方向に移動させるように加えられており、例えば、実質的には、挿入物71の重心に加えられていると捉えられる。
本実施形態では、制御装置12は、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、被挿入物72に対する挿入物71の傾きを保持したまま、挿入物71を移動させる。
制御装置12は、判定部132により、所定の力で挿入物71が被挿入物72に接触しているか否かを判定する。
この判定の結果、制御装置12は、判定部132により所定の力で挿入物71が被挿入物72に接触していると判定された場合には(ステップS3:YES)、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、当該ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物71を停止させる。そして、(ステップS4)の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、制御装置12は、判定部132により所定の力で挿入物71が被挿入物72に接触していないと判定された場合には(ステップS3:NO)、(ステップS2)の処理を継続する。
また、本実施形態では、(ステップS2)〜(ステップS3)の処理においては、制御装置12は、力検出部32の検出結果の情報を用いた力制御の処理において、挿入物71の移動方向(方向A1)の力(図4の例では、力F1)に関する力制御のみを有効とする。
制御装置12は、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、当該ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物71に中心軸301に沿った方向(方向A1)の力F11および中心軸301に対して垂直な方向の力(方向A2の力F12、方向A3の力F13)を加える。
本実施形態では、力F12は、面Q1において台81(または、被挿入物72)との距離が最大となる点から、面Q1において台81(または、被挿入物72)との距離が最小となる点へ向かう方向(方向A2)の力である。また、力F13は、力F11および力F12に対して垂直な方向(方向A3)の力である。
また、図5には、被挿入物72の上方の面(穴部91に該当しない部分の面)よりも下側(例えば、少し下側)の面(例えば、仮想的な面Q11)を示してある。
また、図5の例では、方向A2において、第1接触動作では挿入物71の一方側(図5の例では、右側)が被挿入物72と接触し、その後、第2接触動作において挿入物71の他方側(図5の例では、左側)が被挿入物72と接触する。
制御装置12は、判定部132により、挿入物71と被挿入物72とが接触したときの状態(例えば、ステップS3の処理からステップS4の処理へ移行したときの状態)と比べて、挿入物71が所定の距離だけ下降したか否かを判定する。
この判定の結果、制御装置12は、判定部132により挿入物71が所定の距離だけ下降したと判定された場合(ステップS5:YES)、挿入物71の下降を停止させる。そして、(ステップS6)の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、制御装置12は、判定部132により挿入物71が所定の距離だけ下降していないと判定された場合(ステップS5:NO)、(ステップS4)の処理を継続する。
ここで、本実施形態では、方向A3に関する力制御については、プラス(+)の目標力でもよく、あるいは、マイナス(−)の目標力でもよい。また、他の例として、方向A3に関する力制御については、目標力をゼロにしてもよい。また、他の構成例として、方向A3に関する力制御については行われなくてもよい。
本実施形態では、(ステップS4)〜(ステップS5)の処理においては、力制御を用いた倣い動作が行われる。
本実施形態では、挿入物71が傾斜させられた側に向かう力(図5の例では、方向A2の力F12)が挿入物71に加えられて、挿入物71が被挿入物72の穴部91(挿入口)の内側の側面に押し付けられる。
制御装置12は、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、当該ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物71の姿勢を変化させる。この姿勢の変化としては、挿入物71の四角の形状の面(本実施形態では、面Q1)をXY平面に平行にするように当該挿入物71の姿勢を変化させる態様が用いられる。つまり、この姿勢の変化としては、当該挿入物71の姿勢を挿入後の状態(本実施形態では、組み付け後の状態についても同様)に変化させる態様が用いられる。
本実施形態では、力F22は、面Q1において被挿入物72(ここでは、穴部91の底)との距離が最大となる点から、面Q1において被挿入物72(ここでは、穴部91の底)との距離が最小となる点へ向かう方向を有する。
本実施形態では、力F21、力F22と力F23は、それぞれ、挿入物71の全体を力の方向(当該力F21、当該力F22あるいは当該力F23の方向)に移動させるように加えられており、例えば、実質的には、挿入物71の重心に加えられていると捉えられる。
また、当該力F21、当該力F22および当該力F23としては、それぞれ、任意の力であってもよく、例えば、10[N]あるいはその程度が用いられてもよい。
この場合、力制御により倣い制御が行われる構成の代わりに、他の構成例として、位置制御が行われる構成が用いられてもよい。なお、一般に、力制御よりも位置制御の方が、制御が完了するまでの処理が速い。
制御装置12は、判定部132により、挿入物71の姿勢が所定の姿勢になったか否かを判定する。当該所定の姿勢としては、挿入物71の四角の形状の面(本実施形態では、面Q1)がXY平面に平行になった姿勢が用いられる。
この判定の結果、制御装置12は、判定部132により挿入物71の姿勢が所定の姿勢になったと判定された場合(ステップS7:YES)、挿入物71の姿勢を変化させる動作を停止させる。そして、ステップS8の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、制御装置12は、判定部132により挿入物71の姿勢が所定の姿勢になっていないと判定された場合(ステップS7:NO)、ステップS6の処理を継続する。
制御装置12は、ロボット制御部133により、ロボット11を制御することで、当該ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物71を下方へ移動(下降)させる。
この場合、例えば、力制御により倣い制御が行われてもよく、あるいは、位置制御が行われてもよい。
制御装置12は、判定部132により、挿入物71が所定の状態になったか否かを判定する。当該所定の状態は、例えば、所定の力で挿入物71が被挿入物72(ここでは、穴部91の底)に接触した状態であってもよく、あるいは、他の状態が用いられてもよい。当該所定の力は、任意の力であってもよく、例えば、Z軸方向に関して、20[N]あるいはその程度が用いられてもよい。この場合、例えば、Z軸の正から負へ向かう方向を力のプラス方向とすると、当該所定の力は+20[N]あるいはその程度となり、力検出部32の検出結果の目標値(目標力)は−20[N]あるいはその程度となる。
なお、本実施形態では、(ステップS9)の作業段階では、方向A1、方向A2、方向A3は、それぞれ、Z軸に平行な方向、X軸に平行な方向、Y軸に平行な方向となる。
一方、この判定の結果、制御装置12は、判定部132により挿入物71が所定の状態になっていないと判定された場合(ステップS9:NO)、ステップS8の処理を継続する。
なお、挿入物71の所定の状態としては、他の例として、穴部91の底よりも上方(例えば、少し上方)の面(例えば、仮想的な面)に挿入物71の下面が接した状態が用いられてもよい。
図9には、提案構成と比較構成について、所定のズレ量(Q/P)[mm]に対するサイクルタイム[秒]の一例を示してある。本実施形態では、QはA3方向のズレ量を表わしており、PはA2方向のズレ量を表わしている。つまり、本実施形態では、ズレ量(Q/P)[mm]は、被挿入物72の穴部91に対する挿入物71の接触位置に関して、(A3方向のズレ量/A2方向のズレ量)を示す。
ここで、提案構成は、本実施形態に係る構成を用いた場合を示す。
また、サイクルタイムは、1回の作業(本実施形態では、図8に示される処理フローの処理)に要する時間を示す。
図9の例では、比較構成に関して、「NG」は、このような回転として10回転が行われても挿入物が被挿入物に挿入されなかった場合(タイムアウトの場合)を示す。
以上のように、本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、制御装置12がロボット11を制御することで、探り動作を行わずに、挿入物71を被挿入物72に挿入する作業を効率的に行うことができる。
なお、本実施形態では、組み付けとして、例えば、嵌合が用いられている。
このように、本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、挿入物71の姿勢を変化させる動作を効率的に行うことができる。
本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、汎用的なワークに関して、ワークの挿入作業を実現することが可能である。
なお、本実施形態では、挿入物71が立方体であるため、当該挿入物71に方向A2の力F12、F22とともに方向A3の力F13、F23(つまり、立方体が有する2個の面に対する力の成分)が加えられる方が、挿入作業の効率には、より好ましいと考えられる。これに対して、例えば、挿入物71が円柱(面Q1が円形の円柱)である場合には、挿入物71が立方体である場合と比べて、方向A3の力F13、F23が加えられなくても、挿入作業の効率は良好であると考えられる。
また、本実施形態では、座標系として、X−Y−Z座標系あるいはA1−A2−A3座標系が用いられたが、任意の座標系が用いられてもよい。
本実施形態では、ロボット11により挿入物71を保持して動かすことで挿入物71を被挿入物72に挿入する作業を示したが、他の例として、ロボット11により被挿入物72を保持して動かすことで被挿入物72に挿入物71を挿入させる作業が行われてもよい。例えば、ロボット11により挿入物71を保持する場合においても、あるいは、ロボット11により被挿入物72を保持する場合においても、挿入物71と被挿入物72との相対的な位置関係および姿勢関係を同様にする作業を行うことで、同様な作業結果を実現することができる。
なお、ロボット11により挿入物71を保持する場合と、ロボット11により被挿入物72を保持する場合とでは、例えば、ロボット11により保持した物体について、動作の向き(例えば、移動方向、力の方向など)が逆になる。
以上では、挿入物71と被挿入物72とのうちの一方がロボット11により移動可能な態様を示したが、他の例として、挿入物71と被挿入物72との両方が移動可能な態様が用いられてもよい。この場合、例えば、挿入物71と被挿入物72とのうちの一方がロボット11により保持されて移動可能であり、他方がロボット11以外の移動機構によって移動可能であってもよく、あるいは、挿入物71と被挿入物72とのうちの一方がロボット11により保持されて移動可能であり、他方が別のロボットにより保持されて移動可能であってもよい。また、例えば、2個以上の保持部を備える1個のロボットが用いられてもよく、当該ロボットの別々の保持部によって挿入物71と被挿入物72とのそれぞれが保持されて移動可能であってもよい。
一構成例として、力検出部(図1の例では、力検出部32)および保持部(図1の例では、エンドエフェクターE1)が設けられた可動部(図1の例では、マニピュレーターM1)を備えるロボット(図1の例では、ロボット11)を制御する制御装置(図1の例では、制御装置12)であって、可動部を制御することにより、保持部に保持された挿入物(図4〜図7の例では、挿入物71)を第1の姿勢(例えば、図4に示される姿勢)にして、挿入口(図4〜図7の例では、穴部91の挿入口)を有する被挿入物(図4〜図7の例では、被挿入物72)に接触させる第1接触動作をさせた後、挿入物を第1の姿勢と異なる第2の姿勢(例えば、図7に示される姿勢)にして、挿入物と被挿入物を第1方向(図7の例では、方向A1であり、Z軸に平行な方向)に相対的に移動させて挿入物を挿入口に挿入させる挿入動作をさせることが可能な制御部(図2の例では、制御部114)を備える。制御部は、第1接触動作と挿入動作との間において、挿入物を第2の姿勢に対して傾斜させた姿勢(例えば、図5に示される姿勢)で、力検出部からの出力に基づいて、第1方向と直交する第2方向(図5の例では、方向A2)における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行うことにより、第1接触動作での接触部分とは異なる部分に挿入物と被挿入物とを接触させる第2接触動作をさせる。
なお、第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う場合に、他の成分があってもよく、あるいは、他の成分が無くてもよい。
一構成例として、制御装置において、制御部は、第2接触動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1方向および第2方向と直交する第3方向(図5の例では、方向A3)における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う。なお、このときにおける力制御の目標力としては、他の態様が用いられてもよい。
一構成例として、制御装置において、制御部は、挿入動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1方向(図7の例では、方向A1)における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う。なお、このときにおける力制御の目標力としては、他の態様が用いられてもよい。
一構成例として、制御装置において、保持部は、第1回動軸の周りに回動可能である。そして、制御部は、第1接触動作、第2接触動作および挿入動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1回動軸周りにおける目標力(図4〜図7の例では、トルクA1の目標力)の成分を、第1方向における目標力の成分より小さい値とした力制御を行う(本実施形態では、例えば、トルクA1については継続的に倣い制御する。)。なお、それぞれの動作のときにおける力制御の目標力としては、他の態様が用いられてもよい。
一構成例として、制御装置において、制御部は、第1接触動作、第2接触動作および挿入動作の際、力検出部からの出力に基づいて、第1回動軸周りにおける目標力の成分を0とした力制御を行う。なお、それぞれの動作のときにおける力制御の目標力としては、他の態様が用いられてもよい。
一構成例として、制御装置において、力検出部は、圧電素子により力を検出する。なお、力検出部として、他の構成が用いられてもよい。
一構成例として、制御装置において、圧電素子は、水晶である。なお、圧電素子として、他の物が用いられてもよい。
一構成例として、制御装置により制御されるロボットである。
一構成例として、制御装置と、制御装置により制御されるロボットと、を備えるロボットシステム(図1の例では、ロボットシステム1)である。
本実施形態では、主に第1実施形態とは異なる点について説明し、第1実施形態と同様な点については説明を簡易化または省略する。
本実施形態では、説明の便宜上、第1実施形態の説明で使用した図1〜図8に示される構成あるいは処理と同様な構成あるいは処理については、同じ符号を使用して説明する。
概略的には、本実施形態では、第1実施形態と比べて、ロボット11による挿入作業に用いられる挿入物および被挿入物が異なる。
図10には、第1実施形態の場合と同様なX−Y−Z座標軸およびA1−A2−A3座標軸を示してある。
ここで、図10では、図を見易くするために、挿入物501を保持するロボット11の図示(特に、エンドエフェクターE1の図示)を省略してある。
なお、一般に電池の大きさとしては複数の大きさがあるが、説明の便宜上、本実施形態では、電池の大きさは一定であるとする。
被挿入物502は、2個の挿入物501を並列に挿入することが可能な穴部521を有する。穴部521は、1個の挿入物501が挿入される被挿入部541と、別の1個の挿入物501が挿入される被挿入部542を有する。被挿入部541、542はそれぞれ開口部(挿入口)を有しており、本例では、これらの開口部はつながっている。穴部521は、収容部を構成する。
被挿入部541は、長手方向のうちの一端に、バネ561を有する。被挿入部542は、長手方向のうちの一端に、バネ562を有する。ここで、バネ561、562は、挿入物501(電池)が有するプラス端子とマイナス端子のうちのマイナス端子に当てられるものである。
一例として、本実施形態に係る挿入物501が被挿入部541に挿入された状態と、第1実施形態に係る挿入物71が被挿入物72に挿入された状態とを考えた場合に、それぞれのX−Y−Z座標系およびA1−A2−A3座標系が一致するように、被挿入物502の配置、ロボット11のエンドエフェクターE1により挿入物501を保持する位置および姿勢、ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物501について行われる作業(例えば、図8に示される処理フローの処理)を設定することで、第1実施形態と同様に、制御装置12は、挿入物501を被挿入部541に挿入して組み付ける。
なお、制御装置12は、挿入物501を被挿入部541に挿入することができれば、他の任意の手法で挿入作業の制御を実行してもよい。
以上のように、本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、制御装置12がロボット11を制御することで、探り動作を行わずに、電池である挿入物501を、電池の収容部である被挿入物502に挿入する作業を効率的に行うことができる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、ロボット11により挿入物501を保持する態様を示したが、他の例として、ロボット11により被挿入物502を保持する態様、あるいは、ロボット11などにより挿入物501と被挿入物502の両方を保持する態様が用いられてもよい。
本実施形態では、主に第1実施形態とは異なる点について説明し、第1実施形態と同様な点については説明を簡易化または省略する。
本実施形態では、説明の便宜上、第1実施形態の説明で使用した図1〜図8に示される構成あるいは処理と同様な構成あるいは処理については、同じ符号を使用して説明する。
概略的には、本実施形態では、第1実施形態と比べて、ロボット11による挿入作業に用いられる挿入物および被挿入物が異なる。
図11には、第1実施形態の場合と同様なX−Y−Z座標軸およびA1−A2−A3座標軸を示してある。
ここで、図11では、図を見易くするために、挿入物601を保持するロボット11の図示(特に、エンドエフェクターE1の図示)を省略してある。
被挿入物602は、2個の電池661〜662を並列に挿入することが可能な穴部621を有している。穴部621は、1個の電池661が挿入される電池被挿入部641と、別の1個の電池662が挿入される電池被挿入部642を有する。
穴部621は、収容部を構成しており、被挿入部681を有する。
図11の例では、2個の電池661〜662が2個の電池被挿入部641〜642に挿入された状態を示してある。
一例として、本実施形態に係る挿入物601が被挿入部681に挿入された状態と、第1実施形態に係る挿入物71が被挿入物72に挿入された状態とを考えた場合に、それぞれのX−Y−Z座標系およびA1−A2−A3座標系が一致するように、被挿入物602の配置、ロボット11のエンドエフェクターE1により挿入物601を保持する位置および姿勢、ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物601について行われる作業(例えば、図8に示される処理フローの処理)を設定することで、第1実施形態と同様に、制御装置12は、挿入物601を被挿入部681に挿入して組み付ける。
なお、制御装置12は、挿入物601を被挿入部681に挿入することができれば、他の任意の手法で挿入作業の制御を実行してもよい。
以上のように、本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、制御装置12がロボット11を制御することで、探り動作を行わずに、蓋である挿入物601を、蓋の収容部である被挿入物602に挿入する作業(蓋を閉める作業)を効率的に行うことができる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、ロボット11により挿入物601を保持する態様を示したが、他の例として、ロボット11により被挿入物602を保持する態様、あるいは、ロボット11などにより挿入物601と被挿入物602の両方を保持する態様が用いられてもよい。
本実施形態では、主に第1実施形態とは異なる点について説明し、第1実施形態と同様な点については説明を簡易化または省略する。
本実施形態では、説明の便宜上、第1実施形態の説明で使用した図1〜図8に示される構成あるいは処理と同様な構成あるいは処理については、同じ符号を使用して説明する。
概略的には、本実施形態では、第1実施形態と比べて、ロボット11による挿入作業に用いられる挿入物および被挿入物が異なる。
また、本実施形態では、第1実施形態と比べて、ロボット11により被挿入物を保持して作業を行う点が異なる。
図12には、第1実施形態の場合と同様なX−Y−Z座標軸およびA1−A2−A3座標軸を示してある。
ここで、図12では、図を見易くするために、被挿入物702を保持するロボット11の図示(特に、エンドエフェクターE1の図示)を省略してある。
一例として、本実施形態に係る挿入物701が被挿入物702に挿入された状態と、第1実施形態に係る挿入物71が被挿入物72に挿入された状態とを考えた場合に、それぞれのX−Y−Z座標系およびA1−A2−A3座標系が一致するように、挿入物701の配置、ロボット11のエンドエフェクターE1により被挿入物702を保持する位置および姿勢、ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された被挿入物702について行われる作業(例えば、図8に示される処理フローに対応する処理)を設定することで、制御装置12は、被挿入物702に挿入物701を挿入させて組み付ける。
なお、制御装置12は、被挿入物702に挿入物701を挿入させることができれば、他の任意の手法で挿入作業の制御を実行してもよい。
以上のように、本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、制御装置12がロボット11を制御することで、探り動作を行わずに、缶の本体である挿入物701を、当該缶の蓋である被挿入物702に挿入する作業を効率的に行うことができる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
ここで、本実施形態では、立方体の形状を有する缶を例示したが、缶の形状は任意であり、例えば、丸みを帯びた缶が用いられてもよい。
なお、本実施形態では、ロボット11により被挿入物702を保持する態様を示したが、他の例として、ロボット11により挿入物701を保持する態様、あるいは、ロボット11などにより挿入物701と被挿入物702の両方を保持する態様が用いられてもよい。
一構成例として、力検出部および保持部が設けられた可動部を備えるロボットを制御する制御装置であって、可動部を制御することにより、保持部に保持され挿入口を有する被挿入物(図12の例では、被挿入物702)を第1の姿勢にして、挿入物(図12の例では、挿入物701)に接触させる第1接触動作をさせた後、被挿入物を第1の姿勢と異なる第2の姿勢にして、被挿入物と挿入物を第1方向に相対的に移動させて挿入物を挿入口に挿入させる挿入動作をさせることが可能な制御部を備える。そして、制御部は、第1接触動作と挿入動作との間において、被挿入物を第2の姿勢に対して傾斜させた姿勢で、力検出部からの出力に基づいて、第1方向と直交する第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行うことにより、第1接触動作での接触部分とは異なる部分に挿入物と被挿入物とを接触させる第2接触動作をさせる。なお、本例では、第1実施形態と比べて、保持部により保持される物体が挿入物ではなくて被挿入物であるが、その点以外は、第1実施形態と同様な動作(挿入物と被挿入物との相対的な動作)が行われる。
一構成例として、制御装置において、制御部は、被挿入物を第1の姿勢から第2の姿勢にさせる際、力検出部からの出力に基づいて、第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う。なお、このときにおける力制御の目標力としては、他の態様が用いられてもよい。
本実施形態では、主に第1実施形態とは異なる点について説明し、第1実施形態と同様な点については説明を簡易化または省略する。
本実施形態では、説明の便宜上、第1実施形態の説明で使用した図1〜図8に示される構成あるいは処理と同様な構成あるいは処理については、同じ符号を使用して説明する。
概略的には、本実施形態では、第1実施形態と比べて、ロボット11による挿入作業に用いられる挿入物および被挿入物が異なる。
図13には、第1実施形態の場合と同様なX−Y−Z座標軸およびA1−A2−A3座標軸を示してある。
ここで、図13では、図を見易くするために、挿入物801を保持するロボット11の図示(特に、エンドエフェクターE1の図示)を省略してある。
一例として、本実施形態に係る挿入物801が被挿入物802に挿入された状態と、第1実施形態に係る挿入物71が被挿入物72に挿入された状態とを考えた場合に、それぞれのX−Y−Z座標系およびA1−A2−A3座標系が一致するように、被挿入物802の配置、ロボット11のエンドエフェクターE1により挿入物801を保持する位置および姿勢、ロボット11のエンドエフェクターE1により保持された挿入物801について行われる作業(例えば、図8に示される処理フローの処理)を設定することで、第1実施形態と同様に、制御装置12は、挿入物801を被挿入物802に挿入して組み付ける。
なお、制御装置12は、挿入物801を被挿入物802に挿入することができれば、他の任意の手法で挿入作業の制御を実行してもよい。
なお、本実施形態では、被挿入物802が弾性体である場合を示したが、他の構成例として、挿入物801が弾性体であってもよく、あるいは、挿入物801と被挿入物802との両方が弾性体であってもよい。本実施形態では、弾性変形させられない状態では、挿入物801を被挿入物802に挿入することができないような場合において、挿入物801および被挿入物802の少なくとも一方を弾性変形させることで、挿入物801を被挿入物802に挿入することができる。
また、弾性体としては、ゴム以外の材料が用いられてもよい。
以上のように、本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、制御装置12がロボット11を制御することで、挿入物801と被挿入物802との一方または両方が弾性体である場合においても、探り動作を行わずに、挿入物801を被挿入物802に挿入する作業を効率的に行うことができる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
このように、本実施形態では、挿入物801に対する被挿入物802のクリアランスがマイナスである場合においても、挿入作業が可能である。
なお、本実施形態では、ロボット11により挿入物801を保持する態様を示したが、他の例として、ロボット11により被挿入物802を保持する態様、あるいは、ロボット11などにより挿入物801と被挿入物802の両方を保持する態様が用いられてもよい。
一構成例として、制御装置において、制御部は、挿入動作の際、挿入物(図13の例では、挿入物801)および被挿入物(図13の例では、被挿入物802)の少なくとも一方(本実施形態では、被挿入物802)を弾性変形させる。なお、挿入物および被挿入物としては、それぞれ、必ずしも弾性変形する物が用いられなくてもよい。
本実施形態では、主に第1実施形態とは異なる点について説明し、第1実施形態と同様な点については説明を簡易化または省略する。
本実施形態では、説明の便宜上、第1実施形態の説明で使用した図1〜図8に示される構成あるいは処理と同様な構成あるいは処理については、同じ符号を使用して説明する。
概略的には、本実施形態では、第1実施形態と比べて、ロボット11による挿入作業に用いられる挿入物および被挿入物が異なる。
図14には、第1実施形態の場合と同様なX−Y−Z座標軸およびA1−A2−A3座標軸を示してある。
ここで、図14では、図を見易くするために、挿入物901を保持するロボット11の図示(特に、エンドエフェクターE1の図示)を省略してある。
被挿入物902は、平面状の台921と、当該台921の1個の面に設けられた4個のギア941〜944を備える。本実施形態では、4個のギア941〜944で囲まれた部分が開口部(挿入口)となる。
ここで、本実施形態(図14の例)では、それぞれのギア(ギアである挿入物901、ギア941〜944)を概略的な形状(円筒形状)で示すが、例えば、実際には、歯(歯車の歯)がある。
本実施形態では、それぞれのギア(ギアである挿入物901、ギア941〜944)は、Z軸の方向から見て、円状の形状(実際には、歯車の歯がある)を有する。また、4個のギア941〜944は、同じ形状である。また、挿入物901の円状の形状の方が、4個のギア941〜944の円状の形状よりも、大きい(円の径が大きい)。
挿入物901と4個のギア941〜944とが、位相合わせされて(歯車の歯が噛み合わされて)、嵌合した場合、挿入物901の円状の形状の中心の位置が、4個のギア941〜944で囲まれた部分の中心位置に一致する。
なお、制御装置12は、挿入物901を被挿入物902に挿入することができれば、他の任意の手法で挿入作業の制御を実行してもよい。
以上のように、本実施形態に係る制御装置12、ロボット11およびロボットシステム1では、制御装置12がロボット11を制御することで、探り動作を行わずに、ギアである挿入物901を、4個のギア941〜944を有する被挿入物902に挿入する作業を効率的に行うことができる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、4個のギア941〜944を有するギア装置を被挿入物902としたが、例えば、任意の数のギアを有するギア装置が被挿入物902として用いられてもよい。
なお、本実施形態では、1個の物体(本実施形態では、挿入物901)と4個の物体(本実施形態では、ギア941〜944)とを組み付ける場合を示したが、他の構成例として、1個の物体と2個の物体とを組み付ける構成が用いられてもよく、1個の物体と3個の物体とを組み付ける構成が用いられてもよく、あるいは、1個の物体と5個以上の物体とを組み付ける構成が用いられてもよい。
また、本実施形態では、ロボット11により挿入物901を保持する態様を示したが、他の例として、ロボット11により被挿入物902を保持する態様、あるいは、ロボット11などにより挿入物901と被挿入物902の両方を保持する態様が用いられてもよい。
挿入物あるいは被挿入物としては、それぞれ、様々な構成のものが用いられてもよい。
例えば、挿入物あるいは被挿入物の大きさあるいは形状などとしては、任意の構成が用いられてもよい。
なお、記録媒体としては、例えば、コンピューターと着脱可能な記録媒体であってもよい。また、記録媒体としては、例えば、一時的にデータを記録する記録媒体であってもよい。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
図15の例では、制御装置12は、CPU1101と、記憶部1102と、入力部1103と、出力部1104と、これらを相互に通信可能に接続するバス1121を備える。
ここで、図15の例と図2の例とを比較すると、図15に示されるCPU1101、記憶部1102、入力部1103、出力部1104は、それぞれ、図12に示される制御部114、記憶部113と、入力部111と、出力部112に対応している。
入力部1103としては、例えば、キーボード、マウス、タッチパッド、その他の入力装置であってもよい。入力部1103は、例えば、表示部(図示せず)と一体に構成されたタッチパネルであってもよい。また、入力部1103は、制御装置12と別体であってもよい。
出力部1104としては、例えば、表示部であってもよい。
Claims (15)
- 力検出部および保持部が設けられた可動部を備えるロボットを制御する制御装置であって、
前記可動部を制御することにより、前記保持部に保持された挿入物を第1の姿勢にして、挿入口を有する被挿入物に接触させる第1接触動作をさせた後、前記挿入物を第1の姿勢と異なる第2の姿勢にして、前記挿入物と前記被挿入物を第1方向に相対的に移動させて前記挿入物を前記挿入口に挿入させる挿入動作をさせることが可能な制御部を備え、
前記制御部は、前記第1接触動作と前記挿入動作との間において、前記挿入物を前記第2の姿勢に対して傾斜させた姿勢で、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第1方向と直交する第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行うことにより、前記第1接触動作での接触部分とは異なる部分に前記挿入物と前記被挿入物とを接触させる第2接触動作をさせる、
制御装置。 - 前記制御部は、前記挿入物を前記第1の姿勢から前記第2の姿勢にさせる際、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う、
請求項1に記載の制御装置。 - 力検出部および保持部が設けられた可動部を備えるロボットを制御する制御装置であって、
前記可動部を制御することにより、前記保持部に保持され挿入口を有する被挿入物を第1の姿勢にして、挿入物に接触させる第1接触動作をさせた後、前記被挿入物を第1の姿勢と異なる第2の姿勢にして、前記被挿入物と前記挿入物を第1方向に相対的に移動させて前記挿入物を前記挿入口に挿入させる挿入動作をさせることが可能な制御部を備え、
前記制御部は、前記第1接触動作と前記挿入動作との間において、前記被挿入物を前記第2の姿勢に対して傾斜させた姿勢で、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第1方向と直交する第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行うことにより、前記第1接触動作での接触部分とは異なる部分に前記挿入物と前記被挿入物とを接触させる第2接触動作をさせる、
制御装置。 - 前記制御部は、前記被挿入物を前記第1の姿勢から前記第2の姿勢にさせる際、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第2方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う、
請求項3に記載の制御装置。 - 前記制御部は、前記第2接触動作の際、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第1方向および前記第2方向と直交する第3方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記制御部は、前記挿入動作の際、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第1方向における目標力の成分を0より大きい値とした力制御を行う、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記制御部は、前記挿入動作の際、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第2方向における目標力の成分を、前記第1方向における目標力の成分より小さい値とした力制御を行う、
請求項6に記載の制御装置。 - 前記保持部は、第1回動軸の周りに回動可能であり、
前記制御部は、前記第1接触動作、前記第2接触動作および前記挿入動作の際、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第1回動軸周りにおける目標力の成分を、前記第1方向における目標力の成分より小さい値とした力制御を行う、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記制御部は、前記第1接触動作、前記第2接触動作および前記挿入動作の際、前記力検出部からの出力に基づいて、前記第1回動軸周りにおける目標力の成分を0とした力制御を行う、
請求項8に記載の制御装置。 - 前記傾斜の角度は、45度未満である、
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記制御部は、前記挿入動作の際、前記挿入物および前記被挿入物の少なくとも一方を弾性変形させる、
請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記力検出部は、圧電素子により力を検出する、
請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記圧電素子は、水晶である、
請求項12に記載の制御装置。 - 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の制御装置により制御される、
ロボット。 - 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の制御装置と、
前記制御装置により制御されるロボットと、
を備えるロボットシステム。
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