JP2006170300A - 筐体のシール装置とこれを用いた産業用ロボット - Google Patents

筐体のシール装置とこれを用いた産業用ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2006170300A
JP2006170300A JP2004362472A JP2004362472A JP2006170300A JP 2006170300 A JP2006170300 A JP 2006170300A JP 2004362472 A JP2004362472 A JP 2004362472A JP 2004362472 A JP2004362472 A JP 2004362472A JP 2006170300 A JP2006170300 A JP 2006170300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
lid
industrial robot
cover
sealing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004362472A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tsukuda
浩二 津久田
Masanori Toyoshima
正規 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2004362472A priority Critical patent/JP2006170300A/ja
Publication of JP2006170300A publication Critical patent/JP2006170300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

【課題】 経年変化によって、パッキンがへたってもボルトに加わる軸力を維持して、ボルトの緩みを防止できるシール装置と、このシール装置を用いた産業用ロボットを提供する。
【解決手段】 筐体1と蓋体2との間にシール材4を挟んでなる筐体1のシール装置において、蓋体2を、筐体1との対向面に凹3部を有する底の浅いカップ状に構成し、蓋体2と筐体1とを、それぞれの対向面を直接接触させて当接させるとともに、蓋体2の凹部3に、シール材4を筐体1に押圧するようにして収納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水密、気密あるいは防塵等を目的とする各種筐体のシール装置に関するもので、特に産業用ロボットに適用したシール装置に関するものである。
従来より、例えば産業用ロボットにおいては、図2に示すように、例えばアームなどの筐体1の内部の機器を保護するため、あるいは筐体1の内部で発生するガスあるいは塵埃を外部に出さないために、筐体1と蓋体2の間に、パッキン、ガスケット、Oリングなどのシール材4を挟んでシールすることが知られている。特に、塗装ロボットの分野では、防爆目的のために、また、半導体製造用ロボットにおいては防塵目的のために、アームにシールを施すことが行なわれている。例えば特許文献1には、アームとカバーの間に面パッキンを挟んだ遮蔽型の産業用ロボットが開示されている。
特開平11−33973号公報
このような従来のシール装置においては、次のような問題があった。
(1) 筐体(アーム)と蓋体(カバー)の間に面パッキンを挟んで、ボルトで筐体と蓋体を締め上げていたので、経年変化によって面パッキンがへたると、ボルトに加わっていた軸力が失われ、ボルトが緩んでしまう。
(2) 圧縮された面パッキンが筐体と蓋体の間から外部にはみ出すので美観を損ねる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、経年変化によって、パッキンがへたってもボルトに加わる軸力を維持して、ボルトの緩みを防止できるシール装置と、このシール装置を用いた産業用ロボットを提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、本発明は、筐体と蓋体との間にシール材を挟んでなる筐体のシール装置において、前記蓋体を、筐体との対向面に凹部を有する底の浅いカップ状に構成し、前記蓋体と前記筐体とを、それぞれの対向面を直接接触させて当接させるとともに、前記蓋体の凹部に、シール材を前記筐体に押圧するようにして収納したものである。
また、この筐体のシール装置を産業用ロボットのアームに備えるようにしたものである。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に記載の発明によれば、蓋体と筐体は直接、面で接触しているので、シール材がへたっても、前記蓋体と前記筐体の間隔は変化しない。そのためボルトの緩みが生じない。
また、シール材が蓋体の凹部に収納されるので、シール材が外部にはみ出すことがなく、美観を損ねることがない。
また、請求項2に記載の発明によれば、ボルトの緩みを生じない産業用ロボットを提供することができるとともに、見栄えの良い産業用ロボットを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例におけるシール装置を示す断面図である。
図1において、1は筐体で、例えばロボットのアームを構成している。2は蓋体で、例えば前記アーム1のカバーを構成している。前記蓋体2は、前記筐体1との対向面に凹部3を形成し、底の浅いカップ状に構成している。4は前記凹部3に収納したパッキン、ガスケット、Oリングなどのシール材である。
前記蓋体2の筐体1への取付けは、前記シール部材4を押圧するようにして、蓋体2と筐体1のそれぞれの対向面を直接接触させ、ボルト5で蓋体2を筐体1に締付け固定することにより行う。
本発明は、蓋体2と筐体1を直接、面で接触させているので、シール材4がへたっても、前記蓋体2と前記筐体1の間隔は変化しない。そのためボルト5に緩みが生じることはない。
また、シール材4を蓋体2の凹部3に収納しているので、シール材4を外部にはみ出させることがなく、美観を損ねることがない。
また、このシール装置を、産業用ロボットを適用することにより、産業用ロボットの見栄えをよくすることができる。
本発明の実施例におけるシール装置を示す断面図である。 従来技術におけるシール装置を示す断面図である。
符号の説明
1 筐体
2 蓋体
3 凹部
4 シール部材
5 ボルト

Claims (2)

  1. 筐体と蓋体との間にシール材を挟んでなる筐体のシール装置において、
    前記蓋体を、筐体との対向面に凹部を有する底の浅いカップ状に構成し、
    前記蓋体と前記筐体とを、それぞれの対向面を直接接触させて当接させるとともに、前記蓋体の凹部に、シール材を前記筐体に押圧するようにして収納したことを特徴とする筐体のシール装置。
  2. 請求項1に記載の筐体のシール装置を、筐体としてのアームに備えたことを特徴とする産業用ロボット。
JP2004362472A 2004-12-15 2004-12-15 筐体のシール装置とこれを用いた産業用ロボット Pending JP2006170300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004362472A JP2006170300A (ja) 2004-12-15 2004-12-15 筐体のシール装置とこれを用いた産業用ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004362472A JP2006170300A (ja) 2004-12-15 2004-12-15 筐体のシール装置とこれを用いた産業用ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006170300A true JP2006170300A (ja) 2006-06-29

Family

ID=36671275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004362472A Pending JP2006170300A (ja) 2004-12-15 2004-12-15 筐体のシール装置とこれを用いた産業用ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006170300A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007226A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Nok Corp シール構造及びガスケット
JP2012207728A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Kubota Corp ソフトシール弁
JP2013212559A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Seiko Epson Corp ロボット
JP2014046397A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fanuc Ltd エンドエフェクタ取付部に装着されるカバーを有する多関節ロボット
JP7190866B2 (ja) 2018-10-22 2022-12-16 アズビル株式会社 ケーブルグランド
JP7405588B2 (ja) 2019-12-11 2023-12-26 ファナック株式会社 ハウジング及び関節機構

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007226A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Nok Corp シール構造及びガスケット
JP2012207728A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Kubota Corp ソフトシール弁
JP2013212559A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Seiko Epson Corp ロボット
JP2014046397A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fanuc Ltd エンドエフェクタ取付部に装着されるカバーを有する多関節ロボット
CN103659830A (zh) * 2012-08-31 2014-03-26 发那科株式会社 具有安装于末端执行器安装部的盖的多关节机械人
US9073218B2 (en) 2012-08-31 2015-07-07 Fanuc Corporation Multiple joints robot having cover on end effector attachment
JP7190866B2 (ja) 2018-10-22 2022-12-16 アズビル株式会社 ケーブルグランド
JP7405588B2 (ja) 2019-12-11 2023-12-26 ファナック株式会社 ハウジング及び関節機構
US11938622B2 (en) 2019-12-11 2024-03-26 Fanuc Corporation Housing and joint mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6343953B2 (en) Structure for assembling a housing and a connector
JP5230488B2 (ja) 防水端子台
JP4985973B2 (ja) 密封構造
JP2010092694A (ja) 筐体の密閉構造
JP5766029B2 (ja) コネクタ
US20050253341A1 (en) Plasma resistant seal
JP5310540B2 (ja) カバーの取付け構造とこれを用いたアームおよび産業用ロボット
JP2006170300A (ja) 筐体のシール装置とこれを用いた産業用ロボット
JP4711046B2 (ja) 密封構造
US20100066026A1 (en) Main seal system and method for use in an electronic device
JPH10324360A (ja) 筐体の防水構造
JPH0834467A (ja) 防水型筐体構造
JP2003172454A (ja) ガスケット
JPH11307975A (ja) 電磁遮蔽ケース
JP4744935B2 (ja) 空圧アクチュエータのガスケット装着用機器
JP5531761B2 (ja) 防水パッキン構造
JP2007042842A (ja) 屋外機器の防水筐体構造
JP2008082994A (ja) パネル計器
JP2001267004A (ja) コネクタ用防塵カバー及びコネクタの嵌合前防塵構造
JPH1037940A (ja) ネジ固定部の防水構造および防水ケース
JP2014126130A (ja) 蓋材
JP2003343727A (ja) 耐プラズマ性シール
JP2005177929A (ja) ティーチングペンダント装置
US20130244488A1 (en) Connector structure
JPH0583899A (ja) 回転電機のターミナルボツクス