JP2014046397A - エンドエフェクタ取付部に装着されるカバーを有する多関節ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットのエンドエフェクタ取付部を衛生的に維持することを可能にする多関節ロボットを提供する。
【解決手段】多関節ロボットは、エンドエフェクタを受容可能であるとともに動力をエンドエフェクタに伝達する減速機を手首部に備えている。減速機は、固定要素によって手首部に固定される固定部と、固定部に対して回動可能な回動部と、回動部の周囲に設けられる封止要素と、を有している。減速機の固定部にはカバーが取付けられており、このカバーによって固定要素及び封止要素が被覆されている。カバーは、固定要素によって形成される凸部又は凹部を平坦化するようになっている。
【選択図】図3

Description

本発明は多関節ロボットに関する。
食品又は医薬品等の製造ラインにおいて使用される産業用多関節ロボットは衛生的であることが望ましい。衛生状態を維持するために、ロボットは薬液又は水によって定期的に洗浄される。ところが、ロボットの構成部品の表面に凹凸があると、異物が付着したり、薬液が残留したりする場合がある。このような問題を防止するために、相対運動する部品間をラビリンス構造にすることが考えられる。例えば特許文献1は、産業用ロボットにおいて、駆動側の旋回テーブルと固定側のホルダとの間に防水構造を形成することを提案している。
アームの先端部はロボットが製品に最も接近する箇所であり、とりわけ衛生的である必要がある。しかしながら、アームの先端部に取付けられるエンドエフェクタは、用途に応じて使用者によって選択される部材であってその構成は多種多様である。それ故に、アームの先端部とエンドエフェクタとの間をラビリンス構造になるよう予め形成することは困難である。
特開昭63−123688号公報
ロボットのエンドエフェクタ取付部を衛生的に維持することを可能にする多関節ロボットが望まれている。
本願の1番目の発明によれば、アームと、該アームの末端に形成される手首部と、該手首部に設けられていてエンドエフェクタを受容可能であるとともに動力を前記エンドエフェクタに伝達する減速機と、を備える多関節ロボットであって、前記減速機は、固定要素によって前記手首部に固定される固定部と、該固定部に対して回動可能な回動部と、前記回動部の周囲に設けられる封止要素と、を有しており、前記固定要素によって前記固定部に形成される凸部又は凹部を被覆するとともに、前記封止要素が外部空間に露出しないように前記封止要素を被覆するカバーが、前記減速機の前記固定部に取付けられる、多関節ロボットが提供される。
本願の2番目の発明によれば、1番目の発明において、弾性変形可能なシートが前記カバーと前記減速機との間に介在する、多関節ロボットが提供される。
本願の3番目の発明によれば、1番目又は2番目の発明において、前記カバーが前記固定要素とは別個の第2の固定要素によって前記減速機の前記固定部に取付けられており、前記第2の固定要素によって形成される第2の凹部を閉塞するように前記第2の凹部に対して相補形状を有する閉塞要素が前記第2の凹部に設けられる、多関節ロボットが提供される。
前述した1番目の発明においては、減速機に取付けられるカバーによって、減速機を固定するための固定要素によって形成される凸部又は凹部が被覆される。それにより、エンドエフェクタ取付部の表面が平坦化される。その結果、エンドエフェクタ取付部に異物が付着したり、洗浄用の薬液が残留するのを防止できる。さらに、1番目の発明においては、封止要素がカバーによって被覆されており、封止要素が外部空間に露出しないようになっている。それにより、ロボットを高圧洗浄する際に封止要素が高圧の洗浄液に直接曝露されなくなるので、封止要素の破損を防止できる。また、封止要素が異物に直接接触するのを防止できる。
前述した2番目の発明においては、カバーと減速機との間に弾性変形可能なシートが設けられる。カバーを減速機に取付けるための締結力によって圧縮された状態で設けられている。このようなシートによれば、シートの復元力の作用によって、カバーと減速機との間に形成される間隙が密閉される。それにより、異物が間隙を通って減速機の内部に進入したり、異物が間隙に堆積したりするのを防止できる。
前述した3番目の発明においては、カバーを減速機に取付けるための第2の固定要素によって形成される凹部が閉塞要素によって閉されるので、カバーの表面が平坦化される。それにより、カバーの表面に異物が付着したり、薬液が残留したりするのを防止できる。
本発明を適用可能な多関節ロボットの例を示す概略断面図である。 図1の領域IIを拡大して示す部分拡大図である。 第1の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部を示す分解斜視図である。 第1の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部を示す断面図である。 図3〜図5のエンドエフェクタ取付部に取付けられるカバーを示す斜視図である。 第2の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部を示す分解斜視図である。 第2の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部を示す断面図である。 第3の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部を示す斜視図である。 第3の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図示される実施形態の各構成要素は、本発明の理解を助けるためにその縮尺が実用的な形態から変更されている場合があることに留意されたい。
図1は、本発明を適用可能な多関節ロボット10の例を示す概略断面図である。多関節ロボット10は一般的なタイプの産業用ロボットである。ロボット10は、設置面に設置されるベース12と、ベース12に対して関節30を介して連結される回転テーブル20と、基端において関節32を介して、回転テーブル20の一縁から概ね直角に延びる延長部20aに連結されるとともに末端において関節34を有する第1のアーム22と、関節34を介して第1のアーム22に連結される第2のアーム24と、関節36を介して第2のアーム24に連結される第3のアーム26と、第3のアーム26の末端に形成される手首部14と、を備えている。各関節30,32,34,36は、減速機50,52,54,56を介してモータ40,42,44,46によって軸線X1,X2,X3,X4の回りに回動されるようになっている。このようなロボット10の構成及び動作の態様は周知であるので、本明細書においては詳細な説明を省略する。
図2は、図1において破線で囲まれる領域IIを拡大して示す部分拡大図である。すなわち、図2は関節32及びその周囲を拡大して表している。減速機52は、ボルト60によって第1のアーム22に固定される固定部52aと、固定部52aに対して回動可能な回動部52bと、回動部52bの周囲に設けられるリング状の封止要素62と、を有している。回動部52bは、図示されないものの、モータ42に連動して回動するようモータ42の出力軸に連結される入力部と、入力部に対して所定の減速比で回動する出力部と、をさらに有している。減速機52の出力部は回転テーブル20の延長部20aに連結されており、それにより関節32は、軸線X2の回りに回動するようになっている。封止要素62は、減速機52の回動部52bが回動するのを妨げることなく、防塵性ないし防水性を付与する公知の封止要素である。
図2から分かるように、回転テーブル20の延長部20aのうち、ボルト60の頭部60aに対向する表面には、頭部60aの反対側に向かって窪んだ凹所20bが形成されている。これら凹所20bは、ボルト60の頭部60aに対して相補的形状を有している。また、延長部20aの上縁20c及び下縁20dは、それぞれボルト60の頭部60aの側面に沿って延在している。このように、回転テーブル20の延長部20aは、減速機52の固定部52aとの間にラビリンス構造を形成している。このようなラビリンス構造によれば、ボルト60の頭部60aによって減速機52の固定部52aに形成される凸部が被覆され、凸部が外部空間に露出されないようになっている。換言すると、減速機52の固定部52aの外表面が平坦化される。ロボット10の構成部品の表面が平坦化されることは、異物の付着、洗浄用の薬液の残留を防止できる点において有利である。図示される延長部20aの上縁20c及び下縁20dをボルト60の側面に沿ってさらに延長して、減速機52の固定部52aの側面が全体にわたって被覆されるようにしてもよい。
さらに、封止要素62は、回転テーブル20の延長部20aによって被覆されていて、外部空間に露出されないようになっている。それにより、ロボット10を高圧洗浄する際に、封止要素62が洗浄液に直接的に暴露されるのを防止する。したがって、このような構造によれば、洗浄液が減速機52内部に進入するのを防止できるとともに封止要素62が破損して封止作用が損なわれるのを防止できる。
図1を再び参照して、ベース12から最も遠位側に位置する第3のアーム26の先端に設けられる手首部14について説明する。手首部14は、軸線X5の回りに回動可能な関節70と、軸線X5に対して直交する軸線X6の回りに回動可能な関節72と、を有している。関節70は、図示されない減速機を介して同じく図示されないモータによって回動される。関節72は、減速機58を介して図示されないモータによって回動される。図示されない減速機及びモータは、例えば第3のアーム26の内部又は手首部14に設けられていて軸線X5回りに回動するケーシング16の内部に収容されている。手首部14の末端に配置される減速機58は、モータによって発生される動力を図示されないエンドエフェクタに伝達する作用を有する。減速機58は、種々のエンドエフェクタ、例えばワークを把持するための把持手段又はセンサ等の作業ツールを受容可能なエンドエフェクタ取付部80として作用する。したがって、エンドエフェクタが手首部14に装着されると、エンドエフェクタは、減速機58を介してモータによって軸線X6の回りに回動されるようになっている。
図3は、第1の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部80を示す分解斜視図であり、図4は、エンドエフェクタ取付部80を示す斜視図であり、図5は、エンドエフェクタ取付部80を示す断面図である。エンドエフェクタ取付部80は、モータの動力を所定の減速比でエンドエフェクタに伝達する減速機58と、4本のボルト82によって減速機58に取り付けられるカバー100と、を備えている。
減速機58は、固定要素、例えばボルト84によってケーシング16に固定される固定部58aと、固定部58aに対して回動可能な回動部58bと、回動部58bの周囲に設けられる封止要素86と、を有している。減速機58の固定部58aは、周方向に所定間隔を空けた複数の箇所においてボルト84によって固定される。減速機58の固定部58aには、カバー100を固定するためのボルト82を受容するねじ穴88が周方向に所定間隔を空けて形成されている。封止要素86は、図3及び図5において黒色で塗り潰されたリング状の部材である。
図6は、図3のエンドエフェクタ取付部80に取り付けられるカバー100を示す斜視図である。図6は、エンドエフェクタ取付面として作用するカバー100の概ね平坦な表面100aとは反対側の背面100bから見た図である。カバー100は、円形の輪郭を有する外周面100cを有している。カバー100は、外周面100cから半径方向内側に延在する外周部102と、表面100aに向かって窪んでいて外周部102よりも薄肉の内周部104と、を有するリング状の部材である。内周部104の中心部には減速機58の回動部58bが突出するように中心穴106が形成されている。外周部102には、貫通穴110が周方向に所定間隔を空けて形成されており、カバー100を減速機58に固定するためのボルト82がこれら貫通穴110に挿入されるようになっている。さらに、カバー100の外周部102には、周方向に所定間隔を空けて複数の凹所112が形成されている。これら凹所112は、減速機58をケーシング16に固定するためのボルト84の位置に対応する位置に形成されている。凹所112は、ボルト84の頭部84aに対して相補形状を有していて、頭部84aの反対側に向かって窪んでいる。それにより、カバー100がエンドエフェクタ取付部80に取付けられた状態において、減速機58の固定部58aから突出するボルト84の頭部84aが凹所112内に収容されるようになっている。
図4及び図5に示されるように、カバー100が減速機58に取付けられると、カバー100は固定部58aの外表面を被覆する。一方、減速機58の回動部58bは、カバー100の中心穴106から延出する。また、カバーの外周面100cは、図5に示されるようにボルト84の頭部84aの側面まで延在している。それにより、ボルト84の頭部84aの側面がカバー100によって被覆される。このように、減速機58を固定するためのボルト84のうち、減速機58から外部空間に突出する部分は、カバー100によって被覆されている。そして、外部空間に露出するカバー100の表面100a及び外周面100cは概ね平坦ないし円滑である。より厳密に述べると、カバー100の表面100aは、図4に示されるようにボルト82の取付箇所を除いて平坦である。すなわち、外部空間に露出するエンドエフェクタ取付部80の表面に形成される凹凸を最小限に抑制できる。このように、本実施形態におけるロボット10によれば、減速機58を固定するためのボルト84によって減速機58の固定部58aの表面に凸部が形成されるにもかかわらず、カバー100によって、外部空間に対して露出する表面を概ね平坦化ないし円滑化できる。したがって、エンドエフェクタ取付部80の表面に異物が付着したり、薬液が残留したりするのを防止できる。
また、図5から分かるように、カバー100の内周部104は、減速機58の回動部58bの周囲に設けられる封止要素86の外表面を被覆する。したがって、例えばロボット10を高圧洗浄するときに、封止要素86が高圧の洗浄液に直接曝露されるのを防止できる。それにより、洗浄液が封止要素86を通過して減速機58の内部に進入するのを防止できる。また、洗浄液の圧力によって封止要素86が破損するのを防止できる。さらに、封止要素86が異物に直接接触するのも防止できる。このように、封止要素86は、カバー100によって耐久性が向上するとともに衛生的に維持されるようになる。
なお、図示された実施形態においては、ボルト84の頭部84aが減速機58の固定部58aから突出している。しかしながら、減速機58の固定部58aをケーシング16に固定した際に、ボルト84によって固定部58aの表面に凹部が形成される場合にも本実施形態を応用できる。その場合、図示された実施形態においてカバー100の外周部102に形成された凹所112の代わりに、カバー100の表面100aとは反対側に向かって突出する突出部が形成されるようにカバー100の形状を変更すればよい。そして、これら突出部がボルト84によって形成される凹部に収容されるようにすれば、エンドエフェクタ取付部80の表面が平坦化される。
エンドエフェクタ取付部は、図2に関連して説明したアームと減速機との間の組付構造とは異なり、ラビリンス構造にすることは困難である。すなわち、エンドエフェクタの形状は、使用者によって選択されるエンドエフェクタの種類に依存するので、予めラビリンス構造にすることは困難である。しかしながら、本実施形態によれば、エンドエフェクタ取付部の表面を平坦化ないし円滑化するカバーを採用することによって、エンドエフェクタ取付部の表面における異物の付着及び薬液の残留を防止できるとともに、封止要素86の破損を防止できる。したがって、衛生状態を維持できる信頼性の高いロボットが提供される。
続いて、前述した実施形態とは異なる本発明の他の実施形態について説明する。以下の説明において、既に述べた内容と重複する事項については説明を適宜省略する。また、同一又は対応する構成要素には同一の参照符号が使用される。
図7は、第2の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部80’を示す分解斜視図である。図8は、エンドエフェクタ取付部80’を示す断面図である。本実施形態においては、減速機58とカバー100との間に、弾性変形可能なシート120が介在している。シート120は、リング状のシート本体120aと、シート本体120aから半径方向外側に向かって概ね逆U字状に突出する突出部120bと、を有している。シート本体120aは、減速機58の回動部58bに対して同心に配置される。シート120の突出部120bは、減速機58をケーシング16に固定するためのボルト84の本数と同じ数だけ、ボルト84と同じ間隔を空けて形成されている。そして、それら突出部120bは、シート120及びカバーが減速機58に組付けられるときに、ボルト84の頭部84aの外表面にわたって延在するように位置合わせされる(図8参照)。
カバー100を減速機58に固定するためにボルト82によって付与される締結力によって、シート120にはその肉厚方向に圧縮力が作用している。それにより、圧縮された状態のシート120は、復元力の作用によって、減速機58とボルト84との間の間隙を密閉する作用を有する。このように、本実施形態によれば、シート120によって減速機58とボルト84との間の間隙が閉塞されるので、異物がそのような間隙を通って減速機58の内部に進入したり、異物が間隙に堆積したりするのを防止できる。
図9は、第3の実施形態に係るロボットのエンドエフェクタ取付部80’’を示す斜視図である。図10は、エンドエフェクタ取付部80’’を示す断面図である。図9と図4とを対比すると分かるように、本実施形態においては、カバー100の貫通穴110内に挿通されたボルト82によって形成される凹部が閉塞要素130によって閉塞されている。閉塞要素130は、例えば接着剤によって凹部に付与される。閉塞要素130は、凹部を閉塞してカバー100の表面100aを平坦化するように凹部に対して相補形状を有している。このようにすれば、カバー100を固定するためのボルト82によって形成される凹部を平坦化できるので、これら凹部における異物の付着及び薬液の残留を防止できる。閉塞要素130の代わりに封止剤を凹部に充填することによって、凹部を閉塞するようにしてもよい。
以上、本発明の種々の実施形態を説明したが、本明細書において明示的又は暗示的に開示される複数の実施形態の特徴を任意に組合せることによっても本発明を実施できることは当業者に自明である。
10 多関節ロボット
14 手首部
26 第3のアーム(アーム)
58 減速機
58a 固定部
58b 回動部
80 エンドエフェクタ取付部
82 ボルト(第2の固定要素)
84 ボルト(固定要素)
86 封止要素
100 カバー
120 シート
130 閉塞要素

Claims (3)

  1. アームと、該アームの末端に形成される手首部と、該手首部に設けられていてエンドエフェクタを受容可能であるとともに動力を前記エンドエフェクタに伝達する減速機と、を備える多関節ロボットであって、
    前記減速機は、固定要素によって前記手首部に固定される固定部と、該固定部に対して回動可能な回動部と、前記回動部の周囲に設けられる封止要素と、を有しており、
    前記固定要素によって前記固定部に形成される凸部又は凹部を被覆するとともに、前記封止要素が外部空間に露出しないように前記封止要素を被覆するカバーが、前記減速機の前記固定部に取付けられる、多関節ロボット。
  2. 弾性変形可能なシートが前記カバーと前記減速機との間に介在する、請求項1に記載の多関節ロボット。
  3. 前記カバーが前記固定要素とは別個の第2の固定要素によって前記減速機の前記固定部に取付けられており、前記第2の固定要素によって形成される第2の凹部を閉塞するように前記第2の凹部に対して相補形状を有する閉塞要素が前記第2の凹部に設けられる、請求項1又は2に記載の多関節ロボット。
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