JP6101417B2 - 密閉構造及びこれを備えた搬送ロボット - Google Patents
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Description
また、真空チャンバ内で用いられる搬送ロボットとしては、支持部材に揺動可能に支持された揺動部材と支持部材との関節部を、磁性流体シールを用いた磁気シールユニットで密閉したものがある(特許文献2参照)。磁性流体シールは、回転運動する部材相互の間隙に磁性流体を保持させる被接触式のシール構造であり、搬送機器の駆動部分などの回転運動部のシールに用いられる。
他方、磁性流体シールは、上述したように、回転運動部のシール構造として適している。ところが、磁性流体シールで安定したシール性能を得るためには、回転運動部の変形を防止する必要がある。
このようなことから、上述した搬送ロボットでは、磁気シールユニットを支持軸と支持部材との間に弾性シール材を介して配置することにより、支持軸の撓み(曲げ変形)による間隙の増大変化を弾性シール材で吸収しようとしている。ところが、弾性シール材で吸収できる変化量は必ずしも大きくない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、磁性流体シールを用いた回転運動部の密閉構造であって、例えば支持軸の曲げ変形など、回転運動部に変形が生じても安定したシール性能が得られる密閉構造を提供することを課題とする。
そして、前記ベローズ密閉部のベローズは、その一端側が前記第2部材に対して固定されると共に、他端側が前記磁気密閉部に固定されており、前記磁気密閉部は、前記ベローズの他端側が固定された一方の磁性シール部材、前記第1部材側に固定された他方の磁性シール部材とを備えており、前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材が対向して配置される筒部を備えており、前記他方の磁性シール部材は、前記一方の磁性シール部材の筒部に対向して配置される円周部を備えており、前記一方の磁性シール部材の筒部と前記他方の磁性シール部材の円周部との間に前記磁性流体が配置されている。
また、前記一方の磁性シール部材の回転と前記第2部材の回転とを同期させる回転同期機構をさらに備えている。
また、前記回転軸体は、前記第2部材に固定されており、前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材の内側に配置されており、前記一方の磁性シール部材の筒部は、磁性素材で構成された外周面を備えており、前記他方の磁性シール部材の円周部は、前記円筒部の外周面に対向配置された磁極部材を備えており、前記一方の磁性シール部材の筒部の外周面と前記他方の磁性シール部材の円周部の磁極部材との間に磁性流体が配置されている。
また、前記回転同期機構は、前記回転軸体と前記一方の磁性シール部材との間に設けられている。
また、前記回転同期機構は、前記回転軸体の外周面に形成された突起部と、前記一方の磁性シール部材の内周面に形成され、前記突起部が係合される溝部とを備えている。
また、前記突起部と前記溝部とによる係合箇所を少なくとも1箇所設けている。
また、前記回転軸体は、前記第1部材に固定されており、前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材の内側に配置されており、前記一方の磁性シール部材の筒部は、磁性素材で構成された外周面を備えており、前記他方の磁性シール部材の円周部は、前記円筒部の外周面に対向配置された磁極部材を備えており、前記一方の磁性シール部材の筒部の外周面と前記他方の磁性シール部材の円周部の磁極部材との間に磁性流体が配置されている。
また、前記一方の磁性シール部材を前記第2部材に対して固定する同期機構をさらに備えている。
また、前記他方の磁性シール部材と前記一方の磁性シール部材は、軸受け部材を介して回転可能に係合されている。
また、前記一方の磁性シール部材と前記ベローズとの間に、着脱自在な弾性体で構成されたシール部材が装着された密閉連結部をさらに備えている。
そして、ベース側部材と、回転側部材とを回転可能に連結する関節部を備えた搬送ロボットであって、前記ベース側部材は、前記第1部材及び前記第2部材のうちの一方であり、前記回転側部材は、前記第1部材及び前記第2部材のうちの残る他方であり、前記関節部は、前記ベース側部材と前記回転側部材とを相対回転可能に連結する前記回転軸体を備えており、前記関節部を密閉する密閉構造をさらに備えており、当該密閉構造は、磁性流体による磁気密閉部と、ベローズで構成されたベローズ密閉部とを有するものであり、前記密閉構造は、上述した構成の密閉構造である。
そして、ベローズ側に固定された磁気シールケーシングを用意し、この磁気シールケーシングと軸受け支持部材と、両者の間に配置した磁性流体で磁気密閉部を構成したので、より確実な密閉状態が確保される。
また、磁気シールケーシングの回転とベローズが固定された第2部材の回転とを同期させる回転同期機構を備えたので、ベローズのねじれ変形が確実に防止され、さらに確実な密閉状態が確保される。
11…第1アーム(第1部材又は第2部材)、11a…筐体、11b…筐体の開口部、
12…第2アーム(第1部材又は第2部材)、12a…筐体、
13…第3アーム(ハンド部)、
20…連結部(第1連結部)、21…駆動モータ、
22…減速機ユニット、22a…減速機、22b…出力回転部、22c…軸受け部、
23…回転軸体、
30…第1密閉構造、40…ベローズ密閉部、41…ベローズ、42,43…接続部材、
49…Oリング(弾性シール部材)、50…磁気密閉部、
51…筒状部材(一方の磁性シール部材、磁気シールケーシング)、
52…筒部、52a…筒部の外周面、53…フランジ部、
61…磁性シールユニット(他方の磁性シール部材、軸受け支持部材)、
62…円周部、63…磁極部材(ポールピース)、64…磁性流体、
66…ベアリング(軸受け部材)、
70…第1同期機構(回転同期機構)、71…突起部、72…キー溝部、
72a…キー溝部の底面、
C…間隙、P…第1密閉構造の内側空間、S…作業空間。
図1に示される搬送ロボット10は、減圧された真空の作業空間である真空チャンバ内に設置されている。
第1連結部20は、第1アーム11内に設置された駆動モータ21と、駆動モータ21の回転を変速して伝達する減速機ユニット22と、減速機ユニット22に支持された回転軸体23とを備えている。
減速機ユニット22は、第1アーム11内に設置されており、ハウジング22aと、出力回転部22bと、ベアリング22cと、入力シャフト26と、駆動モータ21の回転を入力シャフト26に伝達するタイミングベルト25とを備えている。ハウジング22aは、上側に開口した開口部28と、底部の中央に形成された下側に延びる貫通穴とを備えており、開口部28内にベアリング22cを介して出力回転部22bが回転可能に設置されている。出力回転部22bには、上側に延びる回転軸体23と、貫通穴を通って下側に延びる入力シャフト26とが固定されている。この入力シャフト26は、シャフト部26bの下端部にギア部26aを備えており、このギア部26aに駆動モータ21の回転がタイミングベルト25を介して伝達されるようになっている。つまり、駆動モータ21の回転は、タイミングベルト25及び入力シャフト26を介して出力回転部22bに伝達され、回転軸体23に伝達される。回転軸体23は、第1アーム11の筐体11aに形成された開口部11bから外側(図3では上方)に突出する状態で出力回転部22bに固定されている。そして、回転軸体23の先端側である上端部に第2アーム12が取り付けられている。つまり、第1アーム11と第2アーム12は回転軸体23を介して回転可能に連結されている。従って、駆動モータ21を作動させると、第2アーム12が第1アーム11に対して回転、回動される。
なお、ベローズ41の上端側の接続部材42と第2アーム12の間は、ゴム製のOリング(弾性シール部材)49が介挿された状態でボルト締結により固定されている。これにより、ベローズ41の両端の接続部分における密閉性が確保されている。なお、ベローズ41の下端側の接続部材43と磁気密閉部50の後述の筒状部材51の間や、後述の磁性シールユニット61と第1アーム11との間も同様の固定構造である。
従って、搬送ロボット10の第1アーム11内の減速機22a等の第1連結部20で塵埃等が生じたとしても、生じた塵埃が第1アーム11内から作業空間Sに流出することが防止される。
さらに、回転軸体23は、第2アーム12の荷重を受けて曲げ変形する可能性がある。しかし、第1密閉構造30は、ベローズ41を有しているので、回転軸体23の曲げ変形に起因する変位はベローズ41の伸縮変形によって吸収され、曲げ変形に起因する力が磁気密閉部50には作用しない。つまり、回転軸体23に曲げ変形が生じたとしても、磁気密閉部50の密閉性は確保される。
従って、搬送ロボット10の第1アーム11内で生じた塵埃が第1アーム11内から作業空間Sに流出することが防止される。
上記実施形態では、第1同期機構70の突起部71及びキー溝部72はそれぞれ2つであり、突起部71とキー溝部72との周方向における係合箇所は2箇所であるが、突起部71及びキー溝部72の数は少なくとも1つ以上であればよく、係合箇所も少なくとも1つ以上であればよい。そして、複数の同期機構を設ける場合は、等間隔で配置することが好ましい。例えば、2つ設ける場合は、回転軸体23を挟んで対向配置するのが好ましく、3つ設ける場合は回転軸体23を取り囲むように120度間隔で設けるのが好ましい。
また、突起部71を筒状部材51に設けると共にキー溝部72を回転軸体23に設けても良い。
また、第1同期機構70は、筒状部材51の回転と第2アーム12との回転とを同期させるものであれば良い。つまり、突起部71の形成先の部材は、第2アーム12と一体に回転する部材であれば回転軸体23に限られず、例えば第2アーム12自体に突起部71を形成しても良い。
また、突起部71は、突起部71の両側面がキー溝部72の両側面に接触した状態になるものでもよいし、一方の側面だけが接触する状態になるものでもよい。一方の側面だけが接触する構造の場合、突起部71の側面とキー溝部72の側面との隙間距離が最大になった状態での位相差は、ベローズ41のねじれ変形の許容回転角度より小さく設定される。
より具体的には、回転軸体23が第2アーム(この場合、第2アームが第1部材)12に固定され、筒状部材51が磁性シールユニット61の内側に配置され、筒状部材51の筒部52は凸状の外周面を備え、磁性シールユニット61の円周部62が筒部52の外周面52aに対向配置され、筒状部材51の筒部52の外周面52aと磁性シールユニット61の円周部62の磁極部材63との間に磁性流体64が配置される。そして、筒状部材51を第1アーム(この場合、第1アームが第2部材)11に対して固定する同期機構が備えられている。この同期機構としては、例えば、筒状部材51の内側に、第1アーム11の筐体11aに固定された状態で設けられた支持部材を挙げることができる。この支持部材で筒状部材51を支持すると、磁性シールユニット61と筒状部材51との間の回転抵抗に起因する力は、第1アーム11に固定された支持部材が受けることになり、ベローズ41のねじれ変形が防止される。
Claims (9)
- 第1部材と、前記第1部材に対して回転軸体を介して連結された第2部材との連結部を密閉する密閉構造であって、
当該密閉構造は、磁性流体による磁気密閉部と、ベローズで構成されたベローズ密閉部とを有し、
前記ベローズ密閉部のベローズは、その一端側が前記第2部材に対して固定されると共に、他端側が前記磁気密閉部に固定されており、
前記磁気密閉部は、前記ベローズの他端側が固定された一方の磁性シール部材と、前記第1部材側に固定された他方の磁性シール部材とを備えており、
前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材が対向して配置される筒部を備えており、
前記他方の磁性シール部材は、前記一方の磁性シール部材の筒部に対向して配置される円周部を備えており、
前記一方の磁性シール部材の筒部と前記他方の磁性シール部材の円周部との間に前記磁性流体が配置され、
前記回転軸体は、前記第2部材に固定されており、
前記一方の磁性シール部材の回転と前記第2部材の回転とを同期させる回転同期機構をさらに備え、該回転同期機構は、前記回転軸体の外周面に形成された突起部と、前記一方の磁性シール部材の内周面に形成され、前記突起部が係合される溝部とを備えていることを特徴とする密閉構造。 - 第1部材と、前記第1部材に対して回転軸体を介して連結された第2部材との連結部を密閉する密閉構造であって、
当該密閉構造は、磁性流体による磁気密閉部と、ベローズで構成されたベローズ密閉部とを有し、
前記ベローズ密閉部のベローズは、その一端側が前記第2部材に対して固定されると共に、他端側が前記磁気密閉部に固定されており、
前記磁気密閉部は、前記ベローズの他端側が固定された一方の磁性シール部材と、前記第1部材側に固定された他方の磁性シール部材とを備えており、
前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材が対向して配置される筒部を備えており、
前記他方の磁性シール部材は、前記一方の磁性シール部材の筒部に対向して配置される円周部を備えており、
前記一方の磁性シール部材の筒部と前記他方の磁性シール部材の円周部との間に前記磁性流体が配置され、
前記回転軸体は、前記第1部材に固定されており、
前記一方の磁性シール部材を前記第2部材に対して固定する回転同期機構をさらに備え、該回転同期機構は、前記回転軸体の外周面に形成された突起部と、前記一方の磁性シール部材の内周面に形成され、前記突起部が係合される溝部とを備えていることを特徴とする密閉構造。 - 前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材の内側に配置されており、
前記一方の磁性シール部材の筒部は、磁性素材で構成された外周面を備えており、
前記他方の磁性シール部材の円周部は、前記筒部の外周面に対向配置された磁極部材を備えており、
前記一方の磁性シール部材の筒部の外周面と前記他方の磁性シール部材の円周部の磁極部材との間に磁性流体が配置されている請求項1又は請求項2に記載の密閉構造。 - 前記回転同期機構は、前記回転軸体と前記一方の磁性シール部材との間に設けられている請求項1又は請求項2に記載の密閉構造。
- 前記突起部と前記溝部とによる係合箇所を少なくとも1箇所設けた請求項1又は請求項2に記載の密閉構造。
- 前記他方の磁性シール部材と前記一方の磁性シール部材は、軸受け部材を介して回転可能に係合されている、請求項1又は請求項2に記載の密閉構造。
- 前記ベローズは、前記一端側及び前記他端側に接続部材を備え、
他端側の前記接続部材と前記一方の磁性シール部材とが固定されると共に、他端側の前記接続部材と前記一方の磁性シール部材との間に、着脱自在な弾性体で構成された弾性シール部材が介挿される、請求項1又は請求項2に記載の密閉構造。 - ベース側部材と、回転側部材とを回転可能に連結する関節部を備えた搬送ロボットであって、
前記関節部は、前記ベース側部材である第1部材と前記回転側部材である第2部材とを相対回転可能に連結する回転軸体を備えており、
前記関節部を密閉する密閉構造をさらに備えており、
当該密閉構造は、磁性流体による磁気密閉部と、ベローズで構成されたベローズ密閉部とを有し、
前記ベローズ密閉部のベローズは、その一端側が前記第2部材に対して固定されると共に、他端側が前記磁気密閉部に固定されており、
前記磁気密閉部は、前記ベローズの他端側が固定された一方の磁性シール部材と、前記第1部材側に固定された他方の磁性シール部材とを備えており、
前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材が対向して配置される筒部を備えており、
前記他方の磁性シール部材は、前記一方の磁性シール部材の筒部に対向して配置される円周部を備えており、
前記一方の磁性シール部材の筒部と前記他方の磁性シール部材の円周部との間に前記磁性流体が配置され、
前記回転軸体は、前記第2部材に固定されており、
前記一方の磁性シール部材の回転と前記第2部材の回転とを同期させる回転同期機構をさらに備え、該回転同期機構は、前記回転軸体の外周面に形成された突起部と、前記一方の磁性シール部材の内周面に形成され、前記突起部が係合される溝部とを備えている
ことを特徴とする搬送ロボット。 - ベース側部材と、回転側部材とを回転可能に連結する関節部を備えた搬送ロボットであって、
前記関節部は、前記回転側部材である第1部材と前記ベース側部材である第2部材とを相対回転可能に連結する回転軸体を備えており、
前記関節部を密閉する密閉構造をさらに備えており、
当該密閉構造は、磁性流体による磁気密閉部と、ベローズで構成されたベローズ密閉部とを有し、
前記ベローズ密閉部のベローズは、その一端側が前記第2部材に対して固定されると共に、他端側が前記磁気密閉部に固定されており、
前記磁気密閉部は、前記ベローズの他端側が固定された一方の磁性シール部材と、前記第1部材側に固定された他方の磁性シール部材とを備えており、
前記一方の磁性シール部材は、前記他方の磁性シール部材が対向して配置される筒部を備えており、
前記他方の磁性シール部材は、前記一方の磁性シール部材の筒部に対向して配置される円周部を備えており、
前記一方の磁性シール部材の筒部と前記他方の磁性シール部材の円周部との間に前記磁性流体が配置され、
前記回転軸体は、前記第1部材に固定されており、
前記一方の磁性シール部材を前記第2部材に対して固定する回転同期機構をさらに備え、該回転同期機構は、前記回転軸体の外周面に形成された突起部と、前記一方の磁性シール部材の内周面に形成され、前記突起部が係合される溝部とを備えている
ことを特徴とする搬送ロボット。
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