JP2591965Y2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JP2591965Y2
JP2591965Y2 JP1993037819U JP3781993U JP2591965Y2 JP 2591965 Y2 JP2591965 Y2 JP 2591965Y2 JP 1993037819 U JP1993037819 U JP 1993037819U JP 3781993 U JP3781993 U JP 3781993U JP 2591965 Y2 JP2591965 Y2 JP 2591965Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案に係る密封装置は、例え
ば半導体製造装置や産業機械に組み込んで、回転軸(シ
ャフト)をケースの壁部に回転自在に支持すると共に、
この回転軸が上記壁部を挿通する部分の気密保持を確実
に図る為に利用する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造装置の場合、内部を真
空にしたケース内に設けた装置を、このケース外に設け
たモータにより駆動する必要がある。従って、このモー
タにより回転させられるシャフトを、上記ケースの壁部
を貫通した状態で配置するが、上記シャフトをケースの
壁部に回転自在に支持すると共に、この壁部を貫通する
部分の気密保持を確実に図る必要がある。又、上記シャ
フトが上記壁面に対し変位した場合に、回転支持部に無
理な力が加わる事を防止する構造でなければならない。
この様な事情に鑑みて従来から、図11〜12に示す様
な密封装置が使用されている。尚、図11は密封装置を
含む回転支持部分の基本構造を示す略断面図、図12は
密封装置の具体的構造を示す断面図である。
【0003】先ず、図11に示した回転支持部分の基本
構造に就いて説明する。ケースの壁部1に形成した円孔
2の内側にはシャフト3の中間部を、転がり軸受4によ
り、回転自在に支持している。そして、上記壁部1の内
側面(清浄空間に対向するケース内側面を言い、図11
の左側面)と上記シャフト3の中間部外周面との間に、
本考案の対象となる密封装置5を設けている。
【0004】この密封装置5は、図11及び図12に示
す様に、円筒状の外筒6と、1対の転がり軸受7、7に
よってこの外筒6の内側に、回転自在に支持された円筒
状の内筒8と、この内筒8の外周面と上記外筒6の内周
面との間に設けられて、これら両周面間の気密保持を図
る磁性流体シール装置9と、上記外筒6の一端部(図1
2の右端部)にその一端(図11〜12の左端)を気密
に結合されたベローズ10と、このベローズ10の他端
(図11〜12の右端)に気密に結合された結合フラン
ジ11とを備えている。尚、ベローズ10は、ゴム、合
成樹脂等のほか、ステンレス鋼板等の弾性金属板により
造る。
【0005】上記磁性流体シール装置9は、永久磁石
と、磁性材製のポールピースと、永久磁石の磁力によっ
てポールピースの内周縁と上記内筒8の外周面との間に
保持される磁性流体とを備えている。この様な磁性流体
シール装置9は、上記シャフト3と共に内筒8が回転し
た場合にも、この内筒8の外周面と上記外筒6の内周面
との気密保持を図る。尚、この様な磁性流体シール装置
9の具体的構造及び作用は、例えば特開平4−2621
72号公報に記載されている様に、従来から広く知られ
ており、本考案の要部でもない為、詳しい図示及び説明
は省略する。
【0006】上記内筒8は上記シャフト3の中間部に外
嵌固定する。そして、Oリング12により、これら内筒
8の内周面とシャフト3の外周面との間の気密保持を図
っている。更に、上記結合フランジ11は、上記壁部1
の内壁面に、図示しない取付ボルトによって結合固定す
る。そして、Oリング13により、これら結合フランジ
11と壁部1との間の気密保持を図っている。
【0007】尚、図12の例では、ベローズ10の一端
を外筒6に、直接溶接しているのに対して、図11に示
した例では、ベローズ10の一端に取付フランジ14を
固定し、この取付フランジ14を外筒6の端部にねじ止
め固定している。これら取付フランジ14と外筒6との
間の気密は、Oリング15により保持している。又、図
11の例では、磁性材製の内筒8の外周面に、直接磁性
流体シール装置9を対向させているが、図12の例で
は、非磁性材製の内筒8の中間部外周面に、磁性材製の
スリーブ16を外嵌固定し、このスリーブ16の外周面
と上記磁性流体シール装置9とを対向させている。内筒
8の外周面とスリーブ16の内周面との間の気密は、接
着剤等により保持する。
【0008】更に、図12に示した圧縮ばね17は、前
記1対の転がり軸受7、7に適正な予圧付与を行なう役
目を有する。即ち、この圧縮ばね17は、上記外筒6の
他端にねじ止め固定された抑え環18と断面コ字形の押
圧環19との間で突っ張り、上記転がり軸受7、7への
予圧付与を行なう。
【0009】上述の様に構成される密封装置5を、シャ
フト3の中間部外周面と壁部1の側面との間に組み込む
事により、これらシャフト3と壁部1との間の気密保持
を図れる。又、何らかの原因でシャフト3に、その中心
軸と直角方向の荷重が加わり、このシャフト3が上記壁
部1に対し変位した場合でも、上記磁性流体シール装置
9に無理な力が加わる事はなく、この磁性流体シール装
置9による気密保持性能が損なわれる事はない。
【0010】即ち、上記シャフト3が変位した場合に、
上記外筒6及び内筒8もシャフト3と共に変位して、こ
れら両筒6、8間に設けられた磁性流体シール装置9の
構成部品が歪む事を防止する。又、上記外筒6と壁部1
との間の気密保持は、前記ベローズ10により保持する
が、上記シャフト3の変位時には、このベローズ10が
弾性変形する事で、この変位を許容する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来の密封装置の場合、次のの理
由で、ベローズ10が破損し易く、解決が望まれてい
る。
【0012】シャフト3の回転時に、ベローズ10に
捩り方向の力が加わってベローズ10内に残留応力が生
じ、長期間に亙る使用に伴ってこのベローズ10が破れ
易くなる。即ち、上記シャフト3が回転すると、転がり
軸受7、7の回転抵抗の他、磁性流体シール装置9を構
成する磁性流体の粘性抵抗に基づいて、密封装置5を構
成する外筒6に回転方向の力が加わる。この様な力によ
って外筒6が回転する事は、上記ベローズ10により防
止するが、この際、ベローズ10に捩り方向の力が加わ
る事が避けられない。特に、低温時、上記磁性流体の粘
度が高い場合には、この力が大きくなって、ベローズ1
0内に生じる残留応力が大きくなり、このベローズ10
の強度を低下させて破れ易くする。
【0013】密封装置5を壁部1とシャフト3との間
に組み付ける以前には、結合フランジ11はベローズ1
0によってのみ、外筒6に支持されている。この為、上
記密封装置5を搬送する等のハンドリングに伴い、上記
結合フランジ11の重量に基づいてベローズ10に大き
な力が加わり、このベローズ10が破れる可能性があ
る。
【0014】これらに示した様な理由でベローズ1
0が破損するのを防止する為には、このベローズ10の
肉厚を大きくする等により、このベローズ10の剛性を
向上させる事が考えられる。ところが、この様な解決法
では、シャフト3の変位時にベローズ10が変形しにく
くなって、上記磁性流体シール装置9のシール性能に悪
影響を及ぼす可能性がある為、採用できない。本考案の
密封装置は、この様な事情に鑑みて考案したものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本考案の密封装置は、前
述した従来に密封装置と同様に、外筒と、軸受によって
この外筒の内側に回転自在に支持された内筒と、この内
筒の外周面と上記外筒の内周面との間に設けられて、こ
れら両周面間の気密保持を図る磁性流体シール装置と、
上記外筒の一端部にその一端を気密に結合されたベロー
ズと、このベローズの他端に気密に結合された結合フラ
ンジとを備えている。
【0016】特に、本考案の密封装置に於いては、上記
外筒の一端部にその一端を、上記結合フランジにその他
端を、それぞれ支持したカップリング部材を備えてい
る。そして、このカップリング部材は、上記ベローズを
捩り方向に回転させる力に対する剛性が大きく、上記外
筒の中心軸を上記結合フランジの中心軸に対して折り曲
げる方向の力に対する剛性が小さい事を特徴としてい
る。
【0017】
【作用】上述の様に構成される本考案の密封装置によれ
ば、シャフト変位時の磁性流体シール装置のシール性を
確保しつつ、ベローズに無理な力が加わる事を防止し
て、このベローズの破損防止を図れる。
【0018】
【実施例】図1〜3は本考案の第一実施例を示してい
る。前述の図11に示した従来構造と同等部分には同一
符号を付して重複する説明を省略し、以下、本考案の特
徴部分に就いて説明する。
【0019】外筒6の一端面(図1の右端面)で、ベロ
ーズ10の外側に位置する部分には凹孔20を、円周方
向に亙り多数形成している。一方、結合フランジ11の
片側面(図1の左側面)で上記各凹孔20と対向する部
分にも、同様の凹孔21を、円周方向に亙り多数形成し
ている。そして、これら両凹孔20、21の間にカップ
リング部材22、22を、上記外筒6と結合フランジ1
1との間に掛け渡す様に設けている。
【0020】各カップリング部材22は、図3に詳示す
る様に構成している。即ち、伸縮自在なベローズ部23
の両端にそれぞれ短円柱状の嵌着部24、25を、それ
ぞれ溶接或は接着により固定している。それぞれがこの
様に構成されるカップリング部材22、22は、一方の
嵌着部24を上記凹孔20に、他方の嵌着部25を上記
凹孔21に、それぞれ圧入する事により、上記外筒6と
結合フランジ11との間に設けている。
【0021】上記各カップリング部材22、22は、軸
と直角方向(図1〜3の上下方向或は表裏方向)の力に
対する剛性が、軸方向(同じく左右方向)の力に対する
剛性よりも大きい。従って、この様なカップリング部材
22、22を前記ベローズ10の周囲に多数設けると、
これら多数のカップリング部材22、22が共働して、
上記外筒6が上記結合フランジ11に対し回転する事を
阻止する。
【0022】但し、シャフト3の振れに基づいて、上記
外筒6の中心軸が上記結合フランジ11の中心軸に対し
折れ曲がる傾向となった場合には、一部のカップリング
部材22、22が伸長し、残りのカップリング部材2
2、22が収縮する事により、上記外筒6の一端面と結
合フランジ11とが非平行になる事を許容する。この結
果、上記外筒6と内筒8との間に設けた磁性流体シール
装置9の構成部材に無理な応力が加わる事が防止され、
この磁性流体シール装置9の気密保持性能が確保され
る。
【0023】上述の様に構成される本考案の密封装置の
使用時には、上記内筒8をシャフト3(図11)に外嵌
すると共に、上記結合フランジ11を壁部1(図11)
の側面に、通孔37を挿通したねじにより結合固定す
る。前述の様に構成され、上述の様に壁部1とシャフト
3との間に組み付けられた本考案の密封装置によれば、
シャフト3が変位した場合に於ける磁性流体シール装置
9のシール性を確保しつつ、ベローズ10に無理な力が
加わる事を防止して、このベローズ10の破損防止を図
れる。即ち、シャフト3の回転に伴って外輪6に加わっ
た回転力の内の殆どは、多数のカップリング部材22、
22が支承するので、上記ベローズ10には殆ど捩り方
向の力が加わる事はない。従って、上記シャフト3の回
転に伴ってベローズ10内に残留応力が殆ど発生する事
がなく、このベローズ10の耐久性が確保される。更
に、密封装置5のハンドリング時には、上記結合フラン
ジ11の重量の殆どがカップリング部材22、22によ
り支持される為、やはり上記ベローズ10に無理な力が
作用する事がなくなって、このベローズ10が破損しに
くくなる。
【0024】次に、図4〜6はカップリング部材の別例
を示している。先ず、図4に示した第2例のカップリン
グ部材22aは、全体をステンレス鋼等の弾性金属材に
より一体に形成されており、両端部に嵌着部24、25
を形成している。そして、中間の大径部26に、スリッ
ト状で螺旋形の溝27を形成している。この溝27によ
り上記大径部26の性状が、コイルばねの如く伸縮並び
に折れ曲がり自在であるが、軸と直角方向には変位しに
くくなる。
【0025】又、図5に示した第3例のカップリング部
材22bは、大径部26に多数の切り込み28a、28
bを形成する事により、この大径部26の曲げ剛性を低
下させている。同一円周上に形成されて互いに対向する
切り込み28a、28a(28b、28b)は、それぞ
れ半円形よりも少し小さい。又、軸方向に隣り合う切り
込み28a、28b同士の位相は互いに90度ずれてい
る。従って、上記大径部26は、折れ曲がり方向には変
位自在である。
【0026】更に、図6に示した第4例のカップリング
部材22cは、嵌着部24を有する駒29aと嵌着部2
5を有する駒29bとを、結合筒30により結合してい
る。この結合筒30は、ゴム、エラストマー等の弾性材
により、円筒状に形成されている。
【0027】何れのカップリング部材22a、22b、
22cも、前述した第一実施例に於けるカップリング部
材22と同様、図1〜2に示す様に、外筒6と結合フラ
ンジ11との間に掛け渡す様に設ける。密封装置に組み
込んで磁性流体シール装置9のシール性を確保すると共
にベローズ10を保護する際の作用は、前述のカップリ
ング部材22を使用した場合と同様である。
【0028】次に、図7〜8は本考案の第二実施例を示
している。本実施例の場合、前記図11の構造と同様
に、ベローズ10の一端(図7の左端)に取付フランジ
14を固定して結合ユニット39を構成し、この結合ユ
ニット39の取付フランジ14を外筒6の端部に、ねじ
31により固定している。これら取付フランジ14と外
筒6との間の気密は、Oリング15により保持してい
る。
【0029】本実施例の場合にカップリング部材22、
22は、上記取付フランジ14と結合フランジ11との
間に設けている。特に、図示の実施例の場合には、各カ
ップリング部材22の嵌着部24を上記取付フランジ1
4に形成した通孔32の内側に、内径面をテーパ面とし
た円筒と外径面をテーパ面とした円筒とを組み合わせて
成る固定具33により固定している。この固定具33
は、上記嵌着部24の基端部に外嵌されたスペーサ34
と、この嵌着部24の先端部に外嵌された抑え環35と
の間で挟持されている。そして、この抑え環35は、ね
じ36の締め付けに基づいて、上記スペーサ34に向け
押圧される。従って、上記ねじ36の締め付け時には、
上記固定具33が軸方向に強く押圧されて、上記嵌着部
24の外周面と通孔32の内周面との間で突っ張り、こ
の嵌着部24を通孔32の内側に固定する。
【0030】その他の構成及び作用は、前述した第一実
施例の場合と同様である。又、本実施例にも、図3に示
した様なカップリング部材22の他、図4〜6に示した
様なカップリング部材22a、22b、22cを使用で
きる事は勿論である。
【0031】次に、図9は本考案の第三実施例を示して
いる。前述した第二実施例が、互いに別体とされた結合
フランジ11と取付フランジ14とを、多数のカップリ
ング部材22、22により結合していたのに対し、本実
施例の場合には、これら結合フランジ11と取付フラン
ジ14とカップリング部材とを一体に形成して、結合ユ
ニット39を構成している。即ち、ステンレス鋼等、弾
性を有する金属材を削り加工して、中間の結合筒部38
の両端部に、それぞれ上記結合フランジ11と取付フラ
ンジ14とを設けている。そして上記結合筒部38にス
リット状で螺旋形の溝27を形成している。従って、こ
の結合筒部38は、コイルばねの如く伸縮並びに折れ曲
がり自在であるが、軸と直角方向には変位しにくい。
【0032】この様な結合ユニット39は、上記取付フ
ランジ14を外筒6(図7〜8)にねじ止め固定する事
で、本考案の密封装置を構成する。結合ユニット39を
含んで構成される密封装置の作用は、前述した第一実施
例の場合と同様である。
【0033】次に、図10は本考案の第四実施例を示し
ている。本実施例の場合には、結合ユニット39を構成
する結合筒部38に、多数の切り込み28a、28bを
形成する事により、この結合筒部38の曲げ剛性を低下
させている。同一円周上に形成され、互いに対向する切
り込み28a、28a(28b、28b)は、それぞれ
が半円形よりも少し小さい。又、軸方向に隣り合う切り
込み28a、28b同士の位相は互いに90度ずれてい
る。その他の構成及び作用は、上述した第三実施例の場
合と同様である。
【0034】尚、図示は省略したが、カップリング部材
は必ずしもベローズ10の外側に設ける必要はなく、こ
のベローズ10の内側に設ける事もできる。この場合、
結合フランジ11の内周側部分を、上記ベローズ10の
内周面よりも内方にまで突出させる。
【0035】
【考案の効果】本考案の密封装置は、以上に述べた通り
構成され作用するので、長期間に亙る使用や組み付け作
業に伴うハンドリングによってベローズを傷める事がな
く、耐久性、信頼性の優れた密封装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す半部切断側面図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】カップリング部材の部分切断側面図。
【図4】カップリング部材の第2例を示す部分切断側面
図。
【図5】カップリング部材の第3例を示す部分切断側面
図。
【図6】カップリング部材の第4例を示す部分切断側面
図。
【図7】本考案の第二実施例を示す半部切断側面図。
【図8】第二実施例に使用する結合ユニットを取り出し
て示す、半部拡大断面図。
【図9】第三実施例に使用する結合ユニットの断面図。
【図10】第四実施例に使用する結合ユニットの断面
図。
【図11】本考案の対象となる密封装置を組み込んだ回
転支持部分の基本構造を示す略断面図。
【図12】従来の密封装置を示す半部切断側面図。
【符号の説明】
1 壁部 2 円孔 3 シャフト 4 転がり軸受 5 密封装置 6 外筒 7 転がり軸受 8 内筒 9 磁性流体シール装置 10 ベローズ 11 結合フランジ 12、13 Oリング 14 取付フランジ 15 Oリング 16 スリーブ 17 圧縮ばね 18 抑え環 19 押圧環 20、21 凹孔 22、22a、22b、22c カップリング部材 23 ベローズ部 24、25 嵌着部 26 大径部 27 溝 28a、28b 切り込み 29a、29b 駒 30 結合筒 31 ねじ 32 通孔 33 固定具 34 スぺーサ 35 抑え環 36 ねじ 37 通孔 38 結合筒部 39 結合ユニット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒と、軸受によってこの外筒の内側に
    回転自在に支持された内筒と、この内筒の外周面と上記
    外筒の内周面との間に設けられて、これら両周面間の気
    密保持を図る磁性流体シール装置と、上記外筒の一端部
    にその一端を気密に結合されたベローズと、このベロー
    ズの他端に気密に結合された結合フランジとを備えた密
    封装置に於いて、上記外筒の一端部にその一端を、上記
    結合フランジにその他端を、それぞれ支持したカップリ
    ング部材を備え、このカップリング部材は、上記ベロー
    ズを捩り方向に回転させる力に対する剛性が大きく、上
    記外筒の中心軸を上記結合フランジの中心軸に対して折
    り曲げる方向の力に対する剛性が小さい事を特徴とする
    密封装置。
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