JP7190866B2 - ケーブルグランド - Google Patents
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Description
また、ケーブルグランドは、パッキン、及びパッキンを圧縮するためのナットを有している。そして、ケーブルグランドは、孔にケーブルが挿入されている状態でナットが締め付けられることでパッキンが圧縮され、ケーブルとコンジット部との間を密封する。なお、パッキンの圧縮率(ナットによる締め付け量)は、防爆リミットスイッチに接続されるケーブルの径により異なる。
実施の形態1.
図1,2は実施の形態1に係るケーブルグランド1の構成例を示す図である。図1では、軸心より片側を断面図示している。また図2では、ケーブルグランド1に加え、防爆機器である防爆リミットスイッチ2の一部を図示している。以下では、防爆機器として防爆リミットスイッチ2を用いた場合を示すが、その他の防爆機器に対しても同様にケーブルグランド1を取付け可能である。
ケーブルグランド1は、防爆リミットスイッチ2にケーブル3を接続する際に用いられ、防爆リミットスイッチ2とケーブル3との間を密封するための部材である。
また、孔131には、先端側に、雌ネジ1311が形成されている。この雌ネジ1311には保護管に形成された雄ネジが螺合され、コネクタ13に当該保護管が取付けられる。
また、ケーブル保持部134には、開口部1341の他端の外周面に、溝部(第3溝部)1345が設けられている。
また、ケーブル保持部134には、先端側(フランジ部132側とは反対側)の外周面に、雄ネジ1346が形成されている。
なお、従来のケーブルグランドは、作業者がナットをスパナで締め付ける必要があり、また、ネジ切り箇所が複数あるため、真鍮の挽物加工及びニッケルメッキで構成されることが一般的である。それに対し、実施の形態1におけるコネクタ13は、スパナを用いた締め付けは不要であり、また、ネジ切り箇所も少ないため、より安価で量産化可能なアルミダイカストの鋳物加工並びにプライマー処理及びアクリル焼き付け塗装も実施可能である。
また、Oリング14、Oリング15及びOリング16についても、パッキン12と同様に、シリコンゴムから構成する場合には、低分子シロキサンが除去されたものを使用することが望ましい。
この際、まず、作業者は、防爆リミットスイッチ2を所定箇所に設置し、ワッシャ11及びパッキン12をこの防爆リミットスイッチ2のコンジット部21に挿入する。
次いで、作業者は、コネクタ13の凸部133をコンジット部21に挿入し、フランジ部132を介してボルト18を締め付けることでコネクタ13を防爆リミットスイッチ2に取付ける。
また、作業者は、Oリング15及びOリング16をコネクタ13に取付け、ガード17をコネクタ13に取付ける。
この際、まず、作業者は、ガード17をコネクタ13から取外し、また、コネクタ13を防爆リミットスイッチ2から取外す。
次いで、作業者は、パッキン12の薄肉部122を破る。
次いで、作業者は、ケーブル3を、ガード17、コネクタ13、パッキン12及びワッシャ11に挿通する。その後、作業者は、ケーブル3を防爆リミットスイッチ2に結線する。
次いで、作業者は、ワッシャ11及びパッキン12を防爆リミットスイッチ2のコンジット部21に挿入する。
次いで、作業者は、コネクタ13の凸部133をコンジット部21に挿入し、フランジ部132を介してボルト18を締め付けることでコネクタ13を防爆リミットスイッチ2に取付ける。この際、パッキン12は、規定の圧縮率まで圧縮され、コンジット部21とケーブル3との間を密封する。
次いで、クランプ部1342を開口部1341に取付ける。これにより、コネクタ13はケーブル3を保持する。
次いで、作業者は、ガード17をコネクタ13に取付ける。
一方、実施の形態1におけるOリング15及びOリング16が無いと、コネクタ13とガード17との間のシール性が確保できず、保護管内に水等が溜まってしまう可能性がある。そこで、実施の形態1に係るケーブルグランド1では、コネクタ13とガード17との間にOリング15及びOリング16を取付け、コネクタ13とガード17との間のシール性を確保している。
2 防爆リミットスイッチ
3 ケーブル
11 ワッシャ
12 パッキン
13 コネクタ
14 Oリング(第1Oリング)
15 Oリング(第2Oリング)
16 Oリング(第3Oリング)
17 ガード
18 ボルト
21 コンジット部
22 孔
23 ネジ穴
121 孔
122 薄肉部
131 孔
132 フランジ部
133 凸部
134 ケーブル保持部
171 雌ネジ
1311 雌ネジ
1321 取付け穴
1322 溝部(第1溝部)
1341 開口部
1342 クランプ部
1343 ネジ
1344 溝部(第2溝部)
1345 溝部(第3溝部)
1346 雄ネジ
13411 ネジ穴
13421 取付け穴
Claims (4)
- 軸心に設けられ、ケーブルが挿通される第1孔を有し、防爆機器が有するコンジット部に挿入されるパッキンと、
軸心に設けられ、ケーブルが挿通される第2孔、防爆機器に取付けるためのフランジ部、当該フランジ部の一端に設けられ、防爆機器が有するコンジット部に挿入される凸部、及び、当該フランジ部の他端に設けられ、前記第2孔に挿通されたケーブルを保持するケーブル保持部を有するコネクタとを備え、
前記第1孔の径及び前記凸部の長さは、ケーブルの径に応じ、前記パッキンが防爆機器が有するコンジット部に挿入されて前記コネクタが当該防爆機器に取付けられた際に当該凸部による当該パッキンの圧縮率が規定値となるように設計され、
前記パッキンは、デュロメータタイプAでの硬さが50~55であり、引張強さが8.8MPa以上であり、伸びが450~600%であり、引裂強さが27kN/m以上であるシリコンゴムから成る
ことを特徴とするケーブルグランド。 - 防爆機器と前記フランジ部との間を密封する第1Oリングを備えた
ことを特徴とする請求項1記載のケーブルグランド。 - 前記ケーブル保持部は、
前記第2孔を露出させた開口部と、
前記開口部に取付けられることで前記第2孔に挿通されたケーブルを保持するクランプ部とを有し、
前記ケーブル保持部を覆うガードと、
前記ケーブル保持部における前記開口部の一端側と前記ガードとの間を密封する第2Oリングと、
前記ケーブル保持部における前記開口部の他端側と前記ガードとの間を密封する第3Oリングとを備えた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のケーブルグランド。 - 前記パッキンは、前記第1孔の一端を覆う薄肉部を有する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか1項記載のケーブルグランド。
Priority Applications (1)
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JP2018198326A JP7190866B2 (ja) | 2018-10-22 | 2018-10-22 | ケーブルグランド |
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JP2018198326A JP7190866B2 (ja) | 2018-10-22 | 2018-10-22 | ケーブルグランド |
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JP2020068548A JP2020068548A (ja) | 2020-04-30 |
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Family
ID=70390639
Family Applications (1)
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JP4372779B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2009-11-25 | オリエントブレイン株式会社 | 防爆アンテナ |
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2018
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Patent Citations (2)
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