JP2005177929A - ティーチングペンダント装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電気的導通性を有する上ケース2と、同じく電気的導通性を有する下ケース3を対向させて接合するように組み合わせるティーチングペンダント装置において、上ケース2の内面と下ケース3の内面に、それぞれ内部に向かってほぼ垂直に突出するとともに、上ケース2と下ケース3を組み合わせた際に両先端面が当接し、かつそのときに両ケース2,3の接合面間に隙間Gを生じるように構成された取付用ボス5,6を設け、導電性のパッキン4を、隙間Gに挟持する。
【選択図】 図1
Description
図3に、防滴と防塵を目的としているティーチングペンダント装置を示す。図3において、11はティーチングペンダント、12は上ケース、13は下ケース、14はパッキンであり、上ケース12と下ケース13を対向させて組付ける時の接合部12a,13aにパッキン14を挟み込み、複数個のねじ(図示しない)を用いて上ケース12と下ケース13でパッキン14を押し付け、装置外部に対する防滴と防塵の機能を持たせている。
図4に、電気信号からの保護を目的としているティーチングペンダント装置を示す。図3と同一部分には同一符号を付している。
図4において、上ケース12と下ケース13の接合部12a,13aには段部18を形成し、上ケース12と下ケース13の接合部12a,13aを嵌合させるようにしている。上ケース12と下ケース13が非絶縁物なら導通、上ケース12と下ケース13が絶縁物の場合は、上ケース12と下ケース13の内面に導電性のメッキ処理(図示せず)を施すとともに、前記段部18の嵌合面にも導電性のメッキ処理を施して導通させ、電気的導通シールド面積を拡大して、装置外部からの電気信号の浸入を防止するようにしている。
このように、従来のティーチングペンダント装置は、接合部や嵌合部の遮蔽を行ない、防滴、防塵機能を持たせたり、電気信号の浸入を防止したりしている。
(1) 図3のように絶縁物のパッキンを接合部に挟み込んだ場合、外部からの電気信号が浸入してしまう。
(2) また、上ケースと下ケースがパッキンのみと接しているため、剛性が低く、また複数個のねじの締め付けにバラツキが生じやすい。したがって、密閉性が安定せず、特に経年変化でパッキンの劣化が進むと極端に密閉性が悪くなる。
(3) 図4のように、接合部の全周に段部を設けて嵌合部を形成した場合は、嵌合部の力は均等になりにくくなるので、嵌合の力が弱い所から液体および粉塵が浸入する。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、装置外部からの液体、粉塵の浸入に対する保護と、電磁、電波、ノイズ等の電気信号の浸入に対する保護が両立できるティーチングペンダント装置を提供することを目的とするものである。
図1において、ティーチングペンダント1は、内面に導電性のメッキ処理を施した電気的導通性を有する上ケース2と、同じく内面に導電性のメッキ処理を施した電気的導通性を有する下ケース3とを有している。前記上ケース2と下ケース3は、周囲に筒状の接合部2a,3aを有し、前記上ケース2と下ケース3は、前記接合部2a,3aの端面全周を、柔軟性のある導電性シリコンエラストマーで作成した導電性パッキン4を介して当接させて、対向して組み合わせるようにしている。前記ティーチングペンダント1の上ケース2と下ケース3には、それぞれの内面に、接合部2a,3aの内側に位置し、それぞれ内部に向かってほぼ垂直に突出する取付用ボス5,6を設けている。前記取付用ボス5,6は、表面に導電性のメッキ処理を施して電気的導通性を有しており、また、電気的導通性を有する上ケース2と下ケース3を組み合わせた際に、両取付用ボス5,6の先端面5a,6aが当接し、かつ、そのときに両ケースの接合部2a,3aの端面間に所定の隙間Gを生じるように構成されている。前記隙間Gは、前記導電性パッキン4の厚みよりも小さい寸法に設定されている。
このような構成の上ケース2と下ケース3は、接合部2a,3aの端面全周に、導電性パッキン4を挟み込んだ状態で、ねじ7で前記取付用ボス5,6どおしが互いに当接するまで締め付けられる。上ケース2と下ケース3の取付用ボス5,6が締付けられると、両ケース2,3の接合部2a,3aの端面で導電性パッキン4が押さえつけられ、上ケース2と下ケース3の密閉と電気的な導通が保たれる。
これにより、装置外部からの液体、粉塵の浸入に対する保護と、電磁、電波、ノイズ等の電気信号の浸入に対する保護とが同時になされる。
また、上ケース2および下ケース3の複数箇所において、取付用ボス5,6どおしが互いに接して強固に締付けられるので、ねじ7の締付けにバラツキが生じることもなく、かつ上ケース2と下ケース3を組み合わせて際の剛性が高く密閉が安定する。さらに、両ケース2,3の接合部2a,3aの端面の加工精度における誤差も、両ケース2,3に傾きなどの悪影響を与えることなく、吸収することができる。
なお、ねじ7は導電性でも非導電性でもよいが、導電性にした場合は、取付用ボス5,6間の電気的導通面積が増大し、電気信号の浸入に対する保護が向上する。
なお、前記実施例1,2においては、上ケースと下ケース間の接合部全周に配置されるパッキンを導電性としているので、取付用ボスは必ずしも電気的導通性を有するものである必要はない。
また、前記実施例1,2においては、上ケース2と下ケース3の接合部2a,3aの端面は、フラットな面で構成しているが、溝形状にしてもよい。溝形状にした場合は、導電性パッキン4を溝内に挿入することもでき、パッキン4の位置決めが容易になる。
2 上ケース
2a 接合部
2b 壁
3 下ケース
3a 接合部
3b 壁
4 導電性パッキン
5 取付用ボス
5a 先端面
6 取付用ボス
6a 先端面
7 ねじ
11 ティーチングペンダント
12 上ケース
12a 接合部
13 下ケース
13a 接合部
14 パッキン
18 段部
Claims (6)
- 電気的導通性を有する上ケースと、同じく電気的導通性を有する下ケースを対向させて接合するように組み合わせるティーチングペンダント装置において、
上ケースの内面と下ケースの内面に、それぞれ内部に向かってほぼ垂直に突出するとともに、上ケースと下ケースを組み合わせた際に両先端面が当接し、かつそのときに両ケースの接合面間に隙間を生じるように構成された取付用ボスを設け、導電性のパッキンを、前記隙間に挟持したことを特徴とするティーチングペンダント装置。 - 前記取付用ボスが、電気的導通性を有することを特徴とする請求項1に記載のティーチングペンダント装置。
- 前記取付用ボスが、上ケースと下ケースの接合部の内側に複数個設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のティーチングペンダント装置。
- 前記取付用ボスが、上ケースと下ケースの接合部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のティーチングペンダント装置。
- 前記上ケースと下ケースの取付用ボスが、ねじで締付け固定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかの項に記載のティーチングペンダント装置。
- 前記ねじが導電性であることを特徴とする請求項5に記載のティーチングペンダント装置。
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---|---|---|---|
JP2003422719A JP2005177929A (ja) | 2003-12-19 | 2003-12-19 | ティーチングペンダント装置 |
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JP2003422719A JP2005177929A (ja) | 2003-12-19 | 2003-12-19 | ティーチングペンダント装置 |
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-
2003
- 2003-12-19 JP JP2003422719A patent/JP2005177929A/ja active Pending
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