JP2010067838A - 電子機器 - Google Patents

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Takao Shinoda
孝夫 篠田
Shingo Yamaguchi
慎吾 山口
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Abstract

【課題】 弾性シール材を溝に嵌め込む際に、弾性シール材の傾きが自動的に修正される弾性シール材取付け構造を提供することを課題とする。
【解決手段】 弾性シール材取付け構造により、弾性シール材18を溝20に嵌め込んで取り付ける。溝20の底面に突起20aが設けられる。弾性シール材18には突起20aに対応する位置に凹部18aが設けられる。弾性シール材18が溝20に嵌め込まれる際に突起20aは凹部18aに入り込む。
【選択図】 図4

Description

本発明は、装置の筐体に防水・防塵機能を持たせるための弾性シール材が取り付けられる電子機器に関する。
電子機器の筐体は、下ケースと上ケース(あるいはカバー)に分かれている場合が多い。下ケースに上ケースを組み付けることで内部に部品を収容する筐体が形成される。このような筐体構造を有する電子機器を防水あるいは防塵型とするために、下ケースと上ケースの合わせ面に弾性シール材を設けて上ケースと下ケースの間の隙間をシールすることがある。
典型的な弾性シール材として、Oリングや断面が矩形のガスケットが用いられる。弾性シール材としてOリングを用いた場合、例えば、下ケースの合わせ面に設けられた溝にOリングを嵌めこんでから、上ケースの合わせ面でOリングを適度に圧縮する。
また、弾性シール材として矩形断面のガスケットを用いた場合、例えば、下ケースの合わせ面に設けられた矩形断面の溝にガスケットを嵌めこんでから、上ケースの合わせ面でガスケットを適度に圧縮する。通常、ガスケットは溝全体に嵌まり込み、圧縮される分だけ溝から突出する。この状態でガスケットを圧縮すると、溝内でガスケットの逃げ場が無いため、ガスケットの体積を減少させなければならない。このため、ガスケットの圧縮に大きな力が必要となる。小型の電子機器の場合、筐体自体が小さく肉厚も薄いため、このようなガスケットを圧縮するだけの力でケースを締め付けることができないおそれがある。
そこで、ガスケットに食い込むような突起を上ケース側に設けて、突起によりガスケットを圧縮して圧縮しろを少なくし、ガスケットを圧縮するための力を低減することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−158650号公報
上述のように弾性シール材としてOリングやガスケットを小型の電子機器に用いた場合、細いOリング又はガスケットが用いられるため、溝にはめ込む際にOリング又はガスケットが傾いてよじれてしまうおそれがある。Oリング又はガスケットがよじれた状態で溝に嵌め込まれてしまうと適切な圧縮ができず、シールできなくなるという問題がある。
したがって、弾性シール材を溝に嵌め込む際に、弾性シール材の傾きが自動的に修正される弾性シール材取付け構造の開発が望まれていた。
上述の目的を達成するために、弾性シール材が嵌め込まれる電子機器において、前記弾性シール材が嵌め込まれる溝を有し、該溝の底面には、該弾性シール材に設けられた凹部に対応する位置に突起が設けられ、該弾性シール材が該溝に嵌め込まれる際に該突起は該凹部に入る込むことを特徴とする電子機器が提供される。
上述の弾性シール材取付け構造によれば、弾性シール材が溝に嵌め込まれる際に溝の底面の突起が弾性シール材の凹部に入り込むことで、溝内での弾性シール材の傾きが自動的に修正される。これにより、弾性シール材が溝内でよじれることが防止され、弾性シール材による確実なシールを得ることができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は弾性シール材取付け構造が設けられた筐体を有する電子機器の一部を示す斜視図である。図1に示す電子機器は防水防塵型携帯電話機であるが、本実施形態による弾性シール材取り付け構造は、携帯電話機に限定されることなく、筐体のシールが必要な装置であればどのような電子機器でも、あるいは電子機器以外の装置にも適用することができる。
弾性シール材取付け構造は電子機器の下ケース12と上ケース14との間に設けられる。下ケース12には電子機器の構成部品として回路基板16や他の部品が収容されている。下ケース12に上ケース14を組み付けることで電子機器の筐体が形成される。そして、下ケース12と上ケース14との間に弾性シール材18を設けることで、筐体を防水防塵型としている。上ケース14は、ネジ止めや嵌合機構などで下ケース12に対して締め付けられる。
図2は図1のA部を拡大して示す図である。弾性シール材18は、弾性シール材取付け構造を用いて下ケース12の溝20内に配置され、上ケース14により押圧されて下ケース12と上ケース14とに密着する。これにより下ケース12と上ケース14とは気密にシールされた筐体を形成する。このように、本実施形態による弾性シール材取付け構造は、弾性シール材18と溝20とを含むものである。
なお、弾性シール材18はゴム、スポンジ体、エラストマーなどの弾性体により形成された細長いループ状のシール材であり、下ケース12と上ケース14の合わせ面に沿ってケース12の内部を囲むように全周にわたって設けられた溝20内に配置される。
図3は溝20に弾性シール材18を嵌め込む前の状態の弾性シール材取付け構造を示す断面図である。溝20の底面の中央部分には、断面が半円状の突起20aが形成されている。一方、弾性シール材18の下面において、溝20内の突起20aに対応する位置には、突起20aが入り込む凹部として断面がV字状のV溝18aが形成されている。なお、突起20aは溝20の延在方向に延在する横長の突起であり、V溝18aも弾性シール材の延在方向に延在する横長の溝である。
弾性シール材18の幅は、溝20の幅より狭くなっており、弾性シール材18が溝20に嵌合しやすくするとともに、弾性シール材18が圧縮されて溝20内で変形できるようになっている。
以上のような構成の弾性シール材取付け構造において、弾性シール材18を下ケース12の溝20に嵌め込んで取り付ける際の弾性シール材18の挙動について、図4を参照しながら説明する。
図4(a)に示すように、弾性シール材18のV溝18aが下側になるように弾性シール材18を溝20に入れる。図4(a)では、弾性シール材18が傾いた状態で溝20の入り口に配置されている。図4(a)に示す状態のまま弾性シール材18を溝20に押し込んでいくと、図4(b)に示すように、弾性シール材18は傾いたまま溝20内に入っていく。
引き続き弾性シール材18を押し込んでいくと、図4(c)に示すように、弾性シール材18のV溝18aの開口部分が溝20の底面から突出している突起20aに当接する。弾性シール材18が当接する部分は、半円状の突起20aの表面であり、弾性シール部材をさらに押し込むと、弾性シール材18のV溝18aが突起20aに嵌り込もうとするため、V溝18aの開口部分が横に広がる方向(横方向)に力が作用する。この横方向の力は弾性シール材18aの傾きを修正する方向の力であり、図4(d)に示すように、弾性シール材18の傾きが修正されて弾性シール材18は溝20内でまっすぐになる。
引き続き弾性シール材18を押し込んでいくと、図4(e)に示すように、突起20aが弾性シール材18のV溝18aに完全に嵌り込み、弾性シール部材18は溝20内の中央に位置することとなる。この状態では、突起20aによりV溝18aが押し広げられ、弾性シール材18の押し広げられた部分の両側面が溝20の内側面に押し付けられる。
図4(e)に示す状態まで弾性シール材18を押し込んだら、弾性シール材18の取り付けは終了する。そして、下ケース12の上に上ケース14を載せてネジ止め等で締め付けると、弾性シール材18は上ケース14により圧縮される。これにより、弾性シール材18の上面は上ケース14に密着するとともに、弾性シール材18の下面及び側面は溝20の底面及び側面に密着する。加えて、弾性シール材18のV溝18aの内面は突起20に密着する。すなわち、弾性シール材18は突起20aにより押し広げられて溝の側面にも押し付けられて密着する。
以上のように、本実施形態による弾性シール材取付け構造によれば、弾性シール材18を溝20内に嵌め込むだけで、弾性シール材18の傾きは自動的に修正される。このため、弾性シール材18がよじれることがなく、弾性シール材18による確実なシールを得ることができる。また、弾性シール材18は突起20aにより押し広げられて溝の側面にも押し付けられて密着するので、確実なシールを得ることができる。また、溝20の底面の中央部分に突起20aが位置しているため、弾性シール材18を溝20に押し込むだけで弾性シール材18を溝20内の中央に位置決めすることができる。
本実施形態では、溝20の底面の突起20aを断面が半円状の突起としたが、図5に示すように、断面が三角形の突起20bとしてもよい。この場合、突起20bの傾斜面の角度θ2が、弾性シール材18の凹部であるV溝18aの内面の角度θ1より大きくなる(θ1<θ2)ように突起20bを形成する。これにより、V溝18aの内面が突起20bの傾斜面を滑りながら突起20bがV溝18a内に入り込み、弾性シール材18が溝20内の中央に寄せられるとともに傾斜が修正される。
以上のように、弾性シール材18の凹部(V溝18a)の断面形状と突起20a,20bの断面形状は、弾性シール材18が溝20に斜めに挿入されても、凹部端面が突起の面ンに当接し溝20の底部へ誘導されるような形状とすればよい。また、弾性シール材18を溝20の底面まで押し込んだ際に、突起の断面積が凹部の断面積より大きくなるようにすればよい。このような構成により、弾性シール材18を押し広げて溝20側面に密着させることができ、シール性と自立性を維持することができる。すなわち、弾性シール材18の凹部及び溝20内の突起の断面形状及び断面積を上述のように決定すれば、凹部はV字型に限られず、また、突起の断面も半円状に限られない。
図6は弾性シール材18及び溝20の変形例を示す断面図である。図6に示す変形例では、弾性シール材18は幅の小さい部分と幅の大きい部分を有する2段形状であり、幅の小さい部分にV溝18aが設けられている。弾性シール材18の形状に対応して、溝20も2段形状に形成され、幅の小さな部分の底面に突起20aが設けられる。
弾性シール材18を図6に示すように2段形状とすることにより、V溝18aが設けられた幅の小さな部分において上述の図4で示すような傾き修正とシール効果を得ることができる。加えて、幅の大きな部分では、溝20内における弾性シール材18の幅のクリアランスを大きくとることができる。これにより、弾性シール材18の圧縮しろを大きくとって変形しやすくすることができ、より確実なシールを得ることができる。
弾性シール材取付け構造が設けられた筐体を有する電子機器の一部を示す斜視図である。 図1のA部を拡大して示す図である。 溝に弾性シール材を嵌め込む前の状態の弾性シール材取付け構造を示す断面図である。 弾性シール材を下ケースの溝に嵌め込んで取り付ける際の弾性シール材の挙動を示す図である。 突起の変形例を示す断面図である。 弾性シール材及び溝の変形例を示す断面図である。
符号の説明
12 下ケース
14 上ケース
16 回路基板
18 弾性シール材
18a V溝
20 溝
20a,20b 突起

Claims (4)

  1. 弾性シール材が嵌め込まれる電子機器において、
    前記弾性シール材が嵌め込まれる溝を有し、
    該溝の底面には、該弾性シール材に設けられた凹部に対応する位置に突起が設けられ、
    該弾性シール材が該溝に嵌め込まれる際に該突起は該凹部に入る込むことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記弾性シール材の断面は矩形であり、前記溝の断面は矩形であり、前記弾性シール材の幅は前記溝の幅より小さいことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子機器であって、
    前記凹部は断面がV字状のV溝であり、前記突起は断面が半円状の突起であることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記突起は溝の長手方向に沿って部分的に設けられていることを特徴とする電子機器。
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