JP2009036232A - 電子機器のシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】立ち上がり壁および外周壁の組み合わせによってガスケットを嵌合方向と直交する方向に圧縮する構造につき、外周壁がガスケット反発力によって拡開するのを抑制するシール構造を提供する。
【解決手段】互いに嵌合して電子機器の筐体を形成するケース11およびフタ21の間にガスケット31を介装してなるシール構造であって、ケース11およびフタ21の嵌合方向と平行な立ち上がり壁13を備えた嵌合段差部12をケース11に設けるとともに立ち上がり壁13の外周側において嵌合段差部12に嵌合される外周壁22をフタ21に設け、立ち上がり壁13および外周壁22の間にガスケット31を嵌合方向と直交する方向に圧縮した状態で介装する。そして外周壁22の先端部とこれに対向する嵌合段差部12の段差面15の間に、外周壁22の先端部が嵌合方向と直交する方向に拡開するのを抑制する係合構造41を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器のシール構造に係り、更に詳しくは、携帯電話端末等の電子機器の内部へ水滴が浸入しないようにシールする構造に関するものである。
例えば携帯電話端末においては図3に示すように、互いに嵌合するケース11およびフタ21の組み合わせによって筐体1が形成されており、ケース11およびフタ21の間には筐体1の内部へ水滴が浸入しないようにガスケットが介装されている。このガスケットの介装につき従来は図4に示すように、ガスケット31をケース11およびフタ21の嵌合方向(図では上下方向)に圧縮する構造が採用されているが、この構造によるとケース11およびフタ21を嵌合する際に大きなガスケット反発力が作用することから、嵌合作業を行ないにくいと云う不都合がある。
そこで従来、図5に示すようにケース11およびフタ21の何れか一方の周面部に立ち上がり壁13を設けるとともに他方の周面部に外周壁22を設け、この立ち上がり壁13および外周壁22の間にガスケット31を嵌合方向と直交する方向(図では左右方向)に圧縮する構造が提案されており、この構造によれば嵌合に際してガスケット反発力が比較的小さいことから、嵌合作業を容易化することができる。
しかしながらその一方で、ケース11やフタ21は小型化・軽量化の要求から薄い樹脂で作られていることから、ガスケット反発力を受けて外周壁22の先端部22aが外周方向(図では左方向)へ拡がってしまい(矢印C)、結果、必要なシール面圧を確保できずにシール性が損なわれる虞がある。
特開2006−033202号公報
本発明は以上の点に鑑みて、上記したような立ち上がり壁および外周壁の組み合わせによってガスケットを嵌合方向と直交する方向に圧縮する構造につき、外周壁の先端部がガスケット反発力によって拡開するのを抑制することができるシール構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるシール構造は、互いに嵌合して電子機器の筐体を形成するケースおよびフタの間にガスケットを介装してなるシール構造であって、前記ケースおよびフタの嵌合方向と平行な立ち上がり壁を備えた嵌合段差部を前記ケースおよびフタの何れか一方の部材の周面部に設けるとともに前記立ち上がり壁の外周側において前記嵌合段差部に嵌合される外周壁を他方の部材の周面部に設け、前記立ち上がり壁および外周壁の間にガスケットを前記嵌合方向と直交する方向に圧縮した状態で介装するシール構造において、前記外周壁の先端部とこれに対向する前記嵌合段差部の段差面との間に、前記外周壁の先端部が前記嵌合方向と直交する方向に拡開するのを抑制する係合構造を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2によるシール構造は、上記した請求項1記載のシール構造において、係合構造は、外周壁の先端部に設けた凸部と嵌合段差部の段差面に設けた凹部との組み合わせ、または外周壁の先端部に設けた凹部と嵌合段差部の段差面に設けた凸部との組み合わせよりなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3によるシール構造は、上記した請求項1または2記載のシール構造において、立ち上がり壁の外周面にガスケットを装着する装着溝を設け、前記装着溝と嵌合段差部の段差面とを嵌合方向に変位して配置したことを特徴とするものである。
更にまた、本発明の請求項4によるシール構造は、上記した請求項1または2記載のシール構造において、ケースおよびフタの何れか一方の部材に設けた立ち上がり壁の先端部とこれに対向する他方の部材の面との間に凸部および凹部の組み合わせよりなる第二係合構造を設け、前記ケースおよびフタを嵌合する際に前記請求項1記載の係合構造よりも前記第二係合構造のほうが先行して係合する構造を有することを特徴とするものである。
上記構成を備えた本発明のシール構造においては、電子機器の筐体を形成するケースおよびフタの何れか一方の部材、例えばケースの周面部に立ち上がり壁を備えた嵌合段差部が設けられ、他方の部材、例えばフタの周面部に外周壁が設けられ、この立ち上がり壁および外周壁の間にガスケットが嵌合方向と直交する方向に圧縮した状態で介装される。従来、外周壁の先端部はその変形につきフリーな状態にあることから、上記方向に圧縮されたガスケットの反発力が作用すると外周壁の先端部が外周方向へ拡がってしまうことになる。そこで本発明では、外周壁の先端部とこれに対向する嵌合段差部の段差面との間に係合構造を設け、この係合構造による変形抑制作用ないし保形作用によって外周壁の先端部が拡開するのを抑制することにした。係合構造としては、上記変形抑制作用ないし保形作用を発揮するとともにケースおよびフタの外周面に段差を生じないよう外周壁の先端部に凸部を設けるとともに嵌合段差部の段差面に凹部を設けてこの凸部および凹部を係合させるのが望ましく、あるいは反対に外周壁の先端部に凹部を設けるとともに嵌合段差部の段差面に凸部を設けてこの凹部および凸部を係合させるのが望ましい。
また、本発明の一実施形態においては、立ち上がり壁の外周面に装着溝が設けられてこの装着溝にガスケットが装着されるが、上記したように立ち上がり壁の外周側には嵌合段差部の段差面が配置されてこの段差面に外周壁の先端部が突き当てられる。したがって仮に、立ち上がり壁の外周面に設けられる装着溝と段差面とが嵌合方向の変位なしに配置されると、装着溝に装着されたガスケットの一部が段差面と外周壁の先端部との間に挟み込まれて損傷することが懸念され、また段差面と外周壁の先端部との間に僅かでも隙間が残ると、装着溝に装着されたガスケットの一部がこの隙間にはみ出して損傷することも懸念される。したがってこれらを防止するには、装着溝と段差面とを嵌合方向に変位する位置に配置するのが望ましく、この場合、装着溝に装着されたガスケットは段差面に届かないことから、段差面と外周壁の先端部との間に挟み込まれたり段差面と外周壁の先端部との間に形成される隙間にはみ出したりすることがない。
また、本発明の一実施形態においては、ケースおよびフタの何れか一方の部材に設けた立ち上がり壁の先端部とこれに対向する他方の部材の面との間に凸部および凹部の組み合わせよりなる第二係合構造が設けられ、ケースおよびフタを嵌合する際にこの第二係合構造が、上記段差面および外周壁の先端部に設けた係合構造(第一係合構造とも称する)よりも先行して係合する構造とされている。したがって、このように先行して係合する第二係合構造が後(あと)から係合する第一係合構造の係合をガイドする作用を奏することから、ケースおよびフタの組付け作業性を向上させることが可能となる。
したがって、以上のことから本発明によれば所期の目的どおり、立ち上がり壁および外周壁の組み合わせによってガスケットを嵌合方向と直交する方向に圧縮する構造につき、外周壁の先端部がガスケット反発力によって拡開するのを抑制することができ、よってガスケットによるシール性を確保することができる。また、ガスケットが段差面と外周壁の先端部との間に挟み込まれたり段差面と外周壁の先端部との間に形成される隙間にはみ出したりするのが防止されることからガスケットの損傷を防止することができ、よってこの点からもガスケットによるシール性を確保することができる。また、第二係合構造を設ける場合にはこれが奏するガイド作用によって、ケースおよびフタの組付け作業性を向上させることができる。
尚、本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)ガスケット反発力による筐体周面部の開き変形を防止すべく、筐体の合わせ目の一方に凸部、他方に凹部を設け、組付け時両方が干渉することにより、開きを抑制する効果を得る。またガスケット(ゴム状弾性体)の寸法精度よりも筐体(樹脂)の寸法精度のほうが良いため、筐体の位置決め精度による適切なガスケット圧縮量を得ることができる。
(2)また、筐体の合わせ目と平行な平面上の一方に凸部、他方に凹部を設ける。このとき凸部の飛出し量を筐体の合わせ目の飛出し量よりも大きくすることでガイドの役割をし、組付け性の向上を図る。
(3)以上の構成によれば筐体の変形を抑制できるので、適切なシール面圧の確保および省スペース化を実現することができる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第一実施例・・・
図1は、本発明の第一実施例に係るシール構造の要部断面を示しており、(A)は嵌合前の状態、(B)は嵌合後の状態をそれぞれ示している。
同図において、符号11,21は、互いに嵌合して電子機器の一種である携帯電話端末の筐体(外装ケース)を形成するケースとフタであって、このケース11とフタ21との間にガスケット31が介装されている。一方のケース11の周面部には、ケース11およびフタ21の嵌合方向(図では上下方向)と平行な立ち上がり壁13を備えた嵌合段差部12が設けられ、他方のフタ21の周面部には、立ち上がり壁13の外周側(図では右側)において嵌合段差部12に嵌合される外周壁22が設けられている。また、立ち上がり壁13の外周面に装着溝14が設けられてこの装着溝14にガスケット31が装着され、装着されたガスケット31は、立ち上がり壁13と外周壁22との間に嵌合方向と直交する方向(図では左右方向)に圧縮した状態で介装されることになる。装着溝14と嵌合段差部12の段差面15は、嵌合方向に所定距離d分、変位して配置されている。
また、外周壁22の先端部(図では下端部)22aとこの先端部22aに対向する嵌合段差部12の段差面15との間に、外周壁22の先端部22aが嵌合方向と直交する方向に拡開するのを抑制する係合構造41が設けられており、当該実施例ではこの係合構造41が、外周壁22の先端部22aに設けられた凸部42と、嵌合段差部12の段差面15に設けられた凹部43との組み合わせにより構成されている。凸部42と凹部43は互いに係合することによって外周壁22の変形抑制作用ないし保形作用を発揮するので、互いに対応する断面形状に形成され、図では断面略三角形状に形成されている。
上記構成のシール構造においては、携帯電話端末の筐体を形成する一方の部材であるケース11の周面部に立ち上がり壁13を備えた嵌合段差部12が設けられるとともに他方の部材であるフタ21の周面部に外周壁22が設けられ、この立ち上がり壁13および外周壁22の間にガスケット31が嵌合方向と直交する方向に圧縮した状態で介装されることから、比較例として図6に示すように係合構造41が設けられていなければガスケット31の反発力によって外周壁22の先端部22aが外周方向(図では右方向)へ拡がってしまうところ(矢印C)、本発明では、外周壁22の先端部22aとこの先端部22aに対向する嵌合段差部12の段差面15との間に係合構造41が設けられているために、この係合構造41による変形抑制作用ないし保形作用によって外周壁22の先端部22aが拡開するのを抑制することが可能とされている。したがって、立ち上がり壁13と外周壁22との間に介装されるガスケット31に予定どおりの大きさのシール面圧を発生させることができることから、これにより必要なシール性を確保することができる。
また、同じく比較例として図6に示すように、立ち上がり壁13の外周面に設けられる装着溝14と段差面15とが嵌合方向の変位なしに配置されると、装着溝14に装着されたガスケット31がその一部において段差面15と外周壁22の先端部22aとの間に挟み込まれたり段差面15と外周壁22の先端部22aとの間に形成される隙間にはみ出したりして損傷することが懸念されるところ、本発明では、装着溝14と嵌合段差部12の段差面15とが嵌合方向に所定距離d分、変位して配置されているために、装着溝14に装着されたガスケット31は段差面15に届かず、よって挟み込まれたりはみ出したりすることがない。したがって、ガスケット31がこれら挟み込みやはみ出しにより損傷するのを未然に防止することができる。
第二実施例・・・
図2は、本発明の第二実施例に係るシール構造の要部断面を示しており、(A)は嵌合前の状態、(B)は嵌合後の状態をそれぞれ示している。
同図において、符号11,21は、互いに嵌合して電子機器の一種である携帯電話端末の筐体(外装ケース)を形成するケースとフタであって、このケース11とフタ21との間にガスケット31が介装されている。一方のケース11の周面部には、ケース11およびフタ21の嵌合方向(図では上下方向)と平行な立ち上がり壁13を備えた嵌合段差部12が設けられ、他方のフタ21の周面部には、立ち上がり壁13の外周側(図では右側)において嵌合段差部12に嵌合される外周壁22が設けられている。また、立ち上がり壁13の外周面に装着溝14が設けられてこの装着溝14にガスケット31が装着され、装着されたガスケット31は、立ち上がり壁13と外周壁22との間に嵌合方向と直交する方向(図では左右方向)に圧縮した状態で介装される。装着溝14と嵌合段差部12の段差面15は、嵌合方向に所定距離d分、変位して配置されている。
また、外周壁22の先端部(図では下端部)22aとこの先端部22aに対向する嵌合段差部12の段差面15との間に、外周壁22の先端部22aが嵌合方向と直交する方向に拡開するのを抑制する第一係合構造41が設けられており、当該実施例ではこの第一係合構造41が、外周壁22の先端部22aに設けられた凸部42と、嵌合段差部12の段差面15に設けられた凹部43との組み合わせにより構成されている。凸部42と凹部43は互いに係合することによって外周壁22の変形抑制作用ないし保形作用を発揮するので、互いに対応する断面形状に形成され、図では断面略四角形状に形成されている。また外周壁22の先端部22aの内周面には、外周壁22を嵌合段差部12およびガスケット31の外周側に差し込みやすいように面取り部23が設けられている。
また、ケース11の立ち上がり壁13の先端部(図では上端部)に凹部52が設けられるとともにこの先端部に対向するフタ21の内面に凸部53が設けられて、この凹部52および凸部53が互いに係合する第二係合構造51が設けられており、この第二係合構造51は、ケース11およびフタ21を嵌合する際に第一係合構造41よりも先行して係合する構造とされている。
上記構成のシール構造においては、携帯電話端末の筐体を形成する一方の部材であるケース11の周面部に立ち上がり壁13を備えた嵌合段差部12が設けられるとともに他方の部材であるフタ21の周面部に外周壁22が設けられ、この立ち上がり壁13および外周壁22の間にガスケット31が嵌合方向と直交する方向に圧縮した状態で介装されることから、比較例として図6に示すように係合構造41が設けられていなければガスケット31の反発力によって外周壁22の先端部22aが外周方向(図では右方向)へ拡がってしまうところ(矢印C)、本発明では、外周壁22の先端部22aとこの先端部22aに対向する嵌合段差部12の段差面15との間に第一係合構造41が設けられているために、この第一係合構造41による変形抑制作用ないし保形作用によって外周壁22の先端部22aが拡開するのを抑制することが可能とされている。したがって、立ち上がり壁13と外周壁22との間に介装されるガスケット31に予定どおりの大きさのシール面圧を発生させることができることから、これにより必要なシール性を確保することができる。
また、同じく比較例として図6に示すように、立ち上がり壁13の外周面に設けられる装着溝14と段差面15とが嵌合方向の変位なしに配置されると、装着溝14に装着されたガスケット31がその一部において段差面15と外周壁22の先端部22aとの間に挟み込まれたり段差面15と外周壁22の先端部22aとの間に形成される隙間にはみ出したりして損傷することが懸念されるところ、本発明では、装着溝14と嵌合段差部12の段差面15とが嵌合方向に所定距離d分、変位して配置されているために、装着溝14に装着されたガスケット31は段差面15に届かず、よって挟み込まれたりはみ出したりすることがない。したがって、ガスケット31がこれら挟み込みやはみ出しにより損傷するのを未然に防止することができる。
また当該実施例においては、ケース11の立ち上がり壁13の先端部に凹部52が設けられるとともに、この先端部に対向するフタ21の内面に凸部53が設けられて、この凹部52および凸部53の組み合わせよりなる第二係合構造51が設けられ、この第二係合構造51はケース11およびフタ21を嵌合する際に第一係合構造41よりも先行して係合する構造とされている。したがって、このように先行して係合する第二係合構造51が後(あと)から係合する第一係合構造41の係合をガイドする作用を奏することから、ケース11およびフタ21の組付け作業性を向上させることができる。尚、第二係合構造51が第一係合構造41よりも先行して係合するよう第二係合構造51の凸部53は第一係合構造41の凸部42よりも突出高さを大きく設定されている。
本発明の第一実施例に係るシール構造の要部断面図であって、同図(A)はケースおよびフタの嵌合前の状態を示す断面図、同図(B)は嵌合後の状態を示す断面図 本発明の第二実施例に係るシール構造の要部断面図であって、同図(A)はケースおよびフタの嵌合前の状態を示す断面図、同図(B)は嵌合後の状態を示す断面図 携帯電話端末の一般構造を示す説明図 従来例に係るシール構造の要部断面図 他の従来例に係るシール構造の要部断面図 比較例に係るシール構造の要部断面図であって、同図(A)はケースおよびフタの嵌合前の状態を示す断面図、同図(B)は嵌合後の状態を示す断面図
符号の説明
1 筐体
11 ケース
12 嵌合段差部
13 立ち上がり壁
14 装着溝
15 段差面
21 フタ
22 外周壁
22a 先端部
23 面取り部
31 ガスケット
41 係合構造(第一係合構造)
42,53 凸部
43,52 凹部
51 第二係合構造

Claims (4)

  1. 互いに嵌合して電子機器の筐体を形成するケースおよびフタの間にガスケットを介装してなるシール構造であって、前記ケースおよびフタの嵌合方向と平行な立ち上がり壁を備えた嵌合段差部を前記ケースおよびフタの何れか一方の部材の周面部に設けるとともに前記立ち上がり壁の外周側において前記嵌合段差部に嵌合される外周壁を他方の部材の周面部に設け、前記立ち上がり壁および外周壁の間にガスケットを前記嵌合方向と直交する方向に圧縮した状態で介装するシール構造において、
    前記外周壁の先端部とこれに対向する前記嵌合段差部の段差面との間に、前記外周壁の先端部が前記嵌合方向と直交する方向に拡開するのを抑制する係合構造を設けたことを特徴とする電子機器のシール構造。
  2. 請求項1記載のシール構造において、
    係合構造は、外周壁の先端部に設けた凸部と嵌合段差部の段差面に設けた凹部との組み合わせ、または外周壁の先端部に設けた凹部と嵌合段差部の段差面に設けた凸部との組み合わせよりなることを特徴とする電子機器のシール構造。
  3. 請求項1または2記載のシール構造において、
    立ち上がり壁の外周面にガスケットを装着する装着溝を設け、前記装着溝と嵌合段差部の段差面とを嵌合方向に変位して配置したことを特徴とする電子機器のシール構造。
  4. 請求項1または2記載のシール構造において、
    ケースおよびフタの何れか一方の部材に設けた立ち上がり壁の先端部とこれに対向する他方の部材の面との間に凸部および凹部の組み合わせよりなる第二係合構造を設け、前記ケースおよびフタを嵌合する際に前記請求項1記載の係合構造よりも前記第二係合構造のほうが先行して係合する構造を有することを特徴とする電子機器のシール構造。
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