JP6793860B1 - 電子機器筐体の防水パッキンの構造および電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体の防水パッキンの構造および電子機器筐体 Download PDF

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    • H05K5/06Hermetically-sealed casings

Abstract

電子機器筐体の防水パッキン(6)の構造は、底部(4)と、底部(4)から垂直方向に突出する第1の壁(9)および第2の壁(10)と、を備える前カバー(1)と、底部(4)、第1の壁(9)、および第2の壁(10)によって形成される溝(200)に設置される防水パッキン(6)と、前カバー(1)に覆われる開口部が設けられて、前カバー(1)に開口部が覆われた状態で防水パッキン(6)を押しつぶす受け面(8)が形成された後カバー(2)と、を有する防水パッキン(6)の構造において、防水パッキン(6)は、第1の壁(9)および底部(4)と接触し、第2の壁(10)と離間していることを特徴とする。

Description

本発明は、電子機器筐体の隙間を埋める電子機器筐体の防水パッキンの構造および電子機器筐体に関する。
電子機器筐体は、2つのカバーで構成される場合がある。電子機器筐体の防水構造を実現するために、カバー間の隙間を埋める部品として、ゴムなどの弾性を有する防水パッキンが用いられることが多い。この防水パッキンの形状としては、汎用性または製造性の観点から、防水パッキンの断面の形状が丸、矩形などの形状であることが多い。特許文献1は、筐体に設けられた溝に挿入され、溝を形成する左右の2面と接する防水パッキンを開示する。
特開2011−231908号公報
しかしながら、特許文献1に記載の防水パッキンは、左右の2面と接するため、防水パッキンの着脱時に防水パッキンと左右の2面との間で摩擦が発生し、防水パッキンが着脱しにくく組立性が悪化する場合があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、防水パッキンによる防水性を確保しつつ組立性の向上を図ることができる電子機器筐体の防水パッキンの構造を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電子機器筐体の防水パッキンの構造は、底部と、底部から垂直方向に突出する第1の壁および第1の壁と対向する第2の壁と、を備える第1のカバーと、底部、第1の壁、および第2の壁によって形成されるとともに第1のカバーの外周に沿って形成される溝に設置される防水パッキンと、第1のカバーに覆われる開口部が設けられて、第1のカバーに開口部が覆われた状態で防水パッキンを押しつぶす受け面が形成された第2のカバーと、を有する防水パッキンの構造において、防水パッキンは、第1の壁および底部と接触し、第2の壁と離間しており、第1のカバーは、第2の壁の外周に設けられる複数のネジを備え、防水パッキンは、底部と接触するパッキン第1面と、第2のカバーと接触するパッキン第2面と、複数のネジの周辺の第2の壁のみと接する軽圧入用突起を有し、パッキン第1面およびパッキン第2面は、1つ以上の主突起部と、主突起部よりも低い1つ以上の副突起部と、を備え、第1の壁は、溝の内周に設けられ、第2の壁は、溝の外周に設けられることを特徴とする。
本発明にかかる電子機器筐体の防水パッキンの構造は、防水パッキンによる防水性を確保しつつ組立性の向上を図ることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる電子機器筐体を上方からみた分解斜視図 実施の形態1にかかる電子機器筐体を下方からみた分解斜視図 実施の形態1にかかる電子機器筐体を上方からみた斜視図 実施の形態1にかかる電子機器筐体を下方からみた斜視図 実施の形態1にかかる電子機器筐体の正面図 実施の形態1にかかる電子機器筐体の右側面図 実施の形態1にかかる電子機器筐体の背面図 実施の形態1にかかる電子機器筐体の底面図 図5のIX−IX線における電子機器筐体の断面図 実施の形態1にかかる後カバー受け面と主突起とが接しているときの電子機器筐体の断面図 実施の形態1にかかる防水パッキンと後カバーとが接しているときの電子機器筐体の断面図 実施の形態2にかかる電子機器筐体の断面図 実施の形態3にかかる前カバーを示す図 実施の形態3にかかる前カバーの一部を拡大した図 図13のXV−XV線における前カバーの断面図 図13のXVI−XVI線における前カバーの断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電子機器筐体の防水パッキンの構造および電子機器筐体を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100を上方からみた分解斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100を下方からみた分解斜視図である。図3は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100を上方からみた斜視図である。図4は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100を下方からみた斜視図である。図5は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100の正面図である。図6は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100の右側面図である。図7は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100の背面図である。図8は、実施の形態1にかかる電子機器筐体100の底面図である。電子機器筐体100は、前カバー1と、後カバー2と、防水パッキン6と、を備える。後カバー2は、開口部3が形成された箱体である。開口部3は、前カバー1に覆われる。開口部3の外縁は、前カバー1と接触する。防水パッキン6は、前カバー1が開口部3の外縁と接触する部分に設けられる。防水パッキン6は、開口部3の外縁が、前カバー1と接触するときに押しつぶされる。前カバー1は、第1のカバーである。後カバー2は、第2のカバーである。
図9は、図5のIX−IX線における電子機器筐体100の断面図である。前カバー1は、底部4と、第1の壁9と、第2の壁10と、外壁11と、を備える。底部4は、防水パッキン6と接触する受け面41を有する。第1の壁9および第2の壁10は、底部4の後カバー2と向かい合う面から垂直方向に、後カバー2に向かって突出する。外壁11は、底部4の端に設けられ、底部4の後カバー2と向かい合う面から、後カバー2に向かって垂直方向に突出する。外壁11の底部4を起点とした高さは、底部4を起点とした第1の壁9および第2の壁10の高さよりも高い。第1の壁9、第2の壁10、および外壁11は、底部4の外縁に沿って形成されている。第1の壁9および第2の壁10は、前カバー1が開口部3の外縁と接触する部分の周辺に環状に形成されている。第1の壁9は、第2の壁10よりも底部4の中心から近い位置に設けられる。言い換えれば、第1の壁9は、環状に形成された第2の壁10の内側に設けられる。
第1の壁9は、防水パッキン6と接触する第1の面91を有する。第2の壁10は、第1の面91と向かい合う第2の面101を有する。溝200は、底部4、第1の壁9、および第2の壁10によって形成される。言い換えれば、受け面41と、第1の面91と、第2の面101とによって溝200が形成される。溝200は、前カバー1の外周に沿って形成される。第1の壁9は、溝200の内周に沿って設けられる。第2の壁10は、溝200の外周に沿って設けられる。防水パッキン6は、第1の面91および受け面41と接触して溝200に設置される。後カバー2は、後カバー受け面8を有する。後カバー受け面8は、開口部3の外縁であり、開口部3が前カバー1によって覆われたときに防水パッキン6と接触する面である。
底部4を起点とした防水パッキン6の高さは、底部4を起点とした第1の壁9および第2の壁10よりも高い。また、底部4を起点とした防水パッキン6の高さは、底部4を起点とした溝200の高さよりも高い。このため、後カバー2は、溝200を覆うときに防水パッキン6を押しつぶすこととなる。防水パッキン6は、底部4の受け面41と接触する面であるパッキン第1面61を有する。また、防水パッキン6は、後カバー受け面8と接触する面であるパッキン第2面62を有する。また、防水パッキン6は、第1の面91と接触する面であるパッキン第3面63を有する。また、防水パッキン6は、パッキン第3面63と反対の面であるパッキン第4面64を有する。パッキン第4面64は、第2の面101と対向する。つまり、パッキン第4面64と第2の面101の間には隙間が設けられる。すなわち、防水パッキン6は、第1の壁9および底部4と接触している。防水パッキン6は、第2の壁10と離間している。
パッキン第4面64に水圧が加わった場合、防水パッキン6は、第1の壁9側に押し込まれる。防水パッキン6が第1の壁9と接触せず、防水パッキン6と第1の壁9との間に隙間がある場合には、水圧によって防水パッキン6が第1の壁9側に変形する場合がある。防水パッキン6が変形した場合には、この部分の防水性能が低下して、水が浸入してしまうおそれがある。一方、本実施の形態に記載のように防水パッキン6が第1の壁9と接触していれば、パッキン第4面64へかかる水圧によって、第1の壁9側に防水パッキン6が変形することを抑制することができる。このため、防水性能の低下を防いで、電子機器筐体100の内部への水の浸入を防ぐことができる。
本実施の形態では、防水パッキン6が第1の壁9と接触し、第2の壁10と離間している。このため、防水パッキン6が第1の壁9および第2の壁10と接触している場合に比べて、防水パッキン6の着脱時の第2の壁10との摩擦がなくなり、防水パッキン6の着脱が容易である。また、本実施の形態では、防水パッキン6は、第2の壁10と離間しているため、製造時の誤差などにより防水パッキン6が、パッキン第3面63またはパッキン第4面64方向に大きくなってしまった場合でも、防水パッキン6が第2の壁10の干渉によって溝200に挿入しにくくなることを抑制することができる。
パッキン第1面61およびパッキン第2面62は、それぞれ1つの主突起7aと2つの副突起7bとを有する。底部4を起点とした主突起7aの高さは、底部4を起点とした副突起7bの高さよりも高い。主突起7aは、図3に示されるパッキン第1面61の断面およびパッキン第2面62の断面の中心に設けられる。2つの副突起7bは、パッキン第1面61およびパッキン第2面62の主突起7aの両側に設けられる。防水パッキン6は、防水パッキン6の中心50を通る中心線51で線対称な形状である。中心線51は、受け面41および後カバー受け面8と平行な線である。このため、主突起7aおよび副突起7bを有する面、つまりパッキン第1面61またはパッキン第2面62のいずれかを受け面41と接触するように防水パッキン6を配置すれば電子機器筐体100の防水性能を確保することができる。本実施の形態では、パッキン第1面61およびパッキン第2面62は、それぞれ1つの主突起7aと2つの副突起7bとを有するとしたが、主突起7aは1つ以上、副突起7bは2つ以上あればよく、これらの数は限定されない。
図10は、実施の形態1にかかる後カバー受け面8と主突起7aとが接しているときの電子機器筐体100の断面図である。主突起7aの高さは、副突起7bの高さより高く、この差は若干小さい。副突起7bを主突起7aよりも低くしているのは公差によって副突起7bの方が主突起7aよりも高くならないようにするためである。主突起7aが副突起7bよりも高いため、後カバー受け面8と防水パッキン6との間に微小隙間14が形成される。
公差によって副突起7bの方が主突起7aよりも高くなってしまった場合、防水パッキン6の着座が安定しなくなるため、微小隙間14が設けられることにより、防水パッキン6の着座時の安定性が確保される。また、微小隙間14が大きいと後カバー2が防水パッキン6を押しつぶした時、副突起7bが後カバー受け面8と接しない場合がある。また、微小隙間14が大きいと防水パッキン6は、主突起7aのみでバランスをとる必要があり、防水パッキン6の設置位置が安定せず、底部4および後カバー受け面8に対し組み付け性が悪くなる。このため、隙間が小さい方が好ましい。したがって、このような防水パッキン6の組み付け性を考慮し、副突起7bは、主突起7aよりも若干小さく形成される。
図11は、実施の形態1にかかる防水パッキン6と後カバー2とが接しているときの電子機器筐体100の断面図である。図11に示すように、防水パッキン6が後カバー2によって押しつぶされ、圧縮されることで電子機器筐体100の防水性能を確保する。また、防水パッキン6は、主突起7aに加えて、2つの副突起7bを有しているため、主突起7a、副突起7bのいずれか1つが欠損などによって防水性を喪失しても他の突起によって防水性能を確保できる。
以上説明したように、本実施の形態では、防水パッキン6は、第1の壁9および底部4と接触し、第2の壁10と離間し、底部4を起点とした防水パッキン6の高さが、第1の壁9および第2の壁10よりも高い。このため、防水パッキン6の構造は、パッキン第4面64へかかる水圧によって、第1の壁9側に防水パッキン6が変形することを抑制することができる。したがって、防水性能の低下を防いで、電子機器筐体100の内部への水の浸入を防ぐことができる。また、防水パッキン6が、第1の壁9および底部4と接触し、第2の壁10と離間しているため、防水パッキン6の着脱が容易である。また、防水パッキン6が製造時の誤差などによりパッキン第3面63またはパッキン第4面64方向に大きくなってしまった場合でも、防水パッキン6が溝200に挿入しにくくなることを抑制することができる。
なお、本実施の形態では、防水パッキン6は第1の壁9および第2の壁10を側壁とする溝200内に設置されたが、第2の壁10は必ずしも設ける必要はない。この場合、前カバー1の外壁11を第2の壁10とし、第1の壁9および外壁11を側壁とする溝内に防水パッキン6を配置しても、本実施の形態と同様の効果は得られる。第2の壁10を備えた場合、第2の壁10は防水パッキン6の組み込み時に必要以上に変形しない為のガイド機能を有し、外壁11は第2の壁10よりも高さを有することで、外部からの直接水流に対しての保護機能を向上させることができる。
実施の形態2.
図12は、実施の形態2にかかる電子機器筐体100の断面図である。防水パッキン6aは、2つの主突起7aと2つの副突起7bを有する。2つの主突起7aと2つの副突起7bは、パッキン第1面61およびパッキン第2面62に設けられる。2つの主突起7aは、防水パッキン6aの中心50aから2つの副突起7bよりも近い位置に設けられ、2つの副突起7bは、2つの主突起7aよりも防水パッキン6aの中心50aから遠い位置に設けられる。なお、本実施の形態では防水パッキン6aは、2つの主突起7aと2つの副突起7bを有するが、これらの数は限定されず、防水パッキン6aは、複数の主突起7aおよび複数の副突起7bを有していればよい。防水パッキン6aは、副突起7bを少なくとも2つ有していればよい。防水パッキン6aは、複数の主突起7aおよび複数の副突起7bを有するため、防水性能の冗長性を高めることができる。なお、本実施の形態では、2つの主突起7aは、防水パッキン6aの中心から近い位置に設けられ、2つの副突起7bは、2つの主突起7aよりも防水パッキン6aの中心50aから遠い位置に設けられる構成としたが、2つの副突起7bが、防水パッキン6aの中心50aから近い位置に設けられ、2つの主突起7aが、2つの副突起7bよりも防水パッキン6aの中心50aから遠い位置に設けられる構成としてもよい。
実施の形態3.
図13は、実施の形態3にかかる前カバー1aを示す図である。前カバー1aは、防水パッキン6b、および複数のネジ18を備える。防水パッキン6bは、固定用突起15と、軽圧入用突起16とを備える。固定用突起15および軽圧入用突起16は、防水パッキン6bに一定間隔で設けられ前カバー1aと防水パッキン6bとを固定する。これらの詳細については後述する。複数のネジ18は、第2の壁10の外周に設けられ、前カバー1aで抑え込めない防水パッキン6bから発生する圧力を抑え込むために設けられる。
図14は、実施の形態3にかかる前カバー1aの一部を拡大した図である。図15は、図13のXV−XV線における前カバー1aの断面図である。前カバー1aの第1の壁9には、防水パッキン6bの一部と接触する切欠部17が設けられる。固定用突起15は、切欠部17を通して前カバー1aに軽圧入されることで、前カバー1aと防水パッキン6bとを固定することができる。
図16は、図13のXVI−XVI線における前カバー1aの断面図である。軽圧入用突起16は、複数のネジ18の周辺の第2の壁10のみと接する。軽圧入用突起16は、第2の壁10に軽圧入されることで、防水パッキン6bの脱落を防止することができる。防水パッキン6bが軽圧入用突起16を有することで、防水パッキン6b全体が均一に圧縮されるようにすることができる。また、防水パッキン6bが軽圧入用突起16を有することで、組立て性が損なわれることを抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a 前カバー、2 後カバー、3 開口部、4 底部、6,6a,6b 防水パッキン、7a 主突起、7b 副突起、8 後カバー受け面、9 第1の壁、10 第2の壁、11 外壁、14 微小隙間、15 固定用突起、16 軽圧入用突起、17 切欠部、18 ネジ、41 受け面、50,50a 中心、51 中心線、61 パッキン第1面、62 パッキン第2面、63 パッキン第3面、64 パッキン第4面、91 第1の面、101 第2の面、100 電子機器筐体、200 溝。

Claims (6)

  1. 底部と、前記底部から垂直方向に突出する第1の壁および前記第1の壁と対向する第2の壁と、を備える第1のカバーと、
    前記底部、前記第1の壁、および前記第2の壁によって形成されるとともに前記第1のカバーの外周に沿って形成される溝に設置される防水パッキンと、
    前記第1のカバーに覆われる開口部が設けられて、前記第1のカバーに前記開口部が覆われた状態で前記防水パッキンを押しつぶす受け面が形成された第2のカバーと、を有する防水パッキンの構造において、
    前記防水パッキンは、
    前記第1の壁および前記底部と接触し、前記第2の壁と離間しており、
    前記第1のカバーは、前記第2の壁の外周に設けられる複数のネジを備え、
    前記防水パッキンは、前記底部と接触するパッキン第1面と、前記第2のカバーと接触するパッキン第2面と、前記複数のネジの周辺の前記第2の壁のみと接する軽圧入用突起を有し、
    前記パッキン第1面および前記パッキン第2面は、1つ以上の主突起部と、前記主突起部よりも低い1つ以上の副突起部と、を備え
    前記第1の壁は、前記溝の内周に設けられ、
    前記第2の壁は、前記溝の外周に設けられることを特徴とする電子機器筐体の防水パッキンの構造。
  2. 前記パッキン第1面および前記パッキン第2面は、
    前記主突起部を中央に有し、前記主突起部の両側に前記副突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器筐体の防水パッキンの構造。
  3. 前記防水パッキンは、
    前記防水パッキンの中心を通る前記底部と平行な中央線で対称な構造であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器筐体の防水パッキンの構造。
  4. 前記1つ以上の主突起部は、
    前記防水パッキンの中心から近い位置に設けられ、
    前記1つ以上の副突起部は、
    前記1つ以上の主突起部よりも前記防水パッキンの中心から遠い位置に設けられることを特徴とする請求項に記載の電子機器筐体の防水パッキンの構造。
  5. 前記第1の壁は、
    前記防水パッキンの一部と接触する切欠部を有し、
    前記防水パッキンは、
    前記切欠部を介して前記第1のカバーを固定する固定部を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電子機器筐体の防水パッキンの構造。
  6. 底部と、前記底部から垂直方向に突出する第1の壁および前記第1の壁と対向する第2の壁と、を備える第1のカバーと、
    前記底部、前記第1の壁、および前記第2の壁によって形成されるとともに前記第1のカバーの外周に沿って形成される溝に設置される防水パッキンと、
    前記第1のカバーに覆われる開口部が設けられて、前記第1のカバーに前記開口部が覆われた状態で前記防水パッキンを押しつぶす受け面が形成された第2のカバーと、を有し、
    前記防水パッキンは、
    前記第1の壁および前記底部と接触し、前記第2の壁と離間しており、
    前記第1のカバーは、前記第2の壁の外周に設けられる複数のネジを備え、
    前記防水パッキンは、前記底部と接触するパッキン第1面と、前記第2のカバーと接触するパッキン第2面と、前記複数のネジの周辺の前記第2の壁のみと接する軽圧入用突起を有し、
    前記パッキン第1面および前記パッキン第2面は、1つ以上の主突起部と、前記主突起部よりも低い1つ以上の副突起部と、を備え
    前記第1の壁は、前記溝の内周に設けられ、
    前記第2の壁は、前記溝の外周に設けられることを特徴とする電子機器筐体。
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