JP7055783B2 - 嵌合コネクタ - Google Patents

嵌合コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP7055783B2
JP7055783B2 JP2019190363A JP2019190363A JP7055783B2 JP 7055783 B2 JP7055783 B2 JP 7055783B2 JP 2019190363 A JP2019190363 A JP 2019190363A JP 2019190363 A JP2019190363 A JP 2019190363A JP 7055783 B2 JP7055783 B2 JP 7055783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
connector
screw
housing
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019190363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021068496A (ja
Inventor
克哉 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019190363A priority Critical patent/JP7055783B2/ja
Priority to CN202011097271.5A priority patent/CN112688109B/zh
Priority to US17/070,926 priority patent/US11223157B2/en
Publication of JP2021068496A publication Critical patent/JP2021068496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7055783B2 publication Critical patent/JP7055783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5202Sealing means between parts of housing or between housing part and a wall, e.g. sealing rings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/621Bolt, set screw or screw clamp
    • H01R13/6215Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6581Shield structure
    • H01R13/6585Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6598Shield material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles

Description

本発明は、嵌合コネクタに関する。
従来、嵌合コネクタとしては、2つのコネクタを嵌合接続させるに際して、それぞれのコネクタ側の螺子部の間に作用させた軸力をコネクタ嵌合のための嵌合力として利用するものが知られている。この種の嵌合コネクタについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特開2014-29780号公報
ところで、従来の嵌合コネクタにおいては、それぞれの螺子部に金属材料が用いられる。これ故に、そのそれぞれの螺子部の間においては、これらを締めるときや緩めるときに金属の削りかすを発生させてしまう可能性がある。ここで、それぞれのコネクタの間では、端子金具が収容されている互いの嵌合部同士が嵌合接続される。よって、この嵌合コネクタにおいては、それぞれの嵌合部の間への金属の削りかすの侵入を抑える必要がある。また、そのそれぞれの嵌合部の間には、その隙間を封止させる防液部材(パッキン等のシール部材)が設けられている。よって、それぞれのコネクタの間では、その挿抜を行っているときなどに金属の削りかすがそれぞれの嵌合部の間に侵入したり防液部材に付着したりしてしまうと、その挿抜に際してハウジングと防液部材との間で金属の削りかすが引きずれられたり、コネクタ嵌合完了後のハウジングと防液部材との間に金属の削りかすが残ったりしてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、嵌合部間への削りかすの侵入を抑え得る嵌合コネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、互いに嵌め合わされたコネクタ嵌合位置で電気接続される第1コネクタ及び第2コネクタを備え、前記第1コネクタは、第1端子金具と、筒状の第1嵌合部を有し、かつ、前記第1端子金具が収容される第1筐体と、前記第1嵌合部の外周面に対して間隔を空けて対向配置され、かつ、前記第2コネクタとの間のコネクタ挿抜方向を螺子軸方向にして、前記第1筐体に対して螺子軸周りに回転自在に保持された螺子部材と、を備え、前記第2コネクタは、前記第1端子金具に電気接続させる第2端子金具と、筒軸方向に沿って前記第1嵌合部を嵌合接続させる筒状の第2嵌合部を有し、かつ、前記第2端子金具が収容される第2筐体と、前記第2筐体が固定され且つ前記第2嵌合部の外周面よりも外側で前記第1筐体を固定させるコネクタ固定壁に設け、かつ、螺合対象の前記螺子部材の第1螺子部との間に作用させた軸力を利用して、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部との間に前記筒軸方向のコネクタ嵌合力を発生させる第2螺子部と、を備え、前記第2筐体と前記コネクタ固定壁の内の一方は、前記第2嵌合部の前記外周面側と前記第2螺子部側との間に、前記コネクタ固定壁側から前記筒軸方向に立設させた防塵壁を有することを特徴としている。
ここで、前記防塵壁は、前記第2螺子部側を内周面で囲う割筒状に形成されることが望ましい。
また、前記第2筐体が前記防塵壁を有する場合、前記第2筐体は、前記筒軸方向に弾性変形させることが可能で、前記防塵壁を前記第2嵌合部側に連結させた連結部を有し、前記防塵壁と前記連結部は、前記筒軸方向で前記コネクタ固定壁に対して隙間を有することが望ましい。
また、前記第1筐体は、前記螺子部材を回転自在に保持する螺子保持部を有し、前記螺子保持部は、前記コネクタ嵌合位置のときに前記筒軸方向で前記防塵壁に当接させることが望ましい。
また、前記螺子部材は、前記第1螺子部が雄螺子部として形成された雄螺子部材であり、前記第2螺子部は、コネクタ固定壁に形成された雌螺子部であることが望ましい。
また、前記防塵壁は、前記第1螺子部と前記第2螺子部の締付動作又は緩め動作で生じた削りかすの前記第2嵌合部側への到達を抑えるものとして形成されることが望ましい。
本発明に係る嵌合コネクタにおいては、第1コネクタと第2コネクタとを挿抜させる際にも、第1コネクタと第2コネクタとがコネクタ嵌合状態のときにも、螺子部材の第1螺子部と第2螺子部との間で発生した削りかすの第2嵌合部側への移動を第2コネクタ側の防塵壁で抑制することができる。よって、この嵌合コネクタは、第1嵌合部と第2嵌合部との間への削りかすの侵入を抑えることができる。
図1は、実施形態の嵌合コネクタを示すコネクタ嵌合前の分解斜視図である。 図2は、実施形態の嵌合コネクタを別角度から見たコネクタ嵌合前の分解斜視図である。 図3は、実施形態の嵌合コネクタを別角度から見たコネクタ嵌合前の平面図である。 図4は、図3のX-X線断面図である。 図5は、実施形態の嵌合コネクタを示すコネクタ嵌合後の斜視図である。 図6は、実施形態の嵌合コネクタを別角度から見たコネクタ嵌合後の平面図である。 図7は、図6のX-X線断面図である。 図8は、図6のY-Y線断面図である。 図9は、第1コネクタを示す分解斜視図である。 図10は、第2コネクタを示す分解斜視図である。
以下に、本発明に係る嵌合コネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る嵌合コネクタの実施形態の1つを図1から図10に基づいて説明する。
図1から図8の符号1は、本実施形態の嵌合コネクタを示す。この嵌合コネクタ1は、互いに嵌め合わされたコネクタ嵌合位置で電気接続される第1コネクタ1A及び第2コネクタ1Bを備える。
第1コネクタ1Aは、端子金具(以下、「第1端子金具」という。)10と筐体(以下、「第1筐体」という。)20とを備える(図9)。また、第2コネクタ1Bは、端子金具(以下、「第2端子金具」という。)110と筐体(以下、「第2筐体」という。)120とを備える(図8及び図10)。
例えば、第1コネクタ1Aは、相手方機器500が備える第2コネクタ1Bに電気接続させることによって、自らが電線Weを介して電気接続されている機器(図示略)を相手方機器500に電気接続させる(図1から図7)。この第1コネクタ1Aは、第2コネクタ1Bに対するコネクタ嵌合位置で、第1筐体20を介して第2コネクタ1B側に固定させる。この第1コネクタ1Aは、螺子部材Bを利用して、第1筐体20を第2コネクタ1B側のコネクタ固定壁511に螺子止め固定させる(図1から図7)。ここでは、相手方機器500におけるケース510の外壁の一部分をコネクタ固定壁511として利用する。
第1コネクタ1Aは、複数の第1端子金具10を備えている。また、第2コネクタ1Bは、その第1端子金具10と同数の第2端子金具110を備えている。ここでは、対になる第1端子金具10と第2端子金具110とが2組設けられている。その第1端子金具10と第2端子金具110は、各々、金属等の導電性材料で成形される。この例示では、導電性の金属板を母材とし、切断や折り曲げ等のプレス加工で第1端子金具10と第2端子金具110とが形作られる。
対になる第1端子金具10と第2端子金具110は、コネクタ嵌合位置で互いに物理的且つ電気的に接続される。第1端子金具10は、第2端子金具110に対して物理的且つ電気的に接続される電気接続部11を有する(図9)。一方、第2端子金具110は、第1端子金具10に対して物理的且つ電気的に接続される電気接続部111を有する(図10)。それぞれの電気接続部11,111は、その内の一方が雌型端子形状に形成され、その内の他方が雄型端子形状に形成される。対になる第1端子金具10と第2端子金具110は、そのそれぞれの電気接続部11,111を嵌合接続させることによって、コネクタ嵌合位置で互いに物理的且つ電気的に接続される。この例示では、電気接続部11が雄型端子形状に形成され、電気接続部111が雌型端子形状に形成されている。
雄型の電気接続部11は、2つの平らな壁面(第1壁面11a、第2壁面11b)を有する矩形の平板状に形成されている(図9)。この電気接続部11においては、その第1壁面11aと第2壁面11bの内の少なくとも一方を雌型の電気接続部111との物理的且つ電気的な接続が成される接点部として利用する。これに対して、雌型の電気接続部111は、互いに間隔を空けて対向配置させ、かつ、その間に電気接続部11を嵌入させる2つの接点部(第1接点部111a、第2接点部111b)を有する(図10)。対になる第1端子金具10と第2端子金具110においては、その第1接点部111aと第2接点部111bとの間に電気接続部11を嵌入させることによって、第1壁面11aと第1接点部111aとを接触させ、かつ、第2壁面11bと第2接点部111bとを接触させる。電気接続部11は、その矩形を成す4つの辺部の内の1つに対する直交方向で且つ第1壁面11aと第2壁面11bの面方向に沿って、その辺部から電気接続部111に嵌入させていく。この例示では、下記の電線接続部12が設けられる辺部と当該辺部とは逆側の辺部とを繋ぐ2つの辺部の内の何れか一方から電気接続部111に嵌入させる。
第1端子金具10については、更に、電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続される電線接続部12を有する(図9)。この例示の電線接続部12は、電線Weの端末に対して、加締め等で圧着させるものであってもよく、溶接等で固着させるものであってもよい。ここでは、電線接続部12を電線Weの端末に溶接等で固着させている。電気接続部11は、電気接続部111への嵌入方向に対する直交方向に2つの辺部を有している。電線接続部12は、その電気接続部11における直交方向の2つの辺部の内の一方に配置され、その直交方向に沿って電線Weが電線接続部12から引き出される。この端子金具10においては、電線接続部12が設けられる辺部とは逆側の辺部を先端と称する。
第1コネクタ1Aの第1筐体20は、第1端子金具10と電線Weの端末が収容される収容部品である。この第1筐体20においては、その電線Weが外方に引き出される。一方、第2筐体120は、第2端子金具110が収容される収容部品である。
第1筐体20は、筒状の嵌合部(以下、「第1嵌合部」という。)21を有する(図1から図9)。また、第2筐体120は、筒状の嵌合部(以下、「第2嵌合部」という。)121を有する(図1、図3、図4、図7、図8及び図10)。この第1筐体20と第2筐体120との間では、その第1嵌合部21と第2嵌合部121を筒軸方向に沿って嵌合接続させる。第1嵌合部21と第2嵌合部121は、第1嵌合部21の内方の空間に第2嵌合部121を嵌入させる形態のものとして形成されてもよく、第2嵌合部121の内方の空間に第1嵌合部21を嵌入させる形態のものとして形成されてもよい。その何れの形態であるにせよ、コネクタ嵌合位置においては、第1嵌合部21と第2嵌合部121の内周面と外周面との間に環状の隙間が形成される。よって、その間には、その環状の隙間を封止させる環状の防液部材Se1(パッキン等のシール部材)を介在させている(図1、図3、図4、図7、図8及び図10)。
この例示では、第1嵌合部21の内方の空間に第2嵌合部121を同軸上で嵌入させる。防液部材Se1は、その第2嵌合部121と同軸上で、この第2嵌合部121の外周面に取り付けられている。よって、この例示の第1嵌合部21は、その防液部材Se1を介して第2嵌合部121の外周面側に自らの内周面側が嵌合接続される。
具体的に、第1筐体20は、絶縁性のハウジングのみで構成されたものであってもよく、絶縁性のハウジングと金属材料から成るシールドシェルとで構成されたものであってもよい。この例示の第1コネクタ1Aは、外部からのノイズの侵入を抑えることが可能な所謂シールドコネクタとして構成する。よって、ここで示す第1筐体20は、絶縁性のハウジング30と金属材料から成るシールドシェル40とを備える(図2、図4、図7及び図9)。
ハウジング30は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。このハウジング30には、少なくとも第1端子金具10が収容される。
ハウジング30は、1つの部品で構成されたものであってもよく、複数の部品が組み付けられた組付け体として構成されたものであってもよい。ここで示すハウジング30は、第1収容部材30Aと第2収容部材30Bとで構成されている(図2、図4及び図9)。
第1収容部材30Aは、筒軸方向における少なくとも一端を開口させた筒体に成形されており、その開口から筒軸方向に沿って内方の空間に第2収容部材30Bを挿入させる。この第1収容部材30Aの筒状の外周壁31には、第1端子金具10を内方の空間に挿入させる挿入孔32が形成されている(図9)。その挿入孔32は、電気接続部11側の先端から第1端子金具10を挿入させる貫通孔であり、第1端子金具10毎に形成されている。それぞれの端子金具10は、各々同じ向きで挿入孔32から第1収容部材30Aの内方の空間に挿入させる。この例示の第1収容部材30Aは、電気接続部11を内方の空間に収容させる一方、電線接続部12を挿入孔32から外方に突出させる。
第2収容部材30Bは、第1収容部材30Aの内方の空間で電気接続部11が収容される端子収容室33を有する(図9)。その端子収容室33は、端子金具10毎に形成されている。この端子収容室33においては、第2収容部材30Bが第1収容部材30Aの内方の空間に挿入されていくにつれて、第1収容部材30Aの内方の空間に収容されている電気接続部11が開口33aから収容され始める。その電気接続部11については、第1収容部材30Aの内方の空間への第2収容部材30Bの収容を完了させることによって、端子収容室33への収容が完了する。第2収容部材30Bは、そのような端子収容室33に対する電気接続部11の収容形態を採るので、外周面側で開口33aに連なり且つ端子収容室33を外方に連通させる切欠き部34を有している(図9)。電線接続部12は、その切欠き部34から第2収容部材30Bの外方に突出させる。切欠き部34は、その電線接続部12を第1収容部材30Aの挿入孔32から外方に突出させるように、第2収容部材30Bが第1収容部材30Aの内方の空間に収容されている状態で挿入孔32に対向配置させる。また、第2収容部材30Bにおいては、端子収容室33が開口33aとは逆側に別の開口を有しており、その別の開口が第2端子金具110の電気接続部111を端子収容室33に収容させるための端子挿入口33bとして利用される(図2)。その電気接続部111は、端子収容室33の中で電気接続部11に対して物理的且つ電気的に接続される。
第1収容部材30Aと第2収容部材30Bは、雄螺子部材B2を用いてシールドシェル40に螺子止め固定させる(図4及び図9)。
シールドシェル40は、少なくともハウジング30を内方に収容させることによって、そのハウジング30の内方に収容されている端子金具10の電気接続部11に向けたノイズの侵入を抑える。ここで示すシールドシェル40は、そのハウジング30の内方へのノイズの侵入を抑えるだけでなく、このハウジング30から引き出されている端子金具10の電線接続部12や電線Weの端末に向けたノイズの侵入についても抑える。よって、この例示のシールドシェル40は、そのハウジング30から電線Weの端末までの間を内方に収容させる。このシールドシェル40は、端子挿入口33bを露出させつつハウジング30を外方から覆う主シールド体41と、挿入孔32からハウジング30の外方に突出している電線接続部12と電線Weの端末とを外方から覆う副シールド体42と、を有する(図1から図7及び図9)。
主シールド体41は、筒軸方向の一端を開口させた筒状を成している。この主シールド体41においては、その開口からハウジング30が内方に収容され、かつ、その開口からハウジング30の端子挿入口33bを露出させる。
このシールドシェル40は、先に示した嵌合部21を有している。このシールドシェル40においては、主シールド体41の開口の周縁が嵌合部21として利用される(図1から図7及び図9)。
このシールドシェル40においては、ハウジング30の挿入孔32に対向配置させる貫通孔が挿入孔32毎に主シールド体41の外周壁に形成されており、その貫通孔を塞ぐ副シールド体42が貫通孔毎に形成されている。
その副シールド体42は、両端を開口させた筒状に形成される。この副シールド体42は、自らの筒軸方向が主シールド体41に対する直交方向を向くように主シールド体41の外周壁から突出させる。このシールドシェル40においては、主シールド体41の貫通孔と副シールド体42の一方の開口とを介して、主シールド体41と副シールド体42のそれぞれの内方の空間同士を連通させる。
この副シールド体42においては、他方の開口42aから電線Weの端末が外方に引き出される(図1から図3、図5、図6及び図9)。
この例示の副シールド体42は、円筒状に形成されており、その内周面と電線Weの端末の外周面との間に環状の隙間が形成される。この副シールド体42と電線Weの端末との間には、ゴム栓等のシール部材であり、その環状の隙間を封止させる環状の防液部材Se2が設けられる(図9)。その防液部材Se2は、電線Weの端末と同軸上で、この電線Weの端末の外周面に取り付けられている。
この副シールド体42の開口42a側の端部には、電線Weの端末を外方に引き出させると共に、その開口42aを塞ぐ保持部材43が取り付けられる(図1から図3、図5、図6及び図9)。その保持部材43は、金属材料で成形される。この例示の保持部材43は、二分割構造になっており、防液部材Se2の位置ずれを抑えると共に、電線Weを副シールド体42の中央に保たせる。
ところで、この第1コネクタ1Aにおいては、先に示したように、端子金具10の電線接続部12を絶縁性のハウジング30の挿入孔32から突出させ、この飛び出ている電線接続部12を導電性の副シールド体42で覆っている。従って、この第1コネクタ1Aでは、その導電性の電線接続部12と副シールド体42との間に絶縁体を介在させ、その間の絶縁距離(空間距離及び沿面距離)を増大させている。この第1コネクタ1Aは、電線接続部12と電線Weの端末とを外方から覆う絶縁性の筒部材(以下、「絶縁筒」という。)50を備える(図9)。その絶縁筒50は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。この絶縁筒50は、副シールド体42の内方に挿入させ、かつ、筒軸方向における一端側を挿入孔32から第1収容部材30Aの内方に挿入させる。
続いて、第2コネクタ1Bの第2筐体120について説明する。
第2筐体120は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。この第2筐体120は、先に示したように、筒状に形成された第2嵌合部121を有する(図1、図3、図4、図7、図8及び図10)。この第2筐体120は、その第2嵌合部121をケース510の外壁(コネクタ固定壁511)から外方に突出させた状態で、その外壁に固定される。例えば、この第2筐体120は、第2嵌合部121の周縁に板状のフランジ部122を有している。そのフランジ部122は、雄螺子部材B1を用いてコネクタ固定壁511に螺子止め固定される(図1、図3から図6及び図8)。
この第2筐体120は、第2端子金具110の第1接点部111aを収容させる第1接点収容部123と、第2端子金具110の第2接点部111bを収容させる第2接点収容部124と、を有する(図1、図3及び図10)。その第1接点収容部123と第2接点収容部124は、互いに間隔を空けて対向配置させ、かつ、電気接続部11に対する第1接点部111aと第2接点部111bのそれぞれの接触部分を露出させる。この例示の第2筐体120は、収容部材120Aと保持部材120Bとを備えており(図10)、その収容部材120Aに収容された第2端子金具110を保持部材120Bで保持している。
本実施形態の嵌合コネクタ1においては、第1コネクタ1Aと第2コネクタ1Bとの間に、これらをコネクタ嵌合させる際のコネクタ嵌合力を発生させ、かつ、コネクタ嵌合完了後に第1コネクタ1Aを第2コネクタ1B側に固定させる螺子構造が設けられている。その螺子構造は、第1コネクタ1Aが備える螺子部材Bの第1螺子部Baと第2コネクタ1B側に設けた第2螺子部512とを螺合させることによって動作させる(図4及び図7)。この螺子構造においては、第2嵌合部121の外周面よりも外側で第1筐体20をコネクタ固定壁511に固定させる。
螺子部材Bは、第1嵌合部21の外周面に対して間隔を空けて対向配置され、かつ、第2コネクタ1Bとの間のコネクタ挿抜方向を螺子軸方向にして、第1筐体20に対して螺子軸周りに回転自在に保持される。そこで、第1筐体20は、螺子部材Bを回転自在に保持する螺子保持部22を有している(図1から図7及び図9)。一方、第2螺子部512は、コネクタ固定壁511に設ける。その螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512は、その相互間に作用させた軸力を利用して、第1嵌合部21と第2嵌合部121との間に筒軸方向のコネクタ嵌合力を発生させる。
この螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512は、その内の一方が雌螺子部として形成され、その内の他方が雄螺子部として形成される。例えば、螺子部材Bがナット等の雌螺子部材の場合には、第2螺子部512としてのスタッドボルトの雄螺子部をコネクタ固定壁511から突出させる。この例示の螺子部材Bには、第1螺子部Baが雄螺子部として形成されたボルト等の雄螺子部材を用いている。よって、コネクタ固定壁511には、第2螺子部512としての雌螺子部が形成されている。
螺子部材Bは、シールドシェル40に組み付けられる。この例示の螺子部材Bは、第2嵌合部121に対しての第1嵌合部21の嵌合接続方向を螺子軸方向にして、2つの副シールド体42の間に配置させる。よって、螺子保持部22は、その2つの副シールド体42の間に設ける(図1から図7及び図9)。ここで例示する螺子保持部22は、その2つの副シールド体42を連結させる連結体として形成されている。この螺子保持部22は、第2嵌合部121に対しての第1嵌合部21の嵌合接続方向に沿う貫通孔22aを有している(図2、図4及び図7)。その貫通孔22aには、螺子部材Bを挿通させる。この螺子保持部22においては、その貫通孔22aの孔軸方向における一端に螺子部材Bの頭部を係止させ、その貫通孔22aの孔軸方向における他端に係止部材23を介して螺子部材Bを係止させることによって、螺子部材Bを貫通孔22aに挿通状態のまま保持させる(図1から図4、図6、図7及び図9)。この例示では、その係止部材23に軸用のスナップリングを用いている。
この嵌合コネクタ1においては、第1嵌合部21と第2嵌合部121とを嵌合させ始めるときに、螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512とを螺合させ始めることができるように、例えば、螺子部材Bの第1螺子部Baの長さを設定する。ここでは、その螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512の相対的な位置を螺合開始位置という。螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512が螺合開始位置のときには、第1嵌合部21が防液部材Se1の外周面側の全てを覆っていないので、その防液部材Se1の少なくとも一部分が露出している。また、この嵌合コネクタ1においては、第1嵌合部21と第2嵌合部121が嵌合完了位置のときに、螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512が螺合完了となる。ここでは、その螺合完了状態の螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512の相対的な位置を螺合完了位置という。
本実施形態の嵌合コネクタ1においては、第2コネクタ1B側に、螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512の締付動作又は緩め動作で生じた削りかすの第2嵌合部121側への到達を抑える防塵壁131を設けている(図1、図3、図4、図6から図8及び図10)。例えば、螺子部材Bとケース510は、金属材料で成形されている。このため、螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512との間においては、これらを締めるときや緩めるときに金属の削りかすが発生してしまう可能性がある。防塵壁131は、その金属の削りかすの第2嵌合部121側への到達を抑えることによって、その削りかすの防液部材Se1への付着を抑制させる。そこで、この防塵壁131は、第2嵌合部121の外周面側と第2螺子部512側との間で、コネクタ固定壁511側から筒軸方向(コネクタ挿抜方向)に立設させる。つまり、この防塵壁131は、コネクタ嵌合位置のときに、コネクタ固定壁511から突出している第1螺子部Baの一部と第1嵌合部21の外周面との間で、その第1螺子部Baの一部と第1嵌合部21の外周面とに対向配置させる。
この防塵壁131は、削りかすの防液部材Se1への付着を抑えるだけでなく、第1コネクタ1Aと第2コネクタ1Bとを組み付ける際に、螺子部材Bが第2嵌合部121や防液部材Se1にぶつかることを防ぐ防護壁としての機能も兼ねている。
この防塵壁131は、第2螺子部512側を内周面で囲う割筒状に形成される。この例示では、コネクタ挿抜方向を筒軸方向とする半円筒状の防塵壁131を設けている。
この防塵壁131は、第2筐体120とコネクタ固定壁511の内の一方に設ける。コネクタ固定壁511に設ける場合、防塵壁131は、そのコネクタ固定壁511から立設させる。
この例示では、第2筐体120に防塵壁131を設ける。第2筐体120が防塵壁131を有する場合、その第2筐体120は、筒軸方向(コネクタ挿抜方向)に弾性変形させることが可能で、防塵壁131を第2嵌合部121側に連結させた連結部132を有している(図1、図4、図7、図8及び図10)。この例示の防塵壁131は、その可撓性を有する連結部132を介して第2嵌合部121に連結させている。
この例示の防塵壁131と連結部132は、筒軸方向(コネクタ挿抜方向)でコネクタ固定壁511に対して隙間を有している。よって、防塵壁131は、第1コネクタ1Aと第2コネクタ1Bとを組み付ける際に螺子部材Bが接触したとしても、その接触に伴い螺子部材Bから受けた力を連結部132の撓みで逃がすことができる。
また、この例示の螺子保持部22は、コネクタ嵌合位置のときに筒軸方向(コネクタ挿抜方向)で防塵壁131に当接させることが望ましい。そこで、防塵壁131及び連結部132とコネクタ固定壁511との隙間は、螺子保持部22や防塵壁131等の公差ばらつきによる位置ずれを連結部132の撓みで吸収させることができる大きさに設定することが望ましい。コネクタ嵌合位置のときには、螺子保持部22を筒軸方向で防塵壁131に接触させておくことによって、筒軸方向で螺子保持部22と防塵壁131との間の隙間が無くなる。よって、この場合には、削りかすが防塵壁131を乗り越えて第2嵌合部121側に到達してしまう、という事態を抑制することができる。
尚、防塵壁131及び連結部132とコネクタ固定壁511との隙間が削りかすの第2嵌合部121側への到達を促してしまう可能性がある場合、防塵壁131は、筒軸方向(コネクタ挿抜方向)でコネクタ固定壁511との間に隙間を設けぬように形成されることが望ましい。
以上示した本実施形態の嵌合コネクタ1においては、第1コネクタ1Aと第2コネクタ1Bの組付けに際して、締付動作中の螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512との間で削りかすが発生したとしても、その削りかすの第2嵌合部121側への移動を第2コネクタ1B側の防塵壁131で抑制することができる。また、この嵌合コネクタ1においては、第1コネクタ1Aと第2コネクタ1Bとがコネクタ嵌合状態のときに、螺子部材Bの第1螺子部Baや第2螺子部512の周りに削りかすが存在していたとしても、その削りかすの第2嵌合部121側への移動を第2コネクタ1B側の防塵壁131で抑制することができる。また、この嵌合コネクタ1においては、第1コネクタ1Aを第2コネクタ1Bから取り外す際に、緩め動作中の螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512との間で削りかすが発生したとしても、その削りかすの第2嵌合部121側への移動を第2コネクタ1B側の防塵壁131で抑制することができる。そして、その取り外し後の第2コネクタ1Bにおいては、第2螺子部512の周りに削りかすが存在していたとしても、その削りかすの第2嵌合部121側への移動を防塵壁131で抑制することができる。このように、本実施形態の嵌合コネクタ1は、螺子部材Bの第1螺子部Baと第2螺子部512との間で発生した削りかすの第2嵌合部121側への移動を防塵壁131で抑制し、第1嵌合部21と第2嵌合部121との間への削りかすの侵入を抑えることができるので、その削りかすの防液部材Se1への付着を抑えることができる。よって、この嵌合コネクタ1は、第1コネクタ1Aと第2コネクタ1Bとを挿抜させる際に、第1嵌合部21と防液部材Se1との間での削りかすの引き摺りが抑制され、かつ、コネクタ嵌合完了後の第1嵌合部21と防液部材Se1との間に削りかすが残ってしまうことも抑制される。よって、この嵌合コネクタ1は、防液部材Se1による第1嵌合部21と第2嵌合部121との間の液密性を向上させることができる。
更に、本実施形態の嵌合コネクタ1においては、第2コネクタ1B側の防塵壁131によって、第1コネクタ1Aを第2コネクタ1Bに組み付ける際に、第2嵌合部121や防液部材Se1に対する螺子部材Bの接触を防ぐことができるので、その第2嵌合部121や防液部材Se1の耐久性の低下を抑えることができる。よって、この嵌合コネクタ1は、この点からも防液部材Se1による第1嵌合部21と第2嵌合部121との間の液密性を向上させることができる。
更に、本実施形態の嵌合コネクタ1においては、コネクタ嵌合位置のときに筒軸方向(コネクタ挿抜方向)で螺子保持部22を防塵壁131に当接させるので、例えば車両の走行中に振動等が加えられたとしても、防塵壁131に対する削りかすの乗り越えを抑えることができる。よって、この嵌合コネクタ1は、この点からも削りかすの第2嵌合部121側への到達を抑制し、第1嵌合部21と第2嵌合部121との間への削りかすの侵入を抑えることができるので、防液部材Se1による第1嵌合部21と第2嵌合部121との間の液密性を向上させることができる。
1 嵌合コネクタ
1A 第1コネクタ
1B 第2コネクタ
10 第1端子金具
20 第1筐体
21 第1嵌合部
22 螺子保持部
110 第2端子金具
120 第2筐体
121 第2嵌合部
131 防塵壁
132 連結部
511 コネクタ固定壁
512 第2螺子部
B 螺子部材
Ba 第1螺子部
Se1 防液部材

Claims (6)

  1. 互いに嵌め合わされたコネクタ嵌合位置で電気接続される第1コネクタ及び第2コネクタを備え、
    前記第1コネクタは、第1端子金具と、筒状の第1嵌合部を有し、かつ、前記第1端子金具が収容される第1筐体と、前記第1嵌合部の外周面に対して間隔を空けて対向配置され、かつ、前記第2コネクタとの間のコネクタ挿抜方向を螺子軸方向にして、前記第1筐体に対して螺子軸周りに回転自在に保持された螺子部材と、を備え、
    前記第2コネクタは、前記第1端子金具に電気接続させる第2端子金具と、筒軸方向に沿って前記第1嵌合部を嵌合接続させる筒状の第2嵌合部を有し、かつ、前記第2端子金具が収容される第2筐体と、前記第2筐体が固定され且つ前記第2嵌合部の外周面よりも外側で前記第1筐体を固定させるコネクタ固定壁に設け、かつ、螺合対象の前記螺子部材の第1螺子部との間に作用させた軸力を利用して、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部との間に前記筒軸方向のコネクタ嵌合力を発生させる第2螺子部と、を備え、
    前記第2筐体と前記コネクタ固定壁の内の一方は、前記第2嵌合部の前記外周面側と前記第2螺子部側との間に、前記コネクタ固定壁側から前記筒軸方向に立設させた防塵壁を有することを特徴とした嵌合コネクタ。
  2. 前記防塵壁は、前記第2螺子部側を内周面で囲う割筒状に形成されることを特徴とした請求項1に記載の嵌合コネクタ。
  3. 前記第2筐体が前記防塵壁を有する場合、前記第2筐体は、前記筒軸方向に弾性変形させることが可能で、前記防塵壁を前記第2嵌合部側に連結させた連結部を有し、
    前記防塵壁と前記連結部は、前記筒軸方向で前記コネクタ固定壁に対して隙間を有することを特徴とした請求項1又は2に記載の嵌合コネクタ。
  4. 前記第1筐体は、前記螺子部材を回転自在に保持する螺子保持部を有し、
    前記螺子保持部は、前記コネクタ嵌合位置のときに前記筒軸方向で前記防塵壁に当接させることを特徴とした請求項3に記載の嵌合コネクタ。
  5. 前記螺子部材は、前記第1螺子部が雄螺子部として形成された雄螺子部材であり、
    前記第2螺子部は、コネクタ固定壁に形成された雌螺子部であることを特徴とした請求項1から4の内の何れか1つに記載の嵌合コネクタ。
  6. 前記防塵壁は、前記第1螺子部と前記第2螺子部の締付動作又は緩め動作で生じた削りかすの前記第2嵌合部側への到達を抑えるものとして形成されることを特徴とした請求項1から5の内の何れか1つに記載の嵌合コネクタ。
JP2019190363A 2019-10-17 2019-10-17 嵌合コネクタ Active JP7055783B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019190363A JP7055783B2 (ja) 2019-10-17 2019-10-17 嵌合コネクタ
CN202011097271.5A CN112688109B (zh) 2019-10-17 2020-10-14 嵌合连接器
US17/070,926 US11223157B2 (en) 2019-10-17 2020-10-15 Fitting connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019190363A JP7055783B2 (ja) 2019-10-17 2019-10-17 嵌合コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021068496A JP2021068496A (ja) 2021-04-30
JP7055783B2 true JP7055783B2 (ja) 2022-04-18

Family

ID=75445897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019190363A Active JP7055783B2 (ja) 2019-10-17 2019-10-17 嵌合コネクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11223157B2 (ja)
JP (1) JP7055783B2 (ja)
CN (1) CN112688109B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020124893A1 (de) * 2020-09-24 2022-03-24 Md Elektronik Gmbh Steckverbinder und verfahren
DE102022209752A1 (de) 2022-09-16 2024-03-21 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Steckverbinder und Steckverbinderanordnung
DE102022125747A1 (de) * 2022-10-06 2024-04-11 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verbindungsanordnung einer ersten Kontaktierungseinrichtung an einer zweiten Kontaktierungseinrichtung sowie Kraftfahrzeug mit wenigstens einer solchen Verbindungsanordnung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012238466A (ja) 2011-05-11 2012-12-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd ゴム栓抜止部材の取付構造
WO2018127512A1 (en) 2017-01-06 2018-07-12 Sibas Electronics (Xiamen) Co., Ltd Locking device and connector
JP2019110075A (ja) 2017-12-20 2019-07-04 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタ付き電線

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4793457A (en) * 1987-04-10 1988-12-27 Tecumseh Products Company Snap-on dust shield for automotive compessor clutch
JPH0645127U (ja) * 1992-11-26 1994-06-14 サンデン株式会社 電磁クラッチの防塵構造
DE19746637C1 (de) * 1997-10-22 1999-02-11 Siemens Ag HF-Koaxial-Winkelsteckverbinderteil sowie Verfahren zum automatischen Zusammenbau
US6385988B1 (en) * 2001-01-16 2002-05-14 Kabushiki Kaisha Unicla Dustproof implement
EP2345111B1 (en) * 2008-10-24 2017-02-08 Molex, LLC Connectors with power and signal contact structures
JP2011048945A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
EP2672570A4 (en) * 2011-02-04 2014-07-16 Fujikura Ltd TERMINAL
JP5668983B2 (ja) * 2011-04-05 2015-02-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP5733573B2 (ja) * 2011-09-05 2015-06-10 住友電装株式会社 機器用コネクタ
JP5886161B2 (ja) * 2012-07-31 2016-03-16 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ構造
JP6130722B2 (ja) * 2013-04-26 2017-05-17 矢崎総業株式会社 端子接続構造
JP6482584B2 (ja) * 2017-03-15 2019-03-13 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP6592475B2 (ja) * 2017-04-27 2019-10-16 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ
JP6670817B2 (ja) * 2017-12-20 2020-03-25 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタ付き電線
JP6691098B2 (ja) * 2017-12-20 2020-04-28 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタ付き電線
JP2020102307A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 矢崎総業株式会社 コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012238466A (ja) 2011-05-11 2012-12-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd ゴム栓抜止部材の取付構造
WO2018127512A1 (en) 2017-01-06 2018-07-12 Sibas Electronics (Xiamen) Co., Ltd Locking device and connector
JP2019110075A (ja) 2017-12-20 2019-07-04 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタ付き電線

Also Published As

Publication number Publication date
CN112688109A (zh) 2021-04-20
CN112688109B (zh) 2023-05-26
JP2021068496A (ja) 2021-04-30
US20210119376A1 (en) 2021-04-22
US11223157B2 (en) 2022-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6482584B2 (ja) コネクタ
JP7055783B2 (ja) 嵌合コネクタ
US11411330B2 (en) Connector
US11296451B2 (en) Connection terminal and terminal-equipped electric wire
US10756493B2 (en) Connector and electric wire with connector
EP3691046A1 (en) Connector and wire harness
JP6053920B2 (ja) コネクタの防水構造
JP7134792B2 (ja) シールドコネクタ
JP7094636B2 (ja) コネクタ
US11152773B2 (en) Opening closure device for case
JP7115349B2 (ja) コネクタ
US20230117463A1 (en) Connector
WO2015166928A1 (ja) コネクタの防水構造
US9711888B2 (en) Cable assembly with connector and connector assembly
US11355885B2 (en) Connector configured to regulate movement relative to wall part
JP7200877B2 (ja) コネクタ
US20230119971A1 (en) Connector
JP6317990B2 (ja) コネクタの防水構造
US11424570B2 (en) Connector
WO2023157685A1 (ja) コネクタ
JP2022014467A (ja) コネクタ及び嵌合コネクタ
TW202241000A (zh) 連接器、連接器裝置
JP2014003033A (ja) 電線保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7055783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350