JP2971870B1 - ベルトコンバータのカバー構造 - Google Patents
ベルトコンバータのカバー構造Info
- Publication number
- JP2971870B1 JP2971870B1 JP10274961A JP27496198A JP2971870B1 JP 2971870 B1 JP2971870 B1 JP 2971870B1 JP 10274961 A JP10274961 A JP 10274961A JP 27496198 A JP27496198 A JP 27496198A JP 2971870 B1 JP2971870 B1 JP 2971870B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- belt
- belt converter
- converter
- cover structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/031—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by covers or lids for gearboxes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/029—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for sealing the gearboxes, e.g. to improve airtightness
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/035—Gearboxes for gearing with endless flexible members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H2057/02039—Gearboxes for particular applications
- F16H2057/02043—Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H2057/02039—Gearboxes for particular applications
- F16H2057/02043—Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
- F16H2057/02056—Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions for utility vehicles, e.g. tractors or agricultural machines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/023—Mounting or installation of gears or shafts in the gearboxes, e.g. methods or means for assembly
- F16H2057/0235—Mounting or installation of gears or shafts in the gearboxes, e.g. methods or means for assembly specially adapted to allow easy accessibility and repair
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
Abstract
【要約】
【課題】 駆動ベルトの点検あるいは交換が容易に行え
るようなベルトコンバータのカバー構造を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ベルトコンバータＢの変速機構部分の外
周方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカバーＣ
の、該カバーＣを取り外す方向に阻害物が配置された構
造を有する小型ビィークルのベルトコンバータのカバー
構造であって、このカバーＣを、ベルトコンバータの外
周部分を覆う筒状部Ｃ1 とその側面部Ｃ2 に分割した。
るようなベルトコンバータのカバー構造を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ベルトコンバータＢの変速機構部分の外
周方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカバーＣ
の、該カバーＣを取り外す方向に阻害物が配置された構
造を有する小型ビィークルのベルトコンバータのカバー
構造であって、このカバーＣを、ベルトコンバータの外
周部分を覆う筒状部Ｃ1 とその側面部Ｃ2 に分割した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、三輪又は四輪作業
車、三輪又は四輪レジャービークル、あるいはスノーモ
ビル等の車両 (この明細書において小型ビィークルとい
う) に変速装置として搭載されるベルトコンバータ（ベ
ルト式無段変速装置）のカバーの構造に関し、特にカバ
ーの分割構造に関する。
車、三輪又は四輪レジャービークル、あるいはスノーモ
ビル等の車両 (この明細書において小型ビィークルとい
う) に変速装置として搭載されるベルトコンバータ（ベ
ルト式無段変速装置）のカバーの構造に関し、特にカバ
ーの分割構造に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、実開昭６３−１７９２９６号に記載されるような
小型ビィークルがあり、この小型ビィークルでは、変速
装置として、構造が簡単で、変速操作が不要で、且つ変
速時にショックがない等の理由から、ベルトコンバータ
が採用されている。
から、実開昭６３−１７９２９６号に記載されるような
小型ビィークルがあり、この小型ビィークルでは、変速
装置として、構造が簡単で、変速操作が不要で、且つ変
速時にショックがない等の理由から、ベルトコンバータ
が採用されている。
【０００３】このベルトコンバータは、内部に砂、塵芥
等が侵入しないように、全体がハウジングで覆われ、こ
のハウジング内に、エンジンの駆動軸によって駆動され
る可動式のプーリ（この明細書において可動プーリとい
う）からなる駆動プーリＰ1 と、駆動ベルトｂを介して
上記駆動プーリＰ1 により駆動される可動プーリからな
る従動プーリＰ2 と、これら２つのプーリＰ1 , Ｐ2 を
連結する上記駆動ベルトｂとが配設されている。
等が侵入しないように、全体がハウジングで覆われ、こ
のハウジング内に、エンジンの駆動軸によって駆動され
る可動式のプーリ（この明細書において可動プーリとい
う）からなる駆動プーリＰ1 と、駆動ベルトｂを介して
上記駆動プーリＰ1 により駆動される可動プーリからな
る従動プーリＰ2 と、これら２つのプーリＰ1 , Ｐ2 を
連結する上記駆動ベルトｂとが配設されている。
【０００４】一般に上記ベルトコンバータＢのハウジン
グ１は、図９に図示するように、通常、金属で構成され
ているエンジン側のエンジン側壁部１Ａと、このエンジ
ン側壁部１Ａを覆うボウル状の一体のカバーＣによって
構成されて、このカバーＣは、上記各可動プーリ及び駆
動ベルトの外周方を覆う筒形の外周部分と反エンジン側
の側面方を覆う側面部分から形成されている。
グ１は、図９に図示するように、通常、金属で構成され
ているエンジン側のエンジン側壁部１Ａと、このエンジ
ン側壁部１Ａを覆うボウル状の一体のカバーＣによって
構成されて、このカバーＣは、上記各可動プーリ及び駆
動ベルトの外周方を覆う筒形の外周部分と反エンジン側
の側面方を覆う側面部分から形成されている。
【０００５】ところで、上記ベルトコンバータが、小型
作業車両のように、シートのやや後方の荷台の下方位置
に配置されていると、上記ベルトコンバータＢのカバー
Ｃを取り外す場合、カバーを取り外し方向にショックア
ブソーバ等の阻害物があることから、まず、車両をジャ
ッキアップした状態にして、タイヤとショックアブソー
バを取り外し、必要に応じてワイヤ類を取り外して後、
目的の該カバーＣを取り外す必要がある。また、取り付
ける際には、その逆の手順で取着してゆき、ワイヤを取
り外した場合には、その取着と調整をおこなった後、最
後にタイヤを取りつけてジャッキを下ろさなければなら
ない。従って、このカバーの脱着には、カバー以外の種
々の部品の脱着と調整が必要となることから、かなりの
手間と煩雑な作業が必要となる。
作業車両のように、シートのやや後方の荷台の下方位置
に配置されていると、上記ベルトコンバータＢのカバー
Ｃを取り外す場合、カバーを取り外し方向にショックア
ブソーバ等の阻害物があることから、まず、車両をジャ
ッキアップした状態にして、タイヤとショックアブソー
バを取り外し、必要に応じてワイヤ類を取り外して後、
目的の該カバーＣを取り外す必要がある。また、取り付
ける際には、その逆の手順で取着してゆき、ワイヤを取
り外した場合には、その取着と調整をおこなった後、最
後にタイヤを取りつけてジャッキを下ろさなければなら
ない。従って、このカバーの脱着には、カバー以外の種
々の部品の脱着と調整が必要となることから、かなりの
手間と煩雑な作業が必要となる。
【０００６】ところが、上述のようなカバーの脱着は、
消耗品である駆動ベルトの定期点検とそれに基づく交換
の際には、必ず必要となり、従って、一定期間毎に、甚
だ面倒な作業が要求されることになる。
消耗品である駆動ベルトの定期点検とそれに基づく交換
の際には、必ず必要となり、従って、一定期間毎に、甚
だ面倒な作業が要求されることになる。
【０００７】本発明は、このような状況に鑑みおこなわ
れたもので、駆動ベルトの点検あるいは交換が容易に行
えるようなベルトコンバータのカバー構造を提供するこ
とを目的とする。
れたもので、駆動ベルトの点検あるいは交換が容易に行
えるようなベルトコンバータのカバー構造を提供するこ
とを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本第１の発明にかかるベ
ルトコンバータのカバー構造は、ベルトコンバータの変
速機構部分の外周方から少なくとも一方の側面にかけて
覆うカバーであり、該カバーを取り外す方向に、阻害物
としてショックアブソーバが配置され、且つカバーの上
方に荷台が配置され、さらにカバーを取り外す方向とは
反対側にはエンジンが配置された構造を有する小型四輪
作業車両のベルトコンバータのカバー構造であって、上
記カバーが内部の変速機構部分と接触することなく設け
られ、このカバーを、ベルトコンバータの外周部分を覆
う筒状部分と、その側面を覆う側面部分とに分割し、上
記筒状部分を、ベルトコンバータのハウジングの一部を
構成する他方の側面側に配置された部材に、取着手段に
よって取着するとともに、その筒状部分に前記一方の側
面部分を取着手段で取着し、該一方の側面部分を、筒状
部分から取り外した状態において、当該取り外した方向
から内部のプーリ及びベルトが交換できるように構成さ
れていることを特徴とする
ルトコンバータのカバー構造は、ベルトコンバータの変
速機構部分の外周方から少なくとも一方の側面にかけて
覆うカバーであり、該カバーを取り外す方向に、阻害物
としてショックアブソーバが配置され、且つカバーの上
方に荷台が配置され、さらにカバーを取り外す方向とは
反対側にはエンジンが配置された構造を有する小型四輪
作業車両のベルトコンバータのカバー構造であって、上
記カバーが内部の変速機構部分と接触することなく設け
られ、このカバーを、ベルトコンバータの外周部分を覆
う筒状部分と、その側面を覆う側面部分とに分割し、上
記筒状部分を、ベルトコンバータのハウジングの一部を
構成する他方の側面側に配置された部材に、取着手段に
よって取着するとともに、その筒状部分に前記一方の側
面部分を取着手段で取着し、該一方の側面部分を、筒状
部分から取り外した状態において、当該取り外した方向
から内部のプーリ及びベルトが交換できるように構成さ
れていることを特徴とする
【０００９】しかして、このように構成されたベルトコ
ンバータのカバー構造によると、上述のようにカバーが
筒状部分と側面部分に分割されているため、カバーを取
り外す際にも、取り外し方向に、上記カバーの側面部分
のみ移動させるスペースがあれば取り外せ、この状態に
おいて、ベルトの点検と交換をすることができる。ま
た、上記側面部分を取り外しても筒状部分はそのまま所
定の状態で取着された状態で維持されるため、取着する
際に、容易に且つ短時間で取着することができる。
ンバータのカバー構造によると、上述のようにカバーが
筒状部分と側面部分に分割されているため、カバーを取
り外す際にも、取り外し方向に、上記カバーの側面部分
のみ移動させるスペースがあれば取り外せ、この状態に
おいて、ベルトの点検と交換をすることができる。ま
た、上記側面部分を取り外しても筒状部分はそのまま所
定の状態で取着された状態で維持されるため、取着する
際に、容易に且つ短時間で取着することができる。
【００１０】また、本第２の発明にかかるベルトコンバ
ータのカバー構造は、ベルトコンバータの変速機構部分
の外周方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカバー
の、該カバーを取り外す方向に阻害物が配置された構造
を有する小型四輪作業車両のベルトコンバータのカバー
構造であって、上記カバーが内部の変速機構部分と接触
することなく設けられ、このカバーを、二つのプーリの
回転中心を結ぶ線で上下に分割するとともに、該カバー
とその内方のプーリを含む収容物との間であってベルト
の取り出し時の通過経路に、ベルトを通過させる隙間が
形成されていることを特徴とする。
ータのカバー構造は、ベルトコンバータの変速機構部分
の外周方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカバー
の、該カバーを取り外す方向に阻害物が配置された構造
を有する小型四輪作業車両のベルトコンバータのカバー
構造であって、上記カバーが内部の変速機構部分と接触
することなく設けられ、このカバーを、二つのプーリの
回転中心を結ぶ線で上下に分割するとともに、該カバー
とその内方のプーリを含む収容物との間であってベルト
の取り出し時の通過経路に、ベルトを通過させる隙間が
形成されていることを特徴とする。
【００１１】しかして、このように構成されたベルトコ
ンバータのカバー構造によると、上述のようにカバーが
上下に分割されているため、カバーを取り外す際にも、
下方あるいは上方への取り外し方向において、上記分割
したカバーの上部あるいは下部のみ移動させるスペース
があれば取り外せ、この状態において、ベルトの点検と
交換をすることができる。
ンバータのカバー構造によると、上述のようにカバーが
上下に分割されているため、カバーを取り外す際にも、
下方あるいは上方への取り外し方向において、上記分割
したカバーの上部あるいは下部のみ移動させるスペース
があれば取り外せ、この状態において、ベルトの点検と
交換をすることができる。
【００１２】さらに、本第３の発明にかかかるベルトコ
ンバータのカバー構造は、ベルトコンバータの変速機構
部分の外周方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカ
バーの、該カバーを取り外す方向に阻害物が配置された
構造を有する小型四輪作業車両のベルトコンバータのカ
バー構造であって、上記カバーが変速機構部分と接触す
ることなく設けられ、該カバーに対して、その内部に配
置されている一方のプーリ部分の外側方に位置する部分
に、該プーリが取り出せる大きさを有する点検窓カバー
を別体となるように、該カバーと分割して設けたことを
特徴とする。
ンバータのカバー構造は、ベルトコンバータの変速機構
部分の外周方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカ
バーの、該カバーを取り外す方向に阻害物が配置された
構造を有する小型四輪作業車両のベルトコンバータのカ
バー構造であって、上記カバーが変速機構部分と接触す
ることなく設けられ、該カバーに対して、その内部に配
置されている一方のプーリ部分の外側方に位置する部分
に、該プーリが取り出せる大きさを有する点検窓カバー
を別体となるように、該カバーと分割して設けたことを
特徴とする。
【００１３】しかして、このように構成されたベルトコ
ンバータのカバー構造によると、上述のように点検窓カ
バーが分割されているため、点検窓カバーの側方の上下
あるいは左右のいずれかに当該点検窓カバーを移動させ
るスペースさえあれば、この点検窓カバーのみを取り外
すことができ、取り外した状態で、ベルトおよびプーリ
の点検ができ、また必要に応じてベルトあるいはプーリ
を交換することができる。従って、非常に狭いスペース
があれば、点検と交換を実施することができる構成とな
る。
ンバータのカバー構造によると、上述のように点検窓カ
バーが分割されているため、点検窓カバーの側方の上下
あるいは左右のいずれかに当該点検窓カバーを移動させ
るスペースさえあれば、この点検窓カバーのみを取り外
すことができ、取り外した状態で、ベルトおよびプーリ
の点検ができ、また必要に応じてベルトあるいはプーリ
を交換することができる。従って、非常に狭いスペース
があれば、点検と交換を実施することができる構成とな
る。
【００１４】従って、上記本第１〜３の発明にかかるベ
ルトコンバータのカバー構造によると、ベルトコンバー
タの変速機構部分の外周方から少なくとも一方の側面に
かけて覆うカバーが、カバーを取り外す方向に阻害物が
配置された構造を有する場合であっても、従来のよう
に、カバー以外の種々の部品を脱着することく、簡単に
ベルトの点検あるいは点検と交換等が可能となる。
ルトコンバータのカバー構造によると、ベルトコンバー
タの変速機構部分の外周方から少なくとも一方の側面に
かけて覆うカバーが、カバーを取り外す方向に阻害物が
配置された構造を有する場合であっても、従来のよう
に、カバー以外の種々の部品を脱着することく、簡単に
ベルトの点検あるいは点検と交換等が可能となる。
【００１５】
【００１６】上記本第１の発明にかかるベルトコンバー
タのカバー構造の一つの実施の形態として、筒状部分へ
側面部分へ取着する前記取着手段の少なくとも一つが、
板バネを湾曲させたクランプ型の固定金具で構成されて
いると、より容易に側面部分の脱着が可能となる。
タのカバー構造の一つの実施の形態として、筒状部分へ
側面部分へ取着する前記取着手段の少なくとも一つが、
板バネを湾曲させたクランプ型の固定金具で構成されて
いると、より容易に側面部分の脱着が可能となる。
【００１７】上記本第１の発明にかかるベルトコンバー
タのカバー構造の一つの実施の形態として、筒状部分へ
側面部分を取着する両者の取着面が、凹凸状の嵌め合い
構造になっており、この二つの部材の嵌合面の間にシー
ル部材が介装されていると、内部に塵芥の進入が防止で
きる点で、またカバー全体の剛性を向上させる上で優れ
た構成となる。
タのカバー構造の一つの実施の形態として、筒状部分へ
側面部分を取着する両者の取着面が、凹凸状の嵌め合い
構造になっており、この二つの部材の嵌合面の間にシー
ル部材が介装されていると、内部に塵芥の進入が防止で
きる点で、またカバー全体の剛性を向上させる上で優れ
た構成となる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかるベルトコンバ
ータのカバー構造を、小型ビィークルの一種である小型
四輪作業車両に搭載されたベルトコンバータの場合を例
にとって、図面を参照しながら説明する。
ータのカバー構造を、小型ビィークルの一種である小型
四輪作業車両に搭載されたベルトコンバータの場合を例
にとって、図面を参照しながら説明する。
【００１９】図１は本実施例にかかる小型四輪作業車両
の全体の外観構成を示す斜視図、図２は図１に示す小型
四輪作業車両の後輪のみを二点鎖線で表した全体側面
図、図３は同じく荷台部分の床面を削除し且つベルトコ
ンバータのカバーの上半分を削除して表した全体平面図
である。
の全体の外観構成を示す斜視図、図２は図１に示す小型
四輪作業車両の後輪のみを二点鎖線で表した全体側面
図、図３は同じく荷台部分の床面を削除し且つベルトコ
ンバータのカバーの上半分を削除して表した全体平面図
である。
【００２０】図１〜３において、Ｖは小型四輪作業車両
で、この小型四輪作業車両Ｖは、シートＳ後方で荷台の
下方部位に配置されたエンジンＥからの動力を、該エン
ジンＥの左側方に配置されたベルトコンバータＢで所望
の速度に変速し、デファレンシャルギヤＤG と左右の駆
動軸ＤS を介して、後輪Ｈｒを駆動するよう構成されて
いる。また、この小型四輪作業車両Ｖは、四輪駆動型の
車両であることから、上記デファレンシャルギヤＤG が
収納されたギアボックス５８から前方に延設されたプロ
ペラシャフト（図示せず）を介して、前輪Ｈｆをも駆動
できるよう構成されている。
で、この小型四輪作業車両Ｖは、シートＳ後方で荷台の
下方部位に配置されたエンジンＥからの動力を、該エン
ジンＥの左側方に配置されたベルトコンバータＢで所望
の速度に変速し、デファレンシャルギヤＤG と左右の駆
動軸ＤS を介して、後輪Ｈｒを駆動するよう構成されて
いる。また、この小型四輪作業車両Ｖは、四輪駆動型の
車両であることから、上記デファレンシャルギヤＤG が
収納されたギアボックス５８から前方に延設されたプロ
ペラシャフト（図示せず）を介して、前輪Ｈｆをも駆動
できるよう構成されている。
【００２１】そして、この小型四輪作業車両Ｖの場合、
ベルトコンバータＢのハウジング１は、図４（ａ）に図
示するように、エンジンＥ側に設けられたエンジン側壁
部１Ａとこれに取着されるカバーＣから構成され、この
エンジン側壁部１Ａは、エンジンＥの側壁を兼ね周囲に
壁が立設され且つ該壁で囲まれた中がほぼフラットな面
を有する。また、上記カバーＣは、上記エンジン側壁部
１Ａの反エンジンＥ側にあって内部に可動プーリ（駆動
プーリと従動プーリ）Ｐ1,Ｐ2 を内包するボウル（お
碗）状に左方に突出した形態を有している。そして、上
記カバーＣは、上記エンジン側壁部１Ａに対して、図示
しないシール部材を介して脱着自在に取着されている
が、図２，図３（図３において矢印Ｆは車両の前方方向
を表す）に図示するように、このカバーＣの外方（図３
において下方）には、車両の長手方向に配置されたリー
フスプリングＬと上下に配置されたショックアブソーバ
ＳA が、またその外側（図３において下側）には左側の
後輪Ｈｒが、それぞれ該カバーＣを図３において車両の
左側方へ取り外す場合に障害物となる位置に配置されて
いる。さらに、このカバーＣの上方には、図２に図示す
るように、荷台５６の床面Ｆを形成する金属製の板材が
配設され、カバーＣを上方に取り外す場合の障害物とな
っている。また、図２，図３に図示するように、該カバ
ーＣの後方の少し離れ位置にはマフラーＭが配設され、
さらに、カバーＣの後方でやや上方の位置には、車両の
メインクロスメンバーとなる太径の丸パイプ３０が配設
されて、それぞれカバーＣを外す場合の障害物になって
いる。
ベルトコンバータＢのハウジング１は、図４（ａ）に図
示するように、エンジンＥ側に設けられたエンジン側壁
部１Ａとこれに取着されるカバーＣから構成され、この
エンジン側壁部１Ａは、エンジンＥの側壁を兼ね周囲に
壁が立設され且つ該壁で囲まれた中がほぼフラットな面
を有する。また、上記カバーＣは、上記エンジン側壁部
１Ａの反エンジンＥ側にあって内部に可動プーリ（駆動
プーリと従動プーリ）Ｐ1,Ｐ2 を内包するボウル（お
碗）状に左方に突出した形態を有している。そして、上
記カバーＣは、上記エンジン側壁部１Ａに対して、図示
しないシール部材を介して脱着自在に取着されている
が、図２，図３（図３において矢印Ｆは車両の前方方向
を表す）に図示するように、このカバーＣの外方（図３
において下方）には、車両の長手方向に配置されたリー
フスプリングＬと上下に配置されたショックアブソーバ
ＳA が、またその外側（図３において下側）には左側の
後輪Ｈｒが、それぞれ該カバーＣを図３において車両の
左側方へ取り外す場合に障害物となる位置に配置されて
いる。さらに、このカバーＣの上方には、図２に図示す
るように、荷台５６の床面Ｆを形成する金属製の板材が
配設され、カバーＣを上方に取り外す場合の障害物とな
っている。また、図２，図３に図示するように、該カバ
ーＣの後方の少し離れ位置にはマフラーＭが配設され、
さらに、カバーＣの後方でやや上方の位置には、車両の
メインクロスメンバーとなる太径の丸パイプ３０が配設
されて、それぞれカバーＣを外す場合の障害物になって
いる。
【００２２】ところで、このカバーＣは、上記ベルトコ
ンバータ部分の拡大部分断面図である図４（ａ）に図示
し、カバーの正面図である図５あるいは分解斜視図であ
る図６に図示するように、ベルトコンバータの外周部分
を覆う筒状部Ｃ1 とその側面部Ｃ2 に分割されている。
そして、上記筒状部Ｃ1 は、外形が図６に図示するよう
にエンジン側壁部１Ａの外形に合致した略長円状で、上
記エンジンＥ側の側壁を兼ねたエンジン側壁部１Ａに対
して、固定用のボルト１０（図４（ａ）参照）で固定さ
れており、浅いボウル状になった上記側面部Ｃ2 は、上
記筒状部Ｃ1 に固定ボルト１１（図４（ａ）参照）と板
バネを湾曲させたクランプ型の固定金具１２によって、
固定されている。あるいは上記クランプ型の固定金具１
２を用いず、図５および図６にボルト孔１１Ａを図示す
るように、このボルト孔１１Ａを用いて固定ボルト１１
のみによって、固定してもよい。そして、図４（ａ）に
図示するように、上記エンジン側壁部１Ａの一方の側面
側の端部は、上記筒状部Ｃ1 の該エンジン側壁部側の端
面に周設された断面Ｕ字状の溝Ｃ11内に略気密状に、ま
た、上記筒状部材Ｃ1 の側面部側の端面は、図４（ｂ）
に図示するように、該側面部Ｃ2 の端面に周設された断
面Ｕ字状の溝Ｃ21内に略気密状に、それぞれ接合部が凹
凸状の嵌め合い構造によって、接合されている。また、
上記嵌め合い構造の各接合面の間には、ＣＲスポンジゴ
ムからなるシール部材ｍが介装されている。また、上記
側面部Ｃ2 の駆動プーリＰ1 側方部分には、筒状になっ
た冷却風の取入口１３が開口しているとともに、該駆動
プーリＰ1 の上記取入口１３側の端部には、遠心型の冷
却空気吸入用のファン２０が形成されている。また、上
記エンジン側壁部１Ａには、上記取入口１３から供給さ
れ内部を冷却した空気を排出するための排出口１４が形
成され、この排出口１４は接続パイプ１５を介して外部
と連通している。
ンバータ部分の拡大部分断面図である図４（ａ）に図示
し、カバーの正面図である図５あるいは分解斜視図であ
る図６に図示するように、ベルトコンバータの外周部分
を覆う筒状部Ｃ1 とその側面部Ｃ2 に分割されている。
そして、上記筒状部Ｃ1 は、外形が図６に図示するよう
にエンジン側壁部１Ａの外形に合致した略長円状で、上
記エンジンＥ側の側壁を兼ねたエンジン側壁部１Ａに対
して、固定用のボルト１０（図４（ａ）参照）で固定さ
れており、浅いボウル状になった上記側面部Ｃ2 は、上
記筒状部Ｃ1 に固定ボルト１１（図４（ａ）参照）と板
バネを湾曲させたクランプ型の固定金具１２によって、
固定されている。あるいは上記クランプ型の固定金具１
２を用いず、図５および図６にボルト孔１１Ａを図示す
るように、このボルト孔１１Ａを用いて固定ボルト１１
のみによって、固定してもよい。そして、図４（ａ）に
図示するように、上記エンジン側壁部１Ａの一方の側面
側の端部は、上記筒状部Ｃ1 の該エンジン側壁部側の端
面に周設された断面Ｕ字状の溝Ｃ11内に略気密状に、ま
た、上記筒状部材Ｃ1 の側面部側の端面は、図４（ｂ）
に図示するように、該側面部Ｃ2 の端面に周設された断
面Ｕ字状の溝Ｃ21内に略気密状に、それぞれ接合部が凹
凸状の嵌め合い構造によって、接合されている。また、
上記嵌め合い構造の各接合面の間には、ＣＲスポンジゴ
ムからなるシール部材ｍが介装されている。また、上記
側面部Ｃ2 の駆動プーリＰ1 側方部分には、筒状になっ
た冷却風の取入口１３が開口しているとともに、該駆動
プーリＰ1 の上記取入口１３側の端部には、遠心型の冷
却空気吸入用のファン２０が形成されている。また、上
記エンジン側壁部１Ａには、上記取入口１３から供給さ
れ内部を冷却した空気を排出するための排出口１４が形
成され、この排出口１４は接続パイプ１５を介して外部
と連通している。
【００２３】ところで、上記筒状部Ｃ１の側面の開口Ｏ
１、つまり、側面部Ｃ２を取り外した後に筒状部Ｃ１の
側方に形成される開口は、筒状部Ｃ１をエンジン側壁部
１Ａに取着したままで、少なくとも駆動プーリＰ1 と従
動プーリＰ2 のいずれか一方のプーリを軸方向に移動で
き且つベルトｂを側方へ取り外せる大きさを有する。更
に、上記開口Ｏ１が駆動プーリＰ1 と従動プーリＰ2 の
両方を側方へ取り外せる大きさに有する場合には、一層
容易にベルトｂの取り外しができるとともにプーリの点
検と交換も可能となる。
１、つまり、側面部Ｃ２を取り外した後に筒状部Ｃ１の
側方に形成される開口は、筒状部Ｃ１をエンジン側壁部
１Ａに取着したままで、少なくとも駆動プーリＰ1 と従
動プーリＰ2 のいずれか一方のプーリを軸方向に移動で
き且つベルトｂを側方へ取り外せる大きさを有する。更
に、上記開口Ｏ１が駆動プーリＰ1 と従動プーリＰ2 の
両方を側方へ取り外せる大きさに有する場合には、一層
容易にベルトｂの取り外しができるとともにプーリの点
検と交換も可能となる。
【００２４】従って、このようにカバーＣが、該カバー
Ｃの厚み方向に２つに別部材として、つまり、筒状部Ｃ
1 と側面部Ｃ2 に分割されていると、ベルトコンバータ
Ｂ内のベルトｂを点検あるいは交換しようとする場合に
は、側面部Ｃ2 の周りに配設されている上記固定ボルト
１１（および採用されている場合には板バネ式の固定金
具１２）を外して、カバーＣに比べて容積的に小さい側
面部Ｃ2 のみを一方の側面方（図４（ａ）において矢印
Ｘ1 の方向参照) に、あるいは側面方と下方（あるいは
上方）等の複合的な方向に適宜移動させれば、上記ショ
ックアブソーバＳA がカバーＣの一方の側面方に配置さ
れていても、これらの部材を回避して取り外すことがで
きる。
Ｃの厚み方向に２つに別部材として、つまり、筒状部Ｃ
1 と側面部Ｃ2 に分割されていると、ベルトコンバータ
Ｂ内のベルトｂを点検あるいは交換しようとする場合に
は、側面部Ｃ2 の周りに配設されている上記固定ボルト
１１（および採用されている場合には板バネ式の固定金
具１２）を外して、カバーＣに比べて容積的に小さい側
面部Ｃ2 のみを一方の側面方（図４（ａ）において矢印
Ｘ1 の方向参照) に、あるいは側面方と下方（あるいは
上方）等の複合的な方向に適宜移動させれば、上記ショ
ックアブソーバＳA がカバーＣの一方の側面方に配置さ
れていても、これらの部材を回避して取り外すことがで
きる。
【００２５】ところで、別の実施例として、上記お碗
（ボウル）状に左方に突出したカバーＣを、図７に図示
するように、可動プーリＰ1,Ｐ2 （図３，図４（ａ）参
照）の各中心線を分割線が通過するように上部Ｃ１０と
下部Ｃ１１に分割し、カバーＣを構成する上部Ｃ１０と
下部Ｃ１１を上記エンジン側壁部１Ａ（図６参照）に対
して固定孔１１Ａを利用して図示しない固定ボルト等で
それぞれ固定するような構成にしてもよい。また、この
場合、上部Ｃ１０と下部Ｃ１１を図７（ａ）に図示する
ように、両者を固定する固定孔１１Ｂを設けて図示しな
い固定ボルトで固定するような構成にすると全体の剛性
を高める上で好ましい。上記いずれの場合にも、上記実
施例と同じく、各部材の接合部に凹凸状の嵌め合い構造
を設け、また、図７（ｃ）に図示するように、エンジン
側壁部１Ａとの間あるいは上部Ｃ１０と下部Ｃ１１との
嵌め合い構造の接合面にはシール部材ｍを配して、気密
性を高めるよう構成する。
（ボウル）状に左方に突出したカバーＣを、図７に図示
するように、可動プーリＰ1,Ｐ2 （図３，図４（ａ）参
照）の各中心線を分割線が通過するように上部Ｃ１０と
下部Ｃ１１に分割し、カバーＣを構成する上部Ｃ１０と
下部Ｃ１１を上記エンジン側壁部１Ａ（図６参照）に対
して固定孔１１Ａを利用して図示しない固定ボルト等で
それぞれ固定するような構成にしてもよい。また、この
場合、上部Ｃ１０と下部Ｃ１１を図７（ａ）に図示する
ように、両者を固定する固定孔１１Ｂを設けて図示しな
い固定ボルトで固定するような構成にすると全体の剛性
を高める上で好ましい。上記いずれの場合にも、上記実
施例と同じく、各部材の接合部に凹凸状の嵌め合い構造
を設け、また、図７（ｃ）に図示するように、エンジン
側壁部１Ａとの間あるいは上部Ｃ１０と下部Ｃ１１との
嵌め合い構造の接合面にはシール部材ｍを配して、気密
性を高めるよう構成する。
【００２６】上記構成において、カバーＣのうち取り外
された残りの部分とその内方に収容されている可動プー
リＰ1,Ｐ2 あるいは上記ファン２０との間にベルトｂを
通過し得るだけの隙間を形成しておきさえすれば、上記
構成により、カバーＣを構成する上部Ｃ１０あるいは下
部Ｃ１１のいずれかのみ取り外せばベルトの点検あるい
は必要な場合にはベルトの交換を容易におこなうことが
できる。もちろん、ファン２０を脱着自在な構造として
おいて、該ファン２０を取り外して、ベルトｂを取り外
すような構造にしてもよい。
された残りの部分とその内方に収容されている可動プー
リＰ1,Ｐ2 あるいは上記ファン２０との間にベルトｂを
通過し得るだけの隙間を形成しておきさえすれば、上記
構成により、カバーＣを構成する上部Ｃ１０あるいは下
部Ｃ１１のいずれかのみ取り外せばベルトの点検あるい
は必要な場合にはベルトの交換を容易におこなうことが
できる。もちろん、ファン２０を脱着自在な構造として
おいて、該ファン２０を取り外して、ベルトｂを取り外
すような構造にしてもよい。
【００２７】あるいは、図８に図示するように、カバー
Ｃを、一方の可動プーリ（図８の実施例では従動プーリ
となる可動プーリＰ2 ）部分の側方に該可動プーリの側
面全体が望むような大きさの点検窓カバー部Ｃ２１のみ
主要部分（カバーＣから点検窓カバー部Ｃ２１を除いた
部分）Ｃ２０から分割してもよい。この実施例の場合に
は、上記主要部Ｃ２０を上記エンジン側壁部Ｃ２０にボ
ルト孔１１Ａを用いて図示しない固定ボルト等でまず固
定し、しかる後この主要部Ｃ２０に上記点検窓カバー部
Ｃ２１をボルト孔１１Ｂを用いて固定ボルト等で固定す
るよう構成している。もちろん、この場合にも、上記実
施例と同じく接合部に凹凸状の嵌め合い構造を設ける
と、容易に気密性の高い構成とすることができる。かか
る構成により、点検窓カバーＣ２１のみを取り外せば、
１〜２ケ月の間隔で行われるベルトの点検が容易にでき
る。また、駆動プーリおよび従動プーリの両方の側方に
それぞれプーリが通過できる開口Ｏ２を設け、それらの
開口Ｏ２を覆うような点検窓カバーカバーＣ２１を主要
部分Ｃ２０から分割してもよい。かかる構成により、ベ
ルトの点検と共にベルトの交換が一層容易にでき、又プ
ーリの交換も可能である。
Ｃを、一方の可動プーリ（図８の実施例では従動プーリ
となる可動プーリＰ2 ）部分の側方に該可動プーリの側
面全体が望むような大きさの点検窓カバー部Ｃ２１のみ
主要部分（カバーＣから点検窓カバー部Ｃ２１を除いた
部分）Ｃ２０から分割してもよい。この実施例の場合に
は、上記主要部Ｃ２０を上記エンジン側壁部Ｃ２０にボ
ルト孔１１Ａを用いて図示しない固定ボルト等でまず固
定し、しかる後この主要部Ｃ２０に上記点検窓カバー部
Ｃ２１をボルト孔１１Ｂを用いて固定ボルト等で固定す
るよう構成している。もちろん、この場合にも、上記実
施例と同じく接合部に凹凸状の嵌め合い構造を設ける
と、容易に気密性の高い構成とすることができる。かか
る構成により、点検窓カバーＣ２１のみを取り外せば、
１〜２ケ月の間隔で行われるベルトの点検が容易にでき
る。また、駆動プーリおよび従動プーリの両方の側方に
それぞれプーリが通過できる開口Ｏ２を設け、それらの
開口Ｏ２を覆うような点検窓カバーカバーＣ２１を主要
部分Ｃ２０から分割してもよい。かかる構成により、ベ
ルトの点検と共にベルトの交換が一層容易にでき、又プ
ーリの交換も可能である。
【００２８】さらに、図示しないが、カバーＣを、車両
の長手方向の前後に前部と後部に二分割したものであっ
てよく、この場合にも凹凸状の嵌め合い構造を設けると
ともに、エンジン側壁部との間にはシール部材を配設す
るのがよい。
の長手方向の前後に前部と後部に二分割したものであっ
てよく、この場合にも凹凸状の嵌め合い構造を設けると
ともに、エンジン側壁部との間にはシール部材を配設す
るのがよい。
【００２９】上記図７の実施例の場合にも、また、図示
しない上記前後に分割した形態のものでも、上述した図
１〜図６に図示する第１の実施例と同様に、ベルトコン
バータ内のベルトを点検あるいは交換しようとする場合
には、上記固定ボルト等を外して、カバーＣに対して容
積的に小さいカバーＣの一部のみ取り外して、ベルトコ
ンバータ内部を点検し必要な場合にはベルトを交換する
ことができる。また、図示しない上記前後に分割した形
態のものの場合には、カバーの前部あるいは後部のいず
れかのみを取り外せばベルトの点検あるいは該点検とベ
ルトの交換を容易におこなうことができる。
しない上記前後に分割した形態のものでも、上述した図
１〜図６に図示する第１の実施例と同様に、ベルトコン
バータ内のベルトを点検あるいは交換しようとする場合
には、上記固定ボルト等を外して、カバーＣに対して容
積的に小さいカバーＣの一部のみ取り外して、ベルトコ
ンバータ内部を点検し必要な場合にはベルトを交換する
ことができる。また、図示しない上記前後に分割した形
態のものの場合には、カバーの前部あるいは後部のいず
れかのみを取り外せばベルトの点検あるいは該点検とベ
ルトの交換を容易におこなうことができる。
【００３０】ところで、このベルトコンバータのカバー
構造が採用されている図１に図示する小型四輪作業車両
Ｖの概略の構成について図２〜図３を参照しながら説明
すると、車両の前部には、シートＳが配置され、このシ
ートＳの前方やや上方位置には、操舵用のステアリング
ホイール５１が配置されるとともに、図２に図示するよ
うに該ステアリングホイール５１の近傍に上記ベルトコ
ンバータＢを遠隔操作するための変速レバー５２が配置
されている。そして、シートＳの下方を除く周囲は、パ
イプフレーム５３で囲われ、シート後方のパイプフレー
ム５３のうち左方に立設されているパイプ５３ａは、上
記ベルトコンバータＢのカバーＣに形成されている取入
口１３に図示しない接続チューブ等を介して接続され、
塵芥の少ない空気を供給できるよう構成されている。ま
た、シート後方のパイプフレーム５３のうち右方に立設
されているパイプ５３ｂは、シートＳ下方に配置された
エアークリーナ５４と接続チューブ５４ａを介してエン
ジンＥの図示しないキャブレターの空気取入口に接続さ
れている。
構造が採用されている図１に図示する小型四輪作業車両
Ｖの概略の構成について図２〜図３を参照しながら説明
すると、車両の前部には、シートＳが配置され、このシ
ートＳの前方やや上方位置には、操舵用のステアリング
ホイール５１が配置されるとともに、図２に図示するよ
うに該ステアリングホイール５１の近傍に上記ベルトコ
ンバータＢを遠隔操作するための変速レバー５２が配置
されている。そして、シートＳの下方を除く周囲は、パ
イプフレーム５３で囲われ、シート後方のパイプフレー
ム５３のうち左方に立設されているパイプ５３ａは、上
記ベルトコンバータＢのカバーＣに形成されている取入
口１３に図示しない接続チューブ等を介して接続され、
塵芥の少ない空気を供給できるよう構成されている。ま
た、シート後方のパイプフレーム５３のうち右方に立設
されているパイプ５３ｂは、シートＳ下方に配置された
エアークリーナ５４と接続チューブ５４ａを介してエン
ジンＥの図示しないキャブレターの空気取入口に接続さ
れている。
【００３１】また、シートＳ後方には、荷物等を積むた
めの上述した荷台５６が配置され、この実施例にかかる
車両の荷台５６は、図２に図示する揺動軸５６ａを介し
て、矢印Ｒで示す方向に揺動（ダンプ）動作可能に構成
されている。従って、上述したベルトコンバータの点検
あるいはエンジンＥの点検に際しては、この荷台５６に
荷物が積載されていない場合には該荷台５６を上方に揺
動させた状態で、上方からもおこなうことができる点で
優れた構成となっている。しかし、荷台５６上に荷物が
載置されている状態では上記揺動動作ができないため、
この場合には車両底面方から点検等おこなうことにな
る。
めの上述した荷台５６が配置され、この実施例にかかる
車両の荷台５６は、図２に図示する揺動軸５６ａを介し
て、矢印Ｒで示す方向に揺動（ダンプ）動作可能に構成
されている。従って、上述したベルトコンバータの点検
あるいはエンジンＥの点検に際しては、この荷台５６に
荷物が積載されていない場合には該荷台５６を上方に揺
動させた状態で、上方からもおこなうことができる点で
優れた構成となっている。しかし、荷台５６上に荷物が
載置されている状態では上記揺動動作ができないため、
この場合には車両底面方から点検等おこなうことにな
る。
【００３２】また、上記荷台５６の床面Ｆ下方には、上
述したベルトコンバータＢを一体に付設したエンジンＥ
が載置されるとともに、このエンジンＥ後方には、ギヤ
ボックス５８が配置されている。そして、このギヤボッ
クス５８内には上記デファレンシャルギヤＤG が内蔵さ
れ、上記ベルトコンバータＢ側から駆動軸ＤS に動力を
伝達するよう構成されている。また、このギヤボックス
５８のさらに後方には上述したマフラーＭが配置されて
いる。そして、このマフラーＭは、上記エンジンＥの排
気口から排気管５９によって接続されて、エンジンＥか
らの排気ガスをマフラーＭで消音して排出するよう構成
されている。
述したベルトコンバータＢを一体に付設したエンジンＥ
が載置されるとともに、このエンジンＥ後方には、ギヤ
ボックス５８が配置されている。そして、このギヤボッ
クス５８内には上記デファレンシャルギヤＤG が内蔵さ
れ、上記ベルトコンバータＢ側から駆動軸ＤS に動力を
伝達するよう構成されている。また、このギヤボックス
５８のさらに後方には上述したマフラーＭが配置されて
いる。そして、このマフラーＭは、上記エンジンＥの排
気口から排気管５９によって接続されて、エンジンＥか
らの排気ガスをマフラーＭで消音して排出するよう構成
されている。
【００３３】また、上記駆動軸ＤS は、回転可能に保持
するベアリング（図示せず）を介して、リーフスプリン
グＬによって車体側に懸架されるとともに、その先端に
は上述した後輪Ｈｒが一体に回転可能に取着されてい
る。
するベアリング（図示せず）を介して、リーフスプリン
グＬによって車体側に懸架されるとともに、その先端に
は上述した後輪Ｈｒが一体に回転可能に取着されてい
る。
【００３４】ところで、この実施例では、図１に図示す
るような小型四輪作業車両に採用した場合について説明
したが、この種のベルトコンバータが採用されている種
々のビィークル、例えば、不整地走行車両あるいはスノ
ーモビル等にも適用できることは言うまでもなく、且
つ、同様の作用効果を奏する。そして、ベルトコンバー
タのカバーを、図６〜図８のいずれの形態に分割するか
は、搭載される車両のフレームあるいは各種構成部品の
構造によって、あるいはベルトコンバータの配置される
部位によって適宜選択できることは言うまでもない。
るような小型四輪作業車両に採用した場合について説明
したが、この種のベルトコンバータが採用されている種
々のビィークル、例えば、不整地走行車両あるいはスノ
ーモビル等にも適用できることは言うまでもなく、且
つ、同様の作用効果を奏する。そして、ベルトコンバー
タのカバーを、図６〜図８のいずれの形態に分割するか
は、搭載される車両のフレームあるいは各種構成部品の
構造によって、あるいはベルトコンバータの配置される
部位によって適宜選択できることは言うまでもない。
【００３５】
【発明の効果】本発明にかかるベルトコンバータのカバ
ー構造によれば、ベルトコンバータの点検とベルトの交
換時に、従来のようにその周囲に配置されているショッ
クアブソーバや車輪あるいはマフラー等を取り外すこと
なく、またカバー全体を取り外さなくとも、単にカバー
を構成する一部のみ取り外すことよって、ベルトコンバ
ータの内部の点検とベルトの交換が可能となる。
ー構造によれば、ベルトコンバータの点検とベルトの交
換時に、従来のようにその周囲に配置されているショッ
クアブソーバや車輪あるいはマフラー等を取り外すこと
なく、またカバー全体を取り外さなくとも、単にカバー
を構成する一部のみ取り外すことよって、ベルトコンバ
ータの内部の点検とベルトの交換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本実施例にかかる小型四輪作業車両の全体の
外観構成を示す斜視図である。
外観構成を示す斜視図である。
【図２】 図１に示す小型四輪作業車両の後輪のみを二
点鎖線で表した全体側面図である。
点鎖線で表した全体側面図である。
【図３】 図１に示す小型四輪作業車両の荷台部分の床
面を削除し且つベルトコンバータのカバーの上半分を削
除して表した全体平面図である。
面を削除し且つベルトコンバータのカバーの上半分を削
除して表した全体平面図である。
【図４】 （ａ）はベルトコンバータのカバーの可動プ
ーリの軸を結ぶ線で断面して上方から見た要部拡大平面
図、（ｂ）は（ａ）のカバーの嵌め合い部分の構造を示
す部分拡大図である。
ーリの軸を結ぶ線で断面して上方から見た要部拡大平面
図、（ｂ）は（ａ）のカバーの嵌め合い部分の構造を示
す部分拡大図である。
【図５】 図４に示すベルトコンバータのカバーを、図
４のＩ−Ｉ方向から見た図（カバーの正面図）である。
４のＩ−Ｉ方向から見た図（カバーの正面図）である。
【図６】 図４に示すベルトコンバータの要部の分解斜
視図である。
視図である。
【図７】 別の実施例にかかるカバー構造を示すカバー
の分解斜視図で、（ａ）は分解した状態のカバーを示す
図、（ｂ）は分解前の状態（組立てた状態）を示す斜視
図、（ｃ）は嵌め合い部分の構造を示す部分拡大図であ
る。
の分解斜視図で、（ａ）は分解した状態のカバーを示す
図、（ｂ）は分解前の状態（組立てた状態）を示す斜視
図、（ｃ）は嵌め合い部分の構造を示す部分拡大図であ
る。
【図８】 別の実施例にかかるカバー構造を示すカバー
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図９】 従来のカバー開閉構造の構成を示す透視的に
表した小型滑走艇の前部の部分拡大図である。
表した小型滑走艇の前部の部分拡大図である。
Ｂ……ベルトコンバータ Ｃ……カバー Ｃ1 ……筒状部 Ｃ2 ……側面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60K 17/06 F16H 9/12 F16H 57/02 541
Claims (5)
- 【請求項１】 ベルトコンバータの変速機構部分の外周
方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカバーであ
り、該カバーを取り外す方向に、阻害物としてショック
アブソーバが配置され、且つカバーの上方に荷台が配置
され、さらにカバーを取り外す方向とは反対側にはエン
ジンが配置された構造を有する小型四輪作業車両のベル
トコンバータのカバー構造であって、上記カバーが内部の変速機構部分と接触することなく設
けられ、 この カバーを、ベルトコンバータの外周部分を覆う筒状
部分と、その側面を覆う側面部分とに分割し、 上記筒状部分を、ベルトコンバータのハウジングの一部
を構成する他方の側面側に配置された部材に、取着手段
によって取着するとともに、その筒状部分に前記一方の
側面部分を取着手段で取着し、 該一方の側面部分を、筒状部分から取り外した状態にお
いて、当該取り外した方向から内部のプーリ及びベルト
が交換できるように構成されている ことを特徴とするベ
ルトコンバータのカバー構造。 - 【請求項２】 前記筒状部分へ側面部分へ取着する前記
取着手段の少なくとも一つが、板バネを湾曲させたクラ
ンプ型の固定金具で構成されていることを特徴とする請
求項１記載のベルトコンバータのカバー構造。 - 【請求項３】 前記筒状部分へ側面部分を取着する両者
の取着面が、凹凸状の嵌め合い構造になっており、この
二つの部材の嵌合面の間にシール部材が介装されている
ことを特徴とする請求項１又は２記載のベルトコンバー
タのカバー構造。 - 【請求項４】 ベルトコンバータの変速機構部分の外周
方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカバーの、該
カバーを取り外す方向に阻害物が配置された構造を有す
る小型四輪作業車両のベルトコンバータのカバー構造で
あって、上記カバーが内部の変速機構部分と接触することなく設
けられ、 この カバーを、二つのプーリの回転中心を結ぶ線で上下
に分割するとともに、該カバーとその内方のプーリを含
む収容物との間であってベルトの取り出し時の通過経路
に、ベルトを通過させる隙間が形成されていることを特
徴とするベルトコンバータのカバー構造。 - 【請求項５】 ベルトコンバータの変速機構部分の外周
方から少なくとも一方の側面にかけて覆うカバーの、該
カバーを取り外す方向に阻害物が配置された構造を有す
る小型四輪作業車両のベルトコンバータのカバー構造で
あって、 上記カバーが変速機構部分と接触することなく設けら
れ、 該カバーに対して 、その内部に配置されている一方のプ
ーリ部分の外側方に位置する部分に、該プーリが取り出
せる大きさを有する点検窓カバーを別体となるように、
該カバーと分割して設けたことを特徴とするベルトコン
バータのカバー構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274961A JP2971870B1 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ベルトコンバータのカバー構造 |
| US09/406,933 US6338688B1 (en) | 1998-09-29 | 1999-09-28 | Cover structure of belt converter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274961A JP2971870B1 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ベルトコンバータのカバー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2971870B1 true JP2971870B1 (ja) | 1999-11-08 |
| JP2000103246A JP2000103246A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17548991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10274961A Expired - Fee Related JP2971870B1 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ベルトコンバータのカバー構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6338688B1 (ja) |
| JP (1) | JP2971870B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012051505A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Kubota Corp | 作業車 |
| US20140116171A1 (en) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Power transmission device and manufacturing method thereof |
Families Citing this family (37)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR0304223B1 (pt) * | 2002-04-08 | 2013-04-24 | motor. | |
| US20040118240A1 (en) * | 2002-12-20 | 2004-06-24 | Young Douglas William | Adaptive drive train cover |
| US7650959B2 (en) | 2003-04-02 | 2010-01-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Frame arrangement for off-road vehicle |
| US7287619B2 (en) | 2003-04-02 | 2007-10-30 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Air intake system for off-road vehicle |
| US7147075B2 (en) | 2003-04-02 | 2006-12-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Engine arrangement for off-road vehicle |
| US7147076B2 (en) | 2003-04-02 | 2006-12-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Drive system for off-road vehicle |
| TWI265121B (en) * | 2004-02-10 | 2006-11-01 | Honda Motor Co Ltd | Bicycle transmission case |
| JP4121975B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2008-07-23 | ジヤトコ株式会社 | ベルト式無段変速機 |
| US7350439B2 (en) * | 2004-04-27 | 2008-04-01 | General Motors Corporation | Transmission case cover with radial inflow channel |
| US7303495B2 (en) * | 2004-04-27 | 2007-12-04 | General Motors Corporation | Continuously variable transmission case cover |
| EP1619419B1 (en) * | 2004-07-19 | 2012-07-25 | Kwang Yang Motor Co., Ltd. | Transmission case cover for all terrain vehicle |
| CA2536190A1 (en) * | 2005-02-21 | 2006-08-21 | Jtekt Corporation | Roller bearing apparatus, method of producing roller bearing apparatus and cover attached to roller bearing apparatus |
| JP2007075727A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心機 |
| JP2010115969A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 作業車両 |
| US8911312B2 (en) * | 2011-10-06 | 2014-12-16 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Belt type continuously variable transmission |
| US8834307B2 (en) * | 2011-10-06 | 2014-09-16 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Belt type continuously variable transmission |
| JP5970921B2 (ja) * | 2012-04-02 | 2016-08-17 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット |
| JP6190098B2 (ja) * | 2012-06-14 | 2017-08-30 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型車両のスプロケットカバー |
| US9182031B2 (en) * | 2012-12-28 | 2015-11-10 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | V-belt type continuously variable transmission |
| JP6113094B2 (ja) * | 2014-03-07 | 2017-04-12 | 株式会社日立建機カミーノ | プレートコンパクタのベルトカバー装置 |
| US9453573B2 (en) * | 2014-06-30 | 2016-09-27 | Brp-Powertrain Gmbh & Co. Kg | Continuously variable transmission assembly for a vehicle |
| US10648554B2 (en) * | 2014-09-02 | 2020-05-12 | Polaris Industries Inc. | Continuously variable transmission |
| US9718351B2 (en) * | 2014-12-19 | 2017-08-01 | Polaris Industries Inc. | Utility vehicle |
| US10300786B2 (en) | 2014-12-19 | 2019-05-28 | Polaris Industries Inc. | Utility vehicle |
| JP6401076B2 (ja) * | 2015-02-23 | 2018-10-03 | 株式会社ショーワ | ハウジング構造および操舵装置 |
| USD771146S1 (en) * | 2015-02-26 | 2016-11-08 | Caterpillar Inc. | Belt cover |
| JP6384504B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2018-09-05 | トヨタ自動車株式会社 | 無段変速機 |
| KR20170115694A (ko) * | 2016-04-08 | 2017-10-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 타이밍벨트 커버조립체 |
| USD800781S1 (en) | 2016-08-22 | 2017-10-24 | Harley-Davidson Motor Company Group, LLC | Engine primary cover |
| USD809019S1 (en) * | 2016-12-08 | 2018-01-30 | Gary Don Armstrong | Belt guard |
| US10697532B2 (en) * | 2016-12-22 | 2020-06-30 | Polaris Industries Inc. | Housing for a transmission |
| DE102017213827A1 (de) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | Aktiebolaget Skf | Lagerträger oder Gehäuseteil und Verfahren zur Herstellung eines Lagerträgers oder eines Gehäuseteils |
| MX2020009417A (es) | 2018-03-19 | 2020-10-05 | Polaris Inc | Transmision continuamente variable. |
| CN111801518B (zh) | 2018-03-19 | 2023-10-31 | 北极星工业有限公司 | 具有摩擦离合器的电子cvt |
| JP7296518B2 (ja) * | 2020-02-21 | 2023-06-22 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
| CA3146659A1 (en) * | 2021-01-28 | 2022-07-28 | Bombardier Recreational Products Inc. | Vehicle having an air-cooled continuously variable transmission |
| US11913550B2 (en) * | 2022-04-21 | 2024-02-27 | Kawasaki Motors, Ltd. | Continuously variable transmission, utility vehicle and CVT case |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4697665A (en) * | 1985-06-18 | 1987-10-06 | Polaris Industries, Inc. | Recreational vehicle with air cooled transmission |
| JPH0820550B2 (ja) | 1987-01-20 | 1996-03-04 | 三菱重工業株式会社 | 原子炉炉心構成部材の上下駆動装置 |
| JPH03204436A (ja) | 1989-12-28 | 1991-09-06 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速機ケーシング組立体の製造方法 |
| JP2648219B2 (ja) | 1990-01-24 | 1997-08-27 | 株式会社クボタ | 作業車のミッションケース構造 |
| US5540463A (en) * | 1992-09-25 | 1996-07-30 | Parker Hannifin Corporation | Couplings for automobile air conditioning system conduits |
| JP2747803B2 (ja) * | 1995-03-02 | 1998-05-06 | 川崎重工業株式会社 | ベルト式自動変速機 |
| JP2909027B2 (ja) * | 1996-10-08 | 1999-06-23 | 川崎重工業株式会社 | 車両用ベルト式変速機の冷却構造 |
| US6105700A (en) * | 1997-07-25 | 2000-08-22 | Harley-Davidson Motor Company | Motorcycle swingarm cover |
| US6029542A (en) * | 1997-09-09 | 2000-02-29 | Steyr-Daimler-Puch Aktiengesellschaft | Power-split gear and its installation in a gear case |
| US6053072A (en) * | 1998-01-12 | 2000-04-25 | New Venture Gear, Inc. | Modular housing for vehicular power transfer devices |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10274961A patent/JP2971870B1/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-09-28 US US09/406,933 patent/US6338688B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012051505A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Kubota Corp | 作業車 |
| US20140116171A1 (en) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Power transmission device and manufacturing method thereof |
| US9377098B2 (en) * | 2012-10-26 | 2016-06-28 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Power transmission device and manufacturing method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6338688B1 (en) | 2002-01-15 |
| JP2000103246A (ja) | 2000-04-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2971870B1 (ja) | ベルトコンバータのカバー構造 | |
| JP3034535B2 (ja) | 自動二輪車のマフラー装置 | |
| US7475748B2 (en) | Rear structure of all terrain vehicle | |
| JP4266245B2 (ja) | 自動二輪車の駆動装置 | |
| US7353899B2 (en) | Snowmobile with improved air intake structure | |
| US10655574B2 (en) | Side-by-side vehicle | |
| US6837330B2 (en) | Brake mechanism for small vehicle | |
| JP4141529B2 (ja) | スクータ型車両 | |
| JPH01132480A (ja) | 滑りかじ取りローダ及び組立方法 | |
| JP3523421B2 (ja) | リヤエンジン車のリヤフレーム構造 | |
| JPH1159541A (ja) | 鞍乗り型車両のフレーム構造 | |
| JP3582497B2 (ja) | スクータ型車両の排気ガス浄化装置 | |
| JP4197198B2 (ja) | スクータ型車両のフロントフォーク部構造 | |
| JP2540094B2 (ja) | スク―タのエアクリ―ナ装置 | |
| JP2018154191A (ja) | 多目的車両 | |
| JP4070047B2 (ja) | スクータ型車両の足載せ構造 | |
| JPH11123941A (ja) | エンジンの動力伝達装置 | |
| JP4043099B2 (ja) | 自動二輪車の後輪支持構造 | |
| JPH01301488A (ja) | 不整地走行用車両のベルト式変速装置 | |
| JP3835092B2 (ja) | 雪上車のエンジン装置 | |
| JP2003306190A (ja) | 自動二輪車の変速装置組付け構造 | |
| JPS63130429A (ja) | 車両の伝動ケ−ス冷却装置 | |
| JP5020217B2 (ja) | スクータ型車両 | |
| JP4197355B2 (ja) | スクータ型車両 | |
| JP4142082B2 (ja) | スクータ型車両 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990803 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |