JP2013172134A - 半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュールの製造装置 - Google Patents

半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュールの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体素子を有する回路基板とベースとの間の位置決め精度を向上させることができ、製造工程の期間を短縮することができ、製造歩留まりを向上させることができる半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュールの製造装置を提供すること。
【解決手段】半導体モジュールの製造方法は、支持基板と支持基板によって支持される半導体素子とを有する少なくとも1つの回路基板30の電気特性を検査する検査工程と、検査工程において良品と判断された少なくとも1つの回路基板をベース20に嵌め合わせる嵌め合わせ工程とを含む。ベース及び/又は支持基板が、少なくとも1つの回路基板をベースに嵌め合わせるための構造を有する。
【選択図】図22

Description

本発明は、半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュールの製造装置に関する。
半導体素子が搭載されたセラミックス基板と、当該セラミックス基板が取り付けられた金属ベースとを備える半導体モジュールが知られている(特許文献1参照)。
特開平6−85126号公報
しかしながら、上述の半導体モジュールでは、半田等によりセラミックス基板を金属ベースに取り付ける際に、セラミックス基板が所望の位置からずれてしまうおそれがある。このため、セラミックス基板と金属ベースとの間の位置決め精度を向上させるのは容易でない。
また、半田等によりセラミックス基板を金属ベースに取り付ける場合、半田を加熱する加熱炉が必要となる。そのため、半導体モジュールの製造工程の期間が長くなると共に製造コストが増加してしまう。
さらに、半導体素子の電気特性は、通常、半導体モジュールが完成した後に測定されるので、半導体モジュールを製造してからでないと半導体素子の良否が分からない。このため、全体として半導体モジュールの製造歩留まりが低下してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、半導体素子を有する回路基板とベースとの間の位置決め精度を向上させることができ、製造工程の期間を短縮することができ、製造歩留まりを向上させることができる半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュールの製造装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の一側面に係る半導体モジュールの製造方法は、支持基板と前記支持基板によって支持される半導体素子とを有する少なくとも1つの回路基板の電気特性を検査する検査工程と、前記検査工程において良品と判断された前記少なくとも1つの回路基板をベースに嵌め合わせる嵌め合わせ工程と、を含み、前記ベース及び/又は前記支持基板が、前記少なくとも1つの回路基板を前記ベースに嵌め合わせるための構造を有する。
この半導体モジュールの製造方法では、回路基板をベースに嵌め合わせることによって、回路基板とベースとの間の位置決め精度を向上させることができる。また、回路基板をベースに嵌め合わせるだけで半導体モジュールを組み立てることができるので、半導体素子が搭載されたセラミックス基板を半田等により金属ベースに取り付ける場合に比べて、半導体モジュールの製造工程の期間を短縮することができる。さらに、不良品の回路基板を除去して、良品の回路基板を選択的にベースに嵌め合わせるので、不良品の回路基板に起因する半導体モジュールの不良を回避できる。よって、全体として半導体モジュールの製造歩留まりを向上させることができる。
一実施形態において、前記少なくとも1つの回路基板が複数の回路基板を備え、前記複数の回路基板のそれぞれが、前記支持基板と前記半導体素子とを有してもよい。
半導体素子を支持基板に搭載する際に、実装によるストレスによって不良品の半導体素子が発生する可能性がある。半導体素子を直接検査することは困難であるため、通常、支持基板に搭載した後に半導体素子を検査する。ここで、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持されていると、検査により1つでも不良品の半導体素子が見つかると、支持基板によって支持された全ての半導体素子が無駄になってしまう。一方、上記半導体モジュールでは、個々の回路基板を検査して良品の回路基板を選別し、選別された良品の回路基板を選択的にベースに嵌め合わせることができる。このため、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持される場合に比べて、半導体モジュールの製造歩留まりを向上させることができる。
また、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持される場合、不良品の半導体素子が見つかった場合に備えて、良品の半導体素子を新たに搭載するためのスペースを支持基板に設けることがある。この場合、支持基板のサイズは大きくなる。一方、上記半導体モジュールでは、そのようなスペースが必要ないので、半導体モジュールを小型化できる。
さらに、上記半導体モジュールでは、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持される場合に比べて、個々の回路基板のサイズを小さくすることができるので、回路基板が応力によって撓むことを抑制できる。
一実施形態において、前記支持基板が、絶縁基板と、前記絶縁基板の主面に設けられた電極パッドとを備え、前記電極パッドが前記半導体素子に電気的に接続されてもよい。この場合、例えばプローブを電極パッドに当てることによって半導体素子の電気特性を検査することができる。電極パッドを用いると、大電流を半導体素子に流すことができると共に、検査時に半導体素子に与えるストレスを低減することができる。
一実施形態において、前記半導体素子がワイドバンドギャップ半導体を含んでもよい。ワイドバンドギャップ半導体はシリコンに比べて高価である。そのため、ワイドバンドギャップ半導体では、シリコンに比べて半導体モジュールの製造歩留まりの向上効果が大きい。前記ワイドバンドギャップ半導体がSiC又はGaNであってもよい。
一実施形態において、半導体モジュールの製造方法は、前記検査工程の前に、前記少なくとも1つの回路基板を位置決めする位置決め工程を更に含んでもよい。この場合、より正確に回路基板の電気特性を検査することができる。
一実施形態において、前記検査工程が、前記少なくとも1つの回路基板の温度を調整する温度調整工程を含んでもよい。この場合、所望の温度における回路基板の電気特性を検査することができる。
一実施形態において、前記検査工程から前記嵌め合わせ工程まで、搬送ステージを用いて前記少なくとも1つの回路基板を搬送してもよい。この場合、検査工程から嵌め合わせ工程までを自動化することができる。
一実施形態において、前記搬送ステージが放熱材料を含んでもよい。この場合、回路基板の電気特性を検査する際に回路基板から発生する熱を外に逃がすことができる。
一実施形態において、前記ベースが、前記構造として溝又は凸部を有しており、前記搬送ステージが、前記ベースの溝又は凸部に接続可能であり、前記少なくとも1つの回路基板を嵌め合わせ可能な溝又は凸部を有してもよい。この場合、回路基板を搬送ステージの溝又は凸部に嵌め合わせて搬送することができる。また、搬送ステージの溝又は凸部をベースの溝又は凸部に接続させ、搬送ステージの溝又は凸部に沿って回路基板をスライドさせることにより、回路基板をベースに嵌め合わせることができる。このため、嵌め合わせ工程に要する時間を短縮することができるので、半導体モジュールの製造工程の期間を更に短縮することができる。
本発明の一側面に係る半導体モジュールの製造装置は、支持基板と前記支持基板によって支持される半導体素子とを有する少なくとも1つの回路基板の電気特性を検査する検査装置と、前記検査装置によって良品と判断された前記少なくとも1つの回路基板をベースに嵌め合わせる嵌め合わせ装置と、を備え、前記ベース及び/又は前記支持基板が、前記少なくとも1つの回路基板を前記ベースに嵌め合わせるための構造を有する。
この半導体モジュールの製造装置では、半導体素子を有する回路基板とベースとの間の位置決め精度を向上させることができ、製造工程の期間を短縮することができ、製造歩留まりを向上させることができる。
本発明によれば、半導体素子を有する回路基板とベースとの間の位置決め精度を向上させることができ、製造工程の期間を短縮することができ、製造歩留まりを向上させることができる半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュールの製造装置が提供され得る。
第1実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す平面図である。 図1のII−II線に沿った半導体モジュールの断面図である。 図1のIII−III線に沿った半導体モジュールの断面図である。 図1の半導体モジュールの等価回路結線図である。 図1の半導体モジュールの端子の配置を模式的に示す図である。 図1の半導体モジュールを構成する回路基板を模式的に示す平面図である。 図6の回路基板の裏面を模式的に示す平面図である。 図6のVIII−VIII線に沿った回路基板の断面図である。 第1実施形態に係る半導体モジュールの製造方法の一工程における構造体を模式的に示す平面図である。 図9のX−X線に沿った構造体の断面図である。 図9のXI−XI線に沿った構造体の断面図である。 図9のXII−XII線に沿った構造体の断面図である。 図9のXIII−XIII線に沿った構造体の断面図である。 第1実施形態に係る半導体モジュールの製造方法の一工程における構造体を模式的に示す平面図である。 図14のXV−XV線に沿った構造体の断面図である。 図14のXVI−XVI線に沿った構造体の断面図である。 第1実施形態に係る半導体モジュールの製造方法の一工程における構造体を模式的に示す平面図である。 図17のXVIII−XVIII線に沿った構造体の断面図である。 図17のXIX−XIX線に沿った構造体の断面図である。 図17のXX−XX線に沿った構造体の断面図である。 第1実施形態に係る半導体モジュールの蓋を模式的に示す平面図である。 第1実施形態に係る半導体モジュールの製造装置を模式的に示す図である。 第1実施形態に係る半導体モジュールの製造装置を模式的に示す図である。 嵌め合わせ装置の一例を模式的に示す図である。 検査装置の一例の一部を模式的に示す図である。 検査装置の一例の一部を模式的に示す図である。 検査装置の一例の一部を模式的に示す図である。 検査装置の一例の一部を模式的に示す図である。 第1実施形態に係る半導体モジュールの製造方法を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す平面図である。 図30のXXXI−XXXI線に沿った半導体モジュールの断面図である。 図30のXXXII−XXXI線に沿った半導体モジュールの断面図である。 図30の半導体モジュールの等価回路結線図である。 図30の半導体モジュールを構成する回路基板を模式的に示す平面図である。 図34の回路基板の裏面を模式的に示す平面図である。 図34のXXXVI−XXXVI線に沿った回路基板の断面図である。 第3実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す平面図である。 図37のXXXVIII−XXXVIII線に沿った半導体モジュールの断面図である。 図37のXXXIX−XXXIX線に沿った半導体モジュールの断面図である。 第3実施形態に係る半導体モジュールの製造方法の一工程における構造体を模式的に示す図である。 回路基板をベースに嵌め合わせるための構造の一例を示す図である。 第4実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。 図42の半導体モジュールを構成する回路基板を模式的に示す平面図である。 図43のXXXXIV−XXXXIV線に沿った回路基板の断面図である。 第5実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。 第6実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。 第7実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。 第8実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
<半導体モジュール>
図1は、第1実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿った半導体モジュールの断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿った半導体モジュールの断面図である。図1において蓋70は便宜上表示されていない。
図1〜3に示される半導体モジュール10は、ベース20と、複数の回路基板30(本実施形態では例えば6つ)とを備える。複数の回路基板30は、ベース20上にアレイ配置され得る。半導体モジュール10は、単一の回路基板30を備えてもよい。複数の回路基板30のそれぞれは、支持基板31と支持基板31によって支持される半導体素子32とを有する(図6〜図8参照)。
ベース20は、例えばCu、Al等の金属を含む金属ベースであり得る。ベース20は、放熱板として機能し得る。ベース20は、回路基板30をベース20に嵌め合わせるための構造として溝22を有してもよい。溝22は、ベース20の互いに対向する端部120からベース20の中央部220に向けて形成され得る。溝22は凹部であってもよい。
支持基板31は、絶縁基板33と、絶縁基板33の主面に設けられた電極パッド36a,36b,36cと、絶縁基板33の主面とは反対側の面に設けられた金属層34とを備え得る。絶縁基板33は例えばAlN、Al等のセラミックスを含む。電極パッド36a,36b,36c及び金属層34は、例えばCuを含む。金属層34上には、ベース20の溝22に嵌め合わされる凸部35が形成され得る。凸部35は、一方向に延在し得る。凸部35は、例えばCu等の金属を含む。凸部35の延在方向に垂直な断面形状は例えば矩形である。
半導体素子32は、例えば半導体チップである。半導体素子32は、ワイドバンドギャップ半導体を含む。この場合、シリコンに比べて半導体素子32の発生する熱量は大きくなるが、ベース20により放熱が適切に行われる。ワイドバンドギャップ半導体としては、例えばSiC又はGaN等の化合物半導体が挙げられる。このような場合、半導体素子32はパワー半導体素子として機能し得る。
半導体素子32は、トランジスタ32a及びダイオード32bを備え得る。トランジスタ32aとしては、例えばバイポーラトランジスタ、MOSFET、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等が挙げられる。トランジスタ32aは、半田37aを介して電極パッド36cに電気的に接続されている。ダイオード32bは、半田37bを介して電極パッド36cに電気的に接続されている。トランジスタ32aのゲートは、ワイヤ38aを介して電極パッド36aに電気的に接続されている。トランジスタ32aのソースは、ワイヤ38bを介して電極パッド36bに電気的に接続されている。ダイオード32bは、ワイヤ38cを介して電極パッド36bに電気的に接続されている。
半導体モジュール10は、ベース20に取り付けられる絶縁支持体40を備えてもよい。絶縁支持体40は、ベース20の中央部220に取り付けられる。絶縁支持体40は、回路基板30の端部130(第1の端部)を把持する把持部42を有する。絶縁支持体40は、半導体素子32と電気的に接続される端子80〜91を支持する。端子80〜91は、ベース20上の回路基板30の端部130に向けて絶縁支持体40から突出している。
半導体モジュール10は、ベース20に取り付けられる絶縁支持体50a,50bを備えてもよい。絶縁支持体50a,50bは、ベース20の互いに対向する端部120にそれぞれ取り付けられる。絶縁支持体50a,50bのそれぞれは、ベース20の端部120を把持する把持部52と、回路基板30の端部230(第2の端部)を把持する把持部54とを有する。回路基板30の端部230は、溝22の延在方向に沿って端部130と反対側に位置する。絶縁支持体50aは、半導体素子32と電気的に接続される端子92〜95を支持する。端子92〜95は、ベース20上の回路基板30の端部230に向けて絶縁支持体50aから突出している。絶縁支持体50bは、半導体素子32と電気的に接続される端子96〜102を支持する。端子96〜102は、ベース20上の回路基板30の端部230に向けて絶縁支持体50bから突出している。
半導体モジュール10は、ベース20に取り付けられる絶縁支持体60を備えてもよい。絶縁支持体60は、絶縁支持体40,50a,50bを挟むように、ベース20の互いに対向する側部320にそれぞれ取り付けられる。絶縁支持体60は、ベース20の互いに対向する側部320を把持する把持部62と、回路基板30の側部330を把持する把持部64とを有する。絶縁支持体60は、端子を支持していない。
絶縁支持体40,50a,50b,60は例えば樹脂を含む。端子80〜102は例えば金属ワイヤである。端子80〜102は、半導体素子32に直接接触(例えばスプリングコンタクト)してもよいし、ワイヤボンディング等により半導体素子32に接続されてもよい。
端子80は、第1の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子81は、第1の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子82は、第1の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体40中を通って第2の半導体素子32の電極パッド36cに接続される。端子83は、第2の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。
端子84は、第3の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子85は、第3の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子86は、第3の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体40中を通って第4の半導体素子32の電極パッド36cに接続される。端子87は、第4の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。
端子88は、第5の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子89は、第5の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子90は、第5の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体40中を通って第6の半導体素子32の電極パッド36cに接続される。端子91は、第6の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体40を貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。
端子92は、第1の半導体素子32の電極パッド36cに接続され、絶縁支持体50aを貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子93は、第1の半導体素子32の電極パッド36cに接続され、絶縁支持体50a中を通って第3の半導体素子32の電極パッド36cに接続される。端子94は、第3の半導体素子32の電極パッド36cに接続され、絶縁支持体50a中を通って第5の半導体素子32の電極パッド36cに接続される。端子95は、第5の半導体素子32の電極パッド36cに接続され、絶縁支持体50aを貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。
端子96は、第2の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体50bを貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子97は、第2の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体50bを貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子98は、第2の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体50b中を通って第4の半導体素子32の電極パッド36bに接続される。端子99は、第4の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体50bを貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子100は、第4の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体50b中を通って第6の半導体素子32の電極パッド36bに接続される。端子101は、第6の半導体素子32の電極パッド36aに接続され、絶縁支持体50bを貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。端子102は、第6の半導体素子32の電極パッド36bに接続され、絶縁支持体50bを貫通して半導体モジュール10の外部に突出する。
半導体モジュール10は、絶縁支持体40,50a,50b,60上に配置されると共にベース20に対向配置される蓋70を更に備えてもよい。蓋70には、端子80,81,83,84,85,87,88,89,91,92,95,96,97,99,101,102通る貫通孔が形成され得る。蓋70は例えば樹脂を含む。
図4は、図1の半導体モジュールの等価回路結線図である。図5は、図1の半導体モジュールの端子の配置を模式的に示す図である。図4及び図5に示されるように、半導体モジュール10は、U相、V相及びW相を有する3相インバータ用モジュールとして機能し得る。各回路基板30において、トランジスタ32aはダイオード32bと逆並列接続されている。
半導体モジュール10では、回路基板30をベース20に嵌め合わせることによって、回路基板30とベース20との間において高い位置決め精度が得られる。
半導体素子を支持基板に搭載する際に、実装(ダイシング、ダイボンディング、ワイヤボンディング等)によるストレスによって不良品の半導体素子が発生する可能性がある。半導体素子を直接検査することは困難であるため、通常、支持基板に搭載した後に半導体素子を検査する。ここで、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持されていると、検査により1つでも不良品の半導体素子が見つかると、支持基板によって支持された全ての半導体素子が無駄になってしまう。一方、半導体モジュール10では、個々の回路基板30を検査して良品の回路基板30を選別し、選別された良品の回路基板30を選択的にベース20に嵌め合わせることができる。このため、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持される場合に比べて、半導体モジュール10の製造歩留まりを向上させることができる。
また、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持される場合、不良品の半導体素子が見つかった場合に備えて、良品の半導体素子を新たに搭載するためのスペースを支持基板に設けることがある。この場合、支持基板のサイズは大きくなる。一方、半導体モジュール10では、複数の回路基板30のそれぞれが支持基板31と半導体素子32とを有している。そのため、良品の半導体素子を新たに搭載するためのスペースが必要ないので、半導体モジュール10を小型化できる。さらに、半導体モジュール10では、複数の半導体素子が単一の支持基板によって支持される場合に比べて、個々の回路基板30のサイズを小さくすることができるので、回路基板30が応力によって撓むことを抑制できる。
半導体モジュール10が、端子80〜91を支持する絶縁支持体40を備える場合、端子80〜91と絶縁支持体40とが一体化しているので、半導体モジュール10の組み立てが容易になる。
半導体モジュール10が、溝22を有するベース20を備える場合、溝22に沿って回路基板30をスライドさせてベース20に嵌め合わせることができるので、半導体モジュール10の組み立てが容易になる。
<半導体モジュールの製造方法>
図6〜図21を参照しながら、本実施形態に係る半導体モジュールの製造方法の一例として、図1〜3に示される半導体モジュール10の製造方法について説明する。半導体モジュール10は例えば以下のようにして製造される。
(回路基板の準備工程)
まず、図6〜図8に示されるように、回路基板30を準備する。回路基板30の凸部35は、例えば以下にようにして形成される。まず、絶縁基板33の主面とは反対側の面に設けられた金属層34上に金属膜を形成する。次に、フォトリソグラフィー法を用いて当該金属膜をエッチングすることによって凸部35を形成する。
回路基板30は、必要に応じて電気試験等によって検査され得る。検査により、良品の回路基板30が選別される。
(第1の絶縁支持体の取り付け工程)
次に、図9〜図13に示されるように、ベース20に絶縁支持体40を取り付ける。絶縁支持体40は、ベース20の溝22に端子80〜91が対向配置されるように取り付けられ得る。絶縁支持体40は、樹脂中に端子80〜91を圧入し、樹脂を成型することにより形成される。また、ベース20に絶縁支持体60を取り付けてもよい。ベース20の溝22は、フォトリソグラフィー法を用いてベースをエッチングすることによって形成され得る。
(回路基板の嵌め合わせ工程)
次に、図14〜図16に示されるように、回路基板30をベース20に嵌め合わせる。回路基板30の凸部35が、ベース20の溝22に嵌め合わされ得る。例えば、凸部35が溝22に嵌め合わされた状態で、回路基板30をベース20の溝22に沿ってベース20の端部120から中央部220に向かってスライドさせることによって、端子80〜91とベース20との間に、回路基板30の第1の端部130を挿入する。これにより、半導体素子32の電極パッド36a,36b,36cが端子80〜91と接触して電気的に接続され得る。
(第2の絶縁支持体の取り付け工程)
次に、図17〜図20に示されるように、ベース20に絶縁支持体50a,50bを取り付ける。絶縁支持体50a,50bは、樹脂中に端子92〜102を圧入し、樹脂を成型することにより形成される。これにより、回路基板30の端部230がベース20に固定され得る。また、半導体素子32の電極パッド36a,36b,36cが端子92〜102と接触して電気的に接続され得る。
(蓋の貼り付け工程)
次に、図21に示されるように、蓋70を絶縁支持体40,50a,50b,60に貼り付ける。蓋70によって、ベース20及び絶縁支持体40,50a,50b,60によって囲まれた空間が封止される。
なお、上記各工程の順序を入れ替えてもよいし、複数の工程を同時に行ってもよい。例えば、第1の絶縁支持体の取り付け工程の前に回路基板の嵌め合わせ工程を行ってもよい。また、第1の絶縁支持体の取り付け工程の後に回路基板の準備工程を行ってもよい。また、回路基板の嵌め合わせ工程と第2の絶縁支持体の取り付け工程とを同時に行ってもよい。
上記半導体モジュールの製造方法では、回路基板30をベース20に嵌め合わせることによって、回路基板30とベース20との間において高い位置決め精度を有する半導体モジュール10が得られる。
続いて、図22〜図28を参照しながら、本実施形態に係る半導体モジュールの製造装置の一例として、図1〜3に示される半導体モジュール10の製造装置について説明する。
図22及び図23は、本実施形態に係る半導体モジュールの製造装置を模式的に示す図である。図22及び図23には、直交座標系XYZが示されている。図22及び図23に示される半導体モジュールの製造装置500は、回路基板30の電気特性を検査する検査装置510と、検査装置510によって良品と判断された回路基板30をベース20に嵌め合わせる嵌め合わせ装置530とを備える。
半導体モジュールの製造装置500は、X軸方向に回路基板30を搬送する搬送ステージ550を備え得る。搬送ステージ550は、例えばX軸方向に延びるベルトコンベアである。搬送ステージ550上には、複数の回路基板30がX軸方向に沿って配列される。搬送ステージ550の幅方向(Y軸方向)における両端部上には、X軸方向に延びると共に互いに対向する壁570がそれぞれ設けられている。一方の壁570は回路基板30の端部130を位置決めするが、他方の壁570は回路基板30の端部230と離間されている。これにより、回路基板30の端部230が壁570と接触して欠けることが抑制される。
搬送ステージ550は放熱材料を含み得る。放熱材料としては、例えば、Al、AlN等のセラミックス、Al、Cu等の金属が挙げられる。これにより、回路基板30の電気特性を検査する際に回路基板30から発生する熱を外に逃がすことができる。例えば、搬送ステージ550全体が放熱材料からなってもよい。また、搬送ステージ550が、回路基板30を支持する支持面を有しており、当該支持面が放熱材料からなってもよい。
搬送ステージ550は、溝552を有してもよい。搬送ステージ550の溝552は、ベース20の溝22に接続可能である。例えば、搬送ステージ550の溝552は、ベース20を支持する支持台660の溝662を介してベース20の溝22に接続される。溝552、溝662及び溝22の断面形状は同一である。搬送ステージ550の溝552は、回路基板30を嵌め合わせ可能である。回路基板30の凸部35は、搬送ステージ550の溝552内をスライド可能である。
嵌め合わせ装置530は、軸部532と、軸部532の端部に接続されたパッド部534とを備える。軸部532は、駆動部538に接続され、駆動部538によりY軸方向に駆動される。パッド部534の下端には、図24に示されるように、溝552内をスライド可能な凸部536が設けられている。図24には、直交座標系XYZが示されている。パッド部534は、Y軸方向に駆動することにより、良品と判断された回路基板30を搬送ステージ550外に押し出す。搬送ステージ550の壁570には開口576が形成されており、この開口576を介してパッド部534が搬送ステージ550上に供給される。その結果、回路基板30がスライドして支持台660上に押し出される。搬送ステージ550外に押し出された回路基板30は、支持台660上を通ってベース20に嵌め合わされる。
図25〜28は、検査装置の一例の一部を模式的に示す図である。図25〜28には、直交座標系XYZが示されている。図25〜28に示されるように、検査装置510は、電極パッド36aに電気的に接続されるゲート用プローブ512と、電極パッド36bに電気的に接続されるソース用プローブ514と、電極パッド36cに電気的に接続されるドレイン用プローブ516と、ゲート用プローブ512、ソース用プローブ514及びドレイン用プローブ516に電気的に接続された電源518とを備え得る。検査対象となる回路基板30は、検査装置510の筐体511内に収容される。筐体511の蓋に形成された開口を通して、ゲート用プローブ512、ソース用プローブ514及びドレイン用プローブ516が下降し、それぞれ電極パッド36a,36b,36cに接触する。検査装置510は、センス端子として機能するソース用プローブ514a及びドレイン用プローブ516aを備えてもよい。
半導体モジュールの製造装置500は、検査装置510によって不良品と判断された回路基板30を除去する不良品除去装置600を備え得る。不良品除去装置600は、軸部602と、軸部602の端部に接続されたパッド部604とを備える。パッド部604の下端には、図24に示される凸部536と同様に、溝552内をスライド可能な凸部が設けられている。軸部602は、駆動部630に接続され、駆動部630によりY軸方向に駆動される。その結果、不良品と判断された回路基板30をパッド部604が搬送ステージ550外に除去する。搬送ステージ550の壁570には開口574が形成されており、この開口574を介してパッド部604が搬送ステージ550上に供給される。その結果、回路基板30がスライドしてステージ650上に押し出される。ステージ650は、搬送ステージ550の溝552に接続可能な溝652を有する。
検査装置510は、例えば四端子法を用いて、回路基板30の半導体素子32の電気特性(例えばトランジスタの動特性及び静特性)を検査する。検査により得られた電気特性データ及び回路基板30の位置情報は、記憶部及び演算部を備えるコンピュータ610の記憶部に保存される。コンピュータ610の演算部は、検査により得られた電気特性データと所定の閾値とを比較し、その比較結果を用いて回路基板30の良否を決定する。回路基板30が不良品であると判断された場合、不良品の回路基板30の位置情報を用いて、コンピュータ610は駆動部630に駆動命令を与える。その結果、パッド部604により、不良品の回路基板30が選択的に除去される。
半導体モジュールの製造装置500は、回路基板30を検査する際に回路基板30の温度を調整する温度調整機構590を備え得る。温度調整機構590は、例えば加熱装置又は冷却装置であり、搬送ステージ550を介して回路基板30の温度を調整する。
半導体モジュールの製造装置500は、回路基板30を検査する前に回路基板30を位置決めする位置決め装置を備え得る。位置決め装置は、例えば回路基板30の端部230に接触する壁572である。壁572は、搬送ステージ550の幅方向における端部から回路基板30の端部230に向かって突出する曲面を有する。壁572の両端は、壁570に接続されている。これにより、回路基板30がX軸方向に搬送されるに連れて、回路基板30の端部230が壁572の曲面に沿って移動する。その結果、壁570と壁572によって回路基板30が挟まれ、自動的に位置決めされる。
半導体モジュールの製造装置500は、Z軸方向に配列された複数のベース20を収納する筐体670を備え得る。筐体670内のベース20は、Z軸方向に沿って移動される。全ての回路基板30がベース20に嵌め合わされた後、ベース20はZ軸方向に持ち上げられ、回路基板30が嵌め合わされていない新たなベース20が搬送ステージ550の高さに持ち上げられる。これにより、ベース20の回路基板30への嵌め合わせが連続的に実施され得る。
続いて、図29を参照しながら、本実施形態に係る半導体モジュールの製造方法の一例として、図1〜3に示される半導体モジュール10の製造方法について説明する。図29は、本実施形態に係る半導体モジュールの製造方法を示すフローチャートである。半導体モジュール10は、例えば図22及び図23に示される半導体モジュールの製造装置500を用いて以下のようにして製造される。
(回路基板の準備工程)
まず、図6〜図8及び図29に示されるように、回路基板30を準備する(工程S1)。
(回路基板の位置決め工程)
次に、図29に示されるように、必要に応じて回路基板30を位置決めする(工程S2)。例えば、図22に示されるように、搬送ステージ550上に設けられた壁570と壁572の間に回路基板30を挟むことによって回路基板30を位置決めする。
(回路基板の検査工程)
次に、図29に示されるように、回路基板30の電気特性を検査する(工程S3)。例えば、図23に示されるように、検査装置510を用いて回路基板30の電気特性を検査する。
(回路基板の温度調整工程)
検査工程では、図29に示されるように、必要に応じて回路基板30の温度を調整する(工程S3a)。例えば、図23に示されるように、温度調整機構590を用いて搬送ステージ550を介して回路基板30の温度を調整する。
(不良品除去工程)
次に、図29に示されるように、必要に応じて不良品の回路基板30を除去する(工程S4)。例えば、図22に示されるように、不良品除去装置600を用いて、検査工程S3において不良品と判断された回路基板30を除去する。
(嵌め合わせ工程)
次に、図29に示されるように、検査工程S3において良品と判断された回路基板30をベース20に嵌め合わせる(工程S5)。例えば、図22に示されるように、嵌め合わせ装置530を用いて回路基板30をベース20に嵌め合わせる。ベース20には、図9〜図13に示されるように、絶縁支持体40が取り付けられてもよい。
(第2の絶縁支持体及び蓋の取り付け工程)
次に、図17〜図21に示されるように、必要に応じて、ベース20に絶縁支持体50a,50bを取り付け、蓋70を絶縁支持体40,50a,50b,60に貼り付けてもよい。
なお、必要に応じて上記各工程の順序を入れ替えてもよいし、複数の工程を同時に行ってもよい。また、不良品の回路基板30を除去する代わりに良品の回路基板30を取り出してもよい。
上記半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュールの製造装置500では、回路基板30をベース20に嵌め合わせることによって、回路基板30とベース20との間の位置決め精度を向上させることができる。また、回路基板30をベース20に嵌め合わせるだけで半導体モジュール10を組み立てることができるので、半導体素子が搭載されたセラミックス基板を半田等により金属ベースに取り付ける場合に比べて、半導体モジュール10の製造工程の期間を短縮することができる。また、半田を加熱する加熱炉も不要となる。さらに、不良品の回路基板30を除去して、良品の回路基板30を選択的にベース20に嵌め合わせるので、不良品の回路基板30に起因する半導体モジュール10の不良を回避できる。よって、全体として半導体モジュール10の製造歩留まりを向上させることができる。
支持基板31は、絶縁基板33と、絶縁基板33の主面に設けられた電極パッド36a,36b,36cとを備え、電極パッド36a,36b,36cが半導体素子32に電気的に接続されてもよい。この場合、例えばゲート用プローブ512、ソース用プローブ514及びドレイン用プローブ516を電極パッド36a,36b,36cにそれぞれ当てることによって半導体素子32の電気特性を検査することができる。電極パッド36a,36b,36cを用いると、大電流を半導体素子32に流すことができると共に、検査時に半導体素子32に与えるストレスを低減することができる。例えば、回路基板30に高電圧(例えば500〜1000V)を印加して、回路基板30の静特性だけでなく動特性を検査することができる。
半導体素子32は、例えばSiC又はGaN等のワイドバンドギャップ半導体を含んでもよい。ワイドバンドギャップ半導体はシリコンに比べて高価である。そのため、ワイドバンドギャップ半導体では、シリコンに比べて半導体モジュール10の製造歩留まりの向上効果が大きい。
上記半導体モジュールの製造方法が位置決め工程S2を含む場合、より正確に回路基板30の電気特性を検査することができる。
検査工程S3が温度調整工程S3aを含む場合、所望の温度における回路基板30の電気特性を検査することができる。
検査工程S3から嵌め合わせ工程S5まで、搬送ステージ550を用いて回路基板30を搬送すると、検査工程S3から嵌め合わせ工程S5までを自動化することができる。
搬送ステージ550が放熱材料を含む場合、回路基板30の電気特性を検査する際に回路基板30から発生する熱を外に逃がすことができる。
搬送ステージ550の溝552が、ベース20の溝22に接続可能であり、回路基板30を嵌め合わせ可能である場合、回路基板30を搬送ステージ550の溝552に嵌め合わせて搬送することができる。また、搬送ステージ550の溝552をベース20の溝22に接続させ、搬送ステージ550の溝552に沿って回路基板30をスライドさせることにより、回路基板30をベース20に嵌め合わせることができる。このため、嵌め合わせ工程S5に要する時間を短縮することができるので、半導体モジュール10の製造工程の期間を更に短縮することができる。溝22及び溝552は、凸部に置換され得る。
(第2実施形態)
図30は、第2実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す平面図である。図31は、図30のXXXI−XXXI線に沿った半導体モジュールの断面図である。図32は、図30のXXXII−XXXI線に沿った半導体モジュールの断面図である。図30において蓋70は便宜上表示されていない。
図30〜31に示される半導体モジュール10aは、回路基板30に代えて回路基板30aを備えること以外は半導体モジュール10と同じ構成を備える。回路基板30aは、支持基板131と支持基板131によって支持される半導体素子132とを有する(図34〜図36参照)。
支持基板131は、絶縁基板33と、絶縁基板33の主面に設けられた電極パッド136a,136b,136c,136dと、絶縁基板33の主面とは反対側の面に設けられた金属層34とを備え得る。
半導体素子132は、トランジスタ132a、ダイオード132b及びダイオード132cを備え得る。トランジスタ132aは、半田137aを介して電極パッド136cに電気的に接続されている。ダイオード132bは、半田137bを介して電極パッド136cに電気的に接続されている。トランジスタ132aのゲートは、ワイヤ138aを介して電極パッド136aに電気的に接続されている。ダイオード132cは、半田137cを介して電極パッド136dに電気的に接続されている。トランジスタ132aのソースは、ワイヤ138bを介して電極パッド136bに電気的に接続されている。ダイオード132bは、ワイヤ138cを介して電極パッド136dに電気的に接続されている。ダイオード132cは、ワイヤ138dを介して電極パッド136bに電気的に接続されている。
図33は、図30の半導体モジュールの等価回路結線図である。半導体モジュール10aの端子の配置は、図5に示される半導体モジュール10の端子の配置と同じである。図5及び図33に示されるように、半導体モジュール10aは、U相、V相及びW相を有する3相インバータ用モジュールとして機能し得る。各回路基板30において、トランジスタ132aはMOSFETであり、ダイオード132bはトランジスタ132aに直列接続され、ダイオード132cはトランジスタ132a及びダイオード132bの両端に逆並列接続される。ダイオード132bはMOSFET中の寄生ダイオードの動作を抑制し得る。
半導体モジュール10aでは、半導体モジュール10と同様の作用効果が得られる。また、半導体モジュール10aは、半導体モジュール10の製造方法と同様の方法によって製造され得る。
(第3実施形態)
図37は、第3実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す平面図である。図38は、図37のXXXVIII−XXXVIII線に沿った半導体モジュールの断面図である。図39は、図37のXXXIX−XXXIX線に沿った半導体モジュールの断面図である。図37において蓋70は便宜上表示されていない。
図37〜39に示される半導体モジュール10bは、絶縁支持体50a,50bに代えて絶縁支持体150a,150bを備え、ベース20に代えてベース20aを備え、固定部材としてのねじ200を更に備えること以外は半導体モジュール10と同じ構成を備える。
ベース20aは、ねじ孔24を更に備えること以外はベース20と同じ構成を備える。絶縁支持体150a,150bは、把持部52を備えておらず、ねじ200が貫通していること以外は絶縁支持体50a,50bと同じ構成を備える。
ねじ200は、回路基板30をベース20aに固定する。ねじ200は、絶縁支持体150a,150bを介して、回路基板30の端部230をベース20aに固定する。ねじ200は、ベース20のコーナーにおいて、絶縁支持体150a,150bを通ってベース20aのねじ孔24に取り付けられている。
半導体モジュール10bでは、半導体モジュール10と同様の作用効果が得られる。また、半導体モジュール10bは、半導体モジュール10の製造方法と同様の方法によって製造され得る。本実施形態では、回路基板の嵌め合わせ工程と第2の絶縁支持体の取り付け工程とが同時に行われる。
まず、凸部35が溝22に嵌め合わされた状態で、回路基板30をベース20の溝22に沿ってベース20の端部120から中央部220に向かってスライドさせることによって、端子80〜91とベース20との間に、回路基板30の第1の端部130を挿入する。その後、図32に示されるように、絶縁支持体150a,150bを圧力Pによってベース20aに押圧し、ねじ200をねじ孔24に取り付けることによって、回路基板30の端部230をベース20aに固定する。これにより、端子80〜91を半導体素子32と電気的に接続すると共に、回路基板30をベース20aの溝22に嵌め合わせる。
半導体モジュール10bの製造方法では、回路基板30の端部130を端子80〜91とベース20aとの間に挿入する際に、図32に示されるように、端子80〜91が端部130を押圧することによって回路基板30の端部230が浮き上がってしまっても、ねじ200によって回路基板30をベース20aの溝22に嵌め合わせることができる。
溝22は、図41に示されるように、溝22の延在方向に沿って深くなってもよい。溝22は、溝22の全体又は一部において、溝22の延在方向に沿って徐々に深くなってもよいし、溝22の延在方向に沿って階段状に深くなってもよい。溝22は、端子80〜91に向かって深くなっている。この場合、端子80〜91と溝22の底との間のスペースを広く維持することができるので、回路基板30の端部130を斜めに挿入することができる。その結果、半導体モジュール10bの組み立てが容易になる。また、ねじ200によってベース20aに回路基板30の端部230を固定する際に、てこの原理によって端子80〜91と半導体素子32との間の電気的接続がより確実に得られる。
なお、固定部材として、ねじ200に代えて例えば接着剤を用いてもよい。
(第4実施形態)
図42は、第4実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。図42に示される半導体モジュール10cは、回路基板をベースに嵌め合わせるための構造が異なること以外は半導体モジュール10と同じ構成を備える。半導体モジュール10cは、回路基板30b及びベース20bを備える。
回路基板30bは、凹部35a及び凸部35を備えること以外は回路基板30と同じ構成を備える(図43〜図44参照)。凹部35a及び凸部35は、回路基板30bの主面の中心(例えば重心)を通ると共に主面に垂直な軸線Aの両側に配置されている。回路基板30bをベース20bに嵌め合わせるための構造は、軸線Aに対して非対称に形成されている。凹部35aは金属層34をエッチングすることにより形成され得る。ベース20bは、凸部35に嵌め合わされる溝22に加えて、凹部35aに嵌め合わされる凸部22aを有する。凸部22aは、ベースをエッチングすることにより形成され得る。
半導体モジュール10cでは、半導体モジュール10と同様の作用効果が得られる。また、半導体モジュール10cは、半導体モジュール10の製造方法と同様の方法によって製造され得る。さらに、半導体モジュール10cでは、ベース20bに対する回路基板30bの向きが1つに決まるので、間違った向きで回路基板30bをベース20bに嵌め合わせることを抑制できる。その結果、半導体モジュール10cの組み立てが容易になる。
(第5実施形態)
図45は、第5実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。図45に示される半導体モジュール10dは、回路基板をベースに嵌め合わせるための構造が異なること以外は半導体モジュール10と同じ構成を備える。半導体モジュール10dは、回路基板30c及びベース20cを備える。回路基板30cは、金属層34に形成された凹部35aを備える。ベース20cは、凹部35aに対応する凸部22aを備える。
半導体モジュール10dでは、半導体モジュール10と同様の作用効果が得られる。また、半導体モジュール10dは、半導体モジュール10の製造方法と同様の方法によって製造され得る。
(第6実施形態)
図46は、第6実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。図46に示される半導体モジュール10eは、回路基板をベースに嵌め合わせるための構造が異なること以外は半導体モジュール10と同じ構成を備える。半導体モジュール10eは、回路基板30d及びベース20dを備える。回路基板30dは、凸部35及び凹部35aを備えていない。ベース20dは、回路基板30d全体に対応する溝22を備える。
半導体モジュール10eでは、半導体モジュール10と同様の作用効果が得られる。また、半導体モジュール10eは、半導体モジュール10の製造方法と同様の方法によって製造され得る。
(第7実施形態)
図47は、第7実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。図47に示される半導体モジュール10fは、回路基板をベースに嵌め合わせるための構造が異なること以外は半導体モジュール10と同じ構成を備える。半導体モジュール10fは、回路基板30e及びベース20eを備える。回路基板30eでは、凸部35の延在方向に垂直な断面形状が三角形になっている。このため、ベース20eでは、溝22の延在方向に垂直な断面形状も三角形になっている。
半導体モジュール10fでは、半導体モジュール10と同様の作用効果が得られる。また、半導体モジュール10fは、半導体モジュール10の製造方法と同様の方法によって製造され得る。
(第8実施形態)
図48は、第8実施形態に係る半導体モジュールを模式的に示す断面図である。図48に示される半導体モジュール10gは、回路基板をベースに嵌め合わせるための構造が異なること以外は半導体モジュール10と同じ構成を備える。半導体モジュール10gは、回路基板30f及びベース20fを備える。回路基板30fでは、凸部35の延在方向に垂直な断面形状が半円になっている。このため、ベース20fでは、溝22の延在方向に垂直な断面形状も半円になっている。
半導体モジュール10gでは、半導体モジュール10と同様の作用効果が得られる。また、半導体モジュール10gは、半導体モジュール10の製造方法と同様の方法によって製造され得る。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されない。第1〜第8実施形態に係る半導体モジュールの各構成は、互いに組み合わされてもよい。ベースが凹部を有し、支持基板が凹部に対応する凸部を有してもよい。ベースが凸部を有し、支持基板が凸部に対応する凹部を有してもよい。ベースが凹部を有し、支持基板が凹部にそのまま嵌め合わされてもよい。回路基板をベースに嵌め合わせるための構造は、任意の形状を有する凹部、溝、凸部、レール等であってもよい。
また、第2〜第8実施形態に係る半導体モジュールについても、半導体モジュールの製造装置500と同様の装置を用いて製造可能である。
10,10a、10b、10c,10d,10e,10f,10g…半導体モジュール、20,20a、20b,20c,20d,20e,20f…ベース、22…溝(回路基板をベースに嵌め合わせるための構造)、30,30a、30b,30c,30d,30e,30f…回路基板、31,131…支持基板、32,132…半導体素子、33…絶縁基板、36a,36b,36c,136a,136b,136c,136d…電極パッド、40…絶縁支持体、80〜91…端子、130…回路基板の第1の端部、200…ねじ(固定部材)、230…回路基板の第2の端部、500…半導体モジュールの製造装置、510…検査装置、530…嵌め合わせ装置、550…搬送ステージ、552…搬送ステージの溝、A…軸線。

Claims (11)

  1. 支持基板と前記支持基板によって支持される半導体素子とを有する少なくとも1つの回路基板の電気特性を検査する検査工程と、
    前記検査工程において良品と判断された前記少なくとも1つの回路基板をベースに嵌め合わせる嵌め合わせ工程と、
    を含み、
    前記ベース及び/又は前記支持基板が、前記少なくとも1つの回路基板を前記ベースに嵌め合わせるための構造を有する、半導体モジュールの製造方法。
  2. 前記少なくとも1つの回路基板が複数の回路基板を備え、
    前記複数の回路基板のそれぞれが、前記支持基板と前記半導体素子とを有する、請求項1に記載の半導体モジュールの製造方法。
  3. 前記支持基板が、絶縁基板と、前記絶縁基板の主面に設けられた電極パッドとを備え、
    前記電極パッドが前記半導体素子に電気的に接続されている、請求項1又は2に記載の半導体モジュールの製造方法。
  4. 前記半導体素子がワイドバンドギャップ半導体を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体モジュールの製造方法。
  5. 前記ワイドバンドギャップ半導体がSiC又はGaNである、請求項4に記載の半導体モジュールの製造方法。
  6. 前記検査工程の前に、前記少なくとも1つの回路基板を位置決めする位置決め工程を更に含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体モジュールの製造方法。
  7. 前記検査工程が、前記少なくとも1つの回路基板の温度を調整する温度調整工程を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体モジュールの製造方法。
  8. 前記検査工程から前記嵌め合わせ工程まで、搬送ステージを用いて前記少なくとも1つの回路基板を搬送する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体モジュールの製造方法。
  9. 前記搬送ステージが放熱材料を含む、請求項8に記載の半導体モジュールの製造方法。
  10. 前記ベースが、前記構造として溝又は凸部を有しており、
    前記搬送ステージが、前記ベースの溝又は凸部に接続可能であり、前記少なくとも1つの回路基板を嵌め合わせ可能な溝又は凸部を有する、請求項8又は9に記載の半導体モジュールの製造方法。
  11. 支持基板と前記支持基板によって支持される半導体素子とを有する少なくとも1つの回路基板の電気特性を検査する検査装置と、
    前記検査装置によって良品と判断された前記少なくとも1つの回路基板をベースに嵌め合わせる嵌め合わせ装置と、
    を備え、
    前記ベース及び/又は前記支持基板が、前記少なくとも1つの回路基板を前記ベースに嵌め合わせるための構造を有する、半導体モジュールの製造装置。
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