JP2013167875A - 光コネクタ用清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が変わったとしても常に一定の清掃結果が得られる光コネクタ用清掃具を提供する。
【解決手段】清掃用紐18が巻付けられた清掃紐供給用リール15と、清掃用紐18を巻取る巻取用リール16とを有する。供給用リール15から巻取用リール16に延びる清掃用紐18が露出するコネクタ接続部6を有する。筐体2と、筐体2から突出する操作部37を有しかつ筐体2に揺動自在に支持された操作用レバー35とを有する。操作用レバー35が揺動することにより巻取用リール16を巻取方向に一定角度だけ回転させる巻取機構を有する。コネクタ接続部6に露出する清掃用紐18に光コネクタ5の結合端面9が押し付けられる状態で光コネクタ5を筐体2に保持する保持部材36を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光コネクタの結合端面を清掃用布部材で清掃する光コネクタ用清掃具に関するものである。
従来のこの種の光コネクタ用清掃具としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に開示された光コネクタ用清掃具は、使用者が手で把持できる大きさの筐体と、この筐体に収納された清掃用テープと、このテープを送る送り機構とを備えている。
前記筐体には、清掃用テープが露出する開口部が形成されている。清掃用テープは、供給用リールから前記開口部を通って巻取用リールに巻き取られるように構成されている。前記送り機構は、筐体に設けられたレバーを押すことによって巻取用リールを回転させる構造のものである。
この従来の光コネクタ用清掃具を用いて光コネクタの結合端面を清掃するためには、使用者が筐体を一方の手で把持し、他方の手で光コネクタを把持し、この光コネクタを前記開口部に露出している清掃用テープに擦り付けることによって行う。清掃用テープが汚れたときは、使用者が前記レバーを押圧し、未使用の清掃用テープを開口部に露出させる。
特開2003−290722号公報
特許文献1に開示されている従来の光コネクタ用清掃具は、使用者が変わると清掃結果も変わってしまうという問題があった。この理由は、光コネクタを清掃用テープに押し付けるときの力の大きさが使用者毎に異なるし、光コネクタを清掃用テープに沿って移動させるときの速度や長さなどを一定にすることが難しいからである。
また、特許文献1に示す光コネクタ用清掃具は、光コネクタを清掃用テープに擦り付ける動作と、未使用の清掃用テープが開口部に露出するように前記レバーを押圧する動作とが必要になるから、清掃作業が煩雑になるものであった。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、使用者が変わったとしても常に一定の清掃結果が得られる光コネクタ用清掃具を提供することを第1の目的とする。また、本発明は、清掃時に使用者が一度の動作で光コネクタの清掃が完了する光コネクタ用清掃具を提供することを第2の目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る光コネクタ用清掃具は、清掃用布部材の一端側が巻き付けられて収納された供給用リールと、前記清掃用布部材の他端側を巻取る巻取用リールと、前記供給用リールから前記巻取用リールに延びる前記清掃用布部材が露出するコネクタ接続部を有しかつ前記供給用リールおよび巻取用リールを回転自在に支持する筐体と、前記筐体から突出する操作部を有しかつ前記筐体に揺動自在に支持された操作用レバーと、前記操作用レバーと前記巻取用リールとの間に設けられ、前記操作用レバーが揺動することにより前記巻取用リールを巻取方向に一定角度だけ回転させる巻取機構と、前記コネクタ接続部に露出する前記清掃用布部材に光コネクタの結合端面が押し付けられる状態で前記光コネクタを前記筐体に保持する保持部材とを備えているものである。
本発明は、上記発明において、前記操作用レバーと前記保持部材との間には、前記操作用レバーに加えられた操作力を前記保持部材に伝達し、前記巻取機構による駆動によって前記巻取用リールが回転を開始する時期に対して予め定めた時期に前記保持部材を前記光コネクタに押し付ける押圧機構が設けられていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記操作用レバーは、前記筐体に対して揺動することによって前記操作部が前記コネクタ接続部に対して接離するように形成され、前記保持部材は、前記操作用レバーの操作部と前記コネクタ接続部との間に位置する押圧用アームを備えているとともに、前記コネクタ接続部に装填された前記光コネクタに対して前記押圧用アームが接離するように前記操作用レバーに対して揺動するものであり、前記押圧機構は、前記操作用レバーに対して前記押圧用アームをコネクタ接続部側へ付勢するばねと、前記操作用レバーと押圧用アームとの間隔が狭くなることを許容しかつ前記間隔が予め定めた間隔より拡がることを規制するストッパーを備えていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記筐体における前記供給用リールおよび前記巻取用リールを支持する部分は、これらのリールを収納するとともに筐体の他の部分に対して着脱できるように形成された一つのカートリッジによって構成されていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記カートリッジは、前記光コネクタが着脱自在に嵌合するガイド部材と、前記ガイド部材に嵌合した光コネクタとは前記清掃用布部材を挟んで反対側に位置する受圧部材とを備え、前記ガイド部材は、前記光コネクタが前記保持部材によって押される方向に嵌合するように形成され、前記受圧部材は、ばねのばね力によって前記清掃用布部材を介して前記光コネクタを押すものであることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記巻取用リールにおける清掃用布を巻取る軸部は、軸線方向の一端から他端に向かうにしたがって次第に径が小さくなるように形成されていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記光コネクタは、光ファイバの長手方向と交差する方向の一側面に前記結合端面が形成されたものであって、前記長手方向が前記巻取用リールの軸線方向と略平行になるように前記コネクタ接続部に装填されるものであることを特徴とする。
本発明に係る光コネクタ用清掃具によって光コネクタの結合端面を清掃するためには、光コネクタを保持部材によって予め筐体のコネクタ接続部に保持させた状態で操作用レバーを筐体に対して揺動させることによって行う。このように操作用レバーが操作されると、巻取機構による駆動によって巻取用リールが巻取方向に一定角度だけ回転し、清掃用布部材が光コネクタの結合端面に擦り付けられながら移動する。前記結合端面は、清掃用布部材が擦り付けられることによって清掃される。
このため、光コネクタの結合端面を清掃用布部材に押し付ける押圧力は、保持部材が光コネクタを保持することによって加えられるから、使用者の操作力の大きさに影響を受けることがなく、使用者が変わっても一定になる。また、清掃用布部材の移動する長さは操作用レバーの操作量と対応する長さになるから、清掃時に操作用レバーの可動範囲の一端から他端まで移動させることによって、過不足がないように適正な長さとすることができる。
したがって、本発明によれば、使用者が変わったとしても常に一定の清掃結果が得られる光コネクタ用清掃具を提供することができる。
また、操作用レバーと保持部材との間に前記押圧機構が設けられた発明に係る光コネクタ用清掃具においては、操作用レバーを操作することによって保持部材が光コネクタをコネクタ接続部に保持するようになる。このため、この発明においては、光コネクタの保持と、清掃用布部材の移動とを、操作用レバーを操作することによって一度に行うことができる。
したがって、この発明によれば、清掃時に使用者が一度の動作で光コネクタの清掃が完了する光コネクタ用清掃具を提供することができる。
光コネクタ用清掃具の側面図である。 光コネクタ用清掃具の平面図である。 光コネクタ用清掃具の正面図である。 光コネクタ用清掃具の斜視図である。 光コネクタ用清掃具のカバーを外した状態を示す側面図である。 光コネクタ用清掃具の断面図で、同図は図3におけるVI−VI線断面図である。 カートリッジの側面図である。 カートリッジの平面図である。 図7におけるIX−IX線断面図である。 清掃紐供給用リールの斜視図である。 巻取用リールの斜視図である。 筐体の分解斜視図である。 操作用レバーと押圧部材の分解斜視図である。 カートリッジの分解斜視図である。 光コネクタを示す図で、同図(A)は斜視図、同図(B)は断面図である。(B)図中には、光コネクタと対向するように光モジュールも描いてある。 コネクタ接続部を拡大して示す断面図で、同図は、光コネクタを装填した状態で描いてある。 光コネクタ用保持具の一部を拡大して示す側面図で、同図は保持部材によって光コネクタを保持した状態を示している。 光コネクタ用保持具の一部を拡大して示す側面図で、同図は清掃終了後の状態を示している。 光コネクタの他の例を示す斜視図である。
以下、本発明に係る光コネクタ用清掃具の一実施の形態を図1〜図19によって詳細に説明する。
図1〜図4に示す光コネクタ用清掃具1は、使用者(図示せず)が手で把持可能な大きさに形成された筐体2に後述する各部材を組付けることによって形成されている。
前記筐体2は、図12に示すように、一側部が開口する箱状に形成されたボディ3と、このボディ3の開口部を塞ぐカバー4とを備えている。このカバー4は、前記ボディ3に着脱可能に取付けられている。
この筐体2には、光コネクタ5(図15参照)を装填するためのコネクタ接続部6と、シャッター7とが設けられている。前記シャッター7は、前記コネクタ接続部6が露出する使用位置(図1、図2および図4参照)と、コネクタ接続部6が覆われる収納位置との間で移動できるように、前記ボディ3とカバー4とに支持されている。
この実施の形態による光コネクタ用清掃具1が清浄の対象とする光コネクタ5は、PRIZM(登録商標)Light Turn(登録商標)Connectorと呼称される高密度実装可能なもので、高速の光信号を伝送するためのインタフェースとして開発されたものである。この光コネクタ5は、透明なプラスチック材料によって形成されており、図15に示すように、長手方向の一端側に光ファイバ8が接続されている。この光コネクタ5における前記光ファイバ8の長手方向と交差する方向の一側面5aには、結合端面9が形成されている。
この光コネクタ5の内部には、図15(B)に示すように、反射用レンズ5bが設けられている。この反射用レンズ5bは、光ビーム8aの進行方向を変えて、光ビーム8aが光ファイバ8と端面9とを通過するように設けられている。
この光コネクタ5は、プリント基板に平面実装された受発光素子と光ファイバ間の光結合を実現するものであり、発光素子から基板に対して上向きに送信した通信光が端面9から光コネクタ5内部に入射し、水平方向に配線された光ファイバ8に導かれる。
一方、光ファイバ8からの通信光は光コネクタ5の端面9から下向きに出射し、プリント基板に実装された受光素子で受信する。発光素子、および、受光素子と端面9は近接するが、空隙が存在する。この端面9が汚れていると通信光がさえぎられて通信に影響が生じる。
前記結合端面9は、前記側面5aを横切る浅い凹溝5cの底面として形成されている。すなわち、この光コネクタ5は、次の二つの理由から結合端面9の清掃を行い難いものである。第1の理由は、結合端面9がプラスチック材料によって形成されているために、ガラス材料に較べると相対的に柔らかいことである。このため、コネクタへの布の押圧のばらつきが端面への傷の付与につながってしまう。
第2の理由は、結合端面9が側面5aより凹んだ位置に形成されていることである。このため、従来のような変形の少ない布では凹溝の全面を清掃することができない。したがって、このような結合端面9は、従来の一般的な光コネクタ用クリーナでは清掃をすることができない。
この結合端面9を清掃するためには、IPAなどの溶剤を用いることが考えられる。しかし、この光コネクタ5は、電子実装を行うクリーンルームで使用されることが多いものであるから、この清掃方法は実施することはできない。この理由は、密閉されたクリーンルームでは揮発性溶剤を使用することができないからである。この実施の形態による光コネクタ用清掃具1は、このような従来の清掃具では清掃できない光コネクタ5を清掃できるものである。
図15に示す光コネクタ5は、いわゆる心線タイプのもので、カバー5Aが取付けられている。このカバー5Aは、光コネクタ5をプリント配線板(図示せず)上の光モジュール10{図15(B)参照}に固定するためのもので、光モジュール10の両側部に設けられている突起10aに係合する一対のアーム5Bを備えている。また、前記カバー5Aにおけるアーム5Bが形成されていない2側部には、突起5Cがそれぞれ設けられている。
これらの一対の突起5Cは、後述するカートリッジ11(図5参照)の光コネクタ用ガイド部材12に光コネクタ5を位置決めするためのものである。光コネクタ用ガイド部材12には、詳細は後述するが、光コネクタ5が嵌合する凹溝31(図8参照)が形成されている。前記一対の突起5Cは、前記凹溝31の側壁に形成された凹部31aに嵌合するように形成されている。凹部31aは、図8に示すように、凹溝31の側壁の長手方向の中央部を部分的に凹ませた形状に形成されている。
光コネクタ5としては、図19に示すような、いわゆるケーブルタイプのものを用いることができる。このケーブルタイプの光コネクタ5は、光ファイバ8の長手方向とは直交する方向に延びるフランジ状の二つのブーツ5D,5Eを備えている。これらのブーツ5D,5Eは、光コネクタ5の先端側から見て、角が丸められた四角形状に形成されている。
後述する光コネクタガイド部材12は、図8に示すように、このケーブルタイプの光コネクタ5を位置決めするために、前記ブーツ5Dが嵌合するケーブルガイド12A,12B(図8参照)を備えている。ケーブルガイド12Aは、光コネクタガイド部材12の一端部に後述するカートリッジ本体13より側方に突出するように形成されている。ケーブルガイド12Bは、光コネクタガイド部材12の他端部に後述するカートリッジカバー14より側方に突出するように形成されている。
これらのケーブルガイド12A,12Bは、ブーツ5Dを嵌合可能な溝12Cが形成されるように互いに対向する一対の断面L字状のガイド片12D,12Dを備えている。ケーブルタイプの光コネクタ5を光コネクタガイド部材12に取付けるにあたっては、ブーツ5Dを光コネクタガイド部材12の上方(図8においては紙面と直交する方向であって、図8の紙面より手前側)からケーブルガイド12A,12Bのいずれか一方に嵌合させ、光コネクタ5を光コネクタガイド部材12の凹溝31に嵌合させて行う。すなわち、この実施の形態による光コネクタガイド部材12は、光コネクタ5の先端が図8中の矢印Aで示す一側方を指向する場合と、光コネクタ5の先端が図8中の矢印Bで示す他側方を指向する場合とのいずれの場合であっても、ケーブルタイプの光コネクタ5を装着することが可能なものである。
前記図15および図19に示す光コネクタ5の前記側面5aには、二つのガイドピン5dが形成されている。これらのガイドピン5dは、それぞれ前記光モジュール10の一対の孔10bに嵌合するように形成されている。前記結合端面9は、これらの二つのガイドピン5dに挟まれる位置に形成されている。前記一対の孔10bどうしの間には、この光モジュール10の受発光素子10cが設けられている。
前記コネクタ接続部6は、後述するカートリッジ11(図5参照)の光コネクタ用ガイド部材12によって構成されている。
前記カートリッジ11は、図15に示すように、箱状に形成されたカートリッジ本体13およびカートリッジカバー14と、これらの部材の中に収容された清掃紐供給用リール15および巻取用リール16と、前記光コネクタ用ガイド部材12と、後述する受圧部材17とを備えている。
このカートリッジ11は、前記光コネクタ用ガイド部材12が前記ボディ3の外に露出する状態で前記ボディ3に着脱自在に支持されている。前記カートリッジカバー14における清掃紐供給用リール15と対向する位置には、図15に示すように、後述する清掃用紐18(図6参照)の残量をカートリッジ11の外から見るための長穴14aが形成されている。なお、筐体2のカバー4には、前記長穴14aと対向する位置に長穴4a(図1、図4、図12参照)が形成されている。すなわち、清掃紐18の残量は、筐体2の外から視認することができる。
前記清掃紐供給用リール15は、一対の円板15a,15bと軸15cとによって構成されている。前記軸15cは、カートリッジ11をボディ3内に挿入するときにボディ3の支軸3a(図12参照)に接続される。支軸3aは、軸15cの中に挿入される。清掃紐供給用リール15は、カートリッジ11がボディ3内に挿入されている状態で前記支軸3aに回転自在に支持される。
この清掃紐供給用リール15には、未使用の清掃用紐18が巻付けられて収納されている。清掃用紐18は、超極細の繊維によって形成されている。この実施の形態においては、この清掃用紐18が本発明でいう「清掃用布部材」に相当する。そして、「清掃用布部材」は、本実施の形態の清掃用紐18に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、「清掃用布部材」は、超極細の繊維からなる織布或いは不織布をテープ状に形成したりテープ状に加工したりして構成することができる。また、「清掃用布部材」は、前記清掃用紐18を束ねたり編んだりして構成することができる。
前記円板15a,15bのうち前記カートリッジカバー14と対向する円板15aは、清掃用紐18の残量を視認できるように、透明な材料によって形成されている。なお、この清掃紐供給用リール15は、全ての構成部材を透明な材料によって形成することもできる。また、前記円板15bにおけるカートリッジ本体13と対向する外周部分には、図10に示すように、前記筐体2のボディ3に接触する凹凸部19が環状に形成されている。この凹凸部19は、清掃紐供給用リール15が逆回転することを防ぐためのもので、前記カートリッジ本体13の突起(図示せず)が係合するように構成されている。
前記巻取用リール16は、前記清掃用紐18を巻取るためのものである。この巻取用リール16は、図9、図11および図14に示すように、清掃用紐18を巻取るための軸部21と、この軸部21の軸線方向の一端側に設けられた円板部22とによって構成されている。前記軸部21は、軸線方向の一端側から他端側に向かうにしたがって次第に径が小さくなる円筒状に形成されている。
清掃用紐18は、カートリッジ本体13およびカートリッジカバー14に形成された紐用通路23(図6参照)を通され、図9中に二点鎖線で示すように、前記軸部21の一端側(大径側)に導かれる。軸部21の大径部分に巻かれた清掃用紐18は、軸方向の同位置に1周〜数周巻かれた後、小径側に落ちる。そして、この小径側で数周巻かれた後に更に小径側に落ちる。すなわち、清掃用紐18が巻取用リール16に巻取られるときに、清掃用紐18の巻取られる位置が軸部21の太い部分から細い部分に移るようになる。
前記軸部21の軸心部分には、円筒状の支軸21aが一体に形成されている。この支軸21aは、カートリッジ11を前記ボディ3に取付けるときにボディ3の支柱3bに接続される。支柱3bは、支軸21aの中に挿入される。巻取用リール18は、カートリッジ11が前記ボディ3の中に挿入されている状態において、前記支柱3bに回転自在に支持される。
前記円板部22の外周部分には、前記カートリッジ本体13に回転自在に嵌合する筒状壁24が形成されている。円板部22の軸心側には、歯車25が形成されている。この歯車25の歯25aは、図17に示すように、鋸歯状に形成されている。この歯25aの傾斜する方向は、清掃用紐18を巻取るときの巻取用リール16の回転方向(図1においては反時計方向)とは逆方向である。
前記光コネクタ用ガイド部材12は、図7および図8に示すように、前記カートリッジ本体13とカートリッジカバー14とにこれらを跨るような状態で取付けられている。このガイド部材12が取付けられている位置は、カートリッジ本体13とカートリッジカバー14とにおける前記紐用通路23と対応する位置である。このガイド部材12には、前記光コネクタ5が着脱自在に嵌合する凹溝31が形成されている。この凹溝31は、前記両リール15,16の軸線方向と平行に延びるように形成されている。この凹溝31の溝幅は、光コネクタ5を前記カバー5Aが取付けられた状態で挿入できるように形成されている。この凹溝31の底には、図8に示すように、貫通穴32が形成されている。この貫通孔32は、前記光コネクタ5の2つのガイドピン5dを挿入できるように形成されている。
前記紐用通路23を通された清掃用紐18は、前記貫通穴32からカートリッジ11の外に露出している。すなわち、光コネクタ用ガイド部材12によって構成された前記コネクタ接続部6は、清掃紐供給用リール15から巻取用リール16に延びる清掃用紐18が前記筐体2の外に露出する部分となる。なお、光コネクタ用ガイド部材12に光コネクタ5を接続するための構造は、光コネクタ5の形状に対応させて適宜変更することができる。
前記受圧部材17は、後述する清掃時に清掃用紐18を光コネクタ5とは反対側から支えるためのものである。この受圧部材17は、図6に示すように、前記カートリッジ本体13における前記両リール15,16によって挟まれる位置に清掃用紐18の移動方向および前記両リール15,16の軸線方向と直交する方向(図6においては上下方向)へ移動自在に支持されている。また、この受圧部材17は、一端部17aとカートリッジ本体13との間に設けられた圧縮コイルばね33によってカートリッジ11の外に向けて(光コネクタ用ガイド部材12の前記凹溝31に向けて)付勢されている。受圧部材17の光コネクタ用ガイド部材12側への移動は、カートリッジ本体13の受圧部材用支持壁13a(図6参照)によって規制されている。
受圧部材17の他端側に位置する先端部17bは、前記紐用通路23の底の一部を構成しており、前記光コネクタ用ガイド部材12に形成された凹部34(図16参照)にカートリッジ内側から挿入されている。この凹部34は、光コネクタ用ガイド部材12における前記貫通穴32と対応する位置に、前記受圧部材17の一部が貫通穴32の中に挿入されるように形成されている。受圧部材17の前記先端部17bは、図16に示すように、前記凹部34に挿入された状態で前記凹溝31の底より外に突出する。すなわち、光コネクタ5を光コネクタ用ガイド部材12に装填する以前は、受圧部材17によってカートリッジ外側に押された清掃用紐18が前記凹溝31の内部を横切るようになる。
前記筐体2のボディ3の一側部には、図5に示すように、操作用レバー35と保持部材36とが設けられている。前記操作用レバー35は、清掃を行うときに使用者によって操作されるものである。前記保持部材36は、光コネクタ5を前記筐体2、すなわちコネクタ接続部6に保持するためのものである。
前記操作用レバー35は、前記筐体2から突出する操作部37を有し、この操作部37が前記コネクタ接続部6に対して接離するように筐体2の一側部に揺動自在に支持されている。この実施の形態による操作用レバー35は、図13に示すように、メインレバー38にサブレバー39を結合させて形成されている。
操作用レバー35の揺動中心部には、図13中に符号40で示す筒状軸が回動自在に嵌合している。この筒状軸40は、操作用レバー35と後述する保持部材36とを貫通し、前記ボディ3の一側部に立設された支持用ロッド41(図12参照)に固定されている。支持用ロッド41は、筒状軸40の中に挿入されている。筒状軸40および支持用ロッド41は、前記供給用リール15および前記巻取用リール16の軸線方向と平行に延びている。また、前記筒状軸40には、操作用レバー35を図5に示す初期位置に戻るように付勢する第1の捻りコイルばね42(図13参照)が装着されている。第1の捻りコイルばね42の一端部は、前記ボディ3の側壁3c(図5参照)に当接し、他端部は、操作用レバー35に当接している。
前記保持部材36は、図13に示すように、前記筒状軸40が回動自在に嵌合する一対のボス部43,44と、これらのボス部43,44に一体に形成された押圧用アーム45とを備えている。すなわち、この押圧用アーム45の揺動軸部は、前記操作用レバー35の揺動軸線と同一軸線上に位置している。前記第1の捻りコイルばね42は、一方のボス部43と他方のボス部44との間に挿入されている。前記押圧用アーム45は、前記操作用レバー35の操作部37と前記コネクタ接続部6との間に位置するように形成されている。なお、この押圧用アーム45の揺動軸部の位置は、前記操作用レバー35の揺動軸線と同一軸線上の位置に限定されることはない。
すなわち、押圧用アーム45の揺動軸部は、操作用レバー35の揺動中心とは異なる位置に単独で配置することができるし、他の軸(図示せず)と同一軸線上に設けることもできる。このように押圧用アーム45の揺動軸部を操作用レバー35の揺動軸部とは異なる位置に設けることによって、これらの揺動軸部の径と軸線方向の幅を小さく形成することができようになる。これらの揺動軸部の軸線方向の幅が短くなると、押圧用アーム45や操作用レバー35の幅を小さく形成することができる。
押圧用アーム45の先端部であって筐体2のコネクタ接続部6と対向する部位には、前記コネクタ接続部6に装填された前記光コネクタ5を押すための押圧子46(図5参照)が設けられている。
押圧用アーム45の中間部分には、図6に示すように、操作用レバー35の操作部37に向けて開口する凹部47が形成されている。この凹部47には、第2の捻りコイルばね48のコイル部分が挿入されている。第2の捻りコイルばね48は、押圧用アーム45を前記操作用レバー35に対して前記コネクタ接続部6側へ付勢するためのものである。第2の捻りコイルばね48の一端部は、押圧用アーム45に当接し、他端部は、操作用レバー35に当接している。
押圧用アーム45は、図6に示すように操作用レバー35が初期位置に位置している初期状態においては、前記第2の捻りコイルばね48のばね力で付勢されることによって、操作用レバー35のストッパー49に押し付けられている。ストッパー49は、前記メインレバー38に立設された円柱状のピンによって構成されている。このストッパー49は、前記操作用レバー35と前記押圧用アーム45との間隔が狭くなる方向へ押圧用アーム45が揺動することを許容するものである。
また、このストッパー49は、前記間隔が予め定めた間隔(図6に示す初期状態の間隔)より拡がる方向へ押圧用アーム45が揺動することを規制するものである。この実施の形態においては、前記第2の捻りコイルばね48によって、請求項3記載の発明でいう「ばね」が構成されている。すなわち、この第2の捻りコイルばね48と前記ストッパー49とは、前記操作用レバー35と前記保持部材36との間に設けられた押圧機構50を構成している。
この押圧機構50は、前記操作用レバー35に加えられた操作力を第2の捻りコイルばね48を介して前記保持部材36に伝達する。保持部材36の押圧用アーム45は、前記押圧機構50によって操作用レバー35に連結されているために、図6に示す初期位置から操作用レバー35が操作されることによって、コネクタ接続部6に接近する。コネクタ接続部6には、光コネクタ5が使用者によって予め装填される。押圧用アーム45の押圧子46は、操作用レバー35が更に操作されることによって、図17に示すように、光コネクタ5に接触する。この状態で操作用レバー35が更に操作されると、操作力が第2の捻りコイルばね48を介して押圧用アーム45に伝達され、前記押圧子46が光コネクタ5に押し付けられる。このため、光コネクタ5は、押圧子46によって押されてコネクタ接続部6の光コネクタ用ガイド部材12に押し付けられる。
前記操作用レバー35における筐体2内に位置する部分には、図17に示すように、前記巻取用リール16に向けて延びる駆動用アーム51が形成されている。図17と図18は、駆動用アーム51と巻取用リール16の歯車25が現れるように光コネクタ用清掃具1を部分的に破断した状態で描いてある。前記駆動用アーム51は、箱状を呈する前記ボディ3の底壁3dに沿うように形成されている。この駆動用アーム51は、前記巻取用リール16を所定の時期に巻取方向に所定の角度だけ回転させる巻取機構52の一部を構成するものである。この実施の形態による巻取機構52は、上記機能を実現するために、ラチェット式の一方向クラッチと同等の構成が採られている。
巻取機構52は、図17に示すように、前記巻取用リール16の前記歯車25と、この歯車25に噛み合う歯53を有するラチェットギア54と、前記歯車25の逆転を規制するためのバックラッシュスプリング55とを備えている。ラチェットギア54は、いわゆるセクタギアを構成しており、駆動用アーム51に揺動範囲を規制された状態で揺動自在に支持されている。また、ラチェットギア54は、図17に示す噛合位置に位置するように、板ばね56によって付勢されている。すなわち、この巻取機構52は、ラチェットギア54が前記歯車25に噛合する状態で操作用レバー35が操作されることによって、巻取用リール16を巻取方向に一定角度だけ回転させる。
ラチェットギア54の歯53は、操作用レバー35が予め定めた角度だけ操作された状態で前記歯車25に噛合するように形成されている。前記予め定めた角度とは、この実施の形態においては、コネクタ接続部6に装填された光コネクタ5に前記押圧子46が押し付けられる角度をいう。このため、この実施の形態においては、前記巻取機構52による駆動によって前記巻取用リール16が回転を開始するより先に、前記押圧機構50によって前記保持部材36が前記光コネクタ5に押し付けられる。
次に、このように構成された光コネクタ用清掃具1の清掃時の動作を図16〜図18によって説明する。
この実施の形態による光コネクタ用清掃具1の操作用レバー35は、使用者が筐体2を把持した初期状態では図6に示す初期位置にある。また、この初期状態において、清掃用紐18は、図16に示すように、受圧部材17によって支えられた状態で前記光コネクタ用ガイド部材12の凹溝31内に露出している。
清掃するための光コネクタ5は、結合端面9が清掃用紐18に接触するように前記凹溝31の中に挿入される。
清掃は、上述したように光コネクタ5が前記光コネクタ用ガイド部材12に装填された後、使用者が前記操作用レバー35を把持して前記第1の捻りコイルばね42のばね力に抗して揺動させることによって行う。このように操作用レバー35が揺動すると、保持部材36の押圧用アーム45が追従して同方向に揺動する。操作用レバー35が引き続き操作されて揺動することにより、図17に示すように、押圧用アーム45の押圧子46が光コネクタ5に押し付けられ、保持部材36が光コネクタ5を筐体2に保持するようになる。
このとき、操作用レバー35に加えられた操作力は、第2の捻りコイルばね48を介して押圧用アーム45に伝達される。すなわち、光コネクタ5は、第2の捻りコイルばね48のばね力で筐体2に保持される。この保持状態において、清掃用紐18は、光コネクタ5と受圧部材17とによって挟まれる。
光コネクタ5が保持部材36によって筐体2のコネクタ接続部6に保持されている状態で操作用レバー35が更に揺動すると、巻取機構52のラチェットギア54が巻取用リール16の歯車25に噛合し、図18に示すように、巻取用リール16が巻取方向に一定角度だけ回転する。この結果、清掃用紐18が巻取用リール16に巻付けられ、光コネクタ5の結合端面9に擦り付けられながら供給用リール15側から巻取用リール16側へ移動する。前記結合端面9は、このように清掃用紐18が擦り付けられることによって清掃される。
清掃終了後、使用者が操作用レバー35を放すと、操作用レバー35が第1の捻りコイルばね42のばね力で初期位置に復帰する。このとき、前記ラチェットギア54は、板ばね56のばね力に抗して揺動することにより、歯53が歯車25の歯25aを乗り越えて噛合状態が解消され、操作用レバー35に連動して初期の位置に復帰する。ラチェットギア54の歯53が前記歯25aを乗り越えるときの巻取用リール16の逆転は、前記バックラッシュスプリング55が歯25aに噛み合うことによって規制される。
この実施の形態による光コネクタ用清掃具1において、光コネクタ5の結合端面9を清掃用紐18に押し付ける押圧力は、保持部材36が光コネクタ5を保持することによって加えられるから、使用者の操作力の大きさに影響を受けることがなく、使用者が変わっても略一定になる。また、清掃時に清掃用紐18が移動する長さは、操作用レバー35の操作量と対応する長さになるから、清掃時に操作用レバー35の可動範囲の一端から他端まで移動させることによって、過不足がないように適正な長さとすることができる。
したがって、この実施の形態に示した光コネクタ用清掃具1は、使用者が変わったとしても常に一定の清掃結果が得られるものである。
この実施の形態による光コネクタ用清掃具1の前記操作用レバー35と前記保持部材36との間には、押圧機構50が設けられている。この押圧機構50は、前記操作用レバー35に加えられた操作力を前記保持部材36に伝達し、前記巻取機構52による駆動によって前記巻取用リール16が回転を開始する時期に対して予め定めた時期に前記保持部材36を前記光コネクタ5に押し付けるものである。この実施の形態による「予め定めた時期」とは、巻取用リール16が回転を開始する時期より早い時期である。
このため、操作用レバー35を操作することによって、保持部材36が光コネクタ5をコネクタ接続部6に保持するようになる。すなわち、光コネクタ5の保持と、清掃用布部材の移動とを、操作用レバー35を操作することによって一度に行うことができる。
したがって、この実施の形態による光コネクタ用清掃具1は、清掃時に使用者が一度の動作を行うだけで光コネクタ5の清掃が完了するものである。
なお、押圧機構50が保持部材36を光コネクタ5に押し付ける時期は、上述したような「巻取用リール16が回転するより先」に限定されることはなく、「巻取用リール16が回転した後」や、「巻取用リール16が回転するときと同時」などに設定することができる。このような時期の変更は、例えばストッパー49やラチェットギア54の歯53を上述した実施の形態とは異なる位置に形成することによって実現することができる。
押圧機構50が保持部材36を光コネクタ5に押し付ける時期を「巻取用リール16が回転するより先」とした場合は、光コネクタ5を確実に保持し安定させることができる。また、清掃用紐18を移動させる量が少なくて済むため、同じ紐の長さで清掃回数を多くすることができる。
前記時期を「巻取用リール16が回転した後」とした場合は、清掃用紐18が移動を開始した後に保持部材36が光コネクタ5に押し付けられる。この場合は、清掃用紐18が緩んでいない状態で清掃を開始できる。前回の清掃時に清掃用紐18がたわんだ場合、巻取用リール16を回転させたとしても、清掃用紐18がコネクタ端面で動かず清掃に寄与しないことがある。しかし、清掃用紐18が先に動くことにより、これを防止することができる。また、前回の清掃で使用した使用済みの部分が先に送られることで、結合端面9に汚れが再付着することを防ぐことができる。
前記時期を「巻取用リール16が回転するときと同時」とした場合は、保持部材36が光コネクタ5に押し付けられる動作の開始と、清掃用紐18の移動開始とに時間差がなくなる。この場合は、清掃操作に要する時間を短縮することが可能になる。
この実施の形態による前記操作用レバー35は、前記筐体2に対して揺動することによって前記操作部37が前記コネクタ接続部6に対して接離するように形成されている。前記保持部材36は、前記操作用レバー35の操作部37と前記コネクタ接続部6との間に位置する押圧用アーム45を備えている。また、保持部材36は、前記コネクタ接続部6に装填された前記光コネクタ5に対して前記押圧用アーム45が接離するように前記操作用レバー35に対して揺動するものである。前記押圧用アーム45の揺動軸部は、前記操作用レバー35の揺動軸線と同一軸線上に位置している。一方、前記押圧機構50は、前記操作用レバー35に対して前記押圧用アーム45をコネクタ接続部6側へ付勢する第2の捻りコイルばね48と、前記操作用レバー35と押圧用アーム45との間隔が狭くなることを許容しかつ前記間隔が予め定めた間隔より拡がることを規制するストッパー49を備えている。
前記押圧用アーム45は、前記押圧機構50を介して操作用レバー35に連結されているから、筐体2から離間する方向に揺動した操作用レバー35に追従するようになる。すなわち、操作用レバー35の操作部37が筐体2から大きく離間することによって、前記押圧用アーム45とコネクタ接続部6との間に空間S(図5参照)が形成される。この空間Sは、前記押圧用アーム45と筐体2との間に、操作用レバー35および保持部材36の揺動中心とは反対側に向けて開放するように形成される。
このため、光コネクタ5をコネクタ接続部6に装填する作業は、前記空間Sに光コネクタ5を通し、操作用レバー35および保持部材36(押圧用アーム45)との干渉を避けて容易に行うことができる。したがって、この実施の形態による光コネクタ用清掃具1は、光コネクタ5の装填作業を容易に行うことが可能なものである。
この実施の形態による光コネクタ用清掃具1において、前記筐体2における前記供給用リール15および前記巻取用リール16を支持する部分は、これらのリールを収納するとともに筐体2の他の部分に対して着脱できるように形成された一つのカートリッジ11によって構成されている。
このため、この実施の形態による光コネクタ用清掃具1は、清掃用紐18を前記カートリッジ11に収納された状態で着脱することができる。したがって、この実施の形態による光コネクタ用清掃具1は、消耗品である清掃用紐18を簡単に交換することが可能なものである。
この実施の形態による前記カートリッジ11は、前記光コネクタ5が着脱自在に嵌合する光コネクタ用ガイド部材12と、前記ガイド部材12に嵌合した光コネクタ5とは前記清掃用紐18を挟んで反対側に位置する受圧部材17とを備えている。前記ガイド部材12は、前記光コネクタ5が前記保持部材36によって押される方向に嵌合するように形成されている。前記受圧部材17は、圧縮コイルばね33のばね力によって前記清掃用紐18を介して前記光コネクタ5を押すものである。
このため、光コネクタ5を接続するための前記ガイド部材12が前記カートリッジ11毎に設けられるから、光コネクタ5の種類毎にカートリッジ11を作ることが可能になる。したがって、この実施の形態によれば、カートリッジ11を予め光コネクタ5の種類毎に用意しておくことによって、操作用レバー35や保持部材36などの他の部品を変更することなく、多くの種類の光コネクタ5を清掃可能な光コネクタ用清掃具を提供することができる。
この実施の形態の前記巻取用リール16における清掃用紐18を巻取る軸部21は、軸線方向の一端から他端に向かうにしたがって次第に径が小さくなるように形成されている。このため、清掃用紐18が巻取用リール16に巻取られるときに、清掃用紐18の巻取られる位置が軸部21の太い部分から細い部分に移るようになる。したがって、清掃用紐18が前記軸部21に軸線方向の広い範囲にわたって巻取られるから、筐体2内に長い清掃用紐18を収納することが可能になり、清掃回数を多くすることができる。また、軸部21の径が徐々に小さくなるように形成されているから、大径側に巻かれた清掃用紐18が小径側に落ちるときの落差を小さくすることができる。このため、清掃用紐18が緩むことを防ぐことができる。
この実施の形態による光コネクタ用清掃具1に使用する前記光コネクタ5は、光ファイバ8の長手方向と交差する方向の一側面に前記結合端面9が形成されたものであって、前記長手方向が前記巻取用リール16の軸線方向と略平行になるように前記コネクタ接続部6に装填されるものである。
このため、この実施の形態による光コネクタ用清掃具1は、光コネクタ5の側面に形成されている結合端面9を清掃可能なものである。
1…光コネクタ用清掃具、2…筐体、3…ボディ、4…カバー、5…光コネクタ、9…結合端面、11…カートリッジ、12…光コネクタ用ガイド部材、15…清掃紐供給用リール、16…巻取用リール、17…受圧部材、25…歯車、31…凹溝、35…操作用レバー、36…保持部材、37…操作部、40…筒状軸、45…押圧用アーム、46…押圧子、48…第2の捻りコイルばね、49…ストッパー、50…押圧機構、51…駆動用アーム、52…巻取機構、54…ラチェットギア。

Claims (7)

  1. 清掃用布部材の一端側が巻き付けられて収納された供給用リールと、
    前記清掃用布部材の他端側を巻取る巻取用リールと、
    前記供給用リールから前記巻取用リールに延びる前記清掃用布部材が露出するコネクタ接続部を有しかつ前記供給用リールおよび巻取用リールを回転自在に支持する筐体と、
    前記筐体から突出する操作部を有しかつ前記筐体に揺動自在に支持された操作用レバーと、
    前記操作用レバーと前記巻取用リールとの間に設けられ、前記操作用レバーが揺動することにより前記巻取用リールを巻取方向に一定角度だけ回転させる巻取機構と、
    前記コネクタ接続部に露出する前記清掃用布部材に光コネクタの結合端面が押し付けられる状態で前記光コネクタを前記コネクタ接続部に保持する保持部材とを備えていることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
  2. 請求項1記載の光コネクタ用清掃具において、前記操作用レバーと前記保持部材との間には、前記操作用レバーに加えられた操作力を前記保持部材に伝達し、前記巻取機構による駆動によって前記巻取用リールが回転を開始する時期に対して予め定めた時期に前記保持部材を前記光コネクタに押し付ける押圧機構が設けられていることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
  3. 請求項2記載の光コネクタ用清掃具において、前記操作用レバーは、前記筐体に対して揺動することによって前記操作部が前記コネクタ接続部に対して接離するように形成され、
    前記保持部材は、前記操作用レバーの操作部と前記コネクタ接続部との間に位置する押圧用アームを備えているとともに、前記コネクタ接続部に装填された前記光コネクタに対して前記押圧用アームが接離するように前記操作用レバーに対して揺動するものであり、
    前記押圧機構は、前記操作用レバーに対して前記押圧用アームをコネクタ接続部側へ付勢するばねと、
    前記操作用レバーと押圧用アームとの間隔が狭くなることを許容しかつ前記間隔が予め定めた間隔より拡がることを規制するストッパーを備えていることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の光コネクタ用清掃具において、前記筐体における前記供給用リールおよび前記巻取用リールを支持する部分は、これらのリールを収納するとともに筐体の他の部分に対して着脱できるように形成された一つのカートリッジによって構成されていることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
  5. 請求項4記載の光コネクタ用清掃具において、前記カートリッジは、前記光コネクタが着脱自在に嵌合するガイド部材と、
    前記ガイド部材に嵌合した光コネクタとは前記清掃用布部材を挟んで反対側に位置する受圧部材とを備え、
    前記ガイド部材は、前記光コネクタが前記保持部材によって押される方向に嵌合するように形成され、
    前記受圧部材は、ばねのばね力によって前記清掃用布部材を介して前記光コネクタを押すものであることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載の光コネクタ用清掃具において、前記巻取用リールにおける清掃用布部材を巻取る軸部は、軸線方向の一端から他端に向かうにしたがって次第に径が小さくなるように形成されていることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちいずれか一つに記載の光コネクタ用清掃具において、前記光コネクタは、光ファイバの長手方向と交差する方向の一側面に前記結合端面が形成されたものであって、前記長手方向が前記巻取用リールの軸線方向と略平行になるように前記コネクタ接続部に装填されるものであることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
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