JPH03290888A - テープリール並びにこのテープリールを装着した磁気テープカートリッジ - Google Patents

テープリール並びにこのテープリールを装着した磁気テープカートリッジ

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JPH03290888A
JPH03290888A JP9257090A JP9257090A JPH03290888A JP H03290888 A JPH03290888 A JP H03290888A JP 9257090 A JP9257090 A JP 9257090A JP 9257090 A JP9257090 A JP 9257090A JP H03290888 A JPH03290888 A JP H03290888A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はテープを巻回するテープリール並びにこのテ
ープリールを装着した磁気テープカートリッジに関し、
さらに詳しくは、テープの巻き姿が良好なテープリール
と、このテープリールに磁気テープを巻き姿よく巻回さ
せて本体内に装着した磁気テープカートリッジに関する
〔従来の技術〕
一般に、磁気テープ等のテープを巻回するテープリール
は、第4図に示すように、ストレートなリール軸2aの
外周壁土下端部にフランジ3aを定着して構成され、リ
ール軸2aのストレートで径差のない周面21aにビデ
オテープ等のテープ4aが巻回されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このようなテープリール1aのストレートで
径差のないリール軸周面21aにテープ4aを直角に配
置して巻回するときは、テープ4aの巻回面が少しでも
傾斜していると、テープ4aが低い方に寄って巻き取ら
れ、この傾斜はテープ4a自体のわずかな厚み傾斜があ
っても発生する。しかして、テープ4a自体にわずかな
厚み(頃斜があり、このわずかな厚み傾斜がテープ4a
の長手方向で変化していると、テープの巻き乱れが生じ
、外観が悪くなるばかりでなく、操り出し時のテープ位
置が変わり、テープのエツジ折れ等の原因にもなる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明はかかる問題を解消するため種々検討を行った
結果なされたもので、リール軸の周面を上端より下端に
向かって3〜8分の傾斜角度で漸次細くすることによっ
て、このテープリールに巻回されるテープの巻き乱れを
防止し、テープの巻き姿を良好にして、常に所定の位置
からテープが繰り出されるようにしたものである。
また、リール軸のJit[そ上端より下端に向かって3
〜8分の傾斜角度で漸次細くした一対のテープリールを
、磁気テープカートリッジの本体内に装着し、各テープ
リール間に磁気テープを巻回させることによって、磁気
テープカートリッジにおける磁気テープの巻き乱れを防
止し、磁気テープの巻き姿が良好で、磁気テープ繰り出
し時に、磁気テープのエツジ折れなどが生じたりしない
ようにしたものである。
以下、図面を参照しながらこの発明について説明する。
第1図はこの発明のテープリールの要部拡大断画図であ
り、テープリールlは、リール軸2の外周壁土下端部に
フランジ3を定着して槽底され、リール軸2の周面21
を上端より下端に向かって傾斜角度θにして3〜8分の
範囲で漸次細くしている。
しかして、このようなテープリール1にビデオテープ等
のテープ4を巻回すると、リール軸周面21の傾斜面に
沿って、傾斜面が低くなる下方寄りにテープ4が巻き取
られ、テープ4自体に僅かな厚みムラによる傾斜があっ
ても、このテープ4自体の厚みムラが打ち消されて、整
然と下側に巻き取られる。従って、このテープリール1
に巻回されるテープ4は、巻き乱れがなく、テープ4の
巻き姿が良好で、常に所定の位置からテープ4が繰り出
される。
ここで、リール軸周面21の傾斜角度θは3分より小さ
いと、テープ4自体にわずかな厚み傾斜がある場合、こ
の厚みムラを打ち消すことができないため、3分以上の
傾斜角度にするのが好ましい。しかしながら、傾斜角度
θを8分より大きくすると、傾斜が大きくなりすぎて、
テープ4が下に寄ろうとする力が強くなり、テープ4の
下端側エツジにエツジダメージを生したり、テープ4の
上端側エツジの巻きかきつくなり、片伸びを起こすこと
になる。このため、傾斜角度θは3〜8分の範囲内にす
るのが好ましい。
テープリール1は、このようにして槽底されているため
、このテープリール1にビデオテープ4を巻回させて、
第2図および第3図に示すように、上下の半割ケース5
a、5bを蓋合わせ状にねじで結合して槽底された磁気
テープカートリッジの本体ケース5に、左右対をなして
装着すれば、ビデオテープ4自体に僅かな厚みムラによ
る傾斜があっても、このビデオテープ4自体の厚みムラ
が打ち消されて、整然と下側に巻き取られる。従って、
ビデオテープ4の巻き乱れもなく、ビデオテープ4の巻
き姿が良好となり、常に所定の位置からビデオテープ4
が繰り出されて、ビデオテープ4のエツジ折れなどが生
じることもない。
なお、第2図および第3図において、6は上方の半割ケ
ース5aに設けられたビデオテープ巻量視認用の透明窓
であり、7は上方の半割ケース5aに開閉可能に枢支さ
れて、本体ケース5の前面を蓋する前蓋である。
このようにこの発明のテープリールは、磁気テープカー
トリッジに装着して使用されるほか、種々の磁気テープ
や磁気テープ以外のテープを巻回するテープリールに広
く適用でき、磁気テープ巻回用としては、さらに、2イ
ンチビデオテープ、1インチビデオテープ、オーディオ
オープンリールテープ、オーディオディジタルマスタリ
ングテープ、コンピュータテープ等のオーブンリール方
式や、VH3,Beta、8mビデオ、Hi8、Uマチ
ック、BETACAMSBETACAM−3P、DI、
D2等のカートリッジタイプのものなどに通用できる。
〔実施例〕
次に、この発明の実施例について説明する。
実施g41〜4 α−Fe磁性粉末       600重量部エスレッ
クCN(種水化学工業80〃 社製、塩化ビニル−酢酸ビニ ルービニルアルコール共重合 体) バンデックスT−5250(大  30〃日本インキ化
学工業社製、ウ レタンエラストマー) コロネートL(日本ポリウレタ  10〃ン工業社製、
三官能性低分子 量イソシアネート化合物) メチルイソブチルケトン    400#トルエン  
         400  #この組成物をボールミ
ル中で72時時間音分散して磁性塗料を調製した。次い
で、この磁性塗料を厚さ9.8 p mのポリエステル
フィルム上に、塗布、乾燥し、幅方向で厚さが種々に異
なる平均厚さ13μm+7>磁性層を形成した。しかる
後、19■幅に裁断して、長さ1670mのビデオテー
プをつくった。
次いで、このようにして得られた磁性層の厚さが幅方向
で種々に異なるビデオテープ4を、第1図に示すテープ
リールlの傾斜角度θが+5.3分のリール軸周面21
に巻回した。これらのテープリール1に巻回したビデオ
テープ4の巻き面傾斜は、リール軸の上下端の半径差お
よび傾斜角度で、下記第1表に示される通りであった。
また、第1図に示すリール軸周面21の傾斜角度θが+
5.3分の一対のテープリール1を、第2図および第3
図に示すビデオ用磁気テープカートリッジの本体ケース
5内に装着し、これら一対のテープリール1に、前記の
ようにして得られた磁性層の厚さが幅方向で種々に異な
るビデオテープ4を巻回して、ビデオ用磁気テープカー
トリッジを作成した。
比較例1〜4 実施例1と同様にして磁性層の厚さが幅方向で種々に異
なるビデオテープをつくり、このようにして得られた磁
性層の厚さが幅方向で種々に異なるビデオテープを、第
4図に示すように、テープリール1aのストレートで径
差のないリール軸周面21aに巻回したところ、テープ
リールに巻回したときの巻き面傾斜は、リール軸の上下
端の半径差および傾斜角度で、下記第1表に示される通
りであった。
また、第4図に示すリール軸周面21aがストレートで
径差のないテープリール1aを、第2図および第3図に
示すビデオ用磁気テープカートリッジの本体ケース5内
に装着し、これら一対のテープリール1aに、前記のよ
うにして得られた磁性層の厚さが幅方向で種々に異なる
ビデオテープ4を巻回して、ビデオ用磁気テープカート
リッジを作成した。
各実施例および比較例で得られたテープリールにおいて
、ビデオテープの巻き姿を観察した。
また、各実施例および比較例で得られたビデオ用磁気テ
ープカートリッジについて、ビデオテープ全長を、ソニ
ー社製1D2VTRDVR−18で10回走行させて、
磁気テープカートリッジに内装したビデオテープのエツ
ジ傷つきの発生の有無を調べた。
なお、下記第1表において、半径差が十の場合は下端側
エツジより上端側エツジが大きく、−の場合は下端側エ
ツジより上端側エツジが小さいことを示し、巻き君側と
巻き外側とを別個に記載したものは巻き君側と巻き外側
とで段差が生じていることを示す。
下記第1表はその結果である。
第1表 〔発明の効果〕 上記第1表から明らかなように、テープリールlaのス
トレートで径差のないリール軸周面21aにビデオテー
プを巻回し、壱面に半径差がなく傾斜角度が極めて小さ
くて壱面傾斜がほとんどない場合(比較例1)は、巻き
姿が乱巻で、長手方向のわずかな厚み傾斜の変化によっ
て巻き乱れを生じている。また、テープリール1aのス
トレートで径差のないリール軸周面21aに、巻き君側
と巻き外側とで段差があるビデオテープを巻回したもの
(比較例4)は、内側半分は下巻きで、外側半分は上巻
きとなって上下段差が生しる。このため、このような巻
き側面に段差のあるビデオテープが、テープリールから
操り出されて最初にかかるガイドでテープエツジが規制
される場合は、ビデオテープの走行する位置がテープリ
ールの外側と内側とで異なり、ビデオテープが下側に沿
って巻かれることを前提に設計されていると、上側に巻
かれた部分では、テープがガイド上フランジによって擦
られ、片伸びを起こしてしまう。
これに対して、テープリール1の傾斜角度θが+5.3
分のリール軸周面21にビデオテープを巻回したもの(
実施例1〜4)は、何れの場合も半径差が十となり、上
側を太く保つことができて、安定して下側に整巻するこ
とができる。
従って、これらのことからこの発明のテープリールを使
用すれば、テープが整然と下側に整巻され、巻回される
テープの巻き乱れもなく、テープの巻き姿を良好にして
、常に所定の位置からテープの繰り出しが行えることが
わかる。
また、上記第1表から明らかなように、この発明で得ら
れたビデオ用磁気テープカートリッジ(実施例1〜4)
は、従来のビデオ用磁気テープカートリッジ(比較例1
〜4)に比し、内装したビデオテープのエツジの傷つき
がない。
このことからこの発明によって得られる磁気テープカー
トリッジは、磁気テープの巻き乱れがなく、磁気テープ
の巻き姿が良好で、磁気テープ繰り出し時に、磁気テー
プのエツジ折れなどが生じたすせず、常に所定の位置か
ら磁気テープが繰り出されることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のテープリールの要部拡大断面図、第
2図はこの発明のテープリールを装着したビデオ用磁気
テープカートリッジの一例を示す斜視図、第3図は同ビ
デオ用磁気テープカートリッジの分解斜視図、第4図は
テープを巻回した従来のテープリールの断面図である。 1・・・テープリール、2・・・リール軸、21・・・
リール軸周面、3・・・フランジ、4・・・テープ(ビ
デオテープ)、5・・・本体ケース

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リール軸の周回を上端より下端に向かって3〜8分
    の傾斜角度で漸次細くしたことを特徴とするテープリー
    ル 2、磁気テープカートリッジの本体内に、リール軸の周
    面を上端より下端に向かって3〜8分の傾斜角度で漸次
    細くした一対のテープリールを装着し、各テープリール
    間に磁気テープを巻回させてなる磁気テープカートリッ
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