JPS6268Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6268Y2 JPS6268Y2 JP9970681U JP9970681U JPS6268Y2 JP S6268 Y2 JPS6268 Y2 JP S6268Y2 JP 9970681 U JP9970681 U JP 9970681U JP 9970681 U JP9970681 U JP 9970681U JP S6268 Y2 JPS6268 Y2 JP S6268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- tape
- cap sheet
- cassette
- sheet
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003562 lightweight material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リールツーリール式テープカセツト
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
従来のテープカセツトは第1図に示すように、
カセツトハーフ1内に四弗化エチレンフイルムや
テフロンシートが備えられ、これらのシート2で
テープ3を回転しやすくしていた。
カセツトハーフ1内に四弗化エチレンフイルムや
テフロンシートが備えられ、これらのシート2で
テープ3を回転しやすくしていた。
しかし、テープとシートが直接こすれあつてい
たために、こすれ音が発生していた。また、テー
プとシートが直接触れ合つている為にテープ巻き
径の変化により、リールハブ及びテープ巻回体と
シートとの接触面積が変化して、テープのバツク
テンシヨンにむらが生じていた。
たために、こすれ音が発生していた。また、テー
プとシートが直接触れ合つている為にテープ巻き
径の変化により、リールハブ及びテープ巻回体と
シートとの接触面積が変化して、テープのバツク
テンシヨンにむらが生じていた。
更に温度、湿度の変化によりシート特性が変化
し、同様にバツクテンシヨンにむらが発生し、巻
きむらやテープ伸びが生じる原因となつていた。
し、同様にバツクテンシヨンにむらが発生し、巻
きむらやテープ伸びが生じる原因となつていた。
そこで、これらの欠点を解決するために硬質材
でかつ重量を有する材質で構成されたフランジを
持つたリールをカセツトハーフ内に備えたものが
提案された。
でかつ重量を有する材質で構成されたフランジを
持つたリールをカセツトハーフ内に備えたものが
提案された。
しかし、リールは、オープンリールデツキ用に
は、はなはだ好都合であるが、リールツーリール
式のカセツトテープには次のような欠点を有して
いる。
は、はなはだ好都合であるが、リールツーリール
式のカセツトテープには次のような欠点を有して
いる。
1 回転時にリール慣性が大きくすみやかに停止
することができず、最悪の場合には多量のテー
プがリールよりはみ出たり、ほぐれたりする。
そして、次に走行させる際にバツクテンシヨン
が零となり最適な録音、再生が不可能となる。
また、テープがフランジ上面とカセツト下面に
脱落し、テープ走行が不能となつたり、テープ
切れの原因ともなつていた。
することができず、最悪の場合には多量のテー
プがリールよりはみ出たり、ほぐれたりする。
そして、次に走行させる際にバツクテンシヨン
が零となり最適な録音、再生が不可能となる。
また、テープがフランジ上面とカセツト下面に
脱落し、テープ走行が不能となつたり、テープ
切れの原因ともなつていた。
2 オープンリール用テープは、29〜53μと厚
く、フランジに接しても傷付きにくいが、それ
に反しカセツトテープの場合はテープが9〜18
μと薄く、フランジなどに接すると傷が付くな
どのダメージを受け易い。特に早巻き、早巻き
戻し時は致命的欠陥となる。
く、フランジに接しても傷付きにくいが、それ
に反しカセツトテープの場合はテープが9〜18
μと薄く、フランジなどに接すると傷が付くな
どのダメージを受け易い。特に早巻き、早巻き
戻し時は致命的欠陥となる。
3 フランジが走行中にカセツトリーフに当たる
と異音を発生する。特に早巻き、早巻き戻し時
には、ユーザーに不快感を与える。
と異音を発生する。特に早巻き、早巻き戻し時
には、ユーザーに不快感を与える。
4 持ち運びの際、リールがフリーな時には、振
動等でテープがほぐれ易く、ほぐれたテープ
は、リールにからみ付いたり、バツクテンシヨ
ンを零にしたりする。
動等でテープがほぐれ易く、ほぐれたテープ
は、リールにからみ付いたり、バツクテンシヨ
ンを零にしたりする。
本考案では、以上の欠点を解決するために、シ
ートの代りに、リールハブに直接テープ走行規制
用のキヤツプシートを固着し、積極的にフリクシ
ヨンを得るようにしたものである。
ートの代りに、リールハブに直接テープ走行規制
用のキヤツプシートを固着し、積極的にフリクシ
ヨンを得るようにしたものである。
次に図面に従つて説明すると、本考案は、第2
図〜第4図に示すように、リールハブ4にキヤツ
プシート5を挿着し会合部6で接合する。そして
キヤツプシート5は、軟質性でかつ軽量の材料か
ら成り図示するように鍔の部分がロート状に反り
返つている。第3図に示すリールハブ4とキヤツ
プシート5の結合体をカセツトハーフ1内に配置
すると、第4図に示すように、キヤツプシート5
が上下のカセツトハーフで押圧され、鍔の反り返
りが潰されて積極的にフリクシヨンを得ることが
できる。
図〜第4図に示すように、リールハブ4にキヤツ
プシート5を挿着し会合部6で接合する。そして
キヤツプシート5は、軟質性でかつ軽量の材料か
ら成り図示するように鍔の部分がロート状に反り
返つている。第3図に示すリールハブ4とキヤツ
プシート5の結合体をカセツトハーフ1内に配置
すると、第4図に示すように、キヤツプシート5
が上下のカセツトハーフで押圧され、鍔の反り返
りが潰されて積極的にフリクシヨンを得ることが
できる。
以上のように構成されたリールツーリールテー
プカセツトは、キヤツプシート5により、カセツ
トハーフ1との間に積極的にフリクシヨンが得ら
れ、リールハブ4へのテープの巻き径に関係な
く、常に一定のフリクシヨンが与えられ、バツク
テンシヨンむらや巻きむらが生じることなく、録
音、再生特性の向上を図ることができる。
プカセツトは、キヤツプシート5により、カセツ
トハーフ1との間に積極的にフリクシヨンが得ら
れ、リールハブ4へのテープの巻き径に関係な
く、常に一定のフリクシヨンが与えられ、バツク
テンシヨンむらや巻きむらが生じることなく、録
音、再生特性の向上を図ることができる。
また、キヤツプシートは、従来の金属製リール
に比べ軽いのでリールの慣性を小さくすることが
でき、テープ走行を停止しても、供給側リールハ
ブが慣性で回転し、テープが脱落するおそれもな
い。
に比べ軽いのでリールの慣性を小さくすることが
でき、テープ走行を停止しても、供給側リールハ
ブが慣性で回転し、テープが脱落するおそれもな
い。
更に、持ち運びの際にも、振動等でテープがほ
ぐれたり、リールにからみ付いたりする事もな
い。また、軟質材でできているので、テープに傷
が付かない。
ぐれたり、リールにからみ付いたりする事もな
い。また、軟質材でできているので、テープに傷
が付かない。
本考案の他の実施例として、第5図、第6図に
示すように、キヤツプシート7に環状の突起8を
立設する。以上のように構成した場合は、該突起
8とカセツトハーフ1が当接し、適当なフリクシ
ヨンを得ることができる。
示すように、キヤツプシート7に環状の突起8を
立設する。以上のように構成した場合は、該突起
8とカセツトハーフ1が当接し、適当なフリクシ
ヨンを得ることができる。
また、第7図に示すように丸形突起9を多数個
立設してもよい。突起は、キヤツプシートに設け
る代わりに、カセツトハーフに設けても同様の効
果を得ることができる。
立設してもよい。突起は、キヤツプシートに設け
る代わりに、カセツトハーフに設けても同様の効
果を得ることができる。
本考案はその他の実施例としては、カセツトハ
ーフ1の少なくともキヤツプシートの部分又は、
全体を透明にするとともに、キヤツプシートの外
側にスパイラル状の透孔、又は、透視部を設け或
いは、キヤツプシートに薄い金属メツキを施しス
パイラル状の透視部を残したものであつてもよ
い。
ーフ1の少なくともキヤツプシートの部分又は、
全体を透明にするとともに、キヤツプシートの外
側にスパイラル状の透孔、又は、透視部を設け或
いは、キヤツプシートに薄い金属メツキを施しス
パイラル状の透視部を残したものであつてもよ
い。
以上のように構成した場合は、リールの回転数
及び回転方向が容易に判断できる。またテープの
残量も視続することができる。
及び回転方向が容易に判断できる。またテープの
残量も視続することができる。
第1図は、従来のカセツトテープの内部を示す
一部切欠図、第2図は、本考案の一実施例を示す
一部切欠図、第3図は、そのキヤツプシートを示
す側面図、第4図は、本考案の要部断面図、第5
図は、他の実施例を示す要部断面図、第6図はそ
のキヤツプシートの平面図、第7図は、他の実施
例を示すキヤツプシートの平面図である。 1……カセツトハーフ、4……リールハブ、
5,7……キヤツプシート、6……会合部、8,
9……突起。
一部切欠図、第2図は、本考案の一実施例を示す
一部切欠図、第3図は、そのキヤツプシートを示
す側面図、第4図は、本考案の要部断面図、第5
図は、他の実施例を示す要部断面図、第6図はそ
のキヤツプシートの平面図、第7図は、他の実施
例を示すキヤツプシートの平面図である。 1……カセツトハーフ、4……リールハブ、
5,7……キヤツプシート、6……会合部、8,
9……突起。
Claims (1)
- リールツーリール式テープカセツトにおいて、
リールハブに上・下側からキヤツプシートを挿着
し、該キヤツプシートの鍔部とカセツトハーフで
フリクシヨンを得ることを特徴とするリールツー
リール式テープカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9970681U JPS587282U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9970681U JPS587282U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | テ−プカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS587282U JPS587282U (ja) | 1983-01-18 |
JPS6268Y2 true JPS6268Y2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=29894432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9970681U Granted JPS587282U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587282U (ja) |
-
1981
- 1981-07-03 JP JP9970681U patent/JPS587282U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS587282U (ja) | 1983-01-18 |
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