JPS629576Y2 - - Google Patents

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JPS629576Y2
JPS629576Y2 JP10228281U JP10228281U JPS629576Y2 JP S629576 Y2 JPS629576 Y2 JP S629576Y2 JP 10228281 U JP10228281 U JP 10228281U JP 10228281 U JP10228281 U JP 10228281U JP S629576 Y2 JPS629576 Y2 JP S629576Y2
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JP
Japan
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reel
tape
sheet
flange
cassette
Prior art date
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Expired
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JP10228281U
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English (en)
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JPS5810289U (ja
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Priority to US06/394,960 priority patent/US4505440A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープカセツトの改良に関するもの
で特にリールツーリール式テープカセツトに関す
る。
従来、オーデイオ用に使用されているテープカ
セツトは、カセツトハーフ内に上下二枚のシート
が配置され、その間に左右一対の巻取りハブが回
転自在に備えられており、供給側ハブに巻かれた
テープは、巻取り側ハブに向つて走行する。
しかし、従来のこの型式のテープカセツトの欠
点は、テープ巻回体が直接シートに接触している
為に温度、湿度の変化によりシートの摩擦係数が
変化し、バツクテンシヨンにムラが生じ、巻きム
ラ、テープ鳴きの原因ともなつていた。更にま
た、テープの側面が不規則に伸びて、わかめ状に
なりバツクテンシヨンが必要以上に強くなり、テ
ープ切れや、回転不能に陥ることがあつた。
そこで、これらの欠点を解消するべく、カセツ
トハーフ内に巻取りハブにフランジが固定された
リールを有するものが提唱された。
しかし、このリールを内蔵するリールツーリー
ル式テープカセツトにおいては、以下に述べるよ
うな新たな欠点が生じるのである。
(1) リール及びテープ巻回体の慣性モーメントが
大きく、演奏を停止しても、すみやかに停止せ
ず、テープがリールよりはみ出したり、リール
から脱落することがあつた。そして、ゆるんだ
テープが次に走行する場合にバツクテンシヨン
を零にし、録音、再生に悪影響を与えていた。
更には脱落したテープがリールにからまり、回
転が不可能となつたりした。
(2) 持ち運びの際のリールがフリーな時に、振動
等でテープがほぐれ易く、ほぐれたテープは前
述のような欠点を呈すこととなる。
(3) カセツトケースの寸法的な制約より、リール
の最大径が規制される為に、リール径以上のテ
ープを巻き取ることができない。従つて、長時
間録音テープとしては不適当であつた。またリ
ール径以上にテープを巻き込んだ場合は、フラ
ンジ外にはみ出したテープは脱落し易く、(1)に
述べたような欠点を呈す。
(4) オープンリール用テープは厚いために、フラ
ンジに触れても損傷し難いが、カセツト用テー
プは薄く傷付いたり、変形し易い。特に早巻
き、早巻き戻し時には、この現象は著しい。
そこで、本考案は上述の欠点を解消し、かつ、
リールを有するテープカセツトの利点を備えたカ
ートリツジ式テープを提供することを目的とす
る。
以下、添付図面に従つて説明すると、第2図〜
第4図は、本考案の実施例を示すもので、リール
ツーリール式テープカセツトは、カセツトハーフ
1,1とリール2,2とシート4とテープ5とガ
イドローラ6とパツド7等から構成されている。
リール2は、巻取りハブ8の両側にフランジ3
が固着され、該フランジ3の少なくとも一側に
は、複数個の小突起9を有するシート4が左右の
フランジに亘つてサンドイツチ状に当該フランジ
を挟持している。
シート4には、複数個の小突起が立設され、左
右の巻き取りハブ8,8の間隔だけ離れたハブ孔
10,10と、左右の両端を折り返した時に該ハ
ブ孔10,10に重さなるハブ孔11,11が穿
設されている。また、シート4の幅は、リール径
より大きく、サンドイツチ状に折り返した場合に
両端は、外方に伸長するように構成されている。
以上のように構成された本考案は、シート4の
多数個の小突起9がフランジ3,3を積極的に押
圧するので、リール2に適切な摩擦力が得られ
る。
この結果、テープ走行を停止した場合に、リー
ルの慣性により、供給側リールが空転し、テープ
がリールからはみ出たり、テープがたるんだりせ
ずバツクテンシヨンが零になることにより録音、
再生に悪影響を与えることがない。
また、持ち運びの際のリールがフリーな時にも
リールに適度な摩擦力が働く為に、テープがほぐ
れたり、脱落することがない。
更に、リール2のフランジ3がシート4で覆わ
れているので薄いテープがフランジ3に接触する
ことがなく、テープが損傷したり、片伸びを生じ
ることがない。
そして、リール径以上にシート4が外方に伸長
しているのでリール径以上にテープを巻き取つて
もテープが脱落したりする虞れがなく、長時間録
音テープとすることができる。
本考案の他の実施例として、第1の実施例で示
したシート4を透明にするとともに、カセツトハ
ーフ1の少なくともフランジ当接部又は、全部を
透明材料で構成してもよい。
また、フランジ3にスパイラル状の透孔又は、
透視部を設け、或いは透明フランジに薄い金属メ
ツキを施しスパイラル状の透視部を残したもので
あつてもよい。
以上の構成とした場合は、リールが回転してい
るか停止しているか及び回転方向が容易に判断で
き、便利である。また、透明部に0,50,100の
目盛りを刻めば、テープ残量を容易に目視するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のカセツトテープを示す一部切
欠図、第2図は、本考案の一実施例を示す一部切
欠図、第3図は、本考案の要部斜視図、第4図
は、本考案の要部断面図である。 1……カセツトハーフ、2……リール、3……
フランジ、4……シート、9……小突起、10,
11……ハブ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フランジを有する一対のリールを左右並列に備
    えたリールツーリール式テープカセツトにとい
    て、複数個の小突起を有する少くとも一枚のシー
    トで前記フランジをサンドイツチ状に挟持したこ
    とを特徴とするリールツーリール式テープカセツ
    ト。
JP10228281U 1981-07-03 1981-07-08 テ−プカセツト Granted JPS5810289U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10228281U JPS5810289U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 テ−プカセツト
US06/394,960 US4505440A (en) 1981-07-03 1982-07-02 Tape cassette

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10228281U JPS5810289U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 テ−プカセツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5810289U JPS5810289U (ja) 1983-01-22
JPS629576Y2 true JPS629576Y2 (ja) 1987-03-05

Family

ID=29896930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10228281U Granted JPS5810289U (ja) 1981-07-03 1981-07-08 テ−プカセツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS5810289U (ja)

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JPS5810289U (ja) 1983-01-22

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