JPH06282960A - テープ用リール及び単一リールのデータテープカートリッジ - Google Patents

テープ用リール及び単一リールのデータテープカートリッジ

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Publication number
JPH06282960A
JPH06282960A JP22424093A JP22424093A JPH06282960A JP H06282960 A JPH06282960 A JP H06282960A JP 22424093 A JP22424093 A JP 22424093A JP 22424093 A JP22424093 A JP 22424093A JP H06282960 A JPH06282960 A JP H06282960A
Authority
JP
Japan
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tape
reel
flange
wound
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP22424093A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert C Martin
ロバート・カニンガム・マーティン
Donovan M Janssen
ドノバン・ミロ・ジャンセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Storage Technology Corp
3M Co
Original Assignee
Storage Technology Corp
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Storage Technology Corp, Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Storage Technology Corp
Publication of JPH06282960A publication Critical patent/JPH06282960A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/037Single reels or spools
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状のテープ巻き付け面30を有する円筒
状のハブ28と、上側フランジ32及び下側フランジ3
4を有するテープ用リールにおいて、テープの巻き付け
性を改善し、テープ駆動装置での使用時に生じ得る信号
の損失の発生を防止する。 【構成】 フランジ32、34の少なくとも一方に窓6
2を形成し、リール12へのテープの巻き付け中に、重
ねて巻かれたテープ同士の間から空気を逃がすようにす
る。また、上側フランジ32と下側フランジ34との間
の直角距離を、リール12に巻き付けるべきテープの幅
よりも最大6.1%大きくする。この距離は、内径側か
ら外径側へ、テープ幅に対して最大2.9%テーパする
ようにしたり、一定にしたりできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ用リールに関
し、詳しくは、単一リールのカートリッジに用いられる
テープ用リールに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】その一世代として3480
タイプのカートリッジが知られている単一リールのデー
タカートリッジは、磁気テープが巻かれるリールを有
し、テープがリールから繰り出されたときのテープの自
由端にはリーダーブロックが取り付けられている。カー
トリッジは、リーダーブロック用の開口を有する斜めに
なった1つのコーナー部を除いてはほぼ長方形である。
リーダーブロック用の開口は、リーダーブロックを保持
し、リーダーブロックが外されたときには、テープをカ
ートリッジから出してテープ駆動装置に通すことが可能
となる。リーダーブロックが開口にはめられたときに
は、開口は覆われることになる。
【0003】リーダーブロックは大略長方形形状であ
り、テープを保持するためにピンが組み込まれる切欠き
を有している。リーダーブロックの正面には、リール・
トゥ・リール式の磁気テープ駆動装置の自動テープ通し
装置と係合する溝が形成されている。リーダーブロック
の正面は大略円筒面状であり、カートリッジのコーナー
部の傾斜した面と係合する丸ボスが設けられている。リ
ーダーブロックはテープ駆動装置の巻き取りリールのハ
ブの溝にはめ込まれるようになっている。また、リーダ
ーブロックの背面は丸められていて、テープ駆動装置の
巻き取りリールのハブの外周と合致する半径の円弧の一
部を構成している。テープが巻き取りリールに巻かれる
ときに、リーダーブロックがその背面で特にテープの第
1層を受けてこれと圧接するように、リーダーブロック
にそれに応じた形状の部分を形成してもよい。
【0004】テープ駆動装置は、単一リールのテープカ
ートリッジと接続するためのテープ通し装置を有してい
る。駆動装置は、ベースプレートの下に装着された供給
リール用駆動モータを有し、このモータは、その軸がベ
ースプレートの表面と直角に、かつその表面よりわずか
に上へのびている。巻き取りリールは、ベースプレート
に装着され、モータに固定されている。カートリッジの
リールは、モータに連結されたとき、巻き取りリールの
ハブと実質的に同じ平面に位置し、テープが両方のモー
タ軸に直角な平面内で動いて移送されるようになってい
る。テープを通し終わった後、供給リールと巻き取りリ
ールの間でのテープの移送は、両リール用の駆動モータ
を制御することにより行われる。テープは、ローラガイ
ド、エアーベアリングガイド、磁気トランスデューサー
ヘッド、第2のエアーベアリングガイド、及びテンショ
ントランスデューサーのローラを通過する。
【0005】単一リールのカートリッジ用の公知のテー
プ用リールは、幅の公称値が1.265cm(0.49
8インチ)の、1/2インチテープに使用されている。
これらのリールは、一般に、円筒形のハブと、ハブの各
軸端に設けられたフランジを有している。ハブは、両軸
端の間にのびる円筒状のテープ巻き付け面を有してい
る。フランジは、一般に先が薄くなっており、ハブに近
いフランジ内径側からそのエッジ部のフランジ外径側
へ、フランジ間の直角距離が最小値から最大値まで増加
する。フランジ間の直角距離は、一般に、その内径側で
1.306cm(0.514インチ)であり、テープの
エッジとフランジとの間に、テープの幅の公称値の3.
2%の、0.040cm(0.016インチ)の全隙間
が形成されている。外径側でのフランジ間の直角距離
は、一般に、1.377cm(0.542インチ)であ
り、テープのエッジとフランジとの間に、テープの公称
幅の8.8%の、0.112cm(0.044インチ)
の全隙間が形成されている。これらの直角距離の差がテ
ーパ量であり、その値は0.071cm(0.028イ
ンチ)である。
【0006】したがって、上側フランジと下側フランジ
との間の直角距離は、内径側から外径側へ、リールに巻
かれるべきテープの幅の公称値の最大5.6%テーパす
る。これらの距離により、非常に大きな遊びが生じてテ
ープが蛇行し得るようになり、テープに最大0.112
cm(0.044インチ)のスタッキングエラー(重ね
て巻く際のテープのずれ)が起こり得ることになる。こ
のことにより、データの読み取り特性が低下する。ま
た、テープが複数回まかれてなるテープパックの中心線
からずれた状態で飛び出して巻かれたテープストランド
(テープ1巻き分)の支持されていないエッジが、ベー
スフィルムの応力の弛緩のためにしわになり得る。これ
らのしわにより、ヘッドとテープの間にスペースが生
じ、信号のロスが発生する場合がある。
【0007】ビデオテープやオーディオテープのカート
リッジでは、装飾目的で窓付きフランジが使用されてい
るが、窓は、これらのカートリッジが使われるような遅
いテープスピードでは何の機能もなさない。巻き取り中
にデータテープカートリッジのテープの層の間から空気
を逃がしやすくするために、背面側に粗いコーティング
を施し、空気を逃がすための横断面積を増加させて、滑
らかなテープよりもテープをより均一に巻けるようにす
る場合がある。しかし、依然として、テープパックにお
ける巻きつけの均一性をさらに改善できる窓付きフラン
ジを提供することが望まれている。
【0008】
【発明の要旨】本発明に係る単一リールのデータテープ
カートリッジは、磁気テープを巻き付けるリールを有
し、テープをリールから繰り出したときのテープの自由
端にはリーダーブロックが固定されている。テープカー
トリッジは、テープが消去したり記録したりできる状態
かどうか、また、テープが書き込み禁止された状態であ
るかどうかを検知するために、テープカートリッジと協
働する機構を備えたテープ駆動装置内で使用される。正
面壁は、カートリッジ駆動システムと協働する記録用開
口を有している。
【0009】テープ用リールは、円筒状のテープ巻き付
け面を有する円筒状のハブと、ハブの軸端の一方に設け
られた上側フランジと、ハブの軸端の他方に設けられた
下側フランジとを有している。リールには、テープがハ
ブ上で横へ蛇行するのを抑えるために1つ以上の改良を
加えることができる。第1の例では、少なくとも1つの
フランジに窓が形成され、リールへのテープ巻き付け中
に、重ねて巻かれるテープ同士の間から空気を逃がすよ
うになっている。このことにより、テープは、巻き付け
る間ずっと、フランジの一方に沿って巻かれることにな
る。
【0010】別の例では、上側フランジと下側フランジ
との間の直角距離を小さくしている。この距離は、リー
ルに巻かれるべきテープの幅の公称値よりも最大で6.
1%だけ大きい。上側フランジと下側フランジは、ハブ
の直径に実質的に相当する内径と、この内径よりも大き
な外径を有している。一つの変形例では、上側フランジ
と下側フランジの間の直角距離は、内径側から外径側
へ、リールに巻かれるべきテープの幅の公称値に対して
最大2.9%テーパしている。他の変形例では、上側フ
ランジと下側フランジの間の直角距離は、実質一定にな
っている。
【0011】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1に示した3480タイプのテー
プカートリッジなどの単一リールのデータテープカート
リッジ10は、磁気テープ14を巻き付けるテープ用リ
ール12を備えており、テープ14がリール12から繰
り出されたときのテープ14の自由端18にはリーダー
ブロック16が取り付けられている。カートリッジ10
は、1つのコーナー部20を除いてはほぼ長方形形状で
あり、そのコーナー部20は角度が付けられ、かつリー
ダーブロック用の開口22を有している。リーダーブロ
ック用の開口22はリーダーブロック16を保持し、ま
た、リーダーブロック16が外されたときに、テープ1
4をカートリッジ10から出してテープ駆動装置の中に
通すための開口である。リーダーブロック16が開口2
2にパチンとはめ込まれると、開口22が塞がれるよう
になっている。
【0012】リーダーブロック16の正面は、リール・
トゥ・リール式の磁気テープ駆動装置の自動テープ通し
装置と係合する溝24を有し、かつカートリッジのコー
ナー部の傾斜面と係合する。背面26は丸められてい
て、リーダーブロック16がテープ駆動装置の巻き取り
リールのハブの溝にはめ込まれたときに、そのハブの外
周と合致する半径の弧の一部を構成するようになってい
る。テープ14が巻き取りリールに巻かれるときに、リ
ーダーブロックがその背面で特にテープ14の第1層を
受けてこれと圧接するように、リーダーブロックに、そ
れに応じた形状の部分を形成してもよい。テープ用リー
ル12は、円筒状のテープ巻き付け面30を有する円筒
状ハブ28と、ハブの軸端の一方に設けられた上側フラ
ンジ32と、ハブの軸端の他方に設けられた下側フラン
ジ34とを有している。
【0013】カートリッジ10はベース36とカバー3
8とから構成され、これらを組み合わせてハウジングが
形成される。ベース36は、背面壁40、対向する2枚
の側面壁42,44、正面壁46、及び背面壁40と正
面壁46と両側面壁42,44とを結び付ける底面壁4
8を有している。カバー38は、背面壁、対向する2枚
の側面壁54、正面壁56、及び背面壁と正面壁56と
両側面壁54とを結び付ける上面壁58を有している。
底面壁48と上面壁58がハウジングの主要な壁面にな
っている。
【0014】テープ駆動装置は、テープが消去及び書き
込み可能であるかどうか、また書き込み禁止されている
かどうかを検知するために、テープカートリッジ10と
の間で相互作用する機構を有している。カートリッジの
正面壁46、56は、カートリッジ駆動システムとの間
で相互作用する記録用開口60を有している。記録用開
口60の中には、消去防止手段を配置できるようになっ
ている。消去防止手段が記録用開口60を塞ぐと、テー
プ14を消去することができる。消去防止手段が記録用
開口60を塞がなければ、不慮の消去を防止するため
に、テープ駆動装置による記録ができなくなり、それに
よってテープ14が消去されないようになっている。
【0015】図2〜図4に示すように、フランジ32、
34の少なくとも一方には窓62が形成され、テープを
リールに巻き付ける間に重ねて巻かれたテープ14同士
の間から空気を逃がすようにしている。窓62は、上側
フランジ32にだけ形成して下側フランジ34には形成
せず、テープ14を最初から最後まで下側フランジ34
に沿って巻き付けるようにするのが好ましい。窓を形成
した上側フランジ32と窓を形成していない下側フラン
ジ34との組み合わせにより、リール12上のテープパ
ックの上面から空気を逃がすことができ、かつ連続する
テープの層の間に形成されるくさび状になった部分の空
気がテープを下側フランジの方へ付勢する。このことに
より、特に速い巻き付け速度でのテープの巻き付け状態
の均一性が向上し、駆動装置でのテープのエッジガイド
の力を弱めることができる。ビデオテープやオーディオ
テープのカートリッジで装飾を目的として用いられてい
る窓付きのフランジとは違って、窓62は高速での巻付
けの均一性を向上させるので、機能的である。
【0016】巻き付け中にテープの層の間から空気を逃
がしやすくするために、窓付きのフランジを用いるうえ
に、背面に粗いコーティングを施すこともできる。ま
た、テープパックから空気を引き出して巻き付け性を向
上させるために、フランジにファンとして機能するブレ
ードを形成してもよい。
【0017】図2〜図4の実施例では、フランジ32、
34はテーパ状になっていて、両フランジ間の直角距離
は、ハブ28に近接したフランジ内径側の最小値から、
フランジのエッジ部である外径側の最大値まで大きくな
っている。内径側におけるフランジ32、34の間の垂
直距離の公称値は1.290cm(0.508インチ)
で公差が0.005cm(0.002インチ)であり、
テープのエッジとフランジとの間の合計隙間が0.02
5cm(0.010インチ)となっている。外形側にお
けるフランジ32、34の間の垂直距離の公称値は1.
326cm(0.522インチ)で公差が0.005c
m(0.002インチ)であり、テープのエッジとフラ
ンジとの間の隙間の公称値が0.061cm(0.02
4インチ)となっている。これらの直角距離の差がテー
パ量であり、その値は0.036cm(0.014イン
チ)である。このテーパにより、テープ用リール12の
外径側におけるハブの揺れを補い、テープ14がフラン
ジ32、34と干渉するおそれを最大限小さくできる。
テーパ量の最小値が0.018cm(0.007イン
チ)で、外径側での0.015cm(0.006イン
チ)のハブの揺れを補うことができる。
【0018】上側フランジ32と下側フランジ34との
間の直角距離は、リール12に巻かれるべきテープ14
の幅の公称値よりも、公称の最大値で4.82%、(公
差を含む)絶対最大値で5.42%大きい。このこと
は、フランジの外径側で生じ、公知のテープ用リールに
おける、公称8.80%の隙間、最大10.6%の隙間
よりも大幅に小さい。上側フランジ32と下側フランジ
34は、実質的にハブ28の直径に相当する内径と、そ
の内径よりも大きな外径を有している。一つの実施例で
は、上側フランジ32と下側フランジ34との間の直角
距離は、内径から外径まで、リール12に巻かれるべき
テープの幅の公称値の最大2.81%だけテーパしてい
る。このテーパ量は、公知のテープ用リールにおける
5.62%の半分である。
【0019】テーパ量と隙間が少なくなっていることに
より、2つのフランジの間のテープ巻き付け面30に沿
ってテープが蛇行する余地が少なくなる。したがって、
巻き付け中のテープの横方向への位置ずれ、つまりスタ
ッキングエラーが少なくなり、テープ巻き取り性が改善
される。駆動機構の駆動クラッチに固定された場合など
にハブに加算される公差と、ハブとフランジのアセンブ
リの製造により生じる通常の公差を算出して、スタッキ
ングエラーをどれだけ小さくできるかを求めた。テープ
とハブの間の隙間は、内径側で0.0089cm(0.
0035インチ)、外径側で0.0267cm(0.0
105インチ)よりも小さくすることはできない。隙間
がこれより小さいと、駆動装置内でのカートリッジの通
常使用中にテープがフランジと接触するという危険を冒
すことになるであろう。
【0020】スタッキングエラーをどれだけ小さくでき
るかを求める他の方法は、テープとフランジ間のスペー
スを、テープエッジとトラックエッジ間のスペースと比
較することである。テープのスタッキングエラーの最大
値を、テープエッジとトラックエッジ間のスペースの最
小値に制限することにより、テープが巻重ねられたとき
にトラック上にしわができるのを防止できる。公差が最
大値となる最悪の場合の分析結果によれば、スタッキン
グエラーの最大値がテープエッジとトラックエッジ間の
スペースの最小値を越えることが示されている。したが
って、テープのスタッキングを制御する能力は上述した
ような公差の加算により決定される。
【0021】内径側では、テープは、基準中心線から
0.013cm(0.005インチ)の範囲内に入れら
れる。このことにより、テープ駆動装置におけるテープ
のエッジガイドをより小さい力で行える。また、このこ
とにより、テープストランドの支持されていないエッジ
がテープパックの中心線からずれて飛び出した状態で巻
かれるのが防止され、ベースフィルムの応力の弛緩によ
るしわが少なくなり、ヘッドとテープの間における隙間
の発生と信号のロスが防止される。
【0022】このリールの構造により、より細いテープ
の使用が可能となる。幅の公称値が1.257cm
(0.495インチ)のテープを使用することができ
る。このテープを使用するとき、フランジ32、34間
の直角距離の公称値が内径側で1.290cm(0.5
08インチ)であれば、テープのエッジとフランジとの
間に、0.033cm(0.013インチ)の全隙間が
形成される。フランジ32、34間の直角距離の公称値
が外径側で1.326cm(0.522インチ)であれ
ば、テープのエッジとフランジとの間に、公称値で0.
069cm(0.027インチ)の隙間が形成される。
【0023】上側フランジ32と下側フランジ34との
間の直角距離は、リール12に巻き付けられるべきテー
プ14の幅の公称値よりも、公称最大値で5.45%、
絶対最大値で6.1%大きい。このことは、フランジの
外径側で生じ、公知のテープ幅を持った公知のテープ用
リールにおける8.8%の公称隙間と10.6%の最大
隙間よりも十分に小さい。上側フランジ32と下側フラ
ンジ34は、ハブ28の直径に実質的に相当する内径
と、内径よりも大きな外径を有している。より幅の狭い
テープを使用するとき、内径側では、テープは公称中心
線から0.016cm(0.0065インチ)の範囲内
に入れられる。
【0024】図5に示した別実施例では、上側フランジ
32と下側フランジ34との間の直角距離は実質的に一
定している。この距離は1.278cm(0.503イ
ンチ)とすることができる。この距離により、幅の狭い
テープが使用されたときに、テープ幅の公称値よりも
1.6%増加した0.020cm(0.008インチ)
の全隙間が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るテープ用リールを備えた単一リ
ールのテープカートリッジの分解斜視図である。
【図2】 本発明に係るテープ用リールの横断面図であ
る。
【図3】 図2のテープ用リールの平面図である。
【図4】 図2のテープ用リールの底面図である。
【図5】 本発明の他の実施例に係るテープ用リールの
横断面図である。
【符号の説明】
10 テープカートリッジ 12 テープ用リール 14 テープ 16 リーダーブロッ
ク 18 自由端 20 コーナー部 22 開口 24 溝 26 背面 28 ハブ 30 テープ巻き付け面 32 上側フランジ 34 下側フランジ 36 ベース 38 カバー 40 背面壁 42,44 側面壁 46 正面壁 48 底面壁 54 側面壁 56 正面壁 58 上面壁 60 記録用開口 62 窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593168259 ストレイジ・テクノロジー・コーポレイシ ョン Storage Technology Corporation アメリカ合衆国80028−0224コロラド州ル イスビル、サウス・エイティーエイス・ス トリート2270番 (72)発明者 ロバート・カニンガム・マーティン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ドノバン・ミロ・ジャンセン アメリカ合衆国80028−0224コロラド州ル イスビル、サウス・エイティーエイス・ス トリート2270番 ストレイジ・テクノロジ ー・コーポレイション内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ駆動装置に挿入可能なデータテー
    プカートリッジ(10)に使用されるテープ用リールに
    おいて、 複数巻き重ねられたテープストランドを有するテープパ
    ックを形成するように回りにテープ(14)が巻かれる
    実質円筒状のテープ巻き付け面(30)を有する実質円
    筒状のハブ(28)と、 上記テープパックの品質を向上させるために上記テープ
    巻き付け面(30)に沿うテープの蛇行量を制限する手
    段であって、かつ上記テープストランドの支持されてい
    ないエッジが該テープパックの中心線からずれて巻かれ
    るのを防止することにより、しわの発生を少なくすると
    ともに、上記リールが上記テープカートリッジ(10)
    に使用されて該テープカートリッジ(10)がテープ駆
    動装置に挿入されたときのヘッドとテープ(14)の間
    での隙間の発生を防いで信号の損失を防止する手段と、
    を備え、 上記制限及び防止手段は、上記ハブ(28)の軸端の一
    方に設けられた上側フランジ(32)と、該ハブ(2
    8)の軸端の他方に設けられた下側フランジ(34)と
    を有し、該上側フランジ(32)と下側フランジ(3
    4)との間の直角距離が、リールに巻かれるべきテープ
    (14)の幅よりも最大6.1%大きいテープ用リー
    ル。
  2. 【請求項2】 上記上側フランジ(32)と下側フラン
    ジ(34)との間の直角距離が、上記リールに巻かれる
    べきテープ(14)の幅の公称値よりも最大4.8%大
    きい請求項1記載のテープ用リール。
  3. 【請求項3】 上記上側フランジ(32)と下側フラン
    ジ(34)とが、上記ハブ(28)の直径に実質的に相
    当する内径と、該内径よりも大きな外径とを有し、該上
    側フランジ(32)と下側フランジ(34)との間の直
    角距離が、該内径側から外径側へ、上記リールに巻かれ
    るべきテープ(12)の幅の公称値に対して最大2.9
    %大きくなりテーパしている請求項1記載のテープ用リ
    ール。
  4. 【請求項4】 上記上側フランジ(32)と下側フラン
    ジ(34)との間の直角距離が、実質一定している請求
    項1記載のテープ用リール。
  5. 【請求項5】 さらに、上記フランジ(32,34)の
    少なくとも一方に窓(62)が形成され、上記リールへ
    のテープ巻き付け中に重ねて巻かれたテープ(14)同
    士の間から空気を逃がすように構成された請求項1記載
    のテープ用リール。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のテープ用リール(1
    2)を備えた単一リールのデータテープカートリッジで
    あって、 ハウジング(36,38)と、 リーダーブロック(16)と、 一端が上記リーダーブロック(16)に連結され、他端
    が上記テープ用リール(12)に連結されたテープ(1
    4)と、を備えた単一リールのデータテープカートリッ
    ジ。
JP22424093A 1992-09-14 1993-09-09 テープ用リール及び単一リールのデータテープカートリッジ Pending JPH06282960A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US94464892A 1992-09-14 1992-09-14
US944648 1992-09-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06282960A true JPH06282960A (ja) 1994-10-07

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