JP2013147208A - 台車の連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】よりシンプルな構造にて、より効率良く一方の台車と他方の台車を連結することができる台車の連結装置を提供する。
【解決手段】一方の台車と他方の台車を前後方向に連結する台車の連結装置において、連結装置は、一方の台車に設けられて他方の台車に向かって突出する連結アーム部30と、他方の台車に設けられて連結アーム部が差し込まれる案内部70と、連結アーム部30と案内部70との連結状態をロックするロックピン74と、にて構成されており、連結アーム部における突出方向の先端部には、鉛直方向に貫通するアーム側貫通孔30Hが設けられており、案内部には、ロックピンが連結アーム部よりも高い位置となる待機位置に配置されており、案内部は、連結アーム部が差し込まれると、差し込まれた連結アーム部のアーム側貫通孔30Hに、待機位置に配置されていたロックピン74を自動的に落下させる連結オートロック機構を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、工場の製造ライン等にて用いられる台車の連結装置に関する。
従来より、種々の台車が工場の製造ライン等にて使用されている。例えば、作業者が運転する牽引車両に単数または複数が連結された台車や、作業者によって直接押されて移動する台車等があり、当該台車にて種々の部品や完成品等が運搬されている。
特に工場等の製造ラインでは、複数の台車を前後に連結して使用する場合が多く、従来から種々の台車の連結装置が提案されている。
連結装置の例として、例えば図6(A)及び(B)の概略図に示す従来の台車の連結装置は、一方の台車に設けられて他方の台車に向かって突出する連結アーム部130と、他方の台車に設けられて上面171と下面172を有する案内部170と、ロックピン174と、にて構成されている。当該従来技術では、上面171に設けられた上面貫通孔171Aと、下面172に設けられた下面貫通孔172Aと、連結アーム部130に設けられたアーム側貫通孔130Hとを貫通するようにロックピン174が挿通されて連結状態がロックされる。
また例えば特許文献1に記載された従来技術には、一方の台車に設けられて他方の台車に向かって突出するハンマーヘッド形状の連結軸と、他方の台車に設けられて長穴を有する案内部と、にて構成された台車の連結装置が開示されている。当該従来技術では、他方の台車の案内部の長穴に、一方の台車の連結軸を差し込み、差し込んだ連結軸を90度回転させて連結状態をロックしている。
また例えば特許文献2に記載された従来技術には、一方の台車に設けられて上下に昇降させることが可能なアームの先端に設けられた係止部と、他方の台車に設けられてV字形状を有する案内アーム部と、にて構成された搬送車と牽引台車との連結装置が開示されている。当該従来技術では、係止部を持ち上げて案内アーム部のピン溝の上方に移動させた後、係止部を下降させてピン溝に係止させ、ピン溝に設けられた戻止め手段にて係止部をロックしている。
特開2008−189064号公報 特開2007−276580号公報
図6(A)及び(B)に示す従来の連結装置では、一方の台車と他方の台車を連結する際、作業者は、ロックピン174を抜く作業、連結アーム部130を案内部170に差し込むように台車を移動させる作業、ロックピン174を挿通する作業、の3つの作業を行う必要があり、作業時間を1秒でも短縮しようとしている工場の製造ライン等では作業効率が良くない。
また特許文献1に記載された従来では、一方の台車と他方の台車を連結する際、作業者は、連結軸を案内部の長穴に差し込むように台車を移動させる作業、連結軸を回転させる作業、の2つの作業を行う必要があり、作業効率が良くない。また、連結軸を回転させる構成が必要であり、連結装置が複雑化する。
また特許文献2に記載された従来では、一方の台車と他方の台車を連結する際、作業者は、係止部を上昇させる作業、係止部がピン溝の上方となるように台車を移動させる作業、係止部を下降させる作業、台車を移動させて係止部をロックさせる作業、の4つの作業を行う必要があり、作業効率が良くない。また、係止部を昇降させる装置や、ロックするためのピン溝の周囲の戻止め手段等、連結装置が複雑化する。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、よりシンプルな構造にて、より効率良く一方の台車と他方の台車を連結することができる台車の連結装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る台車の連結装置は次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明は、一方の台車と他方の台車を前後方向に連結する台車の連結装置において、前記連結装置は、一方の台車に設けられて他方の台車に向かって突出する連結アーム部と、他方の台車に設けられて前記連結アーム部が差し込まれる案内部と、前記連結アーム部と前記案内部との連結状態をロックするロックピンと、にて構成されている。
そして、前記連結アーム部における突出方向の先端部には、鉛直方向に貫通するアーム側貫通孔が設けられており、前記案内部には、前記ロックピンが前記連結アーム部よりも高い位置となる待機位置に配置されており、前記案内部は、前記連結アーム部が差し込まれると、差し込まれた前記連結アーム部の前記アーム側貫通孔に、前記待機位置に配置されていた前記ロックピンを自動的に落下させる連結オートロック機構を有している。
この第1の発明によれば、作業者は、案内部に連結アーム部を差し込むように台車を移動させる作業を行うだけで、連結状態が自動的にロックされるので、非常に短時間で効率良く一方の台車と他方の台車を連結する作業を行うことができる。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る台車の連結装置であって、前記案内部は、差し込まれた前記連結アーム部の上方に位置するように設けられた案内上部と、差し込まれた前記連結アーム部の下方に位置するように設けられた案内下部と、前記案内上部と前記案内下部との間に配置されて前記連結オートロック機構を構成するピン支持部と、を有しており、前記案内上部には前記ロックピンの鉛直方向の移動を案内する案内側貫通孔が設けられており、前記案内上部において前記案内側貫通孔よりも連結相手の台車の側となる位置には、左右方向に延びる回動軸部材が設けられている。
前記ピン支持部は、板状の形状を有しており、前記案内側貫通孔の中心を鉛直方向に通る仮想軸を横切るように、前記案内上部と前記案内下部との間において当該ピン支持部が設けられている台車に対して上部が下部よりも当該台車から離れるように傾斜されて配置され、更に、前記回動軸部材の回りに回動可能となるように上部が前記回動軸部材に支持されており、前記ロックピンは、鉛直方向に移動可能となるように前記案内側貫通孔に挿通されており、前記ピン支持部には、前記ピン支持部が前記案内上部に近づく方向に回動した場合に前記ロックピンが鉛直方向に貫通可能となる貫通部が形成されている。
そして前記ピン支持部は、前記連結アーム部が前記案内部に差し込まれると差し込まれた前記連結アーム部に押し上げられて第1回動位置となるまで前記案内上部に近づく方向に回動し、前記案内部に差し込まれていた前記連結アーム部が抜かれると前記案内下部に接触する第2回動位置となるまで前記案内上部から遠ざかる方向に回動し、前記ピン支持部の前記貫通部の周囲の縁部であって当該ピン支持部が設けられている台車に近い側の縁部である干渉縁部の位置は、前記ピン支持部が前記第1回動位置にある場合は鉛直方向に移動可能な前記ロックピンに干渉しない位置となり、前記ピン支持部が前記第2回動位置にある場合は鉛直方向に移動可能な前記ロックピンに干渉する位置となるように設定されており、前記ロックピンにおける前記待機位置は、前記第2回動位置にある前記ピン支持部における前記干渉縁部に前記ロックピンが支持されている位置である。
この第2の発明によれば、よりシンプルな構造にて、より効率良く一方の台車と他方の台車を連結することができる台車の連結装置を容易に実現することができる。
次に、本発明の第3の発明は、上記第2の発明に係る台車の連結装置であって、前記案内下部において前記連結アーム部が差し込まれる側には、当該案内下部が設けられている台車から遠ざかるにつれて下方となるように傾斜した案内面が設けられている。
この第3の発明によれば、連結アーム部を案内部に差し込む際、連結アーム部をより容易に差し込むことができる。
(A)はブレーキ状態且つブレーキロック状態を示す台車1の側面図を示しており、(B)は(A)の状態からブレーキ状態且つブレーキロック解除状態となった台車1の側面図を示しており、(C)は(B)の状態からブレーキ解除状態となった台車1の側面図を示している。 (A)は図1(C)の状態の台車1の平面図を示しており、(B)は図1(C)の状態の台車1の背面図を示している。 (A)はブレーキロック部材40の外観、アーム部材32を備えた連結アーム部30の外観、台車本体10の支持体11等の外観を説明する斜視図であり、(B)は(A)のそれぞれを組み付けた状態を説明する斜視図である。 (A)は案内部70を構成する各部材の外観とロックピン74の外観の斜視図であり、(B)は(A)のそれぞれを組み付けた状態と連結アーム部30を説明する斜視図である。 ロックピン74が待機位置にある場合に、連結アーム部30を案内部70に差し込むとロックピン74が自動的に落下する様子を説明する図である。 従来の連結装置(案内部170、連結アーム部130、ロックピン174)の構造を説明する図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。
●[台車1の全体構造(図1、図2)]
まず図1及び図2を用いて、本発明の台車の連結装置を備えた台車1の全体構造について説明する。図1(A)はブレーキ状態且つブレーキロック状態の台車1の側面図を示しており、図1(B)は図1(A)の状態からブレーキ状態且つブレーキロック解除状態となった台車1の側面図を示しており、図1(C)は図1(B)の状態からブレーキ解除状態となった台車1の側面図を示している。なお図2ではアーム部材32等のブレーキ装置に関する一部の部材の細かな記載を省略している。
本実施の形態にて説明する台車1は、台車本体10と、6個のキャスタを備えているが、キャスタの数は6個に限定されるものではない。
台車本体10の前方の左右に設けられたキャスタ21、及び台車本体10の後方の左右に設けられたキャスタ23は自在キャスタであり、車輪の向きが任意の方向に旋回可能である。また台車本体10の前後方向における中央近傍の左右に設けられたキャスタ22は固定キャスタであり、車輪の向きは前後方向に固定されている。
キャスタ22は前方連結部材24に取り付けられ、キャスタ23は後方連結部材25に取り付けられている。そして前方連結部材24と後方連結部材25は、軸部材J1にて連結されているとともに、軸部材J1回りに回動可能である。また図1(A)〜(C)において、前方連結部材24に対して後方連結部材25の反時計回り方向への回動範囲は、ストッパ部材25Uにて規制されており、前方連結部材24に対して後方連結部材25の時計回り方向への回動範囲は、ストッパ部材25Dにて規制されている。なおストッパ部材25U、25Dは、前方連結部材24の所定個所に固定されている。
また前方連結部材24と後方連結部材25は軸部材J1にて連結されて連結部材26を構成している。そして連結部材26の軸部材J1は、台車本体10から下方に向けて設けられた支持部材20にて支持されている。また連結部材26の前方または後方(図1の例では前方)は、弾性部材26Aを介して台車本体10に接続されている。
またキャスタ21は、弾性部材21Aを介して台車本体10に接続されている。
なお、キャスタ22及びキャスタ23の支持構造は、連結部材26等を用いた本実施の形態の支持構造に限定されるものではない。
また台車1に設けられるブレーキ装置は、ブレーキ部材61、ブレーキロッド60、接続部材34、アーム部材32、連結アーム部30、ブレーキロック部材40、ブレーキロック係止部材50等にて構成されている。
ブレーキ部材61は、ブレーキロッド60によって、図1(A)及び(B)に示すようにキャスタ22に接触してブレーキ状態とするブレーキ位置と、図1(C)に示すようにキャスタ22から離間してブレーキ解除状態とするブレーキ解除位置とに移動する。
ブレーキロッド60は、ブレーキ部材61を移動させる部材であり、一方端にはブレーキ部材61が取り付けられ、他方端は接続部材34に接続され、ブレーキ部材61が地面に接触しないように中央近傍が支持部材62にて支持されている。
接続部材34は、アーム部材32の第3回動軸Z3回りに回動可能となるように、アーム部材32に取り付けられている。
また、アーム部材32、連結アーム部30、ブレーキロック部材40、ブレーキロック係止部材50の詳細については、以下に概略を説明する。
なお本実施の形態では、連結アーム部30は、台車を前後に連結するための部材であるとともに、ブレーキ状態またはブレーキ解除状態とするブレーキ操作レバーと兼用されている。
●[連結アーム部30(ブレーキ操作レバー)とブレーキロック部材40の構造(図3)]
図3(A)は、ブレーキロック部材40、アーム部材32を備えた連結アーム部30、台車本体10の支持体11の周囲、の外観を説明する斜視図であり、図3(B)は図3(A)のそれぞれを組み付けた状態を説明する斜視図である。
なお本実施の形態の説明では、台車の連結に使用する連結アーム部30とブレーキ操作レバーとを兼用した構成について説明するが、連結アーム部30をブレーキ操作レバーと兼用することなく、連結アーム部30を、図1(C)に示す水平方向に突出した状態で連結用として台車本体10に固定するようにしても良い。
支持体11は台車本体10の前端部に取り付けられており、支持体11の先端部には、台車本体10に対して水平方向(左右方向)となるように第1回動軸ホルダ31Hが取り付けられている。また台車本体10には、ブレーキロック係止部材50が取り付けられている。
連結アーム部30は、例えば平面状の部材であり、アーム側貫通孔30H、貫通部30Aが設けられており、端部には第1回動軸部材31が取り付けられている。
また連結アーム部30には、アーム部材32が取り付けられている。
アーム部材32は、第1アーム部32Aと、第2アーム部32Bと、にて構成されている。第1アーム部32Aは、一方端が連結アーム部30に取り付けられており、他方端の側には、第1回動軸部材31と平行となるように第2回動軸ホルダ41H、第2アーム部32Bが取り付けられている。
また第2アーム部32Bには、規制部材33が取り付けられている。そして第2アーム部32Bは、一方端が第1アーム部32Aに取り付けられ、他方端には接続部材34が取り付けられている。
接続部材34は、第3回動軸Z3回りに回動可能となるように第2アーム部32Bに取り付けられている。
そしてアーム部材32は、接続部材34とブレーキロッド60を介してブレーキ部材61の位置を、ブレーキ位置またはブレーキ解除位置へと移動させる。
また、図3(B)に示すように、連結アーム部30の第1回動軸部材31は、第1回動軸Z1回りに回動可能となるように第1回動軸ホルダ31Hに取り付けられている。これにより、連結アーム部30及びアーム部材32は、台車本体10に対して水平方向となる第1回動軸Z1回りに回動可能となる。
ブレーキロック部材40は、平面状の部材を「へ」の字状に形成した部材であり、「へ」の字の中央近傍には、第2回動軸部材41が取り付けられている。
そしてブレーキロック部材40の一方端には係止部42が設けられており、他方端にはブレーキロック解除ペダル43が設けられている。
なおブレーキロック部材40は、第2回動軸部材41を水平方向に支持した場合、係止部42の側が重力で下方に移動するように、重量配分が調整されている。
そして図3(B)に示すように、ブレーキロック部材40のブレーキロック解除ペダル43は規制部材33に挿通され、ブレーキロック部材40の第2回動軸部材41は、第2回動軸Z2回りに回動可能となるように第2回動軸ホルダ41Hに取り付けられている。
これにより、ブレーキロック部材40は、ブレーキ操作部材30と一体となって第1回動軸Z1回りに回動するとともに、ブレーキ操作部材30に対して第2回動軸Z2回りに回動可能である。なお、ブレーキ操作部材30に対するブレーキロック部材40の回動範囲は規制部材33にて規制されている。
以上のブレーキ装置の構成により、作業者は、台車1のブレーキ状態を、図1(A)に示すブレーキ状態且つブレーキロック状態、図1(B)に示すブレーキ状態且つブレーキロック解除状態、図1(C)に示すブレーキ解除状態、のいずれかにすることができる。
なお、連結アーム部30とブレーキ操作レバーを兼用としており、図1(C)に示すように水平となって前方に突出した状態においてブレーキ解除状態となるので、台車1を前後に連結する際に非常に便利である。また、連結アーム部30とブレーキ操作レバーを兼用するので、部品点数を削減することができる。
●[連結装置の構造(図4)]
次に図4を用いて台車1の連結装置の構造について説明する。
台車1の連結装置は、一方の台車に設けられて他方の台車に向かって(前後方向に)突出する連結アーム部30と、他方の台車に設けられて連結アーム部30が差し込まれる案内部70と、連結状態をロックするロックピン74と、にて構成されている。
図4(A)は案内部70を構成する各部材とロックピン74の斜視図を示しており、図4(B)は図4(A)の各部材を組み付けた案内部70、ロックピン74、連結アーム部30の斜視図を示している。
図4(B)に示すように、連結アーム部30における突出方向の先端部には、鉛直方向に貫通するアーム側貫通孔30Hが設けられている。
案内部70は、差し込まれた連結アーム部30の上方に位置するように設けられた板状の案内上部71と、差し込まれた連結アーム部30の下方に位置するように設けられた板状の案内下部72と、案内上部71と案内下部72との間に配置されて連結オートロック機構を構成するピン支持部73と、を有している。
なお、連結オートロック機構とは、後述するように、案内部70に連結アーム部30を差し込むと、連結アーム部30のアーム側貫通孔30Hに(待機位置に配置されていた)ロックピン74を自動的に落下させて連結状態をロックするための機構である。
案内上部71には、ロックピン74の鉛直方向の移動を案内する案内側貫通孔71Aが設けられている。また案内上部71には、案内側貫通孔71Aよりも連結相手の台車の側となる位置に、左右方向に延びる回動軸部材71Bが設けられている。回動軸部材71Bは、ピン支持部73の孔部73Aに挿通されて案内上部71に固定される。
ロックピン74は、鉛直方向に移動可能となるように案内側貫通孔71Aに挿通されている。
またロックピン74の上部には、案内側貫通孔71Aの径よりも大きな径のフランジ部74A、作業者がロックピン74を引き抜く作業を容易にするための紐等の引き抜き支援部74B等が設けられている。ロックピン74は、フランジ部74Aが案内側貫通孔71Aに係止されることで案内側貫通孔71Aから床面まで落下することはない。また作業者は、連結ロック状態にある連結装置において、引き抜き支援部74Bを把持してロックピン74を引き上げることで、連結ロック状態を解除して、案内部70から連結アーム部30を抜き出して台車の連結状態を解除することができる。
ピン支持部73は、板状の形状を有しており、案内側貫通孔71Aの中心を鉛直方向に通る仮想軸ZVを横切るように配置されている。そしてピン支持部73は、案内上部71と案内下部72との間において、上部が下部よりも台車(ピン支持部73が設けられている台車)から離れるように傾斜されて配置されている。更にピン支持部73は、回動軸部材71Bの回りに回動可能となるように、上部が回動軸部材71Bに支持されている。
またピン支持部73には、回動軸部材71B回りの回動において案内上部71に近づく方向に回動した場合にロックピン74が鉛直方向に貫通可能となる貫通部73Bが形成されている。
そしてピン支持部73は、連結アーム部30が案内部70に差し込まれると、差し込まれた連結アーム部30に押し上げられて第1回動位置(図5(C)に示すピン支持部73の回動位置)となるまで案内上部71に近づく方向に回動する。またピン支持部73は、案内部70に差し込まれていた連結アーム部30が抜かれると案内下部72に接する第2回動位置(図5(A)に示すピン支持部73の回動位置)となるまで案内上部71から遠ざかる方向に回動する。
そしてピン支持部73の貫通部73Bの周囲の縁部であって台車(ピン支持部73が設けられている台車)に近い側の縁部である干渉縁部73Cの位置は、ピン支持部73が第1回動位置(図5(C)に示す回動位置)にある場合は案内側貫通孔71Aに挿通されて鉛直方向に移動可能なロックピン74に干渉しない位置となるように設定されている。更に干渉縁部73Cの位置は、ピン支持部73が第2回動位置(図5(A)に示す回動位置)にある場合は案内側貫通孔71Aに挿通されて鉛直方向に移動可能なロックピン74に干渉する位置となるように設定されている。
従って、図4(B)に示すように、案内部70に連結アーム部30が差し込まれていない場合、ピン支持部73は下部が案内下部72に接触する第2回動位置まで回動しており、この状態にてロックピン74を案内側貫通孔71Aに挿通すると、ロックピン74の先端部74Cは干渉縁部73Cと干渉する。この場合、干渉縁部73Cの上にロックピン74が乗っている状態となり、この状態のロックピン74の位置が待機位置に相当する。
なお待機位置は、ロックピン74の先端部74Cの位置が、差し込まれる連結アーム部30よりも高い位置となるように設定されている。
案内下部72は、案内上部71の案内側貫通孔71Aと同軸上に、ロックピン74の鉛直方向の移動を案内する案内側貫通孔72Aが設けられているが、案内下部72の案内側貫通孔72Aは省略しても良い。
また案内下部72において連結アーム部30が差し込まれる側には、台車(案内下部72が設けられている台車)から遠ざかるにつれて下方となるように傾斜した案内面72Bが設けられている。この案内面72Bによって、連結アーム部30を案内部70に差し込む際、スムーズに差し込むことができる。
●[案内部70に連結アーム部30を差し込んだ場合の動作(図5)]
次に図5を用いて、案内部70に連結アーム部30を差し込んだ場合に、自動的にロックピン74が落下する様子を説明する。
図4(A)は連結前の状態を示しており、案内部70と連結アーム部30とが離間している状態を示しており、ピン支持部73が第2回動位置にあり、ロックピン74が干渉縁部73Cの上に乗った待機位置にある状態を示している。作業者は、案内部70が設けられている台車と、連結アーム部30が設けられている台車と、を相対的に近づくように移動させていく。
作業者が更に台車を移動させて双方の台車を相対的に近づけていくと、やがて図4(B)に示すように、連結アーム部30が案内面72Bに接触した後、更に案内部70の中へと差し込まれ、連結アーム部30の先端がピン支持部73に接触する。この状態では、まだピン支持部73が第2回動位置にあり、ロックピン74はまだ待機位置にあり干渉縁部73Cの上に乗っている。
図4(B)の状態から更に作業者が台車を移動させて双方の台車を相対的に近づけていくと、連結アーム部30は更に案内部70の奥へと差し込まれ、図4(C)に示すように、連結アーム部30の先端部がピン支持部73を押し上げ、ピン支持部73は第1回動位置へと回動する。
ピン支持部73が第2回動位置から第1回動位置へと回動すると、ロックピン74を支持していた干渉縁部73Cの位置が、ロックピン74(先端部74C)と干渉しない位置へと移動する。これにより、ロックピン74が待機位置から自動的に落下し、落下先にあるアーム側貫通孔30H、案内側貫通孔72Aへと順番に、自動的に挿通されて連結ロックが完了する。
なお図4(C)の連結ロック状態から連結を解除する場合、作業者は、引き抜き支援部74Bを把持してロックピン74を引き上げ、連結アーム部30を案内部70から抜き出してピン支持部73を第2回動位置まで回動させ、ロックピン74を案内側貫通孔71Aに挿通して待機位置に配置すれば良い。
以上に説明したように、本実施の形態にて説明した台車の連結装置では、作業者が、一方の台車の連結アーム部30と他方の台車の案内部70とを相対的に近づくように移動させる作業を行うだけで、連結とロックが自動的に行われるので、非常に短時間に連結及びロックすることが可能であり、作業効率が良い。
また本実施の形態にて説明した台車の連結装置の構造は、図6に示す従来の連結装置に対して、ピン支持部73を追加したものであり、非常にシンプルな構造にて連結オートロック機構を実現することができる。
また、ピン支持部73の構造も、非常にシンプルであり、容易に実現することが可能である。
また、案内面72Bを有することで、連結アーム部30を容易に案内部70へと差し込むことができる。
本発明の台車の連結装置は、本実施の形態で説明した外観、構成、構造、形状等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば案内下部72の案内側貫通孔72Aは省略しても良い。
また本実施の形態では、連結アーム部30とブレーキ操作レバーを兼用としたが、兼用とすることなくそれぞれ別々の部材にて構成するようにしても良い。
またキャスタ(車輪)の数、台車本体10に対するキャスタ(車輪)の支持構造等は、本実施の形態にて説明したものに限定されるものではない。
1 台車
10 台車本体
11 支持体
20 支持部材
21〜23 キャスタ
30 連結アーム部
30H アーム側貫通孔
32 アーム部材
34 接続部材
40 ブレーキロック部材
41 第2回動軸部材
42 係止部
43 ブレーキロック解除ペダル
50 ブレーキロック係止部材
60 ブレーキロッド
61 ブレーキ部材
62 支持部材
70 案内部
71 案内上部
71A、72A 案内側貫通孔
71B 回動軸部材
72 案内下部
72B 案内面
73 ピン支持部
73B 貫通部
73C 干渉縁部
74 ロックピン
74A フランジ部
74C 先端部
Z1 第1回動軸
Z2 第2回動軸
Z3 第3回動軸
ZV 仮想軸

Claims (3)

  1. 一方の台車と他方の台車を前後方向に連結する台車の連結装置において、
    前記連結装置は、一方の台車に設けられて他方の台車に向かって突出する連結アーム部と、他方の台車に設けられて前記連結アーム部が差し込まれる案内部と、前記連結アーム部と前記案内部との連結状態をロックするロックピンと、にて構成されており、
    前記連結アーム部における突出方向の先端部には、鉛直方向に貫通するアーム側貫通孔が設けられており、
    前記案内部には、前記ロックピンが前記連結アーム部よりも高い位置となる待機位置に配置されており、
    前記案内部は、前記連結アーム部が差し込まれると、差し込まれた前記連結アーム部の前記アーム側貫通孔に、前記待機位置に配置されていた前記ロックピンを自動的に落下させる連結オートロック機構を有している、
    台車の連結装置。
  2. 請求項1に記載の台車の連結装置であって、
    前記案内部は、差し込まれた前記連結アーム部の上方に位置するように設けられた案内上部と、差し込まれた前記連結アーム部の下方に位置するように設けられた案内下部と、前記案内上部と前記案内下部との間に配置されて前記連結オートロック機構を構成するピン支持部と、を有しており、
    前記案内上部には前記ロックピンの鉛直方向の移動を案内する案内側貫通孔が設けられており、前記案内上部において前記案内側貫通孔よりも連結相手の台車の側となる位置には、左右方向に延びる回動軸部材が設けられており、
    前記ピン支持部は、板状の形状を有しており、前記案内側貫通孔の中心を鉛直方向に通る仮想軸を横切るように、前記案内上部と前記案内下部との間において当該ピン支持部が設けられている台車に対して上部が下部よりも当該台車から離れるように傾斜されて配置され、更に、前記回動軸部材の回りに回動可能となるように上部が前記回動軸部材に支持されており、
    前記ロックピンは、鉛直方向に移動可能となるように前記案内側貫通孔に挿通されており、
    前記ピン支持部には、前記ピン支持部が前記案内上部に近づく方向に回動した場合に前記ロックピンが鉛直方向に貫通可能となる貫通部が形成されており、
    前記ピン支持部は、前記連結アーム部が前記案内部に差し込まれると差し込まれた前記連結アーム部に押し上げられて第1回動位置となるまで前記案内上部に近づく方向に回動し、前記案内部に差し込まれていた前記連結アーム部が抜かれると前記案内下部に接触する第2回動位置となるまで前記案内上部から遠ざかる方向に回動し、
    前記ピン支持部の前記貫通部の周囲の縁部であって当該ピン支持部が設けられている台車に近い側の縁部である干渉縁部の位置は、前記ピン支持部が前記第1回動位置にある場合は鉛直方向に移動可能な前記ロックピンに干渉しない位置となり、前記ピン支持部が前記第2回動位置にある場合は鉛直方向に移動可能な前記ロックピンに干渉する位置となるように設定されており、
    前記ロックピンにおける前記待機位置は、前記第2回動位置にある前記ピン支持部における前記干渉縁部に前記ロックピンが支持されている位置である、
    台車の連結装置。
  3. 請求項2に記載の台車の連結装置であって、
    前記案内下部において前記連結アーム部が差し込まれる側には、当該案内下部が設けられている台車から遠ざかるにつれて下方となるように傾斜した案内面が設けられている、
    台車の連結装置。
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