JPS6338133Y2 - - Google Patents

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JPS6338133Y2
JPS6338133Y2 JP1983204169U JP20416983U JPS6338133Y2 JP S6338133 Y2 JPS6338133 Y2 JP S6338133Y2 JP 1983204169 U JP1983204169 U JP 1983204169U JP 20416983 U JP20416983 U JP 20416983U JP S6338133 Y2 JPS6338133 Y2 JP S6338133Y2
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locking
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wheel
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) (産業上の利用分野) 本考案は台車に於ける車輪切換装置に係り、台
車に回動自在に軸架された自在輪の走行方向を一
定の方向に定めてこれをロツクしたり、また、ロ
ツクを解除してこれをフリーに切換設定できるよ
うにしたものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の台車の車輪切換装置としては、
たとえば、実公昭37−26662号公報に記載されて
いるように、車体の牽引杆を起伏することによつ
て前部左右の車輪の旋回をロツクしたり、このロ
ツクを解除したりする構造が知られている。この
構造は、本体フレームに中心軸を介して旋回盤を
回動自在に取付け、この旋回盤の左右部に車輪を
軸架した回転盤を中心軸を介して回動自在に取付
け、上記本体フレームの前部に牽引杆の下部を起
伏自在に軸着するとともに、この牽引杆の下部に
リンク機構を介して上記回転盤をロツクする固定
ピンを進退動させる作動杆を進退自在に枢着し、
上記牽引杆の下部にスプリング及びリンク機構を
介して上記旋回盤をロツクする固定ピンを上下動
自在に枢着したものである。
そして、牽引杆を下方に回動すると、リンク機
構及び作動杆を介して作動される固定ピンによつ
て回転盤をロツクするとともに、スプリング及び
リンク機構を介して作動される固定ピンによつて
旋回盤のロツクを解除するようにしたものであ
り、また牽引杆を上方に回動すると、前記一方の
固定ピンが後退され回転盤のロツクが解除される
とともに、前記他方の固定ピンが押下げられ旋回
盤をロツクするようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公報記載の構造によると、牽引杆を起伏す
ることにより車輪を有する回転盤の回転及び旋回
盤の旋回を交互にロツクしたり、このロツクを解
除できる点で好ましいものであるが、その一方に
おいてこの回転盤及び旋回盤に対して係脱させる
それぞれの固定ピンとこれを作動させる牽引杆と
の連動構造が部品点数が多く構造が複雑あり、ま
た、工場スペース等において一台の台車そのもの
を用いて荷役作業を行う場合には、車輪を有する
回転盤のロツクを解除するために牽引杆を上方に
回動して引上げなければならないので、この牽引
杆を用いて台車を押動及び牽引することができず
その取扱上及び使用勝手上に多くの手数を要し、
したがつて、生産コスト上及び操作上に問題があ
る。
そこで、本考案はこのような点に鑑みなされた
もので、左右の走行輪を作業目的や取扱目的に応
じて簡単な手段によつて固定輪と自在輪に切換設
定できるようにするとともに、この切換設定手段
は台車を牽引する引棒体とは関連なく設けるよう
にし、こにより、少ない部品点数で簡単な構造に
よつて左右の走行輪を確実かつ容易に制御でき、
かつまた台車の取扱いも容易にでき、したがつて
生産コスト上及び取扱上好ましい台車に於ける車
輪切換装置を提供することを目的とするものであ
る。
(考案の構成) (問題点を解決するための手段) 本考案の台車に於ける車輪切換装置は、本体フ
レーム2の左右下部に回動自在に取着され回動体
14に車輪16を軸架するとともに上記回動体1
4のフランジ17の左右部に係止凹部18を形成
した自在輪4と、この左右の自在輪4の間におい
て上記本体フレーム2に回動自在に設けられ外端
部に上記左右の自在輪4の係止凹部18に係脱す
る係合突起21を有する作動アーム20を左右平
行状に突設するとともに内端部に受圧体22を左
右同方向に突設した左右一対の作動横杆19と、
上記本体フレーム2に上記一対の作動横杆19と
平行に回動自在に設けられ左右に上記左右の受圧
体22を押動する押動体24を突設するとともに
中間部に縦軸26を介して操作レバー27を水平
方向回動自在に軸着した連動横杆23と、上記本
体フレーム2に固着され上記操作レバー27を挿
通した通孔30を有するとともにこの通孔30の
上部左右に高さの異なる第1の係止部31及び第
2の係止部32を形成した係止板29と、上記本体
フレーム2と上記少なくとも一方の作動横杆19
との間に張設され常時上記左右の係合突起21を
上記左右の自在輪4の一方の係止凹部18内に係
合させるとともに上記左右の受圧体22を上記左
右のの押動体24に係合させるように附勢したス
プリング35とを備したものである。
(作用) 本考案の台車に於ける車輪切換装置は、操作レ
バー27の踏圧部を踏圧すると、この操作レバー
27が下降されるとともに、連動横杆23が回動
され、この連動横杆23の左右の押動体24がそ
れぞれ左右の受圧体22を押上げ、この左右の受
圧体22の回動でコイルスプリング35に抗して
左右の作動横杆19が回動されるとともに、この
左右の作動横杆19に固着された左右の作動アー
ム20がそれぞれ引き上げ回動され、この左右の
作動アーム20の先端部の係合突起21が左右の
自在輪4のフランジ17における係止凹部18内
から離脱され、この左右の自在輪4の回動体14
のロツクが解除される。そして操作レバー28を
縦軸26を中心に水平回動し、その踏圧を解除す
ると、コイルスプリング35の復帰力によつて係
止板29の第1の係止部31からはずれた操作レ
バー27は、再びわずかに引き上げられて第2の
係止部32内に係止される。これにより、左右の
自在輪4は旋回動が可能となる。
また、上記のように操作レバー27を下降回動
するとともに、これを水平回動して係止板29の
第2の係止部32から再び第1の係止部31内に係
止することにより、左右の作動アーム20の係合
突起21が左右の自在輪4のフランジ17におけ
る内側に位置した係止凹部18内に係止され、左
右の自在輪6の旋回がロツクされる。
このように、左右の自在輪4の回動体14にお
けるフランジ17の係止凹部18に対して左右の
作動アーム20の係合突起21を係脱することに
よつて、左右の自在輪4は方向性を定めた状態で
旋回動をロツクしたり、またはそのロツクを解除
してフリに切換設定され台車1を使用目的や取扱
状況等に応じて十分に活用することがきるように
なる。
(考案の実施例) 以下本考案を添附図面に示す一実施例について
説明する。
図において、1は台車で、台車1は、本体フレ
ーム2の前後左右に自在輪3,4が回動自在に軸
架されているとともに、この本体フレーム2の前
後の中間部に引棒体5及び引棒体5のフツク部6
を着脱自在に連結する連結器7が取付けられ、さ
らには本体フレーム2の後方部に上記後方部左右
の自在軸4に対する切換機構8が設けられて構成
されている。
つぎに、上記本体フレーム2は、矩形状に形成
され、その前後部にはパレツトaなどの荷台の前
後部分を載置する荷台面9が同一平面上において
相対して高く形成され、この前後の荷台面9の間
にはこの荷台面9より段差を介して低く形成した
荷台面兼用のフオークなどを挿入する挿入凹部1
0が形成され、さらには上記前後の荷台面9の外
縁上にはストツパ11が一体に立設されている。
また上記本体フレーム2の前後の荷台面9にお
ける左右の下面部に上記自在輪3,4の固定基板
12がその取付孔13から挿入した複数のボルト
によつて一体に固着され、この固定基板12に対
して回動自在に連設垂下された自在輪3,4の回
動体14の下方部に二叉状の支持金具15を介し
て車輪16が回動自在に軸架されている。
また少なくとも上記後方部における左右の自在
輪4における回動体14の外周に環状のフランジ
17が一体に形成され、このフランジ17の両側
部に、すなわち、車輪16を前後方向に向きを定
めた状態においてその左右の両側部に係止凹部1
8が切欠して形成されている。
つぎに、上記本体フレーム2の後方部における
上記一方の自在輪4の近傍に上記切換機構8が設
けられている。この切換機構8は、本体フレーム
2の下部に左右一対の作動横杆19を本体フレー
ム2の巾方向同一線上において回動自在に取付け
られ、この左右の作動横杆19の外端部には作動
アーム20の基端部が一体に突設され、この左右
の作動アーム20の先端部に上記自在輪4のフラ
ンジ17における係上凹部18内に係脱自在に係
合する係合突起21が一体に形成され、また上記
左右の作動横杆19の内端部には受圧体22が傾
斜して一体に突設されている。また上記左右の作
動横杆19の内側部分において、これらと平行状
に連動横杆23が上記本体フレーム2に回動自在
に取付けられ、この連動横杆23の内側部に上記
左右の受圧体22に係合し、これを押動して作動
横杆19を回動する一対の押動体24が平行状に
突設されている。また上記連動横杆23の中間部
にほぼU字状の取付金具25が固着され、この取
付金具25に縦軸26を介して操作レバー27の
先端部が上下方向固定、及び水平方向回動自在に
取付けられ、この操作レバー27の基端部には操
作板28が固着されて、これが本体フレーム2の
後端部に突出されている。またこの操作レバー2
7は上記本体フレーム2から垂設された係止板2
9の通孔30内を貫通して突出され、この通孔3
0の上方部の左右上下に操作レバー27の途中を
係止する高さの異なる第1の係止部31及び第2
の係止部32が形成されている。さらに上記一方
の作動横杆19に係止突片33が形成され、この
係止突片33と上記本体フレーム2の突片34と
の間にスプリングとしてのコイルスプリング35
が張設され、このコイルスプリング35によつ
て、作動アーム20を附勢しその係合突起21が
常時フランジ17の一方の係合凹部18内に係合
し自在輪4の回動体14の旋回動をロツクすると
ともに、操作レバー27は係止板29の第1の係
止部31内に係合され、左右の自在輪4は一定の
直進方向にセツトされるようになつている。
つぎに、上記フレーム2の前方側における荷台
面9の中間下部にチヤンネル材などからなる連結
フレーム36が相対して平行状に一体に垂設さ
れ、この相対する連結フレーム36の下方部間に
係止金具37が両側の横軸38を介して上下動自
在に軸架されている。この係止金具37は、上記
引棒体5を回動自在にかつ進退自在に挿入した円
筒状の案内係止部39を有するとともに、この案
内係止部39の上下に引棒体5の基端部近傍にお
いて引棒体5と直交する方向に突出された係止杆
40を案内する案内凹部41が連通形成されてい
る。また上記引棒体5の基端部にこれより大径に
形成されたフランジ状の係止体42が一体に形成
され、この係止体42は上記係止金具37の案内
係止部39における内側の開口縁39aに係止さ
れるようになつている。そしてこの係止体42と
上記係止杆40との間隔l1は、上記係止金具37
の案内係止部39の長さl2より大きく形成され、
この係止体42と係止杆40との間に案内係止部
39が位置し、かつこの係止杆40は案内係止部
39の外側の開口縁39bに係合するようになつ
ている。また上記相対する連結フレーム36の上
方部間に上記係止金具37の上方の案内凹部41
における上面部43が係止されるストツパー44
が固着されている。さらに上記相対する連結フレ
ーム36の後方部に引棒体5を収納する断面コ字
形状の収納フレーム45が連設され、この収納フ
レーム45の後端部には引棒体5の係止体42が
係止される係止突起46が形成され、この収納フ
レーム45は上記本体フレーム2の下方に突設さ
れた支枠47に固着支持されている。そして、上
記引棒体5は係止金具37から収納フレーム45
内に収納され、必要に応じて引出される、ように
なつている。
また上記本体フレーム2の後方側における荷台
面9の中間下部に上記連結器7が固着されてい
る。この連結器7は、上記引棒体5のフツク部6
を上方から挿脱する挿入口48を上面に開口する
とともにこの挿入口48に対して後方から前方に
向けて突出した係止部49を有する略U字状の連
結金具50が固定され、この連結金具50の上記
フレーム2に固定した固定部51における上方部
に把手体52が回動自在に横架され、この把手体
52に上記連結金具50の係止部49に対向して
挿入口48を開閉する開閉突片53を有する重錘
54が固定され、この重錘54の開閉突片53を
常時係止部49に対向させる位置に係止するスト
ツパー55が上記連結金具50に固定して構成さ
れている。しかして、上記係止部49は、連結金
具50の固定部51に対向した牽引係止部56の
上端部に一体に折曲形成され、またこの牽引係止
部56と固定部51の間に上記挿入口48に連通
したフツク挿入凹部57が形成されている。また
上記把手体52は、横杆状に形成され上記連結金
具50の固定部51の上方部に穿設された貫通孔
57に回動自在に挿通されているとともに、その
両側部が上記フレーム2の両側部に設けた軸受体
58によつて回動自在に支架され、かつ両端部に
は操作部59が折曲形成されている。また上記開
閉突片53は、L型板60の後方に突出した折曲
片にて形成され、また上記重錘54は上記L型板
60の前方下方に突出した突出片61の下端部に
固着され、そして、このL型板60はその折曲部
において上記把手体52に固着されている。また
上記ストツパー55は、上記連結金具50の固定
部における一側上方部すなわち、開閉突片53が
挿入口48内に突出しこれが係止部49に対向し
た位置で開閉突片53の移動を阻止する部分に固
着されている。そして、開閉突片53は重錘54
によつて常時ストツパー55に係止され挿入口4
8内に突出するようになつている。さらに、上記
フレーム2には上記L型板60の突出片61が回
動によつて入り込む切欠凹部(図示せず)が形成
されている。
このように構成されたものにおいて、台車1の
相互を連結する場合には、収納フレーム45内に
収納された引棒体5を収納状態のまま引出しその
係止杆40が垂直状のまま係止金具37の案内凹
部41を通過するとともにその係止体42が係止
金具37の案内係止部39における開口縁39a
に係合するとともに、この引棒体5をほぼ90度回
動すると係止杆40は水平状に反転されて案内係
止部39の外側の案内縁39bに係合され、した
がつて、引棒体5の係止杆40と係止体42は係
止金具37を前後から挾持してこれに係合係止さ
れ、この係止金具37に収納フレーム45から引
出された引棒体5は連結係止されるとともに、こ
の引棒体5は、係止金具37を介して両側の横軸
38を支点として、上下動自在に設定され、そし
てその自重で所定位置に下降した場合には、その
係止金具37の上面部43がストツパー44に係
止される。そして、必要とする複数の台車1の相
互を前後に配列し、前側の台車1の後端部におけ
る連結器7の上部に後側の台車1の前端部におけ
る牽引体5のフツク部6を配設するとともに、こ
のフツク部6を下降回動すると、このフツク部6
が開閉突片53を押動してこれを重錘54に抗し
て把手体52を中心に回動する。これにより、こ
の開閉突片53は挿入凹部57から一時にはずれ
てその挿入口48を開口するとともに、フツク部
6は挿入凹部57内に挿入される。またフツク部
6が挿入凹部57内に挿入されると、重錘54の
重量で把手体52を中心に開閉突片53は自動に
復帰回動され、その上面部がストツパー55によ
つて係止され開閉突片53がさらに上方に回動す
ることが阻止される。これにより、開閉突片53
は再び係止部49に対向し、この係止部49とと
もに挿入凹部57の挿入口48が巾狭に閉じら
れ、フツク部6が開閉突片53と係止部49との
間から抜け出ることが防止される。このようにし
て複数の台車1を順次簡単に連結することができ
る。そして、最前部の台車1の引棒体5を牽引車
に連結し、これらを牽引走行する。
また連結した相互の台車1を分離する場合には
把手体52の操作部59を回動すると、把手体5
2と一体の開閉突片53及び重錘54は上記と同
様に同方向に連動回動され、開閉突片53が挿入
凹部57からはずれ、挿入口48が開放され、し
たがつて、フツク部6を挿入凹部57から引き上
げることができる。そして把手体52の回動を解
放すると、重錘54によつて開閉突片53は上記
と同様に自動的に復帰回動し、フツク部6の次の
連結に備える。
つぎに、接作板28を踏圧すると、操作レバー
27が下降されるとともに、連動横杆23が回動
され、この連動横杆23の一対の押動体24がそ
れぞれ受圧体22を押上げ、この受圧体22の回
動でコイルスプリング35に抗して一対の作動横
杆19が回動されるとともに、この作動横杆19
に固着された左右の作動アーム20がそれぞれ引
き上げられ、この作動アーム20の先端部の係合
突起21が自在輪4のフランジ17における係止
凹部18内から離脱され、自在輪4の回動体14
のロツクが解除される。そして操作レバー28を
縦軸26を中心に水平回動し、その踏圧を解除す
ると、コイルスプリング35の復帰力によつて係
止板29の第1の係止部31からはずれた操作レ
バー27は、再びわずかに引き上げられて第2の
係止部32内に係止される。これにより、後方左
右の自在輪4は旋回動が可能となり、この自在輪
4及び前方左右の自在輪3によつて台車1は自由
に任意の方向に移動することができるようにな
る。
このように、左右の自在輪4の回動体14にお
けるフランジ17の係止凹部18に対して作動ア
ーム20の係合突起21を係脱することによつて
左右の自在輪4は方向性を定めた状態で旋回動を
ロツクしたり、またはそのロツクを解除してフリ
ーとし、自在輪4の本来的な作動である旋回動に
切換え設定することによつて台車1を使用目的や
取扱状況等に応じて十分に活用することができる
ようになる。また、係止凹部18はフランジ17
の両側部に形成したことにより、その車輪16は
台車1の前後動に応じて第1図実線に示す方向に
またはその鎖線に示す方向に向きを変換するの
で、そのいずれの方向に向きを変換した場合に
も、内側に位置した係止凹部18に対しても係合
突起21を係合し、これで方向性を定めた自在輪
4の旋回動をロツクしたりあるいはロツクを解除
してフリーにすることができる。
(考案の効果) 本考案によれば、台車を牽引する引棒体とは別
個に設けた操作レバー27を回動操作することに
より連動横杆23及び左右の作動横杆19を介し
て左右の作動アーム20を確実に上下回動させ、
かつ、この左右の係合突起21を左右の自在輪4
のフランジ17における係止凹部18の一つに対
して簡単に係脱することができ、そして左右の係
合突起21を左右の自在輪(4)の係止凹部18内に
係止することによつて、左右の自在輪4を一定の
方向に確実にロツクしてこの自在輪4の旋回動を
防止することができ、また左右の係止凹部18内
から左右の係合突起21を離脱することによつて
左右の自在輪4を簡単に旋回動自在に復帰させる
ことができる。また操作レバー27はスプリング
35の附勢力によつて係止板29の第1の係止部
31または第2の係止部32に対して確実に係止
することができ、これにより、左右の係止凹部1
8に対する左右の係合突起21の係合係止及び係
合離脱位置を確実に保持することができ、かつま
たこのスプリング35の附勢力によつて左右の受
圧体22を左右の押動体24に連動に備えて確実
に係合させることができる。されに、左右の自在
輪4を配設するとともにこの左右の自在輪4を共
通の操作レバー27の回動操作によつてその旋回
動をロツクして固定輪としたり、旋回動自在の自
在輪としたので、従来のように車輪を有する回転
盤を旋回盤に回動自在に設けこれら回転盤及び旋
回盤をそれぞれ別個の手段によつてロツクした
り、このロツクを解除するものに比べ部品点数が
少なく構造が簡単であり、自在輪の制御を確実か
つ容易に行なうことができる。したがつて、左右
の走行輪を作業目的や取扱目的に応じて走行方向
を定めた固定輪と旋回動自在の自在輪に簡単に切
換設定することができ、かつまたこの切換設定手
段は台車を牽引する引棒体とは関連なく行なうこ
とができるので、台車の取扱いも容易であり、こ
れにより生産コスト上及び取扱上好ましい台車に
於ける車輪切換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は台
車の側面図、第2図は同上平面図、第3図は同上
一部の拡大平面図、第4図は同上一部を切欠いた
側面図、第5図は同上a〜a線部の断面図、第6
図は同上車輪切換機構の斜視図、第7図は引棒体
連結機構の側面図、第8図は同上b〜b線部の断
面図、第9図は引棒体収納状態を示す側面図、第
10図は引棒体の係止機構の斜視図、第11図は
台車相互の連結機構の斜視図である。 2……本体フレーム、4……自在輪、14……
回動体、17……フランジ、18……係止凹部、
19……作動横杆、20……作動アーム、21…
…係合突起、22……受圧体、23……連動横
杆、24……押動体、26……縦軸、27……操
作レバー、29……係止板、30……通孔、31
……第1の係止部、32……第2の係止部、35
……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体フレーム2の左右下部に回動自在に取着さ
    れ回動体14に車輪16を軸架するとともに上記
    回動体14のフランジ17の左右部に係止凹部1
    8を形成した自在輪4と、 この左右の自在輪4の間において上記本体フレ
    ーム2に回動自在に設けられ外端部に上記左右の
    自在輪4の係止凹部18に係脱する係合突起21
    を有する作動アーム20を左右平行状に突設する
    とともに内端部に受圧体22を左右同方向に突設
    した左右一対の作動横杆19と、 上記本体フレーム2に上記一対の作動横杆19
    と平行に回動自在に設けられ左右に上記左右の受
    圧体22を押動する押動体24を突設するととも
    に中間部に縦軸26を介して操作レバー27を水
    平方向回動自在に軸着した連動横杆23と、 上記本体フレーム2に固着され上記操作レバー
    27を挿通した通孔30を有するとともにこの通
    孔30の上部左右に高さの異なる第1の係止部3
    1及び第2の係止部32を形成した係止板29
    と、 上記本体フレーム2と上記少なくとも一方の作
    動横杆19との間に張設され常時上記左右の係合
    突起21を上記左右の自在輪4の一方の係止凹部
    18内に係合させるとともに上記左右の受圧体2
    2を上記左右の押動体24に係合させるように附
    勢したスプリング35と、 を具備したことを特徴とする台車に於ける車輪切
    換装置。
JP20416983U 1983-12-23 1983-12-23 台車に於ける車輪切換装置 Granted JPS60105266U (ja)

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