JP3125727U - 台車用連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状と構造が単純で、廉価に製造でき、かつ、使用し易い台車用連結装置を提供する。
【解決手段】台車同士の連結又は台車と動力車との連結のために、台車又は動力車の前後の端部に設ける連結装置について、連結ピン14を有する連結部15と、連結ピンの嵌合が可能な連結穴16を有する連結相手17を具備し、連結部は、連結ピンを先端に有しかつ前後に長い可動部材18と、可動部材を前後動可能に収めた固定部材19を具備し、可動部材と固定部材とは、可動部材の前後動作を規定するために係合手段20によって係合しており、係合手段は、可動部材に設けた凸部21と、凸部を摺動可能に配置した前後方向に長い凹部22から成る構成を有する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、台車同士の連結又は台車と動力車との連結のために、それらの前後の端部に設ける台車用連結装置に関するものである。
例えば、折り畳みコンテナ用ドーリーなどと称される種類の台車は、工場の構内や倉庫などにおいて、折り畳みコンテナを載せて移動する用途に使用されている。従来、この種のドーリーは、牽引車により1台ずつ搬送されており、搬送の効率が良くないという問題があった。
そこで、ドーリーなどの台車を複数台連結し、搬送することを思いつく。このような意図を有する先行技術には、例えば実用新案登録第3110071号に見られる荷崩れ防止金具と連結金具を一体的に取り付けた台車の考案がある。しかし、同考案では台車連結棒を、取り付けベースに上下運動可能かつ水平方向へ揺動可能に挿入しており、部品点数は少ないが部品形状と構造が複雑なため、製造コストが高くつき、また特有の使用法が必要と考えられる。
実用新案登録第3110071号
本考案は上記の点に着目して成されたもので、その課題は、形状と構造が単純で、廉価に製造でき、かつ、使用し易い台車用連結装置を提供することである。
前記の課題を解決するため本考案は、台車同士の連結又は台車と動力車との連結のために、台車又は動力車の前後の端部に設ける連結装置において、連結ピンを有しかつ前後に長い連結部と、連結ピンの嵌合が可能な連結穴を有する連結相手を具備し、連結部は、連結ピンを先端に有する可動部材と、可動部材を前後動可能に収めた固定部材から成り、可動部材と固定部材とは、可動部材の前後動範囲を規定するために、係合手段によって係合しており、係合手段は、可動部材に設けた凸部と、凸部を摺動可能に配置した前後方向に長い凹部から構成するという手段を講じたものである。
本考案の台車用連結装置は、台車同士の連結又は台車と動力車との連結のために使用する目的で、考案されたもので、台車同士の連結に使用することが、本考案本来の目的である。台車を動かす動力を持った車両、即ち動力車と、台車の連結には、これまで使われて来たものを使用するが、本考案の連結装置を使用できる可能性も勿論ある。なお、この台車用連結装置は、台車又は動力車の前後の端部に設置される。
本考案の台車用連結装置は、連結ピンを有しかつ前後に長い連結部と、連結ピンの嵌合が可能な連結穴を有する連結相手を具備する。つまり、連結ピンと連結穴の嵌合による連結だけであるから、連結ピンを連結穴に嵌め合わせるか或いは外すかのどちらかであり、連結ピンと連結穴は、各1箇所あれば十分であるから、極めて単純であり、使用の際に戸惑うことがない。台車の前後を考慮する場合、連結部は例えば台車の後の端部に設置し、連結相手は例えば台車の前の端部に設置する。なお、連結相手は連結穴を有していれば良いので、必ずしも後述する例のように特別の部材を要するものではない。
連結部を構成する、連結ピンを先端に有する可動部材は、固定部材に収められた状態から、前後動可能になっている。言い換えれば、固定部材は、可動部材を装置するための部材であり、同時に、可動部材を前後動可能にガイドするための部材でもある。不使用時には、可動部材は固定部材に収まって外に突き出さず、使用時には、固定部材から可動部材の先端の連結ピンを外へ突き出して、連結を可能にする。
可動部材と固定部材とは、可動部材の前後動範囲及び方向を規定するために、係合手段によって係合しているものとする。また、係合手段により、可動部材の固定部材からの抜け出しも防止される。係合手段は、可動部材に設けた凸部と、凸部を摺動可能に配置した前後方向に長い凹部から構成される。
さらに、前後方向に長い凹部の前端部付近に、可動部材を前進位置で係止させるためにその凸部と係止する係止手段を設け、また、可動部材を後退位置で停止させる停止手段として、連結ピンの嵌合が可能な停止穴を固定部材の前端に設けた構成を有するものとすることができる。これにより、連結ピンを、不使用時の可動部材の位置決めにも使用できることになる。また、嵌合時に連結ピンを停止穴から下へ出るようにすれば、下から連結ピンを押し上げることも容易になる。
本考案は上記のように構成されかつ作用するものであるから、連結ピンを連結穴に嵌め合わせるか、外すかのどちらかの操作で連結とその解除が可能であり、形状と構造が著しく単純で、廉価に製造でき、かつ、不使用時には固定部材内に収まり、使用時のみ突き出させるので、全体として使用し易い台車用連結装置を提供することができる。
以下図示の実施形態を参照して、本考案に係る台車用連結装置10をより詳細に説明する。図示の台車用連結装置10は、台車台枠11の前後の端部12、13に設置するもので、連結ピン14を有しかつ前後に長い連結部15と、連結ピン14の嵌合が可能な連結穴16を有する連結相手17を具備する。図示の連結部15は台車台枠11の前部に配置され、連結相手17は台車台枠11の後部に配置されている。
連結部15は、1本の下向きに設けた連結ピン14を先端に有する、前後に長い板状の可動部材18と、可動部材18を前後動可能に収めた、同様に前後に長いケース状の固定部材19から成っている。また、可動部材18と固定部材19とは、可動部材18の前後動範囲を規定するために、係合手段20によって係合しており、係合手段20は、可動部材18の後端に設けた凸部21と、凸部21を摺動可能に係合させた前後方向に長い長溝状の貫通した凹部22から構成されている。
また、連結相手17は、横断面形状が連結部15とほぼ同じで長さが短く、かつ後方に開いた箱型に形成され、その底部に連結穴16を設けている。可動部材18は、連結ピン14を連結穴16に嵌合した状態において、後方に開いた開口部17aの幅により決まる振れ角度だけ、左右方向へ向きを変えることができる。連結相手17として、図示のような部材を設けず、台車台枠11の端部に直に連結穴16を設けられることは既に説明済みである。
固定部材19は前後に長いケース状のものの前端が開放して、可動部材18を前方へ突き出させることができるようになっており、前後方向に長い凹部22の前端部に、可動部材18を前進位置で係止させるためにその凸部21と係止するように下に窪んだ係止手段23を設けている。図2、図3参照。また、可動部材18を後退位置で停止させる停止手段として、連結ピン14の嵌合が可能な停止穴24を固定部材19の底部の前端に設けている。連結ピン14は、嵌合時に停止穴24から下へ出る長さを有し、下から連結ピンを押し上げて外すのを容易にしている。
図示の例では、凸部21として、丸棒を可動部材18の後端の下面に溶接しており、そのため、可動部材18を後退させると凸部21が凹部22の縁上25に乗り、傾斜状態になる。図2A、図8参照。この傾斜により可動部材18の荷重は、連結ピン14にかかるので、振動により外れにくくなる。図中、26は連結部用取り付け片、27は連結相手用取り付け片、を夫々示しており、台車台枠11にボルト28により可動部材18と固定部材19を取り付ける部分である。また、29はキャスターを示す。
このように構成された本考案の台車用連結装置10は、台車台枠11に取り付けて、連結装置付台車30を構成する。図4A、図5は可動部材18の後退時、図4Bは同じく前進時の状態を示す。図5から明らかなように、後退している可動部材18は、台車30から全く突き出さず、邪魔になることもない。
台車同士を連結するときは、図6、図7に示すように、一方の台車30の連結ピン14を停止穴24から外して、可動部材18を引き出し、他方の台車30の連結穴16に嵌合し、連結状態とする。連結された台車30同士は、図示のように前後の列を成し、何両かを1両の動力車で牽引することができるようになる。連結状態において、連結ピン14の先端は、十分な長さが連結穴16の下に突き出るので(図7)、簡単には外れない。しかし、抜け止めとして何らかの措置を講じることは勿論可能である。
本考案に係る台車用連結装置の一例を示す分解斜視図。 図1のもの連結部と連結相手を示すもので、Aは分解した状態の斜視図、Bは連結した状態の斜視図。 同じく連結部と連結相手を連結した状態を示す縦断面図。 同じく連結部と連結相手を連結した状態を示すもので、Aは可動部材の後退時の、Bは同じく前進時の状態を示す説明図。 同じく可動部材の後退時を示す台車の縦断面図。 本考案に係る台車用連結装置により台車を連結した状態を示す説明図。 図6の要部を拡大して示す縦断面図。
符号の説明
10 台車用連結装置
11 台車台枠
12 前の端部
13 後の端部
14 連結ピン
15 連結部
16 連結穴
17 連結相手
18 可動部材
19 固定部材
20 係合手段
21 凸部
22 凹部
23 係止手段
24 停止穴
25 縁上
26 連結部用取り付け片
27 連結相手用取り付け片
28 ボルト
29 キャスター
30 台車

Claims (2)

  1. 台車同士の連結又は台車と動力車との連結のために、台車又は動力車の前後の端部に設置する装置において、連結ピンを有する連結部と、連結ピンの嵌合が可能な連結穴を有する連結相手を具備し、連結部は、連結ピンを先端に有しかつ前後に長い可動部材と、可動部材を前後動可能に収めた固定部材を具備し、可動部材と固定部材とは、可動部材の前後動作を規定するために係合手段によって係合しており、係合手段は、可動部材に設けた凸部と、凸部を摺動可能に配置した前後方向に長い凹部から成ることを特徴とする台車用連結装置。
  2. 前後方向に長い凹部の前端部付近に、可動部材を前進位置で係止させるためにその凸部と係止する係止手段を設け、また、可動部材を後退位置で停止させる停止手段として、連結ピンの嵌合が可能な停止穴を固定部材の前端に設けた構成を有する請求項1記載の台車用連結装置。




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