JP2017100543A - 台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷物を積載していない状態での台車移動における利便性の向上および省スペース化が図られた台車を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の台車10は、荷台部12と、荷台部12の下面13b側に配設された車輪14と、荷台部12の後端12b側から上方へ立設された折り畳み可能なハンドル16とを含んで成り、荷台部12の前端12a側に、荷台面13aに対して平行に回転自在な移動用車輪20を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種の荷物を運搬するための台車に関する。
一般的な台車は、荷台部と、荷台部の下面側に配設された車輪と、荷台部の後端側から上方へ立設された折り畳み可能なハンドルとを含んで構成され、荷台部に各種の荷物を積載し、ハンドルを押して荷物を運搬する。なお、荷台部から上方にハンドルが立設され、ハンドルを押して移動できる状態を「台車状態」という。
荷物を運搬する際には非常に便利な台車であるが、荷台部に荷物を積載していない状態で台車を移動させる際、通常は台車状態で移動させる。従って、単に台車を移動させるだけでも運搬時と同様に場所を取り、人混みでは危険を伴う。また、エレベーター等の狭い空間では、台車状態のままでは無駄にスペースを占領する。それを回避するため、エレベーターに乗る際にハンドルを折り畳んで荷台部を立てて持ち、エレベーターから降りてハンドルを再び起こして台車状態とする、といったことも行われているが手間が掛かる。そして、ハンドルを折り畳んだ状態で台車を持ち上げて移動するのは更に重労働である。
そこで、荷物を積載していない状態の台車を移動させる際の利便性を向上した台車が開示されている(例えば特許文献1および特許文献2参照。)。特許文献1に開示された台車は、荷台部とハンドル部とからなり、荷台部の外部側面に自在車と、荷台部の裏面四隅に固定車と自在車とを設けている。荷物を積載していない状態で台車を移動させる際は、荷台部とハンドル部を折り畳んでハンドルを握り、荷台部を傾けた状態で荷台部の外部側面に設けた自在車を使用して移動させる。
また、特許文献2に開示された台車は、一端側に設けられた前方キャスタと他端側に設けられた後方キャスタとを有する台車本体部と、前記台車本体部の他端側に立設する立設位置と前記台車本体部の上面に沿って固定される固定位置とに位置決め可能なハンドル部と、前記ハンドル部を前記立設位置に位置決めする際、前記ハンドル部の少なくとも一部が挿入され、底面で該ハンドル部を支持するハンドル部固定筒と、前記台車本体部の前記他端側に平坦面を形成する平坦部と、を備え、前記後方キャスタを中心として前記固定位置に前記ハンドル部を固定した状態で一端側を持ち上げて前記前方キャスタを地面から離間させた際、前記平坦部及び前記ハンドル部固定筒の一部が地面と接触しない位置に位置することを特徴とする。荷物を積載していない状態で台車を移動させる際は、ハンドル部を台車本体部の上面に固定し、ハンドル部を持ち上げて台車本体部を傾けた状態で後方キャスタを使用して移動させる。
実用新案登録第3157202号公報 特開2012−121425号公報
特許文献1や特許文献2に開示された台車によると、荷物を積載していない状態で台車を移動させる際は、荷台部(台車本体部)を傾けた状態でハンドルを引っ張ることによって、自在車または後方キャスタを使用して移動させることができる。従って、従来の一般的な台車と比べて利便性の向上が図られると共に、移動方向に対しては荷台部(台車本体部)を傾けることによって若干の省スペース化が図られる。
しかし、特許文献1や特許文献2に開示された台車であっても、移動方向に対して横方向には、荷台部(台車本体部)の横幅分のスペースが最低でも必要となる。ここで、台車を引っ張る際に、作業者の真後ろに台車を位置させた状態で引っ張ることは困難であるため、通常は荷台部(台車本体部)の横幅分のスペース以上の横幅が必要となる。従って、移動方向に対して横方向には、台車状態で移動させるよりもスペースが必要となる。
そこで本願発明者は、上記の問題点に鑑み、荷物を積載していない状態での台車移動における利便性の向上および省スペース化が図られた台車を提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
即ち、本発明の台車は、荷台部と、該荷台部の下面側に配設された車輪と、該荷台部の後端側から上方へ立設された折り畳み可能なハンドルとを含んで成る台車であって、前記荷台部の前端側または後端側に、荷台面に対して平行に回転自在な移動用車輪を備えることを特徴とする。
また、本発明の台車において、前記移動用車輪が、前記荷台部の前端側または後端側から出没可能に設けられていることを特徴とする。
更に、本発明の台車において、前記移動用車輪が、前記ハンドルの折り畳み動作に連動して前記荷台部の前端側または後端側から突出することを特徴とする。
本発明の台車によると、荷物を積載していない状態で台車を移動させる際、台車を作業者の側方に位置させて荷台部を略垂直状態で移動させることができ、台車移動の利便性の向上が図られる。
また、本発明の台車は、作業者の側方に位置させて荷台部を略垂直状態で移動させることができるため、移動方向および移動方向に対して横方向にも移動時の省スペース化を図ることができる。
更に、本発明の台車に係る移動用車輪を荷台部の前端側または後端側から出没可能に設けることによって、荷物の運搬時は移動用車輪を収納しておき、荷物を積載していない状態で台車を移動させる際に移動用車輪を突出させることができ、荷物の運搬時に移動用車輪が邪魔になったり、移動用車輪を損傷したりすることを防止できる。
また、本発明の台車に係る移動用車輪をハンドルの折り畳み動作に連動して荷台部の前端側または後端側から突出させるように構成することによって、より少ない手順で移動用車輪の出没が可能となり、利便性の更なる向上が図られる。
本発明の一実施形態に係る台車の全体構成を示す概略説明図である。 本発明の他の実施形態に係る台車の全体構成を示す概略説明図である。 本発明の台車に係る移動用車輪の一実施形態を示す概略説明図である。 本発明の台車に係る移動用車輪の他の実施形態を示す概略平面図である。 (a)は図4(a)におけるA−A’断面図、(b)は図4(b)におけるB−B’断面図、(c)は図4(c)におけるC−C’断面図である。 本発明の台車に係る移動用車輪の他の実施形態を示す概略平面図である。 本発明の台車に係る移動用車輪の他の実施形態を示す概略平面図である。
以下、本発明の台車の実施形態について、図面に基づいて詳述する。図1は本発明の一実施形態に係る台車10の全体構成を示す概略説明図であり、同図(a)は台車状態、(b)はハンドルを折り畳んで荷台部を立てた状態を示す。同図に示すように、本実施形態の台車10は、従来の台車と同様、荷台部12と、荷台部12の下面13b側に配設された車輪14と、荷台部12の後端12b側から上方へ立設された折り畳み可能なハンドル16とを含んで構成されている。
そして、本実施形態の台車10では、荷台部12の前端12a側に、荷台面13aに対して平行に回転自在な移動用車輪20を備えることを特徴とする。この移動用車輪20は、台車状態(図1(a))で荷台部13aに対して水平方向に回転自在に配設されており、図1(b)に示すように、ハンドル16を折り畳んで荷台部12を略垂直の状態で立てることによって、荷台部12の前端12a側に突設された移動用車輪20が地面に接地することとなる。
従って、荷台部12に荷物を積載していない状態で台車10を移動させる際は、台車10を作業者の側方に位置させ、荷台部12を略垂直状態で移動用車輪20によって移動させることができ、台車10の移動の利便性向上が図られる。
また、本実施形態の台車10は、上記の通り、作業者の側方に位置させて荷台部12を略垂直状態で移動させることができるため、台車状態で移動させる場合に比べて、移動方向および移動方向に対して横方向にも移動時の省スペース化を図ることができる。
なお、図1に示した本発明の実施形態に係る台車10では、荷台部12の前端12a側に移動用車輪20を配設したが、移動用車輪20の配設位置は荷台部12の前端12a側に限定されるものではない。
例えば、図2は本発明の他の実施形態に係る台車10aの全体構成を示す概略説明図であり、同図(a)は台車状態、(b)はハンドルを折り畳んだ状態を示す。同図に示すように、本実施形態の台車10aも、基本的には上記実施形態に係る台車10と同様、荷台部12と、荷台部12の下面13b側に配設された車輪14と、荷台部12の後端12b側から上方へ立設された折り畳み可能なハンドル16とを含んで構成されている。本実施形態に係るハンドル16は、図2(b)に示すように、このハンドル16を折り畳んだ際にハンドル16の把持部16aが、荷台部12の前端12aより更に前方に突出するように構成されている。
そして、上記実施形態の台車10では、荷台部12の前端12a側に移動用車輪20を備えていたが、本実施形態の台車10aでは、荷台部12の後端12b側に荷台面13aに対して平行に回転自在な移動用車輪20を備える。この移動用車輪20も、台車状態(図2(a))で荷台部13aに対して水平方向に回転自在に配設されている。
従って、図2(b)に示すように、ハンドル16を折り畳んで把持部16aが上側になるように荷台部12を略垂直の状態で立てることにより、荷台部12の後端12b側に突設された移動用車輪20が地面に接地することとなる。つまり、荷台部12に荷物を積載していない状態で台車10aを移動させる際は、台車10aを作業者の側方に位置させ、荷台部12を略垂直状態でハンドル16に係る把持部16aを把持して移動用車輪20による移動が可能となるため、台車10aの移動の更なる利便性向上が図られる。
また、本実施形態の台車10aも上記実施形態の台車10と同様、台車状態で移動させる場合に比べて、移動方向および移動方向に対して横方向にも移動時の省スペース化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施形態について図3に基づいて説明する。図3は本発明の他の実施形態の台車11の一部を示した概略説明図(平面図)であり、基本的な台車11の構成は、上記実施形態に係る台車10、10aと同様、荷台部12、車輪14(省略)、ハンドル16を含んで成る。そして、荷台部12の後端12b側に、移動用車輪20が連動部材21および支持部材25を介して荷台面13aに対して平行に回転自在に取り付けられている。また、連動部材21の中央部には上方に向かって手動ボタン22が立設され、荷台部12の荷台面13aに設けられたコの字状の溝23に沿って手動ボタン22を動かすことによって、連動部材21が連動するように構成されている。
つまり、本実施形態の台車11を台車状態で使用する際は、図3(a)に示すように、移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出しない状態で手動ボタン22を溝23の収納時ロック位置23aへ移動させておく。台車11の使用後、荷台部12に荷物を積載していない状態で台車11を移動させる際は、ハンドル16を折り畳んで図3(a)の状態から溝23に沿って手動ボタン22を移動させると、図3(b)に示すように、手動ボタン22の移動に伴って連動部材21も連動し、支持部材25を介して連動部材21に取り付けられている移動用車輪20も荷台部12の後端12bから突出し始める。そして、手動ボタン22を溝23の突出時ロック位置23bへ移動させることによって、移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出した状態で固定されることとなる。
従って、上記実施形態に係る台車10、10aと同様、台車11に係る荷台部12を略垂直状態にして台車11を作業者の側方に位置させ、移動用車輪20によって移動させることができるため、台車11の移動の利便性向上が図られる。
また、本実施形態の台車11に係る移動用車輪20が、荷台部12の後端12b側から出没可能に設けられているため、荷物の運搬時は移動用車輪20を収納しておき、荷物を積載していない状態で台車11を移動させる際に移動用車輪20を突出させることができ、荷物の運搬時に移動用車輪20が邪魔になったり、移動用車輪20を損傷したりすることを防止できる。なお、本実施形態の台車11では、移動用車輪20が荷台部12の後端12b側から出没可能に設けられているが、移動用車輪20が荷台部12の前端12a側から出没可能に設けられてもよい。また、連動部材21および支持部材25を含む移動用車輪20が荷台部12内に配設されてもよく、荷台部12の下面13b側に配設されてもよい。
本発明のまた別の実施形態について図4および図5に基づいて説明する。図4は本発明の他の実施形態の台車11aの一部を示した概略説明図(平面図)であり、図5は図4に示した台車11aの一部を示した概略説明図(断面図)である。図4および図5に示した台車11aも基本的な構成は、上記実施形態に係る台車10等と同様、荷台部12、車輪14、ハンドル16を含んで成る。そして、荷台部12の後端12b側に、移動用車輪20が連動部材21および支持部材25を介して荷台面13aに対して平行に回転自在に取り付けられている。
そして、本実施形態の台車11aに係る連動部材21は、荷台部12内に配設された弾性部材24(本実施形態では引張りばね)によって荷台部12の前端側に向かって引っ張られている。また、ハンドル16の根元部16aには、ハンドル16を折り畳んだときに連動部材21に係合する係合突起16bが突設されている。
つまり、本実施形態の台車11aを台車状態で使用する際は、図4(a)および図5(a)に示すように、ハンドル16は上方に向かって立設され、連動部材21が弾性部材24によって荷台部12の前端側に引っ張られることにより、移動用車輪20は荷台部12の後端12bから突出しない状態となっている。
台車11aの使用後、荷台部12に荷物を積載していない状態で台車11aを移動させる際は、図4(b)および図5(b)に示すように、ハンドル16を折り畳み始めると、ハンドル16の根元部16aに備える係合突起16bが連動部材21に係合し、連動部材21が荷台部12の後端12b側へ押圧されることによって、支持部材25を介して連動部材21に取り付けられた移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出し始める。
そして、ハンドル16を完全に折り畳むと、図4(c)および図5(c)に示すように、ハンドル16に係る係合突起16bによって連動部材21が荷台部12の後端12b側へ押圧され、それに伴って支持部材25を介して連動部材21に取り付けられた移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出すると共に、係合突起16bによって連動部材21の弾性部材24による前端方向への移動が係止される。
従って、本実施形態においても、台車11aに係る荷台部12を略垂直状態にして台車11aを作業者の側方に位置させ、移動用車輪20によって移動させることができるため、台車11aの移動の利便性向上が図られる。
また、本実施形態の台車11aに係る移動用車輪20はハンドル16の折り畳み動作に連動して荷台部12の後端12b側から突出させるように構成されているため、より少ない手順で移動用車輪20の出没が可能となり、利便性の更なる向上が図られる。
本発明の更に別の実施形態について図6に基づいて説明する。図6は本発明の他の実施形態の台車11bの一部を示した概略説明図(平面図)である。図6に示した台車11bも基本的な構成は、上記実施形態に係る台車10等と同様、荷台部12、車輪14(不図示)、ハンドル16を含んで成る。そして、荷台部12の後端12b側に、移動用車輪20が連動部材21および支持部材25を介して荷台面13aに対して平行に回転自在に取り付けられている。
そして、本実施形態の台車11bに係る連動部材21は、荷台部12内に配設された弾性部材24(本実施形態では圧縮ばね)によって荷台部12の前端側に向かって付勢されている。また、ハンドル16の根元部16aには、ハンドル16を折り畳んだときに連動部材21に係合する係合突起16bが突設されている。
つまり、本実施形態の台車11bを台車状態で使用する際は、図6(a)に示すように、ハンドル16は上方に向かって立設され、連動部材21が弾性部材24によって荷台部12の前端側に付勢されることにより、移動用車輪20は荷台部12の後端12bから突出しない状態となっている。
台車11bの使用後、荷台部12に荷物を積載していない状態で台車11bを移動させる際は、図6(b)に示すように、ハンドル16を折り畳み始めると、ハンドル16の根元部16aに備える係合突起16bが連動部材21に係合し、連動部材21が荷台部12の後端12b側へ押圧されることによって、支持部材25を介して連動部材21に取り付けられた移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出し始める。
そして、ハンドル16を完全に折り畳むと、図6(c)に示すように、ハンドル16に係る係合突起16bによって連動部材21が荷台部12の後端12b側へ押圧され、それに伴って支持部材25を介して連動部材21に取り付けられた移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出すると共に、係合突起16bによって連動部材21の弾性部材24による前端方向への移動が係止される。
従って、本実施形態においても、台車11bに係る荷台部12を略垂直状態にして台車11bを作業者の側方に位置させ、移動用車輪20によって移動させることができるため、台車11bの移動の利便性向上が図られると共に、本実施形態の台車11bに係る移動用車輪20もハンドル16の折り畳み動作に連動して荷台部12の後端12b側から突出させるように構成されているため、より少ない手順で移動用車輪20の出没が可能となり、利便性の更なる向上が図られる。
本発明の更にまた別の実施形態について図7に基づいて説明する。図7は本発明の他の実施形態の台車11cの一部を示した概略説明図(平面図)である。図7に示した台車11cも基本的な構成は、上記実施形態に係る台車10等と同様、荷台部12、車輪14(不図示)、ハンドル16を含んで成る。そして、荷台部12の後端12b側に、移動用車輪20が連動部材21および支持部材25を介して荷台面13aに対して平行に回転自在に取り付けられている。
そして、本実施形態の台車11cに係る連動部材21は、荷台部12内に配設されたラックギア26に取り付けられている。一方、ハンドル16の根元部16aには、ハンドル16の折り畳み動作に連動して回転するピニオンギア27が取り付けられている。
つまり、本実施形態の台車11cを台車状態で使用する際は、図7(a)に示すように、ハンドル16は上方に向かって立設され、ラックギア26が荷台部12の前端側に位置していることにより、移動用車輪20は荷台部12の後端12bから突出しない状態となっている。
台車11cの使用後、荷台部12に荷物を積載していない状態で台車11cを移動させる際は、ハンドル16の折り畳み動作を開始すると、この折り畳み動作に連動してハンドル16の根元部16aに配設されたピニオンギア27が回転する。すると、ピニオンギア27の回転に伴ってピニオンギア27に噛合するラックギア26が荷台部12の後端12b側へ移動し、このラックギア26に取り付けられた連動部材21が荷台部12の後端12b側へ移動することによって、支持部材25を介して連動部材21に取り付けられた移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出し始める。
そして、ハンドル16を完全に折り畳むと、図7(b)に示すように、ハンドル16に取り付けられたピニオンギア27によってラックギア26が荷台部12の後端12b側へ移動すると共に、連動部材21も荷台部12の後端12b側へ移動し、それに伴って支持部材25を介して連動部材21に取り付けられた移動用車輪20が荷台部12の後端12bから突出する。
従って、本実施形態の台車11cに係る移動用車輪20もハンドル16の折り畳み動作に連動して荷台部12の後端12b側から突出させるように構成されているため、より少ない手順で移動用車輪20の出没が可能となり、利便性の更なる向上が図られる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、以上に例示した本発明の実施形態に係る台車10、10a、11、11a、11b、11cは、本発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。例えば、移動用車輪20は各実施形態の台車に係る荷台部12の内部に収容されてもよく、或いは荷台部12の荷台面13a側や下面13b側の何れに配設されてもよい。
また、本発明に係る移動用車輪20を既存の台車に後付けすることによって本発明の台車を構成することも可能である。本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施できる。
10、10a、11、11a、11b、11c:台車
12:荷台部
12a:前端
12b:後端
13a:荷台面
13b:下面
14:車輪
16:ハンドル
16a:根元部
16b:係合突起
20:移動用車輪
21:連動部材
22:移動ボタン
23:溝
24:弾性部材
25:支持部材
26:ラックギア
27:ピニオンギア

Claims (3)

  1. 荷台部と、該荷台部の下面側に配設された車輪と、該荷台部の後端側から上方へ立設された折り畳み可能なハンドルとを含んで成る台車であって、
    前記荷台部の前端側または後端側に、荷台面に対して平行に回転自在な移動用車輪を備えることを特徴とする台車。
  2. 前記移動用車輪が、前記荷台部の前端側または後端側から出没可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の台車。
  3. 前記移動用車輪が、前記ハンドルの折り畳み動作に連動して前記荷台部の前端側または後端側から突出することを特徴とする請求項2に記載の台車。
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