JP2018070090A - 台車 - Google Patents

台車

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JP2018070090A
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雄治 村田
Yuji Murata
雄治 村田
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Abstract

【課題】重量のある荷物を載置したまま安定して搬送・旋回することが可能であり、かつ、荷台を極限まで低床化することが可能な台車を提供する。
【解決手段】 台車10は、生産拠点(工場、製造ライン、工房等)や保管拠点(倉庫等)において荷物の搬送や旋回作業に用いられる。この台車10は、荷台部12、第1のキャスタ取付部14、および第2のキャスタ取付部16を少なくとも備える。荷台部12は荷物が載置されるように構成される。第1のキャスタ取付部14は、荷台部12の一端部に接続されており、荷台部12よりも高い位置にてキャスタ18が取り付けられるように構成される。第2のキャスタ取付部16は、荷台部12の他端部に接続されており、荷台部12よりも高い位置にてキャスタ18が取り付けられるように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場等の生産拠点や倉庫等の保管拠点において、荷物の搬送や旋回作業に使用可能な台車に関する。
工場等の生産拠点や倉庫等の保管拠点においては、100キロを超えるような重たい荷物が頻繁に取り扱われる。このような重たい荷物を人力で搬送したり旋回したりすることは、作業者の負担になるとともに、作業効率の低下や必要作業者数の増加といった不都合の発生につながる。
このため、生産拠点や保管拠点では、従来、手押し台車や、牽引車に追従して走行する台車等が広く用いられてきた。台車は一般的に、荷台を備えており、この荷台の下に旋回性に優れた自在キャスタや直進性に優れた固定キャスタ等を配置するような基本的構成が採用されてきた。
このような従来の台車の基本的構成には色々な工夫や改良が重ねられてきているが、その中には、4輪操舵式台車としてのみならず手押し台車としても使用することが可能で、しかも手押し台車としての使用時における操作性の向上を図ることができる台車も存在する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−074997号公報
上述した従来の台車においては、荷台の下にキャスタを配置する構成上、荷台を低くすることが困難であった。その理由は、荷台を低くするためにはキャスタの径を小さくする必要があるところ、100キロを超えるような重たい荷物を安定して搬送・旋回するためには径が大きくて強度のあるキャスタを用いなければならなかったからである。
台車を使用する場所のスペース上の都合や、台車に荷物を載置する際の作業上の都合によっては、台車を低床化することが要求されることがあったが、従来の台車では、重量に耐えうる強度と低床化された荷台の両方を実現することが困難であった。
本発明の目的は、重量のある荷物を載置したまま安定して搬送・旋回することが可能であり、かつ、荷台を極限まで低床化することが可能な台車を提供することである。
本発明に係る台車は、生産拠点(工場、製造ライン、工房等)や保管拠点(倉庫等)において荷物の搬送や旋回作業に用いられる。この台車は、荷台部、第1のキャスタ取付部、および第2のキャスタ取付部を少なくとも備える。
荷台部は荷物が載置されるように構成される。第1のキャスタ取付部は、荷台部の一端部に接続されており、荷台部よりも高い位置にてキャスタが取り付けられるように構成される。第2のキャスタ取付部は、荷台部の他端部に接続されており、荷台部よりも高い位置にてキャスタが取り付けられるように構成される。第1のキャスタ取付部および第2のキャスタ取付部にはそれぞれ2つのキャスタを取り付けるのが好ましいが、各キャスタ取付部に3つ以上のキャスタを取り付けるようにしても良い。また、3つ以下のキャスタにて安定する場合には、第1のキャスタ取付部および第2のキャスタ取付部に、1つだけキャスタを設けることも可能である。
この構成においては、キャスタが荷台部の直下ではなく、荷台部の両端から延設された第1のキャスタ取付部および第2のキャスタ取付部にそれぞれ取り付けられる。このため、キャスタの径が荷台部の高さに影響を与えなくなり、強度のある大きめサイズのキャスタを用いた場合であっても荷台部を低位置に維持することが可能となる。この結果、100キロを超えるような重量のある荷物を、大サイズのキャスタを用いて安定して搬送・旋回させることが可能で、かつ、荷台の位置を地面(床面)ギリギリまで低くするような構成を実現することが可能になる。
上述の構成において、第1のキャスタ取付部もしくは第2のキャスタ取付部のいずれか一方、またはこれらの両方に、手押し用ハンドルの着脱(取り付け・取り外し)が可能なハンドル取付部を設けることが好ましい。このような構成を採用することにより、荷台下のスペースが小さくて手押し用ハンドルを取り付けることが困難な場合でも、荷台部よりもスペースに余裕がある第1のキャスタ取付部や第2のキャスタ取付部に手押し用ハンドルを容易に取り付けることが可能になる。
上述の構成において、キャスタがすべて旋回自在な自在キャスタであることが好ましい。例えば、4つ設けられるキャスタのすべてを自在キャスタによって構成することによって、重たい荷物を旋回するのに優れた台車を実現することが可能になる。
この発明によれば、重量のある荷物を載置したまま安定して搬送・旋回することが可能であり、かつ、荷台を極限まで低床化することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る台車の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る台車の荷台パレットが取り外された状態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る台車の概略構成を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係る台車10の概略を示している。台車10は、荷物が載置される荷台部12と、荷台部12の長手方向の両端部にそれぞれ接続された第1のキャリア取付部14および第2のキャリア取付部16とを備えている。この実施形態では、荷台部12、第1のキャリア取付部14、および第2のキャリア取付部16はそれぞれ防食性塗装を施したステンレス鋼によって構成されており、お互いに溶接によって固着されているが、この構成に限定されるものではない。荷台部12は、100キロを超えるような重量のある荷物を載置するように構成されており、その荷物載置面の高さが約30mm程度に設計されている。この実施形態では、荷台部12は、図2に示すように、荷台本体122の上に、平坦な荷物載置面を有する荷台パレット124を配置するように構成されている。
荷台パレット124は、荷台本体122に対して着脱自在に構成される。荷台パレット124は、短手方向の両端部に雄型位置決め部材126および雌型位置決め部材127を備えており、雄型位置決め部材126および雌型位置決め部材127によって荷台本体122を抱き込むようにすることで荷台パレット124が安定して配置される。雄型位置決め部材126および雌型位置決め部材127は、対角になるように配置されており、2つ以上の台車10を配置する場合に、互いに隣接する台車の雄型位置決め部材126および雌型位置決め部材127が係合する。このような特徴は、複数台の台車10を並列して配置する際にその効果を発揮する。
第1のキャリア取付部14は、その概略が側面視L字状を呈しており、荷台部12から垂直に立ち上がるように延設された垂直プレート142と、垂直プレート142からさらに水平方向に延び出した水平プレート144とを少なくとも備えている。垂直プレート142は、少なくとも荷台部12よりも高い位置にてキャスタ18を取り付け可能にする程度の幅(垂直方向)を有している。水平プレート144の下面には、少なくとも2つのキャスタ18を取り付けるためのネジ部が設けられており、少なくとも2つのキャスタ18がネジ止めによって取り付けられる。キャスタ18としては、旋回性に優れた自在キャスタが用いられる。水平プレート144の下には、少なくとも荷台部12の高さの2倍(この実施形態では、約70mm)の空間が設けられる。このため、約50mm程度の直径を有する強度が高いキャスタを採用することが可能になっている。
第2のキャリア取付部16は、上述の第1のキャリア取付部14と同様に、その概略が側面視L字状を呈しており、荷台部12から垂直に立ち上がるように延設された垂直プレート162と、垂直プレート162からさらに水平方向に延び出した水平プレート164とを少なくとも備えている。垂直プレート162は、少なくとも荷台部12よりも高い位置にてキャスタ18を取り付け可能にする程度の幅(垂直方向)を有している。水平プレート164の下面には、少なくとも2つのキャスタ18を取り付けるためのネジ部が設けられており、少なくとも2つのキャスタ18がネジ止めによって取り付けられる。キャスタ18としては、旋回性に優れた自在キャスタが用いられる。
ただし、台車10のキャスタをすべて自在キャスタによって構成することは必ずしも必要ではなく、適宜、一部のキャスタとして固定キャスタを用いることも可能である。上述の第1のキャリア取付部14の水平プレート144と同様に、水平プレート164の下には、少なくとも荷台部12の高さの2倍(この実施形態では、約70mm)の空間が設けられる。このため、約50mm程度の直径を有する強度が高いキャスタを採用することが可能になっている。
第1のキャリア取付部14は、ハンドル取付部148を有しており、第2のキャリア取付部16は、ハンドル取付部168を有している。この実施形態では、第2のキャリア取付部16側のハンドル取付部168に手押しハンドル20が取り付けられている。手押しハンドル20は、ハンドル取付部148およびハンドル取付部168に対して着脱自在である。このため、必要に応じて、第1のキャスタ取付部14もしくは第2のキャスタ取付部16の一方、または第1のキャスタ取付部14もしくは第2のキャスタ取付部16の両方に、適宜、手押し用ハンドル20をネジ止め等によって取り付けることが可能である。
上述の構成においては、キャスタ18の直径よりも荷台部12における荷物載置面の高さを低くすることが可能になっている。荷台部12の下のスペースは、使用する工場や倉庫の床の平坦性と考慮して決定する必要があるが、少なくともキャスタ18の大きさによって制約されることはない。このため、強度のある大口径のキャスタ18を用いる場合であっても、荷台部12における荷物載置面を極限まで低くすることが可能である。このため、極限まで低くした荷物載置面に100キロを超えるような荷物を載せた場合であっても、安定した搬送や旋回を行うことが可能である。
上述の実施形態では、作業者が手押しハンドル20を介して台車を移動または旋回させることを前提に説明したが、牽引車に追従して走行する台車(例:4輪操舵式台車)においても本発明の構成を採用することが可能である。さらには、自動動作をする台車等にも本発明の構成を採用することが可能である。
図3は、自動動作するロボット式台車100の概略構成を示している。ロボット式台車100は、第1のキャリア取付部14に駆動ユニット140を備え、第2のキャリア取付部16に駆動ユニット160を備えている。駆動ユニット140および駆動ユニット160には、周囲の状況を確認するためのカメラ、キャスタ118を操舵・駆動する駆動機構、あらかじめ格納されたプログラムに基づいて駆動機構やその他の機構の動作を制御する制御部等を設けると良い。このように、本発明に係る構成を採用することによって、工場や倉庫において無人で作業を行うロボット式台車100においても、重たい荷物に対応しつつ、荷台部12の位置を極限まで下げることが可能になる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10−台車
12−荷台部
14−第1のキャリア取付部
16−第2のキャリア取付部
18−キャスタ
20−手押しハンドル
122−荷台本体
124−荷台パレット
126−雄型位置決め部材
127−雌型位置決め部材

Claims (3)

  1. 生産拠点や保管拠点において荷物の搬送や旋回作業に用いられる台車であって、
    荷物が載置される荷台部と、
    前記荷台部の一端部に接続されており、前記荷台部よりも高い位置にてキャスタが取り付けられるように構成された第1のキャスタ取付部と、
    前記荷台部の他端部に接続されており、前記荷台部よりも高い位置にてキャスタが取り付けられるように構成された第2のキャスタ取付部と、
    を備えたことを特徴とする台車。
  2. 第1のキャスタ取付部または第2のキャスタ取付部の少なくともいずれか一方に、手押し用ハンドルの着脱が可能なハンドル取付部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の台車。
  3. 前記キャスタがすべて旋回自在な自在キャスタであることを特徴とする請求項1または2に記載の台車。
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